シンポジウムの概要
Sounds by monolith。はい、こんにちは。 先日ですね、
弁護士.comのシンポジウムにちょっと伺ってきました。誹謗中傷系の話題を取り上げると。
弁護士.com20周年らしいんですけど、それを記念してメディア向けにやってたんですけど、
まあ今やっているバウンシーというメディアはですね、基本的にあのSNSに
情報を置いて、それをみんなが受け取ってもらって、ということで成り立っているんです。
SNSに動画を置いて、それをみんなが見てってタイプなんですけど、
ブラッドフォームによってはね、お客さんが結構文句を言ったりとか、
結構ね、まあレイシズムというか差別的な言葉を特定の国の人に向かった、
どうせこれなんとかだろうみたいなやつですよ。どうせ中国製だろうとか、 中華のなんとかがとかっていうのを言う人たちがいて、
まあ誹謗中傷とまでは行かないけど、こういう言ってしまったらノイジーな、
不確かで根拠のないこういうノイジーなやつってなんとかなったりしないのかなと思って、ちょっと勉強がてら弁護士.comの
炎上中傷誹謗中傷シンポジウムというのに行ってきたんですけど、 まああれですね。
誹謗中傷の心理
弁護士.comの人というよりはCEOの元江さんという方がもともと
政治家をやっていて、まあ弁護士.comやって政治家やって、また任期を終えて戻ってきたみたいな人なんですけど、
一回その政治家の時に選挙について伺うとかで、元江さんにメディアに出てもらったこともあったんで、今回何かたまたまこうどうですかって声がかかったんで参加してみようと思って参加したんですけど、
あのまあ皆さん弁護士.comはあれですね、弁護士.comって名前は聞いたことあるかなと思うんですけど、そこがやってるシンポジウムだといろんな調査データが、自社で多分調べた調査データみたいなのが出てたんですけども、
ちょっと面白いなぁと思ったんですけどね。
誹謗中傷だと認識しないでSNSで暴力的な言葉を出しているって人が、この弁護士.comの調査だと47パー。
過去に発言した内容は、あの当時今から考えてみたら誹謗中傷だったなっていうのものが47.3パーセント。
だからこうSNSに投稿したタイミングではみんな、それが誹謗中傷に当たると思わないで意見してるって人が多くて、まあこれはなんとなく想像はできていたというか、
あの当然ね、誹謗中傷だと思ってやる人っていうのは世の中には少ないだろうなと思ったから。
これがちょっと面白いかなと思ったんだけど、投稿の動機というんですか。
なんとなくみんな義憤に駆られてというのかな。自分の側に正義があると思って発言した、投稿した内容が結果的に誹謗中傷になってしまった。
ちょっと感情を乗せすぎてしまって、誹謗中傷になってしまったっていうことが多いのかなと思ってたんだけど、そんなこと全然なくて、シンプルにイライラしてたからとか嫌がらせしたくてみたいな理由のところの方が多いんだよね。
だから誹謗中傷する意図はないけど、自分がなんかイライラしてたりとか、なんか相手のことを気に入らないとかがあると、それを感情的に処理しようとしていることが多いみたいで、
この正義感とか義憤に駆られてみたいな意見の人たちは7.5%しかいない。だから、意外とみんなシンプルにあいつのことムカつくとか、自分がなんかイライラしてるっていうのをSNSに未だにぶつけてるんだなっていうか。
なんでそう思うかっていうと、イライラとか感情的なことをSNSでぶつけても一個もいいことないじゃん。何の得もないじゃない。で、イライラしたのが気が晴れるかって言ったらさ、それによってさ、それこそ誹謗中傷で開示請求受けたりとかさ、リスクの方が多いはずなのに、ああやるんだなっていうの未だにいるんだっていうのは結構衝撃的というか。
なんだなと思って。で、このシンポジウムに参加していた清水弁護士って言ったかな。あの、この誹謗中傷とかネットのその手のことの相談をたくさん受けてる先生かな。
おそらく、なんかこのお名前をお見かけしたことがあるので、多分メディアとかの露出も多い方なんじゃないかな。が言ってたのは、この手の誹謗中傷する人が実は教育レベルが高いとか、実は社会的な地位が高い人が多いっていう言説というんですか。
そういう噂みたいのが結構SNSでは出てたりするんだけど、清水弁護士曰く全くそんなことない。
割とこう、世の中に不満がある今の自分の暮らしや社会的地位、おそらく教育レベルみたいなことも影響してるのかもしれないけど、に不満のある人がシンプルにこの誹謗中傷に当たるようなことをしてしまうってことが多いらしくて。
なんだと。教育レベル高い人はまあ、社会的地位あったりすれば、SNSでつぶやくことにメリットは感じないよね。というのが当たり前なんだなっていうのが見えた調査結果が出てましたね。
インフルエンサーの体験
で、それ以外にね、なんかね、ちょっと面白かったのがね、政治家の誹謗中傷みたいな話してて。政治家はさ、今ちょうど選挙期間なんであれですけど。
民の意見を聞く、民の批判を受けるという、それも仕事ではあるじゃない。耳を傾けるというのが。だから、誹謗中傷のターゲットにされやすいところもあるみたいなんだよね。
何だろう。事実に基づかないことをガーッと言われて、それに反論しても梨の粒手であるみたいなことを政治家とかもあったりとかするらしくて。まあ、たぶん本江さんがもともと政治家やったってこともあって、そういうデータもあるんだなと。
あと芸能人の人とか、要はこう、槍玉にあげられやすい人というのかな。相手に強めのことを言っても受け入れざる得ない人っていうのが、この攻撃の対象になりやすいと。政治家芸能人とか。
最近だと政治家は今結構言われてたりはするけど、ショコタンとかもそうか。任天堂スイッチ2でなんかいろいろ言われたりとか。あれも、まあ批判とか指摘は全然あっていいと思うんだけど、そうじゃない結構誹謗中傷とかは、僕が言ってる人のコメントを見た限りでもあったから、たぶん普通にあるんだろうね。
で、誰かが言ってるとか、誰かが休談してるっていうような状況っていうのは、それを見るとさ、まず自分も言っていいような気になるっていうのと、これはSNSの特性だけど、エコーチェンバーっていうんですか。
自分の意見に近いものがまた表示されるっていうアルゴリズムの性格上を、要はこういう批判的な意見を持っている人は、同じような人のコメントがいっぱい出るからエスカレートしやすいんだと思うんだよね。
っていうのがなんかまあ見えてきてるなと。で、このシンポジウムにね、ゲストで2個ぐらいパネルがあって、1つはインフルエンサーの方が出てて、炎上被害のこととかを語ってて、もう1個の方にね、渡辺渚さんって、フジテレビのアナウンサーだった人が来てて。
その人も言ってたんだけど、やっぱね、根拠のない事実に基づかない、何か誰かが言った噂であるとか、そういったものを当人にぶつけるっていう形での誹謗中傷は多いみたいで、渡辺さんは、まあそういうのはあんまりにもひどくて、励ましのメッセージとかももらってたのにそれを打ち消すぐらい多かったらしくて。
もうしょうがないなと思って、次々と開示請求するという感じの方法を取ると。で、そういう方法を取りますよっていうのをSNSで伝えて。
そうしたらね、割と収まって落ち着いてきて、誹謗中傷の被害になる目みたいのがどんどん小さくなっていってるというお話だったけど、なかなかね、実際にどういうことがあったかっていうのを具体的な、どんな誹謗中傷を受けたかの話はあったけど、まあこれはひでえなとは思ったけど。
一回そっちの側というんですか。石を投げられる相手側になってしまうと、どんどんどんどんあっちこっちから石が飛んでくるような感覚があると。で、全員が石を投げているような感覚になると。
SNS上の誹謗中傷の考察
だけど、清水弁護士という方も渡辺なげささんも言ってたけど、SNSの世界は小さいと。もうまるでそれが全てのように感じてみんなが石投げてるような気がするけど、そこ一旦離れると意外とそんな感じのことはないと。
これがまさにもうインターネットというかSNSの特徴だよね。超人気YouTuberみたいなさ、何百万人もフォロワーがいます、何千万人フォロワーがいますみたいな人でもさ、ぶっちゃけそんな知らないじゃん。
なんならヒカキンさんとかさ、ああいうドメジャーなYouTuberでさえ自分のタイムライン上ではさ、全然出てこないしさ。っていう風に自分の興味関心に近いものが出るっていうアルゴリズムがさ、やっぱSNSとかインターネットには入ってるから。
自分の意見を裏付けするような周りの意見も出てきたりとかする一方で、そこの世界から一歩ずれると全く知らないっていうのは変わらんのかなと。
で、思うんだけど、それをちゃんと自分の中で意識しながらネットと接触するのがいいんだよね、たぶんね。ネットの業界にいる人とかさ、僕もネットの業界になんのかなとかはさ、なんとなくそれは分かってるからさ。
自分の見たいものが見えている世界だし、それに慣れてるというのかな。インターネットはそういう特性があると思って見てるからさ。別にそんなに食らうことはたぶんないんだろうけど、そうじゃない普通のマスコミ的なというのかな。
テレビとか新聞とかああいうものと同じような感覚で情報に接触すると、自分と同一意見、また近しい意見、それに類する過激な意見が世の大勢だと思ってしまうと。
SNS見ててもやっぱりこう特定の政党の支持者がどうしてこんなに世の中はあの候補者を応援しているのにあの人受からないんだとか言ったりするのとかよくあると思うね。この政党伸びないんだとか。それはそうだよね。自分に近しい意見が自分の目の前に見えていると。
それによって歪められているというよりかは、世の中を客観的に見る情報ではないんだよね。自分に良い情報が表示されているというところがずれて感じていると、そういうバランスを欠いたところになるのかなという感じがしました。
結構ね、このシンポジウムはメディア向けという形でやってたけど、考えるところが多くてすごく楽しかったんだけど。
このシンポジウムをやった日に弁護士.comがアプリを出していて、スマホ向けのアプリでAI炎上チェッカーというやつで、投稿するコメントとかを事前にこのAIチェッカーにかけると炎上リスクとかをチェックしてくれる。
簡易的にではあるんだけど、この言葉は感情が乗っているかどうかとか、このテーマ性はどうかとか炎上チェックするってアプリを出してて、AndroidとiPhone出てるみたいなんで、もし無料で使えるアプリなので気になる人はちょっと使ってみるといいのかなと思いましたね。
普通の一般の人が使うっていうよりか、例えば仕事でSNSに何か投稿しなきゃいけないとかっていう時に何が炎上なのかとか、どこに炎上のリスクがあるかっていうのはなかなかわからない部分もあるんだよ。
何人もでチェックしててやれるような体制ってばかりじゃないじゃない。ちょっとSNSでやってよ君って言われた人がずっとやってるとかだとさ、どうしても俗人的になる部分もあるし、客観的な目みたいなのが必要になった時にこのAI炎上チェッカーみたいので、言葉だったり内容だったりを一旦チェックしてリスクが少ないかどうかを見てからとかっていうやり方ができるのはいいかなと。
無料だし、別に宣伝せよとも言われてないしではあるんですけど、結構ダメになったので、良かったら使ってみてはいかがかなというところでございます。
炎上ね、いつかこのポッドキャストも炎上したりするのかね。あんまり別に激しいことを言ってるつもりもなければ、基本的に差別的なところを言うつもりもあんまないので、気づかないで何か傷つけてるってパターンはもちろんあるかなと思いながらはやってるけど、どうだろうね。
ポッドキャストって炎上した場合どこが炎上するんだろうね。こんなこと言ってるぞこいつっていうのが炎上するのかね。SNSとかでね。ちょっとわかんないけど、まあまあ別に過激なことは言いませんっていうつもりもないけど、じゃあ過激なところだけやりますっていうのもちょっとダサいなと思ってて。
インターネットのさ、まあでも今そっちの方が売れるからさ、みんなちょっと激しめなことを言ったりとかさ、ちょっと厳しめなことを言うことで注目を浴びて発言権を強めるみたいなやり方をするけど、僕はあんま好きじゃないからそういうのなんか気持ち悪いしなんかダサいし、うん。やんないけど、まあまあ。
いつかそういう炎上とかなったら、ちゃんと真摯に対応できたらなと思う次第でございます。以上、サウンズバイ・モノリスでした。ありがとうございました。