1. 経営者の志
  2. 008.高橋賢さん(office K)
2018-03-22 12:23

008.高橋賢さん(office K)

office K 代表 高橋賢さんにお話をうかがいました。

高橋さんはトレーニングスタジオスタジオest.を運営されています。
理学療法士の資格を持っている高橋さんは、介護予防・健康づくりからリハビリまで状態に合わせて効果的にサポートされているとのことでした。

トレーニングスタジオの運営だけではなく、多摩地域のコミュニティビジネス交流会も立ち上げ、地域に根ざしたサポートをされている高橋さんは、多くの人に喜んでもらいたいというサポートの想いを強く感じました。
また、高齢化社会を迎える将来のため、世の中のために何ができるのかを考えながら経営されている様子がすごく伝わりました。

トレーニングスタジオest.
http://studio-est.jp/
00:05
経営者の志、経営者は志をもって経営しています。
経営者の志を聞けば、目指している姿がわかります。
社会に対して、どのような貢献を志しているのか、経営者に伺っていきます。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、オフィスK代表高橋賢さんにお話を伺いました。
高橋さんはトレーニングスタジオSと運営されています。理学療法士の資格を持っている高橋さんは、
介護予防・健康づくりからリハビリまで、状態に合わせて効果的にサポートされているとのことでした。
では、高橋さんのお話をお聞きください。
本日は、オフィスK代表の高橋賢さんにお話をお伺いしたいと思います。高橋さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今、高橋さんが経営されているトレーニングスタジオにお伺いしているのですが、
トレーニングスタジオSではどういったことをされているのか、説明していただいてもよろしいですか。
トレーニングスタジオと言っているのですが、
実際には中高年者の介護予防を目的とした、いわゆる介護予防スタジオや健康スタジオのような形で、
一昨年の11月に開設しました。
実際にやっている内容は、70歳以上の方に向けた介護予防教室や、
50歳以上の方を主に対象にしたトレーニングです。
トレーナーがついて様々なトレーニングを行うものや、
ヨガやピラティスや体幹に特化したトレーニングなど、
多彩なメニューを用意してやらせていただいています。
高齢者に向けたというところがポイントなのですかね。
私自身が理学療法士という、もともとリハビリを行う医療系の専門職ですが、
自分自身もずっと高齢者医療に携わってきています。
これからどんどん高齢者の方が増えますし、
今、国や何かでも仕切りに介護予防ということが言われていると思いますが、
やはり元気なうちからある程度体づくりをやっておかないと、
いざ年を取ってから病死へになるリスクが高まりますので、
そういったことを予防するということで、このスタジオを始めたということです。
03:00
やはり今から高齢者もどんどん増えていって、
そうすると国としても医療費がどんどんどんどんかかっていきますからね。
そこを何とかしたいという思いで、こういったところで高齢者に向けて、
理学療法士という資格を持ってこのジムをやられているということですが、
他のトレーニングスタジオとやはり違いがあると思うんですが、
そのあたりはどういったところが違うんでしょうかね。
やはり中高齢の方を対象にしていますので、特に高齢者になってくると、
元気な方でもいろんなところにやはり体の不調とか、
関節の障害とか痛みとか、そういったものを持っている方は多くいらっしゃいますので、
そうしたときにきちんとそうしたリスクを、
例えば運動によるリスクというものもありますから、
そういったリスクをきちんと踏まえて指導に当たることができるというのは、
やはり我々専門職の強みかなというふうには思いますけどね。
やはりそういった高齢者ならではの気をつければいけないところとかがあるんですかね。
そうですね。特に高齢になって膝が痛いとか、腰が痛いとか、
そういった方もいらっしゃいますし、
そうした動かし方なんかも注意しなきゃいけないこともたくさんあるので、
そういったところにやはり医学的な知識を持っている人が関わるということは、
高齢者のトレーニングにおいては重要かなと思っています。
自分で勝手にやって怪我しちゃったといったら大変ですね。
それはしっかりアドバイスをいただけるのはありがたいかもしれないですね。
高橋さん、あとはこの間私も参加させていただいたんですけど、
多摩コミュニティビジネス交流会を立ち上げられたそうですけど、
こちらはどういった内容なんでしょうか。
立ち上げたと言ってもですね、まだ前回が2回目で、
昨年の暮れに第1回目ということで、そうした会を催させていただいたんですけど、
もともとのきっかけというのは、今私がやっているこの事業というのが、
高齢者の方の介護予防とか、あとは高齢者の方の居場所づくりという点で、
これからの高齢化という問題に対して、
どう解決していくかというビジネスの手法を用いてですね、
どのように解決していくかという、
まさにコミュニティビジネスの分野の事業なんですけれども、
なかなかやっぱりコミュニティビジネスって、
まだまだ認知されていない面もありますし、
進んでいる自治体さんとかですね、あと海外なんかでも、
やっぱりそうした民間の力を活用した新しい公共の在り方というのは、
かなり進んで議論されたりしているんですが、
魂においては、まだちょっとそこの部分というのは遅れているというかですね、
まだ積極的にいろいろ動いているという状況じゃないのかなと思うんですね。
そんな中で、自分自身ももっとそのコミュニティビジネスという分野に
06:05
携わる人たちが増えてほしいし、
そういう人たちとの連携を取ることで、
自分自身の事業もうまく回るようになるかもしれないし、
そうしたことが普及していくことで地域課題の解決にまたつながるということもありますので、
そうした回に、どちらかというと自分が参加したいと思っていたんですが、
なかなか魂内にはそういったものがなくて、
もうちょっとエリアを広げるとね、
そういった集まりというのはたくさんあるんですけど、
やっぱりこの地域に根差した魂というところで、
地域課題を解決するということの目的にした、
そうした集まりというのがなかったので、
何人か声をかけさせていただいてですね、
まずはあまり大げさなものではなくて、
集まってお酒を飲みながらちょっと情報交換ができたりですね、
そうした将来的な地域への思いを語れるような場があればいいなということで、
始めたのがきっかけです。
そうなんですね。
なかなか経営者同士一人で考えてもなかなか問題解決できないようなことありますけど、
そういった地域の中でいろいろ共通の課題もあるかと思うので、
そういうところがお互い気楽に話し合えればというのがあると本当にいいですよね。
そうですね。やっぱりたましって経営者の方もそうですし、
それに限らずともすごく地域に思いを持った方というのが多いなというのは感じていて、
ただやっぱり皆さんそれぞれの分野でバラバラで動いているような形だと思うんですね、現状は。
でもいろんなビジネスの分野は違っても、そういった地域課題を解決するという、
それをコミュニティビジネスという分野で括れば、
いろんな業種の方たちがそれぞれ知恵を出し合いながら、
いろんな課題の解決につながっていくのかなというふうには思っていますし、
今回2回開催させていただいた中でも非常に面白いつながりというか生まれたりもしているので、
またこれからちょっと期待したいなと思っているところです。
皆さんで地域の課題を一緒に取り組んでいくという、そういった仲間が増えるのはすごくいいことですね。
実際まだコミュニティビジネスって知らなかったり、そういった分野に携わっていない方でも、
そういった場でいろんな課題に対してディスカッションしたりすることで、
ちょっとした工夫でね、本来は本業のところはそうした分野じゃないんだけれども、
でもやっぱりちょっとひねることで、そうした地域課題のために何かできることって、
考えていただくきっかけにもなるかなというふうには思います。
あと事前のお話のときに出てきたんですけど、大学院でそういったことも研究されているということなんですか?
そうですね、研究というかですね。
09:02
2年間、今まだ卒業していないんですけれども、
先日ようやく修了確定通知をいただいて、卒業できることは決まったようなんですが、
もともとは経営を勉強したくて、大学院、経学の方に通い始めたんですけれども、
その中で自分自身のビジネスがなかなか軌道に乗らないという部分もあって、
コミュニティビジネス、私が行っている事業がコミュニティビジネスだとして、
それがなかなかうまく軌道に乗らない原因っていろんな問題がもちろんあるんですが、
それをちょっと明らかにしたいというかですね、
いわゆるコミュニティビジネスが抱える経営の難しさみたいなところをちょっと研究したいなと思って、
大学院ではそうした分野をちょっと研究していました。
それもいよいよ卒業されて、そのコミュニティビジネスに活かせるようにということですかね。
そうですね、実際に活かしていければいいなと思っています。
では最後に高井さんの経営する上での志をお伺いしてもよろしいでしょうか。
私自身がずっとサラリーマンとして医療法人の中で勤務をしてきて、
今独立して自分でこうした事業を行っているわけですけど、
その思いの根本というのは、やっぱりこの地域の高齢者の方たちを元気にしたいという思いがあって、
そのためにできることといえば、やっぱり理学療法士という資格を生かした体づくりのことだったり、
そうした生活のアドバイスだったり、そういうことだと思うんですよね。
そうした中で、やっぱり地域にお住まいの方たちが私が提供するトレーニングスタジオだったり、
そういった居場所のサービスを使って元気になっていただくとか、
閉じこもっていたのにまた通えるようになったとか、
そうやって元気になる姿を見たり感謝されたりという、
そういったところが一番自分の喜びにもつながっている部分でもあるので、
そうした方たちの思いを大切にしながら、これからも長くこの地で続けていけたらなというふうに思っております。
本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
トレーニングスタジオの運営だけではなく、多摩地域のコミュニティビジネス交流会も立ち上げ、
地域に根差したサポートをされている高橋さんは、
多くの人に喜んでもらいたいというサポートの思いを強く感じました。
また、高齢化社会を迎える将来のため、
12:00
世の中のために何ができるのかを考えながら経営されている様子がよくわかりました。
あなたの心には何が残りましたか。
ではまた次回。
12:23

コメント

スクロール