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ごっちゃんのスポーツマニア
始まりました、ごっちゃんのスポーツマニア。今日もよろしくお願いします。
コロナウイルスで結構バタバタしていますが、皆さん手洗いうがいとかやってますかね?
今日もですね、スポーツ大好き横根さんとですね、世界中のスポーツを知り尽くしたスポーツマニア、ごっちゃんとですね、元気にお届けしたいと思います。
横根、ご元気ですか?
はい、こんにちは。元気ないです。
実はね、山へ行くはずだったんです、私。
だけど、このコロナの影響で中止になっちゃって、もう超がっかりですよ。
本当にもう予定は全部ひっくり返っちゃって。
でも、こんな仕事をキャンセル、キャンセル、キャンセル、みたいな状況の中、なんかごっちゃん忙しいって、今日なんで電話なんですか、ごっちゃん。
今日は電話ですね。
ごっちゃん、なんなんですか。
どうも、こんにちは。
こんにちは。
こんにちは、すいません。
今日は電話さんか。
電話で申し訳ないんですけども、元気にやっていきたいと思います。すいません。
じゃあ、そんな元気なごっちゃんに、私、元気のない私を元気にしていただければと思うんですが、元気をあげてください。
そうですか。あれ、ニャンマーに行かれる予定だったとか、なんだったかっていう横根さんは。
そうなんですよ。残念なんです。
そうですか。
すっごい楽しみにしてたんですけど。
ニャンマーでいいネタがございましてですね、今日はそのことでお話ししたいなっていう。
ニャンマーの風を感じさせてください。
どうでしょうか。
ちょっとお二人知ってるかどうかお聞きしたいんですが、ニャンマーでやっている世界で最も過酷な格闘技っていうのがあるんですけども、ご存知ですか。
なんだろう。
K-1とか。
K-1だよね、だって。わかった、ニャンマーだけど案外相撲とか。
相撲。
相撲。
さすがに相撲はやってないんですけどもね、日本の競技ですしね、国技ですからね。
実は世界で最も過酷で過激な格闘技って言われてるニャンマーの国技なんですね、これ。
あるんですよ。
これラウェイっていう競技があるんですけども、ご存知ですかね。
知らないです。
ラウェイ、初めて聞きました。
ニャンマーの国技にもなってて。
なんで過激かっていうとですね、パンチするグローブはめないっていうですね。
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素手。
素手っていうのはバンテージって言われる、ボクシングのグローブの下に巻く布みたいなのがあるんですけども、あれを巻くだけっていう。
こういう競技があるんですね。
これ基本的になんでもいいっていうルールがございまして。
なんでもいいとは。
なんでもいいっていうか、やっちゃいけないのは締め上げみたいな、締め付けっていうかですね、首締めみたいな、そういうのは禁止なんですけども。
あと暴言吐いたりっていうのは禁止になってるんですけどもね。
暴言。
あとほぼほぼ何をやってもいい。
攻撃で何をやっても反則ならない。
ならないですね。近敵ですらならないっていう。
それは過酷だ。
さすがに意図的に近敵狙う人はいないんですけども、当たってしまってもこれ反則じゃないっていうストックがかかるレベルですね。
それは過酷だ。
基本的には何をやってもいいという感じの競技なんですよ。
それなのに暴言はダメって言ってましたよね。
そうなんですよね。暴言はダメなんですよね。やっぱりその宗教的な部分とかやっぱりミャンマーなのであったりとか、お互い尊重して。
例えば試合前にですね、2人選手が揃ってリングの祭壇に踊りを捧げるというかですね。
神聖なる国技なんで神聖なる場所なので、暴言であったりとか人をバカにしたようなことは禁止になってるんですね。
そんな過酷なのに言葉の暴力はダメ。
そうなんです。言葉の暴力がやっぱりダメで、これは相手を尊重する国技なんでミャンマーのですね。
宗教的な部分があったりとかするんですけども、試合前に選手がリングの祭壇に向かって踊りを捧げるという、そういう儀式があったりとかですね。
伝統音楽が奏でられて、その中で競技をやるっていう、そういうスポーツ格闘技になってますね。
その選手本人たちが踊るんですか?
舞を、奉納されてる舞をみんなで見守るんじゃなくて、競技をする選手自体が踊るんですか?
選手自体が踊りますね。
じゃあ踊りの練習もしなきゃいけないですね。
踊りの練習しないといけないですね。
これはタイなんかも宗教とか思想の国なので、
例えば日本でキックボクシングってそういうことしないんですけど、
ムエタイっていうタイの、ムエタイなんかも神に捧げる踊りを試合前にやったりとか、
それと一緒ですね。
伝統的なミャンマーの国技なんですよね。
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そうですね、ミャンマーの国技ですね。
日本のキックボクシングって、例えば戦後生まれてるので、
そんなにまだ100年も歴史がないんですけども、
ラベは大体1000年くらい歴史があります。
日本だと1000年前だと、鎌倉時代とかぐらい?
平安時代?
日本でケマリとかしてるぐらいの頃です。
1000年ですよね。鎌倉時代よりも昔ですよね。
和歌とか書いてる。
紫四季舞とかぐらいの頃ですかね。
そうですね、よりちょい前ぐらいですよね。
100日読んでるような。
その頃、世界一過酷な競技がミャンマーで生まれていたんですね。
非常に神聖なる競技。過激なんですけども、神聖なる競技。
精神的にあれですよね。言葉とかダメで。
ついついそんな過酷な競技だと、言葉とかもなんだものやろうみたいになっちゃうじゃないですか。
そういうイメージになりますよね、格闘技って。
それは抑えつつ、手出しは何でもあり。
やっぱり本気でリングの上で、相手と一緒に向き合うっていう。
相手と対峙した時は、相手を尊敬しながらやるっていう精神なので。
これは日本の武道とかも一緒ですけども、手加減はしないっていうことが相手を尊敬するっていうことなので、
そういう精神に則ってやられるっていうところがあると思うんですよね。
これ格闘技なので、ノックアウトしたら勝ちとかそういう感じなんですか?
そうですね。いろんな勝ち方があったりするんですけども、
だいたいノックアウトが主流ですよね。
そんなすごい過酷な感じの裏上なんですけれども、日本の選手とかもいるんですかね?
日本の実は選手もいまして、
そうですね。例えば、最近K-1の試合にもちょこちょこ出始めてる選手で、
金子大輝選手っていう、埼玉県出身の選手なんですけどもね。
K-1ジム大宮知事イム・レオンっていう所の所属なんですけども、
この金子選手は地元のミャンマーでチャンピオンですね。
チャンピオン?日本人が?
チャンピオンです。
今やってますよ、日本人もぐらいで終わるのかと思ったら、チャンピオンですか?
そうですね。ゴールデンベルトチャンピオンシップっていう、
ミャンマーの本当に敬意のある大会で、2017年から67kg級の王座を獲得してますから。
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すごい。日本人やるな。すごい。
金子大輝選手と他にもいらっしゃいます?日本人選手って。
そうですね。他にも大会とかには出てまして、
この金子選手が現地でも英雄とされる有名な選手なんですけども、
日本の大会やるとだいたいプロレスラーだったりだとか、
K-1の選手とかキックボクシングの選手が中心になって、
ラウェーの大会にスポット参戦してたりしますよね。
すごいね。
あと女性でも参加してたりする選手がいますので。
女子の大会もあるんだ。
女子もありますね。
じゃあ女子プロレスみたいな感じで、女子ラウェーがあるわけですね。
女子ラウェーありますね。
でも今、私の頭の中ではミャンマー人が格闘してる絵しかなかったんですけど。
そうなんですよ。
日本の国技であるオスモは、なぜかモンゴル勢がすごいじゃないですか。横綱とか。
そういうですね。
それに対抗してじゃないですけど、ミャンマーの国技は実はチャンピオン日本人みたいな。
なんか気分いいな。
そうですね。
やっぱりミャンマーだと国技なもんですから、現地の英雄ですよね。
そうですよね。
カネコ選手なんかは。
日本の白宝みたいな感じですよね。
そうですね。白宝とかじゃないですかね。
ですよね。ミャンマーでカネコ選手は、日本人の我々が白宝を見てるみたいに、ミャンマーの人はカネコ選手を見てるみたいな感じですよね。
当然そうですよね。
国技なので、街を歩くと有名じゃないですか。
顔も知れてるので、人が寄ってきてサイン邪魔に遭うとか。
そんな状況らしいですね。
いやいやいや、なんかとんでもない結論に至りましたよ。
何にも知らない、ラウェー、へー、ふーん、えー、なんだろうとかいう流れから。
こんなワクワクする展開に。
もうやだ、ごっちゃん、最高。
ミャンマーに行かないと、このラウェーの試合って見れないんですか。
実は日本にも、ラウェーの日本の教会みたいなのがあるんですよ。
そこが主催となって、日本でもちょこちょこと大会やってます。
そうなんですね。日本で大会やってるんだ。
そうですね。たまにちょこちょこやって。
日本の選手、キックボクシングの選手とかプロレスラーとかの方が中心になって、
ラウェーのルールで試合をやったりとか。
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現地からも当然選手も来ますので。
そうなんですね。ちょっと調べちゃおう。
ラウェー、日本大会を橋本真奈美さんがプレゼンターとかやってますけど、
あの橋本真奈美さんですよね。
そうです。まさに橋本真奈美さん。
橋本真奈美さんはK-1とかのゲストとかで解説とかもやってますので、
本当に大好きなんですよね。橋本真奈美さん自体も。
すごい。
ラウェーのプレゼンターとかでもやってますね。
なるほどね。
日本はこのインターナショナルラウェーフェデレーションジャパンっていう団体が主催となってやっていると。
で、高楽園大会とか大阪エディオンアリーナとかでやったりとかですかね。やってますよね。
ごっちゃんこれ大変ですよ。エントリー無料になってますけど。
基本無料ですよね。
すごい。でもなんか今までごっちゃんと話してる中で、
優勝賞金何億とかって話たくさんあったじゃないですか。
はい。
世界一過酷な格闘技なのでちょっとワクワクして今調べたんですけど、
ワクワクしてください。後藤さん大発表してください。優勝賞金、グランプリ賞金は、じゃん。
グランプリ賞金10万円ですよ。
ちょっと。
10万円。
ちょっとここびっくりなんですけど、ごっちゃんが紹介してくれたプロスポーツとかの賞金いくら何億なんですよ、何十億動いてるんですよって話いっぱい聞かせてもらって夢がいっぱいって感じだったんですけど、
10万って最安じゃないですか。
本当に。
失礼ながら。
最安ですね。下手したらコマ回し大会ぐらいの夏祭りの賞金みたいな感じですけど。
そうですよね。ちょっと大きな自治体ぐらいで出る感じなんですけど、
でもこれ見てると、これチャリティーだからなんですか?ラベの試合ってチャリティーなんですか?
そうなんですよ。実はミャンマーって生活水準が、ちょっと失礼な話になっちゃいますけど、生活水準がそんなに高くないじゃないですか。
なので、例えば現地でも優勝賞金ってさほど高くないんですよ、チャンピオンとか。
それでも現地の大会としたらものすごい高額なんですけども、
もともと大会自体が国技であり、国が良くなるっていうことが前提になってたりだとか、
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困ってる子どもとか、いずめられてる子どもとか、生活できない子どもとかを、
この収益で助けていこうっていう基本的な考え方があるので、
なので高額な賞金を狙いに行ってるっていうよりは、
自分たちが命をかけて戦ったものが子どもたちの役に立つっていう。
本当のヒーローじゃないですか。
戦い方っていうかですね、精神あふれる戦いになっているっていうことなんですよね。
じゃあ、こんなに過酷で何をやっても反則にならない、
暴言はいちゃダメだけど、何をやっても反則にならないような超過酷なミャンマーの国技は、
ミャンマーっていう国を支援するために、
その選手たちが身を削って頑張ってるみたいな、そういうことなんだっていうことですね。
そうですね。
やっぱり国技、神聖な国技って素敵ですね。
めちゃめちゃいい話でしたね。
トミーどうですか?一回観戦行きません?
いいですね。日本でも今年やる予定、コロナの影響でどうなるかわからないけど。
そう言われると見たいですよね。
見に行きたいですね。
そういう見に行くことによって、ミャンマーっていう国がよくなるお手伝いができればね。
いい気持ちになりますしね。
日頃の毒がちょっと落ちるかなっていう感じが楽しみながらね。
そうですね。
いいなと思って。
毒を落としに行きましょう。
毒を落としにね。暴言ばっかり吐いてね、日々暮らしているのがね、綺麗な心になりそうな気がして。
さすがごっちゃん。やっぱり世界中のネタをね、知っていて。
ちょっと元気なくなっていたけれども、またミャンマー行くことになったらすごい私、金子さん探しに行きます。
会いたいな、金子さんの試合を見たいなと思いましたし。
そういう世界一過酷な競技は、世界一心の綺麗な優しい競技だったということで。
今の世界中がコロナと戦っている今、とっても心が温かくなるいいお話を聞かせていただいて。
本当ですね。
ごとさん忙しいのにありがとうございました。
とんでもございません。
ごとさん、しばらく忙しいの?また来週も電話とか嫌いよ。
その時にまた会わせたいと思います。
わかりました。今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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ごっちゃんのスポーツマニアでは、お聞きいただいている皆さんとスポーツの未来を語るだけじゃなくて、作っていけたらいいなと考えております。
まだ無名だけど絶対才能ある、こんな人がいるよとか、こんなスポーツがあるって聞いたんだけど詳しく教えて、などスポーツマニアの質問や情報などお寄せいただければと思います。
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この番組は、ピトパの提供でお送りしました。