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2025-06-06 12:15

910.葛西幸充さん(株式会社アバージェンス)

【日本企業を、マネジメントで強くする】

変化のスピードが増す中で、企業に求められているのは「戦略」よりも「実行力」。
その鍵を握るのが、現場を動かすマネジメントです。
株式会社アバージェンス代表・葛西幸充さんは、マネジメント力の強化によって日本企業を再び強くすることを使命としています。
葛西さんのコンサルティングは、現場に常駐し、課題の本質をともに見極め、社員自らが腹落ちしながら動ける組織をつくる“実行支援型”。
「計画より、実行」「正論より、納得」
こうした信念のもと、葛西さんは数多くの企業改革を後押ししてきました。
さらに、生成AIの導入にも取り組み、最先端技術を武器にした変革の加速にも挑戦中。
“理想論”では終わらせない。手を動かし、組織を動かす——そんな現場目線の実践知に満ちた一話です。
変化に対応できる組織づくりを考えるすべての経営者・管理職に、ぜひ聴いていただきたいエピソードです。

【今回のゲスト】
株式会社アバージェンス 代表取締役社長 葛西幸充(かさい・ゆきみつ)さん
YouTube: https://www.youtube.com/@CLUBRIGHTHAND

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サマリー

株式会社アバージェンスの葛西幸充社長が、経営コンサルティングサービスの取り組みや特徴について語っています。特に、企業のマネジメント力向上と実行支援に力を入れており、生成AIの活用を通じて日本企業の強化を目指しています。また、笠井幸光社長がAI技術の活用や中期経営計画についても語っています。特に、営業利益率や認知度の向上を目指す戦略が紹介され、YouTubeチャンネルでの有益な情報提供に関しても言及されています。

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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
アバージェンスの経営コンサルティング
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は株式会社アバージェンス
代表取締役社長の葛西幸充さんにお話を伺いたいと思います。
葛西さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは、御社の事業内容から教えていただけるでしょうか。
株式会社アバージェンスという会社は、いわゆる経営コンサルティングサービスを提供してまして、
特に常駐型で改革の実行とか成果の創出の支援をしている会社でございます。
特に企業組織のマネジメント力充実によって売上げのアップとか、
営業利益の改善とかですね。それを我々のメンバーが常駐をして、
5ヶ月ぐらいでこの改善につなげていくというようなコンサルティングサービスをさせていただいています。
そうなんですね。じゃあそこの会社に結構入り込んで、いろいろアドバイスもされていながら、
一緒にその半年間を過ごしていくということなんですかね。
そうですね。アドバイスというよりも、我々目線で見たときにどの辺が改善余地があるのか、
あるいは課題があるのかということを見極めた上で、それをベースにしながら皆さんとディスカッションをしてですね、
皆さんが腹落ちするような形で課題の原因を見極めて、皆さんと一緒に打ち手を出して、
皆さんと一緒にアクションプラン化して、実行は皆さんにしていただくというようなところですね。
そういう伴走役を務めているということでございます。
いろいろ課題があるときにファシリテーションしていて、こういう感じでここも検討する必要があるんじゃないかというきっかけを与えながら、
皆さんが考えられるような場所を作っていくようなイメージでしょうかね。
そうですね。その検討するための材料であったり場の提供であったり、あるいは壁打ち相手だったりというような形で我々は伴走しております。
特にこういった業界なのか会社規模なのか、今サポートされていらっしゃる会社の特徴というのはあるんでしょうかね。
お客様の売上の規模感でいくと、1000億から5000億未満がだいたい半分ぐらいで、100億から1000億未満が3割ぐらいという構成になっています。
業界別には、いわゆる広告情報通信サービスですね。そこが25%ぐらいですね。
マネジメント力向上の取り組み
あと機械電気製品、いわゆる製造業が2割ぐらいですね。あと中間流通が15%ぐらい。そういう内訳になっております。
それぞれのいろんな業界の会社さんいらっしゃるようですけど、やっぱり持っていらっしゃる課題もそれぞれ様々なんでしょうかね。
そうですね。本当に時代とともにこのテーマというのは多岐にわたっていますし、会社は個々によって違うんですけども、
例えばどういうテーマが多いかというと、一番多いのは営業力強化によって受注とか売上を高めたいというところが全体のうちの25%ぐらいですね。
それから設計開発ですね。ここの生産性を高めたいとか、新製品の開発費を下げたいとかですね。そういうところがだいたい10%ぐらいですね。
あとサプラインチェーンとかですね。複数の機能がまたがってやるようなところ。それが全体の4分の1っていうのはそんなイメージでございます。
本当に扱えられている課題も様々なので、そういった中からコンサルティングされていらっしゃるということなので、やっぱりいろんなノウハウだったりとか知識も必要なんじゃないかなと思うんですけど、
他のコンサルタントの会社さんと大きく違う、特徴的なこういったところが強みだというのはどういった部分になるんでしょうかね。
そうですね。大きく言うと3つあってですね。我々どの業界のどの機能でもいいんですけど、マネジメントに関してこうあるべしっていうものを持っているっていうことが1つですね。
2つ目にそれをですね、いかに実行させて現場を変えていくのかっていう現場を巻き込んで実行させていくっていうところがかなり長けているっていうのが2つ目ですね。
そのためにはある程度現場に関連する知識とか経験値あるいは観察がみたいなものが必要になってくるんですけども、そこに関連するノウハウを持っているっていうところを大きくこの3つですかね。
じゃあ単なる理論的に言うだけじゃなくて現場と一緒に考えながら実行できるようなことをしっかり行くっていうところがあるんですね。
そうですね。そうですね。そうして我々実行にすごく重きを置いているので、実行してみてダメだったら軌道修正を図るっていうようなこととか、計画は立てるんだけどもなかなか実行されないっていうことが多くの会社であるので、
実行させるために誰をどう動かしていったらいいのかっていうコミュニケーションの部分もかなり我々ノウハウを持っているので、そういうところに課題感があるところは結構ご要命をいただくっていうところですかね。
確かにそうですね。やればこれで成果出るはずなんだけど、誰もやる人がいなかったりとか、実行が遅いとかってなるとやっぱりそこが課題になってくるので、
うまくコミュニケーションをとっていきながら、実行に移っていかないと成果にはつながっていかないってことなんですね。
そうですね。はい。
だからそのあたりもしっかりと現場の人たちとコミュニケーションをとっていくっていうところも強みに持っていらっしゃるっていうことなんですかね。
そうですね。はい。
これからはどういったところを特に強みとしたりとか、広げていきたいというような将来的なことはどんな感じで考えていらっしゃいますかね。
そうですね。我々のこのコンサルティングサービスっていうのは唯一無二だと思っています。
で、掲げているパーパスっていうのがマネージメントを介して日本企業を強くするっていうところにおいてましてですね。
で、我々は思うにこのマネージメント力が高まれば、もっともっと日本は強くなれると思っているので、そういう支援をできる会社をもっともっと増やしていきたいなと思っています。
ただ、残念ながらまだまだ我々の知名度がそれほど高いわけではないので、我々の認知度を高めるっていう取り組みを一つやっていこうと思っているっていうところが一つ目ですね。
2つ目に、生成AIの活用ですね。日本企業は先端的なところと全然使えてないところ、このギャップが大きいものですから、このギャップを埋めてですね、生成AIが日本企業でちゃんと活用できるように我々が支援できるような形にしていきたいなというふうに大きく2つ思ってますというところですね。
なるほど。認知度を高めていきながら、そういった最先端の技術もうまく活用していく。まずそのためには、加西さんの会社でもAIとかそういったところは十分使っていきながらというところはあるんですかね。
AI技術の活用
そうですね。我々自身も今、AIを使い倒そうというふうに動いて、この半年ぐらいですけども。今年になってですね、外部の生成AIの研修を社員が受けてですね、それをベースに他の社員に勉強会を開催をするっていうことを進めているっていうのが一つですね。
あと、それだけではやっぱり足りないのでですね、生成AIの専門家の会社ですね、そこと何社かとパートナーシップを組んでですね、我々のプロジェクトでこのAIのニーズが出てきたときに、そのプロジェクトにこのAIの専門家に入ってもらって支援を受けながらプロジェクトのデリバリーをし、お客さんがハッピーになるような業績改善につなげていくっていうことをやっていこうと思っております。
それを通じてですね、我々自身もAIに慣れてくるので、ある程度外部の専門家に頼らなくても、ある程度できるような形にしていきたいなというふうに思っております。
やっぱりこういった技術も使っていかないと使いこなせるっていうところまではなかなかいかないので、まずは使っていきながら、そしてお客さんにも使っていただけるようなね、そういった体制も作っていくっていうことなんですかね。
そうですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ笠井さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。私の志としてはですね、今社長になって2年目なんですね。
社長になった時に中期経営計画っていうのを立てましてですね、今の我々の売上高を倍増するっていうこととですね、営業利益率をですね、今の3倍にするっていう目標を掲げてまして、
まずはこの直近で言うとこの5カ年でその水準に到達するっていうところを目指していますということですね。
その先はですね、やっぱりもっともっと認知度を高めて営業しなくてもいいから、我々のところに問い合わせが来て、もう捌けないよっていうような形になるようなところまで持っていきたいなというふうに思っております。
これからは本当に認知度を上げていって、本当に皆さんがもうお願いしますって言ってくれるようなそういう状況も作っていきたいということなんですね。
そうですね。
あとやっぱりそういったところがね、本当に日本の企業を強くしたいというところもあると思いますので、そういったところをしっかりサポートしていただきたいなという方がいらっしゃれば、ぜひご連絡いただきたいなと思います。
そして笠谷さんはYouTubeチャンネルもやってらっしゃるということなんですが、こちらはどんな発信されてらっしゃるんでしょうか。
そうですね。YouTubeチャンネルはもう4年ぐらい経っておりますけども、ビジネスパーソン向けにですね、コンサルタント視点あるいはマネジメント視点で役立つ情報っていうのを発信をしておりましてですね。
特に管理職向けにですね、こういう時どうしたらいいんだろうなとかですね、こういう時どう考えたらいいんだろうなっていうようなことが悩まれる時あると思うんですね。
部下からこういうちょっと激しめの言葉を得られた時にどう対応するのかとかですね、そういうことも含めていろんな切り口で我々なりの持っているノウハウとか視点っていうのを発信をしておりますということでございます。
もう動画としては280分以上ですね、これまで発信をし続けているということでございます。
そうなんですね。じゃあぜひそういった管理職の方なんかちょっと勉強したいなという方チェックいただいて、過去のアーカイブなんかも見ていただけると参考になるかもしれないですね。
YouTubeで検索でCRHって入れていただければ出てくると思いますので。
わかりました。ぜひ検索、もしくはこのポッドキャストの説明欄にもリンクを貼らせていただきますので、そこからチェックいただけたらなと思います。
ありがとうございます。
本日は株式会社アバーデンス代表取締役社長の笠井幸光さんにお話を伺いました。笠井さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
12:15

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