アッドラストのビジネスモデル
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経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、株式会社アッドラスト代表取締役の飯島三厳さんにお話を伺いたいと思います。
飯島さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、株式会社アッドラストさんは、どんなことを事業としてやってらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけるでしょうか。
はい。弊社はですね、2010年からこの会社をやってるんですけども、現役の大学生と一緒にお仕事をしてます。
結構驚かれるんですけど、私以外が実は全員現役の大学生ということで、東京、大阪、九州、北海道の4つのエリアでですね、現役の大学生が募って、年間で400名ぐらい募ってですね、
営業の支援と採用の支援をスタートアップの企業様を中心にご支援させていただいております。
そうなんですね。
また、その営業の支援と採用の支援を経験した大学生、結構珍しいと言われるんですけど、クライアントワークを経験している大学生を
力を持ってきた企業様に対して、完全無料でその大学生を新卒の人材として紹介するという、リアルホースチケットという事業もやっております。
そこが私たちの事業でございます。
飯島さんのビジョンと志
企業さんからすると、いろいろ関わりのある学生さんとそういったつながりを持てるということで、採用に関してもすごく魅力的な取り組みっていうことですかね。
そうですね。その企業様のお仕事をお手伝いさせていただきながら、そのまま人材を採用するっていうこともできたりするので、即戦力人材っていうような評価をしていただける企業様いれば、
より自分たちの会社のことを理解して、明日上でそれでも入りたいと思ってくれる大学生を新卒の人材として紹介できるという点で、結構気持ちを持っていただけています。
伊島さんはどうしてこういったビジネス、こういった取り組みを始めようと思ったのか、何かきっかけはあるんですかね。
もともとこの会社をやる前に人材業界でお仕事をしていて、その時にリーマンショックだったりとか、東日本大震災っていうのを経験してるんですね。
私の方で思ったのが、災害が起きたりとか、最近だとコロナとかもありましたけど、景気が悪くなる途端に新卒の人材を必要としなくなるというか、新卒採用を止めてしまう企業様がすごく多いっていうのを目の当たりにして、
私個人としては企業だったり国自体がピンチに陥ってる時こそ、若手人材に賭けるっていうような、若手にチャンスを与えられるような国、企業になってほしいっていう思いがあったので、
私だけでもそういった中で、学生のパフォーマンスってものに期待したいと思って、大学生が即戦力になり得るんだということを証明したくなって、この事業を始めました。
なるほど。だから時代に左右されずに、常に新卒の優秀な学生とかと、そういったところを採用いただけるような仕組みを作っていらっしゃるということなんですね。
そうですね。一緒にするのもあれかもしれないんですけど、スポーツの世界なんかはチームが定名したりすると、来年再来年のことを考えて若い選手を積極的に試合で使って、チームを強化するってことをやってるじゃないですか。
そうですね。
なんでビジネスの世界とかでも同じように、会社を強化したい、これから強い会社を作っていきたいって思えば、やっぱりそれは若い人材を最前線で使っていってということをやっていけばいいのになっていう、個人的な疑問というか、なぜそういう企業さんが増えないのかなっていうのがずっとあったので、ちょっと挑戦してみたくなったんです。
実際に挑戦されて、どうですか?企業さんの反応とか、学生さんの反応とか、いかがですかね。
一番最初はやはり大学生なんで、毎年必ず4年生になったら卒業していくんでしょうね。なので、一番最初に私たちのビジネスモデルを知ったときに、毎年一番上の経験を積んでいる最高学年が毎年卒業していくっていうビジネスモデルってどうなの?
と。何日溜まっていくの?と。その事業を続けていけるの?っていうふうに心配される企業さんがすごく多かったんですけど、7巻台で15年間続いててですね、伝統というものも継承していけて、それこそ会ったこともない過去のOB、OGの人たちの教えとかも受け継がれていきながらですね、
パフォーマンスってものも落とさず、むしろ人数が増えていきながらですね、事業を拡大することができたので、挑戦してみてよかったなと思ってます、個人的には。
そうなんですね。やっぱりそういった卒業生が出るからこそしっかりと後輩に受け継いでいるものも、なんか逆にあるのかなっていう感じもしますね。
そうですね。大学生もそうなんでしょうけど、今の時代、縦のつながり横のつながりっていうのがあるようでない時代なのかなっていう中でですね。
結構割と古臭いと言われる部分もあるのかもわからないですけど、そういう伝統というものを受け継ぐような文化というのは自然と生まれていったので、
なんかこれどっちかというと部活に近いですよね。部活の競合高校を作ってるような、そんな感じのイメージでやってます。
反対側の企業側はどういう反応ですかね、そういった学生たちにサポートしていただいてるっていう企業さんについては。
最初はやっぱり心配されるんですよ。大学生の大丈夫なのか。
営業支援なんかは自分たちの会社のビジネスモデル、大学生ちゃんと理解してくれるのか。
そこはご契約いただく前に、ご納得いただける部分っていう、ご説明できる部分っていうのは限界があるんですけど、
とりあえずちょっと始めてみませんかっていうことですね。いざ始めてみると結構びっくりされます。
そうなんですね。じゃあしっかりとパフォーマンスを発揮していただいてるっていう、そういうふうに感じられる企業さんも多いわけですね。
ありがたいことに、お客様の期待値を上回るような形のパフォーマンスは出せているんじゃないのかなと思ってます。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ飯島さんの志についても教えていただけるでしょうか。
お目指しですか。一応会社の理念としては、仕事で遊ぶっていう企業理念を掲げていまして、
ワークライフバランスってよく言うんですけど、仕事とプライベートを切り分けるっていう言葉をですね、
結構大学生は仕事とプライベートを分けて、遊ぶときは遊ぶ、仕事するときは仕事するっていう、
あまり仕事の時の時間帯とプライベートの時間帯を分けることがすごく楽だっていうふうに思ってる学生が多いんですけど、
私はそれを仕事で遊ぶっていう言葉で、ちょっと違った形で表現しておりしていて、
今仕事をしてるのかプライベートの時間なのか分からなくなるぐらい楽しい時間帯に仕事の時間をすることが、
多分真のワークライフバランスなんじゃないのかなということで、仕事もプライベートと同じぐらい楽しめるような、
一人でも多くの大学生にしてもらいたいなということで掲げているので、
今私はありがたいことにお客様にも恵まれて、大学生にも恵まれて、関係者にも恵まれてっていうことで、
多分今までの人生中で一番仕事が楽しい時間を過ごさせていただいてて、
それが毎年毎年続いてるので、そういう仕事で遊ぶっていうのをモットーにですね、
私が一番学生の前で体現しながら仕事ができてればなと思って日々取り組んでおります。
事業の将来展望
やっぱり学生さんにもその思いっていうのは通じて、学生さんも楽しみながら仕事をされてらっしゃるんですかね。
そうですね、今私たちの会社に所属している大学生からすればですね、
一番最初に会ったことのある社会人だと思うんですよね、私が。
なので私が与える影響っていうのはかなり一人一人の大学生には大きいというのはすごく自覚しながらですね、
学生と向き合っているので、学生時代に出会った社会人がものすごく楽しそうに仕事をしていたとかですね、
すごくかっこよく見えたというような思ってもらいながら社会に出ていけるのかどうかっていうのは、
私の働き方っていうところとか見せ方、見え方っていうところにすごく大きく影響を与えるんだろうなと思っているので、
そこは日々心がけてですね、学生と向き合っています。
本当そうですね、最初に出会っている大人がそうやって楽しそうに仕事をしていると、
仕事はすごく楽しいものだっていう思いで世界に出ていけるんじゃないかなと思いますね。
これから飯島さんはどういうふうにして事業を発展させたか、将来のビジョンとかもしあれば教えていただけますか。
はい、もともとこの事業自体は東京で始めてて、今関西の方でもですね、
オフィスを構えて学生を集めているんですけども、九州北海道っていうところを皮切りに、
今47都道府県全てのエリアでですね、学生が仕事を体験するインターンというものができるような環境づくりというものをやっていきたいなと思っています。
日本で一番大学生だったら誰でも知っているインターンの環境としてですね、
アトラストっていう名前が大学生一人一人に届けばなというふうに思ってですね、
今の活動を一人ごっこの人に広められるようにということで活動していきたいと思っています。
ぜひね、今日のお話を聞いて自分の企業もちょっと取り入れてみたいなとか興味あるなという方いらっしゃれば、
このポッドキャストの説明欄に飯島さんのXのURLを掲載させていただいておりますので、
ぜひそこからDMを送ってメッセージ送っていただけたらなと思います。
本日は株式会社アトラスト代表取締役の飯島光義さんにお話を伺いました。
飯島さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。