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2024年4月29日、そろそろ過去になりますが、
今日はお昼に落語を見に、武蔵小金井まで行ってきまして、
タイムスリップ落語会っていうタイトルの謎の落語会で、
なんかね、1ヶ月ぐらい前に、タイトルと場所と時間と出演者だけ出てたんですよ。
三優手花錦さんと、それから桂長之さんという若手の落語家2つ目の落語会ですっていう情報だけ出てて、
他何も情報がなかったんですけど、2人とも好きな落語家さんで、
特に長之さんは、もうちょっといろんなネタ見たいなと思ってたところだったんで、
じゃあこれ行ってみようということを予約をしたら。
で、なんか1週間ぐらい前に、なんとなくコンセプトとかがですね、だんだん出てきて、
まあいろんな場所、都内のいろんな場所に行って、
そこで起きたエピソードを落語の前段の雑談部分にあたるマクラで、
そこで長めに話すと。その長めのマクラを話して、
どちらが面白かったかをゲストの春風手翔介さんという、
2人のちょっと先輩にあたる若手の落語家さんに判定してもらうと。
長之さんと花錦さんどっちのマクラが良かったかと。
で、その2人が行く場所というのは、
何か江戸の情緒であるとか、もしくは明治とか昭和のちょっと古い雰囲気が残っている、
そういう古い風情を感じられるところに行って、その感想をマクラにすると。
だからちょっと古い時代を感じられるからタイムスリップ落語家いっていうタイトルだという、
そういう企画だということが結構開催の直前ぐらいになって分かってきて、
そういう回なんだと思って楽しみに行ったんですけど。
この回がバタバタだったのが長之さんが中で喋ってたんですけど、
長之さんがこの会場の宮地楽器ショーホールっていうところを予約したんだけど、
思ってた日付よりも1日多く予約しちゃってて、
他の予約した日程は自分の独演会とかで使うんだけども、
それに加えて使う予定のない日も1日予約していたことをすっかり忘れてしまっていて、
今からキャンセルするとキャンセル料がかかるから、
せっかくだったらキャンセル料を払うぐらいだったら何か会をやりたいということで、
若手の仲間に募ったら花金さんがこういう企画を考えてるからやってみたいということで、
急遽決まった会だったと。
そういういろんな場所に行って、タイムスリップな感覚を感じられる場所に行って、
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それをエピソードの枕で、長い枕で喋ってバトルをするみたいなコンセプトも結構直前で決まったらしくて、
すごい全体的にバタバタしてる感じがあって、
その緩さがいい感じの面白さがあって、結果的には全体的に楽しかったんですけど。
まず花金さんが最初に企画の趣旨説明をした後に、
この2人の枕の見届け人であり審判をする、どっちが面白かったかを審判する春風邸正介さんが開講一番で出まして、
正介さんがすごかったんですよ。
急にLINEで花金さんから来てくださいって言われて、2人の枕の審判もしてくださいって言われて、
急に呼ばれたのに結構大変な役回りを任せられた上に、正介さんも見事なエピソードの枕から、
その枕とうまく繋がる新作コールドスリープっていう自身の新作の落語をやって、ちゃんと面白いみたいな。
それで30分くらいという、ものすごいね、ある意味今回の企画の模範演技的な枕でしっかりエピソードを喋った後に、
その枕とうまく繋がる落語を喋るっていう、すごいエキシビジョンマッチというか、
模範プレイとしてものすごく素晴らしい講座をやってて、
まず正介さんがいたっていうことが、今回すごいファインプレイな回だったんですけど、
その後桂町のおじさんが面白くて、本当は大吉原展、僕もこの前ここで喋りましたけど、
上野でやってるね、大吉原展に行った話を枕でしようとしたんだけど、
この回が決まったいきさつとか、花木さんがなかなか回のコンセプトを決めてくれないみたいな愚痴を喋ってるうちに、
もともと喋ろうと思ってたぐらいの枕の尺使っちゃって、
結局大吉原展に行った話をせずに本編に入るっていう、すごい展開で、
本当に何も決めずにパッションだけで喋ってて、それがめちゃめちゃ面白かったんですよね。
長野寺さんも独特な語り口の人で、あんまり若手であんな喋り方で落語を進める人いないんだよなみたいな、
なんで言ったらいいのかな、ゆったりとしてグッと力の入って、あんまり若手であんな喋り方で落語を進める人いないんだよなみたいな、
喋り口なんですけど、うまく表現できる言葉があればいいなと思いながら、
僕個人的に、この人ちょっと変で面白いなと思って気になってる落語家さんであるんですけど。
今日はしかも20分ぐらいたっぷり枕振った後に、死神っていう、わりと長い話をやったんですよ。
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皆さんもご存知の方いるかもしれませんけどね。
死神という借金まみれで死のうかなと思っているところに死神が寄ってきて、医者の仕事をやれと。
病人の枕元に死神が座っていたら、その病人は助からないが、足元に死神が座っていたら、呪文を唱えれば死神を追い払うことができると。
それで、医者の真似事をすればお前も儲けられるだろうということで、男が医者を始めて呪文を使って死神を追い払ったりして、
名医となってお金を稼いでいくんだけどもみたいな、そういう話でね。
すごいね、長文字さんはダイナミックでパワフルなキャラクターでね、すごい面白くて。
詐欺の落語の落ちの部分ね。死神って結構いろいろと人によって詐欺を変える人が多いんですけども、
長文字さんの詐欺も結構見たことのないタイプの方で、これは誰かから教わったのか、それとも長文字さん自身のアレンジで作った方なのかわからないんですけど、
なんかちょっと一工夫あるなっていう感じもあって、すごく面白く見ましたね。
大使・山陽邸・花錦さんはですね、ちゃんとね、自分で決めた企画のコンセプトなんで、ちゃんと枕を練ってきてて、
大目の方に行って、古民家をいろいろ巡ったらっていう話で、すごい淡々と喋っていて、
そんなにね、笑いを狙いに行くんじゃなくて、淡々とした中で、ちゃんと構成がしっかりしてて、最後ちょっとした伏線回収じゃないけど、振りが効いてる。
で、落ちにちゃんとなってるみたいな。すごいね、練られたエピソードトークをしてて、これもこれで面白かったんですけど、すごいね。
狙い澄ましたところでちゃんと爆笑が起きるみたいな。すごくよくできた枕をやってからのストックインっていうね、
恋煩いをした若旦那のためにですね、出入りの男が振り回されちゃうという、そういうふうな話で。
大ネタですよ。長野寺さんも枕と本編を合わせて50分ぐらいやってて、花樹さんも枕と本編を合わせて50分ぐらいやってて。
普通の落語界って言ったら、一人一ネタやって、3人出てたら、言うて2時間ぐらいに収まるんですけど。
結局ですね、3人やってオープニングトークとエンディングのどっちの枕が面白かったかの話をしてたら、
トータルで2時間45分ぐらいやってて、ものすごいボリュームの回だったなみたいな感じで。面白かったですね。
あと、花巾さんと長野寺さんが言うたら、枕のタイプが全然違うし、そもそもやってる競技が全然違うことになってますけど。
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それをですね、新プテ松介さんが審判役としてものすごく的確に評論していて、ものすごくこの人がすごいなと。
松介さんがマジですごいなと思いましたね。すごく的確に枕の優れているポイントとか、その2人のそれぞれの特徴を言語化していて、
この人は頭切れる人だなというふうに思いましたね。新プテ松介さん、僕名前とか審査記録面白いらしいっていうのは聞いてたんですけど、
初めて今回講座ちゃんと見たので、ちょっと松介さんは他の回も見たいなというふうに思いましたね。
2時間45分の落語回で、そのうち2人は50分熱演でやってて、代金が2000円っていう、めちゃ安いっていうね。
これすごいお得な回だったなと思いましたね。なんかすごくその3人の相性が良くて、長野寺さんと花錦さんと松介さんの相性がすごい良かったんで、
また同じような企画やってほしいなという気持ちもあるんですが、企画が思いつきというかバタバタないきさつで、
アバウトな企画だったからこそ、これぐらい爆発した面白い回になったんじゃないかなという感触もあったんで。
でも色々と楽しく見れたんで良かったですね。ということでゴールデンウィークね。
とりあえず前半3連休終わって、明日から仕事ですけど。でもね、ゴールデンウィークのその連休と連休の間の3日間なんかね、
多分ほとんどね、作業ないような気がするんですよね。案件来ないような気がするんですよね。
だから、なんかあんまり仕事やるぞっていう気持ちにもそんなにならないんですけど。
とりあえず3日間はね、1日目は単価店に行って、昨日は友達と遊んで、
今日は落語見に行ったんで、いい感じで3連休過ごせたんでね。また仕事3日間頑張って4連休を待ちわびたいと思います。
といったところで、今日はこの辺で。おやすみなさい。