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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
エデュケーションアシスタントの役割
今回は、エデュケーションアシスタントの込田友紀子さんにお話を伺いたいと思います。
込田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、このエデュケーションアシスタントということなんですが、どんなことをされているのか、そのあたりから教えていただけますか。
ありがとうございます。
私は今、小学校の方でエデュケーションアシスタントといって、担任の先生の補助をするという役割をいただいて働いているんですけれども、
教団に立って勉強を教える先生ではなく、子どもたちの中に入って生活面ですとか、授業を遅れちゃいがちな子をサポートしたりですとか、教室の中にじっとしていられない子をサポートしたりとかということをやらせていただいています。
やっぱり、公立とかだといろんなお子さんいるし、それぞれやりたいことも違ったりとか、いろいろいらっしゃいますもんね。
そうなんですよ。国語の時間に図工を始めちゃうこともあるので。
やっぱりそうなると、先生一人で全員を見るっていうのはやっぱり大変なことなんですね。
大変ですね。やってる授業の方に興味を持たせるっていうのは、やっぱり先生一人では大変なことも多いなと思いますし、その子その子の能力があったり興味があることが違うので、
その子が持っている能力だったり興味があることを、どう授業につなげていけるような声かけができるかとか、どうしてもダメな場合は、じゃあ今その子がどうしたいのかとかっていうのを見ながら対応していかないと、
先生授業中1時間怒ってばっかりみたいな感じになっちゃうので、まず先生にそこの負担をかけないように、先生は授業をやってもらって、私の方でそちらを対応していくっていう感じで、子どもたちの輪っかの中にスポンって入っていく感じです。
そうなんですね。私こういった対応されている方がいらっしゃるの知らなかったんですけど、結構最近なんですが、これいつぐらいからこういったことをやってらっしゃるんですかね。
東京都はここ2、3年だと思います。私がいる地域では今年度から、去年の4月からこういう役割の人を入れますっていうことで募集がかかってますね。
それまでは多分ボランティアさんで地域の方だったりとか、先生を1回退職なさった方が時間行使みたいな感じでサポートに入ってくださったりっていうのはあったと思うんですけど、職員としてこういう立場ですっていうふうに入ってきたのはここ2、3年だと思います。
そうなんですね。そういった意味でも、学校も東京都もいろいろ工夫しながらどうやったら生徒さんのためになるのかっていうのは、いろいろ取り組んでらっしゃるところなんですね。
そうですね。学校側、教育側としては取りこぼしのないようにっていう形で、どの生徒にも同じようにっていう形でそのサポートをする役割をっていうことで進められてきているのだと思います。
小三田さん自身はどうしてこの職業というか、この今のところをやろうと思った、何かきっかけとかってあるんですかね。
そうですね。私ずっと子供がもう3人いて成人しているんですけど、ずっとPTAや地域の仕事をさせていただいていたり、ちょっと教育委員会の方にも関わらせていただいている中で、今度こういう職種ができるので、
支援、一応ボランティア支援とかにも行ってたので、そういうところからこういう職種ができるのでやってもらえませんかっていう声かけをいただいて、私なんかでお役に立てるならということで受けさせていただきました。
そうなんですね。じゃあ結構前からPTAだとか、子供の教育面ではちょっと携わることもいろいろあったわけなんですね。
そうですね。うちの子供たち多分今っていうちょっと不適合な、学校には不適合な子たちだったので、やっぱりサポートしに行かないとできないっていう場面が多かったりもして、それをやるにはPTAやっちゃった方が早いんだと思って。
で、ずっとPTAをやらせていただいて、自分の子供が学校の教室の中に馴染めるようにサポートしたりとか、そこの流れでそのままボランティアで子供たちが行ってた学校のサポートをさせていただいたりしてたので、なんかその流れで、同じような流れでこうだんだん職種が上がっていったみたいな。
そういう感じなんですね。この教育現場っていうのはどうなんですか。だんだんと変わってきたりとか、状況も変わってきたりとかあるんでしょうかね。変わってきてると思います。まずもう本当にこう、コロナ禍ですね。コロナ前とコロナ禍と、またそのアフターコロナっていう形で、もうICTって言ってオンラインですね。
子どもたちと校種の変化
タブレットなんかを使った授業も進んできましたし、今私が行っている学校では教科書なんかも全部テレビ画面に映るようになるとか、宿題なんかもタブレットで出たりとか。まずもうそこに先生がまず対応していくような形でどんどん変わってきてたりとかするし、もう子供たち自体も主張する子が増えてきてる気がするんですね。
その授業自体も内容も変わって、内容自体は多分変わってないんですけどやり方自体が変わってきてるので、まずそこに対応する先生たちも大変ですし、子供たちはスルッとそのまま、ゲームとか今ね、YouTubeとかそういうオンライン、インターネットが当たり前の中で生活しているので、子供たちの方がスルッと入ってきてるんですよね。
そういう意味で授業形態が変わってきてるなっていうのはすごく、子供、自分の子供を見てから何十年見てきて変わってきてるなと思いますね。行事の形態なんかも変わってきてますしね。
なるほど。やっぱりそうすると先生も結構大変ですね。新しいことも取り入れなきゃいけないし、いろんなお子さん見なきゃいけないし。
先生もだから勉強しながら、先生もだから研修がすごく多かったりとかして、先生も研修を受けながら、それをまず子供たちにフィードバックしていくみたいな感じで、皆さん大変だなーって思いながら見てますね。
その先生たちのサポートを。
そうですね。先生たちもやっぱりいろいろ考えながら、今どうやって子供たちにしていたらいいのか、どうやって教えていったらいいのかっていうのを多分考えながらやってらっしゃる中で、少しでもお手伝いができればと思って働いております。
学校には今人手が足りないってすごく現場入ってて思いますね。
だから興味ある方いらっしゃればね、一緒にボランティアやりたいという方もいらっしゃれば、いろんな地域で募集はありそうですよね。
そうですね。多分地域地域でそれぞれ募集をかけていて、名称も多分いろいろだと思うんですけど、東京都自体は私みたいな仕事はエデュケーションアシスタント募集っていう形で出していますし、各校で多分ボランティア、学習支援のボランティア募集してますとか、放課後支援の募集してますとかっていうのが出てると思いますので、
ぜひ公報だったり学校新聞なんかを見ていただけるといいのかなっていうふうに思います。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ小三田さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。そうですね、私は本当に子どもたちがちょっと育ってにくかったり、やっぱり学校に対応できなかったりってちょっと子育てにすごく迷って困った時期があったので、
そういう意味でも学校の先生にもすごくお世話になったので、教育に携わる仕事はずっとしたいなと思っていたので、今本当に教育現場に携われるっていうのはすごく嬉しいなと思いますし、
実際その子どもを育ててきたお父さんお母さんですとか、これから子どもを育てていくとか考えている若者がどんどん学校教育、今学校教育も変わり時だと思うんですけれども、
教育っていうものに興味を持っていただいて、子どもたちと触れ合って、実際現場でいろいろ子どもたちと触れ合って、いろいろ一緒に何か子どもたちのために、子どもたちの将来のためにできることができればいいなっていうふうにすごく思っていますね。
どんどんどんどん仲間がこういうふうに学校とか子どもたちの将来みたいなところに興味を持ってくれる人が増えるといいなと思いながら、私はもう現場に入って奮闘しております。
これからの世の中を作っていくのは今の子どもたちだと思っているので、その子どもたちがしっかり考える力をつけたりとか、自分の能力をしっかり知ってそれを活かせる世の中を作っていきたいなと思っていますので、それのサポートをたくさんの仲間と一緒にできたら嬉しいなと思います。
そうですね。やっぱり子どもたちそれぞれ強みだったりとか得意なこと、興味あることってみんな違うから、そこをうまく尊重してできるようになっていくといいですよね。
本当に得意なことって、子どもたちちゃんと自分で調べたりとか勉強したりとか、本当に親切なのかな、本当にそれをできない友達に教えたりっていう場面も教室を見ていると見れるので、そういうところをどんどん伸ばしていってあげると、自分の力をしっかり発揮できる大人になれるんじゃないかなと思います。
そうですね。そして子どもたち自身もいろいろ経験になっているのかなっていうのはありますね。いろんな自分とは違う考えを持っている子だったりとか、得意なところが違う子、そういったことを一緒に教室でやることによってサポートしたりとか教えてもらったりとか、いろんな関係性が学べるような場になるかなと思いますね。
そうですね。本当にいろんな子がいることで、そこで化学反応が起きて、新しい何かが生まれるっていうのは日々教室の中で起こっているので、分けるのではなく、うまく化学反応できるような教室っていうものができたらいいのかなと思います。
ぜひ今日のお話を聞いて、自分もちょっとこういった教育に携わりたいなという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄に小三田さんのFacebookのURLも掲載させていただきますので、よかったらちょっとお話ししてみたいですとかメッセージを送っていただけるといいかなと思います。
はい、お声掛けください。
本日はエデュケーションアシスタントの小三田由紀子さんにお話を伺いました。小三田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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