こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、組織づくりコンサルタントの岡田洋介さんにお話を伺いたいと思います。岡田さん、よろしくお願いします。
はい、どうもよろしくお願いします。
まずは組織づくりコンサルタントとして、どんな活動をされていらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけますか?
はい、ありがとうございます。普段は組織をいかに活性化してワクワクするか、みたいなことで動いているんですけれども、大きくやっていることは本当に3つだけで、社員向けの研修とか関係性がよくなるためのワークショップ、教育事業ですね。
あとはハードとしては人事評価制度という制度面を整備して、最後はそれをつなげるように経営者の人材に対するポリシーとか戦略が必要なので、
この人材戦略と人事制度と人材教育、この3つを中心に、中小企業を中心にサポートしています。
そうなんですね。どんな業種の会社が多いとか、どういった組織が多いとか、そういった特徴とかあったりとかするんでしょうかね。
特徴は、規模感が結構多くて、大体30名から150名ぐらいの会社さん、中小企業を中心にサポートはさせていただいているというところで、業種は本当にいろんな会社さんまちまちですね。
やっぱりそれぐらいの人数になってくると、いろいろ組織の課題だったりとか見えてくる部分があるんですかね。
そうですね。経営者の方も、人の問題とかお金の問題が一番難しいかったりするので、人が組織化するのが30名超えてくらいなので、そこでお悩みを聞いてサポートに入るという感じです。
特にそういった企業さんで多いお悩みとしては、どういったことが挙げられますかね。
でも最近本当に一番多いのは、定着の問題とか人材の採用がうまくいかないということで、
組織を作るための、そもそも人手不足というか、人はいるのかもしれないですけど、自分の会社にマッチする、フィットする人がいないというところに悩みを抱えているので、
入り口のところと出口のところ。でも結局今回はリーダーとか管理職がいるかどうかで決まってくるので、
マネジメントとかリーダーの育成で困っているというところも2つ目にあるのかもしれないですね。
やっぱりそういった組織としては人がいなきゃいけないんですけど、なかなか入ってこないとか定着しないってなると、運営としてなかなか大変になってくる。
やっぱりそのあたりはちゃんと人事の評価制度なんかしなきゃいけないとか、いろいろ整備することも増えてくるわけなんですかね。
仕組みがやっぱりあった方がきちんと育成も進みますし、ないと社員がどうやったら自分の給油上がるのってわからなくなる。
キャリアどうやって作ったらいいのって悩んだりするので、その仕組みは結構大事ですね。
社員にとってみれば、何をやると給料が上がるのかってすごく重要なことになってきますもんね。
本当に重要ですよね。
上司としてもどういうふうに評価をしたらいいのかっていうのもあると思うので、そのあたりいろんな企業としても悩みとしては大きいところがあるのかなと思うんですが、そういったところにも対応されていらっしゃるんですかね。
ここって例えば社員アンケートとかインゲージメントサーベットを取ると給与と評価のところは点数どの会社も低いんですよ。
その会社さんが悪いってことじゃなくて、そもそもここって給与とか評価は不満を持ちやすいところなので、ここ悩んでる会社は本当に経営者も悩んでるし、管理職も悩んでるし、何なら働いてる社員も悩んでるし。
これどうですか。今までいろんな会社を見てきて、岡田さんなりにどういうふうにして改善をすると良い方向に向かっていくかなとか、そういったところってあるんですかね。
もう一言で言うと大事なところは関係性が一番大事だなと思っていて、どんな人と一緒に働くかが我々のモチベーションとか安心感とかの源泉なので、
組織を見るときには職場の関係性とか経営と現場の関係性とか、いろんな関係の質がどう良くなるかに比較的フォーカスを当てることが大事かな。
ただ見えないので、関係性大事だってなんとなく分かるんだけど、何やっていいか分からないって会社さんがほとんどですかね。
そうですよね。だから上司と部下の関係とか経営者との関係とか、いろんなところで人が集まるといろんな関係性が出てくると思うんだけど、それでもなかなか上手くいってるような組織とか、なかなか上手くいかないような組織とかもあるので、
だからそこはどうやってやらいいんだろうなって、それを皆さん悩んで誤想っていくっていうことなんですね。
研修の中とかで特にいったところを大切にしてお伝えしてるっていうような、そういった思いの部分ってどういったところはありますかね。
そうですね。さっき言った通り、私は結構関係性を大事にするために、その関係性がより良くなるための人事制度を作ったりとか研修をやるんですけども、
メッセージでよく伝えているところは、究極言うといろんな人との関係性を考える大前提は、自分との関係性が一番大事なんですね。
自分ですか。
自分との関係、自分が何を大事にしたくて、どんな時に嬉しいとかワクワクするかも知ってた方がいいし、どんな時にイライラとか悲しくなるかっていうのを知っておいた方が良くて、
自分との関係性が良い形になると、私、さっきないやるしこって呼んでるんですよ。
私が作った言葉だね。は?っていう言葉なんですけど、ないに目が行ってると自分との関係性がうまく築けていないので、不満や不平がたまりやすいんですね。
お金がないとか、時間がないとか、上司評価してくれないとか。
なんかいろいろ出てきそうですね。
いいのもらえないとか、いろいろあるじゃないですか。
ここだけフォーカスしてる人、ちょっとイメージしていただくと、やっぱないにフォーカスしてる人って付き合いづらかったりすると思うんですよね。
でも、今既にあるものに目を向けている人、例えば美味しくご飯食べれると。
私ちょっと大きい顔したので、本当に起き上がれるだけで幸せな時ってありましたし、歩けるだけで幸せだったりするんですね。
特に何かね、自分自身に起こった時なんか、特にそういったありがたみが感じやすい。
ありがたみが分かりますよね。
なんか昔、ある人に教えてもらったのが、ただより高いものはないって言葉ありますけど、
一般的に言うと、ただで何かもらうと高額なものを買わされるっていう言葉に思いますけど、
それもあるけど、いや実は違ってて、人は生まれた時からお金に代えられない大事なものをもらってるよと、ただで。
五体満足の身体とか、太陽の日差しだったら無料でエネルギーでどんどんくれてるわけで、
ちょっと言いすぎると精神世界っぽいんだけど、簡単に言うとちょっと感謝があるに感謝できると、
なんかないものが挑戦とか冒険に今度感じるんですね。
このために頑張ろうって不営業マンじゃなくて、チャレンジしやすくなるので、
ないじゃなくてあるに目が行く志向、ないやる志向って勝手に呼んでるんですけど、
そうすると自分との関係性が豊かになるので、結果職場とか人との関係も良くなりますよねっていう感じですね。
なるほど、確かにもう自分自身はある程度いろいろなものを持ってあるよっていうような状態だと、
ベースがなんかしっかりしてるから、ここをやってみようとかっていうことで、
失敗してももうベースにあるものがあるので、安心して挑戦できるってところはあるかもしれないですね。
もうその通りです。本当はね、大事なものはもう既に持ってるから、
大事なものはあんまりないんですけど、なんか勝手に失うって勘違いしやすいじゃないですか。
ないのが見過ぎてると。
そうですね。そこの思考をうまく考えていきながら、やっぱり挑戦したりとか、
周りに感謝したりとか、いろいろ行動を取っていけるようになると、人間関係も本当に良くなりそうですね。
良くなりますよね。そうするとお互いに感謝溢れてるんで、仕事もしやすくなるし、
会社行くの楽しくなるし、安心感があるほうがチャレンジが出るので、
次はやっぱりチャレンジとか変化が多い組織は伸びやすいので、
その前提を変化だけ要求してもなかなか変化はできないけど、
安全な場所があると、失敗しても戻れるからもう一回頑張ろうって思うじゃないですか。
そうですね。
そこが作りたいなという感じですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ岡田さんの志についても教えていただけるでしょうか。
今のところの文脈で言うと、先ほど大事にしているのは感謝があふれる組織をたくさん増やしたいなと思っていて、
企業ってやっぱり二面性を抱えていて、企業が成功するとか成長するときはもう変化が一番大事なんですね。
変化のスピードが速い会社さんは失敗してもまたトライアンドエラーで新しいことをチャレンジする猶予が生まれるので、
やっぱりうまくいきやすいんですけど、経営者は変化をめっちゃ求めると思うんですよね。
成長しろとか挑戦しろって、世の中で言うと成長は良いことで、良いことではあるんですけど、
でも実際に生きていくときに、我々が生きていくときに変化だけ求められてもギスギスしたりとか、
不安を感じて逆にちょっと怖くなっちゃったりするので、やっぱり安心感がある中でチャレンジをしたいという気があって、