オーストラリアに2年半ほど、シドニーとメルボルンにいました。
日焼けとかしてないですけど、真っ黒だったんですか?
夏は日焼けしてましたね。今は日焼け止め塗るような習慣があるんですけど、それはオーストラリアにいた影響です。
オーストラリアって紫外線覚えていますね。
4倍とかしていますね。
スパイスファクトリーのブリッジエンジニアって、今は設計業務にも携わってくれてるって話だったんですけど、
ブリッジエンジニアって、全く知らない人からすると、翻訳する人なんですか?みたいな。
翻訳して、PMみたいなことすればいいんですか?みたいな認識感の人もいると思うんですけど、
具体的にどういうコミュニケーションになるんですか?エンジニアと。
スパイスファクトリーのブリッジエンジニアというポジションですと、最初の要件定義から、
デザイナー、マネージャーとクライアントと一緒にどういうものを作っていくかっていう話し合いから始めて、
その要件定義を基に仕様を作成して、それをフィリピン側のエンジニアに共有して、
一緒に作っていくような形になるので、上流部分から携わっております。
ありがとうございます。それでは本題に入っていきたいと思うんですけれども、
エンジニア&デザイナーとの共同に必要な共通言語って何?という話をメインに伺っていきたいと思います。
しみずさんがですね、まさに日々向き合っていた共同におけるプロジェクトを上手く回すだったりとか、
より成功させるポイントだったり、それが今回のテーマでもありますが、
多種多様なメンバーが集まるプロジェクトにおける共通言語というところを深掘りしていきたいと思います。
まず一つ目のサブテーマなんですけれども、共通言語の正体って何だろうっていうふうにちょっと考えてテーマを置いておりますが、
しみずさんは普段プロジェクトチームのメンバーと働く中で共通言語とかって意識してますか?
最近は私の方でも意識をするようになりました。
というのもですね、最初はブリッジエンジニアとして日本側で設計した内容をフィリピン側に渡しして、
技術的なことをお伝えして翻訳するというところで伝わると思っていたところもあったんですが、
いざ技術的な仕様だけを説明しても開発メンバーの理解が浅くなりがちで、
どんなユーザーがどんな状況でどんな目的で使うのかといった背景情報まで伝えないと、
意図した成果に繋がらないことに私の中で気づくことがありました。
特に日本独特の言葉や文化的なニュアンスは海外メンバーには伝わりにくいので、
デザインや仕様書を渡しただけではなく、背景や利用シーンなどのコンテキストをデザイナーやプロジェクトマネージャー、
日本側と一緒に整理してチームで全体に共有することで理解を深めるように現在はしております。
ありがとうございます。ちなみにこの気づいた瞬間があったと思うんですけど、
共通言語というかそういうのを意識しないとあまりうまくいかないんだなって気づいた瞬間があったと思いますが、
それってどういう場面だったりするんですか?きっかけとか。
そうですね。いろいろなところで感じたところもあるんですけど、
例えば翻訳をするにしても、日本語一つにしても翻訳機にかけるだけでも2、3個あると思うので、
そもそも我々が思っていることを彼らの言語に変えようとすると、それだけでも伝え方ってたくさんあるんだなって思うところ。
そうです。
ちなみに今はグローバルメンバーとの話にちょっとフォーカスしてたかなと思うんですけど、デザイナーとの共通言語とかはどうなんですか?
デザイナーだったりプロジェクトマネージャーだったりクライアント、日本側に対しても日々感じるところはあります。
エンジニア、私がエンジニアなのでエンジニア的な考え方なのかもしれないんですけど、
いただいたタスクだけを追いかけて実装をしても、結果的にやったけど求められていたものと違ったっていう問題が発生することがあるなと私の方で思いました。
結局なところ先ほどフィリピンのメンバーに背景を伝えたように、私自身も私のタスクが何が課題で何を実現したいかっていう本質を理解していないと、
この辺でこういう相互が生まれる。ここがやっぱり共通言語っていうところになるかなと思っております。
ありがとうございます。ちなみにどんなユーザーがどんな条件でどんな目的で使うのかっていう背景情報を合わせて共通言語を軸を作っていくというお話をしてもらったと思うんですけど、
共通言語を作るときの秘訣というかポイントはあったりするんですか?自分なりのやり方とか。
私はフィリピンのエンジニアと日本メンバーに一気に共有できるようにするためにグロザリーリストみたいな形で辞書のようなものを作っています。
単語一つに対して日本語の単語、英語の単語、この意味、これを英語にしたぶるとき、こういうものを作ることである程度の人が翻訳をしても結果が同じになれるように、
通理的な共通の言語を作りつつ進めていく中で理解を深めるっていうような取り方をしております。
じゃあその言語のニュアンスというか意味というのを国境を越えても大丈夫なように整えていくってところを共通言語として意識してたってことですね。
はい、そうです。
なんかすごく基礎的なものに見えるけどすごく大事なんですね、それが。
そうですね、いざ本当に全メンバーが理解をするって考えると、それが意外と最短の道かなと私は思っております。
ありがとうございます。
ちなみにこれ今結構テクニカルな部分だと思うんですよね、共通言語作りにおいて。
エモーショナルなこのモチベーションだったりチームワークみたいなところを醸成していくための共通言語作りについてはいかが思いますか?
日々我々仕事をしていく中で、仕事中心の当たり前ですけど会話になってしまうのを避けると言いますか、皆さんがやりやすい環境を作るって意味ですと、
私は毎朝フィリピンと日本側両方との朝会に参加するんですが、両方ともでアイスブレイクみたいな時間を設けています。
フィリピンだと1分間トークって名前でやってまして、日替わりの当番制で趣味の話だったり興味がある話をしてみんなで少しアイスブレイクの時間を取るっていうのをやっております。
日本側でも今雑談マンっていうアプリがありまして、それを叩くと今日のお題みたいなのがあるのでそれについて話すみたいなところで業務以外のソフトなところの関係性も構築をしようと行っております。
ちなみにフィリピンメンバーとの雑談の時間で清水さんが最近話した雑談は何だったんですか?
最近の雑談は、たぶん先週か先々週になるんですけど、紫陽花を見に行ってきまして、その紫陽花の写真を見せながら、日本6月紫陽花咲くよ、綺麗だったよみたいな、そういうシェアですね。
それを1分間トークでお話しして。
1分間トークでフィリピン側のメンバーから興味を持ってくれて、そこで喋るような時間ですね。
フィリピンと紫陽花咲かないですかね?
紫陽花咲くんですかね?
あるのかな?
聞かなかったですね、私。話した気がするけど。
フィリピンメンバーからの1分トークで記憶に残っているものとかありますか?
一昨日、エンジニアのメンバーが土日に会ったことみたいな話してくださったのが、彼が飼っている犬が出産したということで。
犬、お母さんですかね?
お母さんと子犬の写真を見せてくれました。
かわいいですね。
じゃあ、そういったアイスブレイクとか、メンバーの人柄を知っていくってことも共通言語づくりには役立っていくかなっていうのはありますか?温度感として。
はい。とても重要なことかなと思っております。
ありがとうございます。
次のサブテーマにちょっと行きたいなというふうに思っております。
フェイルファスト、素早く賢く失敗しようのコアバリューのバリューエヴァンジェリスト、2度の受賞おめでとうございます。
ありがとうございます。2年連続受賞で光栄です。
本当に2年連続受賞ってあるんだって感じですけど。
ちなみに清水さんはフェイルファストについて、社内ではよく聞かれている言葉ですけども、実際清水さんはどう捉えてますか?
そうですね。フェイルファスト、失敗をするっていうところですが、私にとって今までの英語だったりプログラミングの経験っていうのは何かしら失敗をしてその経験から得ているものっていうところなので、自分が成長することでは必ず必要なプロセスかなと思っております。
ちなみに失敗は怖いですか?という聞き方あれなんですけど、あんまりその挑戦がベースになっているから、そこまで怖気づかずにいけるタイプですか?
そうですね。私自身は失敗自身は怖いと感じるタイプです。