2024-06-12 09:54

フリー1on1

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1on1はもっと自由に好きなだけ行えるようにしたらいいと思う。


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サマリー

フリー1on1は1対1で自由に行われています。1つ目のテーマはキャリア系の内容で、2つ目のテーマは雑談で心理的安全性を高めるためのものです。

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こんにちは、きらのすたです。このポッドキャストでは、私が作った仕事術やライブハックを紹介します。
フリー1on1の起源と2つのテーマ
今日のテーマはフリー1on1です。これは1on1をフリー、つまり自由に行う、もっと自由に行うというものです。
まず1on1について話すんですけど、そもそもの起源はシリコンバレーだと言われています。
日本に来たのが、LINEヤフーが1対1でしゃべる、ミーティングするというものとして広めたのが始まりかなと思っています。
中身ですけど、1on1という名前の通り、1対1でしゃべるというところは共通していて、話す内容がいろいろ系譜といいますか、分かれているかなと思っています。
主には2つあって、キャリア系ですよね、まずは。普段仕事で忙しいと、なかなか将来どうするのとか考えにくいので、
そういう機会を意識的に確保して上司と話し合っていこうという、そういうものが1つと、あと1つは純粋に雑談ですね。
心理的安全性を高めるって最近よく言われますけど、まさにそういう目的でダックバランにお話しする機会を定期的に設けましょうみたいな、そういう意味合いとして使われることも多いですと。
フリー1on1の話になるんですけど、先に定義を言うと、いつでも誰でも誰にでも好きなだけ1on1を申し込むことができますよという考え方のことですと。
前提としてグループスケジューラーが使える必要があります。
OutlookでもGoogleカレンダーでもいいんですけど、社員全員が他の社員全員のスケジュールを見れるようになってて、かつ必要なら好き勝手に予定をぶっ込むことができるという、そこまで作れるようになってるっていうことが前提ですと。
その上でこのフリー1on1っていう制度と言いますか、考え方を前者的に導入すると、そういうことを想定しておりますと。
なんでそうするかっていうと、1on1って今多分結構トップダウンで定期的に、例えば月1でやりましょうとかいうふうになってると思うんですけど、これってあんまり賢くないと思ってるんですよね。
何と言いますか、平等志向なんですよね。
その平等っていうのは全員に対して全く同じものを割り当てるっていう、例えば月に1回やるなら月に2回やるっていうのを全員に必ず割り当てるみたいな。
あんまり賢くない配分の仕方と言いますか、だと思ってます。
個人的に重要なのって平等よりも公平だと思うんですよね。
例えばたくさんしゃべりたい人は月に5回とか6回してもいいですし、逆にそんなしゃべるの必要ない人は0回でもいいかもしれないっていうふうに。
人によって最適な回数って異なるわけですよね。
また同じ人についても今月はたくさんしゃべりたいっていう月もあるでしょうし、全くしゃべりたくないっていう月もあるでしょうし。
そんなふうに最適な塩梅と言いますか、分量が異なってくるので、それを尊重できるようにしたいよねっていう意味で、私はその平等よりも公平がいいかなと思ってます。
フリー1on1の定義と選択肢の増加
そもそも割と雑談っていう営みもそういうものだと思ってて、あまり月1で定期的にやりましょうみたいなのはちょっと違うかなっていう感覚もあります。
その辺を反映したのがフリーバンゴーマン(フリー1on1!)でして、要はいつでも誰でも自由にできるように会社として認めるんで、あとは君たち自由にどうぞっていう感じでやるというものです。
これ事例ないわけではなくて、いくつかあります。
一番有名なのは多分GitLabっていうGitHub、GitLabのバージョン管理システム作ってる会社があるんですけど、
その会社がやってるカフェチャット、コーヒーチャット、カフェチャットですかねっていう取り組みがありまして、
これがまさにいつでも誰でもチャインにGoogleカレンダーかな、予定ぶっ込んで雑談してもいいよっていうそういうものになりますと。
ハンドブックが出てて、昨日確認してみたところだと週に数時間、仕事以外の雑談を意識的に確保しましょうみたいなノリだったんですけど、
これもいつでも誰でも誰にでも申し込めるっていう本質はあるわけですと。
あとはクラスメソッドっていうAWSのコンサルとかSIとかやってる会社があるんですけど、そこのブログでも談話室メソッドっていう取り組みが紹介されてました。
これ多分ですけど、オフィスアワー的に話したい人いつでも予定ぶっ込んでくださいどうぞっていう、いわゆるウェルカム、ようこそ型のフリー1on1なのかなと私は思ってますと。
こんな感じで結構類似した取り組みってあると思います。他にも私が知らないだけで既にいろいろあると思うんですけど、
要はその1on1というかもっと言うと雑談ですね、あるいはキャリアの真面目な話でもいいんですけど、そういうコミュニケーションって案外縛るものじゃなくて定期的にやればいいっていうものでもなくて、
もっと自由にできるようにすればいいかなと日頃から思っておりまして、その辺の思いを込めて概念化したのがフリー1on1というものになりますというものですと。
個人的なことを言うと、私はあんまりしゃべるの好きじゃないんで積極的には使わないかなっていう感じです。
ただ必要ならもちろん使いますし、相手がそれこそフリー1on1でどんどんウェルカムだよっていう人であれば私も気さくに申し込んでしゃべりに行ったりとかするかなと思います。
何と言いますか、個人的には人のコミュニケーションってもっとうまくやれると思ってて、そのためには選択肢をたくさん用意して使い分けられるようにすることが肝心だと思ってますと。
このフリー1on1っていうのはその選択肢を増やす一つになるんじゃないかと思ってます。
コミュニケーションのバランスと結論
誰でも気さくに雑談できるよっていう選択肢ですね。
技術的にはすでにGoogleカレンダーを使って予定ぶっ込んでリモート解決するところでしゃべるっていう手段としてはできるんですけど、
その手段があるからといって自由に使えるかっていうとそうじゃないんですよね。
人間ですので遠慮とかそういうものがどうしても発生してしまうと。
そういう壁を乗り越えて自由にやってもらうためには、
今私はフリー1on1って形で言語化しましたけど、こんな感じでちゃんと方法論、概念、メソッド、そういう感じで定義してそれを啓蒙するっていうのが必要だと思ってますと。
そういうことができる人ってあんまりいないと思ってて、逆に私はそういう理論的っていうんですかね、そっちのほうが好きなので今回もこういうことをしているという形になりますと。
あとはそうですね、基本的にコミュニケーションって結構クローズドになりがちなんですよね。
インターネットとか社員全員に見えてる場所とか、そういうオープンな場所で一体書いたりするってかなり難しいんですよね。
スラックとかTeamsとかでも放っておくとすぐプライベート化するじゃないですか。
チャットでDMにせよ、チャンネルとかチームもすぐプライベートになったりとか。
そんな風にプライベートにしてできるだけ範囲を絞りたいっていう、何て言うんですかね、メンタルモデルの考え方的なものが私はあると思ってて。
個人的には伝達指向性が強いっていう言い方をしてるんですけど、それはともかくそういうのがありますと。
なんでそういうメンタルモデルがあるっていうことを踏まえた上で、それは尊重する形でコミュニケーションの選択肢を増やしていきたいと思っておりますと。
フリーワンオーワンっていうのは結構いいバランスだと思ってます。
グループスケジューラーとして社員のスケジューラーは全部見えてるけど、具体的に誰と何の話をするかは個人個人に任されてますし、
もちろん話の内容はその通りに2人にしか見えませんと。
いう感じで割とバランスがいいんじゃないかなと個人的には思っておりますけど、どうでしょうか。
もしコミュニケーションに悩んでいる視聴者の方がいらっしゃって、フリーワンオーワンやってみたいっていう気持ちとかが芽生えてきたら、
私としてはありがとうございますというか、いいなと思っております。
今回何気にポッドキャスト初めて、この方針にしてから初めての投稿ですけれども、
こんな感じで普段私が作っている仕事術とかライフハックとか概念とか、
そういうものを紹介していけたらなと思っております。
今回第1回はフリーワンオーワンについてでした。
ということで以上です。ありがとうございました。
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