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2024-03-18 06:28

六皿目_アマゾンカカオのティラミス

六皿目_アマゾンカカオのティラミス

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yunyantokyo
シェフ、六皿目のご紹介をお願いいたします。
matsui
こちらの料理は、アマゾンカカオのティラミスです。
それでは、いただいてみようと思います。こちらはどのようなお料理になりますか?
こちらは、誰もが知っているティラミスなんですけど、
ティラミスって意味が、ティラーレとミースって分かれてるんですけど、
ティラーレが引っ張るみたいな意味で、ミーが私を、スーが上にあげるって意味なんですけど、
元気づけるとか、これを食べて元気になるとか、そういうような意味のデザートになってて、
比較的最近のお菓子、レストランに出てるのは、ごく最近のデザートですね。
ちょっと食べてみましょうか。
yunyantokyo
これ、どういう構造になってるんでしょうかね?
matsui
スポンジでやるのも結構日本だとあるんですけど、
サボヤールディっていうビスケットがあるんですけど、それにエスプレッソを浸して、マスカルポーネのクリームと合わせていくんですけど、
僕はそんなに浸々にはしてないですね。
ちょっとベチャベチャになるのが、あまり好きではないので、
浸々にならないぐらいにエスプレッソにつけて、マスカルポーネのクリームと合わせています。
yunyantokyo
マスカルポーネと卵を合わせるって感じなんですか?砂糖を?
matsui
そうですね。
で、そこにさっきのサボヤールディとサンドにしてっていう感じですね。
yunyantokyo
あと、このアマゾンカカオですね。
アマゾンカカオって何か特徴というか、あるんですか?
matsui
これはですね、ペルーのカカオ農家さんのクリオロという品種のカカオなんですけど、
ある日本人のシェフの方がフェアトレートって日本に持ち込んで、
この有名なシェフとかのところにこういうのがあるんですっていうことで、結構今広まってるんですけれども、
カカオ農家さんってチョコレートの原料のカカオとかを作ってるんだけど、やっぱりチョコレートとかを食べれないということで、
対等な対価で取引しようということで、その方が取り組まれているんですけれども。
yunyantokyo
素敵な話ですね。
フェアなトレードをして、かつこのチョコレートが美味しいってね、そこがすごい素敵な。
matsui
これでもね、ちょっとイマイチだなみたいな感じだったらあれですけど、すごいチョコレートの香りもしっかりありまして、美味しいですよね。
yunyantokyo
あとこの上に乗っかってるナッツは、これは何ナッツなの?
matsui
これはカカオの一種なんですけど、マカンボっていう種ですね。
yunyantokyo
カカオの種なんですね。
matsui
周りにくるのはカカオ2分、カカオの皮を取り除いたものですね。
03:05
matsui
チョコレートになる前の、ベースにされる前のものです。
yunyantokyo
すごい上品な味で。
matsui
そうですね。甘さはちょっと控えめにはしております。
yunyantokyo
ティラミスをよく出される地方とかってあるんですか?
この辺が有名で。
matsui
それはトレビーゾっていう町ですね。
が一番発祥ですね。
ティラミスがイタリアの一番みたいになってるんですけど、
yunyantokyo
そもそもあそこの地域の人しか知らない。
matsui
今は逆に全国、イタリアでも全国になってるんですけど、
そもそもそこの料理で、さっき言ったバーニャカウダーなんて、
逆にシチリアの人にバーニャカウダーって言っても伝わらないことあるんじゃないかな。
多分日本人の方が知ってるんじゃないかなってやっぱりありますよね。
ティラミスはあまりにも有名で、逆にシチリアでも食べれるんじゃないかな。
yunyantokyo
そのイタリア料理のドリチェに対する何か考え方みたいなのってあるんですか?
matsui
イタリア人は本当にドリチェ好きですよね。
先ほどラビオリの時のマンマも、当時で80いくつだったかな。
ですけど、1時ぐらいまで夜中仕事して、そっからご飯を食べるんですけど、
生のお肉を食べて、ワインを飲んで、デザートを食べて、パンを食べて、
でも朝5時ぐらいから畑仕事をするんですよ。
先ほど言ったように調理場とか入れさせてくれないので、畑で野菜を摂ったりとかして、
めちゃくちゃ元気でしたね。
僕がいるときに再婚して、80歳になった。
畑さんの店は山の上だったんで、車がないと移動できなかったんですよ。
再婚相手の方が足が悪くて歩けないんですよ。
自分で車も運転できないから、結局息子か孫かが送り迎えをしなきゃいけない。
よくそれを嫌だよみたいな話を僕は聞いてました。
おばあちゃんの恋愛に付き合ってね。
yunyantokyo
なかなかいい話だよね。
matsui
いやいや、すごい元気ですよね。素敵だなと思いました。
yunyantokyo
素敵な話ですよね。
matsui
素晴らしいけどね、やっぱりそうやって。
yunyantokyo
以上で6皿終わりましたけれども、今日はおいしいコース料理ありがとうございました。
matsui
いろんな春の食材を楽しむことができましたし、本当にいろんな発見があったかなと思います。
yunyantokyo
音声とともに食を楽しむ新感覚レストランエンターテインメントサウンドディッシュ。
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yunyantokyo
本日の料理、皆さんいかがでしたでしょうか。
楽しんでいただけたら幸いです。
それではまた次回のサウンドディッシュでお会いしましょう。
ありがとうございました。
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