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2025-06-05 11:45

909.枝川峰さん(株式会社エディックス)

【教えることで、人はもっと学べる】

「教えることに、あなたはどんな価値を見出していますか?」
この問いに真正面から向き合い続けてきたのが、IT研修歴30年、講師を育てる講師・枝川峰さんです。
彼の座右の銘は、「教えるは学ぶの半ば」。
知識を人に伝えるたびに、自分の理解が深まり、視野が広がる。
だからこそ、教える側こそが最も学んでいるのだと言います。
テキストをなぞるだけの講義では伝わらない「深み」を、どう生み出すか。
ITのスキルだけではない、“人を育てる技術”が、今、求められています。
本編では、講師という仕事の真のやりがいや、問いを使った学びのデザイン、そして「いい先生が社会を変える」という枝川さんの志をじっくりお聞きしました。
マネジメントに関わるすべての人へ。
このエピソードは、教えるとは何かを考え直すきっかけとなり、あなた自身の学びの扉を開く一歩になるかもしれません。

【今回のゲスト】
株式会社エディックス 代表取締役 枝川峰(えだがわ・たかし)さん
X: https://x.com/edx_edamine
Web: https://edx.co.jp/
IT研修講師募集: https://edx.saiyou-dekirukun.com/

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サマリー

株式会社エディックスの枝川隆さんがIT研修の重要性や講師教育についてお話しします。彼は30年にわたる講師経験から得た知見や、研修業界における講師の需要と供給のバランスについても触れています。また、枝川さんは良い先生を増やすことの重要性が社会を良くする要素であると述べています。彼はIT業界でのキャリアに不安を持つ人々に対して、育成の場を提供することを目指しています。

株式会社エディックスの紹介
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は株式会社エディックス代表取締役の枝川隆さんにお話を伺いたいと思います。
枝川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、御社の事業内容について教えていただけるでしょうか。
私たちエディックスでは、ITに関する研修を中心にサービスをさせていただいていて、
それは自社で研修をするというよりは、私が前職、富士通ラーニングメディアという研修会社に行ったんですけれども、
IT系の研修をしている会社さんっていっぱいあって、
ここは自社内で講師をもちろん抱えているんですけれども、
自社での研修を社内講師だけでは行えないので、外部パートナーさんにお願いする部分があって、
それをうちの会社では受けて、私を含めて、社内の講師、
あとはパートナーの講師も含めて、さまざまな研修をさせていただいているということを今、事業としてやっています。
講師経験とその価値
そうなんですね。じゃあ、枝川さん自身はかなり、この講師経験というのは、もうかなり長くやっていらっしゃるということなんですか。
はい。私今、今年50なんですけれども、20歳から講師して、もう30年ぐらい講師をしています。
じゃあ、この分野でもうかなり第一人者という感じでやっていらっしゃって、
IT業界も長くその分野もやっていらっしゃるということなんですね。
そうですね。最初からITの研修をやっていたので、もう30年間ずっとITの、ちょうどインターネットとか普及したりした時点なので、
もうそのITの歴史そのものみたいになっていますね。
ITの進化とともに教えることも若干変わっていきながら、それを全部盛り込んでいて教えていらっしゃるという感じなんですか。
そうですね。はい。そんな感じで。
じゃあ、本当にIT企業さんで、例えばどんな会社さんがどういった研修を受けられるということで、今は多いんでしょうかね。
私がやっているところだったら、今はクラウドの研修とかが多くて、たまたま私はAWSとかAzureっていうマイクロソフトのクラウドとかの認定講師の資格を持っているので、
その認定講師って全国にそんなにいないので、その辺りを中心に私はやっていて、受けられるお客さんは結構大企業で実際そのサービスを入れているお客さんもいれば、
お客さんにそういったシステムで構築を提案するようなお客さんまで幅広く、本当にクラウドを必要とする方が受けていらっしゃるという感じですね。
そうなんですね。じゃあ、やっぱりそういったITの技術を使うような会社さんが、
研修を受けてしっかり学んで、そこを現場にちゃんと持っていこうという、そういった意図で受けられることが多いんですかね。
そうですね。まさにおっしゃるとおりで。
これは講師の方たちって、IT分野で講師できる人っていうのはあんまり多くはないんですかね。
そうなんですよ。意外とやっぱりIT業界って現場で働く方が多いので、それらの方たちに教えるとかっていうことをする職種っていうのはあんまりなくてですね。
また、ITそのものを知っているだけでなくて、教えるって別なスキルが必要になるので、人前で話すのが苦手だと難しいです。
あとは、相手が何がわからないかとか、察する能力とかも必要になりますし、内容になってはディスカッションとかもするとか、ファシリテーションしたりとか結構幅広い、ITそのものよりは人間的なスキルが結構求められるので、向き不向きもあるんだと思います。
確かに、IT得意なのは理系とかで作ったりするのは好きだけど、人に向けて説明したりとか教えたりとかするのは苦手なんだって、なかなかそれが両方マッチするっていう方は少なかったりするんですかね。
そうなんですよね。それができる方になると、大体現場でもプロジェクトマネージャーとかリーダーとかそういうところのレベルになってくるので、なかなかこの研修って仕事を知って実際やってみようって思われる前にそこそこのポジションになっちゃったりするので、なかなかいらっしゃらないというのが現状じゃないかなと思いますね。
今は研修講師の方も育てるために教育もされてらっしゃるということなんですかね。
もともと私が言ったら全職でも対応して研修講師に育てるんですけれども、やっぱり講師が講師を育てるって意外とできてないところが多くて、
研修してほしいっていう需要に対して供給する側の講師が足りてないっていう状況も結構長年昔からずっと続いていて、
今日はさらにクラウドもそうですしAAなんかもそうなように幅広く高度なものが求められるので、より枯渇している状況になってますね。
井田川さんはもっと講師の方も増やしていくために教育もかなり力を入れてらっしゃるんですかね。
そうですね。もともと全職の時代から後輩の育成とかいっぱいしてきたので、そのノウハウを使ってこの仕事の面白みを分かっていただいて、
どんどんどんどん自分自身もスキルアップして、こういうことができる人をもっと作りたいなって思いから会社を設立したってことになるんですけども。
この仕事の面白みとかどういったところがいいなっていうのを思っているところ、そのあたりも教えていただけますかね。
この仕事の多分一番面白いのは、やった結果すぐにフィードバックというか反応がもらえることですかね。
やっぱり現場の仕事だとシステムなんか作ると出来上がって完成物になるまでに結構時間がかかるじゃないですか。
そうですね。
仮に出来上がってもあそこが使いにくいとか文句を言われることが多いんですけど、研修って基本的に評価される仕事なんで、すごい分かりやすかったとかよかったって言われる。
さらにそれが自分に返ってきて、仮に良くなかったと言われてもすぐ改善が回せるので、学校収穫しようという風になるので、自分の成長がIT業界の仕事の中では圧倒的に早いんじゃないかなっていうところが特徴かなと思うんですね。
じゃあ自分自身もすごく学びになって、現場で教えて、それでフィードバックしてということで、自分自身のためにもすごく成長できるような場にもなるんですよね。
そうですね。変な話なんですけども、参加していただいている受講者の方よりもお金を払っていただいているんですけど、その方より私自身が一番成長してます。
志と教育への取り組み
なるほど。やっぱり教えるって、アウトプットしていくっていうことって、自分のために勉強にもなっていきますもんね。
そうですね。結局、やっぱり現場で後輩育成する中でも、教えている側が一番成長できると思うんですけど、それをお金をもらいながらやるのがこの仕事なので、回数、セロマスだけどんどん自分が成長できるのが、この仕事が一番面白いところじゃないかなと思いますね。
この番組は経営者の志という番組ですので、田川さんの志についても教えていただけるでしょうか。
志ですか。志というと、今話していたところに似たがるんですけども、座右の面みたいなのがあって、教えるは学びの半ばって言葉がある。
これって、人に教えるっていうのは生半科のことじゃないから、ちゃんと知識つけなきゃいけないし、教えることによってようやく自分の知識で定着するよってその言葉なんですけど、まさにこの仕事がそうだなって思ってるんです。
なので、やっぱり人に教えるって先生って言葉が先に立って教える人だったりするんで、まさにそうだと思っていて、そういう人って意外と世の中、学生時代からそんなように、いい先生ってなかなか当たらなかったりするじゃないですか。
世の中を良くするためには、やっぱりいい先生がいっぱいいたらなって思ってるので、そういう人を僕の今までの経験も使いながら、より増やすことで社会を良くしたいなと考えて、会社を頑張って運営してるってそんなところですかね。
そうですね。やっぱりそういった方から教えられると、自分もこれでしっかりやっていこうというふうに、先生から教えられたことをベースにいろいろ仕事についても役に立てられることってあるのかなと思うので、
講師の方が広がっていくと、そろっていくと、そうするとそういった活気の良い企業も増えてくるのかなという感じがしますね。
そうですね。ありがとうございます。
ぜひね、今日のお話を聞いて、枝原さんに教えてもらいたいなとか、あとはもっと自分も講師になりたいなという方がいらっしゃいましたら、このPodcastの説明欄にXのURLを掲載したり、あとホームページも掲載しておきますので、ぜひそこからチェックいただけたらと思います。
これからはあれですかね、教えられる講師の方も募集はどんどんしていきたいというふうに考えてらっしゃるんでしょうか。
はい、今まさには募集をさせていただいていて、いろんな方に応募いただきたいんですけども、現場でやっぱりIT業界にいるけれども、やはり自分の成長とかこれからのキャリアに不安がある方だったりとか、逆にITとは無縁だったんだけれども、塾の先生なり学校の先生なりやっていて、
これから少子高齢化もある中で教える仕事をしたいんだけれども、ちょっと不安がある。これから伸びるのはITだということで、ITにチャレンジしたいという方が実際によく応募してこられていて、どちらも私は関係なので、やっぱり人を育てるとか、やっぱりITを広める、どっちも僕は大事だと思うんで、そういう方にもし応募いただけたら嬉しいなと思いますね。
やっぱりあんまりIT系を教えた経験がなくても、そこでしっかり学べるという場ができているということなんですかね。
そうですね。うちはもちろんパソコンでも何でも必要なものは与えて、いろいろ実際に触っていただくんですけども、教えるってやっぱり自分自身が苦労して学ばないと教えるのが難しいんだと思うので、感覚とかセンスがいい人ってちょくちょく言ってるだけでわかる方いるじゃないですか。
IT業界への挑戦
例えばプレゼン一つでも、ちょっと喋ってもらわないといけない時にすぐ喋れちゃう人もいたら、苦労して話せるようになる人もいるし、ITも同じようにやっぱりすごい難しくて苦労するんだけどもできるからと。最初から感覚的にできちゃう人っているんですけど、教える場合はどちらもやっぱり苦労した人の方が絶対に教えるのがうまいと思うんですよ。
なので、ぜひ経験がない方にチャレンジしていただきたいなと思っていて、もちろんある方にこうしたことはないんですけど、なので幅広くいろんな方に、気持ちとして人を育てたりとか、社会を変えたりとかそういう思いのある方だったらぜひ、私の方で可能な限り支援をするので、一緒にチャレンジしていただきたいなと思ってますね。
皆さんの仲間と一緒に勉強しながら、自分でも成長していって、教えていきたい。世の中を良くしたい。そういった思いのある人もぜひ応募いただけるといいですね。
はい、そうですね。ありがとうございます。
こちらの採用のページも、このポッドキャノンの説明欄に掲載させていただきますので、ぜひ自分もやってみたいなという方がいらっしゃれば、こちらもチェックしてご応募いただけたらなというふうに思っております。
はい、お願いします。
本日は株式会社エリックス代表取締役の枝川隆さんにお話を伺いました。枝川さんどうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
11:45

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