ちょっとねここでアイスブレイク的に余談を挟んでいきたいなと思うんですけれども、最近2人がハマっているものについてなんかちょっと聞いていきたいなと思うんですが、八木屋さんは最近どんなものにハマってたりするんですか?
回し物じゃないんですけど、カルディの台湾果実茶ってウーロン茶とパイナップルのなんかベースがあって、それを水か炭酸水で割るやつがあるんですけど、だいたい水で割って仕事のお供にしてます。
おいしそう、私もちょっと気になるかも。ありがとうございます。
八木さんも最近何にハマってるんですか?
今更なんですが、鬼滅の刃にハマっておりまして、先日ほぼ話がわからない状態で、主人と子供と映画を見に行ったんですけども、横で2人が号泣している中で、「なんで?」ってなってるので、ちょっと気になりすぎたので、今アニメを一気にしていて、めちゃくちゃ面白い。何これって。
今更ながらね、ハマってる。
はい、遅れませながら。
鬼滅はね、全世界人気の作品ですから。ありがとうございます。それではですね、本題のテーマに入る前に、お二人のキャリアについて少し伺っていければなと思っております。
まずはですね、八木屋さんから簡単に今までのご経歴と、あとはUIデザイナーとしてスパイスファクトリーでどんなお仕事をしているのかということについて伺っていければと思います。八木屋さんいかがでしょうか。
はい、私のキャリア的にはもともとウェブデザイナーとしてスタートしてまして、最初は製作会社に入社してます。
で、主に観光庁系の案件を担当しまして、マガオケという立場で運用業務が中心でした。
で、その後、いくつかの製作会社を経て経験を積ませていただいて、前職では営業会社のデザイン部署に所属しました。
で、そこで様々な商材のウェブデザインに携わったり、会社の方針で自社プロダクトの製作も始まったので、そこで初めてUIデザインに触れる機会を得ることができました。
で、この経験を通じてもっとUIデザインを深めていきたいと感じるようになりました。
当初は事業会社への転職を考えて転職活動をしていたんですけど、そんな中でスパイスファクトリーの未経験OKのUXデザイナー募集の求人を見つけまして、
まずカジュアル面談をお願いしてお話し聞かせていただいたんですけど、その対話の中でやっぱり自分はUIデザインがやりたいなって再認識したので、最終的にはUIデザイナー職で応募して現在に至るという感じです。
ありがとうございます。今はスパイスファクトリーの中ではどういったプロジェクトに関わってるんですか?その業種業態というかジャンルというか。
ジャンルはそうですね、ウェブサイトとあとは業務ツールみたいなところが多く関わらせていただいてます。
様々な商材のウェブデザインに携わりましたというふうにお伺いしたんですけれども、例えばどんな商材のウェブデザインに関わったとかって言える範囲で聞けたりしますか?
はい、だいたい無形商材、インターネットとかそういった系の商材が多かったんですけど、物がある水とかそういった商材も扱ってました。
幅広くっていう形ですね。ありがとうございます。
続いて山内さんにも聞いていきたいと思います。今までのご経歴とあとはUIデザイナーとしてスパイスファクトリーでのお仕事についてお伺いしていきたいと思いますが、山内さんいかがでしょうか。
はい、私は映像プロダクションでCGとかTCGデザイナーでキャリアをスタートしたんですが、その後は専門学校で幅広くアートとかデザインとかを教えたりとか、事業会社でUIデザイナーっていうのをしていた時期もありました。
ずっと新卒からずっと長くデザイナーとして働いているんですが、スパイスファクトに出会ったのがコロナ禍真っ最中みたいな時ですね。緊急事態宣言が出てすぐぐらいの時に小さい子供がいて小学校も登校停止になりみたいな時だったんですが、リモート前提でありながら組織としての連携の密度が高いなって感じたんですね。
なので、ちょうど在住でもしっかりと関われると感じたのが決めてでした。
ありがとうございます。映像プロダクション始まりの方は初めて出会ったかもしれないです。何かきっかけはあったんですか?映像プロダクションから入ったっていうのは。
3D CGとかモーショングラフィックスとか作っていて、グラフィックは好きだったんですよ、ずっと。
その中で、よりゲームとかのデザインよりもUIデザインとかウェブデザインとかそっちのグラフィックとかそっちの方がやっぱ好きだなと思って強めていきたくて、だんだんUIの方にシフトしていったって感じですかね。
ありがとうございます。スパイスファクトリーを選んでいただいた理由とか、転職軸のきっかけとか、皆さんの選び方とか、この後ちょっと深掘りしていければいいのかなというふうに思っておりますので、次の話題に移っていこうと思います。
じゃあお二人にですね、スパイスファクトリーに入る前のことをもう少し思い出してみていただきたいなと思っているんですけれども、お二人はどういう軸でデザイナーとして転職活動していたのかなというふうにちょっと思っておりまして、八木屋さんはどういった軸を持ちながら転職活動してたんですか。
はい、私の場合はもともと全職が営業会社だったんですけど、そこで一つのプロダクトに集中できたらなと思って、最初事業会社を中心に見てたんですけど、スパイスファクトリーと出会って考えがそこが変わってきました。
スパイスファクトリーって制作会社ではあるんでしょうけど、ただ依頼されたものを作るのではなくて、クライアントと一緒に上流から課題を見つけて伴走しながらプロダクトやサービスを競争していくスタイルだと感じました。その姿勢が事業会社的な視点を持ちつつ幅広いテーマにチャレンジできる自分に合った環境だと思えたので、ここでやってみたいなと感じました。
スパイスファクトリーって結構特殊ですよね。360度デジタルインテグレーターっていう事業ってなんだよみたいな、というふうに疑問を持たれる方も今聞いてもらっているリスナーさんでもいらっしゃるかもしれないんですけど、スパイスファクトリーってシステム開発だったり制作だったりとかもするんですけど、360度デジタルインテグレーターって形で上流のコンサルティングやUI、UXのデザインだったりとか、
それこそシステム開発、デベロップメントの開発の部分からマーケティング、パブリックリレーションズだったりとかのビジネスグロースのところまで一気通貫でお客さんの課題に対応していけるっていうところが独特のスタイルがありましてですね。なのでそこに八木屋さんは結構共感してくれたってことなんですよね。
はい、そうです。
ありがとうございます。そうなんですよね。一見SIRとかシステムベンダーと間違われがちなんですけど、そこの特殊性っていうのが多分カジュアル面だったりとか、あの応募の際に気づいていただいたポイントなのかなと思いました。ありがとうございます。
ちなみにこの最初は事業会社中心に見ていたっていうのは、こういうスパイスファクトリーみたいな会社を知らなかったから、一旦はちょっと事業会社中心で見てみようかなーみたいなのもあったんですか?
そうですね、その求人を見るまではスパイスファクトリーについて何も知らなかったっていうのがあるんですけど、今までがずっと製作会社に所属してたので、次は事業会社を経験してみたいっていうところもありました。
だけど出会っちゃったから。
そうですね。
だけど出会っちゃったから事業会社ではないけどみたいな。
そうですね、出会っちゃって、製作会社だけどって、はい、考え方はありました。
ありがとうございます。クライアントワークではあるんですが、独特のスタイル、360度デジタルインテグレーターっていうところの事業の独自性だったりとかに可能性を見出してくれたのかなというところで、ありがとうございます。
山内さんいかがですか?その転職軸みたいなところを何かご自身で決めて動かれてたんですか?
私も同じで、事業会社か製作会社かみたいなところはずっと悩むポイントではあった。
両方経験してきて、事業会社の場合だと会社のプロダクト、サービスとかに心から共感できるかどうかっていうのが重要だと感じていて、一方でスパイスファクトリーは製作会社ですが、クライアントと伴奏しながら深く関われるっていうプロジェクトも多いし、
社会に対して倫理的に価値のあるプロジェクトっていうのを選定しているっていうのが一番非常に魅力を感じたところかなと思ってます。
なんかあれなんですかね、製作会社っていうよりかはちょっと独特なポジションがスパイスファクトリーにはあるなと思ってまして、
クライアントワークであり、それこそ本当に360度デジタルインテグレーターなんでしょうねっていう感じがありますよね。
聞いている中で、社会に対して倫理的に価値のあるプロジェクトを選定している点も魅力的に感じたみたいなところあると思うんですけど、この点はどういった情報を見てというか聞いてそう思ったんですか?
入ってから思いっていうのはすごく共感するっていうところがあったんですけど、自分がデザインするサービスが犯罪に使われてるかもしれないとか、
以前いた会社でもしかしたらみたいなことも正直あったので、働いてみてそれはやらないっていう方針がすごく共感できたというか、ぐっと自分に刺さったっていうポイントにあるんですよね。
ありがとうございます。さて、2人のキャリアについていろいろお伺いしてきたところで、八木屋さんと山内さんとお話ししていく本日のデザイントーク本題に移っていきたいと思います。
本日のテーマはUIから広がるデザインの領域とキャリアについてということでお伺いしていければと思います。
実は今回お話しするテーマはお二人にテーマを選んでいただきましたが、なぜこのテーマにしたんでしょうか。山内さんいかがですか。
UI、ユーザーインターフェイスですね。画面をきれいにデザインする仕事だと思われがちなんですけども、もっと深くて広がりがあって、チームやユーザーとつながりをデザインするということでもあるのかなと思っていて、
今日はいろんな角度からUIを起点にどこまで踏み込めるのかとか、どんなスキルが必要でどこを目指していけるのかみたいなところと、デザイナーのキャリアとスパイスファクトリーのデザイン部門についてちょっとじっくり話したいなと思っています。
ありがとうございます。じゃあテーマの本題を軸にですね、いくつかの話題を元にお話を深掘りしていきたいと思っております。
ではまず一つ目の話題ですね。UIデザイナーのデザイン領域について伺っていければと思います。開発に携わっていない方だったりとか、あとはデジタルプロジェクトに携わり始めの方とかはですね、UIデザイナーって聞くとさっきの山内さんが説明してもらった通り、結構表層のデザインだけを作る人みたいなイメージが結構強い方もいらっしゃるんじゃないかなと思っております。
ありがとうございます。それでは2つ目の話題に移っていければと思います。
UIデザインの領域とか範囲みたいな話を先ほどはしていきましたけれども、2つ目の話題はデザイナーとしてのキャリア、マネジメントかスペシャリストかっていう話題について伺っていければと思います。
お二人のキャリアの話とかを聞いているとですね、その先のキャリアについても選択肢としていろいろあるのかなってちょっと思ったりして聞いていました。
例えばなんですけれども、マネジメントに進むのかスペシャリストとして深めていくのかっていう話題って結構普遍的な話題じゃないかなと思っています。
これはなんかデザイナーだけじゃなくてエンジニアもだし、いろんな技術者の方とかいろんな職種の方が結構悩んでいる話かなとも思うんですけど、今回はデザイナーにちょっと特化してお話ししていきたいなと思うんですが、八木屋さんこの辺りどう考えてますか。
そうですね、おっしゃっていただいたようにどちらに進むかって、自分の場合決め切らなくて、チームの仕組み作りとか動きやすさを整えるようなマネジメントにも興味があるんですけど、自分としては手を動かしているときのクライアントからデザインの手応えとかみたいなものをずっと大事にしていきたいなって思うのもあるので、
スペシャリストとしての探求心も忘れずに、ちょっと欲張りなんですけど、マネジメントと行き来しながら現場にちゃんと関わり続けられるキャリアを目指していけたらなと思ってます。
なので、人と仕組みを支えながら自分も手を動かして作っていければなと思ってます。
ちなみに八木屋さんが、マネジメントもスペシャリストもどっちも取りたいみたいな感じですけど、スペシャリストの探求心も忘れずにのところで、何かその探求心を忘れないための意識みたいなのはあったりするんですか?
特に意識しているものはないですけど、そうですね。とりあえずデザインに関わっているだけでテンションが上がるので。
何それ、面白い。
仕事が忙しくてもデザインしている時が一番楽しかったりします。
えー、なんですか。それ転職じゃないですか。
転職だと思ってます。
そのマインドって結構大事な気がしてて、自分が夢中になれる仕事って見つけられたら結構幸せラッキーじゃないって思ってるんですけど、そう思い始めた瞬間っていつ訪れたんですか?八木屋さんが。
これ私、やばい向いてるかもみたいな。
向いてるかって言われると、他の仕事、私ずっとデザイナーなので経験してないので、向いてるかって言われるとちょっともしかしたらそうじゃない、違う仕事があるかもしれないんですけど。
新卒で入って、この業界に入った時にデザインを作る楽しさとか、いろんなデザイナーと一緒に作ったりレビューしていただいたりとか、クライアントに見ていただいてフィードバックいただいたりとか、
そういった瞬間も所々にこの仕事をしてて楽しいって思えるような瞬間はいっぱいあったので、今もこの仕事を続けてるっていうような感じです。
結構夢中がスペシャリストとしての探求心に結構欠かせない要素なのかもしれないですね。これから目指していくっていう中で。ありがとうございます。
続いて山内さん、この話題に関していかがですか?
私も結構ヤキヤさんと気持ちがすごいよく分かって、フィグマとかAIツールとか進化していく中で、技術的なスキルアップっていうのは常にしていきたいなと思うし、
なんか古いデザインだなって思われたくないので、基本的なデザイントレンドに乗り遅れないように、月に最新のデザインを見て自分の引き出しを増やすみたいなところは行っていたりとか、
あとはやっぱりちょっと自分の手で作る感覚っていうのを持ちたいなっていうのもあって、
チームにアドバイスをする立場になったとしても、手を動かして得られる学びとか発見っていうのがすごい多いなと思っているので、
実製作から完全に離れることは今の段階ではちょっと抵抗があるかもしれないですよね。
現場の感覚を忘れずにいながら、周囲と知見を共有したり、メンバー同士で知見を共有し合ったりとか、チームが動きやすくなる仕組みみたいなところを整えたりとか、
そういった両方バランスよくやっても、私も焼き屋さんと同じで、両方欲張りにいきたいなと思っていて、
なので、マネジメントかスペシャリストかっていう二択っていうよりは、行き来しながら柔軟にキャリアを作っていけると嬉しいなという感覚がありますね。
2人とも欲張りさんなんですね。ありがとうございます。
ちなみに、山内さんにはマネジメント視点って聞いていきたいなと思うんですけど、
山内さんってスパイスファクトリーもちょっと長めの経歴になるじゃないですか。ってなった時に、やっぱり頼られること多くなってきてると思うんですよね。
そのマネジメント、必然的にフィードバックとか、あとはデザインのレビューとか含めて、どう成長していけばいいのかとか、相談を求められたりとかするケースあると思うんですけど、
山内さんがキャリアとして、マネジメントかスペシャリストかの二択じゃなく、壁によって行き来したりしながら柔軟にキャリア作っていきたいな、みたいな感覚だっておっしゃってたんですけど、
マネジメントの部分を自分で成長させていくっていうところを考えた時に、例えばどういうことを意識されてたりするんですか。
マネジメントっていろんなパターンがあると思うんですけど、私の場合はどっちかというと、たくさん連れ添ってワーって行くぞっていうタイプじゃなくて、一緒に共感して支えて、分かる分かるみたいな感覚でチームでやってることが多いので、
頼られてすごい嬉しくて、それ私もなったよ、そういう時でもこういう風にしたよ、みたいな。できたりとか、逆のパターン、その場合そういうこともあるのかっていうことが割とね、往々にあるので、そういう時はじゃあこういうパターンで見せると結構お客さんにも伝わりやすいよ、みたいな。
そういった感じで実体験とかを共感しながらやるようなイメージですかね、マネジメントといっても。
じゃあ今まで積み上げてきた知見とかキャリアの中で得た自分の実体験の知見を還元していきながらマネジメントに還元しているみたいな、そんな感じなんですね。
そう考えると、デザイナーとして過ごしていく中でも、本当に育成だったりとかマネジメントに活かせそうなことってすごくあるのかなと思いました。ありがとうございます。
ちなみにですね、マネジメントの観点でいくと、チームビルディングとか知見の共有、サポートという話題も出ましたけれども、本日の大事なテーマだと思っているんですが、スパイスファクトリーのデザイン事業部の現場で、そういった知見の共有、チームビルディングとかってどういったことをされているのかとかって、八木屋さんもお伺いできたりしますか。
マネジメントでもスペシャリストでもどちらもなんですけど、チームをどう強くするかっていう視点は共通して必要だなって感じております。
例えばなんですけど、UIデザインに関する課題が出てきたときに、それを誰か一人で抱え込むんじゃなくて、メンバー同士で壁落ちをしたり、ナレッジを共有したりっていう文化がすごく大事だと思ってまして、案件をまたいで共有することもあったり、同じ案件の中でもUIデザイナー同士とかUXデザイナーとの連携でここどうしてるとか、声を掛け合う場面もよくあるかなと思ってます。
なるべく集合地、ナレッジの共有をしていくというところがチーム内で行われているということですね。ありがとうございます。山内さんいかがですか。
はい。レビューに入ることも結構多いんですけども、入社して間もないメンバーとか、未経験領域の案件で初めて投稿するとか、メンバーをサポートするようなこともやっていて、レビューって単にチェックするとかデザインの良し悪しを見るとかじゃなくて、その人の考え方とか着眼点とかを引き出す機会でもあるので、すごく大切にしていて。
逆に私たちがレビューを受けることもあって、以前アクセシビリティの方に取り組んだプロジェクトがあって、アクセシビリティの領域の第一人者の方にレビューをお願いした。そこでかなり学ばせてもらって、その経験っていうのが私だけのものとか、自分だけの経験ならせずに社内に転換してチーム全体の知見に変えていくっていうのも結構良かったなという印象です。
時にはですね、第三者的な知見もお借りしながらというか取り入れながら学びを深めていっているというところなんですね。ありがとうございます。
いやースパイスファクトリーってけど、未経験領域のプロジェクトってめちゃくちゃあるんじゃないかなって思ってて。一人が一生のキャリアの中で詰める業種業体の数って多分限られていると思ってるんですが、スパイスファクトリーって本当に業種業体関わらずいろんなプロジェクトがご依頼があると思うんですよね。公共から医療から教育からみたいな気候変動関係からみたいな。
いやーみなさん本当にその事業領域の未経験の部分のキャッチアップみたいな含めて非常に大変だなっていうのはありますよね。ありがとうございます。さっき第三者の方、アクセシビリティの第一人者の方にレビューをお願いしてとか、デザインレビューとかの話が結構ちょこちょこ話題の中で出てきたかなと思ってるんですけれども。
レビューって難しくないですかっていうのをちょっと思っていて、このあたり言い方一つでですね、傷つけたりしないかなとか、モチベ下げてもダメなしみたいなことあると思うんですけど、山内さんなんか意識してることとかあるんですか?
いやーめっちゃ難しい。難しいですよね。めちゃくちゃよくわかって、自分も今でも毎回悩みつつやってるんですけど、伝え方でちょっとした言葉で自信をなくすっていうことって、実際に自分もありましたし、そう思わせてしまうんじゃないかっていうことも悩んだりすることもあるし、
逆にでも遠慮してしまうとレビューの意味がないなという感があるので、フィードバックと信頼関係のバランスで取るっていうのがずっとテーマだなと思っていて、ただ仲良くするというだけじゃなくて、さっきほども話したんですけど、こういう選択肢もあるよねとか、こういうやり方もあるんだよねっていうのを複数の視点を渡すっていうところですね。
その中でどう相手がどう選択していくかっていうのを支えるみたいなところがレビューで大切なんじゃないかなと思いました。
山内さんにちょっと聞いていきたいんですが、越境していけるUIデザイナーのこれからのスキルっていうところで伺っていければと思います。デザイナーとしてスキルを越境していくっていうことについて山内さんどう思ってますか?
スキルを越境させるっていうことは結構UIデザインにとって必要不可欠だと感じていて、表層のUIだけに留まってしまうとある程度のタイミングで自分のスキルが止まってしまうというか、広がりがなくなってしまうみたいな感覚が来るんだと思うんですけど、
例えば画面のレイアウトやビジュアルを作る力だけでは複雑なプロダクトの課題に向き合ったときに解像度が足りなくなるなあみたいなところとか、ユーザーがなぜその行動を取るのか、どの文脈で機能が使われるのかっていうところを理解しようと思うと、
UXリサーチだったりとかマーケティングとか、時には開発とかの視点っていうのも必要になってくるのかなと思ってます。なので、プロジェクトの初期段階の要件定義とか体験設計からUIデザイナーが参画するっていうのがデザインの質にも大きく関わってくるのではないかなと思いました。
ありがとうございます。なるほどということで、確かにUIデザインとかって見た目だけじゃなくてですね、その前後のプロセスにどう関わっていくかということでアウトプットの品質も大きく変わっていくのかなと思いましたが、そのあたり焼谷さんいかがですか?
私もすごく共感するなと思って聞いてました。UIデザインの設計とか表現力だけじゃなくて、この体験を提供することがユーザーとかにとって、もしくはプロダクトにとってどう価値があるのかっていう問いに対して、自分なりに答えを持てるようになりたいなと思ってまして。
最近だとAIの設計視点とかプロダクトをどう届けてどう育てていくのかとか、そういったPM的な視点も興味が出てきました。まだまだ私も模索中ではあるんですけど、そういった領域に影響していくことでUIデザイナーとしての視野も広がっていくなと感じております。
お二人ともUIデザインという専門性を軸にしながらもそれぞれスキルを影響していったりとかっていう意識がすごく明確なんだなというふうに思いました。ありがとうございます。ちなみにそういった影響するスキルへの意識とかって日々実務の中でどう体現していったりとかって取り組みあったりするんですか?焼谷さん。
私たちが所属しているIXDのデザイン部門では毎月スキルマップというものを使って自分自身のAS-ISと2Bを言語化と整備する機会を設けてます。
プロジェクトマネジメントだったりとかチーム内コミュニケーション、あとは要求定義、他は要件定義とか体験設計とかインタラクションデザイン、ビジュアルデザインとか幅広いスキルの項目をベースにしながら、今自分がどこにいるのかとかどこを伸ばしていきたいのかとかを各々発表していただいてメンバー同士で共有しています。
これを毎月続けることで、自分自身の関心の変化とかプロジェクトを通して見えてきた課題とかにも気づきやすくなるのかなと思ってます。チームとして互いの強みとか補える部分も見えてくるので、すごくこのスキルマップいい機会になってます。
UIデザイナーとしてのスキルの領域を広げたりスキルアップさせていくという中でこういった取り組みをされているということなんですね。ありがとうございます。
ということでですね、あっという間にお時間が来てしまいました。本日はUIデザイナーの山内さん、八木屋さんからUIから広がるデザインの領域とキャリアについてお伺いしていきました。
最後にまとめということで聞いているリスナーさんに何かスパイスになるような一言をお伝えして締めていきたいと思いますが、それでは山内さんに伺っていこうかなと思います。
今日のスパイスな一言は。
画面の中の体験もそこから生まれるつながりも全部デザインしたいです。
ありがとうございます。まさに今日のテーマにぴったりな夢中になれるデザインみたいな感じを一言で感じ取れるなと思ったんですけれども、このスパイスな一言はお二人で考えてくれたかなというのを伺っています。
それぞれ伺っていければなと思いますが、八木屋さんいかがですか。
現在仕事してて一つのプロダクトにじっくり向き合えるのも嬉しいんですけど、それが誰に届いてどう使われていくのかとかそういう考えるところも含めてUIとか体験設計に関われる環境があるので、これからも自分のデザインを育てていきたいなと思っております。
ありがとうございます。このスパイスな一言について山内さんはいかがですか。
UIの設計だけでなくその先にあるユーザーとの関係とかプロダクトが生み出す価値を含めて考えていきたいと思っていて、そういう視点を持ちながら今後も自分のキャリアを築いていきたいなと思っています。
ありがとうございます。届ける先や最終ユーザーとかそれがどう社会に届いていくのかとかを全体感を含めてデザインしていくという二人の視点がすごい素敵で印象的だなと思いました。
ありがとうございます。皆さん今日のお話はどう感じましたでしょうか。概要欄のフォームやXSNSでハッシュタグスパイストークとつけてぜひ投稿してください。
ということで最後までお聞きいただきありがとうございました。この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りいたしました。
来週は第1週目になりますのでテックトークということでITトレンドや今の技術だったりとかを中心にお話ししていきたいと思います。
それではまた次回お楽しみに。