そろそろ美術の話を、この番組はアートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、アートウォッチング2023年6月号をお届けしたいと思います。
さあ始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をするアートウォッチングの22回目となります。
今月も丸さんと一緒に美術について話をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
ということで、丸さん、先々週まで海外に来たと。
そうなんですよ。ニューヨークとちょこっとロンドンと行ってまいりました。
すごい、いいね。どんな予定だったんですか?
ニューヨーク2日、ロンドン半日から1日ぐらいだったんで、ほぼ移動みたいな。
でも、1週間近くいなかったよね。
そうなんです。
移動の方が長いんだ。
移動の方が長かった。
乗り継ぎとかでってこと?
乗り継ぎ、でも、遠いですもんね。
十何時間もかかるし、
そうか。
夜便、夕方の便とかで朝に帰ってくるって感じだったんで、ほぼほぼ、移動の。
移動はあったけど、2日とか半日とかでは、やっぱり緑のあるニューヨークだったんですか?
大変、緑のあるアーティストのスタジオにも行きましたし、ギャラリーとか美術館も駆け足で見て、
メットとかニューヨークのメットも行って、
今、ゴッホ展とかセシリーブラウンの展覧会、現代の作家とかやってて、すごいよかったし、
常設展もゴッホの自画像とか、
スーラの、点描画のスーラの、
グランドジャット等の。
グランドジャット等の、はい。
教科書に載ってる絵画がゴロゴロ並んで、
これも見た見た、みたいな感じで。
そうだよね。
そうなんです。
さらっとすごいのが、
日本に来てたら、大注目のモナリザみたいなやつ買いに多分なるんでしょうけど、
そういうのさらっと置いてんのすごいなと思って。
やっぱすごいニューヨーク。
海外行ったことないもんね。
でも、今年こそって。
今日から、今夜多分JWAVEの市川沙耶さんの番組に呼んでいただいたのよ。
市川さんも美術学んでたっていうのもあって、すごい美術の話に盛り上がって、
その会話の中で好きな美術館のとこですかってポロって言ったら、
日本のつもりで聞いたんだけど、普通にグッケハイムって言われて、
あ、そうだよね。
ポニーさん、グッケハイムトークをしようとしてくれてたんだけど、
俺グッケハイムの持ってないわ何もみたいな。
ワールドワイドだったと思って。
ニューヨークのグッケハイムのこと。
そっか、今回グッケハイム行けなかったけど。
グッケハイムって言われると思ってなかったわっていうのがあって、
たぶんそこまるまるカットだろうな。
今夜9時からかな。
配信されたわけ。
そんなことがあったな。
いいな、だからそれ聞いて、
やっぱりそろそろ行かなきゃなと思ったよね。
確かに海外に。
そうですよ。
そろそろ、番組名もそろそろだし。
そうだね。
その時には海外から配信とかしてもいいかもね。
いいかも。
その時はね。
いいかもいいかも。
どういうタイミングで行くんだろう自分が。
もうここまで来るとなんか、
仕事とかで行かせてくれるなら行くかもしれないけど、
自発的に行くのかな。
たっぷり、今回私の反省としては、
やっぱり日程が少なすぎて全然回りきれなかったんで、
ソニーさん行かれた時はゆっくり。
だからそれ聞いてなおさらいけなくなったなと思ったかも。
1週間時間取って、
結局中2日とか1日しか行けないってなったら、
ってことはもう10日とか2週間ぐらい空けなきゃいけないってわけでしょ。
でもちょっと日程組めば全然1週間あればいいんじゃないですかね。
1週間に。
ニューヨークだけだったら3日とか、
今回はアーティストのスタジオとか行っちゃったんで、
そっちで結構時間使ってたんで、
なんかもうほら、俺なんかセコセコ動いてる人間だから、
やることはこまごましてるから、
1週間空けるってできるのかなとか思ってきて、
そうなるとやっぱ日本国内移動なのかな。
悲しくなって。
やっぱりスケール感が違う、余裕が違うなと思いました。
これに触れてたらそりゃあねっていう。
国民性がってこと?こういう美術館見てればっていうことか。
ロンドンはほとんど美術館無料だし、
だから会社の帰りに来てる人とかも多分いるだろうし、
フラット、散歩がてら、ちょっとその辺ランニングしに来ましたみたいな人とかいましたよ。
ニューヨークは最近ちょっとお金取るのあったっけ?
ニューヨーク近代美術館とか。
居住者はただ寄付っていうか。
それに対して東博さんは素敵な美術館だな、博物館だと思うけど、
東博なんて平常店寝上がりしたもんね。
そうですよね。
逆行してるよね。
せめて国立の博物館。
東京都民は割りとか。
都民の日ぐらいは都民の日割りみたいなのやったりとかやってるけど、
想像以上に反響がすごく大きかったそうですね。
私まだ聞けてないですけど、伊曽野さんは大変お世話になってまして、
すごいチャーミングで素敵な方です。
そうなんだよね。
本当に。
だから広報さんっていうね、今まで切り口じゃないパターンで出てもらったけど、
広報さんだから説明も上手かったしね、展覧会。
毎回本当に展覧会の度にしっかり説明してくださって、
勉強されてるし、頭もいいし、仕事できるなっていつも思ってたけど。
なかなかリスナーさんからとても利発的な方なんだなという印象でした。
結局伊曽野さんが一番広報されてるもんね。
伊曽野さん自身をみたいな感じも。
さすがだなっていう感じで。
まだでも番組ウェブページからのお便りもあるそうなんですか?
そうですね。
ペンネームEIさんからいただいてます。
伊曽野さんの会は美術館の広報の視点からのお話でとても興味深かったです。
就職の間口としては広くないのかもしれませんが、美術に興味がある若い方には、
作家や学芸員だけでなく、美術の仕事としていろんな関わり方があるよということを知れて良いですね。
私も若かりし頃にこの番組があればと思いました。
いつか美術品を専門輸送している方たちの話とかも聞いてみたいです。
なるほどね。美通さんにプロフェッショナルがいるとか色々と話は聞いたことがあるから。
確かに。それも面白いかも。
裏側が分かって面白いかもしれないですね。
そうか、そういうシリーズもいいですね。
続きもあるんですね。
今回初めて府中市美術館に行ったのですが、きっかけは植竹邦義展のパンフレットです。
植竹さんや1960年前後の前衛作家の方々は全く存じ上げていないのですが、パンフレットの絵と文章でいかねばという気持ちになりました。
時々パンフレットやポスターを見て思わず行ってしまう時があるので、広報はやっぱり大事ですねということです。
今ホームページ見てますけど、確かに僕もこの植竹邦義さんは存じ上げなかったですけど、
まあ惹かれるというか目を引く。
かなりインパクトもある。
夢に出てきそう。
ちょっと言わせることが分かる分かる。
未来というか何というか。
確かにこういうので行ってみたくなるっていうのはね、あるよね。
あります。
そうするとさ、手前味噌であれなんですけど、チラシミュージアムっていうのがあるよね。
チラシのね、そのチラシでクリックしてちょっと行ってみたくなるみたいな。
それがクリックされればされるほど上位に上がるんだけど、
あの名画たちの本音展、途中までマティス展とモネ展かな、に挟まれてずっと2位とか3位とか。
すごい、それはすごい。
すごいよね。メインビジュアルだったら結構な上にいたって言って。
それ聞いた時さすがに俺もびっくりしちゃって。チラシミュージアム見たことない。
チラシミュージアムチェックしなきゃ。
もうチラシミュージアムでは大人気展覧会になってる。
ありがたいなと思いましたよ。
やっぱりタイトルがいいのか。
コウホーの力ですよね、かなと思ったけど。
それで言うとさ、最近さ、ツイッターでも俺あげたら結構反響あったんだけど。
あれ見ました?本編み講演室展、東博でやるやつ。
見た。
みたいな感じでプリントしたものを。
これをしたところ、アートトイレをしたことによって客が綺麗に使用するようになり清掃回数が減ったという。
利用マナー向上が見られたという声が聞かれたという。
素晴らしいですね。
うん。
というニュースなんだそうです。
アートトイレを展開することでお客様にも喜んでいただけて店舗のモチベーションアップにもつながっていますという声が集まっていますということです。
確かにコンビニのトイレ汚いから。
いやいやいや、汚い。そんなことはないよ。
そうか。
それはたぶんマルさんの近くのところだけじゃないです。
うちの近くのとこ綺麗なんですけど、一番近いのは。
都心のとか、そもそも貸し出してないんですかね。
ここ最近コロナになってからね、貸し出し禁止もあるけど。
いやこれ聞いてさ、ふと思ったのが、俺コンビニ歴長いんですよ。バイト歴。
8年やってましたから。
である時に、何年かはすっかり忘れたけど、年末、年越し、シフト入ったの。
大変な時に。
でもまあ、その分お金あげてくれるみたいな。
で入ったの。
そしたら11時50分ぐらいになると、急にお客さんが少なくなるわけです。
もう年またぎコンビニにいたくないから。
まあそうでしょうね。
そしたらさ、その時のオーナーがおじいちゃん、ちょっとボケたようなおじいちゃんだったんだけど、
大山くんあれだな、今暇になったから、今トイレ掃除とかできるんだって言い出したの。
おいおい、俺年末だぞみたいな。
いや暇なのはそういう理由があるだろみたいな感じだったのに、行っておいでみたいな感じで言われて、は?みたいな。
いやいやいやいや、トイレ、いやいやいやって言ったの。すごい断ったんだけど。
絶対12時過ぎたら人がいっぱい来るから、今チャンスだみたいなこと言われたの。
チャンスってなんだよと思いながら、ブツブツ言いながら、俺はトイレ掃除してたら、気づいたら年越しだった時があって、
だから、アートトイレだったらまだしもなんか良かったのかなって、今日ね、改めてなんかもうサッといけないトイレで年越した時があってさ、
ここがせめてアートトイレだったら良かったのになって、なんかこのニュース見て俺は思った。
あれすごいショックだったわ。
それはショックですね。
第一声がトイレ掃除終わりましたって言ったら、オーナーが明けましておめでとうだって。
何で掃除終わっちゃうって言われなきゃいけない。
そう思ったんだけど、そういうことがありましたけど。
いやいや、まさかの年越しエピソード。
でもこれ俺すごい、エピソードって言わないとね、話に全然戻しちゃって、これ試みとして俺すごい良いとは本当に思う。
すごい良いと思うんだけど、すごく良いと思うことをやってるのになんか水をさすようで、性格悪いなと思われたら嫌なんだけど、
ちょっと気になったのが、アートトイレっていうネーミングが、なんかちょっと最近俺の中でだよ、
アートっていう言葉は世の中が簡単に使いすぎてないかなって、そのアートテラーが言うことでもないんですが、
でもそれはちょっと思いました。
これがアートトイレなのかなと、作家さんに対しても文句もないんだけど、店内をデコレーションしたことがアートトイレって言われると、
ちょっとアートっていう言葉が簡単に使いすぎてないかなってことに関しては、
ちょっと業界の人間として俺はちょっと思ってしまいましたっていうのは言っときたいかなって気がしました。
私もそれは思いました。
アートっていう言葉の定義って言ったらなんかいろいろ大変だけど、
自称アーティストみたいのもやっぱり今増えてきてるし、
これもアートなのか、このトイレのことはちょっと去っておき、境目みたいなのが、
アートって全部言っちゃえばいいだろうみたいな感じがありますよね。
そういうふうに思ってた理由は、東京の現代美術館なんかだと、
マイケル・リンさんだったっけ?
一箇所、アーティストが作ってるトイレがあったりとか、
いろんな美術館行くと、本当にアートのトイレも見てるから。
金沢21世紀美術館とか。
そう。そういうの見てるから、
アートトイレっていうものがちょっと、
言葉として少し違和感を感じちゃったかなっていうのは。
福祉施設のコラボレーションですでいいと思った。
そうそう。そうなんだよね。
この人たちもたぶん、このトイレがこういう空間だから、
ここにこうやって、こうやって、こうやってっていう、
キュレーションしてない感じなのよ、この見た感じを。
その人のやつをもらってきて。
全然キュレーションしてないですね。
だから、なんかさ、これが世の中、
もちろん素敵な取り組みだし、
この作品見ていいなと思う人もいっぱいいると思うんだけど、
これがアートトイレってなっちゃうのはちょっと困って、
いかがなものかなって少し思ってしまったかな、
っていうのはちょっと言っときたかった。
はい。どうか。
これからもローソンさんはご利用させていただきたいと思いますので。
はい。ローソンさんのロールケーキ好きです。
そうです。僕が焼き餌のミニストップでしたっていう。
どうでもいいことだらけです。
ミニストップ、ソフトクリーム好きです。
いいです。今ミニストップのほうがいいです。
はい。じゃあ続いてのニュースいきましょうか。
はい。
こちらですね。リュウキ観音。
これは原田直次郎。
これ東京国立近代美術館の重要文化展の秘密展にも出てたんですけども、
はい。出てましたね。
リュウキ観音が台湾でかつて流行、注目を集めるというニュースが
フォーカス台湾という台湾のメディアで紹介されていました。
なんでだろうと思ったらですね、
これを告知するFacebookの投稿が台湾から注目を集めた。
なぜならこの絵はかつて台湾で流行し、都市伝説として記憶している人が多いためだということなんですね。
だから台湾では1960年代から80年代にかけて流行したとされるんです。
この原田の絵自体は1890年に描かれたものなんですけども、
とある宗教団体が水害の際観音菩薩が上空に現れたとか、
パイロットが撮った写真に観音菩薩が写り込んでいたなどとして、
この原田直次郎のリュウキ観音の絵を大量に印刷して出回ったということがあって、
台湾の方は多くの方が知っている。
ああ、あの絵が見たくなかったという。
すごい話ですよね。
台湾では、諸国をめぐる裁判にもかけられたことがあるそうです。
これを使おうと思ったのがすごい。
これを使おうと思ったのがすごい。
ちょっと待って、これさ、
ちょっと今冷静に読むと、原田が描いたのが1890年。
え、そうだよ。
これを台湾でだったらわかるけど、
これが1960年代から80年代ってもう結構最近の話じゃん。
これでこの絵を見て、パイロットが撮った写真がこれでしたね。
宗教団体が見て、台湾のみんな信じてたんですか?
信じてはないのかもしれないけど、
なんでこれで行こうと思ったのかがすごいね、宗教団体が。
本当ですね。
やっぱり洗脳した状態でドンと出すみたいな。
だからパイロットだから結構上空にこれが行ったことになる。
並走してたのかな、イメージとして。
菩薩いるみたいな。
あとすいませんけど、これは結局宗教団体は何をしたかったんだろう。
確かに。
この観音菩薩をお参り、うちの宗教はお参りしてますよ。
あのパイロットも撮ったしね、みたいなことなのかな。
こういうのがいたよ、みたいな。
日頃の行いがいいから?
いいからこういうのが映り…。
水害の際か。水害の際だから。
いろんな世の中で神様的な像はあるけどさ、
この竜の首元に乗ってる観音像のビジュアルを選択したっていうところにセンスを感じるよね。
それはね。
でもなんか面白いニュースだなと思った。
だから日本では全然この絵は知られてないじゃない、きっと。一般的には。
台湾の人はこれ見てちょっとなんかうさんくさいと思ってる感じなのかもしれないよね。
ラッセンみたいな感じかな。
もしかしたらね。
でも台湾で展示してほしいなどのコメントも寄せられてるんだって。
台湾で展示したら大人気なんだ。
それいいんじゃない?
日本人は逆輸入大好きだから。
これ一回台湾に貸してみて、台湾ですっごいバズって帰ってきたら、もしかしたらなんか…。
グッズとか隠ったら。
いいかも。ちょっと貸してあげたら。
貸してあげてください。
これをもし聞いてる東京が好きで美術館の方、ぜひ貸してあげてくださいというニュースでございました。
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい。
じゃあ、まるさんからいこう。
はい、じゃあホットなニューヨーク、ロンドンから一つ。
ロンドンのテイトモダン美術館で開催されている、
ヒルマ・アフクリント&ピート・モンドリアンのフォームスオブライフという二人展ですね。
これがもうすんばらしかった。
すんばらしかったです。
そんなに?
ここ数年で一番ぐらい素晴らしかったです、個人的には。
モンドリアンはいわゆる有名、赤青黄色のコンポジションのモンドリアン。
ヒルマ・アフクリントは女性のスウェーデンの作家なんですけど、