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#23_古虎渓駅_なんちゃって地政学
2026-10-16 10:42

#23_古虎渓駅_なんちゃって地政学

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田舎社労士さだきちの路傍観察日記第23回 古虎渓駅
分け合って都会の会社を退職したさだきち よくさだきちゃんって呼ばれるんですけど
日々をぽーっと観察して考えたことをお話しするお時
10分くらいで終わります。
名古屋から電車で3、40分
よくプチ卑怯駅なんて言われる駅があって
城口寺駅と古虎渓駅があります。
城口寺駅については、名古屋の人は
遠足とかで行ったことがあるのかもしれません。
尾張徳川家の御大事がある城口寺駅です。
その一つ向こうに古虎渓駅という
本当に何もない山と川しかないような不思議な駅があります。
快速は止まらない。電車の本数もあまりない。
駅のホームは異様に長く渓谷像に立っているので
冬は不喫さらし、夏はカンカンレンです。
周辺には斬草やオカルトスポットである
古虎渓ハウスがあって
古虎渓ハウスはちょっとやんちゃだった
書士書家にとってはおなじみの
肝試しスポットなのではないでしょうか。
いまだに取り壊されていない。
昔は川のふもとにラブホテルがあったんですけど
それも廃墟になりました。
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古虎渓駅自体はホームが長くて
しかも湾曲ホーム自体が曲がっているために
一部の取り鉄、カメラで電車を撮るのが好きな方にとっては
電車が美しく見えるそうで
取り鉄名スポットとしても有名な駅だそうです。
古虎渓ハウスの方に行くには
遊歩道から赤い橋を渡らなければならず
この赤い橋も結構怖い。
物理的に落ちるんじゃないかって怖さがあるような橋なので
ちょっとドキドキするような感じ。
プチ冒険みたいなスリルが味わえる駅であります。
この古虎渓駅に
割とその良くない目的で来る方は
どうも一定数いるというのが実情のようで
でもその割に電車は古虎渓駅に停まるっていうのは
本当に本当に珍しいんですね。
お察しください。
なぜ古虎渓駅の風景は
人の心を救うんでしょうか。
どうも聞いた話では
古虎渓駅に行くとすべてがどうでもよくなるらしいんですね。
嘘か誠か知らないですけど
どうでもよくなるって
どういうことってずっと思ってたんですけど
なんか最近わかってきました。その気持ちが。
どうわかったかっていうと
一言で言うと
消費社会とか
その根底にある資本主義とかからの
プレッシャーかな?
圧力からある意味解放されるように感じるのかな。
そしてその古虎渓駅の風景そのものが
落ち込んだくらい
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このぐらいというか
沈んだ気持ちに寄り添ってくれる感じがするんじゃないかな
っていうのが今私が考えていることです。
名古屋から電車で3、40分揺られる。
そして古虎渓駅に降り立つと
何が待ってるかっていうと
何も待ってないというか
まず風景に色がないんです。
都会の風景って
とてもカラフルな人工色であふれています。
赤、黄色、鮮やかな青、緑も
どっちかというと原色系多いですよね。宣伝の中では。
まるで消費してくれっていう感じのメッセージ性を持った色が
都会には多くあふれています。
昔懐かしい漫画で
イガラシン・ミキオー
ボノボノで有名ですよね。
ラッコとシマリスとアライグマのあのボノボノです。
イガラシン・ミキオーの描いた漫画に
ニンペンまんまるという漫画があります。
そこに赤い銀子が出てきます。
で、こういうんです。
私を食べて
さもないと私があなたを食べることに
要はホラーなんですよね。
イガラシン・ミキオーはホラーの名詞として知られていますが
消費社会のプレッシャーってこれだと思うんです。
食べないと食べられるみたいな
うまく言えないんですけど
常に食べることを求められる。
ここ景気に来ると
そういうプレッシャーがないんですよ。
色がないんです、まず。
それこそ山の緑と渓谷の
川のせせらぎ、とどめ色の川。
人の気配なんて
ほぼほぼないんですけど
時々人が駅舎にいることがあって
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そこにほんの少しわずかな
人の痕跡があるみたいな感じがするんです。
どうもすっきりするというか
なんかどうでもよくなるっていう感じらしいんですね。
繰り返しになりますけど
風景そのものが落ち込んだ
暗い沈んだ気持ちに
寄り添ってくれるような
でも寄り添ってくれるだけじゃなくって
それがさまつなことだ
どうでもいいことだと感じられるような
そんな駅なんです。
田舎シャローしーさだ吉のロボ観察日記
第23回
ココケーキ
この話の続きはまた明日。
またね。
10:42

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