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おはようございます。このチャンネルは、農家さんの困り事を解決する
井澤商店井澤が、水稲栽培に特化した情報をお届けするチャンネルです。
今回はですね、既に稲作をされている農家さんはもちろんなんですけど、
これから稲作を始めたいとか、あるいは始めたばかりで不安を感じている方にも役立つような
失敗しない米づくりの基本から実践までをじっくりお話をしていきたいと思います。
いつもより長い配信になりますけど、これを1本聞いていただければ
稲作の全体像がつかめますし、また新たな一歩が踏み出せる内容にしておりますので楽しみに聞いてください。
なぜこの配信を作ったかなんですけど、実は最近米づくりを始めたいんだけど、
何から手をつけていいかわからないという相談をよく受けます。
確かに稲作って野菜づくりと違って情報も多いですし、専門用語も多くて、
ネットとかで調べてもね、ちょっともう難しそうに見える部分もあると思うんです。
でも大丈夫です。
伊沢商店では基本をしっかり押さえていただいて、初めての方でもおいしいお米が作れますよということで、
そういう情報をベースで私がサポートさせていただいた新規収納の方々も、
皆さん1年目からおいしいお米、しっかりと立派なお米を収穫されていますので、
ぜひこの、ちょっと長いですけど、この音声を参考に稲作り挑戦していただけたらなと思います。
おそらくこの音声を聞いていただいた農家の皆さんは、こんな状況ではないかなというふうに思います。
稲作を始めたけど何から手をつけていいかよくわからないとか、
あとは既に作っているんだけど思うような収量が取れないとか、
あとこうやってやっと米価も上がってきたんですけど、その米価が上がっているのに思うほど利益が出ないなとか、
あとは雑草とかジャンボタニシとかそういうのに悩まされているとか、
あと肥料代が高くて困るなというような、こういう悩みをお持ちの方、結構いらっしゃるかと思うんですけど、
この悩みを解決する具体的な方法をこれからお話をしていきたいと思います。
まず、なぜ今、稲作に取り組むべきか。
伊沢商店がこういう稲作の情報を発信しているその理由をお話をしたいと思います。
ここ数年、今令和7年の12月なんですけど、ここ数年全国的にちょっと収量が少なかったということも原因して、
生産者米価がかなり高くなっています。令和7年に関してはもう過去最高水準になっています。
でも、この最高価格がいつまで続くかというと、また令和8年、令和9年と、
昔の令和4年、5年のような価格に戻ることはなかなかないかとは思うんですけど、
令和8年、令和9年と、やっぱり米価は下がっていく傾向にある予想です。
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そうなった時にですけど、兵庫県の生産コストを考えると、やっぱりただ作るだけではなかなか利益が出ない金額になってきます。
だからこそ、今日お伝えする収量を上げる技術とか、直売で高く得る方法というのが重要になってきます。
今日の内容なんですが、大きく7つの章に分けて、7つのテーマでお話をしていきたいと思っています。
第1章、収量を上げるための要素。
第2章、初心者でも失敗しない苗の準備。
第3章、肥料の基本と選び方。
第4章、水管理の極意。
第5章、雑草害虫対策の新常識。
第6章、収穫と品質管理。
第7章、利益を最大化する販売戦略。
という内容でお届けしてまいりますので、楽しみに聞いていただけたらと思います。
では、順番に詳しく解説をしていきます。
本題に入る前に、公式LINEがあるので、今日の内容はもちろん濃いんですけど、
それをどう自分ごとにできるのか、自分の法上にどう落とし込むのかということ、
さらに稲作の深い情報というのは、公式LINEのほうでお伝えしておりますので、
ぜひ公式LINEのほうに追加していただけたらと思います。
あとはコメント欄ですね。コメント欄に今日の放送を聞いていただいて、
何か感想であったりとか、質問であったりとか、いろいろ思われることがあると思います。
そのアウトプットに使っていただけると幸いです。
それでは本題に入っていきましょう。
まず第1章、修了を挙げるための要素についてお話をしてまいります。
修了には公式があります。
その修了がどうやって決まるのか、基本の公式をまず覚えていただいて、
この要素をそれぞれ最大化していくのが修了のアップになりつながります。
修了は壺あたりの有効係数×一歩粒数×粒張りになります。
このそれぞれの要素をどうやって最大化していくのかというところで、
詳しく解説をしていきます。
まず1つ目、壺あたりの有効係数なんですけど、
これは一言で言うと、壺がつく茎の数です。
有効係数というのは、壺がつく茎の数のことです。
この壺がつく茎が多ければ多いほど、当然方が多くなるので、修了は上がってくることになります。
なんですけど、最近ね、粗食とか細植えとかっていうのがね、流行ってきてて、
多くの方が苗を少なめ少なめに使われる傾向にあります。
もったいないからっていうのももちろんあるんですけど、あとは足りなくなったら困るからとかね。
ということで、ちょっと数を減らして、苗の数を減らして細植えをしてしまうっていう傾向にあるんですけど、
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これ正直ね、やっぱりもったいないなと思います。
もちろん、地力が十分にある良い補助条件が整っている方は、細植えされて広く植えてもしっかりと分欠も取れますし、有効係は増えるんですけど、
一般的に全体的に見てみると、それではちょっと壺あたりの有効係数がしっかり収量が取れるほど確保できない方の方が多く見受けられますので、
ここは正解は苗を十分に使ってくださいというところに着地します。
苗の枚数と収量っていうのは、やっぱり比例すると思っていただいたらいいかと思います。
植え付け株数が、壺あたり50株ぐらいを目安にしっかり確保していただけたらと思います。
この後も中干しについてもお話しするんですけど、中干し前にちょっと係数が足りないな、茎の数が少ないなと感じたら、
そんな時におすすめなのがセルエナジーという液費です。
これを流し込みと言って、水を入れる時にちょろちょろ落とし込むだけで田んぼ全体に広げるという使い方ができる肥料なんですけど、
このセルエナジーを使うことで茎数を1週間ほどでグッと増やすことができますので、
中干しの1週間ほど前にちょっと本数が少ないかなと思われる方は、ぜひこのセルエナジーを使っていただけたらと思います。
有効係数がしっかりと確保できた、その次に重要になってくるのが一歩粒数をいかに増やすか、つまり一本の方につく粒の数を増やす対策になってきます。
これを増やすのには出水前の適切なタイミングで調節声とか歩声を与える必要が出てきます。
なぜこのタイミングかというと、茎はほの32日前という時期に歩作りを始めます。
この赤ちゃんができるんですね。これ養水形成期という時期に入るんですけど、まずは茎は自分の体を作るために今まで栄養を使ってきました。
有効係数が増えてきたら、今度はお米を作るために栄養を使うようになってきます。
当然ですけど、体を作るのに必要な養分とお米を作るのに必要な養分というのがちょっと変わってくるんですね。
なので、この時期にお米を作るのに必要な養分というのをしっかりと与えていただくことで、一発分数が増えるということが実現してきます。
逆にこの時期に栄養が足りないと、歩が小さくなって一発分数が減ってしまうということになりますので、
品質を維持しながら収量をとるためのお米作りにはとても大事な時期になってきます。
これを調節越えというふうに言っているんですけど、この調節越えは産布の目安の時期というのがほの出る40日前から35日前になってきます。
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この時期にお勧めしているのがマグホスという肥料で、リン酸とマグネシウム、あとK3、石灰というのが入っていまして、
食味向上はもちろんなんですけど、糖複対策にもなる1石3鳥の肥料になっています。
逆に山梨式とか坂米を作れる方にはPKマグカスタムというような肥料もお勧めしています。
このPKマグカスタムというのは、お米の品質を上げるのに必要な成分バランスになっていまして、
この調節越えをマグホスもしくはPKマグカスタムというのを使っていただくことで、
一方流出を上げて収量を増やしつつ、お米の品質、味というのをしっかりとキープするという大事な肥料になっています。
この調節越えを産布していただいた後は、中干しに入ってください。
中干しに入ることで、年に酸素が送られて、後半、米作りに必要な養分を吸収する猫が新しく元気に張ってきますので、
この中干しというのも非常に重要になってくる組み合わせになりますので、覚えておいてください。
この調節越えを振った後ですね、この後、ほごえというのを振るんですけど、
このほごえの振る時期というのは、ほの出る20日前とか16日前、糖複しやすい品種は16日前です。
一般的な糖複をあまり心配しない品種に関しては、20日前ぐらいを目安に振っていただくといいかと思います。
ただ、一発越えで作られている方は、このほごえというのはスルーしても大丈夫なので、
おのおの皆さんの状況に応じてほごえを振るか振らないかというのは、判断をしていただけたらと思います。
このほごえを入れることで、一歩粒数を確定させることができます。
調節越えでは一歩粒数を増やすという栄養を与えるんですけど、
粒数が増えたんですけど、肝心のその方を身を大きくしていかないといけない時期に向けて、
その時点で栄養が足りていないと、植物というのは自分で身を落とし始めてしまいます。
ですから、せっかく例えば150粒の粒がついたものがどんどん落ちていって、
最終80粒ぐらいになってしまったとか、いうようなことになったりします。
これを150粒のものが120粒とか130粒という状態で収穫を迎えるためには、
この時期のほごえというのが大事になってきます。
このほごえを入れて、しっかりと調節越えで増やした粒数を極端に減らさないという、
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そういう目的でほごえをやっていただくといいかと思います。
伊沢商店ではその食味を重視して、かつ収量をとっていくために、
ほごえは四季島肥料とかトモエカセイという肥料を主にお勧めしております。
これも特徴がありまして、四季島肥料を使うと、
甘みの強いお米ができます。
トモエカセイを使うと甘みはあっさり系なんですけど、香りが非常にいいお米になるので、
そのあたりご自身の好みに合わせて肥料を選んでいただくといいかなと思います。
最後の要素が粒張りになってきます。
穂が大きくて一穂粒数がしっかりとれたとしても、
結局栄養が足りなくて一粒一粒がスカスカといいますか、
しっかりと実が張っていないと意味がないので、
今度は粒張りを良くするための実越えが必要になってきます。
タイミングは穂が出て少し足り始めた頃がタイミングになります。
この時期にだいぶ葉っぱの色も淡くなってきていると思います。
そのタイミングで栄養を与えることで、粒がしっかりと充実します。
ここで使っていただきたいのがトリプルアシドという肥料になります。
トリプルアシドの名前の由縁は3つの酸が入っています。
フルボ酸、フミン酸、アミノ酸という3つの酸が入って、
トリプルアシドという名前にした伊沢商店のオリジナルの肥料になります。
フルボ酸というのが、土の養分を吸える形に分解してくれる。
かつ、根の活性を高めてくれるということで、
土壌の養分をしっかりと吸える状態を作ってくれます。
アミノ酸というのは、葉っぱの色が落ちてくると、
植物は光合成がその分できなくなってきます。
植物は炭水化物を作って、それをアミノ酸に変えて、
タンパクに変えてというような動きをしているのですが、
光合成が葉っぱの色が落ちてくることで、できづらくなっているこの時期に、
アミノ酸を与えてあげることで、
ダイレクトに甘みを増したり、品質を上げることに使われるので、
非常にアミノ酸の効果が高いです。
これにカリーを、トリプルアシドというのは配合しているので、
優先的にアミノ酸が流れることで、糖蜂を促進するという効果があります。
フルボ酸とアミノ酸とカリーの3つの相乗効果で、
粒張りと食味が格段に良くなりますので、
ぜひ使っていただけたらなと思います。
粒がちょっと大変だなという方には、
メルトリンという液、流し込みができる液の資材もお勧めしています。
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このメルトリンというのも、暑い時期に流し込んでいただくことで、
高温障害に対しての効果であったりとか、
粒張りを良くするであったりとか、食味をアップするという、
トリプルアシドと同じような効果が得られますので、
特に最近高温障害でということで、
このみごえでトリプルアシド、もしくはメルトリンをしっかりと入れることで、
高温対策にもなりますし、
食味向上、あと粒張りが良くなることでの増収が叶えられますので、
ご自身の都合に合わせていただいて、
粒のトリプルアシドにするか、液のメルトリンにするか、
というのを選択していただけたらと思います。
これで終了の3要素、係数を確保して、
粒数を増やして、粒張りを良くするという3要素を解説させていただきました。
この3つを意識するだけで、収量は確実に上がりますので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
では次、第2章、初心者でも失敗しない苗の準備について、
続けていきたいと思います。
まず稲の苗なんですけどね、
買うのか作るのかというところで、
お話をしたいと思うんですけど、
まず稲作をやる上で苗をどうするかという中で、
ご自身で育病するか、購入するかというところで、
前沢商店としては、結論から言いますと、
初心者の方は最初の2、3年は苗を購入することをお勧めしています。
理由は3つありまして、
1つ目、育病の管理というのが結構負担が大きかったりとか、
失敗のリスクがあるものでして、
この育病で絶対手を抜けないのが日々の管理になってきます。
トンネル内の温度が上がりすぎて苗が焼けてしまったりとか、
あと気温が上がらず低すぎると生育が遅れたり、
苗の張りが悪かったりとか、
あと水も毎日やらないといけない。
これらの管理がおろそかになって失敗をしてしまうと、
結局それでその都市の稲作が全部パンになってしまいますので、
まず管理の部分の負担、リスクというのを避けるためにも、
こういうのがいいかなというふうにお勧めをさせていただきます。
また自分で苗を作るとしても、
設備というのがやっぱり必要になってきます。
ハウスであったり、トンネルであったりとか、
波手機であったりとか、育病機とか、
いろんな設備が必要になってきます。
最初からこれとこれを揃えるのは大変ですし、
お金もかかりますので、やっぱり買うほうがいいかなと。
こういうことを全体的に考えると、
苗を買うと高いんじゃないかなと思われる方もあるかもしれませんけども、
設備投資とか失敗のリスクを考えると、
結局購入したほうがトータルで安くなることが多いです。
購入する場合は、もちろん伊沢商店のお近くで聞いていただいている方は、
18:00
伊沢商店も育病して田植えができる状態での苗を販売させていただいていますので、
伊沢商店とか、あとお近くじゃない方は、
信頼できるJAとか種苗店から購入されるといいかなと思います。
できるだけ早めに予約はされたほうがいいです。
特に近年、積もった植えの面積が増えたりとか、
お米の米価が上がったので、米を作られる方が増えたので、
人気品種というのが、種がなかなか手に入りにくくなってきていますので、
早々に売り切れる心配も出てきています。
そういうことで、まず最初の2、3年は、購入した苗で経験を積まれて、
稲作の流れをしっかり掴んでから、育病に挑戦するというのもいいのかなと思います。
次にどんな品種を選ぶかというところなんですけど、
コシヒカリが有名ですし、やっぱりコシヒカリがいいかなと、
味もいいし、売りやすいしという理由でコシヒカリを作ってみたいと思われる方はあると思うんですけど、
稲作自体に経験が浅い方は、コシヒカリはちょっと控えた方がいいかなと思います。
と言いますのも、コシヒカリは非常に倒れやすい品種です。
コケヒカリとか言いましたね。倒れやすい品種なので、
慣れないうちは、まずは倒れる心配の少ない品種を選んで、
しっかり稲作の流れを掴んでから、慣れてきてから、
コシヒカリに挑戦されるといいんじゃないかなと思います。
初心者の方におすすめな、この倒伏しにくい、倒れにくい品種、
かつ食味がいい品種をご紹介したいと思います。
まず、キヌ娘。これは伊沢商店兵庫県の河口郡南町というところにありますので、
兵庫県の栽培されているお米を中心にご紹介する形にはなるんですけど、
キヌ娘という品種。これは非常に倒伏しにくいですし、
食味も味が濃厚で結構おいしいですし、
高温障害にも比較的強くて、比較的きれいなお米が採れるということで、
近年少しずつ栽培面積が増えている品種になります。
あと、ヒノヒカリですね。これは元々九州のお米で、厚さに強いということで、
味も同じく濃厚で、なかなかおいしい品種です。
倒伏もしにくいですし、やっぱり厚さに強いというところがメリットかなと思います。
ただ、分欠で非常に分欠しやすい品種なんですね。品種特性として。
なので、分欠をあえて増やそうという対策をしないでもよくて、
これが逆に分欠が増えすぎると、粒数が増えすぎて、
結局栄養が各粒に分散してしまって、小粒のお米になりやすいので、
ヒノヒカリはそのあたりを気をつけて作っていただく必要があります。
あと、ミコマルという品種が、ヒノヒカリ以上に厚さに強くて、
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米がきれいで、かつ甘みも強いお米なんですけど、
例は8年産に向けては種の確保が難しい品種になってきてまして、
もし種の確保ができるのであれば、ミコマルというのも非常にお勧めします。
あと、兵庫県で独自の品種を開発しまして、コノホシという品種があります。
これ、例は8年産までは試験栽培的にしているんですけど、
例は9年から一般にオープンになるというふうに聞いています。
これは高温障害の非常に出にくい、かつ味も犬娘とかに近いような、
ちょっと濃厚な味のお米でして、私自身もこれが普及するのを楽しみにしているんですけど、
これはしっかりと初期係数をとって、実を晴らすという、
今日お伝えした内容をしっかりとやっていただくと、
おいしいお米が十分綺麗にたくさんとれるような品種なので、
ぜひ、例は9年産以降、挑戦してみていただくと面白いのかなというふうに思います。
この辺りの品種を、しっかりと正しい手順で作られながら経験を積まれて、
その中でコシヒカリに挑戦というのは非常にいいのかなというふうに思いますので、
ぜひトライしてみてください。
では、第3章、肥料の基本と選び方に入っていきたいと思います。
肥料っていろんな種類がありますし、裏に数字が3つ書いてあるんですけど、
いろんな組み合わせがあって、結構どれ選んでいいんだろうということで、
苦手意識のある方も多いかと思います。
この数字が肥料の裏に書いてあるんですけど、
これはご存じの方も多いと思いますけど、改めて復習ということでお伝えさせていただきますと、
左から順番にN、P、K、窒素、磷酸、カリの順番で、
それぞれ何パーセント入っているのかというふうなことが記されています。
20キロの肥料で、左から14、14、14と書いてあると、
20キロの14パーセントなので、2.8キロの窒素、2.8キロの磷酸、2.8キロのカリが入っている肥料ですよという、
そういうことが表示してあります。
稲作で必要なのは、窒素、磷酸、カリのほかに計算というのがすごく大事になってきますので、
こういう計算を含んだような肥料を選ぶのも、
おいしいお米、収量をしっかりとるという中では大事な要素にはなってきますけど、
この計算って袋に書いてないので、購入されるときにご相談いただけたらいいのかなというふうに思います。
この窒素、磷酸、カリ、それぞれ何に効くのかというと、
基本的に窒素は葉っぱを育てるものだと思ってください。
この窒素が多すぎると葉っぱがわさわさして伸びすぎて倒腹しやすくなるとか、
虫がつきやすくなるとか、そういうことも出てきますので、
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この窒素が多すぎないようにというのが大事になってきます。
お米作りだけに限らず、
お米作りでいうと、もとごえにどれくらいの窒素量が必要なのか、
ほごえ、みごえでどれくらいの窒素量が必要なのかという中で肥料を選んでいくんですけど、
トータル窒素、全体の窒素量としては大体8キロ前後というのが目安になってきます。
8キロの窒素量というと、
例えば14の肥料を使うとしたら2.8キロが3袋で8.4キロなので、
ちょうど14の肥料だと3袋がお米作りには必要な量というようなイメージで
捉えていただくといいかと思います。
このリン酸なんですけど、リン酸は根の発育であったりとか、
花や実の数を増やすというところで使われます。
あと狩りですね。狩りは転流をよくする。
人間でいうと血液がサラサラになるとかね。
あとは溶水形成器に入る時期に使うと、
その時期にちょうど狩りの吸収量がぐっと増えるということが分かっていますので、
人を潰すを増やすのに有効に働きます。
また花が終わった後にも狩りの吸収量がぐっと増えるというのが分かっていまして、
この時期に狩りを使うことで、民営の養分転流がよりスムーズにいくというような効果がありますので、
この窒素リン酸狩り、どの時期に効くのが一番いいのかということまで分かると、
よりお米作りが楽しく、収量も味もしっかりと取れてくるようになるんですけど、
まずは窒素リン酸狩りがあるんだよと。
窒素量の稲作りに必要なのはトータルだいたい7キロから8キロぐらいが標準だよということを
覚えていただいたらいいかなと思います。
結局、どの肥料を使えばいいのかということで、
伊沢商店をお勧めの肥料をご紹介したいと思うんですけど、
まずは一発声ってよく聞かれたことあるかと思うんですけど、
コーティング肥料と言われています。
何がコーティングされているのかというと、窒素がコーティングされています。
まずは元声で聞く窒素が溶けていて、その次に歩声ですね。
歩声で必要な窒素分が溶けているという元声と歩声がもう一つになった、
こういう肥料をコーティング肥料、一発声っていうふうに言われています。
まず最初はこの一発声で作られるのが安心かなというふうには思うんですが、
伊沢商店ではこの一発声にマグホスが混ざったオリジナルの滝コートっていうのをお勧めしています。
このマグホス入りの滝コートとマグホスの入っていない滝コートがあるので、
そこをちょっと注意して選んでいただけたらと思うんですけど、
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伊沢商店ではマグホスの入った滝コートをお勧めしています。
このマグホスが最初に入っているので、元声と調節声のマグホスと歩声の肥料、
この3つが最初に入っているので、あとやるのは身声だけということで、
身声をやるから身の張りが良くなって、粒の品質とか粒張りが良くなるとか、
品質が良くなる、味が良くなるっていうところがあるので、
最悪と言いますかね、身声をされずにこの一発声だけで作られる方も多いんですけども、
せっかくこうやっておいしいお米を取ろうという気持ちでお米作りされるのであれば、
この滝コート、マグホス入りの滝コートと身声にトリプルアシッド、
もしくはメルトリンの流し込みっていうようなものを組み合わせていただけると、
おいしいお米がしっかりと取れてきますので、お勧めをさせていただきます。
こういう一発声を使ってお米を作っていきながら、2年、3年経っていって、
ちょっと分費っていうね、元声をやって調節声をやって歩声をやって身声をやるっていうようなね、
こういう分費っていうのにも挑戦されると、さらに味の良い収量がしっかりと取れるっていうようなね、
お米作りができますので、分費に挑戦されたいっていう方に向けて分費のお勧めもご紹介したいと思います。
分費の場合はね、元声に四季島肥料、調節声にマグホス、歩声に四季島肥料、
そして身声にトリプルアシッドっていうこういう組み合わせをね、お勧めさせていただいてます。
この組み合わせでやることで非常に味も良くて、収量がね、しっかりと取れるっていうお米が可能になりますので、
参考にしていただけたらと思います。
あと、大型の生産法人さんとか絵の組み合わせさんとかね、肥料を大量に使われる方はね、
なかなかできるだけコストも下げたいっていう思いがあるかと思いますので、
ちょっとコストを抑えたい方に向けたお勧めの肥料っていうのもご紹介したいと思います。
これはハイ窒素タイプって言われる、窒素量がどんと多い肥料になります。
で、磷酸化理は少ないんですよね。
で、使う袋数も少なくて済みます。
で、肥料代としてはね、一袋の単価的には同じぐらいな金額なんですけど、
一袋でだいたい5000円前後かなというふうに思っていただいたらいいんですけど、
それをこのハイ窒素タイプの肥料を使うことで、2袋で済んでしまう。
で、先ほどご紹介した炊きコートの場合はね、単あたり3袋必要なんですけど、
コストを抑えたい方向けのハイ窒素タイプのコーティングっていうのは2袋で済みますので、
結果、作業量も減りますし、コストも全体に下げることが可能になります。
ただ、ご注意いただきたいのは、少ない肥料で済むっていうことは、
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窒素磷酸化理とかの他の成分が全体に少なくなってしまうっていうことなので、
結局その土の養分をどんどん吸い上げていってしまうような、そういうような策になります。
で、ちょっと悪い表現をすれば、集土農業っていうような言葉がありまして、
土の養分をどんどん吸収していってしまうような策になってしまうので、
継続してしっかりと収量・品質を維持しながら取っていこうということでしたら、
土壌改良剤っていうのは必ず使っていただきたいと思います。
土壌改良剤を使った上で、こういう低コストになるハイチスタイプの肥料を使っていただくと、
ある程度の品質で、収量もある程度安定した状態で米作りが継続できますので、
この土壌改良剤だけはしっかりと抑えていただきたいと思います。
この土壌改良剤は、一般的には軽軽とかっていうふうな表現をするんですけど、
日沢商店ではFグリーンっていう肥料をお勧めしています。
Fグリーンとか、スーパーニューゴールドライトとか、ミドリーエースアルファとか、
そういう軽軽って言われる資材の中でも何種類かありますので、
これまたご相談いただけたらと思います。
ここまでで収量アップの要素と肥料の話をしてきました。いかがでしょうか。
だいぶ情報量が多いでしょうね。
話している私も、こんだけ長時間しゃべることが今までなかったので、結構大変だなというふうに思っています。
結局、自分の補助ではどの肥料を使えばいいのとか、この組み合わせで大丈夫なのかとか、
そんな疑問がいろいろ皆さんの中でもあると思います。
そういう疑問があれば、公式LINEで相談も受け付けていますので、
概要欄に公式LINEのリンクが貼ってありますので、ぜひ公式LINEに追加していただいて、
ご相談いただければ、個別の状況に合わせたアドバイスも可能になりますので、
遠慮なく聞いていただければと思います。
それでは後半に入っていきますので、引き続き聞いてください。
では続いて第4章、水管理の極意ということでお伝えしていきます。
田植え後の水管理なんですけど、この水管理というのが稲作の中でも最も差がつくところになってきます。
同じ品種とか同じ肥料を使っていても、この水管理一つで収量が変わってきますので、
参考に聞いていただけたらと思います。
まず、田植え直後なんですけど、1週間ほどの間はできるだけ浅水管理をしていただけたらと思います。
水深でいうと2、3センチ程度ぐらいです。苗の半分くらいが水に浸かっている。
逆に言うと葉っぱがほぼ外に出ている状態ですね。
こういう管理をしていただくと初期の分欠がしっかりと取れますし、活着も早いので、
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この活着が早くて初期の分欠がしっかり取れるというのが収量ゾーンにつながってきます。
1週間ほど浅水管理をしていただいた後、水深を深くしていただくことで、
今度は太い茎になってきます。
この太い茎で人保留数の数も変わってきますので、
この最初の1週間は浅水、その後は深水というのを意識していただくと、
だいぶ収量も変わってくるかなと思います。
田植え直後に深水をすることで、ちょっとデメリットがありまして、
それは植えるときにちょっと浅植えになってしまった場合とか、
深水にすることで苗が浮いてしまうとか、
あとは浅く深水にすることで完全に茎が水に浸かった状態になってしまうと、
植物は光合成ができないので、とにかく早く上に伸びようとします。
そうすると徒長癖がついてこけやすい品種になったりとか、
その上に伸びている間は分欠が進まないので、
結局、一方株数が有効係数の少ないイメージになってしまうので、
植えてすぐの深水は、できるだけ控えていただくとより良いと思います。
逆に、浅水管理をしていて、うっかり水を切らせてしまうと、
草がより一層生えやすくなったりとか、
逆に乾きすぎて苗が枯れてしまうとか、
活着前の苗が枯れてしまうとかということにもつながりますので、
水を切らさないためにも、
できるだけ毎日水を見て回っていただくのが良いと思います。
あと、エリアによっては水温が低すぎる場合があります。
水温が低いと植物は生育が遅れがちになりますので、
浅水にして田んぼの面にしっかりと光が当たるような管理をしていただくことで、
水温も上がりますし、気温も上がるので、
そのあたりを意識していただくと良いかと思います。
次に、中干しという時期に行きます。
この中干しの時期になる中干しをいつからするのかという話ですが、
大体このぐらいで中干しに入るというのが、
田植えしてから1ヶ月後ぐらいですね。
大体1ヶ月から1ヶ月30日から40日くらい経ってから、
中干しをすると思っていただくと良いです。
一応注意いただくのが、目標茎数の8割ぐらいが確保できてから、
中干しに入るというのを目安にしていただけると良いかと思います。
30日から40日経ってまだ目標茎数の8割に到達していない場合は、
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第一章でお伝えしたセルエナジーとかを使っていただくと、
分欠本数を増やすことが可能になりますので、
その辺りも合わせて参考にしていただけたらと思います。
この中干しをなぜするのかというところなんですが、
中干しをせずにいくといつまでも分欠が増えてしまいます。
増えていく分欠が無効分欠という、
放つけない茎の数が増えてしまうということになると、
結局栄養をただただ吸っていくだけということで、
お米の方に栄養が回らなくなって、
小米粒が小さくなったり、くずまいが増えたり、
というようなことにつながりますので、
中干しはするものだとした方が良いと捉えていただくと良いかと思います。
また、中干しをすることで根っこに酸素が行きますので、
後半、米作りに必要な養分を吸収する新しい根っこの活性が高まりますので、
そういう意味でも中干しはお米の品質収量に影響してきます。
あと、一旦固めておくことで、
仮取りの時にコンバインが入りやすいという情報もあるんですけど、
ここは正直、後半の水管理でどうにでもなるので、
コンバインで収穫がしやすくなるからという目的で、
中干しでカチカチに干すというのは逆に控えていただく方が、
結果として良いお米作りにつながりますので、参考にしてください。
中干しの注意点としては、
ひびが大きく、1センチ以上の大きなひびが入ると、
根っこが切れたりとか、乾きすぎたりとか、
雨が全然降らないと水分があまりにもなさすぎるとか、
いろんな問題が起こってきますので、
ちょっと小さなひびが入ったなと思うあたりで、
一度、1回さーっと水を入れていただいて、
また引き続き干しに入るというようなことを繰り返していただいて、
あまり大きなひびが入りすぎなく、でも徐々に土が乾いていって、
最終は歩けるようになるというぐらいの中干しをイメージしていただくと、
最も効果的な中干しができますので、参考にしてください。
それともう一つ、中干しをいつ終えるのかというところですが、
中干しの期間としては、1週間から10日ぐらいを
だいたいの目安としていただいたらいいのですが、
穂の出る20日前に穂声を振りましょうというお話はしたんですけど、
穂の出る14日前以降は、中干しを諦めて水を入れていただきたいと思います。
穂が出るまでは水を溜めっぱなしじゃなくて、
寒暖かん水でもいいので、水を入れて、その水が1日2日でなくなって、
1日2日経ってまた水を入れるというようなね、
そういう寒暖かん水というような水の管理をしていただいて、
穂が出るまでを維持していただくことで、土が柔らかくなりすぎないですし、
根っこにしっかりと酸素も行きますし、
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この時期、穂の出る14日前から一気に穂がグーッと大きくなるんですね、お腹の中で。
その時期に水が切れてしまうことで、穂が小さくなったり、
一粒の粒数が減ったり、あとはその後の穂が小さくなることで、
小さな米になってしまったりということになるので、
この穂の出る2週間前には必ず水が入っている状態、
土が湿っている状態というのを作る、これも意識していただけたらと思います。
続いて第5章、雑草害虫対策の新常識ということで、
こうやって浅水にすると草が生えるんじゃないのとか、
いろいろ雑草、除草で困られている方も結構多いと思いますし、
浅水管理にして、どうしても田んぼ高ひくがあるので、
高くて土の面が水に浸かっていないようなところは、草が生えやすくなります。
こういう草対策というので、伊沢商店をお勧めしている考え方がありまして、
一般的に今までの除草対策は、抑える抑える抑えるできていました。
白かき時に除草剤を振って発芽を抑えて、
その次、田植えの時、もしくは田植え後に除草剤を入れて、また発芽を抑えて、
それでも生え出したら中期剤を入れて、まだ生えてきていない草を抑える。
草を抑えるということで除草を組んでいるのが一般的な話だったのですが、
伊沢商店では、むしろ生やして枯らすということをすることで、
その保生内の種の密度が下がるので、
そういう生やして枯らすという手法をお勧めしています。
どうしても水田状態になると、水田雑草というのは、
イネに影響を及ぼさないようにということで、
どうしても小さな草しか枯らせないので、
まずは畑状態、まだ白かきする前ですね。
そこまでで、一旦どうやって田んぼの中の雑草の種を減らすかということで、
お勧めをしているのは、まず田んぼの中で生えてくる草というのは、
ハタチ雑草、ヒエとかのハタチでも水田地でも生えてくるハタチ雑草というのがあります。
そのハタチ雑草の対策としては、畑のタイミングで草が生えてきていますよね。
その草をすぎ込んでしまうというのも一つの手なんですけど、
これをするとどうしても水田になったときに、
枯れずに残った草というのは生えてきてしまいます。
種から発芽するのではなくて、
ハタチの状態で生えていたものが水が入ることでまた復活してしまうということになるので、
まずはハタチの状態でしっかりと根まで枯らすというのが必要になってきます。
そのタイミングとコツというのが、
まずラウンドアップ有名なところでラウンドアップというのがあるんですけど、
ラウンドアップの安い版というので、
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伊沢商店はサンフーロンという除草剤をお勧めしています。
このサンフーロン、根まで枯らす除草剤なので、
この除草剤をどのタイミングでかけるのかというと、
草丈が10センチ程度のときです。
草丈が10センチ程度のときって、
結構土のいっぱい、まだ土しかないところもあったりするんですけど、
そのタイミングでラウンドアップ系のもの、
伊沢商店のサンフーロンを草にかけることで確実に枯らすことができます。
草が大きくなってからだと、ちょっと枯れ残るやつがあったりとか、
濃度を濃くしないと枯れないとか、
あとは大きな草に守られている下の小さな草にかからないとかね、
そういう理由で結局枯れたように見えても意外と残ってしまうんですね。
これを草丈10センチくらいのタイミングで振っていただくことで、
見えない、下にある、短い、まだ成長していない小さな草にも
しっかりと除草剤がかかりますし、
小さな草に対してですから、通常の倍率で十分効果が出ます。
こうやってハタチ雑草を生えた状態から確実に枯死させるということで、
水田状態になったときにヒエとか、キシュウスズメのヒエとかね、
そういう雑草の生える割合をグッと減らすことができるので、
ぜひ試してみてください。
もう一つ、水田雑草というのがあります。
これはホタルイとかコナギなどなんですけど、
これは水田状態にならないと発芽してこない草なので、
水田にして生やして枯らすという手法をどうやってするかというとですね、
春、4月ぐらい気温が高くなってきて、草が芽吹くような温度になったときに、
一度、これは水が入れられる方しかできないんですけど、
その時期に一度水を入れて白掛けをします。
白掛けをするときは、できるだけチャプチャプの水でちょっと深めに白掛けをします。
そうすることで下の方にある草種も一緒に上の方に表面に上がってくるので、
水田雑草の草種を表面近くにまず上げて、
しばらく2、3日水を溜めた状態にしてから落水します。
この2、3日水を溜めておくことで、水田雑草の種が動き出します、発芽します。
その後落水することで、湿っている間にある程度成長して、
でもその後からからに土が乾くので、それ以上成長しないと。
その状態で十分乾いてから浅く幸運するということをすると、
根っこがひっくり返って天日干しをして枯らすことができます。
これも5㎝、10㎝、15㎝になってからそれをやると、
結局生き残った状態で白掛けをして水が入ると、
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そいつがまた活着して出てくるということになるので、
あくまで乾いたら小さい時に浅く幸運して、
太陽の光で乾かして枯らしちゃうという対策をしていただくことで、
水田雑草の種もグッと減ります。
こうやって種を減らすことで、水田除草剤、
白掛けの時、田植えしてから降る除草剤の効果がグッと高く出ますので、
ぜひ試してみていただけたらなと思います。
続いてジャンボタニシとか、結構困っていらっしゃる方が、
ジャンボタニシのエリアの方は困っていらっしゃると思います。
ジャンボタニシの対策について、これも画期的な方法があるので、
お伝えをしたいなと思います。
これは石灰窒素という肥料を使います。
これ、めちゃくちゃ効くやり方がありまして、
秋に石灰窒素を振ってすかれる方とか、
春先に石灰窒素を振ってすかれる方とかあるんですけど、
そのやり方ではちょっと効果が薄いです。
今からお伝えするやり方、これも水が必要な時に
田んぼに入れられる方しかできない方法なんですけど、
非常に効果が高いので、参考にしていただけたらと思います。
まず、田植えの2週間前に水を入れます。
一旦、粗白かきをします。
2、3日水を溜めた状態。
これ、白かきしないと水が溜まってくれないので、
一旦、白かきをして水を溜めます。
2、3日水を溜めておくと、
熱湯しているジャンボタニシたちが表に出てくるんですね。
水の中が動き始めるんです。
タニシは深水でないと動き始めないので、
白かき終わった後、深水で3日ほど維持していただくと、
タニシが動き出してくるので、
そのタイミングを見計らって、
要は、田植えの2週間前に水を入れて白かきをする。
そこから3日間水を溜める。
そのタイミングで石灰窒素を田あたり20キロ振ります。
そうすると、石灰窒素が水と触れることでガスを出すんですけど、
そのガスがその水の中に充満して、
動き出しているジャンボタニシが駆除できるという状態になります。
そのまま石灰窒素を振ってからも、
1週間は水を溜めた状態を維持してください。
その水に溶け出したガスが完全になくなるまでの間、
タニシが出てくれば、そのガスに当たって駆除できるという状態が続きます。
1週間経ったら、本白かきをします。
本白かきをして、3日置いて食べるというやり方が、
めちゃくちゃタニシがいなくなるので、めちゃくちゃ効果が高いので、
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ぜひ試していただけたらと思います。
このやり方をすると、実は除草効果もありまして、
タニシがいなくなったら草が生えるのかというと、
タニシがいなくなっても、今度この石灰窒素をこういうやり方をやったことによって、
草も生えてこなくなるので、本当に除草効果もあるし、
タニシもやっつけられるしということで、一石二鳥のやり方なので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
注意点が何個かあります。
この石灰窒素って、結構ガスが出て、人間に吸い込んでしまったりすると、
人間の体にも害が出るので、ちゃんとマスクとか防護眼鏡とかを
ためた状態で散布していただくというのと、
もう一つ、隣の田んぼに出荷前の野菜を植えられているとかというと、
空気中に出たガスであったりとか、散布するときに風で飛んだ石灰窒素の粉とかが、
そっちの作物にかかると害を及ぼしてしまうので、
両サイドを水田とか、そういうところでは全然問題ないんですけど、
隣で出荷作物をされている場合は、ちょっと気をつけていただく必要があります。
場合によってはできない場合もあるかと思います。
それと、石灰窒素で20%ぐらいの窒素が入っているので、
元ゴエの量を1割から2割減らしていただく方が、
特に固形圧水品種の場合は大事になってきますので、
併せて注意していただけたらと思います。
では続いて第6章、収穫と品質管理についてお話をさせていただきます。
収穫的規の見極めということで、
ここまでしっかり管理してきていただいた稲もいよいよ収穫だというところで、
収穫のタイミングが、特に最近の高温でちょっと難しくなってきています。
目安としては出水後が出てからの何日かということで、
35日から45日ぐらい。
これ品種によって差があります。
エリアの気候によっても差があるんですけど、
だいたい目安として35日から45日というふうに思っていただくといいかと思います。
正確には出水後が出た後の積算温度が900℃から1000℃という言い方をしているので、
平均気温が35℃とかで30日あると、
もうそれで1000℃を超えちゃうので、
35℃で30日で1000℃を超えてしまうので、
35日では遅すぎるということにもなりますし、
逆に後半27℃ぐらいまで下がってくると、
35日とか40日、42日とかというふうになってくるので、
ざっくりとした目安で判断していただけたらと思います。
51:01
もう少し正確に判断しようと思うと、
モミの色で判断になってきます。
このモミを見たときに、
黄色くなっているモミとまだ緑のモミがあると思うんですけど、
この黄色くなっているモミが8割以上になったときが収穫的というふうに見ていただきたいと思います。
気をつけていただきたいのが、
葉っぱの色だけで判断をすると、
都市によって葉っぱは緑色なんだけど、
モミはしっかりと85%、90%黄色くなっているというような都市がありますので、
葉っぱの色だけで判断するのではなく、
あくまでモミの黄色くなっているモミの割合で判断していただけたらと思います。
あとは、モミの水分を測って、
その水分が早期の稲で25%、24%ぐらいです。
中で奥手になると、それが23%とか21%とかというような鉄器の水分が変わってくるので、
いかのであれば、水分計でモミの水分を測って鉄器を見ていただけるといいかと思います。
こうやって鉄器を刈るのが一番もちろんいいんですけど、
収穫が早すぎると、青い未熟流が増えて等級が下がったりとか、
クズ米の方に流れてしまう米が多くて収量が減るとかということにもつながります。
逆に収穫が遅すぎると、特に早期の米の場合は銅割れが多くなって等級が非常に下がっちゃうとか、
あとはその銅割れになっていることで水を吸って米を炊くときですね、
水を吸ったらパカパカ割れて炊いた時に、
米の粒が割れた白米というかご飯ができちゃうとか、
あとは食味に関しては炊いた時は美味しいんですけど、
保存した後、炊いてから時間が経つほどにやっぱり食味風味がどんと落ちてしまうので、
やっぱりこの銅割れっていうのが一番のネックになってきますので、
遅れすぎないと。
奥手の品種の場合は気温が下がっているので銅割れっていうのは少ないんですけど、
逆に今度茶米が増えてくるとかで等級が下がるっていうようなことにもなってきますので、
やっぱり鉄器っていうのをしっかりと確認していただくのがいいかなというふうに思います。
あと天気によって焦げやすい、こうシーカイなんかの場合は鉄器の時期が台風の通った後とかであれば、
もうちょっと早いけど台風の前に買ってしまうとか、
あとは奥手の品種の場合に雨が降るのであれば、
奥手の品種の場合は雨の前に早く買うよりも雨の後に買った方がより収量につながるとか、
その辺りもあるので鉄器も天気予報によって若干前後調整していただけたらなというふうに思います。
続いてその角材ですね、これを乾燥して調整する、最終袋詰めをするっていうところなんですけど、
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乾燥機をご自身で持たれて乾燥をご自身でされている場合なんですけど、
乾燥のポイントとしては急がす、ゆっくり乾燥を進めていくっていうのが大事になってきます。
特に大きな乾燥機で少ない量を入れる場合ですね、
これ結構急激に乾燥が進んでいってしまうので、
あえて温度を低めに設定するとかということで、
しっかり時間をかけて乾燥するっていうのが胴割れを防いだりとか、
食味を落とさないとかっていうところにつながってきますので、
ちょっと意識していただけたらなと思います。
最終の水分というのはね、基本15%を切ってるのが一応基準として決まってるんですけど、
ウルチ米の場合、普通に食べるお米の場合は16%までは認められているので、
15%前後というところで15.3でも問題ないですし、
14.7でも問題ないんですけど、
そういう風な水分ぐらいで止めていただくのがいいかなというふうに思います。
あと、古い乾燥機になってくると乾燥機の水分系がだんだん狂ってきてますので、
乾燥機の水分系で15%だからと思って揉みすってみると、
実は16%だったとかっていうこともあるので、
揉みすり前に水分系で水分を測っていただくっていうのがより確実かなというふうに思いますので、
そこも含めて検討していただけたらと思います。
今度その乾燥が終わったら揉みすりをするわけなんですけど、
この揉みすりのポイントっていうのが一番注意していただきたいのは肌ずれです。
ロールっていうものを通って揉み殻を剥いでするんですけど、
そのロールの締め付けが強すぎると揉みは剥がれるんですけど、
米の玄米の表面に擦れた跡がつきます。
これ肌ずれって言うんですけど、
この肌ずれっていうのは見た目も悪い糖球が落ちる原因にもなりますし、
白米にしたときに取れてしまうので、
正直あまり白米になったときの見た目とか食味にはあまり影響しないんですけど、
糖球検査をするときにやっぱり糖球の低下の原因になるので、
ここは気をつけていただいて、
ロールの間隔っていうのをしっかりと適正な間隔でやっていただけたらと思います。
それとどうしても最近は亀虫の半天米とかが少しでも入っていると、
お客様からのクレームにつながったりするので、
あと糖球の検査のときもそうなんですけど、
亀虫の半天米はカルトンという千粒のお皿があるんですけど、
その中に3粒入っていると2等になってしまうという厳しい規格があるので、
色彩選別器をお持ちであれば、
しっかりと亀虫が入らない感度に調整していただくとか、
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色彩選別器がない場合、
そういう火を払ったら色染をかけてくれるというような業者、
伊沢市長でもやっていますけど、業者があるので、
そういうところに依頼して色染をかけてから、
ご自身で販売されるというのは、
糖球検査を受けるというのがありかなと思います。
さていよいよ最終章ですね、第7章。
利益を最大化するための販売戦略ということで、
お話をしていきたいと思います。
直売価格の設定なんですけど、
おいしいお米が収穫できたら、次は販売につながってくるわけですけど、
せっかく作ったお米ですので、
しっかりと利益を出して売りたいというところで、
まず直売価格の設定についてお話をしたいと思います。
いくらで売ればいいかということが、結構わからないということで、
農家さんからご相談を受けたりするんですけど、
一つの目安をお伝えしたいと思います。
スーパーの白米価格を基準に、玄米価格を割り出していただきます。
例えばスーパーで5キロの白米が2500円で売られていたとします。
玄米を精米すると1割ほどが減ってしまうので、
玄米5.5キロが白米5キロになるということで、
これを考慮して玄米価格を設定していただくんですが、
価格の設定は、農家さんはJAとか出荷業者に販売するよりも少しいい値段、
お客様はスーパーで買うよりも少し安い値段というのが、
両方にとっていい価格設定じゃないかなというふうに考えています。
安すぎると当然農家さん利益が出ないですし、
高すぎるとスーパーで買う方が安いということで
お客様が離れる可能性もあるので、
スーパーより少し安いぐらいの価格であれば、
お客さんはスーパーよりも当然おいしいお米です。
それをスーパーと同じ値段、もしくは少し安い値段で
スーパーよりもおいしいお米が買えるというところで
メリットも生じてきますし、
農家さんも出荷業者に出すよりも高く売れるということで、
このあたりの価格をうまく見つけていただくといいと思います。
お客様に、特に米価が高いので、やっぱり高いねと言われる方もあると思いますし、
農家さんによって販売価格がバラバラなので、
あっちの農家さんで買うともっと安いのに、
みたいなことも言われたりするかと思います。
この販売価格をお伝えするときに、
玄米でいくらいくらですって言ったときに、
当然、今の例は7年産の米価だと
買われる方も高いなという気分になると思うんですけど、
そのときにしっかりと価格の根拠をお伝えしていただくのが
大事になってくると思います。
玄米の相場がどうこうではなくて、
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スーパーでこの米を買うと、
5キロあたりいくらいくらになるんですよとお伝えいただいて、
その金額がスーパーと同等、
これは少し安い金額だということをしっかりと伝えていただくことで、
スーパーよりもいいお米、おいしいお米を作っているんだという情報と
合わせて伝えていただくことで、
お客さんの納得度も上がるでしょうし、
実際、スーパーで売っているお米と全然質、味が違うので、
そこは自信を持ってお伝えいただくといいかなと思います。
それと、どんなところに直接販売されるかというところで、
親戚とか知人とかは皆さんあるかと思います。
あとは職場の同僚ですね。
自分のところで米を作っているからよかった、買ってねという声がけを
普段からしておくと、
意外と一回持ってきてよみたいな感じで売れる可能性も出てきます。
味がいいので、買ってみるとすごいよかったわということで、
自然とリピートにつながることも多いので、
自信を持ってよかったら米買ってということを
いろんな方に発信していくというところが大事になってきます。
あと、地域のイベントとかマルシェ三直市とかそういうのがあって、
そういうところで出展して新たなお客さんを獲得するというのも
全然いいかとは思いますけど、
まずはやっぱり自分の身近な人にお声掛けをしていただくというのが
大事かなと思います。
それと、ものすごくしっかりとおいしいお米を作るということで、
本当に熱心にされている農家さんもあります。
そういう農家さんのお米ってしっかりと手間もコストもかかっているので、
いい値段でしっかりと納得して買っていただけるお客さんを
見つけていただきたいなという思いもあります。
さすがに、声掛けだけではなかなか価格で買っていないというような金額で
販売されている方もいらっしゃるので、
そういう方には最近のSNSですね、インスタとかフェイスブックとか
Xとか、そういうものを米作りの情報であったりとか、
自分の米作りに対する思いであったりとか、
そういうことを普段から発信しておくことで、
意外と気持ちよく買っていただくことができるようになるので、
ぜひトライしてみていただけたらというふうに思います。
あともう一つ、これは特にこの米価の高かった例は7年とかで
大事になってきたことなんですけど、できれば年間契約とか、
年間分を一括で買っていただくというような話の仕方ができると
一番理想です。
お金を先にもらっておいた後は毎月何キロ届けますよというような形で
していただくことで、お金が先に入ってきますし、
特に取れたときは高いけど、あとどんどん米価が下がっていくという
例は7年はまさにそういう年になるんですけど、
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そういう場合も最初に取れたときに出荷業者に売る価格とか、
そのときのスーパーの価格というのを基準に契約ができていると
農家さんとしては負担が少ないかなというふうに思いますので、
できるだけ取れたときの価格で売ってしまうというような形で
意識していただけるといいかと思います。
出荷先の重要性ということでちょっとお話をしたいんですが、
直売だけではなくてJとかアイザーショーというのは
出荷業者に出荷する方も多いんですけど、これ出荷する場合は
早めに契約書を提出してください。
農政局というところが管理をしている、
出荷業者のお米は農政局というところが管理しているんですけど、
5月末には出荷契約を結ぶというような約束ごとがあります。
そこで出荷契約をしているお米に関しては、
収穫時の価格は、もちろん相場に応じてなんですけど、
しっかりと買ってくれます。
でもみんなの米がたくさん取れたとかということで、
相場全体が急激に下がっていく、
これは7円がまさにそうなんですけど、
急激に下がっていくような年は、
もう契約をしていない余分なお米に関しては
買取価格が安くなりますよとか
ということにもなりかねますので、
もともと出荷すると言われる方は、
5月末までにしっかりと出荷契約を先に結ぶようにしてください。
ここまで長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今日お話しした内容をまとめますと、
ポイントとして、まず一つ目、
苗は十分に使って収量アップを目指しましょうというところで、
この枚数と収量は比例するよという話と、
あと係数が足りなければセルエナジーで補うことで
有効係数をしっかり確保しましょうというようなお話をさせていただきました。
第2章では、ホノデル前の調節合意と補合意が
最も重要になりますよということで、
要水形成期というホノデル32日前からスタートする
要水形成期での養分の状態というのが粒数を決めます。
そこでは枚数をホノデル35日から40日前に与えていただくことで、
食味向上、品質向上、糖腐対策ということが可能になりますよ
という話をさせていただきました。
せっかくそこで粒数がたくさんついても
保護への時期、ホノデル20日前とか16日前ぐらいの
栄養状態が逆にグッと下がってしまっていると
せっかくついた粒が落ちていってしまうということで
1:06:01
最終の粒数が減ってしまうことにもなりますので、
その頃の葉っぱの色とかを見ながら保護へをやっていただく。
この保護へは四季島肥料とかトモエ化成とかという
肥料をお勧めさせていただきました。
しっかり粒数を確保した後は、粒の実の梁を確保するということで
実護へで粒梁を良くするという話をさせていただきました。
ここは粒ではトリプルアシッド、液ではメルトリンという
その肥料をご紹介させていただきました。
ではどんな肥料を使うのかということで、第4章では肥料選び。
これはシンプルに初心者の方とか、それほど手間をかけたくないという方は
多岐甲斗のマグホス入りの伊沢商店のオリジナルの肥料を
お勧めさせていただきました。
実護へはやっていただく方がさらに良いですよということで
補足をさせていただきました。
慣れてきた頃には分肥という、元護衛やって調節護衛やって
補護衛やって実護衛をやるという、そういう分肥でされるのも
より美味しいお米をよりたくさん取るということで
つながってきますので、元護衛は四季島肥料、調節護衛はマグホス
補護衛は四季島肥料、もしくはトモエ化成ですね。
身護衛はトリプルアシット、もしくはメルトリンという
そういう組み合わせでやっていただくと、美味しいお米が
たくさんしっかり取れますよと。
あとはコストをできるだけ下げたいというところで
ハイチリ素タイプのコーティング肥料というのを
お勧めさせて、ご説明させていただきました。
第5章では雑草と害虫の予防対策ということで
生やして枯らすという手法をご説明させていただきました。
ラウンドアップの安い版ですね。サンフロンという商品を
草丈が低いうちに散布しましょうということと
ジャンボタニシに対しては田植えの2週間前に入水をして
白かけをして、その3日後に世界一質素を入れるというような
そういうやり方でほぼほぼ駆除できますので
ぜひ水を入れることが可能な地域の方は
試してみていただけたらと思います。
最後、採れた米を直売で収益アップというところで
農家さんにとってもメリットのある価格
お客さんにとってもメリットのある価格というのを
スーパーの白米の販売価格から算出して
しっかりそれを説明して
スーパーで売っている米よりもいいお米なんだよという
負荷価値をしっかりと説明した上で
納得して買っていただくというお話をさせていただきました。
あと、都度都度ではなくできれば取れたときに
年間契約で販売をするということを
ちょっと気をつけていただくと
より安定収入につながっていくかなというふうに
思いますのでお話をさせていただきました。
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長い時間ご苦労様でした。以上になります。
最後にもう一つだけお知らせです。
水道栽培で米作りを見直したい、もっと学びたい
収量を増やしたり品質を上げたいと考えている
水道農家さんに向けてお得な情報を
概要欄の公式ラインで不適切発信しておりますので
興味のある方は概要欄の公式ラインから
追加してみてください。
水道栽培のヒントが満載なので
ぜひ友達追加して受け取ってみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
今回は稲作完全攻略というのを取らせていただきました。
ぜひ勉強になったよという方は
いいね、コメントをお願いしたいと思います。
次回も具体的で実践的な内容をお届けしていきますので
ぜひ楽しみにしていてください。
伊沢商店伊沢でした。