2025-11-14 14:57

夏と冬のワークロードギャップ


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サマリー

夏と冬のワークロードギャップに関するエピソードでは、ハーティッチファームにおけるナスの栽培について触れられています。夏は比較的低コストで栽培面積を広げやすく、冬はハウス栽培による設備投資が必要なため、作業量に大きな差が生じることが説明されています。農業では、季節ごとの作物の需要の変化に伴い、労働力の管理が重要な課題となります。特に夏と冬のワークロードのギャップをどのように乗り越えるかが、効率的な運営において求められています。

ナスの夏と冬の栽培
はい、皆さんおはようございます。 野菜がつなぐ人と人、ハーティッチファーム代表もとです。
本日も農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネルを 始めていきたいと思います。
はい、いつものごとく川沿い休憩スペースにいて、 ケイトラスタジオからお送りしております。
今日はタイトルのようにね、夏と冬のワークロードギャップ、 そんなお話をしようかと思っておりますが、
ハーティッチファームでは、 ナスの栽培を中心に経営をしておりますが、
やはりナスというと、皆さんをイメージするように、 夏野菜なんですよね。
ハーティッチファームでの栽培面積としても、 やはり夏の方が面積を大きくやっております。
というのも、路地栽培のナス、外の畑に作るナスであれば、 基本的に外の畑というエリアがあれば、
あまり設備投資をせずに、その畑に苗を植えればいいので、 初期投資がいらずに始められるわけですよね。
もちろん、ナスを栽培するためにV字支柱という、 鉄パイプで作られているような、
ナスの枝を支えるための支柱、それが必要なので、 それを誰かにもらったりとか、あるいは新しいものを買ったりとか、
そういうふうなものの準備は必要なんですけれども、 基本的に外の畑があればいいので、簡単に面積をやろうと思えば広げられる。
一方、冬のナスはハウス栽培。 ハウスの中で暖房を焚いて、気温を保ちながら栽培しなければ、
寒さでナスが枯れてしまうので、 そういうハウス設備が必要なんですよね。
そういう意味で、同じ面積をやるにも、 冬のナスの方がよっぽど設備投資がかかってしまう。
例えば、今、外のナスで千平米という農家の単位で、 農業の単位で言ったっていうね、
ひとつの栽培する単位があるんですが、 千平米、約千平米です。
それを外の栽培方法で、外の路地栽培で 一旦のナスの栽培を開始しようと思えば、
大体ですね、数十万、材料もし全部揃えるとしても、 3、40万とかそれぐらいあれば始められなくはない。
そのぐらいの初期投資のイメージです。
それが冬のナス栽培をハウスで設備をね、 ハウスを建ててやろうと思うとですね、
そういう暖房付きのハウスですね、 そういうものでやろうと思うと、
大体ね、1000万はいっちゃうかもしれないです。
っていうような、そんなイメージなんですね。 そのぐらいの初期投資の差がある。
冬のワークロードの課題
という意味で、夏の栽培面積は比較的簡単に、 お金というものではね、比較的簡単に始められますが、
やっぱり冬のハウス栽培のナスというのは、 計画的にやっていかないとね、
どうしてもこの設備投資が必要なんで、 なかなか広げられないという意味で、
ハーティッチファームでも現在は冬の栽培面積に比べて、 夏の方が倍ぐらいの面積があるんですよね。
そういうのもあってですね、 どうしてもナスだけの栽培でいくと、
夏のワークロードと冬のワークロードでね、 差が出ちゃうんですよね。
夏はパート3、4、5人入ってもらっても、 いっぱいいっぱいくらいで、
あとプラス家族で動き回って、 やっと収穫とか選別とかその辺を終わらせている感じですが、
冬になると、もうその人数のパート3でも、 ちょっと仕事が余り気味になってしまうというか、
人が余り気味になるというか、 そこまで収穫量もないし、人が余っちゃうんですよね。
こういうところで、年間を通して仕事をうまくね、 山を崩しながらというか、
どのシーズンも一定量仕事を作ろうと思うと、 なかなか難しいんですよね。
そういう意味で農家は、 年間通してある一定の収入を上げようとすると、
いろんな作物を組み合わせたりとかしながら、 その時期の収入を何かしら得ようとしているんですけど、
特にやっぱり冬はね、 外の気温が低くて作物が育ちにくい。
冬野菜といっても、路地で育てられる作物も だいぶ限られてしまうという意味で、
虫のね、被害とかは冬は相当減るので、 外で育てられる作物をうまく組み合わせればできるんですが、
なかなかね、やっぱりこう、 茄子と組み合わせてどの作物をやるかって結構難しいんですよね。
ましてやパートさんたちのね、 仕事時間という意味で夏ぐらい何かを作ろうとするとね、
やっぱり難しくて、この数年私が農業を始めて、 夏と冬を通してこの茄子栽培でね、
1年間うまく仕事を作ろうと思うと、 今ぐらいがちょうどいいなと思っているんですけど、
やっぱりそれでもね、冬の、 夏だけの仕事でいうと冬のね、仕事量が減ってしまうので、
冬の作業の工夫
できればね、もうちょっとその冬のハウス栽培としての 面積を広げたいなぁとは思っているんですが、
収穫調整っていう意味ではね、もうちょっとこう、 冬の時期だけで考えるともう少し面積はあった方がいいんですよね。
あった方がいいんですけど、何が難しいかというと、 この冬のハウス栽培の面積をもっと広げようとすると、
例えば、今の人数でいうとあと倍ぐらいはね、 もしかしたらいけるかもしれないんですが、
今の現時点でいるパートさんの人数だけ考えても 倍ぐらいはいけるかもしれないんですが、
そうすると、暖かくなり始めた頃、 例えば4月、5月、6月とか、
ハウス栽培のナスは6月ぐらいまでは取れるんで、 4月、5月、6月、あるいは寒くなる前の10月とかね、
その時がね、逆にハウス栽培のナスの量が 多くなりすぎてしまって、手が追いつかなくなるんですよね。
ちょうどその頃、路地栽培の収穫も始まる頃、 あるいはまだ残っている頃で、
ちょうどハウス栽培と路地栽培が 被る頃なんですよ、時期が。
という意味で、それを考えると、その時だけね、 あまりにも量が多すぎて忙しくなりすぎてしまうっていう、
ちょっとピークがね、逆に3月から6月のところで 仕事のピークが立ちすぎてしまうので、
それもなぁという感じ。
という意味では、本当もっと冬だけの、 例えば11月とか2月ぐらいまで、
翌年の2月ぐらいまでで、 こう何かね、仕事がパッと終わるような、
そういう作物をね、あればいいなぁと思っていると、 長ネギかなぁというところなんですが、
うちでも長ネギは既に父母が作っているんですけど、 長ネギかなぁとそれをね、
パート3に仕事を回しながら、 冬の仕事を作っていくか考えるんですけど、
今父母が作っているのは、 自分たちで直売所に出す面積ぐらいで、
じゃあそれをね、パート3たちで仕事をやる分ぐらい 面積を増やすかというところなんですが、
まあね、長ネギも収穫自体は11月ぐらいから始まって、 翌年の2月とかぐらいで、
やりやすいといえばやりやすいんですけど、 長ネギは夏の間の草処理がね、大変なんですよ。
あのネギのね、羽間に生えた草とか、 ネギの根元に生えてしまう草、
その辺をやっぱりきれいにね、うまく処理しないと、 ちゃんとしたネギが育ったというかね、
どうしても腐り邪魔されてしまうと、うまくネギ育たないので、
その辺をね、やらなきゃいけない、 もし作り始めると思ったんですが、
夏は夏で、ナスの方の作業が忙しくて、
その草処理にね、人をね、 なかなか回せないなというところもあって、
労働力の調整
どうしようかなというところなんですよね。
というところで、これはね、 農業をやっている人はみんな頭抱えるというか、
特に農業をやって、仕事をね、人を使っている人たちは、
ほんとこの1年間の仕事の平準化、これをね、どうやるかって、
ほんと頭悩ませるところだと思うんですけど、
人によっては、他の地域の農家さんと協力して、
自分の栽培する作物が忙しい時期は、 自分のところで働いてもらって、
で、逆に自分の作物が暇な時期、 そこまで人がいらない時期を、
その他のところに、地域のね、 農家さんのところに行ってもらって、
仕事をしてもらうというやり方を している人たちもいるんですね。
例えば、この私の住んでいる地元の近くですと、
いちご屋さんなんかは、いちごはね、 あのクリスマス時期にいちごがとても高く売れる、
やっぱりその冬の時期ね、 そこがいちごの前世紀なんですけど、
その忙しい冬の時期には、その技能実習生というかね、
外国人の方々を自分のところで使って、 で、どうしても暇になってしまう夏の時期は、
都知事権の北の方の、要は標高が高い、 茄子とか日光とかそちらの方の農業者の人と手を組んで、
で、そちらで高原野菜のための手として、 その外国人の技能実習生たちをそちらで働いてもらうという感じで、
季節ごとに移動してもらうというやり方をしている人。
で、うち、ハーティチュファーのうちなんかは、 逆にもうちょっと規模は小さいですけど、
夏のほんとの忙しい時には、近くの農家さんから、パープさん何人かね、 サポートに来てもらってとかってしてるんですよね。
路地栽培の茄子は、やっぱり8月、7月ぐらいから9月ぐらいまでとか、 その夏の時期がどうしても忙しいんで、
近くのハウス栽培のトマト農家さんは、 その真夏っていうのは、ハウスの中暑すぎてしまって、
そのトマトのね、シーズンの入れ替えっていう感じで、 どうしてもハウス栽培をやってると、
真夏は暇になるんですよね。 1回そのシーズン終わらせて、7月ぐらいに終わらせて、
で、9月ぐらいに始まるっていう感じで、 丁度8月を中心とした真夏の間が、
逆に暇になる、ハウス栽培をやってる人たちは。
なので、ハウス栽培をやってる友達、友人のところにいるパープさん何人かを、
路地栽培、うちの茄子の収穫に手伝いに来てもらうっていうやり方をしていて、
周りの農家さんと協力しながら、その人員のやり取りをしてたりしています。
それでも冬の時、うちはね、冬の時にちょっと仕事が足りないので、
一部のパートさんは、いちご屋さんのところに冬の間だけ働きに行ってるというようなやり方もしてたりします。
そんなところでね、パートの人数と仕事の割合で調整はしてるんですけど、
もうちょっとね、仕事をうまく作ってもいいかなとは思ってるんで、
その辺をどうするかですよね。
というところで、農家はね、本当、季節に合わせて作物が変わったりして仕事量が変わるので、
それに合わせて人をどうやって雇うか。
やっぱりね、忙しい時だけスポットでその時その時毎年毎年新しい人雇うってなかなか難しいんで、
私の場合にはどうしても年間を通して人を雇いたいなと、
そのためにはある一定の仕事量を年間を通してね、うまーく山を崩しながらやりたいなーっていうところを、
まだね、この数年でも作中っていう感じですね。
うまくね、ここが本当どの時期もピークが正しいにスパッとはまればいいんですけど、
なんとなくね、今ぐらい、プラス冬の仕事をうまく作ってちょうどいいかなというようなところまでは来ましたけど、
まあもうちょっとだなという感じですね。
まあね、本当、こうやってパートさんとかをね、人を使い始めると、
この辺の仕事をね、ワークロードをどうやって平準化させるかとか、
この辺がね、ちょっと頭の悩ませどころだなというところで、
自営業の方、仕事で人を使っている方、共感いただけるかなというところでございます。
作物の季節変動
ということで、今日も良い一日をお過ごしください。
それじゃ、またねー。
14:57

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