1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2024年9月号
2024-09-28 59:19

Art Watching 2024年9月号

リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をしました。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/202409⁠ 番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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Show Notes

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今月の展覧会

サマリー

アートウォッチング2024年9月号では、アートテラー・トニが開催した美術展なびフェスの成功を振り返り、河村記念美術館の厳しい状況に心を痛めています。多くのリスナーから寄せられたお便りを通じて、美術館の重要性やアートイベントの盛り上がりについて考えています。アートや美術館についての議論が中心となったエピソードでは、DIC神奈川県美術館や中川町馬頭広茂美術館に対する懸念や応援の声が寄せられています。浜松市博物館の雨漕い展示の成功や、その後のラブドール製造メーカーの倒産ニュースも紹介され、文化とアートにまつわるさまざまな状況が描かれています。オリエント工業の事業終了が発表され、ラブドールに対する感情やアーティストの今後について議論されています。また、塩田千春の展覧会やエリザベス・ペイトンの作品が紹介され、これらが芸術界に与える影響にも触れられています。本エピソードでは、さまざまなアート展について語られ、「6つの点から広がる世界」や「練る彫る水平線をめくる展」が特に紹介されています。目の見えない方との共同制作による展示や、視覚障がいを持つアーティストの作品を通じて、アートの多様性と体験の重要性が強調されています。今月のエピソードでは、田中さんと飯田さんのユニークな出会いや、千葉にある河村記念美術館の展覧会について話し合っています。

美術展なびフェスの成功
アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2024年9月号をお届けしたいと思います。
さあ、始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をする、Art Watchingの35回目です。
今月もまるさんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
お願いします。
35回目、ラッキーナンバー、3と5。
どういうこと?7とかじゃなくて、何、3と5って。
なんか私、3と5、ラッキーナンバーなんですよ。
あ、そうなんだ。まるさんのラッキーナンバーなの?
そうです。個人的な。
じゃあ、そういう回なんですね。今回は。
ラッキー。しかも今日占いも2位でした。
1位じゃないのに。
すごいね、今日なんか飛ばすね、まるさん。素晴らしいです。
今日ね、ちょっとやっぱりちょっと僕、若干声枯れてるんですよ。
っていうのは、今日この収録が9月の18日、21時過ぎから行われてるんですけど。
今の今までというかですね。
今日、美術展なびフェスというイベントを開催してまして。
それ終わりで、8時間MCやった後に今。
お疲れ様です。
確かにちょっと声枯れてるかも。
そうね、若干の疲れがね。
どっと疲れが、やっぱり怒涛の8時間MCでしたんで。
すごいイベントでした。
17つの美術館がね、日本中から集まっていただいて。
申し込みが美術展なびさんのアプリで予約をしなきゃいけないんですけど。
最終的に予約が800人ぐらい。
840人みたいな。
どんどん増えてますって言ってたから。
たぶん延べで言ったら1000人ぐらいが来てくれたんじゃないかなって。
大盛況ですね。
大盛況だったなと。
自分で言うのもなんですけど、トークショーもすごい盛り上がってたなっていう。
なんかズロクの?ズロクで話すみたいな。
はいはい、トークショーも。
それもやりつつ。
最後にエンディングトークがあって。
ほぼアドリブというか、トニーさんの好きにやってくださいみたいな感じだから。
本当はアドリブで色々とやらせてもらったんだけど。
最後に僕が締めるっていうね。
壇上に僕だけいるっていうのもなんだろうなと思って。
思い切って本当にその場のノリで。
今日この場にいる美術館のスタッフの皆さん、ぜひ壇上に上がってきてくださいって言って。
全員が一列にならしてくれて。
一言ずつコメントしてもらって、皆さんが楽しかったですとかね、言ってくれてたのね。
感動的ですね。
さらに歌った方がいいのかなって思ったぐらい。
美術館同士も8時間ずっといるからみんな仲良くなってたし。
何よりお客さんもすごく熱気があって。
だんだん8時間ずっといてくれた人もいたりとか。
何時間もいらっしゃってて。
どんな方がいらっしゃってたんですか?
会社休んできましたって人もいたりとか。
すごい気合が。
だから本当に皆さんの熱気がすごくて。
本当にフェスみたいだった。
美術船ナビフェスと言ってはいるけど、フェスじゃないだろうと思ってたけど。
本当にフェスみたいな感じで。
頑張れたっていうか、本当にみんなが盛り上がってくれてるからね。
こっちも気分も乗ってきたし。
河村記念美術館の危機
お客さんとブースと演者が一体となって盛り上がったなと思って。
だから最後にみんなが並んでる姿を見ながら。
なんとなくだけど、俺死ぬ時、相馬島で最後の番組これだろうなって思った。
タヤ君も。
美術館とか。
俺の集大成とか言ったら偉そうだけど。
すごい光景だなと思って。
俺多分これが最後だろうなと思っちゃったね。
それぐらい面白かったかな。
良かったですね。
そんな燃え尽きた後に。
収録ですけど。
それでさ、いろんなブースがあるからさ。
いろんな方が来てて。
特にすごい頑張ったなと。
千億博物館のブースがすごかったのよ。
本当にグッズもたくさん作ってくれたし。
なんならコウホーさんがフェスだって言って、
昨日の夜に俺の名前書いた内輪まで作ってくれて応援して。
すごい。
人生で初めてそういうのも付けてもらって。
それは嬉しい。
ただ、終わりのギリギリぐらいに野次さん。
野次監督さん。
野次さんが来て。
今日頑張ってるねとか言った後に、終わった後に。
じゃあ今から飲みに行こうって言われて。
飲みに誘われるところだったんだけど。
すいません、ちょっと今日この後収録があって。
残念。
いやいやいや。
でも盛り上がった感じだった。
多分だけどこの感じだと、
みんなまたやりましょうねみたいな空気だったから。
もしかしたらまた来年フェスがありそうな気もしますので。
じゃあ来年参加してみたいです。
今回来れなかった方も結構いらっしゃると思うので、
ぜひぜひ来年もお楽しみにしていただけたらなというふうに思いますね。
はい。
ということで、ではではお便り紹介いきましょうか。
はい。
今月は美術館に関するニュースのお便りを複数いただきました。
まずはXツイッターからです。
アカウント名、かずみどいさんから。
先日、河村美術館の旧館のニュースがありました。
少し前に私も初めて訪問。
話題のロスコルームや庭園を見ながらの茶室でお茶を楽しんだり、
とても素敵な場所でした。
現在経営環境が厳しいとのことですが、
それだけで締めるにはあまりに惜しいところだと思います。
これ私も聞いてショックすぎて、先日行ってきました。
ロスコルームとか?
ロスコルーム本当に大好きで、
好きな美術館の3本の指みたいな感じなので、
これがなくなっちゃうかもって想像したくもないですよね。
結構混んでました。
やっぱりあのニュースがあったからか。
本当に思い出で言うと、
一番最初にアートテラーの仕事をやらせてもらった時、
横浜美術館でデビューさせてもらったんだけど、
この番組の中でも言ったかもしれないけど、
横浜美術館でレギュラーで行ってたのに、
急に仕事が飛んじゃって、横浜美術館の仕事がなくなって、
全くその美術館との連携というか、そういうコネもなくて、
どうしたらいいんだろうみたいな、仕事もないし。
本当に2年3年くらい何もできなかった時代があったんだけど、
横浜美術館以外で次に仕事をくださったのが、
声をかけてくれたのが河村記念美術館だったので、
やっぱりそういう意味では、本当に思い出の場所だったしね。
千葉県出身というのもあって、
結構ことあるごとに河村記念美術館との話もしてきたつもりでいたから、
やっぱり僕もね、もちろんすごくショックは受けたというか、
なんかツイッターでも、エクセもすごく返したんだけど、
言い友が終わった時の衝撃に近いなと思ってね。
それはバラエティとかと一緒とかそういうことじゃなくて、
終わるわけないと思ったものが終わっちゃった感覚。
兆候があって、あそこヤバいかもみたいな話とかがあったらいいんだ、
あれなんだけど、全く想像してなくて、
ずっと続くだろうと思ってるものが終わってしまうかもっていうね。
まだね、これ本当に終わるかどうかまだわかんないからあれなんだけど、
ちょっと本当に想像してなかったっていうのが、
なんかすごいガツンときましたね、ニュースとしては。
いやー、ショックですね。
これは言葉を選ぶんですけど、
やっぱりなかなか美術館がね、
たぶんこのニュースに関しては本当にいろんなところで取り上げられてて、
結構珍しくというかね、
それこそこの番組にも出てもらった万寿彫刻庭園美術館さんは、
閉館しちゃったけど、そんなにニュースにはなったけど、
この河村記念美術館ほどのニュースにはなんなかった、
上にもう閉まっちゃったけど、
それに比べたらね、今回結構いろいろと週刊誌とかに取り上げられてて、
どうなるんだってすごく心配されてるのもあるから、
それはすごいいいことだと思うんだけど、
でも何だろう、本当言葉を選ぶんだけど、
河村記念美術館さんは過去に美術品を売ってしまった過去が、
売ってますね。
バーネット・ニューマンの作品が売られたのもあったし、
それから前澤さんが買ったってことは、
今回はちゃんと前澤さんが声を出したから初めてね、
公になったけど、日本美術のコレクションも売却されてて、
なかなか日本の美術館にその売却ってニュースあんまないから、
結構衝撃だった、それも衝撃だったから。
なんか、やりかねないって言葉はちょっと語弊がありますけども、
まあそう言われると、河村記念美術館さんこれまでもあったもんなっていう、
なんかどっかで衝撃も受けたけど、
なんかまあ今回もかっていう気持ちはね、
ちょっとどっかにね、ありましたけど。
展覧会の楽しみ
いやー、でもあれはもう宝だから、
もうどうにかお願いします。
なんかね、署名とかもね、桜氏がやってたりとかしてるからね。
ちょっと投資ファンドが結構アグレッシブなやり方だから、
文化とか街とか人とか大切にしてください。
いや、そうだよね。
まあなんかね、100ゼロでとはちょっと言えないなと思うの、なんとなく。
もしわかんないですけど、BICに自分が社員としていて、
内部がどうなったか全然わかんないですけど、
もしかしてすごく業績悪くてボーナスカットとか言われてて、
給料が皆さん少なくなってるっていう中で、
これで売ったら助かるんですってなったら、
もし社員だったらそうだよなって思う。
業績結構いいですよ。私も気になって調べました。
そうなると、だからこれは外部でわからないなって部分もあるのかなと思って、
ちょっとね、すごく難しいニュースだなと本当に思いますよね。
ただね、これはちょっと本当にすごく言葉を選ぶってあれなんですけどね。
だからもう本当にそういう意味では僕は河村経営美術館すごくお世話になったし、
すごい好きな美術館だし。
で、まるさんが行ったときに、その後に内覧会があったんですよ。
今始まってる西川プロジェクト展。
その内覧会に僕は行ったので、今の収録から考えると、
ちょうど先週行ってきたばっかりみたいな感じなんですけど、
中の人とね、どういう顔で会おうかみたいなさ。
もうみんなとも仲いいと思ってるし、僕は。
だから会えばいろんな人とも喋るし、ショップの人とも喋ったりするし。
もうこのニュースが報じられて2週間ぐらい経って、
もうどうしてるんだろう、みんなぐらいの気持ちでね。
メールもうとうとう一緒に思ったけど、
いや直接この内覧会で会うしな、直接行こうぐらいに思ってさ。
それで行くわけじゃないですか。
はい。
本当にそれでいいっちゃいいんだけど、
みんな展覧会を楽しそうに紹介してたのね、内覧会を。
この展覧会です、みたいな感じで。
ちょっとシュンとしててくれよとは思って。
禁止の時をお見舞いに行くぐらいの気持ちで、こっちは。
いろいろと考えていったのに、元気な会とはちょっと思って。
その話題にもならず。
ほとんど触れられず。
開会式では、
カブーになって。
開会式ではカンチャーはちょっと発言されてたけど、
西川勝人展の時には一切その話は当然ないからね。
すごい今回の展覧会。
河村さんのやっぱり僕はすごいところだと思うけど、
毎回展覧会に合わせてすごく施工がしっかりされてて、
壁をしっかり立てたりとか。
今回もすごいの、壁もしっかり立てた。
グッズもすごいたくさんあった。
でもなんとなくだけど、
本当に好きだからこそ言いますけども、
今回このニュースになった時に、
業績が悪いのか。
いくらあったら助かるんだろう。
美術館への目線
心配こっちがしてあげてたのに、
めっちゃ金使ってるじゃん、この展示とは思って。
そういうとこだよって思えるんだけど。
そこは。
そこがボロボロの壁とかだったら、
かわいそうだよなって思うけど、
すごいしっかり壁作ってるから、
そういうとこだよって思って。
いいことなんだけどね、展示としてはね。
展示は見れてないので、行かなきゃ。
いい展示でした。
あとね、すごいこの後に言うのもあれなんですけど、
これは凄く署名活動も皆さんして、
結構みんなが、
DIC神奈川県美術館を続けていきましょうみたいなさ、
無くしちゃダメだって。
私も署名しました。
自分ももちろんさせてもらったし、
みんなしてるけど、
ちょっと気になってるのは、
僕がすごく吉岡里保さんのファンだったので、
この番組でも大事に。
吉岡里保さんがやってるDIC岡里保っていうね、
キャラクターのCMやってるじゃないですか。
知らない。
知らない広告とかでもやってるんだけど。
DIC岡里保を存続させましょう、
みたいな声が一切出てこないから。
トニーさんがそれは。
そっちは誰も心配してくれない。
心配してくれないんだ、みたいな。
美術館も大事だけど、
みたいな感じで僕は思って見てました。
広告宣伝編は最初に削られちゃうかもしれない。
だからもうDIC岡里保も見れなくなるのかな、
って悲しく思ってますね、個人的に。
誰も言わないからね、ここのことを。
って思って言ってみましたけど。
なんかまたもう一つ、
浜松市博物館の展示
河村関連のウェブページに載ってきてるんですね。
はい。
ペンネーム石原さんから、
こんにちは。いつも楽しく配聴しています。
全話聞いています。
DIC河村記念美術館の休館のニュースを聞き、
好きな美術館応援しなければなくなってからで
遅いと感じ、初めてお便り致します。
さて、私のお気に入りの美術館は
栃木県にある中川町馬灯広重美術館です。
はい、こちらも最近ニュースになっていました。
この美術館は熊健吾さんデザインの建物ですが、
近年屋根の木材や設備の老朽化が進み、
修繕費、ふるさと納税で募っています。
展覧会では主に時間の浮世絵コレクションが中心ですが、
毎回新しい切り口で展示が工夫されており、
限られたリソースの中で少しでもいい展示をしようとする
学園員さんたちの努力や熱意が伝わってきます。
昨年には銅版画家のイリア・アスカさんと
浮世絵のコラボ展示があり、
伝統と現代を融合させた挑戦的な企画に感動しました。
ニュースについたコメントを見ると批判ばかりが目についてしまいますが、
応援している人もたくさんいるよということが
少しでも誰かに伝えればいいなと思います。
ちなみにふるさと納税には自分の収入で出せる
限度額を全部ぶっこいました。
中川町には他にも岩村和夫絵本の丘美術館や、
日本初のアールブリュート専門館である
もう一つの美術館もあります。
こちらも落ち着いた素敵な建物で
気合の入った展示をするのでおすすめです。
ということです。
本当にありがとうございます。
確かにこのニュースも見ましたね。
中川町のね。
でも行ったことないです。
多分ね、熊恵子さんってね、今でこそ
いろんなところで美術館建築されてるけど、
確かこれが一発目じゃないか。
禰豆美術館よりも多分前なので。
その木のね、ルーバーがちょっと老朽化しちゃったっていう
なんか、修繕に3億円かかるっていうニュースですよね。
これはね、ぼっ。
本当だ、今写真を見てますが素敵な美術館。
これはね、やっぱりなくなってほしくない。
嘘、行ったことある。
行ったことありました。
名前がちょっとピンときてなかったんだね。
名前がピンときてなかったです。
行ったことあったわ。
素敵な美術館です。
これはね、俺も
基本的にね、いろんな美術館やっぱり仕事柄というかね、
言ってるんだけど、
この美術館はなんか個人的にすごい思い出があって、
珍しくなんだけど、うちの父親がなんか
なんか見たのかな、
たぶん行ったのかわかんないけど、
すごいいい建物の美術館があるから
連れて行きたいって言ってくれて、
車出してくれて、
両親と自分で行って、
どこに行くかなんか知らないけど、内緒だったの。
なんで教えてくれないんだろうと思って、
それで着いたところが、この中川町の
馬頭広茂美術館だった。
それはちょっと感動的なエピソードですね。
そういう意味では思い入れがあるし、
修繕、3億って聞いちゃうと、え?高いなと思うけど、
3億で住むって言ったら、
中川町として考えたら大変だけど、
3億だったら、大屋根とか万博で使う一部
こっちにくれりゃいいよねって思うよね。
百何十億かけて壊しちゃうものを作るぐらいだったら、
その3億で住むんだよって思うからさ。
本当です。
さわむら記念美術館もそうだし、
この中川町馬頭広茂美術館のニュースとかね、
これだけじゃなくたぶんきっといろんな美術館が大変じゃない?
これを守れないんだったら文化庁とかやめちゃえよって思うぐらい、
これすら守れないのかと思ってしまうかな。
東京とかの彫刻やめてこっちに。
プロジェクションマップを都庁でやるとか、
お金がないわけじゃなくて、
使う場所をもう少し考えれないのかなってちょっと思ってしまった。
本当ですね。
何だかやめろとは思わないけど、
その費用があるならこんなにいろんなところが、
もっと日本に見ていくと、
馬頭広茂美術館もそうだし、川村記念美術館もそうだし、
世界に誇れる美術館じゃん。
玄吾さんって世界的にいろんな建築を作ってる人の、
美術館建築第一号と考えたら、
世界の人を呼び込めるものなのに、
なんかよくわからない人が言っちゃいけないけど、
おーやねりんちゅう。
なんかあれをダメとまでは言わないけど、
その金額があれば。
いやでもいらないでしょ。
その金額があればいろんなことができるぜと思うから、
助けられたいんだったら、
そういう文化庁とかこういう事業は、
文化とか言うなよって。
これを守れないで文化がとにかく言わないでほしいなと思ってしまうかな。
でも本当このニュースは川村記念美術館とか、
馬頭広茂美術館がもちろんこうなった時に、
当然皆さんが行かなきゃと思って足を運んでくださって、
それはすごいありがたいことだけど、
でもそういう第3第4の川村記念美術館になるところはいくらでもあるから、
これは川村記念美術館がもしこれで大丈夫だったとか、
馬頭広茂美術館が3億の修繕費を賄えた、
万歳じゃなくて、
多分本当にいろんな美術館がそういう問題を抱えてるから、
やっぱり全体で考えてほしくて、
僕らは行くことしかできないから、
行ける人は本当にこの2つの美術館だけじゃなくて、
本当にいろんな美術館に足を運んでほしいなって思うよね。
それは多分一番できることって言ったらそれぐらいしかできないからね。
でもしていくためには本当にいろんなところに足を運んでほしいなって思いますよね。
はい。
なんか珍しく真面目なこと言ったなと自分で思ったので、
吉岡里保のくだりいらなかったなって自分でも思いました。
せっかくいいこと言ったのに。
よくないですね。
ということでベル先生のお便り、
ハッシュタグそろそろ美術館2の投稿をよろしくお願いいたします。
こういうニュースを見てっていうのも全然ウェルカムですし、
本当単純にこの展なんか行ってきたようでもいいし、
川村県美術館行ってきたようでもいいし、
簡単なメッセージでもいいので引き続きよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントするコーナーです。
楽しいニュースをまずは見ましょうかということで、
浜松市博物館さんのニュースです。
浜松市博物館さん、猛暑に対して雨漕い展示をしたら大雨と台風が来て、
雨漕いしすぎたため展示を急遽終了した。
というニュースです。
猛暑が連時続いたということで、
静岡では台風の影響もない日出りが続いているということで、
8月18日に浜松市博物館が痺れを切らして、
雨漕いという招展示を開始したそうです。
馬の頭部を水塵の淵に投げ込んで怒りを買う儀式を再現した。
絵馬や片城、竜神に捧げた呪文などを展示しました。
これが8月18日のこと。
約1週間後、8月26日、1週間前から始めた招展示、雨漕い。
願いが届きすぎたようで、大雨傾向に加えて台風が接近中。
ということで急ぎ撤収します。
短い期間でしたが、ご覧いただいた方ありがとうございました。
効果は絶大です。
すみません。
すごい。
これはすごい。
効果があるんだなって思った。
これぞ博物館の姿勢ですね。
もう、底力。
今まで、なんとなく雨漕いがどうたらなんて歴史のあれで見てて、
そんなことやってたんだと思うけど、
こうやって展示されて、実証されると、
本当に雨漕いってすごいんだなって思うもんね。
これ見れた方ラッキーでしたね。
いいだね。
すごいよね。
すごいけどね、確かに今すごいすごいって言ったけど、
台風の影響すごかったからね、今年はね。
まだこの後も続くと思うけど。
だから今度台風で大変なことになりそうな時に、
テルテル坊主的なものを浜松植物館さんがね、
日出りの展示をね。
雨やめっていうやつを。
だから、もしかしたらこの商展示コーナーに、
世界平和とかの小企画とかやったら、
世の中が大変に…
これやってほしいですね。
ねえ。
河村記念美術館の小企画展示とかね、
こんな素敵な美術館があるよっていう展示とかも、
ここでやってくれたらもしかしたら。
エリア制なんですかね、やっぱり。
そうだね、そうかもね。
これでも見に行きたくなる。
見に行きたくなります。
いいね。
浜松市博物館のキャラクターがしじみ?これ。
しじまるさん。
しじみを元にしたしじまるなんだ。
僕が。
しじみのキャラクター。
すごいね。
渋い。
しじみ塚遺跡というところに隣接するので、
しじみを親しみやすくキャラクター化しました。
すごいね。
しじみを親しみやすくキャラクター化。
もう一人がナウミンっていうキャラクター。
ナウマンゾーンをイメージしたナウミンっていう女の子がいる。
こういうところが面白さがそこからあるから、
軌道力というかフットワークが軽いんだろうね。
いいですね、意思決定がすぐできて。
良かったね。
今後も小企画展示気になりますので、
注目したいですね。
もう一つニュースいきましょう。
ラブドール製造メーカーのニュース
これはちょっと悲しいニュースですかね。
ラブドールの会社倒産というニュースでございます。
ヤフーニュースになっております。
8月21日付のニュースですね。
日本のラブドール製造メーカーオリエント工業が
8月21日公式ウェブサイトで事業終了を発表しました。
突然になりますが、
創業者であり長年にわたり会社を経営してまいりました
オリエント工業の代表、土屋秀夫が体調を優先することを決断し
引退を決定いたしました。
私たちの会社を信じてくださった全てのお客さんのパートナーに
心から感謝申し上げますということで、
代表の健康状態と代表の方の願いを尊重するということで
会社としても事業を終了することとなりましたということで、
1977年に創業した製造の老舗メーカーオリエント工業さんが
事業終了。47年をもって事業終了ということだそうです。
これは悲しいですね。
アーティストの寛美香さん。
この番組も出てくださったし、
ナナナマルさんが。
ポッドキャスト番組にも13回目ラブドールが妊婦にということで
オリエント工業さんのショールームにお邪魔しての収録だったので。
造形師さんも出てくださって、
オリエント工業ってたっぷりお話を伺ったからね。
かなり需要もあるみたいだし、世界中から。
なんかこれからどんどん盛り上がっていくのかななんて思ってたところが。
でもなんかね、潔いって言ったらあれだけど、
別に赤字で潰れるとかそういうことじゃなくて、
やっぱりその創業者の方の思いがすごい強かった。
ラブドールのクオリティもそうだったから。
もしかしたら自分が見れなくなるとクオリティが下がってしまうんじゃないかっていうこととかね。
そういうことも考えて、だからなんだろう。
イチローの引退みたいな。
悲しいニュースではあるんだけど、
なんかこのピークの時に辞めるじゃないけど、
そういう幕引きなのかなと思って。
悲しいんだけど、やっぱりそれだけ思い入れがあったんだな、このラブドールにとは。
なんか思ったかな。
プライドみたいなものをすごく感じるニュースだったなと思いましたね。
ショールーム行き来て良かったですよね。
ね。
そうだね。やっぱりだから自分もね、
ラブドールを抱えましたのでね。
だいぶ重たい。
このなんか重みみたいなものを感じてるからこそなんかこう、
一言ではないニュースの。
アートオークやインスタグラムからトニーさんがラブドール抱っこしてる写真も見れます。
大事なとこにはおさわりしてないのですが、
人種としてね、お姫様抱っこに留めましたけど、
マルさんはね、女の子同士だから気にせずけっこう色々と触ってた。
感触をレポートしてます。
そうだよね。そういうのがあっただけにね。
でもこれのニュースの後にね、
番組に出てくれたカン美香さんにもね、ちょっとこうやりとりしたけど、
カンさんね、そのラブドールを手で色々作品作ってらっしゃったけど、
逆にね、今後カンさんがどういう作品を作っていくのかっていうのは、
カンさん時代大変だと思うけど、
一ファンとしては楽しみというかね。
また全然別の方向に行かれるのか。
だからそういう意味では、今後がね、すごく気になるニュースだなと思いましたね。
塩田千春展の概要
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
今月は毎月さ、色々展覧会紹介して、
どれ紹介しようかなって悩むけど、
正直なところ今月ちょっと悩んだというかね。
どれにしようかなって結構選んで、どうしたかなって改めて考えたら、
意外と8月から9月のね、今日18日ですけど、
スタートの展覧会が結構大型展は少ないんだよね。
この後に控えてるというかね。
そうなんですよね。
芸術の秋だから。
そう。だからそういう意味ではちょっと普段紹介できない展覧会とかが、
紹介できてもいいかもなと思いましたので。
じゃあまるさんからまずは行きますか。
はい。
塩田千春つながる愛展。
大阪中野島美術館で始まったばかりです。
こちら12月1日までやっている展覧会で、
大阪出身の塩田さん、地元大阪では16年ぶりの展覧会ということです。
かなり、これ私も行ってきたんですけど、
大規模なインスタレーション作品を中心にね、
かなり見ごたえがあります。
僕はまだ見ててないんですけど、
塩田千春さんというとね、森美術館でも数年前にすごく大規模なやつじゃないですか。
それと比べると何かこう変わった部分とかはあったりするんですか。
どんな感じなんですか。
あれよりいいんじゃないかな。
よりよりいいんじゃないかなって。
具体的にどういう。
ちょっと森美の展覧会って、
結構なんか、おーってか、馬絵みたいな感じに。
企画されてる美術館側はそういうとこ意識してなかったとは思うんですけど、
何か意図せずとそういう場合みたいので広がっちゃって、
でも今回は一番メインのインスタレーションが、
繋がりをテーマに、一般の方からいろいろテキストを募集して、
その1500以上の皆さんの思いというか、
お手紙みたいなものが、赤い糸の中にブワーっと吊るされてる展示がメインなんですよ。
何かそういうのもあるし、
馬絵っていうよりもっとしっとりしてる感じが、
塩田さんのテーマを重ためなんで。
あとドレスがくるくる回ってるところとかは、
スポーツコフィーを作りでいいなっていうのに早かった。
しっとり来てたのに、おーおーおーおーみたいな感じありましたけど。
しっとり今日させようと思ってたわけじゃないかも。
馬絵さんの感覚で、今回は森美術さんと比べたら、
しっとりな割にはここは早いんかいみたいな。
早いかいってなっちゃって。
テンション上げてるように見えるぜみたいな。
なるほどね。ここは統一してほしかった。
でも見応えがあって。
ご本人もいらっしゃって、解説というまではあれですけど、
こういう時は流山して、
お父さんが亡くなって人生どん底の時に作った作品ですとか、
ご本人から説明があったんで、結構そこも重たみがありました。
しかもね。
これはだから巡回しないんだよね。大阪だけなんだよね。
そうなんですよ。だからもうここに行かないと見れないっていう展覧会です。
糸張るの大変ですもんね。
そうだよね。
なんかね、昔聞いたことがあって、
糸を実際に張る作業をされている会社の人に取材したことがあって、
大変ですよねって聞いたことがあって、
森美塚の展示のタイミングだったんだけど、
その一室に赤い糸を張り巡らすのに4日かかった。
そんなかかるんですねって言った後に、
でもあれじゃないですか、逆に撤去作業、
それはもうバババってやればいいだけだから、
逆にね、巡回になったと思いますけど、撤去は楽じゃないですかって聞いたら、
いいともう一回ちゃんと使うんで、逆に撤去の方が大変で、
絡まないように取らなきゃいけないから、
上のが長いですって言われた。
そうなの?みたいな。
恐ろしい。
恐ろしい。
え、怖い怖い。
だからその話聞いちゃったから、
塩たちやれてみるたびに、この後撤去大変なんだろうな、
もうちょっとどっかにちらついてみちゃう。
それで言うと、めぐる記憶っていう、
ベネチア・ビエンナーレの時にやってた水の作品があるんですけど、
それも今回再現されてて、
そこが一番春の時間かかったっておっしゃってましたけど、
水張ってあるから、ただ単純にベチョってできないですね、そうなると。
水張ってるの?
水張ってるんですよ。
それは。
だからかなりインスタレーションがしっかりなってます。見ごたえがあります。
新たな展覧会の紹介
これは楽しみですね。
なんか丸さん関西でも他にもいくつかちょっと見てきた。
はい、そうなんです。
京都も行ってきて、
両職員さんでやってるエリザベス・ペイトンの展覧会。
両職員っていうのは、その響きだけ聞くとお寺みたいな感じですけど、
お寺ってことですか?
そうです。
そこで展覧会やってるの?
そうなんです。県林寺の中野っていうのかな。
立中ですね。
で、もう贅沢に空間を使って、作品数そんな点数少ないんですけど、
エリザベス・ペイトンさんの展覧会を。
エリザベス・ペイトンさんってどういう作品なんですか?
なんかポートレートとか、あとふすまとかに、
プリントなんですけど、
ポートレートの拡大されたバージョンみたいなのが。
だから近くで見ると抽象画に見えるんだけど、
離れてみると角度によっては、
ここが目だねとかがわかる作品とかもあって、
そうですね、かなり空間にマッチしてる素晴らしい展覧会でした。
あと京都に、オスカムリン京都っていう新しくできたギャラリーが、
ちょっと中心地から離れてるんですけどあって、
そこで今ガーダ・アイダ・アイナソンの
ワルキューレンの気候は続くっていう展覧会をやってて、
これがもうめちゃくちゃかっこよかったです。
オスカムリンっていうのがギャラリー名ね。
ギャラリーの名前、オスカムリリオみたいで、
オスカムリリオがすごい仲いいから名前を貸してるみたいな。
何かソンみたい。
ガーダ・アイダ・アイナソン。
これはどこの国の方ですか?
ノルウェーのオスロ生まれ。
でも東京を長く住んでて、パートナーの方が日本人なのかな?
そう、らしいんです。
今回の展覧会は、
映画の中から交換音の物音の字幕ってあるじゃないですか。
溜息とか、なんかここみたいに出てる。
それが画面の下に書かれてて、
あと全部真っ黒みたいな。
字幕だけ抜き出されてる状態なの。
そう、だから文字しか書かれてないのに、
それを読んだら、観賞者は音を想像するじゃないですか。
音が聞こえるとか、シーンが見えるみたいな。
そこがめちゃくちゃかっこいいなと思って。
それを描いてる?実際に。
手描きというか、ペイントしてるの?
描いて、手描きです。
その映画の話を抜き出してきた、じゃなくてなんだ。
それを描いてる。
あー面白い。
だから背景の真っ黒とかも手塗りです。
だから、実物見てないけども、
河原音さんの日付絵画的な感じね。
そうそう、そんな感じです。
色のね、筆色っていうか塗りムラみたいなのも近くで見ると見えるし、
あとはNFTとかのマイニングをする機械を置く台があるんですけど、
それをカラフルに塗った彫刻作品とか。
だからなんかこう、社会批判的な感じの姿勢だけど、
もうなんていうか、おしゃれだし、ポエティックでめちゃくちゃ良かったです。
この展示はいつまで?
これは11月23日までやってます。
じゃあ京都行かれるかたわずですね。
はい、ぜひ。
でも丸さん、大阪とか関西で展覧会やるっていう、
丸さんはキュレーションしてみたいな。
そうなんですよ。人生初企画で、
10月18日から大阪神斎橋の商店街の中にあるアイギャラリーというギャラリーで展覧会をやります。
どんな展覧会?告知して大丈夫ですか?
はい。
マイケル・ホーというハワイ出身のアーティストで、
テキスト、文字を使ったコンセプチャルアートのアーティストです。
の個展。全部新作。
新作。
今日もミーティングしてきたんですけど、かなり面白くなりそうです。
だから今紹介した展覧会と合わせて、丸さんのデビュー展覧会で。
はい。
皆さんね。
ぜひいらしてください。2週間しかやらないので、
ぜひお近くの方もお近くでない方もお願いします。
これはぜひチェックしてください。皆さま。
18日はマイケル・アーティスト本人も私もいますので。
直接会いに行けるわけですね。この日行けば。
そう。本人から話とか聞けると思うので、ぜひぜひ。
はい。そうですね。
だからちょっと悩んでどうしようかなと思ったんですけど。
このたぶんアートウォッチングとか。
そもそもこの番組取り上げるのが初めてかなと思う。ギャラリーが。
ギャラリーAクワットっていう。
アート展の紹介
これがAクワット。Aの4乗でAクワット。4乗だからAの2乗3乗みたいな。
薄型のね。Aの4乗でAクワット。
竹中公務店の本社ビルの中にあるんじゃなくて。
結構建築系の展示とかね。結構いろんな展示やってるんだけど。
面白い展示をかなりやってるなと思っていつも注目してるんですけど。
今やってるのが6つの点から広がる世界。
展示に触れる。展示って言ったら展示するの展示じゃなくて。
目の見えない方が手で読むやつ。
展覧会を今やってまして。
2021年に自足の展覧会やってたみたいで。
これちょっと僕行けなかったんだけど。
そこで社会のダイバーシティを考えるっていうシリーズをやって。
これの第2弾として展示なんだって。
展示についての紹介とか。
展示っていうもの自体があることは当然知ってるんだけど。
展示ってどういう仕組みなのとかどうやって作ってるのとか。
あと意外とこのところに展示があるよとか。
例えば面白いなと思ったのが。
それこそね自分なんかはお酒好きですからビール飲みますけど。
ビールのプルタブの横に展示が。
ある。あれ何て書いてある?
お酒って書いてある。
飲料水というかね。間違えないようについたりとか。
あとねユカリってよくある。
ふりかけ?
あれがパッケージの上にユカリの3文字がついてるんですよ。
それがね面白いなと思ったのが。
上の部分についてるんだけど。
ユカリを買ったことある人は経験するかもしれない。
最初にこう開けるじゃないですか。
ジップの上のところ。
そこにつけてたんだってユカリを。
ジップを切り落としちゃうと次からそれが何だかわかんなくなるから。
上にもつけてるんだけどサイドにも。
だからジップ切り落としてもユカリってわかるように実はついてるとか。
すごい。
あることは知ってるのに見たことない。
美術館にもやっぱり展示はあるし。
紹介してる展覧会で非常に興味深いなと思ったし。
実際にこの展示を自分で打つ体験もさせてくれるんですよ。
当たり前のことなんだけど言われるまで全然気づかなかったなと思った。
最初にこの展示ってこういう仕組みなんだよ。
こうやって組み合わせでこのア行とポインってこう作ってるんだよとか。
説明文章があってこう勉強してこうやって読むんだと思うじゃない。
じゃあ実際作ってみようってなると。
なんかこうピンみたいなもので紙にボコっていうのを作るわけですよ。
ということはそれは紙の逆から作るんだよ。
打たなきゃいけないわけですね。
ということは打つときには鏡文字で書かなきゃいけない。
判定にするからね。
だからもう字で読む時というか手で読む時と書く時が逆っていうことに。
今まで当たり前だけど意識したことなかったんだけど、
そういうことも考えたことなかったなとかなんか非常に考えた。
確かにそうですよね。
当たり前のことなんだけどやっぱり目が見えてしまっているために
見えてるけど見えてないものだったなみたいな感じがすごくして、すごく勉強になった。
なんかすごい脳の体操になりそう。
そうだね、作ってる時はね。
常に両方考えられるってことですよね。
そうそう。
読むね、裏側からも。
一応展覧会なので、
目の見えないしらとりさんとアートを見に行くっていうね、
ノンフィクションの本がすごく話題になって、
全毛の写真家のしらとりけんじさんという方がいらっしゃるんだけど、
その方の写真を使ったインスタレーションがあったりとか、
そこからね、もう一つ全毛の美術家で三島孝行さんという方がいらっしゃって、
この方が滞在制作した作品が展示されてるんですね。
それはこの方がギャラリーのある場所と東洋町の駅の近くにあるんだけど、
そこから門前中町の間を街歩きしたんだって。
街歩きした時の杖の感覚とか、手触りとか、音とか、スタッフさんとの会話なんかを
三島さんなりに形にしたっていうマップみたいな、
三島さんが感じたこの街マップみたいなものをね、展示してるんですよ。
触覚とか聴覚とか?
それ実際に僕らが見ることも、見れるだけじゃなくて触って見ることもできて、
これはこういう意味なんだなとか思いながら楽しむんですけど、
この作ってる、メイキングの映像が流れるからね。
何気なく見てたら、この三島さんって前どこで見たか、
自分なりに、初めて見たわけじゃなくて、
そういえば昔地図をテーマにした、この番組にも2回登場していただいた山木さんね。
東京都現代美術館の山木一美さんの地図をテーマにした展覧会の時にも、
三島さんの作品あったなぁなんて思いながら、何気なくそのメイキングのVTR見てたら、
山木さんががっつり映ってました。
たぶんその日、仕事じゃなくて普通に手伝いに行ってて、
やっぱ山木さんって、展覧会終わってからも関係性を大事にしてる人なんだなと思って、
もちろん三島さんの作品とか、展示の展覧会とかももちろん素晴らしいなと思ったんだけど、
ちょっと山木さんとお友達だなと、山木さんも言ってくれてるからね、
友達として、山木さんこういうところもやってるんだが、すごい感動しちゃって、
それも踏まえてすごくいい展覧会だったなと思いましたね。
三島孝行の作品
じゃあ最後もう一個ぐらいいきますか。丸さん何かありますか。
はい。千葉市美術館で9月6日から開催中の、練る彫る水平線をめくる展。
これアイディアを練る人と、彫る彫刻の人の2人のユニット、アーティストデュオですね。の展覧会。
公立の美術館では初の大規模展ということで、かなり面白かったですよね。
トニーさん、これご覧になって。
練る彫るさんは、その練る田中さんね、グラフィックデザイナーとしても活動してるけど、
アイディア出し担当の田中さんと、実際に手を動かす飯田さんの展覧会で。
それこそ2020年の母家展か。だから令和になって初の母家展の母家賞、大賞受賞されて、
ちょこちょこね、そのグループ展、資生堂ギャラリーの展覧会とかでも見るし、
見てきたけど、意外とその美術館での個展としては初って言ってたよね、今回。
ね、言ってましたね。
作品もね、もちろんアート好きな人はご存知だと思いますけど、
初めて聞く人の方に紹介すると。練る彫るさんという代表的な作品は写真を200層ぐらい重ねて、
その写真もちょっと動画から切り抜いたりとかするから、ちょっとズレがある。
連続写真ですね。
写真の塊、層になった塊を実際に彫っていくっていう、不思議な技法なんだけど。
そう、だから写真、元の写真よりもイメージが分からなくなってるっていう作品ですよね。
イメージというか、投稿船みたいな感じっていう感じかな。
高く彫るところとかもあれば、低く高く彫るところもあって、横から見ると山のように見えたりとかするんだけど、
そういう作品も展示されてたし、新作とかも紹介されてたり、
もう本当に2フロアを使ってやり切ってる展覧会だなって思いましたね、この展覧会は。
はい。
すごく印象的だったのが、やっぱりすごく哲学的な作品って言ったら、
ちゃんとした人が言うとすごく深いんだけど、俺が言うと浅いんだけど、
作品名をすごく哲学的に感じる。ただ写真を彫ってるだけじゃんと思うんだけど。
でもなんでかなと思うと、やっぱりそこには時間のずれというかね、空間のずれみたいなものがあって、
それがレイヤーで見えるのが、いろいろと考えさせられるんだなってすごく思ったんだけど、
すごく印象的だったのが、
丸さんもその場にいたけど、開会式みたいな、関係者だけで集まってみたいなところで、
乾杯の温度を、たぶんネルホルの師匠的なというか、先生みたいな方が急遽ね、
なんとかお願いしますって言われて、僕がやるの?とか言いながら、素直に方がいらっしゃって、
何を言うのかなと思ってた時に、第一声が、ネルホルの展覧会をね、
5分ぐらいで見終わっちゃと思いますって。第一声がね。
お!そういうこと言うな!みたいな、空気というかその場でも、
え?そんなこと言うの?みたいな。こんだけ頑張った展覧会なのに?みたいな。
だけどその後にその方が次に言ったのが、
だけど、確かにさらっと見ちゃうと5分ぐらいで見れちゃうんですよ。こんな展覧会は。みたいなことをね、
言うんだけど。でも、何かこう違和感を感じた。足を止めてみたら。
そしたらもうずーっと見ちゃうんだよね。この彼らの作品は。みたいな。
それが彼らの作品の面白いところ。魅力なんだよ。っていう発言が、すごくまとえてるという。
それは当然ネルホルを見てきた人の発言だから、すごくまとえてるという。
得てるなと思って感動したんですね。僕はその言葉に。
すごい良いご挨拶でしたよね。
アート見慣れてると、なんかいろんなことを考えさせると面白いと思うんだけど、
じゃあ本当にアート見たことないっていう初心者というかビギナーの人に、
行っておいでって言ったら、何だったのって言われちゃいそうな気がするの。
パッと見ただけだったら、写真掘っただけじゃんって思っちゃうんだけど。
でも、やっぱりそこに足を止めて、これはなんでこういうことをしてるんだろうとか、
何なんだろうって考えたら、いろんなことが考えられて、
なんかそこが面白いんだな、この人たちの作品はって。
すごく思いましたね、今回ね。
あと、千葉市美のコレクション作品ともコラボしてるコーナーというか、
それが結構私のツボでした。
コレクションを使いますって言ってたから、寝る頃のお二人がコレクションを選びましたっていうから、
そういう選んだだけのコーナーがあるのかなと思ったらね。
選んだ作品と自身の作品をコラボしててね。
全体的に見てもインスタレーションのようになったのがすごかったし、
あとあれじゃないですか、やっぱり。
2フロアでやってますって言ったけど、その7階と8階の展示が本当に、
よくこんなにやり切ったなって思って発表をして、
で、まるさんもね、その場で、そこでちょうど、
だからまだ1階のサヤドーホールっていうね、
歴史的現象物のところも使ってもインスタレーションやってますよっていうか、
それもちょっと見に行かなきゃって言ってね、最後何人かで見に行ったじゃない。
最後の展示、そのサヤドーホールがまた素晴らしいのよね。
すごいですよ。
千葉の花の蓮の花ですよね、大賀蓮を練り込んだ和紙を使ったインスタレーションなんですけど、
床一面にばーっとその黄色っぽい紙が広がってて、匂いがね、
いい香りがするんですよね、何とも言えない。
ホールはね、移動自由なんだけど、もうほんと敷き詰められてるから、
感傷者はここまでしか入れませんっていう感じになってるぐらいもう敷き詰められてて、
だから視覚的にもすごいし、匂いも体験できるしみたいなね。
うんうん。
いやー、あれはちょっと圧巻だったね、あの光景が。
はい。
インスタでも載せたので、もし気になる方は見てみてください。
あれよく巻いたなと思うのね。
もうあんな敷き詰め大変じゃん、ほんとに。
大変じゃんで、それはみんな全部大変なんだけど。
あったなーと思って、だからもう、
さやどホールあのまんまにしておけばいいんじゃないって俺は思ったけどね。
畑や桜にはね、赤い部屋がありますのでね、河村さんには。
千葉市は黄色い寝るホールルームみたいな感じで、
あれでとてとといわれて、
常設に。
普通に起こしたらいいんじゃないかなって思ってしまいました。
千葉の花菓子。
っていう風に思ったなーっていうのと、
あとあのすごく、個人的に楽しかったというかね、
意外というかほっこりした感じ。
寝るホールの作品はこれまでもいっぱい見てて、
すごい哲学的だなって感じてたから、
練る彫る展の哲学
すごく気難しいお二人なのかなってちょっと思ってたんだけど、
確かに、あんま喋んないのかなーみたいな。
気さくな感じの方で、
で、二人がさ、
なんならちょっとお笑いコンビみたいな登場の仕方でしたよね。
だよね。
飯田さんが背が低いわけで、
多分田中さんが相当背が高いから、
なんかこう引きで見ると、
ほんとデコボココンビのような。
二人ともスラッとはしてるんだけど。
それで、じゃあご挨拶をって言ったら、
なんかセンターマイクがあって、
そこに田中さんと飯田さんがちゃんと来るもんだから、
漫才始まるのかなと思ったもんね。
二人揃って寝るホールですとか言って。
そうですね。
もう見た目がタイタンのお笑いコンビみたいな。
決して吉本じゃない。
やっぱりこうシュッとして、スタイリッシュだから。
東京の感じのお笑いのね、
する二人みたいな感じ。
なんかそういう人柄も含めてすごく応えのある。
河村記念美術館の展覧会
これもね、今ね、千葉でしかやってないからね。
これもちょっとみんな、
河村記念美術館に行くセットで見てもらえると。
ということで、
さらにこの後だから、9月の下旬からいよいよ。
始まります。
行きますからね。
よかった美術館の感想をね、
いただきたいなと思います。
もしくは、
嬉しいですし、
丸太の展覧会も始まりますから、
丸太の展覧会行きましたよっていう。
お願いします。
ぜひ教えていただけると。
はい。
では、
伊藤。
どうもありがとうございます。
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