1. BTRAXのCEOによるサンフランシスコ・デザイントーク
  2. 【第66回】ユーザー体験を設計..
2024-10-11 26:52

【第66回】ユーザー体験を設計する UXデザインの基本のキ

🗣 トーク概要

  • そもそもUXデザインとは何か
  • なぜUXデザインは重要なのか?
  • UXデザインの一般的な誤解と落とし穴
  • UXデザイナーに必要なスキルセット

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サマリー

今回のエピソードでは、UXデザインの定義やその重要性について探求しています。ブランドンさんと彩香さんは、UXデザインがビジネスに与える影響や他のデザイン分野との違いについても議論を深めています。UXデザインの基本に触れながら、インターフェースとユーザー体験の関係を考察し、UIデザイナーとUXデザイナーの役割の違いについて明確に説明しています。また、リサーチ力やプロトタイピング力の重要性、さらにデザインの進化についても触れています。

UXデザインの基本的理解
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
では、サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始まりましたということで、MCを担当する彩香です。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
今回のテーマは、UXデザインの基本のキということで、UXデザインの定義ってすごく幅広かったり、人によって解釈が違うこともあったりするのかなと思うので、ぜひ改めてUXデザインとは何かというところから、今日お話しできればなと思っています。
UXデザインって、日本でどのくらい単語の知名度ってあるんですかね。
僕は個人的な体験として、サンフランシスコ周辺のコミュニティとか、デザインとかスタートアップコミュニティの人で知らない人はほとんどいないぐらいに、一瞬で理解してもらえるんですけど、
その一方で、アメリカに入ってくるときに、イミグレとかあるじゃないですか、ああいうときにたまに仕事何やってるのとか言って、デザイン会社経営してるんです。どんなデザインって言って、UXデザインだときに頭の中でクエッションが空いてるのね。
なるほど、アメリカの方でも。
アメリカの方でも、仕事とか生活の中で、デザインとかスタートアップとかに触れてない人の多くは、UXデザインって聞いて、はてみたいな感じになりがちなので、このポッドキャスト聞いてる方の多くは、おそらくデザインに接してることが多いから、
聞いたことはもちろんあるし、よく知ってる方も多いと思うんですけど、簡単に言うとあれですよね、ユーザーエクスペリエンスデザインって言われる。
UXって単語自体が、そもそもXってわかりにくいじゃないですか。いいじゃないのかよって、エクスペリエンスですね。
ユーザーエクスペリエンスなんてユーザー体験をデザインするっていうことで、そもそもそれってなんなのっていう、そんな話からかなと思います。
大観日本でUXデザイナーとかデザインって言っても、あまりピンときてない方が多くて、説明するのも結構大変だなって思ってたりするので。
なんか怪しいもんね。怪しくはないんだけど、グラフィックデザイナーって言ったらデザインしたものとか見せれるし、ウェブデザイナーだったらウェブサイトだし、
UXデザインの起源と進化
デザイナーって名前のつく仕事の多くは、作り出したものを視覚的に見せられることが多いけど、UXになってくると体験って身に見えないから、それが何かって難しいですよね。
僕はずっとUXデザインのサービスを提供したりとか、自分自身もUXデザインとかそれなりにできるつもりなんだけど、より学術的に詳しい先輩に聞いたことあるんだよね。
定義についてですか?
定義について、そもそも何ですか?とか、どういう戦いで出てきた概念なんですか?みたいな。
うちのブログにもずいぶん前に、UXデザインっていう言葉を初期の頃に使い始めた、世界初のUXデザイン会社じゃないかっていう会社をやってた方のインタビュー記事とかも載ってるんですけど、聞いてみたところ、もともとはソフトウェア業界みたいなんだよね。
なるほど。
出どころっていうのが、デザイン業界じゃなくて、プログラマーとかエンジニアの人たちがソフトウェアをコーディングして作って、ユーザーに提供するときに、動くだけだと使いにくいものも多いので、
よりユーザーが使いやすいソフトを作った方がいいよねっていう、そういうところからユーザーエクスペリエンスをデザインをちゃんと考えていこうっていう、そこから始まったらしいんですよね。
なので、もともとは日本語で言うと理系的なところから派生した、他のデザイン業界とはちょっと違うところから出てきた、エンジニアドリブンなデザイン概念だそうです。
確かにアメリカの大学だと、コンピュータサイエンスの中にその学部が入ったりとかもするので、学校にもあると思うんですけど、そういうところもあったりして。
サイエンス寄りの考え方。結構ロジカルだったりするから。
今はフィグマとかで出ますけど、昔はちゃんと落とし込むところまで多分やらなきゃいけなかったんですかね、Xデザイナーももしかしたら。
フィグマは勝手に今はいい感じのものを作ってくれるけど。
多分昔は全部人が考えて、より良い体験っていうのを、ページがロードする時間とかボタンクリックした時の動きとか、場合によっても音出る出ないとか。
そういうのが何十年も積み重なっていって、それでベストプラクティスみたいなのが出来上がって、そういうのがフィグマみたいなソフトウェアに吸収されていって、今だとAIとかが最適な体験を教えてくれる。
UXデザインのビジネスへの影響
もしくは代わりに作ってくれるっていう風になったんじゃないかなっていう気がしますけどね。
それで言うと、UXデザインを一言で言うと、ユーザーエクスペリエンスデザインっていうそのまま置き換えた形になってますけど、
アプリとかサービスを作る上でユーザーの体験全体を設計して、実際に画面まで、デザインまで落とし込むみたいなところまで入っているっていうイメージなんですけど。
プロダクトチームの中に入っているケースが多くて、サービスデザイナーと一緒に仕事したりとか、プロダクトマネージャーと仕事するんですけど、
実はユーザーにとって最適な体験をデザインするっていうのは、UXデザイナーの仕事の半分でしかないんですよね。
なるほど。
残りの半分知ってます?
残りの半分、そのデザイン作業以外ってことですか?
デザイン作業なんですよ。デザイン作業のゴールの半分が、ユーザーに喜んでもらう体験をデザインするっていうのが半分ですね。これで50点取れるんですよ。
残りの50点って何か知ってます?
ビジネスゴール。
当たりです。さすがですね。さすがです。
提供する側のビジネス的なゴールを達成する。簡単に言うと、よりお金が儲かるとか、売り上げが増えるとか、ユーザーリテンションというユーザーを確保し続けるとか、そっち側なんですよね。
で、その2つって相反しがち?ユーザーはお金払いたくないし、企業はお金チャージしたいじゃないですか。
そこの相反するゴールをどうバランスをとって、両方ともがハッピーになる状況を作るかっていうのが、UXデザイナーの究極的ゴールになってくるので。
なるほど。
少しずつ気づいたと思うんですけど、企業の複数のファンクション、機能を内包していかなきゃいけなくなるので、UXデザイナーって一人で仕事をすることはほとんどなくて、
企業の中のビジネス担当の人もそうだし、UIデザイナーもそうだし、複数の役割の人たちに話を聞いたりとか、もちろんユーザーから話を聞いて、ユーザーの喜びと企業の売り上げとか、ビジネスゴールを両方達成するっていう。
かなり難しい仕事だとは思ってますけどね。
そうですね。ただただプロダクトをデザインするだけではなく、その手前でビジネス的な理解もそうですし、ユーザーの理解もそうですし、他の部門との連携とかになると、すごい幅広いスキルが必要になりそうだなと思っていて。
そこを学校で全部取得することもできないと思いますし、会社の中でそれを学びながらやるって言っても、人によって結構スキル差とかもありそうだなとか思ったり。
あとはね、企業によってUXデザイナーの役割が若干微妙に違いがちっていうのもあるよね。
そうですね。結構ジョブディスクリプションとか見てると、UIによっているとかグラフィック系によっているものもあれば、もう少し大前提、上のほうのサービスデザインに近いほうもあるとかしますよね。
あと場合によっては、ブランディングによっているものもあって、ユーザー体験を通じてブランド力を高めるケースとかもあるんですよね。
なので、ブランディング施策の一つとして、何かしらのユーザー体験を与えるみたいなものとかもあったりとかするんで、なかなか広いですよね。
そうですよね。だからこそ、一言で答えるのが難しいのかもしれませんね。
難しいわりになりたい人多いんだよね。これも以前にリサーチしたんですけど、グラフィックデザイナーとかウェブデザイナーよりも、UXデザイナーのほうが給料がいいことが多いんですよね。
時代の変化で、多分5年ぐらい前から、UXデザイナーが一番デザイナーの中で対応がいいような状況になって、それが原因で、それまでウェブデザイナーだった人がこぞって自分のことをUXデザイナーと呼び始める現象が起きたんですよね。
なるほど、実証というか。
実証。資格いらないんで、好きなように自分呼べるじゃないですか。
そうですね。
昨日までウェブデザイナーだって言ってたくせに、言ってたのに、今日からUXデザイナーに名乗ってますみたいな人もいますよって。
なるほど。関係してないわけではないんで、言えちゃうみたいな感じですかね。
ウェブサイトのページのデザインなんていうのは、ユーザーエクスペリエンスとしては一つ重要なファクターであることは間違いないので、そのスキルはもちろん使えますよね。
ブランドンさんにとってUXデザイン、なんで会社とかプロダクトを作っている会社とかサービスを作っている会社に必要だったり重要だと思う?
いい質問ですね。
そうなんですよね。っていうのは、最近ニーズが上がってきたっていう話をした理由は、それがビジネス的に重要になってきているからじゃないですか。
それはもう僕が思うに、多くのプロダクトがプロダクトの性能とか見た目だけだと差別化ができなくなっちゃったからだと思ってて。
多分20世紀とかっていうのは、パソコンでも携帯でも自動車でも家電でも、スペックっていうのがすごい重要だったと思うんですよね。
確かに、そうですね。
カタログスペックって言われる、その性能を表すときに、CPUのスピードとかハードドライブの大きさとか、自動車だったら馬力とかそういうことだと思うんですけど。
それを重視して人々は買い物をしてたんですけど、テクノロジーがかなり熟成したから、そこじゃない付加価値で物の魅力を多くの人が感じ始めたと思うんですよね。
いわゆる物からことへみたいな。
それが一つ大きいですよね。
その総合的な体験として喜べるものなのかどうかで、その価値が変わる。
なので、数字とか文章で表現できないくらいの些細な差だったりするんだけど、なんかこっちの方がいいなと思える。
そういうようなものが重要になって、それが売上とかにも大きく反映されてきたからじゃないかなと思いますね。
なるほど、なるほど。
逆に言うと、間違えてUXデザインを使ってしまったりとか、誤解されているところであったりとか、そういったのってあったりするんですか?
一番大きいのはあれよね。UIデザイナーとUXデザイナーを混合しがち問題っていうのがあって。
そうですね。
何て言ったらいいのかな。まず違いは何なのかとか、一人の人が両方できるのかとか、その辺がいまいちピンとこないというか。
UIデザインという言葉とUXデザインという言葉が同時期に広がっちゃったから、故にごちゃっとしてる。
グラフィックデザインとウェブデザインって時系列が違うので、グラフィックデザイナーがウェブデザイナーになってたりしてたと思うんですけど、
グラフィックスラッシュウェブデザイナーってあんま見たことないよね。
見たことないですね。
でもUI UXって、UI UXデザイナーってよく言うじゃないですか。
あれは同時期にウェブデザイナーの上位互換的なニュアンスで出てきちゃったから、混ざりがちっていうか。そこですよ。
そうですね。結構バラバラで出てるものもあればUI UXスラッシュでのタイトルの方もいらっしゃるなっていったところで、具体的にまたどんな違いがあるんですか。
このトピックってものすごい詳しい人がものすごい細かくチェックをしていて、少し間違えるとものすごい怒られるんですけど。
あまり触れたけど。
僕なりに説明しますよ。多分正しいので。
ブランドさんの解釈として。
ただ正しいです。正しいと思います。
ユーザーが受け取る体験の中で、プロダクトとユーザーが接するポイントっていうのがインターフェースっていう。
インターフェースの重要性
インターフェースって言葉自体が接するポイントっていう意味だから、体験を生み出すのにものすごく重要な役割の一つなんですね。
ドアの開けやすさっていう体験の中で、ドアノブの形状っていうのが結構重要だと思うんですよ。
ドアノブが使いにくかったりとか、滑ってくるくる回っちゃうとか、変なレースのカバーがついてるから逆に回らないとかって。
使いにくくなるじゃないですか。
ドアノブってインターフェースなんですよね。
インターフェースのクオリティが低いと、基本的には体験価値が下がるので、影響があると。
ただ、インターフェースだけがユーザーの体験の全てを生み出してるわけではないんですよね。
なのでタッチポイントとしてインターフェースがあって、総合的な体験としてエクスペリエンスがある。
だから重要なファクターなんだけど、それで完結しないので、
UIデザイナー、ユーザーインターフェースをデザインする。
アプリとかウェブは有名ですけど、ボタンとか。
それができたからといってUXデザインができてることではない。
なんとなくイメージ、UXって大きい丸があって、その中の一部の丸にUIがあるっていう、そんなイメージ。
それで正しいと思います。
だからこそUI、UXデザイナーっていう人はタイトルとしていてもおかしくはなく両立はできると考えてますか?
両立できるんですけど、できますよ。できますけど、
理想的にはそれぞれ別の人がやった方がいいんじゃないかなという。
なるほど、なんか専門性っていう意味ですか?
専門性がちょっと、なんとかな、ちょっと違うんですよね。
UXデザイナーの役割
User Interfaceってある意味クラフトのデザインっていうか、グラフィックデザインに近い部分もあるし、
UXってむしろビジュアルデザインよりももうちょっと概念的なことになるじゃないですか。
ただ一方で、さっきFigmaの例出ましたけど、最近インターフェース自体がソフトウェアとかAIがジェネレーションしちゃうので、
UIデザイナーだけだと仕事にならなくなる時代が近いうち来るかもね。
なるほど。
確かにこんなイメージでお願いってUXデザイナーがプロンプトかけばいい感じのものが出てくるかもしれないってことですね。
そうなんです。まさにUIデザイナーの役割そのものが機械にとって変わる時代きそうだと思うんで、
今UIデザイナーやってる人とか、UIデザイナー目指してるとか、UIデザインだけを専門にしてる会社とかって、
そろそろ何か変えていかないと、100%じゃないけれども、多くの場合はAIができるように、
データを集めて一番いい形を生成できちゃう。
そういう意味でUXデザイナーにまたちょっとフォーカスを戻して、
必要なスキルセットとか、特にUXデザイナーを目指す方とか、キャリアがまだアーリーステージの方に向けて、
こんなスキル持っていくといいよみたいなのってあったりしますか?
うちの会社でもそうなんですけど、大きく分けるとUXデザイナーの中にまた2つ分かれるなと思ってて。
タイプがですか?
はい、タイプと役割。
1つがリサーチ側。
もう1つがプロトタイピング側。
そのリサーチ側ってUXリサーチャーとはまた別の?
UXリサーチャーなんですよ。
UXリサーチャーなんですけど、そんなに大きくない組織ではUXデザイナーが両方を兼任する。
逆に言うと、UXリサーチできないでUXデザイナーって呼ばない方がいいんですよね。
なるほど。
UXリサーチャーっていう肩書きだけであってもいいんだけど、UXデザイナーって自分を呼びたいんであれば、
UXリサーチとプロトタイピング両方できた方がいいと思うんですよね。
なので、UXリサーチャーが出世するとUXデザイナーになるイメージ?
そうなんですね。
間違ってるかもしれないけど、うちの会社では僕はそう思っているんですね。
なるほど。
UXリサーチャーはリサーチに特化しているので、
さっき言ったユーザーの声をちゃんと拾ってくるとか、
よりよい心地よい体験はどんなものだろうかを定義したりとか、
場合によっては時代とか社会の変化に応じてどういう体験が求められるかを理解したりとかする。
いわゆる情報収集。
あとはビジネス側の情報もそうですよね。
ビジネスゴールは何であるかとか、それを達成するためのもう一つ下のKPAは何であるかとか、
そういったものを調査、リサーチして言語化とか数値化していくっていう役割じゃないですか。
もう一つはプロトタイピング側っていうのがあって、これ作る方ですよね。
実際よりよい体験を作り出すためには、リサーチした情報をもとに試作品を作って、
それをまたユーザーにぶつけてみてフィードバックをもらうっていうサイクルを回す必要があるんですけど、
事前リサーチしたものをもとに試作品を作り、それをユーザーに当ててまたリサーチするっていう、
ピンポンで行き来すると思うんですけど、
プロトタイピング側はより作る方なので、ワイヤーフレーミングであったりとか、
あとは場合によってはコピーライティングもそうなんですよね。
ボタンに何て書いてあるか、送信するにするのか、蒸気の内容で送信するにするのかって違うんですよ、体験が。
そういうのも文字を書くっていうのも必要だし、
物によってはインタラクションのデザイン、動きのあるもののデザインプロトタイプを作ったりとか、
物理的なものであれば試作品として、
ハッポスチロールでも粘土でもダンボールでもいいんですけど、
そういうので試作品を作って、またユーザーからのフィードバックをもらえるようなものを作り出すっていう、そういうこと。
あともう一個、これはUXデザインに入るかどうかは僕はまだ決めかねてるんですけど、
データアナリシス、データの分析でそこから仮説を立てるっていう、
もうちょっと数字を扱う役割、
これを会社によってはデータアナリシストとかグロースハッカーっていうケースもあるし、
UXデザイナーに内包しちゃってるケースもあるんですけど、
あとはプロダクトマネージャーがやるのかとかサービスデザイナーがやるのかとか諸説あるけど、
それも身に付けとくと、リサーチとプロトタイプと分析、
デザインスキルの進化
大きな2つプラスボーナスの最後の分析もできると、ものすごい優秀かなって僕は思う。
確かに結構サーベイの結果をどう分析するかとか、
実際のユーザビリティテスティングの結果をどう結果として出すかみたいなところ、
意外とデザイナーの役割なのかもしれない。
そうなると気づいたかもしれないけど、もうそれデザイナーなのかっていう説があって。
ちょっと名前変えたほうがいい説ありますよね。
もうそれはすでにデザイナーではないんじゃない?
デザイナーって作るとかっこいいからっていうのもあるかもだけど、
もう結構デザインの域超えてるよね、余裕で。
だからUXデザイナーって言葉が相手に伝わりにくいんだよね。
デザイナーなのにそんなことしてるんですか?みたいな。
そこがなんか難しい。
難しいですね。
でも今現時点ではそういう概念なので、
リサーチ力とプロトタイピング力と分析力を大きく分けるとこの3つは身につけとくと
UXデザイナーになれるのかなと思ってます。
ありがとうございます。
じゃあ概要欄のほうにもう少しソフト面のスキルとかも含めた
必要なスキル、UXデザイナーが持つべきスキルのところについて書いて。
本当にスキルを言い出すとコミュニケーション力とか共感力とか。
概要欄に貼っておこうかなと思いますので、気になる方はぜひ見てみていただけると嬉しいです。
本日もありがとうございました。
このエピソードを楽しんでいただけた方はぜひ高評価、チャンネルフォローよろしくお願いします。
またサンフランシスコデザイントークは番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるGoogleフォーム、Spotifyでお聞きの方は各エピソードのQ&A欄からお送りいただけますのでお便りお待ちしております。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
26:52

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