00:01
声を思いを世界中に届ける、こえラボ
経営者の志
行政書士の役割
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、行政書士の大城悟さんにお話を伺いたいと思います。
大城さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、今やってらっしゃる行政書士のお仕事内容から教えていただけるでしょうか。
はい。私は行政書士の中でも、いわゆる巨人家系の行政書士として活動してまして、
私がもともと公務員という立場だったというのもあるんですけども、役所の許可を取るための書類なんかを作成する仕事ですね。
それをメインにしてますね。
例えば、どんなことがあるんですかね。手続きとしては。
はい。多いのが、建設業者さんの建設業許可関係の書類ですね。
あとは、産業廃棄物なんかを扱う業者さんの書類。
あとは、最近多いのがスクラップヤードですね。金属スクラップヤードの許可申請の書類などが多くなってますね。
これは、手続きをするのはどこの役所になってくるんですかね。
はい。ほとんどは県ですね。
私は千葉県に事務所がありますので、だいたい千葉県庁とか千葉県の出先機関とか、そういったところに提出してますね。
これは、県によって多少違ったりもするわけなんですかね。手続きの仕方とか。
はい。やっぱり微妙なローカルルールみたいのがありまして、作る書類の表現がちょっと違ったりとか、書式が違ったり、ルールが微妙に違ったりみたいなのが確かにありますね。
そうなんですね。やっぱり県ごとに許可するようなことが違うので、そこに合わせてやっぱり書類も提出したいと、しっかりとその事業ができなくなってしまうっていうことなんですね。
そうですね。
これ、やっぱり普通の事業やってる人が自分で許可取ろうと思ったら結構大変だったりするんですかね。
そうですね。やっぱりルールが複雑だっていうところがあって、全部法律なり条例なりで決まってますので、表現が難しいんですよね。専門用語が多くて。文字ばっかりなので、まず理解するのが難しいっていうところがあって。
さらに用意する書類が膨大なんですよね。物によってはもう紙で2センチぐらいいくっていう。
すごい量ですね。
だったりするので、それを本業の合間にやるっていうのはなかなか難しいっていうことで、私みたいな行政書士に頼む方が多いですね。
なるほど。大木さんは元々なんでこの行政書士になろうかなっていうふうに思われたんですかね。
はい。私は元々役所の公務員でして、役所で働いているときには書類を受け取る立場だったんですね。特に建設業者さんから受け取ることが多かったんですけども、その書類を受け取ってチェックすると結構ミスが多いんですね。
そうなんですね。
で、ここ間違ってるんで直してきてくださいっていうふうに返して、また持ってきてくれるんですけど、やっぱり間違ってるっていうことが多々ありまして。
そういうのを見てると、業者さんって書類作ったりとかパソコン打ち込んだりするのって本業じゃないんですよね。
本業の邪魔をしてるなっていうふうに自分でちょっと思っていたっていうのがあるんですね。
で、もう一つは、そういう業者さんたちって意外と法律関係あんまり気にしない方が多いんです。
ただ、法律で縛られてるんでガチガチに縛られてるので、ちょっとしたミスとか法律に違反しちゃったってなると仕事を失ったりとか、下手したらもう会社畳むみたいな、そういうことになりかねないような状況なんですよね。
で、そういう結構不安定な立場にいる方が多かったんですよね。
そういったのを見てると、自分なんかは書類作成は割と得意な方ですし、法律関係調べたりするのも決して苦手な方ではないので、もし自分が行政書士としてお客さんの仕事をサポートできたらすごくいいなと思って行政書士になったっていうのはありますね。
なるほど、そうですよね。私も書類作って出したことあるんですけど、やっぱり間違いを指摘されて、あ、これ違うんだってまだ何度も直した経験があるんですけど、やっぱり慣れてないとどこをどういうふうに書いたらいいのかっていうのは分からなかったりすることもあるので、
こんな時は専門の方にお願いするのがスムーズに手続きが進むし、いいなとすごく感じますね。
はい、そうなんですよね。やっぱり本業じゃないところに時間が取られちゃっているので、どうしてもサービスの質が落ちてしまうっていうのもあるんですよね。
もし私がそのサポートに入って、その業者さんが本業で力を発揮することができたら、その業者さんのお客さん、業者さんに発注した側もすごい質の高いサービスを受けられて、とてもいい思いをするなとやっぱり思ったんですよね。
さらに自分もそれでお金がもらえるんだったらとてもありがたいことですので、本業に集中できる業者さんとそのサービスを受けるお客さんと私と全員がすごい幸せな状況が作れるなと、そういうふうに考えて行政所信になりました。
そうですね。やっぱり本当に業者さんも自分の仕事に集中できれば、もっと力を発揮できると思うので、そういったサポートができるといいですね。
しかもなんかいい加減なことやってて、法律違反だからっていうので、業務停止になったら本当に大変なことになりますもんね。
本当にその通りですね。皆さん従業員を抱えていらっしゃる方が多いので、中には家族経営みたいなところもありますので、守っていかなければならないところですよね。
もう法律に則ってやっていくものなので、そういった意味だとそこでせっかく残念な結果、一生懸命やっててもそこを守ってないだけで業務停止になってしまったら本当に大変だと思うんです。
やっぱりここは専門の方にしっかりとチェックいただいて運用していくのがいいですね。
大城さんの志
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ大木さんの志についても教えていただけるでしょうか。
私の志というと難しいですけど、お客様とか私の関わる人たちに安心安全な環境を提供したいっていう思いがあるんですね。
今話したお客様が法律違反したら仕事が危うくなってしまうっていうのももちろんなんですけども、そういう危うい環境で働くのって皆さん嫌だと思うんですよね。
逆に自分がそういう役所側にいたということで、結構ミスがあると指摘をしなければならない立場にいたんですね。
ミスがあったら、業者さんを不安定な状況にできる立場でいたんですよ。
当然やりたくはないんですけど。
なのでそういうことが起こらないために、自分は行政書士として関わる人たち、お客様だったり従業員だったりが安心安全な環境で働ける環境を提供したいっていう立場で仕事をしています。
そうですね。そういった意味だと本当にこの手続きって大切なことなので、しっかりやってくれる人がいると本当に安心だなというふうに思いますね。
これからは大木さんはどんな感じでサポートをやっていきたいなという将来的な思いっていうのは持ってらっしゃいますかね。
はい。今もこれからもそうなんですけども、結構時代によってお客様が抱えている課題って変わっていくと思うんですね。
そういったものを解決できる仕事をしていきたいなと思ってるんですよね。
例えば今であれば、よく建設業者さんなんかは人が足りないっていう話をよく聞くんですけども、一番多い人不足の解決方法っていうのは外国人の雇用だったりするんですよね。
業者さんによってはもうすでに外国人雇用を始めているところもあるんですけども、まだまだ外国人雇用を始められていない業者さんもいらっしゃるんですね。
なぜかっていうとやっぱりそこハードルが高くてですね、手続きが難しいんですよね。
外国人を雇用するためには必ずついてもあるビザの問題というのがやはりあるんですね。
そこも解決できるのは行政書士の仕事の一つではあるので、そういった外国人雇用っていう一つのサービスを提供することで建設業者さんの人不足の課題を解決していきたいなと考えています。
なるほど、そこも行政書士さんがビザの手続きだったり外国人の雇用のところもやってらっしゃるんですね。
やっぱり思うと行政書士さんのできる仕事ってすごく幅広くいろいろあるんですね。
はい、そうですね。幅が広すぎて自分が手出しできないような業務も中にはありますね。
大木さんもやっぱり行政書士さんの中ではこの分野っていう専門性を持って対応されてらっしゃるということなんですかね。
はい、そうですね。いわゆる巨人化、役所関係の手続きっていうのを中心に私の場合は進めてますね。
なるほど、じゃあそういったところで巨人化の部分でお困り事があった場合は、ぜひ大木さんのところにご相談いただけるといいのかなと思います。
このポッドキャストの説明欄に大木さんの会社のホームページのURLを掲載しておりますので、ぜひそこからお問い合わせいただけたらなと思います。
このホームページでは色々な記事も公開されてたりはするんでしょうかね。
はい、そうですね。一般的に行政書士が扱っているような仕事であったりとか、私が主に今まで扱ってきたような仕事なんかの記事をですね、紹介してますね。
じゃあどんなことを対応していただけるのかっていうところもホームページ見ればわかると思いますので、ぜひそこからチェックしてお問い合わせいただけたらなというふうに思います。
今回は行政書士の大木さとるさんにお話を伺いました。大木さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。