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2021-11-12 13:43

269.松島伸浩さん(スクールFC)

【メシが食える大人に育てる】

受験勉強ってどうですか?
覚えるのが大変だったとか、プレッシャーがすごかったとか、ネガティブな印象を持っている方も多いのではないでしょうか。

松島さんは、受験を成長の機会にできるよう取り組まれているんだなと感じました。
「思考力」「学習法」「意識改革」の3つの柱で、考えることを楽しみがら、自分で勉強ができる子にする取り組みをされていらっしゃいます。

ぜひ、Webサイトもご覧になってください。
また、学校の先生や在校生・卒業生の体験談も聴けるポッドキャストも配信されているようなので、こちらもチェックしてみてください。

【今回のゲスト】
スクールFC 代表 松島伸浩(まつしま・のぶひろ)さん
スクールFC: https://www.schoolfc.jp/
中学受験ナビ「スクールラジオ」: https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1533233531
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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回はスクールFC代表、松島伸浩さんにお話を伺いたいと思います。
松島さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは、松島さんの今やっているお仕事について、お話を簡単に紹介いただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。
私は、スクールFCという進学塾の代表をしております。
日本で育つと、どこかでは受験しなくてはいけないと思うんですね。
その中で、私たちが担っている部分というのは、主に中学受験と高校受験の方の生徒さんが来ている塾になります。
私たちの主導理念というのは、花丸グループ、花丸学習会が母体になっている、その中の進学塾部門でして、
大きな教育理念というのは、最終的には飯が食える大人を育てる。
ここに向かって受験で成長の機会を得る。
そういったことを念頭に置いて指導しています。
受験勉強というと、いろいろ覚えて、試験に合格しなきゃというような感じで、
なかなか楽しめなかった人も多いんじゃないかなと思うんですけど、
そこをやっぱり、今後の飯が食えるというふうに先ほどもおっしゃってましたが、
そういった活用できるようにというようなご指導をされているということですかね。
そうですね。やっぱり、皆さん、誰でもが経験したことがあるかもしれませんが、
やっぱりやらされている勉強って面白くない。
社会人になってからもそうだと思うんですけど、やらされている仕事。
仕事はやらなくちゃいけないからやっているという部分なんですけど、
やっぱり仕事においても、自分で決められて、自分で考えて、
そして自分で成果が出たときというのが一番充実感があるというか、
安定感があると思うんですけど、勉強においても同じだと思うんです。
これは受験勉強を通して、達成感とかやる気につながってくることを取り組まれているんですかね。
はい、そうです。
やっぱり、自分で勉強ができること、つまり自学ができることが私たちの最終合格ですね。
その先に合格というのがあるという考え方です。
ですので、自立という部分は非常に、まだ小学生や中学生の部分は、
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親御さんとの関係の中で難しい時期でもあると思うんですけども、
そういう意味での親御さんへのフォローといいますか、
いろんな子育ての話をさせていただいたりとか、
そういうサポートも私たちの仕事だというふうに考えています。
確かに、まだ小学生であれば、親の影響ってかなり大きいと思うので、
両親と一緒に受験勉強を乗り越えていくという、そういったことが必要なんですかね。
そうなんです。でもその時の距離感というのは難しいんです。
特に小学生が受験する中学受験という生活は、
いろいろなマスコミで、あるいはテレビとか本とかで、
いろんな情報が回っているわけなんですね。
最近でもテレビドラマが始まったり。
始まりましたね。
始まりました。
ああいうのを見て、いろんな影響を受けやすいんですね、親御さんというのは。
でも多くの場合、自分の子供は自分の子供であって、
人と同じにはなかなか育てられないというか、子育てには正解がないわけなので、
そういう中で中学受験というのは非常に、どうやったらいいのかな、
我が子にとって何が必要なのかなというのは、なかなか考えないのは難しくて、
それも子供に勉強を教えたりとかすると、むしろ親子喧嘩になってしまったりとか、
そういう意味で子供が自立することを阻んでしまう可能性もあるというのが、
受験のある意味の落とし穴なんですよね。
こういった部分を冷静に私たちが見極めて、ここは手を離して私たちに任せてください。
そういったことも含めた受験指導ということをさせていただいています。
これ、なかなかこの親御さんにとってみれば、どういうふうにするのがいいのかって難しいと思うんですが、
この松島さんのところでは、お子さんに対してどういうふうにして自立的に、
自分から学んでいこうというふうに取り組みをされている、いらっしゃるんでしょうかね。
はい、私たちは3つの柱と言いまして、思考力、それから学習法、意識改革という3本の柱を
指導力に伺っています。それによって自学ができる子を育てていくということに向かっている軸なんですけれども、
まず思考力について言うと、やっぱり考えることが面白いと思ってくれると、
これは受験に限らず、私たちは受験がゴールだというふうには考えていないので、
その先でも、そのステージで輝いてほしいと思っているんですよね。
そうなると、やっぱり考えることが面白いと思った子は、受験が終わってもずっと同じように経験が生きていくし、
もしかしたら社会人になってからでも、そういう経験が生かされて社会で活躍できる可能性があるというふうに考えているので、
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それは一生ものの財産ではないかなというふうに思っております。
例えば具体的にどういうことをやっているかというと、受験の勉強ってどっちかというと暗記をしたいとか、
与えられた問題を公式で解くという形になりがちなんですけれども、
私たちは受験の授業の指導の中で、思考力のプリント、謎ぺいというのを入れて、
ずっと考える時間、待ってあげる時間ですよね。
私たちにすぐ答えを知るんじゃなくて、考えるのが楽しい、苦しい、
でもどうなんだろう、これという試行錯誤時間をしっかりとってあげて、
その中で本人が、これはわかったぞというこの瞬間というか達成感を味わってほしいという、
こういう時間をちゃんととってやっています。
やっぱりこれすごく大切だと思って、私も数学とか好きだったんですけど、
自分で解き方を見つけて、解けたという瞬間ってすごく嬉しい思いがあるので、
やっぱりそれが試行して自分で解けたというその体験があると、
大人になってもこうやって試行していて、自分で解決するというのが、
楽しいことに思えてくるんじゃないかなというふうに感じますね。
おっしゃる通りだと思います。それで今後の社会というのは多分、
今までの習慣、しきたりとか前例というのが通用しない時代になっていくと思うので、
そうなるとやっぱりいろんなことを試行錯誤し、
失敗を乗り越えていく力というのがすごい大切になっていくと思います。
そういう時に大事なことってやっぱり自分の頭で考える。
これが本当にこれからの未来を生き抜くための必要な条件じゃないかなというふうに考えます。
この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ松島さんの志もお伺いしたいんですが、
どういった志があるでしょうか。
そうですね、私たち飯が食える大人を育てるという、これはどういう意味かというと、
社会的にも精神的にも経済的にも自立していく大人であってほしい。
自分も含めてですね、周りの家族であったりとか、そういう人たちも幸せにしてほしい。
そういったですね、借り物ではない幸せを感じて生きていってほしいと思っているんです。
そういう中で大事なことというのは、例えば意欲、やる気であったりとか、
自信であったりとか、肯定感であったりとか、コミュニケーション力、考える力、
いろいろあると思うんですよね。ユーモアなセンスとかね、
創造性、クリエイティビティみたいなものもあると思うんですけども、
こういうものをですね、やっぱり小学生や中学生のうちに経験をしてほしい。
単純に受験をするというだけで、結果だけが良ければ良いということではなくて、
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その過程においても様々な経験をして成長していってほしいですし、
たとえその時点でですね、自分の希望にかなわないことがあったとしても、
それを乗り越えてさらに成長していけば、きっと幸せになれるだろうという風な方は思っています。
その過程では、ご家族の協力って非常に大事ですし、
そういう意味でのお母さんがニコニコしているという家族というのが、
子供にとっても最高の環境だと思っているんですね。
ですので、そういったお母様方、お父様方のサポートもしながら、
一緒に受験という一つの通過点ですけども、
そこを一緒に共に乗り越えていきたいという風に思っています。
なるほど、そうなんですね。
今日のお話を聞いて、すごく松島さんの塾のこととか、興味あるなという方もいらっしゃるかと思うんですが、
何か体験とかそういった授業も開始されたというふうにお伺いしたいんですか。
私どもの新年度というのは来年の2月からスタートしますので、
もう既に体験授業が複数かあるんですけど、始まっております。
スクールFCと検索していただければ、ホームページにたどり着きますので、
そちらからお申し込みいただければ、ぜひ一度体験授業、
いわゆる対面の授業だけではなくて、私たちはオンライン専門のコースもありますので、
そういう意味では全国から参加できる、そういったコースもございます。
まずは体験していただくというのが一つ良いのかなというふうに思います。
わかりました。このポッドキャストの説明欄にも、
ホームページのURLを掲載させていただきますので、
ぜひそこからもチェックいただければと思います。
ありがとうございます。
そして松島さんは、実はポッドキャスト番組も配信されているんですよね。
そうです。岡田さんとご縁がありまして、いろいろご指導もいただきましてありがとうございます。
私の番組はですね、中学受験ナビスクールラジオという番組なんですけども、
これは昨年から始めた番組なんですが、
学校の先生や、それから在校生とか、
OBの方にご出演していただいて、その学校のいいところ、
こんなトピックがありますよ、こんな雰囲気ですよ、
そういったものをお話ししていただく番組なんですね。
それを聞いてですね、この学校面白そうだなとか、
ちょっと興味あるなと思ったら、実際にその学校に足を運んでいただければいいと思います。
これまではですね、動画配信とか学校のホームページで見ることができるようになってますけども、
こういった音声配信によってちょっときっかけになってですね、
学校に出向いていただく、なかなか情報が今取れない時代なんですよね。
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ですから、保護者と保護者の方と学校をつなぐ役割として、
学校広報のメディアとしてですね、今スタートしていまして、
今本当に多くの学校さんがですね、ご参加いただけるようになってきまして、
気になる学校がありましたら、ぜひお聞きいただければなというふうに思っております。
そうですね、やっぱりその生徒さんだったり先生の生の声が聞けるっていうのは、
保護者の方にとってもちょっとどういった学校なのか、
もう分かるきっかけになるのですごくいいですね。
そうですね。在校生がですね、文化祭の実行委員をしていた在校生が出ていただいて、
それにかける思いとかを聞いていると、なんかちょっと泣けてくるような。
すごい良いですね。
ここまでちゃんと考えてるんだ。出演した親御さんでもぜひ聞いてほしいなと思ったんですけど。
そうですね。ぜひそれぞれ学校の特徴も分かるかと思いますので、
このボットキャスト番組もぜひチェックいただければと思います。
この説明欄にもURLを掲載させていただこうと思いますので、
ぜひクリックしてチェックいただければなと思います。
今回はスクールFC代表の松島信弘さんにお話を伺いました。
松島さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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