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2021-11-18 11:16

274.飯田智市さん(中学生部活動支援協会)

【負けないチームの作り方】

令和5年から中学校の部活動は、土日を学校で開催せず民営化されるそうです。
私自身、中学校の思い出といえば、部活のことを思い出すので、中学生にとって部活動はとても大切だと思います。

今後も、子どもたちが困らないように、中学生の部活動を支援していきたいというお話は、今まで中学校で野球部の顧問をしてきた経験からの、熱い想いだなと感じました。

活動に興味あるという方は、ぜひホームページをチェックして、お問い合わせください。

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
中学生部活動支援協会 飯田智市(いいだ・ともいち)さん
https://cbskyoukaitsuda.wixsite.com/cbs-kyoukai

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ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
本日は、一般社団法人中学生部活動支援協会理事長の飯田智一さんにお話を伺いたいと思います。
飯田さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
飯田さんのこの中学生部活動支援協会というところは、どういったことをしているのか、まずはそこからお話を伺えるでしょうか。
はい、実は中学校の部活動が、令和5年に民営化されることになっておりまして、
その際に土曜日・日曜日は、本当に学校ではなくて、一般の地域スポーツクラブが担うという方向性になっております。
その際に、子どもたちの活動が継続的にできるような地域スポーツクラブの立ち上げや運営ですとか、
そこで指導してくれる指導者の方の育成をする協会ということで、今年度立ち上げました。
そうなんですね。私、この部活動が、中学校の部活動が民営化されるというのは実は知らなかったんですけど、
これ、もう決定事項として、そういうふうに民営化されるってことなんですね。
文部科学省とかスポーツ省の方で通達出ておりましても、段階的に、実は令和2年の時にそれが発表されまして、令和5年の4月からそのようになるというふうになっております。
そうなんですね。これ、随時というか、その年になったら、この部活動の在り方っていうのは大きく変わっていくっていうことなんですかね。
そこのところがまだかなり不透明で、地域とか県とか、それから学校によっていろんな諸事情があって、
もうすでに学校や地域とタイアップして民営化の準備を進めている学校もありますし、まだ全然手つかずのところも多くあります。
なるほど。一応そんな部活動が、土日は民営化するっていうことだけが決まっていて、細かいところはまだまだ決まってない地域も多いっていうことですかね。
はい、そうでございます。
そうなんですね。これを教会ではどんな感じで支援されようというふうに今考えてらっしゃるんでしょうか。
私は現在千葉県に在住しておりまして、千葉県中心に関東、近県のほうでは、それぞれ地域性とか状況が違いますので、そこに応じた地域クラブの立ち上げをお手伝いしたいなと。
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そのために一番必要なのは、指導者の確保であると。
そう考えたときに、指導者の方にやはり研修していただいたり、それから教員だけではなくて一般の方が指導できるようなお手伝いをしたいなと。
それを育成事業ということで考えているのが一番でございます。
今までは教員の方に頼ってきたものを、今度は地域で指導できる人がになっていこうということなんですね。
はい、それが主になってくると思います。
飯田さんも今までは何か携わってたことはあるんですか。
私もこの春まで教員を30年以上やってまして、30年間野球部の顧問で。
そうなんですね。
じゃあ本当に野球で中学生を指導しながらやっていたんですかね。
かなり怖い先生だったみたいですけど。
熱血に指導されて。
中学校の思い出、私もそうですけど、部活動でいろいろ活動したのってすごくいい思い出だったなと思うんですけど、高い学生にとってもそうですかね。
そうですね。一番やっぱり僕の財産でもあるんですが、卒業した教え子たちが5年10年して、
あの時こんなの怒られたけど今になってわかったよとか、あの時辞めないで踏ん張ってすごくよかったとか、
それからあの時みんなで一緒にやったことがすごく思い出ですって言ってくれる子がたくさんいたので、
やっぱりこういう子どもの気持ちっていうのを確保する場所は絶対に残したいなという思いで考えております。
それを確保できるために今後本当にどういうふうにしたら継続的に子どもたちがそういった部活動、活動できるかっていうところを考えていらっしゃるんですね。
そうでございます。
この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ伊田さんの志もお伺いできると思うんですが、どういった志があるでしょうか。
まず、これの部活動の民営化になった原因が教員の働き方改革の一環で、
教員の負担軽減というのが第一にありまして、私もその立場にいたもんですから非常によくわかりますし、
現在の流れではそのようになるのは当然かなと思っているんですが、
子どもにとってはその教員の働き方改革っていうのは子どもの目線から見れば大人の都合なわけですね。
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それをやっぱり子どもの立場で考えると自分たちの活動場所は絶対に欲しいというその思いを何とか形にしてあげたいと。
そのためには予算であるとか、大人のサポートであるとか、指導者であるとか、保護者のサポートであるとか、
さまざまな子どもではできない外側のところをこの1年間で形にしたいなというのが私の思いであります。
やっぱり子どもたちにとっては本当に非常に大切な時間だと思うので、ではどういったところから取り組むのか。
まずは指導者の確保というところが一番大変になってくると考えられるんですかね。
はい、そうですね。指導者の方も私と同じように何年も経験されている方も多いんですが、
実は私50代なんですけども、その下の教員が非常に少ない。
今、主流が30代、20代ということで、指導経験も少ない中で頑張ってやってます。
一般の方も少年野球とかお父さんコーチとか、少年スポーツでお母さんが携わったりとかっていうのもたくさんあるんですが、
どんなところで育ててあげる、どんなマインドを育ててあげる、どんなモラルを教えてあげるっていうところを、
やっぱり一度整理をしてレクチャーしてあげたいなというのと、
ある意味、僕30年間やってた中で負けないチームの作り方っていうのが見えてきまして、
これはスポーツの勝敗の部分だけではなくて、子どもたちが負けてもへこたれない気持ちを作るですとか、
仲間とつらいときに手を携えてカバーをしあえるとかっていう、
すごく大人になっても絶対的に使える重要なことだなっていうものが見えてまいりまして、
それを一つの講習会にしてお伝えしたいなと。
できれば指導に興味ある方だけでなくて一般の方にもそれを聞いていただいて、
子どもらの環境にお手伝いいただいたり、
もしくはその負けないチームの作り方を広めていただくことによって、
サポートと言いますか、スポンサードの方にお力をいただければなというふうにも考えております。
なるほど、これ私は企業でビジネスもしてるんですけど、
スポーツをやってきてた人たちってやっぱりそういったところがチーム作りだったりとか、
踏ん張る力とか、やっぱりそういった力は持ってるなというふうに感じることが多いので、
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やっぱりそういったところを学生の時から経験するっていうのは非常に大切でしたし、
大人になってからもすごく大切な力になるのかなというふうに感じますね。
ありがとうございます。スポーツをやってる子はずっと勝ち続ける子はいないので、
必ずやっぱりどこかで負けたり悔しをしたり、
そこから立ち直るっていう経験が何にも変えがたい素晴らしい経験になって、
人間を育ててくれるって私は信じてるので、
それをぜひぜひ伝えていける社会、大人の方になっていただきたいなというふうに思っています。
今日いろいろお話を伺いした中で、やっぱり興味あるなという方、
自分もやっぱり携わってみたいなという方もいらっしゃると思いますので、
ぜひこのポッドキャストの説明欄にホームページのURLを掲載させていただきますので、
ぜひそういったところからご応募いただければなと思います。
どういった方に問い合わせていただきたい、どんな方と一緒にやっていきたいというような、
何かそういったところはありますかね。
今申し上げたように、一緒に子どもの環境を作りたいという方、
それから自分も子どもたちのスポーツを教えてあげたいという方、
それから直接ではないけれども、そういう子どものスポーツ活動、
それから子どものクラブ活動をサポートしたいという方に、
ぜひお話をさせていただければなと思いますので、
ホームページの方にお問い合わせいただければありがたいなと思います。
本日は一般社団法人中学生部活動支援協会理事長の
飯田智一さんにお話を伺いました。飯田さん、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
11:16

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