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おはようございます。野菜がつなぐひととひとハーティッチファーム代表もとです。 本日も農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネルを始めていきたいと思います。
この番組は国内最大手エンジン企業で17年間世界を飛び回っていた企業選手香川基組が、40歳を機に脱サラ収納した経験をもとに、
農業、ビジネス、キャリア、学びなどについて話しチャンネルです。
はい、おはようございます。
ちょうど今、この収録を始めようとしたタイミングで、地震速報が携帯からブイブイブイって流れてきて、
ちょうどこれ今、月曜日の6時半に収録してますけど、富山湾で地震発生ですなんて言ってて、ちょっと私はまだニュース見てないですけど、大丈夫だったんですかね、富山の方。
こちらは地震速報、ブイブイと流れた後、私今外経営トラックの中にいますけど、あまり大きいという揺れは感じなかったですけどね。
ちょっと車揺れてるかなみたいな、収録中車止めてるんで、それでやっとわかるような揺れぐらいだったんですけど、どうなんでしょうか、富山の方は。
まだニュース見てませんが、あまりまた大きな地震、金沢、富山とかあの地域でまた大きな地震、お正月に続いてとか言ったら心配になっちゃいますよね。
あまりひどいことになってないことをお祈りしますが、収録終えたらニュースを見てみようかと思いますけれども。
今日は何の話をしようかなというと、今ちょうど地震速報もあったので、それに関わってというわけではないですけれども、
消防団の話を、地元の消防団絡みの話をしようかと思います。
前に話したこともあったかな、ちょっと忘れちゃいましたけど、私は地元の、自分の住んでいる地域の消防団にも入っていて、
ただ入ったのは去年、昨年の4月とかそれぐらいだったかもしれないですけど、やっと1年経つぐらいです。
もともと5年前ぐらいにこちらに引っ越してきた頃も、誘われてはいたんですよ。
誘われてはいたんですが、やっぱりね、仕事をしながら、そういう消防団の活動とかね、そういうのに入るのはいろいろ忙しいだろうなと思いながら、
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ちょっと躊躇していて、入ってなかったんですね。こちらに引っ越してきた頃には。
というのも、消防団に入るとですね、やっぱりサイレンが地域の火事とかになるとね、何をしてても、やはり一応出動できる人はそのサイレンに従ってなったら、
自分の活動地域の火事の時には、何があっても一応出動しなきゃいけないんですよ。
どうしても本当にいけない時はね、あるいはそのサイレンが聞こえない時とかはしょうがないのかもしれないんですが、
一応メールで、そういう出動要請のメールもきますので、基本的にそれに気づいたら、ちゃんと出動しなければならないんですね。
というのもあって、なかなかね、最初農業を覚えようとしている頃に、そういう仕事の方に気持ちを取られるというか、時間を取られるのも大変かなと思って入ってなかったんですね。
ただ、4年5年とか経ってくるとですね、そういうお願いも引き続きあると、なかなか断りきれないなというのもありまして、
昨年、意を決してというか、しょうがないなと思って入るような形になっているんですが、
もうね、消防団の隊員の数が少ないんですよね。今、地域でも、私のところで、私の住んでいる地域で、
この消防団員というのは、だいたい13名とか必要なんですね。
ごめんなさい。今、現在で13名くらいいるから、15名とかが必要なんですが、
現在入っている人で13名くらいなんですよ。要はね、欠員状態なんです、これでも。
どうやってその人数が決まっているかというと、その地域にある家の数とかね、
そういうので、市の方で、この地域にはこれくらいの家をカバーするんで何人、みたいなそういう割り振りをしているようなんですが、
まあね、少ないわけですよ。その定員に対して入っている人の数が。
まあね、これもいろいろその理由はあると思うんですけど、やっぱり消防団ってそういう何があっても出動しなきゃいけないとか、
あるいは、今でこそ変わりましたけど、昔はほんと会合の度にその場所で飲んでるとかね、
若い人はやっぱり上の人が飲め飲めって言われるとなかなか断り切れないで、一緒に飲んでる。
ほんと週に1回そこの詰め所というか、自分の地域の消防団の人たちが集まる、そして消防車も置いてあるような、
そういう詰め所で会合が月1くらいは絶対あるんですが、昔はその会議の度に、
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毎週のようにそこで飲んでるみたいなね、そんな地域のイメージとしても悪いわけですよ、昔は飲んでばっかりいるみたいな。
というのもあると、それのイメージを持っている親はね、子供が消防団に入ろうとすると、
消防団か入るなみたいな雰囲気があったりとか、まあね、いろいろあるわけですよね、そういうのが。
という感じがあって、まあ入る人も少なくなっちゃう。
と言ってもね、やっぱりこう、隊員がいないままだと高齢化も進みますし、
何をやるかを覚えている人たちもどんどん下に伝えられないし、
そしてその消防団がそういうふうにどんどんシリスボミになって消えていっていいのかみたいな、そういう議論もありますし、
やっぱりこういう地震の時とかね、本当最前線の地元で誰が動かなきゃいけないかみたいな時には、
どうしてもそういう自衛団というか消防団というか、そういうところが必要になってくる時はあるんですよね、多分。
という時に、まあやっぱりなくなってはいけない組織なんだろうなと思いますし、
地域コミュニティというところに根差した一つの組織ですよね。
そういうのもあって、地域の人たちとのつながりというのもそこに入ればできるかなというのもあって、
私は去年入ってみたという感じですけどね。
任期は一応一度入ると最低5年ぐらいは続けてくださいと言われるんですが、
その後はもし嫌ならば対談してもしょうがないし、
さらに続けて20年とかやってる方もおりますし、
そこは絶対やらなきゃいけないというわけじゃないし、個人の判断に委ねられてますが、
そういう組織が消防団でございます。
ただ消防団の活動の仕方っていうのもね、
いろいろやっぱり昔のやり方では通じないところがあって、
最近は徐々に徐々に変わってきてますが、
その一つが出動の報酬の割り振りというかがその一つなんですよね。
昔は一回出動するとその現場に行った人にやっぱり手当てが出るんですね。
誰が出たっていう報告をすればその人分の手当てが出るんですが、
その手当てというのはその隊員個人の口座に入ってくるのではなく、
その消防団の口座に入っていって、
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それが消防団の活動資金になってたんです。
活動資金というのは要は忘年会とかね、
あるいは慰安旅行とかね、そういうところの資金として使われてたんですよ。
みんなでその消防団員がみんなで使うためのお金として。
ただね、やっぱりそうなるとその参加できない人だったりとか、
そういう集まり消防団には入っているけど、
別にそんな集まりのために入っているんじゃないみたいな人もいたりとか、
そうすると個人が出動で得た手当てなのに、
自分のために入ってこないっていうのがやっぱり問題になって、
今は完全に個人の出動手当ては個人の口座に入ってくるようになりました。
そういう意味で昔に比べて毎週の会合の飲み会なんかはもう今は全然やってないですし、
という意味でやはり昔の悪いイメージがある消防団からは、
やっぱりねだんだんと変わってきているようなんですが、
もう一つね話題になっているというか問題になっている一つなのかなと思うのは、
年に1回ある双方大会というね、その大会の運営なんですよ。
この双方大会というのは何かというと、
消防車を扱って火事になると火を消すために消防車のポンプを稼働させてホースを伸ばして、
その火の加点というね、火の出ている出火元に対して水をかけるという作業をやりますが、
その作業を競技としていかに短時間で正しい動きができるかっていうのを競う大会なんですね。
その年に1回各消防団がチームを組んでその競技を行うんですが、
その練習のためにすごい膨大な時間を取られるわけですよ。
毎朝会社員とかね仕事をされている方がみんなで集まれるタイミングを作って、
そこで全員の動きを確認して練習してということをやるんで、
大会の1ヶ月前ぐらいから朝5時集合とかね、あるいは夕方6時以降に集合とかして、
会社終わってからそこで練習をするわけですね。
4人組ぐらいになってそれぞれの分担の仕事があるんですが、
それの動きを覚えてみんなで時間最短で火を消すっていうようなやり方を覚えていくんですが、
それの運営の負担の大きさ、練習の負担の大きさこれが問題になっていて、
実際に私たちの今の消防団では教えられる人もいなくて、
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仕事の都合がつかなくて、実際に競技をやる若いメンバーとかも少なくて、
という意味でチームが完全に組めて練習をできるという状況にないので、
去年ぐらいから出動を辞退しちゃってるんですよ。
もう出られませんと言って、うちの部長が申し出て、
それで認められている形になっているんですが、
そういう大会を続けていくのも大変。
ぶっちゃけ私なんかは、実際にその動きの通りに火を消すかとか言ったらそういうわけじゃないんですよ。
その総合大会というのは、いかに機敏にきれいに動くかっていうような動きまで決められているので、
実際の火事現場ではそんな動きはしないようなものも入っているんですが、
ただ基本的な操作方法とかは、ちゃんと競技のやり方に組み込まれてますけど、
余計な体の動きだったりとか、そういうのも入っていると思っています。
という意味で、そういうのを大会としてやっているのに本当に意味があるのみたいな議論もあったりとかして、
そのために膨大な練習時間が必要としている。
さあどうなの?みたいなことがあるので、
これからどうなっていくのかはちょっと私も分かりませんが、
大会を運営するのは年々厳しくなっている。
人数が少ないが故にというところがやはりあります。
そういう状況の消防団ですが、さっき言ったように、
本当にいざ災害となると、やはりそういう集まりのところを利用して、
最前線では動かなきゃいけない時が来るんだろうなと思うので、
消防団をなくすというところまでは進められないのかなとは思いますが、
でも本当そういう地域の組織、そういうのを人口減、高齢化の中でどうやって保っていくのかというのは、
やはりもう一つPTAと一緒ですけど、地域のコミュニティをどういうふうに維持していくかというのは、
やっぱり考えなきゃいけないなと思いますよね。
あとはやっぱり消防団が何をやっているかというのが、中から発信していない。
そういうのも悪いと思うので、それをどうしていくかですよね。
昨日、双方大会の予選があったんですよ。
来週本大会なんですが、私たちのチームは出ていないのであれですが、
一応予選でも競技の他にいろいろ、服装点検とかいろいろあるので、
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それが参加していたんですが、来週も本番で参加しなきゃいけないですけど、
やっぱり忙しいこの時期に、丸半日とか潰れちゃうしというのもあって、
やっぱり忙しい時期になるとつらいですよね。
しょうがないというのもあって、こういうのをどうやって考えていくかというのは、
皆さん、関係のない方もいらっしゃるかもしれないですけど、
地域コミュニティにそういう事情がある組織もあるんですっていうことは、
ちょっと頭の片隅に置いておいていただければなと思います。
ここまで、今日も聞いていただいてありがとうございました。
皆さんの地域の消防団、誰が守っているのか、ちょっと気になりました。
調べてみていただければなと思います。
はい、それじゃあ今日も良い一日をお過ごしください。
それじゃあまたねー。