1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2024年7月号
2024-07-27 57:30

Art Watching 2024年7月号

リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をしました。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/202407⁠⁠ 番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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オープニングトーク

お便りコーナー

ニュースのコーナー

今月の展覧会

サマリー

Art Watching 2024年7月号では、東京現代アートフェアや八戸市美術館の話題が取り上げられています。また、糸足美術館や恐竜展のレポートも行われています。さらに、アンモナイトの化石や美の字が盗まれた話題も話されています。 徳島県所蔵の名画天才眼作詞の作品が偽物疑いで展示取りやめられ、高知美術館でも所属しているドイツの画家の絵画が同じ元作者によるものだと分かり、展示も取りやめになっています。 奈良県立民族博物館の山下知事が4万5000点の収蔵資料の廃棄も検討すると発言し、美術品の大きさに関する話題や東京国立近代美術館で開催されたトリオ展についての感想が話されています。 渋谷にある公園通りギャラリーでは、日常アップデート展が開催され、土谷裕香やゆそら、飯川雄大の作品が展示されています。また、東京国立博物館ではナイトーレ生まれておいで生きておいで展が開催されており、内藤レイの作品が特に注目を集めています。 内藤さんの作品は自然光が重要で、手島美術館は自然光がたっぷり降り注ぐ日が最適です。また、カルティー展との相乗効果もあります。

アートイベントの話題
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を。この番組は、アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2024年7月号をお届けしたいと思います。
さあ始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をするArt Watchingの33回目です。
今月も丸さんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
お願いします。
お願いします。
ゾロ目。
ゾロ目、たしかに。
33だからね。
というぐらいしか広げようがなかったですね。
でもびっくりするのが、手元の台本には、ここが10分って書かれてますのでね。
何かしら広げていかなきゃいけない。
どうしよう、どうしよう。
何かありましたか、最近、丸さん。こんなことありましたみたいな。
7月の頭に東京現代アートフェアがありましたね。
行ってきました。
今年もやってたね。僕は去年行っていいやと思ったけど、今年は行かなかった。
今年はどうでした?
今年2回目ですけど、結構国際的なギャラリーも参加して、
アザブダイヒルズにペースギャラリーがオープンしたじゃないですか。
なのでメインブースというか、ペースがすごい素晴らしい展示をしてて。
それこそ前回ペースギャラリーが主催するカルダーテンのアザブダイヒルズギャラリーの話をしましたけどね。
ペースは今回どんなものを出してたんですか?
ニューヨークのアーティストのロバート・ロンゴの個展で、
モノクロの写真に見えるんですけど、ドローイングというか、チャコールで描かれてる。
結構有名どころだけじゃなくて、これから来る人っていうのが展示されてる感じですか?全体的には。
でもペースはもう巨匠みたいな、めちゃめちゃもう71歳とかなんで、
映画監督でもらう巨匠を持ってきてて、
若手、何だろうな、岡崎さんとか。
岡崎健次郎さん。
岡崎健次郎さんのトヨタ渋で飾られてた大きいタイルの作品とか、
あとは大きめのペインティングとかもあったし、有名どころもありつつ若手もありつつ。
それぞれのギャラリーで結構色が違うって感じですかね。
でも盛り上がってる感じはあったんですか?全体的には。
どうだろう。割と人はいたかなと。
私は初日に行ったんですけど。
そこでどなたかに会ったでしょ?
どなたか?
この番組でもおなじみの人に。
天野さんね。
これその日の翌日に会って、
昨日丸さんに会って第一声でティラミスって言われたっていう報告を受けましたけど。
違う違う。会って天野さんって言って声かけて、
おーって言って自分でティラミスって言ってたんです。
自分で言ったんだ。
自分でティラミスって言ってて、
ティラミスティラミスって言って別れました。
そうだそうだ。ティラミスって言ったって話を聞いてたんだ。
かわいい。
この放送を聞いてたんだなと思った。
耳に入ってたんだなと思った。
先週のね、この話しましたけど。
いろんな方が集まってたらしいなと聞きましたけど。
そうですね。
東京圏では行かなかったんだけど、
それから何日だ?7月の12日かな。
内覧会があって、同じパシフィコ横浜で今度巨大恐竜展が始まる。
そっちは行きましたけど。
東京現代の後はそこで恐竜展やってるんだなと思った。
売り幅。
売り幅がすごいよね、と思いましたよね。
すごいですね。
そうそう。めちゃくちゃすごい恐竜。
込みそう、夏。
やっぱね、子供も好きですからね。
全然覚えられなかったけど。
恐竜の名前さすがに覚えられないんであれなんですけども。
恐竜の名前長いですもんね。
大英自然植物館で初めて出てすごい話題になったという
パタゴティタンマヨルムっていうですね。
美術館巡りと展示物の話題
これが重さ57トンで地球史上最大級の陸上動物。
でかかった、衝撃的だった。
それがもう白製っていうか骨が来てるんですか?
そう、骨格で来てるんだけど。
でかいから、あまりにデカすぎて笑っちゃうレベル。
でかいって聞いて言ってるけど、もうサイズがあまりにデカすぎて。
何だろう。
どれくらい?
長さで言ったらどれくらい?
重さが57トンだけど。
今見たら全長約37メートルって書いてある。
そう、だから。
37メートルってどれくらいなんだろう。
巨大な工事現場で見るデカい。
ダンプカーよりもデカいよね。
当たり前だっていう感じだし、高さも首長りも高さもあるし。
だからちょっとしたもう骨格を見てる。
動物とか生き物の骨格標本を見てるというよりは、
建造物を見てる感じだったんだって。
ちょっとこんな言い方あれだけど、
そこら辺のアート作品じゃ勝てないなと思うぐらいの
圧倒的なものとして。
そうですか。
と思いましたけどね。
写真だとわかんないですもんね、これね。
だって大腿骨だけで2.4メートルあるしだからね。
おー。
ちょっとバカデカかったですねっていうのがありましたけど。
骨綺麗ですもんね、いいですね。
そうそう、なんか見んちゃうね。
意外とだから恐竜天って子供が行くものと思っちゃうけど、
行ってみるとやっぱ造形物として非常に興味深かったですね。
へー。
それだと2メートルのね、1.7メートルの直径1.7メートルの
世界最大のアンモナイト化石っていうのが。
そんなに大きいの?
でっかいよ。
びっくりしたのが、しかもこの中で一番デカイとされてるアンモナイトが
パラブゾシアっていうらしいですね。
それの化石はいくつかあるけど、
世界一のやつがその直径約1.7メートルのものが
持ってるのがなんと徳島県立作物館。
日本に世界最大級のアンモナイト化石があったっていう。
へー。
見たらびっくりしちゃいましたね。
なんとなんと。
というね、全然恐竜の話ばっかりしちゃいましたけども。
いや。
そうですね、なんかこれもってことで言うと最近
糸足美術館に行ってまいりまして、
というのも次回、
来月のゲストがですね、
塚本範子さんっていうアーティストさんが、
今、糸足現代美術館の本館というよりは
カメライトスペースになる、メガネ作ったスペースで
個展が始まって、その方がこの番組にゲスト出演してくださるということで。
ちょっとさすがにね、プロデューサー行けなかったので、
僕がその機材持って、
この番組に出演してくださるということで。
ちょっとさすがにね、プロデューサー行けなかったので、
僕がその機材持って、
お客さんのところで収録をしてきまして、
美術館の話題とアーティストの家族
青森行ってきて、
その話は後日というかね、次回。
次回とたっぷりお話しするとして、
それでね、ついでに八戸市美術館にも
行ってまいりまして、初めて。
なんか話題になっててニュースでね、
その八戸市美術館の外にある看板の
美の字が盗まれた、亡くなったみたいな。
え、そうなの?
それで館長が佐藤さんっていう
建築家の方なのね、八戸市美術館。
その建築家だからやっぱり器用だから、
館長が建築事務所にある資材で
美っていう字を切り取って、八方しろる的なので。
それで簡易的につけたんだ。
それが話題になってネットでニュースになってたのはしてたんだけど、
最近新しいのに、
だから亡くなってたやつをちゃんと発注して、
これまで館長の作ったもので仮でやってたんだけど、
それを今回ちゃんと新しいになりましたよってことなんだけど、
それがさ、やっぱり美術館として
すごいバズったらしいのね、このニュースが。
だからこれにすごい味を占めてるのか、
館内に館長が作った美の字がちゃんと飾られてました。
それだけでもびっくりしたんだけど、
ショップ、グッズコーナーに
美の字が作れるキットが300円で売ってました。
これで皆さんも美の字作れますよ、みたいな。
すごいよね、この美の字一つでの、
転んでもただで転ばないっていうのがやっぱり
すごいなと思いましたね、八方しろる。
グッズまで。
いやー面白かった。
まあできたね、リニューアルして新しい美術館なので、
今回初めて行きました。
八方しろるの美うまいですね。
これ話題になった。
これ飾られてます。
想像してたよりクオリティが高かった。
そうね、だからニュースになったんだと思うけど、
すごい良い美術館でしたね、橋上美術館。
戸羽田市から半日もかからず行けちゃうんだけど、
八方しろる美術館は地元の人のための美術館って感じ。
すごい綺麗な美術館だけど、
内容としては地元の方がすごい集うような感じで、
だから戸羽田市現代美術館って国際的なアート作品があって、
観光地になってて観光客がたくさん来てっていう美術館だけど、
八方しろる美術館は対象的に本当に、
今回出展してた作家さん、今やってる展示も、
八戸市在住のアーティストさんが展示をやってるのもあって、
地元の方が地元の方のためにやってるっていう、
ほのぼのとした感じっていうのが、
近いところにこの2つの美術館が対象的にあるのがすごく良かったので、
これから戸羽田市行かれる方、八戸市行かれる方はセットで行くといいのかなって思いましたね。
ということで、お便りコーナーにそろそろ行きたいと思います。
はい、エピソード111、112、映画茶碗屋の話の監督、
松倉大佳さん、出演会への感想です。
Xの投稿から、アカウント名レスイズモアさんから、
現代美術家のご家族のお話がなかなか強烈で面白かったということで。
松倉さんのご出身が強烈でみたいな話でしたね。
これはもう、ちょっと僕はやっぱりね、さすがに共感できないって言ったら、
別にご両親が現代美術家じゃなかったからあれですけど、
丸さんはご両親がイラストレーターだから、
なんかやっぱり普通の友達の家庭と、
うちはちょっと違うなーみたいなことってありました?これまで。
えー、そうなんだ。昔ちっちゃい頃、
グッモーニンとかグッナイとか、なぜか英語で挨拶を言うみたいな。
これイラストレーターあるあるではない気がする。
わかんない。俺が知らないだけで、世の中のイラストレーター風にはグッモーニン。
それは何?グッモーニン、挨拶だけなの?
挨拶だけ。
だいたい挨拶だけ。あとはまあ、お下がりの。
これはあるあるかな。画材とかもらえるんで、それで遊んでました。
それこそ例えば、なんつーの、美術の授業、
そういうこと今から、これから夏休みですけど、
課題でなんかこう絵描かなきゃいけないみたいな。
家でやってるとなんか言われたりとかは。
えーとね、もう結構ハードルの高い、こういうものを作りたいみたいなのを手伝ってもらってた。
例えばオルゴール作りますみたいな感じで。
でも自分でできると思ったんだけど、
もうちょっと結構大変ってなったら、
お母さんとかこうやったらいいんじゃないみたいな感じで手伝ってくれる。
オルゴール作るってどうやって、それ何歳の時ですか、それを。
多分小2とか。
オルゴールの元とは言わないけど、あれは買ってくるの?
あれは買ってきます。クルクルやると。
で、それに箱を焼くと固まる粘土で箱を作るんですけど、
徳島県美術館の偽物疑惑
海に家族で行ったからそこで拾ってきた貝殻とかを埋め込んだ、
なんていうんだろう、側面にね、ボックスにしたかったんですよ。
で、開けると音が鳴るっていう。
それを作りたいって言って、
じゃあこの焼く粘土でこういう風にしたらいいんじゃないとか、
アドバイスをもらいながらやってました。
それは違う、でもそれ出来上がったやつはやっぱり先生とかもびっくりしたんですか?
びっくりしてたのかな、どうなんでしょうね。
そんなにの発想じゃないもんね、すごいよね。
一人でやってないでしょみたいな。
もともと鳥の家みたいな木で作ってましたけど、
それも手伝ってもらってた。
でもやっぱりイラストだけじゃなくて全体的に器用なんだ、両親もやっぱり。
そうですね。こういう素材使ったらいいんじゃないとか、
そういうのもアドバイスもらってました。
やっぱり一般の家庭と違う中でもあるというか感じなんだろうね、そういうのは。
そうかも、そこはズルしてましたね。
なるほどね、でも面白いですね、それは。
続いてもう1個来てますか。
続いてウェブページからのお便りを紹介します。
ペンネームまるのパパさんから。
過去の会や最新の会にこだわらず、ずっとそろそろ美術をお聞きつつ、長らしごとをしています。
いつも楽しみながら勉強させていただきありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
番組へのリクエストのようになってしまいますが、
美術に関する著作権の話をしてくださる方がいたら聞いてみたいです。
YouTubeでも、某人気の教養講座に使用する美術作品の写真について、動画で使おうとすると毎年高額な更新料がかかるなど、
そういった著作権ならではの悩みや権利についての考え方などあればと思いました。
ということですね、真面目な。
でもそもそもペンネームがまるのパパさんってことは、今出てきたご両親と違いますか。
うちの父はこんな最先端の質問はできないと思います。
最先端の質問。
違うまるのパパさん。
そうですね。
なるほど、でも著作権のお話をしてくださる。
そういう専門の弁護士の方とか最近いらっしゃるから、そういう方がゲスト出てくれるといいのかな。
YouTubeはでも結構ほとんどが許可取ってないじゃないですか。
多分この某人気の人は山田五郎さんですよね。
投げ銭でピカソとかの時にはやってらっしゃるので、
担当されてる方は担当されてるけど、そうじゃない人もいるよね。
さすがに山田五郎さんレベルになるとってこと。
そうだと。
僕も別に山田五郎さんレベルじゃないけどやっぱりそこは気をつけるから、
だからよくYouTubeやらないんですかって言われるんだけど。
やろうと思わないのはそういうところかな。
そうなんですよ。画像を絶対出したいですもんね。
もちろん4,5,70年経ってたらっていうのとかもあるし。
でも財団のルールとかもそれぞれあるから、
10年以上経ったとしても。
あとは展覧会で撮ったものとかそういうの使えなかったりとかするから、
ほとんどがグレーっていうか青となんじゃないですかね。
だからそういう意味ではポッドキャストっていいよねって自分たちが言うんだけど、
そこは気にしなくていいっていうね。
皆さんに想像していただいてありがとうございます。
気にしなくていただければ。
うちらは使ってないからねって思うけど。
最近著作権で面白いなと思ったのが、
誰とは言いませんけど、著作権が厳しいアーティストっているじゃないですか。
いるじゃないですかって言う人もいらないかもしれないけど。
僕とかねまるさん内談会とかに取材しに行くと、
だいたいこの作家のやつはもうダメっていうのがいくつかも決まっている。
何人かいるんですよ。
ピカソとかピカソ名前出してもいいかもしれないけどね。
富士田とかね。
これが最近ちょっと小耳に挟んだんですけど、
ピカソが最近緩いっていう。
っていうのは、これこそ多分皆さんも自覚あるかもしれないけど、
キュビズム展とか、あとその前に国立世話美術館でやってた、
ベルカブリオン美術館展の時も多分写真撮影OKになってたはずなの。
メディアはダメだったけど、一般はOKにしてた。
なんかこれはどう小耳に挟んだ話なんで本当か分かりませんけど、
もうSNSを全部チェックするのが無理だってなって諦めたっていう話。
もうこれまで一個一個調べてたけど、
SNSに関してはもうお手上げみたいな。
なのでこういう著作権の問題、
皆さんなるべくいっぱいSNS上げてお手上げにさせましょうっていうつもりは全くないですけれど。
でもメディアはダメなんですね、まだ。
だからやっぱり言ったらメディアっていうのはそれでお金が入るわけじゃないですか。
お金とって何か買ったらいいのかな。
だからそこがまた難しいと思うんだけど、報道とかね、
広告収入とかがあるのに対してっていうのはあるけども、
SNSに関してはそうじゃないよねっていうなんか今なんとなくなりつた、
ピカソがそうなったってことは今後ちょっとそういうふうに緩くなっていくのかなという気はする。
だからといってなんか緩くなってるからじゃあ乗っけていいよにはなってないはずなので、
皆さん何か乗せたりとかするときには必ずお気をつけくださいということですね。
そうそう、結構かかるらしいですからね。
だってピカソの美術館、東京にあるヨックモックのミュージアムとかも、
ホームページに掲載するのお金払ってるって言って。
美術館とかだとね。
なんかそれこそ俺すごい昔だけど、ウォーホルの展覧会かな、
ウォーホルの200個のキャンベルスープ缶が来た展覧会、
こういう新美術館でやってた展覧会に行って、
ブログにね、その記事を書いてほしいってすごい心ある広報さんが当時ね、
広報会社さんが、
トニーさんにぜひブログの記事書いていただきたいんでって言ってくださって、
ということでその著作権で払っときましたって言ってカードを使えたんだけど、
そのお金くれればいいのになと思った。
ここまでして俺には1円も入ってこなかったから、
そのブログのために払っときましたってすごい嬉しそうに言われたけど、
いやいやそのお金くれたらよかったのになと思ったことがある。
そうね、著作権ビジネスとは言わないですけど、
色々とあるなと思ったのを覚えてますけれども、
ぜひ何かそれに詳しい方がまた来てくれたら、
これはこれで面白い会になりそうですよね。
そうですね。
ということで、引き続きウェブページへのお便りや、
ハッシュタグそろそろ美術への話を投稿をお願いいたします。
引き続き美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますので、
よろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介して、
コメントをするコーナーです。
じゃあまずはこちらからいきましょうかね。
これは結構今ネットでも話題になっていましたけれども、
徳島県所蔵の名画天才眼作詞の作品かも6720万円で購入というニュースが、
毎日新聞さんが報じております。
毎日新聞さんだけじゃなくてどの新聞社も報じてますけど、
天才眼作詞にしてやられたかもということで、
徳島県立近代美術館が持ってたフランスのキュビズム画家、
ジャン・メッザンジェという作家の自転車乗りという作品が、
98年度に大阪市の画書から買ったものなんですけど、
これがですね、天才眼作詞と言われるドイツ人、
ヴォルフ・ガング・ベルトラッキーという方の、
ベルトラッキーと言ったらいいのかな、
天才眼作詞の作品を紹介したネット記事に載ってたと。
そういうネット記事に載ってましたよというのが、
6月初めに外部から情報提供があって、
これが偽物疑いがあるということで、
今ちょうど京都京セラ美術館のキュビズム展に出てたんですけど、
もうこのニュースが出たその翌日には、
ハインリヒ・カンペン・トンク作品の偽物疑惑
その作品が取り下げられたそうでございます。
ニュースでございます。
キュビズム展去年、小栗瀬夫美術館でもやってましたけど、見てますか?
見ました。
この作品、俺も見てて、この作品は何か覚えはあるというか。
結構印象的だったかな。
当然偽物と思って見てないもんね。
びっくり。本当にびっくり。
こういうニュースがあったと思ったら、
その何とまた数日後にですね、
新しい情報がありまして、
高知美術館の絵画が偽物疑いで展示取りやめ、
徳島の美術館でもということで、
高知県立美術館でも所属しているドイツの画家の、
ハインリヒ・カンペン・トンクが描いたとされる絵画、
少女と白鳥が、これもやはり同じ元作者によるものだということが分かったそうです。
ということでこちらも名古屋市のガローから1800万円で購入しましたが、
今取りやめ、展示取りやめになっているということですね。
まさかね、四国で相次いで。
この天才眼作詞、去年ニュースになってましたよね。
去年アプリに出たみたいな。
そうなんですね。
オークションに出した作品が、
ハインリヒ・カンペン・トンクの作品で、
チタンが混ざってた絵の具、
最近1920年代に入ってからチタンが混ざっている絵の具が出てきたんだけど、
実際に本物は14年に製作されたって考えられてたから、
それで偽物だって分かって、
その一連の眼作のルートみたいのが明るみに出たらしいですよ。
こうやって今一気に発覚してるんだ。
すごいね。
これでも美術館としても、
取りやめしなきゃいけないってのは確かになって思うけど、
とりあえず作家名をハインリヒ・カンペン・トンクから名前に変えておけば、
その人の作品ということになって展示できるというわけにはいかないのかな。
大眼作家はもう億万長者らしいです。
それは良くないね。
でも、やっぱり眼作と思って見てなかったし、
メッツァンジェの自転車の中にこういう作品があるんだと、
これはこれでいいなと思っちゃってたから、
見る目がない人間だからあれなんだけど、
別にメッツァンジェだからすごいと思って見てないじゃないですか。
偽物疑惑の展示取りやめ
絵として面白いなと思ったわけだから、
作家名を眼作家の名前に変えただけでいいのかなと思うけど、
ただ気になるのは、
元ネタがあるのかなって思うよね。
元ネタがあるんじゃないですかね。
それを模写してるのか、
それ風に眼作として描いてるんだとしたら、
それはそれで一つの作品のような気持ち。
でもお金を取っちゃってるのが良くないけどね。
特に公立の美術館だから、
これはやっぱり一回取りやめなきゃいけないのかな。
そうですね。
まだ続報がありそうなので、もしかしたら。
ありそう。こういうのきっといっぱいあるんでしょうね。
今までいろんな美術館で見てきたあれやこれやっていうのが、
実は眼作みたいな。
ちょっと心配ですよね。
これからもちょっと何か出てきそうでと思って。
ちょっと気になるニュースなので、
続報追いかけていきたいと思います。
続いてのニュースいこうかなと思います。
こちらのニュースですね。
奈良県立民族博物館の資料廃棄検討
県立民族博物館山下知事保存資料の廃棄も検討という、
奈良ニュースウェブのニュースでございます。
奈良県立民族博物館の話ですね。
7月16日から展示の一時休止を決めたことについて、
山下知事が収蔵する資料が多すぎるとした上で、
明確なルールを決めた上で、
価値のあるものは残して廃棄することも検討すると述べました。
ということで4万5000点資料を収蔵しているそうなんですけれども、
ちょっとね、廃棄するという結構怖いというか、
なかなか過激な発言だなと思いますよね。
本当ですよね。
なんか廃棄以外にやり方ありそうですけど、
どっかの市とかが、
いらなくなった椅子とか家具とか、
そういうのをメルカリかなんかに出して儲けてるみたいな話がありましたよね。
ああいうのやればいいのに。
メルカリじゃなくてもいいけど。
だからしかもこれも最初ニュース聞いた時に、
そんなでも廃棄ってなかなか乱暴だなと思ったんだけど、
一応ここのコレクションっていうのが、
対象から昭和初期にかけての生活用具や農具ということで、
だから同じような農機具を保管し続ける意味がどこにあるのか、
っていうのは確かにちょっとわからないね。
クワとか多分そういうことでしょうってこともね。
クワとかミノとか、
確かにたくさんなくてもいいのかなと思っちゃうしとか、
いろいろと考える。
古道具屋さんとかだったらめっちゃ売れそう。
売るってことはそれは廃棄と同じだから、
捨てるか、そうじゃなくて、
美術館が収蔵してるものを手放すことが今問題だから。
廃棄って捨てるのかと思った。
そうそうだから、
マルさんの論点は捨てるぐらいだったらお金に変えりゃいいのにってことだと思うけど、
じゃなくてそもそも博物館が収蔵品を手放すのが問題だから。
ゴミの火に捨てようとかそういう話じゃない。
廃棄っていうのも、
多分廃棄するとしてもお金にはすると思うよ。
なんか勘違いしてました。
そうそう。
数が多いから確かに展示をどうしていくのかとかね。
でも個人のコレクターさんとか、
美術品の大きさに関する話題
美術館だってこれを売って新しいのを買うとかもするからいいんじゃないの?
売るのは。
今までは多分、
不分立で日本の美術館、海外もそうだと思うけど、
やっぱりコレクションを売るっていうのはなかなかね、
基本的にはしないですからね、皆さん。
はい、じゃあ最後ですね。
こんなニュースもあります。
これTogetherですかね?
のニュースです。
ダリの有名な絵画の実物が想像を裏切る小ささでびっくり。
そんなにこれは美術館あるあるということで、
ダリといえば記憶の個室ですが、
それを見た、
マキメマナブさんっていう有名な小説家の方が見に行かれたところ、
ダリが想像以上に小さかったですということがバズってると。
そんなに小さかったのってみんなが言ってるということで。
そういうの結構ありますよね。
あるある、やっぱり思ったより小さかったのは確かに美術館あるあるな気がします。
フェルメールとか。
ちっちゃいね。
もっと大きいのかなって思ってたら。
確かに、特に地理学者見た時にそう思った気がするのは、
ちっちゃって思ったし、
だから、ちっちゃと思ったからこそだけど、
この回でも言ったかもしれないけど、
真珠の首飾りの少女は逆にでかいと。
の中に描かれてる、もともと描かれてたやつが出てきた、
子供の天使がでかくなったなって。
あれは逆にでかく感じたとか。
あれはでかく感じた、確かに。
これね、なんかね、昔、建築ツアーって建築家の方やってた時に、
なんか言われてすごく印象残ってるのは、
建築も、やっぱりいい建築って言われるものは、
実物がちっちゃく感じるもの。
そう思ってたよりもっていう。
それは何でかっていうと、ディティールを細かく作ってるから、
ディティールを細かくちゃんと作った、
本当に作り込んで作り込んだ建築は、
写真で見ると大きく感じる。
作り込まれてる。
よくできたミニチュアはやっぱり写真撮ると大きく感じるじゃないけども、
逆にそれが褒め言葉なんだけど、
思ったよりちっちゃい根は褒め言葉なんだけど、
逆に大味に作っちゃうと、思ったよりでかく感じられちゃうらしい。
建築見た時の感想で、
トリオ展の感想
思ったより大きいですねって言われるってことは、
ディティール意外と細かく作ってないんだなっていう。
だからあんまり受け止めるときに褒め言葉じゃないっていう。
そうなのかな。
逆にそれ狙ってるみたいのもありそうですけどね。
まあね、だからそれで言うと確かに。
角川とかミュージアム。
角川ソフトジェンミジアムとか、
あと江戸東京博物館とかは、
思ったよりでかって感じ。
想像してたよりでかいのよね。
でもやっぱり名建築って言われるものとか、
特に例えば、
名建築で言うと、あれかな、
池袋にある明日館、フランクロイドが作った明日館は、
実物見た時にあれ、思ったよりちっちゃと思う。
確かにそうかも。
建築もそうだから多分絵画も、
フェルメールぐらい、
ダリンのね、これもそうで、
細かい画面にすごいびっしり作り込んでるものは、
実物見た時にやっぱ、
あれ思ったよりちっちゃいって感じちゃうし、
多分逆もあるよね。
あれ思った以上にでか、みたいな。
ありますよね。
絵手して思った以上にでかと思った作品とか建築は、
スケール感には驚くけど、
その物自体の、
作り込みの驚きじゃない気がする。
思ったよりちっちゃと思う作品は、
共通して建築も絵画もそうだけど、
できる細かい系のものがやっぱりそうなる気がする。
だから抽象画で、
抽象画でそう思うことがあんまないかも。
抽象画であれ思ったよりちっちゃいってなんないかな。
抽象画が別に描き込んでなくて悪いとかじゃないんだけど、
俺は個人的にはそういう風に思ってるかな。
どうですか?まるさんも。
どうかな。
そうか。
言われてみれば、
そうかも。
金印とかね。
国宝の金印なんかも、
教科書で見てたから、
結構大きいのかなと思ったら、実物見たら、
5センチぐらいしか、チロルチョコぐらいのサイズだから、
実物見た時にめちゃくちゃちっちゃいなと思ったのもあるけどね。
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい。
じゃあまるさんからいきますか。
はい。
これ始まってしばらく経っちゃったんですけど、
東京国立近代美術館で開催中のトリオ展。
はいはいはい。
東京大阪モダンアートコレクション。
これ取材で行けなかったので普通に見てきたんですけど、
すごい面白かった。
8月25日までやってます。
パリ市立近代美術館と東京国立近代美術館と、
大阪の中野島美術館のコレクションがテーマごとっていうんですかね。
それぞれ並べられてて、
大体美術館の解説って難しいことが多いんですけど、
すごいわかりやすく書かれてて、
同じようなモチーフとかテーマで比べられるっていうのがすごい面白かった。
いつも見て何回も見てる近隣のコレクションの作品とかがまた違って見えたっていうのがよかったです。
印象的なところはありましたか、その作品。
要するにこれはトリオっていう展覧会だから、
その3つの美術館のコレクションをただ並べるんじゃなくて、
切り口を決めて、例えば少女の絵とか、
同じ時代にかかえて、抽象画とか立体とか、
いろんな切り口をまず考えて、そのトリオで見せていこう。
34組の今回トリオが誕生したわけですけど、
マリさん、このトリオ印象的だったなっていうのがありますか。
戦争の影、In the Shadow of Warのトリオ。
面白かったです。
吉原二郎とか、北脇昇、あとフォートリエ。
3人なんですけど、
パッと見、結局、戦争とか社会とかの批判だったりとか、
そういうことが表現されてるけど、
吉原二郎のキクっていう、
キクかっこくちっていう作品なんですけど、
モフモフの犬かなと思って見てたんですけど、
キクのテクスチャーらしくて、
その隣のフォートリエも、
表現してることが結構重ための、
ドイツ軍に拘留されて、解放後パリから逃れたっていうのを、
精神的な抑圧を暗示してるっていう。
全然そういうふうには、私の読み取り方が浅くて、
そう読めなかったけど、
パッと見の印象と時代背景を知ると、
全然違って見えるんだっていうのが面白かった。
確かにね。
俺もこの展覧会すごい面白いなと思って、
2つ比べるっていう展覧会は多分これまでもあったけど、
3つっていうのがすごい面白いなと思って、
すごい面白いなと思ったし、
各館から3つの館の美術館の方たちが話し合って、
いろんなトリオを考えて、
その2年間の中ではボツになったトリオもあったけどっていう話だったんで、
いろんなトリオ生まれてたなと思って、
それはすごい面白いなと思って、
マティスの作、椅子にもたれるオダリスクと、
文化財のヨロシテツゴロのラタイビジンとモデルゲナイの髪を解いた横たわるラフ、
3人とも横たわる女性トリオとかね。
なんか面白かった。
こういう切り口じゃないと集まんないなっていうのが、
そうですよね。
やり方だったなと思いましたね。
すごい新鮮に見れた。
すっごいいい展覧会だったけど、
個人的にあんまり言うか。
いや、面白かった。すごいよかった。
分散してるから。
でもすごいよかったんだけど、
企画としては面白いし、
こういうのもっとやってほしいなと思ったんだけど、
強いて言えば、
トリオもう少し1割減らしてもよかったかなって。
確かにね。それはありません。
いっぱい出したいっていうのがありすぎて、
いっぱい出すぎたけど、
もう少しこのトリオのもっと味がするのに、
ポンポンポンポンいっちゃうから。
これは確かにあるかも。
もう10個ぐらい減らしてもよかったのかなっていう。
っていうのも中小がトリオとかだったら、
それいくらでもできるじゃんみたいなのとか、
結びつきがもう少しいけないっていうトリオがいくつかある。
それは確かに。
そこがちょっともったいなかったかな。
自信持って少ない数、
少ないって言ったらあれだけど、
110点とか150点も出さないで、
100点ぐらいでもよかったんじゃないかな。
企画が面白かっただけにいって、
ちょっと思っちゃったかなっていうのはありましたね。
企画はでも面白かったし、
解説もめちゃめちゃわかりやすくて。
思った以上にボリュームがあるから。
もうちょい少なくなったかなって、
ちょっと個人的には思っちゃったけども、
本当にいい展覧会ですし、
これ中野島、大阪にも巡回しますので、
ぜひぜひ関西地方の方も楽しみにしててくださいと。
トニーさんは。
公園通りギャラリーの展覧会
渋谷にある公園通りギャラリーっていうね、
ギャラリーがありますけれど。
そこでやってます。
日常アップデートっていう展覧会が面白かった。
ここは東京都がやってるギャラリーで
無料で見れるんですけれども、
出来上がった時とかは結構最初の方は
どちらかというとナイーブアートと言いますかね。
そういうアートをメインにするようなというか、
いわゆる障害者アートって言い方が
ちょっとなかなか最近は難しいですけども、
そういうようなものを、
どっちかというと力を入れて紹介してたな
っていうギャラリーなんですけど、
最近はそういう作家さんも紹介しつつ、
結構アート界で一線で活躍されるとか、
これから若手で活動される方も
展示されてるなと思って、
今回も一両切り口に何人かのアーティストが
紹介されてるんですが、
例えばね、土谷裕香さんっていう、
この方は大阪にある知的障害者の生活介護施設
アトリエコナースというところに通ってる方で、
この方は、いわゆるアイロンビーズをですね、
集めてそれを熱でくっつけていくっていう
カラフルな作品作る作家さんで、
これはこれですごい良かったなと思うんですが、
前に資生堂アートギャラリーでやってたね、
資生堂アートエッグに選出された
ゆそらさんという作家。
ちょっと多分この番組でもまるさんが
多分紹介したんじゃないかなと思うんですが、
日常の何気ないアイテムをモチーフに
白い布に黒い糸の刺繍をするアーティストさんですよね。
ねえ、素敵ですよね。
ゆそらさんの作品も今回インスタレーションも
展示されてますので、
これが見たくてね、行ったんですけれども、
さらにちょっと面白かったのが、
飯川さん、飯川雄大さん。
ピンクの猫さんの。
小林さんで。
前に日本の森美術館でもやってた方なんですけど、
今回もその作品があって、
ハンドルがあるんですよ。
壁からハンドルが出てて、
それを回すと、
何が起きてるんだ、
見たくなるんですよ。
飯川さんの作品っていうのは、
干渉者が何かアクションを起こすと、
それがどっかで何かが起こってて、
その干渉者のアクションが
他のための作品になってるみたいなことを
よくやる方なので、
そういうことを知った上で回すんだけど、
あれ、これは今どこに連動して何が起こってるんだと思ったら、
キョロキョロ見回しても、
分からないんですよ。
でもキョロキョロ見回してるから、
多分係員の方も、
こいつただ者じゃない、ただ者じゃないって言ったらあれだけど、
この人知ってるなみたいな。
飯川さんだと思って、
回すとね、みたいな感じで言ってるんだけど、
何が起きてるんですかって言ったら、
それは係員は言っちゃいけないことになってる。
そうなんですねって言いながらも、
頑張って探したら、
分かったんですよ、一応。
何が起きてたんですか?
それはネタバレになっちゃうので、僕も言えないですけど、
ただ係員さんも、やっぱり、
俺みたいに飯川さん知った上で言ってる人は楽しめるじゃないですか。
でも何も知らないで、飯川さんのこと知らないで来ると、
ハンドル回してるのに何が起きてるんだ、
言えないってなっちゃうと、
係員さんも若干詰められるじゃないけど、
言葉あるんだって、
何なんですか、これはみたいな。
そういう時は、係員さんも言っちゃいけないってことになってるんですけど、
なんとなく目線動かしてますって言ってました。
言っちゃいけないから、
こうやって、
言った人も目線を見て、
あれになったそうです。
そういうことも本当は言っちゃいけないのかもしれない。
これはたまたまそういうことだったかもしれないですけど、
これから行かれて、
どうしても答えが聞きたい、知りたい方は、
もしかしたら係員さんの目線を追うと答えが分かるかも。
それよりもびっくりしたのが、
かなりびっくりしたのが、
バッグが置いてあるんですよ、何気なく。
本当に何の変哲もないバッグがあって、
前、箱根の長野森美術館の時にもその作品があって、
それは、
めちゃくちゃ重いみたい。
持ってけないみたいなやつだった。
何気ないバッグが置いてあるんだけど、
中がめちゃくちゃ重いっていうのだった。
今回はキャリーバッグになっている。
これ何か。
持ってける。
持ってけるんですよ。
しかも重いのは重いよね。
めちゃくちゃ重いんですけど、
この作品は何かというと、
この展覧会以外に、
今、飯川さんは、
鳥取県立博物館とか高松市美術館でも展示が開催しています。
ということで、
持ってきたいということを
言った人はまず、
渋谷のギャラリーで書きます。
なんか証明書みたいな。
私持ってきたいやつ。
三週間以内に運んでくださいっていう後作品。
めちゃくちゃ重いやつを。
で、その会場までバッグを持ってったら、
参加型の作品としては終了しますということで。
すごい大変。
そうなんです。
1月7日までは未宿のカプセルというところで
個展が開催されていたので、
カプセルから持ってきた人はいたらしい。
未宿から渋谷まで運んできた。
8月9日から31日までは神宮前にあるライブアートギャラリー
というところでも新たな個展が開催されるそうなので、
そこに持ってくこともできます。
ただ神宮前、渋谷神宮前、
これは近いからいいですけど、
これを逃したら鳥取が高松まで運ばないように。
ただね、運んだ人1人いるらしくて、
もうすでに持ってきた人がいるって言ってたんだけど。
すごいですね。関係者かな。
だよね、だって鳥取か高松ってどう考えても
飛行機に乗んなきゃいけないじゃん。
飛行機で金払って多分乗せなきゃいけない。
荷物料払って持っていかなきゃいけないから。
しかもバッグの中開けちゃいけないんだって。
だから万が一これをね、飛行機で持ってた時に
ピーってなって止めて、これ何かって言われた時に
どうするのかね、中身開けちゃいけないですよ。
興味ある方はぜひぜひ参加してみてください。
そして最後もう1個ぐらいいきましょうか。
東京国立博物館での展示
【森】ナイトーレ 生まれておいで 生きておいで 展
東京国立博物館で9月24日まで開催中の展覧会です。
これすごい、暫定今年1位。
すごい良かったですよね。
トニーさんご覧になって。
ナイトーレさんはね、これまでも
マルさんが333一度ね、展覧会の時に
感動したって話も多分このハートウォッチングで。
そのナイトーさんの最新展なので
それは楽しいだろう、すごいだろうと思って期待はもちろんしてた上で
ただにナイトーレさんね、これまでもいろんなところで国内外で発表されてますけど
東京国立博物館でやるっていうどうやってやるんだろう
ちょっとだから面白いことは確定してるんだけど
想像がつかないワクワク感もあって
それでいきましたよね。
縄文時代の土製品、これをナイトーさんが見て感動したということで
それと取り合わせる感じで作品にされてましたけど
すごい、もう東博でしかできない
ここでしか見れないっていう作品になってましたよね。
一番印象に残ってる作品とか場所とかはありますか、マルさんは。
いや、どれもいいんだ。
やっぱり一番広い会場
本館、特別語室かな、本館にある特別語室ですね。
いつも窓が閉まってカーペットが敷かれてるんで
この部屋あったっけって入った時に思ったんですけど
窓全開で自然光が入って床も剥き出しになって
建物が立った時のままの裸の姿になっていたのが
そこにナイトーさんの作品たちが祭壇みたいのが点在してたり
天井からガラスの粒が吊り下げられてたりとかして
何というか言葉であまり言い表しがたい空間です。
本館特別語室って言われると皆さんピンとこないかもしれないですけど
本館入った時にすごい大階段がね
ポーンと目に飛び込んでくる階段があると思う
そのちょうど真裏にあたるところで
これまでよくそこで小っちゃいって言ったらあれかもしれないですけど
平成館で大きな特別展やって
別に本館特別語室使って
それこそ空夜承認展やったりとかね
中尊寺、恩寿祈祷展みたいな感じで
どっちかって言うと仏像展が行われる場所っていうイメージだから
真裏さんが言ったように窓なんか当然開いてないですし
どっちかって言うと暗い部屋っていうか
そこにライトアップされた仏像みたいな感じのイメージ
なんかどうもずっと戦後開けてなかったっていう
2階の部分にある窓が今回初め戦後ぶりに開いたぐらい
ほんとこんな明るい空間なんだって思えば驚いたし
すごい素敵な空間ですよね
そうだからまずそもそも東白にこんな素敵な空間があったんだぐらいのね
があった上でそこに内藤さんの作品がまあ見事に
内藤レイの作品の魅力
うまくしてたよねと思うし
すごく不思議な感覚が一個あったのは
その内藤さんの作品の中で一つ有名なんというか
現代アートファンの方だったらもしかしたら行かれたことあるのかなと思う
手島美術館っていうね
ラリューレさんが作った建物の中に内藤さんの作品があるっていう
手島のね手島美術館がありますけども
この本館特別合室の空間に入った瞬間の
第一声で声出さなかったけど一部大胆に感じたのが
あれ手島美術館だなと思っちゃったんですよ
わかります空気感が似てる
建物が作られた時代も違ければ
素材もね向こうはコンクリートでこっちはもう
本館の建物も古いタイルとか
そういう石とかで作られてる場所だから
全然違うはずなのに内藤さんの作品があるだけで
内藤さんの空間だって認識できるってことに
一番驚いたかなっていう
この感覚はねちょっとやっぱり行った人しか味わえない
わかんないと思っててなんかすごい変なこと言ってますけど
東博のよく行ってる展示室なのに
手島美術館って感じちゃったことに
内藤さんの凄みというか
やっぱこの人すごいんだなっていうのは
そこで僕は思ったかもしれないな今回
なんかこう主張を全くしない作品
むしろ些細で見過ごしてしまいそうなものなのに
あんなに空気を何だろう
作り出す世界を作り出すって天才だなって思いました
そうねなんかだからそういう人に憧れるってのも
内藤さんとかじゃなくて
俺みたいにね
コミュニティで目指すために頑張ってトークとかして
頑張って目立ってトニーさんって人がいたなって思われるタイプじゃないじゃん
この作品ってなんかその
特に喋ってもなくてそこに佇んでるだけなのに
なんか存在感ある人みたいな感じなのが
内藤さんの作品ってね
それがやっぱりうらやましいというか
そういうことができるんだっていうのが
なんか内藤レイの作品みたいな人になりたいなって思いました
それをそんな風に見てたとは新しいですね
内藤作品と自然光
すごいあとは自然光がやっぱり内藤さんの作品はキーですよね
だからそうねだからやっぱりちょうどね内覧会の丸さんとね
俺が言った内覧会の日がすごく天気のいい日で
本当に久しぶりにやっぱり手島美術館っぽさを感じたのかもしれなくて
まあ多分ね雨なら雨の日の良さもきっとあると思うんだけど
できれば多分この自然光がたっぷり降り注いだ日がやっぱり
多分一番ベストな気がするので
いいような気がします
これから行かれる方はちょっと天気予報とちょっとニラめっこしながら
行ってみてほしいなと思いますし
あとはここはプロデューサーがカットしてくれると思って
ここから言いますけど
カットされてなかったらまあそれでいいですけど
ちょうどね今表敬館でカルティー展もやってるじゃないですか
あれはあれですごいねこのバブリーでいいなと思いました
あれはあれでバブリーでお金かかっていいなと思いましたけど
あれを見た後に内藤れてみるとね心がスーッとしますね
同じタイミングでやってるのがすごいいいなと思いました
ナイトレーテとカルティー展
あれはあれでいいんですよいいんだけど
彼って逆だから皆さんこれから行かれる方は逆に言っちゃダメです
ナイトレーテ見た後にカルティーって言うんじゃなくて
カルティーって見た後にナイトレーテ
浄化されますので
この部分はカットされてるんでしょうかどうでしょうかということでね
さあということで見事見どころの多い展示が目白押しということで
リスナーの皆さんも良かった美術展の感想をぜひ教えてくださいということです
次回は8月ですから多分皆さんも夏休み挟むんじゃないですか
早いですね夏休み行った感想なんかも聞きたいですよね
このとこ行ってきましたあるさんはちなみにどうですか夏休みのご予定とかは
全然決まってないですまだどっか行きたいですけどね
なんとなく今考えてるのは長野行きたいなっていう
軽井沢のリキターの施設ができたとかがあるので
そろそろ行かなきゃなと思ってるので
方面考えてますがそんな報告なんかも来月でできるといいかなと思っております
はいということで本日の配信はこのぐらいにしようかなと思います
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