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2022-09-20 13:50

398.宮下裕至さん(株式会社フジスポーツクラブ)

【スポーツマンシップで日本を変える】

すごく真っ直ぐな想いを持っていることが伝わるインタビューでした。
経営が苦しくなったとしても、正しいことを貫く強さを感じました。

そんな想いがあるからこそ、スポーツマンシップを大切にして、スポーツマンシップを普及するための活動をされているんだと思いました。

ぜひ、クラウドファンディングやWebサイトもチェクしてみてください♪

special thanks to 山本泰暉さん

【今回のゲスト】
株式会社フジスポーツクラブ 代表 宮下裕至(みやした・ゆうじ)
クラウドファンディング: https://camp-fire.jp/projects/view/609752
フジスポーツクラブ: https://www.fujisportsclub.com/
日本スポーツマンシップコーチング普及コミュニティ: https://www.sportsmanshipspread.com/

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ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
https://lin.ee/diyeIXKX
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声を思いを世界中に届けるこえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、株式会社フジスポーツクラブ代表の宮下裕至さんにお話を伺いたいと思います。
宮下さん、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、株式会社フジスポーツクラブという千葉県で体操教室の経営をしております。
宮下裕至と申します。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
このスポーツクラブというのは、最初から宮下さんがやられてたクラブなんですか?どうなんですか?
実は私は引き継いでまして、2015年から今年で8年目になりますけど、代表として経営しております。
それまではどういったことをされてたんですか?
私はスポーツばっかりしかしてないんで、会社もスポーツだったんですけど。
ずっとスポーツに携わっていらっしゃったってことですか。
水野っていうスポーツメーカーの営業で25年ほど勤めておりましたね。
そこからどういったきっかけで今のスポーツクラブを引き継ぐことになったんでしょうかね。
最初は引き継ぐつもり全くなくて。
そうなんですか。
多分定年までいくんじゃないかなって思ってたんですけど。
ちょうど責任者になったりして部下を持つようになると、
やっぱり自分の理念と言いますか、自分のチームとしてやりたいこととかやっていくべきことっていうのが出てくるんですけど、
大会社になると、上層部の方針というか考え方次第でどうにでも変わってしまうという。
なるほど。
もっと言うと、上層部の主翼と言いますか、ポジションキープというか、
それによって不正ギリギリなようなことだったりとかの指示も来たりすると、
ちょっとそれはまずいんじゃないのみたいなのが出てきて、
それをお断りするとどっかちょっと位置転換される。
企業ではよくあるようなお話ですよね。
部下には押し張りつつ、押し張りつつかどうかわからないけど、
送別会なんて。
そんなんがあって、ちょうど大きい会社を変えていこうなんて志も持ったりしたんですけど、
50、40半ばぐらいになって、残りの年数で考えると厳しいなと思っていたところに、
後継者いないなって話も出てきて、
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ちょうどいいからそっちだったら自分でやってもっと大きいことできるかなみたいな想像が膨らんできて、
じゃあ思い切って辞めちゃおうかなと思って。
会社辞めて、その会社を引き継ぐことになったっていうことですけど、
引き継いでみてどうでした?運営状況とか。
運営状況は、想像はいい人たちばかりで、
いい体操クラブで、地元に愛されてっていうイメージで入ったんですけど。
これは子どもたちが多いような体操教室っていうことですかね。
習い事があって、頂点に選手コースがあって、
当時は全日本で2位ぐらいになる競合クラブでしたね。
じゃあもうかなり優秀な選手も輩出してるようなクラブだったので、
そういうふうなイメージを持って入られたっていうことですかね。
そうですね。
実際はいかがでした?入ってみて。
実際はですね、とんでもないことになってまして。
最初わからなかったんですけどね。
みんな社員が、言うなればご機嫌伺いというか、いい子ちゃんだったわけですね。
わからなかったですけど、ちょっと違和感というか。
周りからも、あの人こうだよみたいな噂とかあって調べてみたら、
やっぱり選手コースって、今だから言えますけども、
過去10年ぐらい遡っても、暴力が起こられてたりとか、
私が来たときにも、上手くない子は無視みたいな。
パワーハラスメントですよね。
そういうことが起こってたりとか。
ちょっとこれとんでもないぞということを発見したんですね。
僕は会社でもそういう曲がったこと全部断って支えられたりしたくないので。
とにかく自分で言うのもあれですけど、真っ直ぐなアホみたいな人間なんで。
人として間違ってることは絶対ダメなんで。
会社に来て理念として自分が立てたのは、
自立した子を排出するっていう理念を立てて、
社員がみんな賛同したばっかりだったんで。
それには反するし。
3年間かけて、人を辞めてもらうっていうのはすごい大変なことなんですけど。
調査して、いろいろ弁護士さんを通して手続きをしたりして、
対象者は結局辞めてもらって、
当時そのとき一変に5人ぐらい辞めました。
そうなんですね。
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スポーツクラブとしても、
大衆な選手を出していたスポーツクラブで、
それだけの指導者が辞めるっていうのと、
結構大きな影響があったんじゃないですかね。
そうですね。かなりやばかったですね。
その当時9人社員がいて、5人ですから。
そうですね。すごい割合ですよね。
そうなんです。
ちょっとお客さん来て、
授業やってるのに先生いないみたいなときありました。
本部に電話がかかって、先生いないんですけどみたいな。
結構経営としてもかなり厳しい決断を責められたけど、
でもやっぱりそういったところは見過ごしちゃいけないっていう思いで、
しっかりと辞めていただく先生には辞めていただくっていう処置を取ったってことなんですね。
そうですね。
これからどういうふうにしてその後やっていらっしゃったんですか。
結局その辞めた人たちがいたときに、
社内でもパワハラが行われてて、
それが嫌で辞めちゃった人はいたけど、
富士スポーツクラブは好きだという人もいたんで、
その人たちは引き戻しました。
すぐ引き戻して、頼むから助けてくれと。
いうことで引き戻して、先生にちょっとずつ増やして。
今でこそ社員が17名までいってるんですけど、
とにかく理念に賛同していただける方は入ってくれということで、
助けてくれということで入ってもらって立て直しましたが、
当時は半年ぐらいはちょっとこれはまずいなという状況でしたね。
想像以上の圧力というか、
周りからの嫌がらせなんかも含めていろいろあったんで、
つぶれはしないなと思ったんですけど、
ちょっとかなり停滞した時期がありますね。
それは大変ですよね。
でもやっぱり理念は大切なんだっていうところで、
そのまま進められていたっていうことで、
この番組のテーマが経営者の志ということなので、
宮下さんの志についても教えていただけるでしょうか。
わかりました。志ですか。
志をお願いします。
結局そのときにいろいろ被害者、子どもも被害を受けたりとか、
体操を辞めちゃったりとか、そんな子も出ていたので、
二度とそういうことが起こらないスポーツの指導の世界を作るっていうことを、
富士スポーツクラブという会社の外に向けても発信して、
日本全体にそういう世界づくりをしていく。
富士スポーツクラブはその手本になるというか、
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襟を正して、こういう指導が本当は子どもに必要なんだよっていう指導を、
コツコツとしていくっていう世界づくりをしたいんですよね。
それが僕が受け継いだ会社の使命じゃないかなっていうか義務ですね。
そこをもっと世界に向けて発信していくってところなんですね。
そうですね。
実はそういった活動も含めて、今クラウドファンディングでもいろいろ支援を求めているということですが、
ぜひこちらもご紹介いただけるでしょうか。
今、スポーツの指導の世界を変えていこうっていうのは、
我々はそういう社員を追放して、中身を変えていきましたけど、
周り見渡すと、スポーツの指導の中で、圧力をかけて従わせる指導とか、
子どもに考えさせないで、はいしか言わせないとか、
やる気がないなら帰れみたいな、そういう圧で子どもを従わせるような指導がまだいっぱいあるんですよね。
メディアにも結構出てきてますね、最近サッカーだとか、
ここ数年だとボクシング、アメフト、体操もあったし。
確かにそういえばニュースにちょこちょこ出てますよね。
出てますよね。そういう指導の世界は変えないといけないということで、
スポーツマンシップというものを勉強してきて、
それを理解して実践できる指導者を増やしていくための活動として、
仲間を募って一緒に普及活動していこうよっていうコミュニティを立ち上げています。
そうなんですね。こちらどのようなコミュニティなんでしょうかね。
日本スポーツマンシップコーチング普及コミュニティってちょっと名前長いんですけど、
活動して普及してそういう人を増やしていこうねっていう活動型コミュニティにしてまして、
今年の4月に立ち上げたんですけど、今30名ほどで活動してまして、
エリアで普及パンフレットを配ったりとか、セミナー活動したりとか、
イベントをやったりとか、イベントっていうのはスポーツが楽しくなったり、
子供が自主性を持てるような環境を提供したりとかいうので、
例えば今月はバスケットボールの大会に行ってスポーツマンシップ賞っていうのを授与したり、
スポーツマンらしい人を、成績関係なくて上位からご認識する人とか、
あとはエリアでよく見るんですけど、
コーチがベンチでどなりまくって子供が怖がって、怒られないために指導してるみたいな現場ってあるじゃないですか。
大人が、コーチも監督も一切ベンチに入らない大会とか。
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もう子供たちだけでやってみるっていうことですね。
そういう大会を企画したりとか。
あとは指導も、誰が行っても変わらない。原理原則は伝えていいけど、あとは自主性に任せる。
指導者を育てるスクールを作ったりとか、そういうことを活動として積み重ねていくってことをやってますけど。
それをほとんど儲けでやってないので、やっぱり活動力が足りなくなってくるというのもあって。
クラウドファンディングでそういった趣旨にご賛同いただける方、ぜひご協力してくださいというクラファンを今月やってます。
そういうことですね。やっぱり本当にスポーツマンシップ大切だな。
そしてそういったことを賛同いただける指導者ももっと増やしていきたいっていう、そんな活動を広げるためのクラウドファンディングということで。
ぜひ興味持った方、賛同いただける方はこのポッドキャストの説明欄にクラウドファンディングのURLも記載させていただきますので、ぜひそこからチェックして支援いただければと思います。
そして富士スポーツクラブのホームページのURL、日本スポーツマンシップコーチング普及コミュニティのURLも合わせてこのポッドキャストの説明欄に記載させていただきますので、ぜひチェックいただければなと思います。
本日は株式会社富士スポーツクラブ代表の宮下雄二さんにお話を伺いました。
宮下さんどうもありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
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