1. スパイスファクトリーの「スパイストーク」
  2. #49 UXデザインってなに?体験..
2025-07-22 27:40

#49 UXデザインってなに?体験設計を語る会

今週はデザイントーク回!

Interface & Experience Design Division(IXD)チームのメンバーとデザインの側面から、スパイスファクトリーの今やサービス、トレンドについてお届けします。


【今回のお話】

今回はIXD事業部のUXデザイナー、隅田さんと大須さんをお迎えして、スパイスファクトリーのUXデザイナーについて深掘りします!


#49-UXデザインってなに?体験設計を語る会

1.UXデザインってどんな仕事?

2.UIとの違い

3.UXデザインが活きるシーンとその変化

▼トーク中に紹介したブログ記事もぜひご覧ください!

https://spice-factory.co.jp/category/design/


【大募集】

みなさんからの感想や質問も大募集!

以下のフォームや、Xで 「#スパイストーク」とつけて投稿してください!

⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/cGr4KysR49N7kAZJ6⁠⁠⁠


【本ラジオについて】

第1週:Techトーク

CTOの泰さんとTechな面から、スパイスファクトリーの今や技術の話、ITトレンドなどをお届け。


第2週:Hot!スパイストーク

コーポレートユニットのメンバーと、スパイスファクトリー社の様子やメンバー紹介、お便りなど、

スパイスファクトリー社の”いま”をお届け。


第3週:ゲストトーク

社内外のゲストにお話を伺っていきます。違う視点から見たスパイスファクトリーや、小さな学びになるスパイスなトークをお届け。


第4週:デザイントーク

IXDチームのメンバーとデザインの側面から、スパイスファクトリーの今やサービス、トレンドについてお届け。

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▼ラジオのコンセプトはこちら

『ラジオはじめます。みんなで育てて、成長するラジオ』

https://note.com/spice_factory/n/nf55702ee5b7f

▼ラジオの書き起こしは「LISTEN」で読むことができます!

https://listen.style/p/spicefactory?nqGIS3iM

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この番組は360°デジタル・インテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りします。

サマリー

このエピソードでは、スパイスファクトリーのUXデザイナーがUXデザインの役割と重要性について詳しく語っています。UXデザイナーは何をするのか、またUIデザインとの違いについても触れています。ユーザー体験を向上させるための体験設計のプロセスを探る中で、UXデザインではユーザーのニーズを中心に据えた設計が重要視されます。特に、ターゲットユーザーに応じたサービス設計や機能の優先順位の整理は、UXデザイナーとUIデザイナーの連携によって実現され、ユーザー満足度の向上に寄与しています。UXデザインは、ユーザーに寄り添ったサービスを創造するための重要なプロセスであり、特に新規事業やイノベーションの初期段階におけるユーザー調査やワークショップが重視されています。

UXデザインの理解
スパイスファクトリーのスパイストーク
皆さん、こんにちは。スパイスファクトリーのスパイストーク。 360 度デジタルインテグレーターとして DX 支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りいたします。
本日のパーソナリティは、パブリックリレーションズを担当している前田です。よろしくお願いします。
この番組は、DX に関わるあなたにスパイスファクトリーの今とスパイスになるようなトピックを週替わりでお届け。
日々のスパイスになるようなお話をテーマにした番組です。
毎週火曜朝10時にスポティファイで配信しています。
皆さんからの感想や質問も大募集ということで、概要欄のフォームやXでハッシュタグスパイストークとつけて投稿してください。
さて、第4週目はデザイントークと題して、IxD インターフェイス&エクスペリエンスデザインディビジョンのメンバーとデザインの側面からスパイスファクトリーの今やサービストレンドについてお話ししていきます。
今日一緒にお話しするのはスパイスファクトリー株式会社の UX デザイナー 隅田さんと大洲さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
では簡単に隅田さんから自己紹介をよろしくお願いします。
はい、隅田です。スパイスファクトリーの IxD デザイン部署で UX デザイナーとしてユーザーリサーチから体験設計まで幅広く担当しております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。続いて大洲さんお願いします。
同じくデザイン事業部で UX デザイナーとして働いてます。大洲と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。ではですね、お二人のキャリアとか知らない方もいらっしゃるかなと思うので、簡単にで大丈夫なので、隅田さんからどういったキャリアで入社されたのかとか、簡単にお伺いできますか。
はい、私はですね、市場調査会社、いわゆるアンケートを取ったりとかインタビューをしたりとかして、消費者の人って何が欲しいんだろうみたいなことを調査する会社にいまして、そこでずっとインタビュー調査をやっていたのですが、このインタビュー調査のスキルって UX デザイナーとして活かせるんじゃないと思って、ここの会社に今私は転職してきています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。大洲さんはいかがですか。
はい、私はですね、最初は紙媒体の編集者からキャリアスタートして、その後にメディアの処理を変えてウェブのディレクターとかPMという仕事をやってきたんですけれども、そういった仕事の中で UX とかそういったユーザー視点みたいなものも度々出てきていましたので、これをもっと強めて自分もいきたいなという思いでスパイスたっぷりに参画させてもらいました。
ありがとうございます。そんな隅田さんと大洲さんと本日お話ししていくデザイントークのテーマは、UX デザイナーって何についてお話ししていきたいと思いますが、お二人にこのテーマを選んでいただいたと思うんですけれども、なぜこのテーマにしたんでしょうか。大洲さんお願いできますか。
デザイナーっていう言葉を聞くと、ビジュアルなどの見た目のことを担当する人が多いんじゃないかなと思います。実際私たちの業務の中でも UX デザイナーって何するんですかって聞かれることも多々ありましたので、これを機にスパイスファクトリーの UX デザイナーについてお話できたらなと思い、今回このテーマにさせてもらいました。
確かにデザイナーって聞くと、イラストというかメインビジュアルを描いたりとか目に見えるもの、目に見えてビジュアルを作る人とか印刷物とかウェブサイトとかっていうちょっとイメージが強いのかもしれないですね。というところで、サブテーマの一つ目に入っていきたいなというふうに思っています。
ちょっと UX デザイナーの役割についてお伺いしていければと思うんですが、隅田さんいかがでしょうか。
はい、そうですね。デザイナーってもはや今すごい幅広いみたいな。あれもデザイナーの?あれもデザイナーの仕事なの?そうなの?みたいな。結構仕事の領域ってめちゃくちゃ広がってるんですよね。なので、専門分野ごとにたくさんのデザイナーの種類っていうのが実はありまして、今回はテーマとしてその中でも UX デザインっていうところを取り上げさせていただきましたけど、
そうですね、この私たちスパイスファクトリーでは UX デザイナーの役割というのを、ユーザーのサービス体験を向上させるために仮説検証などを行う役割というふうに定義しています。
なので、大西さんが言ったみたいに、デザイナーってやっぱりどうしてもなんかビジュアル的に嘘でしょとか、わかるわかるなんかウェブとかでボタンの色とか決めやすいとか、そういうふうにどうしても思われがちで、ビジュアルのツールの取得とかフォトショップとかイラストレーターとか使えないといけないのって思われがちなんですけど、一番大事なのはそこではなく。
一番大事なのはユーザーと向き合い、何を解決すべきかというのを考えることなんですね。
例えば、アプリとか使うときに、このアプリめっちゃ使いやすいとか、このアプリ使えなくてイライラするなーみたいなのってあると思うんですけれど、そういったどういう体験にさせるかっていうユーザー体験全体を考えるっていうのが、私たちUXデザイナーのお仕事になります。
ありがとうございます、隅田さん。確かにアプリとかダウンロードしたりとか、ウェブサイトとかもそうですけど、何でここのページに飛べないんだろうみたいなとかありますもんね。
ちょっと使い勝手悪いと、この通販サイトもイライラするから買うのやめるわとかありますよね。
UXとUIの違い
ありますあります。何でこんなに登録させられるんだろうみたいなとかあったりすると思うんですが、そんなUXデザインについてお伺いしていきたいと思うんですけれども、サブテーマは2つ目に入っていきたいと思います。
UXデザインは体験を設計する仕事だよっていうのを少しだけわかったかなと思うんですけれども、UIデザインとの違いについて聞いていきたいなと思ってます。
なるほど、そう聞くと奥深そうだなって、ちょっとUXデザインについて聞きたいなみたいな気持ちも私もすごい出てきたんですけれども、
社内についてはUXデザイナーの他にもUIデザイナーも在籍してると思うんですけど、それぞれの役割ってどう違ってくるんでしょうか。
簡単に言いますと、UXデザイナーは何を作るべきか、なぜそれが必要なのかから考えてユーザーの体験構造を設計するっていうのがUXデザイナーで、
UIデザイナーはそれをどう分かりやすく使いやすい形で画面上に表現するかっていうのを担当していることが多いと思います。
例えばの話で言いますと、新しい予約アプリを作るってなった時に、UXデザイナーの方がなぜこの機能が必要なのか、
どんなユーザーがどんな場面で使うのかというのを調査、仮説立てながら検証していくんですが、
エンジニアと設計をその過程の中で詰めていくっていうのをやってきます。
その後UIデザイナーにパスして、こういった体験とかそういうのをどう分かりやすく直感的でパッと見て分かるにはどうしたらいいのかっていうのを
UIデザイナーの方がそれらの内容情報設計、画面にビジュアルに起こしていくっていうようなどんどんバトンをパスしてやっていくみたいな流れで仕事を進めていくっていうことが多いかなと思います。
ありがとうございます。ってなると結構UXデザイナーとUIデザイナーはタッグというかチームプレーで体験を作っているって感じなんですね。
エンジニアも設計に関わっていくっていうところだったりすると思うので、いろんな職種とのチームプレーが想定されるのかなと思いました。
ユーザー体験の品質
UX、UIですね。それぞれの役割の中で見ている視点がちょっと違いそうだなと思ったんですが、そのあたりはいかがですか。
はい、そうですね。観点としてはいろいろあるんですけれども、UXデザインの場合ですとUXデザインの5段階モデルという考え方があるんですが、
抽象的な概念から具体的な概念までUXデザイナーやUIデザイナーが担っている領域っていうのを戦略、要件、構造、骨格、表装という5つの段階に分けているという考え方があります。
これに関してもそれぞれの定義とかそれに対してどうやっていくかっていうのはいろいろ定義があるんですが、
当社の場合ですとUXデザイナーが戦略、要件、構造の領域を担って、ここでサービス全体の企画設計をやっているということが多くて、
UIデザイナーが構造、骨格、表装になっていて、具体的なインターフェース、画面として形にするというようなことになっていることが多いかなと思います。
もう少し詳しく内容を知りたいという方は概要欄にブログ記事のURLを貼っていただくことになると思いますので、そっちの方がすごい詳しく分かりやすく解説していると思いますので、そちらをご覧いただければと思います。
ありがとうございます。隅田さんいかがですか?
そうですね。あとはですね、坊さんが結構きれいに説明してくれましたけど、付け足すとすれば、UXデザイナーっていうのはユーザー体験全体の中で当たり前品質っていうところと魅力的品質っていうものに注目しますと。
この当たり前品質っていうのは、これはもうなかったらそもそもなんか機能しないよね。もうこの機能なかったらもう何もできないじゃんというようなのがあって当たり前という品質ですが、それだけでなくて、このユーザーにはこういうものがあったらすっごくこの体験がいいものになる。
使っててワクワクするものになるから絶対に入れた方がいいというような魅力的品質、あって当たり前だけでなくて、あると嬉しいプラスアルファの価値、魅力的品質っていうところも含めて私たちは設計しています。
そうですね、例えば当たり前品質っていうところは操作性、認知性、快適性などヒューリス的指標って言われてるんですけれど、本当に操作ちゃんとできるかしやすいかとかボタンがちゃんと見えるかタップできるかとか、そういう指標に基づいて体系的に設計を進めていきます。
UXデザインの基本概念
その設計を踏まえつつ、じゃあUIデザイナーはユーザビリティだとかアクセシビリティとか、あとは実装合理性というか実装実現性みたいなところに注目してデザインしていくんですけど、それで色のコントラストとかボタンの視認性とか一貫性という、そういった視点で見える部分の快適さを追求したり、
エンジニアが実装する際にも合理的なデザインになっているかどうかっていうところを調整していくといったことをUIデザイナーは私たちからこういう体験世界がいいんじゃないっていうところをパスされてデザインしていきます。
で、そのサービスのユーザーがどういう性質を持っているかっていうところで設計方針が結構変わってきて、ここがなんかUXデザインの肝だな、UI UXの肝ですね。
思ってて、例えば高齢者向けのサービスであれば、読みやすい大きな文字にしてあげないと読みづらいよね、とか、手が震えるからとか、押しやすい大きなボタンにしておこうとか、あとは子供向けだったらイラスト付きで難しい言葉とかもなるべく使わないでひらがなもいっぱい使ってあげるだとか、
そういうこういうユーザーだったらどういうのがいいかなってユーザーの目線に立って考えるっていうのがですね、UXデザイナーとUIデザイナーそれぞれの領域の強みを生かしながらうまく連携し、当たり前品質を担保しつつ魅力的品質となる付加価値の設計も一緒に進めていくっていうような感じの仕事の流れになります。
ありがとうございます。当たり前品質と魅力品質が2つあったと思うんですけど、さらにあると嬉しいプラスアルファの価値も含めて設計するってお話だったじゃないですか。これ全部叶えようと思うとすごいモリモリになりません?機能とか設計とか。こういう時どうしたらいいんですか?隅田さん。
いやーあるあるですね。本当にあるあるですよ。お客さんからあれもいい、これもいい、あれはぜひ入れたい、やりたいこといっぱいだけど、え、でも開発の工数はこれだけしかないし、それ全部実装したら開発の人死んじゃうみたいなのは本当にあるあるですね。
なので、そこでやっぱね、UXデザイナーっていうところがまた生きてくるんですけど、そういった時に、もちろん実現可能性っていうのを一つ要素として検討するんですけど、このユーザーだったら本当にあったら嬉しい仕様ってこの中でどれだろうっていうところを考えて、ユーザーが嬉しいっていう基準で優先順位っていうのをうまく整理していくみたいな。そんな風でね、UXデザイナーが入っていたりとかしますよね。
本当なんかやりたいことはね、皆さんたくさんあると思うので、それがじゃあ本当に誰にどう必要なのかっていうところは非常に見極めが難しいなというふうに思いましたが、大須さんいかがですか、この観点について。
そうですね。これはもう本当に皆さんおっしゃるとよくある。いろんな現場でも皆さん話されることかなと思ってます。
なので、我々はいつも最初にそのユーザー像っていうのをもう少し具体的にするっていうので、ターゲットが例えば何十代男性や女性ってなったときに、ペルソナですね、よく言われるので、もっと具体的に解像度とかシーンっていうのを想定できるようにプロジェクトメンバー関係者全員ですね。
っていうので、このペルソナっていうのの認識を結構合わせてから、その上でそもそもユーザーは何困っているのかっていう、ユーザーっていうのをより具体的にしたときに、このユーザーの場合はこの機能あっても使わないというのが会話しててもよく出てくるので、そういったので優先順位とか決めたりすることもあるかなと思います。
UX デザイナーは結構そこの設計あたりのファシリテイト力みたいなところも必要になってきそうですね。皆さんと開発を進める上で。
そうですね、まさしくプロジェクトはいろいろなデザイナーもそうですがエンジニアもそうだし、エンジニアさんもデザイナーと同じくいろんなエンジニアさんもいると思いますし、ステークホルダーなんて言ったらもっといろんな方たちがいるので、それの皆さんの目線を揃えるっていう意味のファシリテイトっていうのもUX デザイナーになっているところがあるかもしれないですね。
ありがとうございます。それではサブテーマさんにちょっと移っていきたいなと思っております。次はですね、UX デザイナーが生きるシーンとその変化というところなんですけれども、実際のプロジェクトでは UX デザイナーとか UX デザインっていうのはどんな場面で生きてくるんでしょうか。大須さんお願いします。
先ほどの話にもありましたが、やはり例えばの話で言うと要件定義の段階があるかなと思っています。まさにこの機能っていうものを考える前に、そもそもユーザーは何に困っているのか、本当にその機能は必要なのかっていうのをこれをですね、見極めていかないと無駄な開発や作っても使われない機能につながってしまうので、
このユーザーってそもそもこれ必要でしたかね。こっちの方が必要じゃないですか。っていうようなユーザー目線でこの機能の優先順位っていうのを決めていくっていうのにこの UX デザインアプローチとかは活用できるというふうに思っております。
ありがとうございます。それは大須さんとお客様というか関係者で、いやこっちが必要だと思ってるんだ、こっちが必要だと思ってるんだみたいなバトルにはならないですか。
でもこのバトルも我々の仕事の一つですね。もちろんユーザー視点、ビジネス視点っていうのがあると思うんですけど、ビジネス視点によりすぎても使ってくれる人がいなきゃ意味ないし、使ってる人だけでもビジネスとして成り立ってなければ意味ないしっていうのがあって、
我々 UX デザイナーはまさにそれの両方が分かる立場にいる人間だと思うので、こういう開発的にはこれじゃないとできないっていうのがたびたびどの現場でもあるかもしれないですけど、我々も。
でもそれだと結局使われないかもしれないし、これじゃないと作っても意味なくなっちゃうかもしれないみたいなのはたびたび起こりますが、そういう意味でも目線を揃えていくっていうのは重要かなとは思ってます。
ありがとうございます。クライアントの要望を作りたいものだけじゃなくて、それらを使う最終ユーザーのことも考えられてるっていうそういう認識ですかね。
はい、そうですね。
ありがとうございます。すみたさんいかがですか。
そうですね。今までの話にちょっと関連するところですけど、優先順位を整理しようとなったときに、おっさんが言ってたペルソナーを作るっていうのも一つ手段としてあって、それを作ることでみんなの目線が揃ったね。
これで何が優先度が高い仕様で、何がそうじゃないのかわかったねっていうふうに、UXデザイナーが生きてくるシーンっていうのはあると思うんですけど、もう一つやり方として、ユーザーインタビューを実施するっていうのも一つ効果的なやり方で、
実際にもう私たちがいくら想像しても、実際のユーザーってもう全然想像をしていないようなニーズを持ってたりとか行動していたりするので、もう聞くのが一番早いよ、手取り早く聞いちゃおうっていうところで聞く。
そうすると、インフルエンザユーザーの生の声ほど説得力のあるものはないので、それでもお客様もやっぱり生の声を聞くと、私たちが勝手にユーザーのことを変に決めつけてしまってたんですねみたいな形で、すごいすんなりみんなでユーザーが本当に欲しいのってこれだったんだって実感を持って優先度っていうのを理解できるので、
結構このユーザーインタビューを実施すると、こういうスライダーとしてプロジェクトに結構貢献できるなって感じるシーンが私は多いですね。
あとはそうですね、優先順位の整理っていうところもそうなんですけれど、やっぱりこういうこと、目線合わせっていう話を大須さんも結構していたと思うんですけれど、
みんなの目線があってユーザーの優先順位ってなんだっていうのがどんどんクリアになってくると、プロジェクトメンバー全員でどんな機能が良くて、どんな機能は逆に良くないのかっていう共通の判断軸っていうのを持てるようになりますので、
何が良い何が悪いの判断も早くなるし、コミュニケーションの疎後みたいなところも減ってくるので、すごく円滑にスピーディーにプロジェクトを進めていくことができるっていうところも、もう一つ UX デザイナーが生きてくるシーンみたいなところになるかなと個人的には思っております。
UXデザイナーの役割
ありがとうございます。ちなみにここまで話を聞いて、あ、UX デザイナーってそういうことするんだとか、UX デザインってこういうところで生きてくるんだみたいなのは、皆さんわかっていただいたのかなとかって思うんですけれども、ちなみに開発とかサービスグロスですね、案に関して、UX デザイナーに依頼するタイミングとか内容ってどういったことがあるんですかね。
そうですね。グロスとか、一度制作したサービスとか、今運用しているサービスがあるっていう意味で考えると、例えばよくお客様の中にもどこから手をつけたらいいかわからない、例えばサイト運用とかあると思うんですけど、そういった場合とかは我々ヒューリスティック評価、先ほどのですね、とか視点で、
UX デザイナー、UI デザイナーのそれぞれの観点で、ゲームサービスですとかサイトの改善点、アクセシビリティとかそういったものでまず確認して、ここをこうしたらもっと良くなるっていうのをまず挙げてやっていくっていうアプローチもありますし、
機能拡張したいってなっていった時に、じゃあどういった機能っていうのが内容を詰めるっていう要件定義っていうのもあると思うんですけれども、その前の要求定義で、何でそもそもこの機能必要だったんだっけっていうところから我々参画させていただいて、業務フローを簡単に言っちゃうと、そういったものから整理していって、
実際考えてたものと、ユーザーインタビューも実施して、これがこうなったらどう思いますかっていう声を実際に聞きながら、実装するよりも早くユーザーの声を聞いて、これがどんだけ必要そうな機能かっていうのを検証するとか、そういったのとかでも結構ご相談いただいたり、我々も参画したりっていうことがあるかなとは思います。
じゃあ、本開発前に本当にユーザーに使われるサービスにするためにはどうしたらいいかっていうところの事前相談だったりとか、あとはサービスの機能開発が決まっているんだが、この内容で本当にユーザーに使われるのかみたいなところの検証だったりとかに入られることがあるってことですかね。
はい、そうですね。よくそれこそPOCっていうのを弊社でもやってるかと思うんですけれども、そういった概念とかコンセプトの検証の時とかには我々UXデザイナー出て、先ほど隅田さんの方でも言ってもらったユーザーインタビューを通して、どんぐらいこれが実現可能性とユーザーに必要と思ってもらえるかっていうのを検証していくっていうのを我々の方でお手伝いさせていただいています。
ありがとうございます。隅田さんは結構新規事業とかイノベーション面で割とプロジェクトに入っているイメージがあるんですけど、そういった面だとUXデザイナーのお仕事とかご依頼ってどういった形でご依頼くるんですか?
そうですね、本当に私の場合は上流も上流の段階なので、超ふわっと、なんかこんな感じのワクワクするサービス作りたいねんぐらいのふわっとした段階で来ることが多いですし、でも私たちはそれぐらいの段階から来ていただけて嬉しいっていうか、ウェルカムですっていう感じで、
一緒にそこをそのユーザーにとってのワクワクって、具体的に何だとワクワクになるんだろうっていうのをUXデザイナーが一緒に棚下ろししたりとか、それこそユーザー調査して、もう実際のユーザーの生の声をたくさん聞いてそこの解像度っていうところを上げていって、こういうサービスだったらいいんじゃないというアイディエーションとかをやったりとか、そんな形で進んでいくことが多いですね。
ありがとうございます。お客様と一緒にワークショップも当社で実施してましたよね、オフィスで。
そうですね。なのでそこを一緒に、私たちが一方的にこういうデザインがいいですよって上から見せて、言い付けるという感じじゃなくて、もう競争ですね。お客様も一緒になって一緒に作っていきましょうっていう感じで進めていくことが多いですね。ワークショップとかも含めて。
ありがとうございます。ということで、ここであっという間にお時間が来てしまいました。本日は大須さん、隅田さんとUXデザインって何?についてお話ししていきました。最後にまとめということで聞いているリスナーさんに何かスパイスになるような一言を聞いて締めたいと思いますが、今日のスパイスな一言は。
何を作るかより、なぜ作るのかを問い続けるです。
ありがとうございます。何を作るかより、なぜ作るのかを問い続けるという言葉をスパイスな一言としていただきましたが、なぜこのスパイスな一言を選んでいただいたんでしょうか?大須さんいかがですか?
はい。今日のお話、前編としても同じようなお話、キーワードを挙げさせていただいたと思うんですけれども、UXデザイナーとして業務、本当にいろいろあるかなとは思うんですが、根底にある大切なこととしては、使う人に寄り添う。ユーザーだけじゃなくてプロジェクト関係者の目線を揃えていくっていうことが大切だなと思い、この言葉を選びました。
ありがとうございます。住田さんいかがですか?
はい。目線を合わせるというのは、ただ調整していくみたいなことではなくて、何を目指しているのかっていう本質的なゴールを明確にして、みんなの判断基準を揃えていくっていうことだと思っています。その土台があるからこそ、ちゃんとユーザーに喜んで届ける、そういう使われるプロダクトになっていくんだと思っております。
今日はですね、UXデザインのお話が聞けたかと思います。まだまだ話し足りなかったかと思いますけれども、改めてですね、UI、UXデザイン。UIの話は今日はあんまり深くできなかったですけれども、今回はUXデザインについてお話し聞けたので、たくさん私も学びになりました。
皆さん、今日のお話はどう感じましたでしょうか。概要欄のフォームやXSNSでハッシュタグスパイストークとつけてぜひ感想を投稿してみてください。ということで最後までお聞きいただきありがとうございました。この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援事業を展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りいたしました。
来週は第1週目になりますのでテックトークということでCTOのタイさんとともにテックな面からスパイスファクトリーの今や技術ITトレンドの話をお話ししていきます。それではまた次回お楽しみに。
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