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2018-03-08 11:25

006.伊藤博厚さん(株式会社イトーテキスタイル)

株式会社イトーテキスタイル 代表取締役 伊藤博厚さんにお話をうかがいました。
三鷹駅前のオフィスにおうかがいしてインタビューさせていただきましたが、多くの生地に囲まれて、多種多様な生地を扱っていることがよくわかりました。

将来的には服飾の専門学校との連携、生地の産地との連携で国産の良い生地をもっと知って、使ってもらいたいという想いもうかがいました。

また、お母様の事故をきっかけに介護をとても身近なものに感じられ、訪問マッサージ事業も展開されたとのことです。

地域密着で訪問マッサージを必要とされている方に寄り添って、サービスを提供されている様子がよく伝わりました。

生地と訪問マッサージは一見全く違う事業のように感じますが、どちらもお客さまの幸せを願いサービスを提供しているという点では同じ想いで取り組んでいるということがわかります。
お客さまの喜びをとても考えていらっしゃる伊藤さんの人柄が表れていました。

株式会社イトーテキスタイル
http://itotextile.com/

あいはんど施術院
https://aihand.jp/
00:06
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、株式会社伊藤テキスタイル代表取締役、伊藤博厚さんにお話を伺いました。
三鷹劇前のオフィスにお伺いして、インタビューさせていただきましたが、
多くの記事に囲まれて、多様な記事を扱っていることがよくわかりました。
また、お母様の事故をきっかけに、介護をとても身近なものに感じられ、訪問マッサージ事業も展開されていたとのことです。
では、伊藤さんのお話をお聞きください。
本日は、株式会社伊藤テキスタイルの代表取締役、伊藤博厚さんにお伺いしたいと思います。
伊藤さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずお伺いしたいのは、どんな事業をやっているのか教えていただけますか?
そうですね。うちは平成元年に父が始めた洋服の記事の博士なんですね。
そうなんですね。
もともとは、昔でいう大手アパレルさん、ナショナルブランドさんとかに記事を売って、中間分野でやっていたんですけど、
この時は厳しいですね。
そうなんですね。
厳しいですね。
今はその記事業界ってどういう状況なんですか?
今は本当に、洋服の記事を海外生産するところまで行っちゃってますんで、
昔は本当に国内で良い記事を作って、海外で縫製する。
昔というかもう10年ぐらい前に、それこそユニクロさんとかで始まった流れがあったんですけど、
ここ6年で記事まで全部向こうで作れるようになってしまったので、
そうなんですね。
もう一括して向こうでやられちゃったら、手も足も出ないですからね、うちはね。
縫製だけが昔は海外だったんですね。
記事は国内でずっと作ってたのが、ここ最近なんですね。
本当そうなんですよ。
もともと中国なんか水があまり日本と違って良くないんで、
ウールの白い記事なんか作れないって言われたのが、
そうなんですね。
今は技術向上しちゃって、できるようになっちゃいました。
だからどんどんバングラディッシュですとかベトナムですとか、
もっともっとこれからいい機械も入って、技術も上がっていくんじゃないかなと思いますけどね。
じゃあ今ちょっと段々と海外の製品が増えてきてるっていうことなんですね。
増えてますね。
あとは本当に、我々の年代今50ちょいですけど、
子供の頃やっぱりメイドインチャイナとかね、
抵抗が、親とかも抵抗があったのが、
今誰でもメイドインチャイナだろうが、メイドインバングラディッシュだろうが、
全然抵抗なく切れちゃってるっていうのもありますよね。
もう増えてきて当たり前になってきたのかもしれないですね。
当たり前になっちゃってるんでね。
それも原因の一つではあるとは思いますね。
03:01
あといろいろお伺いしたところ、
実は訪問リハビリマッサージという、そういった授業も展開されてるんですね。
こちらはどういったこと?
きっかけとしては6年くらい前に母が交通事故で亡くなって、
その時に結局退院しなかったんですけど、入院中に
介護になるよ、家に帰って退院したとしてもって話があった時に
ちょっと心に芽生えて、突然介護ってことがあるんだなっていう。
本当、今日の明日でいきなりうちが手すりつけなきゃいけないとか。
でもそこまでの介護業務まではできなかったんで、
少し何かできないかなって思った時に、
健康券を使える訪問マッサージというのがあったので、
それだけをちょっとやろうかなと思って、2年前に開業しましたね。
その授業を始めたんですね。
実際にはマッサージを受けたいという方のところにお宅までお伺いして、
それでやってるんですね。
国家資格を持ったマッサージ師が行って、
後期高齢者の方だったら1割負担でできるということで、
やらせてあげて20分から30分くらい行かせてもらってますね。
やっぱりそういった保険とかで使えて楽になるっていうんだったら
やってみたいっていう方も多いんですかね。
マッサージ自体知らない方がいらっしゃるんですけど、
やってみてわかったのは、
高齢の方が駅とかのマッサージ屋さんに行ってマッサージしてもらって、
その場ではすごく気持ちいいんですけど、
たぶん帰りに疲れちゃうんですよ。
そうなんですね。
たぶんね。
そこまで行って帰らなきゃ。
行ってその場ではすごく気持ちいいんだけど、
帰りに例えばおばあちゃんだったらお買い物しちゃうとか、
なんかうろうろしちゃって、
たぶんその間にまた疲れちゃう。
お金ある人はタクシーで多くできるでしょうけど、
そうじゃなくて歩いて行ってる人だったら、
たぶんうちの場合でしたら本当に最初はね、
皆さん掃除しちゃったり、
なんかいい格好してきちゃったりするんですけど、
慣れてきちゃったらもう本当にそのままでパジャマで、
寝巻きで普段着で、
このままやって、
じゃあうちが帰っちゃうから、
その後寝てくれても結構ですっていうので、
すごい楽みたいで。
やっぱり自宅でやってもらえるって言うと本当にね。
それぞれリラックス。
リラックスできますね。
と思うんですよね。
しかもやっぱりね、
高齢の方となると出かけたり戻ったりするのは、
やっぱりそれだけでも負担になるんですかね。
思うんですよ。
やってわかったんですけどね。
やっぱりそういった方に、
ちゃんとご自宅でリラックスした雰囲気で、
手術できるっていうところが魅力なんですね。
だからおかげさまで2年経って、
まだ患者さんは、
辞めた方が1人もいらっしゃらないんで。
そうなんですね。
やっぱり皆さんね、
一度やるとすごくね。
喜んでもらえるんで、
ありがたいありがたい。
ただなかなかお客さん増えないんで困ってるんですけどね。
やっぱり今後はマッサージとかそっちの事業も、
どんどんどんどん増やしていきたいということですかね。
そうですね。事業はたくさんあるし、
逆に都内の方だったら、
もう本当に新規参入してる会社がたくさんありますんで、
加藤教授にもなっていくと思うんですけども、
その中でちょっとうちたちの特色を出して、
持っていって、
そんな何百人もやるんじゃなくて、
06:02
本当に地域密着でやれるマッサージ店というかね、
病院、施術院を目指すという形でいこうと思ってますね。
それぞれお互いの顔が見えると、
安心して通って、
頼んでいただけるとするかもしれないですね。
やっぱりこの今の三鷹の、
ここの地域でやっていくという思いはありますかね。
そうですね。三鷹・武蔵の地域で、
生まれも育ちも貴重なもんですから。
もう本当に地元ですから。
この辺でね、やれる範囲で、
それだけでも相当な患者さんがいらっしゃると思うんで。
そうですよね。
だからそんなに都心の方に出る必要はなくて、
この辺りをしっかりと地域密着ということでやれるというのも、
それだけでもすごく、
必要とされる方が多いんじゃないかなと思いますね。
その辺をちょっと目指して、
これからですけどね、まだやっていこうと思ってますね。
さらにここの地域で活動を広げていって、
そういった必要とされる方に向けて、
やっていきたいということですかね。
どうしても最初はね、
介護施設とかそういうところを狙うんだと、
どこで連携してやっていくんだ、
武蔵野市と連携していくんだと思って、
そっちばっかりやってたんですけど、
足元が本当に疎かなってことをつい先に気づいたんで、
だったらまずは、
会社の近くでいらっしゃる方を、
まず探してみて、話してみようというところからやろうという、
遅いんですけどね。
最初から擦り合われたんですよ。
でも経営って、やりながら色々見えてくるってありますよね。
ありますね。
少しずつクリアしていきながら、
今はこういった方針でいこうかということを、
目指されているということですよね。
最後に、
介護マッサージだったり、
あとは記事の販売だったり、
色々事業展開されていると思うんですが、
それぞれの事業にかける思いというか、
志をお伺いできればと思うんですけど。
そうですね。生意に関しまして、記事に関しましては、
先ほどちょっと悪い方向の話をちょっとしちゃいましたけども、
ちょっと若い子が、仲良い子がいたときに、
一回東京都のこの近辺の専門学校を回ったことがあるんですよ。
副職の学校ですね。
そのときに見ると、当たり前ですけど、
若い子がいっぱい副職の勉強をして、将来を考えてやってらっしゃると。
そんなときに、どこで記事を買っているの?って言ったら、
悪いって意味じゃないんですけど、
湯沢屋さんですとか、日暮里とかの桐浦さんで買ってて、
私らの記事屋というものを知らないという。
そもそも知らない。
そもそも記事というのは湯沢屋で買わなかったと思っちゃったよ。
本当うちに余裕ができれば、
そういうところの学校さんと生徒さんともっともっとつながって、
いい記事を国産でこんな記事作ってるんだよっていうのを、
もっと出してあげたいんですけども、
ただそれが正直今のところ全然できてない状態ですので、
将来的にはそういうことをやりたいのと、
やっぱ地方の産地で頑張ってる工場さんがいっぱいありますんで、
そういうことも提携して、
じゃあうちが中心になって、
生徒さんと工場産地をつなげてあげるとか、
09:00
そういうこともできればいいかなとは思ってますけど、
全然できてないですね。
これからですね。
これからですね。
頑張りますね。
あとは訪問リハビリの方はどうですかね。
そうですね。
訪問リハビリの方も本当に地元密着ということで、
介護につながらないで、
例えば本当に抗がん剤やってらっしゃる方で体がだるいですとか、
本当に息子さん、私の世代だと自分の親世代が結構がんになっちゃったって人が多いんで、
そういう方たちの家に行って少しでも楽になってもらいたいっていうのがありますね。
一回やってもらえれば本当に楽になるみたいなんで。
じゃあまずは体験してもらって、
そこからね、継続してもらうとか。
やってもらってっていうのはですね、
だいたいご夫婦で片方の方、どっちかやってらっしゃると、
5回目ぐらいにね、俺持ってて、
2人させてもらうっていうのはありますんでね。
もっともっとちょっと時間と営業して広めていけば、
絶対にこっちももちろんですけどお金儲けになりますし、
お客さんの方も体が楽になるってことがありますんでね。
はい。本日はどうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
地域密着でホームマッサージを必要とされている方に寄り添って、
サービスを提供されている様子がよく伝わりました。
また、将来的には、
副職の専門学校との連携、
記事の産地との連携で、
国産の良い記事をもっと知って使ってもらいたいという思いも伺いました。
記事とホームマッサージは一見全く違う授業のように感じますが、
どちらもお客様の幸せを願い、
サービスを提供しているという点では、
同じ思いで取り組んでいるということがよく分かります。
お客様の喜びをとても考えられていらっしゃる伊藤さんの人柄が現れていました。
あなたの心には何が残りましたか。
ではまた次回。
11:25

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