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2019-02-19 14:55

075.市川恵さん(恵社労士事務所)

【わかりやすく説明する】

このことを大切にしてお客様への対応を心がけているというのが印象的でした。
専門家として当たり前のことであれば、なおさら当たり前のように語りがちですが、そこを丁寧に対応することがプロとして大切だと感じました。

そして、社労士さんの立場からこれからの企業についておうかがいした中では、働きやすい職場であるかどうか、労務管理をしっかりしているかどうかが人を採用するにおいてはとても重要だということがわかりました。

労務管理がしっかりできている企業は人も集まりやすいんですね。

これからは、働き方改革も進んでくるので労務管理ができて当たり前となってきます。
時間管理、有給休暇の管理はしっかりしておかないと、大変になりそうです。

労務管理について気になる方はぜひ市川さんにお問い合わせいただければと思います。

special thanks to : 安紗弥香さん


【今回のゲスト】
恵社労士事務所 市川恵(いちかわ・めぐみ)さん
http://megumi-sr.com/

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/
00:06
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
あなたの会社は採用に困っていませんか?
社労士さんの立場から、採用のポイントや会社経営において注意すべきポイントを伺いました。
まずはインタビューをお聞きください。
本日は、社会保険労務法人めぐみ社労士事務所の代表であります、市川恵さんにお話を伺いたいと思います。
市川さん、よろしくお願いします。
社会保険労務事務所ということですので、社労士さんとして今どれくらいの期間活動されているんですかね?
今、社労士になってから約9年。2010年にテストに合格しまして、2011年に事務所に入って、今までずっと社労士をやっています。
その前は別のお仕事をされていたんですか?
その前は一般の会社で人事部で採用担当をやっていました。
同じ社労士さんは人事部のカテゴリーではあるんですかね?
そうです。
採用担当は人を雇うときの採用として、社労士さんはどういったことがお仕事としてメインになるんでしょうか?
社労士は人事部という全体の話の中で言いますと、人事部には採用の部門と研修する部門と、人事労務という給与計算と事務手続きをやっている。
何か入社があったら手続きをするとか、離職票を作るとか、そういう手続きをやっている部門と大体3つぐらいに分かれているところが多いんですけど、
その中で手続きと給与計算ですね、そこの部分を中心にやっています。
そうなんですね。なので社労士さんってどういうことをやられているのかっていうのが今のお話で少しイメージできたかと思うんですが、
最近採用するのが結構大変な時代なのかなというふうにいろいろな方のお話を聞いてそう思うんですけど、
やっぱり採用ではいろんな会社さんは苦労していることって多いんですかね?
そうですね。採用はどこの会社さんも苦労していますね。
そうなんですね。やっぱり時代的に人手不足っていうところはあるんですかね?
そうですね。今少子高齢化がどんどん進んでいて、ちょっと前に団塊世代の方々が一斉にいなくなってしまって、
今働く人口が減ってきて、これからどんどん減っていく一方なので、
今までと同じ人数で回すことがそもそもできなくなっていくんですよね。
03:04
そうなんですね。採用に困っている会社と、それとも採用が順調にいっている会社の違いって何かありますかね?
うちのお客様で今30社くらいあるんですけど、その中で2社だけ困っていないところがありまして、
1社は採用にものすごくお金をかけているんですよ。職業紹介の紹介会社さんとかにいとめをつけずにお金を払い。
本当にちょっとびっくりするくらい採用にお金をかけているっていう会社さんが苦労するとお金を足すので、あまり苦労していないんですけど。
やっぱりそういったお金を払えば待ってくれるっていうところはあるんですね。
そうですね。やっぱり給料アップしたいっていう転職者の方が多いので、やっぱり今やっているお仕事で今の年収のどのくらいアップっていうのがやっぱり明確になってくると入社してくれる率は高くなるのかなという感じがします。
あともう1社はどういった会社なんでしょうか?
あとの1社は飲食業なんですけど、開業した当時からローム管理をちゃんとやっていて、一番最初のまだその会社が2店舗しかなかった頃からやらせていただいているんですけど、今もう20店舗くらいあって、30人の会社が今300人を超えてしまって。
すごい発展されているんですね。
ドキドキしてるんですけど。
そこはもう立ち上げた当初から社長が飲食業はローム管理というか働く環境があまり良くない会社が多いと。
だから良くすれば人が集まるはずだって最初から言っていて、最初から基本的な労働の契約はちゃんと守り、働きやすい職場を作るっていうところをやっていまして。
そこの会社さんは今でもあんまりアルバイトの方も辞めないですし、来なくて困ってるっていう話は聞かないんですよね。
そうなんですね。やっぱり実用最低限のそういった法律はもちろん守ることはそうなんですけど、従業員とかスタッフの方が働きやすい職場っていうのはそれだけ継続もしてもらえるし、人も来てくれるっていうことなんですね。
そうですね。やっぱり働きやすい職場っていうと単純に休みが多いとかそういう単純なところだけじゃなくて、バックヤードが綺麗とか。
そういうことも関係するんですね。
お店がオシャレとかそういうところもやっぱり関係してまして、あと大学の近くとか新しい店舗を作るときにこの店舗の近くにはどの大学があるかとかそういうところも見てるみたいですね。
やっぱりそうするとアルバイトで来てくれる学生さんが多いんじゃないかっていうことなので、人を雇いやすいっていうことも判断にしてるっていうことなんですかね。
そうみたいですね。
やっぱりそういった戦略的に考えて人のことを考えていくと採用も比較的スムーズにいくっていうパターンもあるんですね。
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そうですね。
そういったものを社長さんという立場からいろいろな会社さんにアドバイスされてるっていうことなんでしょうか。
アドバイスしてるんですけど、なかなかできない会社もやっぱり多いですね。
そのあたりどういった苦労がありますかね。
そうですね。苦労としてはやっぱり今までの社長の方って大体40代50代くらいが多いと思うんですが、バブル世代の方とその下のバブルが弾けちゃった後の世代の方とその後の言い方悪いですけどちょっとゆとり世代の方とその3つで考え方がもう全然違うんですよ。
やっぱりそうなんですね。
バブル世代を生きてきた方々はやっぱり気持ちの部分をすごく強く考えるので、一つになることですとかそういうことをすごく重視して考えるんですけど、残念ながら今の若い人にはあまり響かなかったりすると。
私たちみたいに氷河期世代と真ん中なんですけど、氷河期世代というかバブルが弾けた後に社会に出た世代は自分たちが社会に出た時に動機がいないとかまた正社員になるのがすごい大変だった時代なので、どうやって下を教えたらいいかよくわからない人が多いみたいで、何て言うんでしょう、厳しく接してしまうというか。
自分でやって当たり前みたいなところが結構強いかなという感じがしますね。
やっぱり世代によって考え方が大きく違うんですね。
違いますね。だからやっぱり私たちの世代だと新入社員に対する研修とかがあんまりピンとこなかったりしますし。
そういった意味でも会社としてどういう方針でやるのかというのはしっかり決めながら対応していかないと、どっちの方向を向いているのかというのはなかなか定まらないこともあるかもしれないですね。
そうですね。
やっぱり今まで社老司さんとしてご自身でも会社を立ち上げてやられていると思うんですが、この経営者の志という番組なので、どういったところを大切にしながら今まで会社経営をされていったのかなというのをお伺いしたいんですけど。
そうですね。事務所のですか?
そうですね。
事務所の最初から言っているのは分かりやすく説明することというのを、うちの事務所のキャッチフレーズじゃないですけど、キャッチフレーズは一応御社の人事担当者というのがあるんですけど、担当者として会社の中に分かりやすく人に説明をして分かっていただくというのを一つ大事にしていますね。
やっぱり法律だったり、いろいろ難しいこともあると思うんですけど、それを相手の会社の社長さんはご存じないこともあるかもしれない。そのことをどうやって分かりやすく説明するかということですかね。
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そうですね。私たちにとっての常識というのが、いつもいつも説明していたり、当たり前に知っていることというのは、今立ち上げたばかりの社長さんは知らないことなので、常識として話すのではなくて、こういうことなんですよというのを分かりやすく、響く言葉で説明するというのは心がけていますね。
やっぱりそうしないと、なかなかどういったことを言っているのかもピンとこないと、どれだけ大切かも理解できないかもしれないので、そこはやっぱり丁寧に説明されているということなんですかね。
そうですね。できるだけ寄り添ってというか、分かりやすく説明するというところを大事にしています。
これからまた法律とかもいろいろ変わってくると思うんですが、これからの時代だとどういったところをやっぱり注意しなきゃいけないというポイントとかありますかね。
これからの時代は、とにかく最初から考えていないと大変かなと思うんですね。
今までは、まず会社を立ち上げたらお金を回すというところを最優先にして大丈夫だったところがあると思うんですよ。
だけど今後、働き方改革が今年の4月から、2019年4月からどんどん始まってきまして、そうすると会社がやらなければいけない労務管理がすごく増えた。
あと、それができていて当たり前になっちゃうので、新しく人を雇うときに、そこができていないと人が雇えなくなっちゃうという点があると思うんですね。
具体的には、これは雇わないといけないというのはありますかね。
まず、労務管理という時間の管理ですね。
タイムカードなり、最近そういうタイムカードのシステムみたいなのも増えてるんですけど、そういうのでちゃんと出退金の管理はしっかりやるということと、あと有給休暇ですね。
そこはしっかりと法律でも厳密に申告しなきゃいけなくなってくるということなんですかね。
そうなんですよ。
なかなかね、あまり大きな会社じゃなければ、なかなかにしてしまっているような部分もあるのかなと思うんですけど、それが許されなくなってくるということなんですかね。
そうですね。
中小企業の方とか、ちょっと気をつけないといけないですね。
そうですね。正直今まで中小企業の会社の訪問先たくさんありますけど、有給休暇が各社員に何日今持っているのかということを把握している会社って実はすごく少なくて、
ちゃんと有給休暇の管理部をつけて、今この人は何日有給休暇を持っていて、何日取れるのかということが把握できていない会社がすごく多いんですね。
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そこは把握しているけど、実際には取れていないとか、取らせなきゃいけない、アルバイトさんは管理していないとか、そういうことはすごく多いと思うんですが、今後そういうことも管理するのが会社の義務に法律で決まってくるので。
やっぱり働き方改革でそういったことが大きく変わってくるんですね。
経営者さんにとってはそのあたりを把握しておかないと、会社経営としても成り立っていかなくなる可能性があるので、すごく大切なことですね。
ちょっと今の話を聞いて気になるなという方もいらっしゃるかと思うので、そういったときは市川さんのところにご相談とかもよろしいでしょうかね。
ぜひぜひ。
どういうふうな形でお問い合わせするのがよろしいですかね。
そうですね。お電話いただいても私以外にも社長氏がいますので対応できますし、あとはホームページからお問い合わせフォームがありますので、そちらからご連絡いただければいいかなと思います。
このポッドキャストの説明文にもURLを掲載させていただきますので、ぜひそこからお問い合わせしていただければと思います。
本日は市川さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
わかりやすく説明する。このことを大切にしてお客様への対応を心がけているというのが印象的でした。
専門家としては当たり前のことであれば、なおさら当たり前のように語りがちですが、そのことを丁寧に対応するということがプロとして大切だと感じました。
そしてシャロー氏さんの立場から、これからの企業についてお伺いした中では、働きやすい職場であるかどうか、ローム管理をしっかりしているかどうか、そういったことが人を採用するにおいてはとても重要だということがわかりました。
ローム管理がしっかりできている企業は人も集まりやすいんですね。
これからは働き方改革も進んでいるので、ローム管理ができていて当たり前となってきています。
時間管理、有給休暇の管理はしっかりしておかないと大変になりそうです。
ローム管理について気になる方は、ぜひ市川さんにお問い合わせいただければと思います。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。
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