1. 哲学の楽しみ方を探求する〜それ哲ラジオ
  2. #380 量子力学と哲学その1/..
2025-12-21 56:59

#380 量子力学と哲学その1/ニュートン力学はオワコン?

「それって哲学なの?」といった身近なテーマをきっかけに、哲学の楽しみ方を探求するラジオ番組です。



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サマリー

今回のエピソードでは、量子力学と哲学の関係を探求し、特にニュートン力学との対比から量子力学の進化の重要性について語られています。ゲストは、哲学や物理学の視点から常識的な考え方を超えた理解を模索し、情報と物質の関係にも触れています。このエピソードでは、ニュートン力学の限界やその機械論的自然観が考察され、物質と心の関係についての物心二元論も探求されます。また、ラプラスの悪魔やハイゼンベルクの不確定性原理を通じて決定論の課題も議論されています。観測とその影響、特に位置と速度のトレードオフについてのディスカッションも展開されます。ポッドキャスト第380回では、量子力学と哲学の関連について探求し、ニュートン力学の限界やそれに代わる量子力学の考え方が世界理解にどのように影響を与えるかが討論されています。

量子力学の哲学入門
はい、それ哲ラジオ、今日も始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このラジオは、身近なテーマをきっかけに、哲学について楽しく学んでみようという番組です。
哲学好きの弟と、哲学に馴染みのない兄の兄弟二人でお送りしていきたいと思います。
改めまして、兄の菅野京介です。
弟のハヤトです。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
今日は、年末のハヤトの趣味コーナーみたいな感じで、星コーナーみたいな感じで、量子力学と哲学。
そうですね、はい。
をテーマにするんですけど、前回、もしちゃんと聞いてくださっている方はあれだと思うんですけど、
前回、この本を見つけたよって話をして、量子力学の哲学っていう本を読んだって話をしたんですよ。
その本を元にお伝えしますよって言ってたんですけど、台本作ったらあまりにも難しいっていうか、前提知識が入りすぎて、
さすがにこれをいきなり量子力学の哲学5回分ドーンってやるの、聞く本もやる本もしんどいなって思っちゃったんだよね。
うち最初3回量子力学の基礎知識みたいになっちゃうみたいな。
元手前のそもそも古典力学とはめちゃくちゃから始めて、あれあれみたいな。
それはそれで聞いてみたいけど、年末じゃなくていいかな。
そうそう。今回ちょっと入門編みたいな感じで、なんとなくふわっと量子力学っていう、ある種物理学じゃないですか、これって。
ただよくわからない、多分皆さんもよくわからない物理学なんですけど、
っていうものと哲学っていうものがどう関わるんだろうねっていうところをちょっと触りで話してみて、
兄貴の反応とか、もしかしたら皆さんの聞いていただいた反応とか、もしかしたら感想いただけたとかあったら、
ちょっと本格版みたいな感じでまた来年、量子力学の哲学みたいな感じでしっかりやるみたいな、そういうのもありかなと思って。
ちょっと今回はですね、お試し版みたいな感じでやっていこうかなと思っていますよと。
なるほどなるほど。ぜひ、私も文系なのでね、本当にわからんので。
わからんよね。兄貴は高校とかで物理とか科学とかやってた?
1年生の時だけ科学やったかなぐらいの記憶だよね。
はいはいはい。でもそうだよね、僕もモルみたいな、中学生やるっけ、高校かな、あれだけど、多分科学のほうで、物理は取らなかったんだよね、受験に必要ないからみたいな。
科学じゃない、生物だわ、生物。
生物ね、はいはいはい。そんな感じで結構やってる人もいればやってない人も全く触れたこともないみたいな感じだと思うんですよ。
哲学家もね、もちろん知らない哲学者もこれまでやってきたけれども、哲学者だと人っていうね、ある程度その人っていうふうに絞れるから、
老いたちから始めてなんとかできたと思うんだけど、量子力学とかってなんかもう膨大すぎてさ、なんとなくなんていうのかな、
くくれてるようで、くくれてないっていう感じもあるんだよね。
へー、そうなんだね。
しかもそれは僕が、物理すらやったことがない文献の僕がパッと見てそれだから、本当にやろうとしたらもう何かとこもないことで多分なってますという中なので、
あくまでもそれでつらいじゃったら哲学なので、量子力学っていうものと哲学っていうものを何か掛け合わせてみたときにどんな世界が広がってるんだろうねみたいな、
そんな感じでお届けしたいというのが一つと、あと今回ね、自分の中でつながってるテーマとしては、前回掃除やったじゃないですか。
掃除と物理学の接点
万物生動とかさ、ある種見えてるものの世界の外側に違う世界があって、両方の世界を生きていくんだみたいな話をしたときに、なんとなく覚えてる?
覚えてる。タオの話ね、道の。ただ、やっぱりそうやって一言でまとめるとやっぱり怪しいよね。
怪しいでしょ。そう。っていうと、やっぱり掃除さんはそう言ってるかもしれないけどさ、みたいなとか。
言うても2000年前の人で、そういう想像力たくましかったんでしょうね、みたいになったりするじゃない?
うん、そうね。
っていうところを、実はこの量子力学っていわゆる最先端の物理学って言われてるんですけれども、
この量子力学が見えてる世界観と、その掃除の万物生動みたいな世界が実は近いかもね、みたいな話があるんですよ。
あるんですよっていうか、そういうことも言えたりしますねと。
そういう発想だったり考え方。それこそ前、ハヤトがさ、誰か物理学者だったかが、プラトンの考え方から着想を得たみたいな話なんかしてたよね。
あれ?それはいつだろう?
前、多分そういう量子力学とか物理的な話やってたと思うんだけど。
プラトンかな。そういう話は実はあって、
今年、ノーベル科学賞を受賞された北川教授という教大の先生がいらっしゃるんですけれども、ニュースとか見たかな。
まあ、ちらっと見たけど、ふーんって感じ。
そういうニュースがあったんですけど、そのインタビューの記事とかで、そのモットーがまさに掃除の無用のようだったみたいな話があったんですよね。
へー、そうなの?うちら的にタイムリーだね。
タイムリーじゃん。まさに掃除だと思って見てたんだけれども。
で、実はこの掃除がたまたまじゃなくて、この北川先生、北川教授が小さい頃に読んだのが、
日本で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんという偉大な物理学者がいるんだけど、
この人の本で掃除の思想に北川教授が触れてて、その無用のようというのを大事にしてたみたいな、そういうふうな繋がりがあるんだね。
湯川さんも触れてたってこと?
湯川さんが本で掃除のことを紹介してたって感じ。
へー、そうなんだ。
で、湯川さんはかなり掃除の世界観を自分の中に取り込めたらしくって、
こんなふうに言ってるってのは残ってるんだけど、まさに掃除のいろんな考えを話した上で、
掃除のように簡単にはいかないかもしれないけど、
いつかその素粒子、あるじゃないですか、原子よりもより小さい素粒子ってあると思うんですけど、
それの心を知ったっていう日が来るんじゃないかと。
そう言えるためには、今までの常識の枠ってのを破って、奇妙な考え方をしなきゃいけないかもしれないけど、
そういう可能性っていうのは排除しちゃダメなんだよみたいな、そういうことを言ってるらしいんだよね。
おー、なるほど。
そういう人からはやっぱりいろんな研究をして、世界で初めてのノーベル物理学者をもらったみたいな、
そういう繋がりがあったときに、冒頭言ってたんですかね、万物生動、世界は見えてるものと見えないものがあって、
そこで繋がってるっていうのが、単なる怪しい分かるとじゃなくって、
新しい世界を開く扉なんだみたいな、そういう着想をもたらすんだみたいなことって、言えなくもないよねって話なんですよね。
常識を超えた新しい視点
私も実際そういう実績だよね。そうした方がそういう考え方を持って、物理現象に触れてたっていう話だよね。
そうなんですよ。
言われるとちょっと面白いなとか、物理と掃除とか哲学みたいな、そういう発想の世界観って、繋がるのかもなーってちょっと思ってくるじゃないですか。
私今お話聞いて思い出したのが、大学の時の数学科の博士課程の方って、ちょっと似たような雰囲気持ってたなーっていうのを今ふっと思い出した。
そういう人いたんだ、周りに。
いわゆる純粋数学の方でやってた人だから、何をやってるかもちろんこっちは全然わかりもしないんだけど、いわゆる実験だとか、数式をただ証明するとかじゃなくて、
もう言ってること意味不明だし、今すごい勉強してるというか、例えばめちゃくちゃやってるっていうのってさ、数学科すると物を書いたりとか実験したりみたいな感じなんだけど、ただ腕を組んでずっと黙ってるみたいな感じで、すげー考えてるみたいな。
あーすごいね。
で、常にお腹にはそういうのがあってね、勉強するときに、あ、数学やば、みたいな。
そういう、文系系関わらず多分そういう学術的なものだったりとか、何かを突き詰める人の共通なのかもしれないんだけど、そういう神聖さみたいなのを感じたんだよね。
でもあると思う。やっぱり数学は結構別格だなって思うね。
あ、そうなんだ。
やっぱり物理学とか理系の学問の中にももちろんいろいろあるけれども、いわゆる僕らの実世界とか見えてる世界とは全然違うところで試行しているのがやっぱ数学の型だなと思うから。
そうだよね。たぶん物理とはまた違うんだろうね。
そうだね。いわゆる抽象度の、やっぱり究極だよね、本当にね。
でもね、びっくりしてさ。
確かにその世界では僕も全然知らないんだけれども、一応物理学はもちろん数学がベースというか使うんだけれども、
でも現実の世界がどうなっているか、僕らの世界の成り立ちみたいなものを記述していくような学問ではあるから、数学よりはもうちょっと現実寄りではあるんだよね。
そういう話聞くと、いわゆる哲学、特に古代理社とかの万物は何だゲームみたいなさ、そういうのとの親和性は確かに感じるよね、勝手に。
そうだね、感じるし。もっと言うと哲学よりも今の物理学の方がそこに答えを見出しやすいというか、
やっぱり実験して証明とかできたりするから、その部分ですごく強いってなったりするんだよね。
さっき香川さんの話として、いわゆる常識の枠を破るみたいな話をしたんですけれども、
僕らの持っている常識ってなんじゃい?みたいな話を今回していく中で、ちょっと2回分ぐらいだと思ってるんですけど、
今日の話はそういう、いわゆる僕らが持っている常識的な発想と量子力学的な発想の違いというか、
むしろそれってある種否定されてて、本当はもう現代こっちなんですよ、理解の仕方はね、みたいな。
そういう比較をちょっとやってみた上で、
次回はね、ちょっとすごい面白いのが、キーワードとしてはね、IT FROM BITっていうのがあるんですけど、
IT FROM BITね、はい。
つまり、つぶやくすると要は、それは情報から来るみたいな話なんですけど、
要は物質っていうのは情報的なものじゃないかみたいな考え方があるらしいんですよ。
ほうほうほうほう。
つまり僕らは物は実在である、物は物だって思ってるじゃん。
うん。
じゃなくて、実はそれで情報から生み出されてるんじゃないか。
それを我々は物として捉えてるんじゃないかって発想があって。
うーん、よくわからないね。
だけどわかんないでしょ。
わかんないよ。
わかんないよ。
どう、そうね、何のイメージも結ばないよ、頭の中で。
そう。っていうのが、実は今日さっき言った掃除の世界観ってことを結構つながってそうだなって勝手に僕が思ってるものがあるんで。
今回は一旦僕らの常識を超えたように思える量子力学とは何ぞやって話をして、
次回はさらにそれを超えている物は情報であるみたいな。
それこそ日本語はわかるけど意味は全くわからんみたいなものをちょっと話をして、量子力学面白いと思ってくれるのか、
さすがにわからなくてついてけへんのもあったらしいのか、
そういうところを2回分入門編というか、あわり編としてやっていきたいと思ってますって感じですね。
はいはい。楽しみだね。やっぱり全然知らない分野だからこそね、
こういう機会でもないと知り得ないというかさ。
そうだよね。
自分から中々取りに行かないからさ。
わかる。
頑張ってやってほしいなって思う。
僕はもう頑張ってやってきたんで、ミッキーさんも頑張って。
頑張らなきゃいけないから聞いてもらってリアクションをおねしてもらえればと思っておるんですけれども、
じゃあまずね、僕らの常識側の話をすると、やっぱりね、僕らは今デカルト・ニュートンなんすよと。
どういうことかっていうと、前回多分これ間違えて、
ニュートンが先でデカルトが後って多分言っちゃった気がするんですけれども、
僕らデカルトが先なんだよね。370年前ぐらいにデカルトがですね、
この斎藤さんは何度も取り上げてるんですけれども、
ニュートン力学の基礎
物心二元論ですよね。
物と心は別であると。
心の方がある上で、物っていうのはある種機械みたいな感じで、
その入力に対して出力があるみたいなさ。
そういう物自体は別に何もある種働きを持っていなくって、
外からの、あるいは何かしらエネルギーが与えられて初めて動くみたいな、
そういうふうな世界観を打ち立てたわけなんですよね。
これは機械論的自然観とかって言うんですけれども、
それを土台にしたか、そういうことを学びながら
力学っていうのを作ったのが、実はニュートンなんですよね。
ニュートン力学知らないよっていう方はもちろんいらっしゃると思うんですけど、
あるいは倍入力もニュートンかな。
そうだね、そのイメージしかないかなむしろ。
そうそうそう、っていうものを作ったっていうのも、
要は物と物の関係っていうものを数式で表して、
予測というか、それを計算できるようにしたみたいな、
それがニュートンのすごいところなんですよね。
さっきの放物線もそうだもんね、基本的には重力の関係だよね。
空気抵抗とかね、そういうもので計算できるよねみたいな話。
空気抵抗とかもニュートン。
言ってるはず言ってるはず。
っていうのがあって、
僕らって基本的にはその常識、
要は投げた物はここに落ちるとか、
大きな天体同士もどんなに溶け込まれても影響与えあっているみたいな話だとすると、
基本的にはそのような常識になってます。
どういうことかっていうと、
例えば僕らって原因があって結果があるとか、
正しい働きかけをしたら適切な結果に落ち着くっていうふうに思ってるじゃないですか。
力学ではないんだけれども、
思想は同じなんだよね。
なのでやっぱりね、
それがもう300年以上前に作られたもので、
僕らはこの数十年でもインターネットが発展してとか、
スマホがあってとかAIがあってとかっていう時代はいろいろ変わってるのに、
僕らの頭の中の常識はこの300年前からほぼアップデートされてないんですよね。
決定論とラプラスの悪魔
なるほど。アップデートしてほしいね、ちゃんとね。
やっていきましょうって話なんですけれども、
これがどういうふうに言うかというと、一言で言うと、
この世界っていうのはある種、成功の機械仕掛けであります。
わー、うんうんうんうん。
で、発作って言われても、でも確かにそうだよねって思うんじゃない?
だし、すごい確かにわかりやすい例えだなって思うね。
うんうんうん、そう。
今日もいろんな例えを使っていこうと思うんだけれども、
例えばビリヤードってあるじゃないですか。
最初9ボールとか9個収まっておいてあって、
試合ボールを打つと、ボールがパーンって弾かれて動いていくっていう時に、
普通は無理なんだけれども、
やっぱりボールが当たる強さとか、摩擦の係数とか、
クッションの差質とかっていうものをもし全部計算できれば、
打つ前から、例えばボールがどこに止まるかっていうものは全部予測できるはずなんだよね。
そうだね。
これがあるいは決定論みたいな考え方で、
つまり現在の状態を余すところなく全部把握できれば、
未来っていうのは予測できる、一つに定まるっていう発想。
これを僕らは持ってますよね、基本的に。
そうね、だからゲームのビリヤードゲームなんか、まさにそれをシミュレーションして再現してくれてるわけだよね。
そうなんです。
僕らがそれができないのは、あくまでも情報が得られないからで、
まさにコンピューターシミュレーションみたいに全部置き換えてしまえば、
たぶん100万回やっても100万回同じ場所に絶対落ちるはずなんだ。
落ちるっていうか、止まるはずなんだよね。
っていうところが僕らの発想としてあります。
で、これをある種究極まで突き詰めたものとしたのは、
ラプラスの悪魔っていうものがあって、聞いたことあるかな。
ないない。
そう、面白いのがあるんですよ。
これは数学者の人なんですけれども、どんな発想かっていうと、
もし宇宙、この世界全部あるじゃないですか、
物理的な宇宙があった時に、
この宇宙の全部の原子の位置とスピード、
つまりどこに原子があってどっちに向かってるかっていうものが把握できる、
そういう風な知性があったとしたら、
その悪魔、それの知性を悪魔って呼んでるんだけども、
もしそういう存在がいたとしたら、
この悪魔には未来が全部見通せるはずだっていう風なことを言ったんだよね。
まあそうなるよね。
そうそう、つまりこれ決定論です。
そうなると、要はもう運命なんてないわけだよね。
ないね。
要は、例えば僕らが明日何食べようかな、
うん、活動にしようとかって言った時に、
それも全部、脳ももちろん物理的な原子とか素粒子できてるわけだから、
その素粒子がこのタイミングで発動して、この電気信号が起きて、
その結果、我々は活動を食べたいと思った、みたいな。
っていうことも、悪魔には全部見えてました。
ああ、もうあれ、ニュートンの話からもう終わった。
ニュートンの世界観を考えると、そういう風になるって話だね。
ああ、今素粒子って出てきたからさ、ニュートンの世界観の時に素粒子ってあったって観測されてたっけみたいな。
でもさ、素粒子も結局はね、この回大元の物であったとした時に、
その素粒子の動きも全部理解できちゃえばさ、
そういう風に、全部のことは決まってるってなるわけじゃない?
ああ、だからラプラスがそう言ったっていうよりは、今の解釈で話してるみたいな。
そうそうそう、そういうことです。
そうなっちゃうと、やっぱりニュートンとかデカルトンの世界観でいくと、
もう世界ってのは全部予測できちゃいますよね。
それは僕らがまだ適切な把握する技術とかそれを持ってないだけで、
それを突き詰めてしまえば、未来は全部予測できますっていうのが、やっぱりこういう世界観なんだよね。
ハイゼンベルクの不確定性原理
はいはいはい。
ここまではOKというか、別にあんまり違和感なくない?
そうだね、話としては、まだあれだよね、この世界観はさっきの機械仕掛けバージョンのね。
そうそう、機械論的なニュートン的な世界。
そうね、イメージできるし、そうなるよねっていう自然という。
ただそうなると、よく考えたら怖いじゃん。
僕らの常識ってやっぱり未来は予測できるとかさ、
適切に把握すれば一つに定まると思っているんだけど、
それの適切さって結局は決定論であり、やっぱり自分の運命なんてないみたいな、
やっぱりそういうニヒリズムに繋がっちゃうところでもあるんだよ。
ある種のニヒリズムに繋がっちゃう部分でもあるんだよね。
言わんとすることは分かるね。
どうせそれを観測できない以上、運命も少なくともうちらにとっては分からないよねっていう意味ではいいかもしれないけど、
理論上はそうなるっていうのは分かるね。
そうそうそう。
逆に言うと、もちその世界観であれば、どうせそれを全部理解できるかみたいな感じで、
科学と技術は発展していくわけだよね。
なるよね。
そうそうそう。っていうふうになっていくんだけれども、
ラプラスさんが活躍されていたのが19世紀の200年前ぐらいなんですけれども、
20世紀ですね、本当にたぶんここ100年とか50年ぐらいで、
実はこのラプラスさんの悪魔っていうのも、そんなやついねえよっていうふうに証明しちゃった人がいるんですよ。
証明できるんだ。
証明できる。
そう。それがハイゼンベルクさんという人なんですけど、
人々はよくハイゼンベルクの不確定性原理とかっていう話があって、
ちょっとややこしくて、これはニュートン力学とか機械論を超える話なんですけれども、ここからはね。
彼が何を言ったかっていうと、
それはどんな悪魔が、知性的なもしかしたら神様でもいいんだけど、
そういう存在ですら、その位置っていうものとスピードっていうものがあったときに、
それを両方同時に正しく知ることはできないんだっていうふうな話をしたんだよね。
そうなんだ。
さっきラプラスの悪魔説明のときにあえて言ったんだけど、
やっぱり原始の位置とスピード、要はどこに向かってるかとかどう動いてるか、
これが分かれば世界が全部見通せるっていう話をしたじゃないですか。
したね。
これもうちょっと深めると、要は位置とスピードって何で2つなのっていう話なんだけれども、
例えば皆さんの、じゃあ仮に部屋とか見てもらってもいいんだけど、動くものは多分ないって思うんだけど、
今、じゃあ位置は分かるじゃないですか。
でもこれが例えば、仮に机の上に本とかが置いてあったとして、
その本が仮に机から落ちる瞬間で見たときに、
その本がどこに落ちるかっていうのは、その本のどんなふうに落ちるかっていうのは、
例えばその本がどのくらいの重さがあるかとかさ、
そういういろんな付加情報がないと動きってやっぱ分かんないじゃないですか。
まあまあまあ。
だったときに、その位置だけでもやっぱりその未来って分からなくって、
要はずっと静止してる可能性があるから分からなくって、
逆にスピードだけが分かるって、これちょっとイメージしにくいんだけれども、
仮にめちゃめちゃ速く動いている、何か速いでもいいんだけど、
そういう物体とかものがあったとして、
そのスピード、速さは分かるんだけど、今どこにいるか分からないってなったら、
当然次どこに現れるかも分かんないじゃん。
分かんないね。
っていう話で、要は位置とスピードって両方がないと予測ってできないんだよね。
っていう話なんだけれども、
両方ないと分かんないものなんだけど、
実はこれを両方セーブに捉えるのは無理だっていうのを証明したのがハリゼンベルクなんですよ。
うーん、そうなんだ。
で、これがね、結構今日面白い話というか伝えていきたい話で、
なんでなのっていうのを、
めっちゃ言うと難しくなるんで、一旦イメージでお伝えしますって話なんだけれども、
ちょっと聞いてみてくださいねと。
これ例えば、写真を撮ってるようなイメージをして欲しいんですけど、
写真ね。
写真。
さっきハエって言ったらハエを仮にイメージしてもらうと、
めっちゃちっちゃいハエがいますと。肉眼じゃ見えないぐらいなんだけど、
そのカメラを使うと撮れますとしましょう。
イメージして。
で、カメラって基本レンズがパカッと開いてシャッターが当たって、
それで撮れるみたいな機械じゃないですか。
うん。
だった時に、そのハエを撮るんですけど、
そのハエがあまりにもちっちゃいと、
例えばカメラで光当てて撮るっていうときに、
その光が当たった衝撃でハエの位置がずれちゃうんだよね。
へー、そうなんだ。
そのぐらいちっちゃいハエだと思ってください。
で、なると写真を撮ってその位置を撮ろうとしたときに、
その撮るという瞬間にハエの位置って動いちゃうじゃないですか。
そうね。
なると光のスピードだとしても、
その撮ったハエの位置とその光が返ってきて写った位置でずれちゃうんですよね。
あー、はいはいはいはい。
つまりこの今極小の小さいハエっていったのは、
いわゆる素粒子だったりとか原子的なものなんだけれども、
観測と干渉の関係
そのぐらいちっちゃいものを何か捉えようとすると、
その捉えるっていう動き自体が干渉したんだよね。
へー、そうなんだね。はいはいはい。
っていうことがあって、
なのでその位置を特定しようと、もともとずれますというのがあります。
逆に今度スピード、
要は位置だと止まっちゃってるからスピードを撮ろうとなってしまうと、
要はカメラでも露出を広げると長い時間撮ろうとするじゃないですか。
いうふうにしたときに、
その1個のシャッターを切るとその光で動いちゃうから、
動かないようにゆっくりゆっくり撮ろうみたいな。
そういうふうにしちゃうと、結局そのハエって動いてるから、
なんかこっからここの間にいるのはわかるんだけど、
実際シャッターを切るときにどこにいたかってわかんないよねってやっぱりなっちゃうじゃない。
っていうふうな感じで、
なんとなく動きはわかるんだけれども、
今度は写真がブレちゃって、
そのハエの位置がわからんみたいな。
そういうふうになっちゃいます。
スピードは?今スピードを話しなかったっけ。
例えばシャッターが1秒だとしたときに、
こっからこの距離動いてたってわかれば、
そこからシャンスできるじゃない?
あー、なるほどね。
今現像するそいつのその今のスピードはわからないよねって話か。
だからこの1秒間のスピードはわかるけど、
今のそいつの今この瞬間だよね。
その瞬間も多分その一点の長さが合っちゃうから、
もうその時点で多分もうおかしいという話になっちゃうと思うんだけど、
スピードって観測不能だよねって言ってるのと同じだね。
ほぼほぼ。
というと、
位置を正確に撮ろうとするとスピードっていうものが観測できなくて、
スピードっていうものを撮ろうとすると今度は位置がわかんなくなるよねっていう。
トレードオフだよねっていうね。
量子力学の観測問題
そうそうそう。
そういうことです。
あー、なるほど。
面白い。
1個質問いいっすか、今このとこまでで。
どうぞ。
例えばそのちっちゃいハエ、超ちっちゃいハエみたいなものが、
光だよね、見るものに干渉されるっていうのは、
どういうことなんだろう。
例えばどんだけ距離が近かろうと、
いわゆる光っていうもので捉えている場合は、
光の速さ分の誤差があるよねみたいな話だとすると、
それっていわゆる修正技術だよね。
なんとかなっちゃうかもなって思ったんだけど、
そういう話じゃないんだよね。
さっき確かに僕そう言ったんだけれども、
それ以上に大事なのは、光って、これも量子力の根本にあるんだけど、
粒であり波であるみたいな話って聞くことないよね。
ある。
光も実体なんだよね。
そうすると、ビリヤードみたいに光の粒がそのハエに当たった瞬間に、
ハエの動きが変わっちゃうのよ。
じゃあさ、カメラで言うとストロボたかないとか、
いわゆる観察する、見るで言うとさ、
人間が見たときって別に光は発してないでしょ、おそらく。
はいはいはい。
で、もちろん動いてる自分もだし、そのハエも、
常に何らかの光だったりとか、何らかの力を受けてるから、
常に何かブレてるみたいなところはあるかもしれないけど、
それと今回の観測者による見られたときの影響、
ちょっと見られた瞬間ズレちゃうよねみたいなのって、
それは違うと思うんだけど、その辺はどういう感じなのかな。
いいねいいね。すごく今の面白い話で、
これすごくやっぱ大事なのはまず観測するって何って話になってきますと。
いいね。
はい。なると要は観測をしますってなった瞬間に、
何かしか対象を捉える手段が必要だよね。
そうだね。
それは光でもいいし、なんかね、墨を塗っておくとかで、
もちろんいいと思うんだけど、そういう何かをしたときに、
要は相手に鑑賞をするってことが起きますと。
例えば、目で見るときも自分の目っていうものは光を発しないけれども、
どこかの光源から当たったものが跳ね返って目に入ってくるじゃない。
うん、跳ね返ってる。そうだよね。
つまりその瞬間に動いてるわけだから、
自分が見たっていうその対象と、
その見たものっていうものは、
もうその瞬間に動いてるとか動きが変わっているようなものとしてしか見れないんだよね。
でもそれで言うとやっぱり、
そうだね、光の速さの話だよね。
それで言うと、
ハエに光が当たってそれを反射したものを、
うちらは見てる過ぎないから、
そのハエと自分の距離分のずれだよね。
自分が認識した瞬間は、
そのハエに光が当たってこっちに光が来るまでのその光の動き分は、
自分がすでに観測したときはずれてるよね、すでにっていう話は。
さっきのその位置が特定できないと言うと、
その時間で自分とハエの距離が分かれば、
そこを補正すれば分かるよねみたいな話になるかなと思うんだけど。
位置は分かる。どこにあったかは分かる。
はいはい、それで位置は分かると。
でもその瞬間のスピードは分からない。動きは止まって分からないよね。
ダメなのか、やっぱトレードオフになっちゃうけど、
でもこれでさっきのラプラスの悪魔、
論破されるの?これで。
論破される。要は、スピードを正確に知ろうとすると、やっぱり位置が分かんなくなって、
位置を知ろうとするとスピードが分かんなくなってますね。
トレードオフっていうものが、どうしても観測っていうものにつきまとうっていう話なんだよね。
ラプラスの悪魔と観測
これがちゃんと数学的に証明されている。
数学的にやっちゃってるんだ。どうやるか知らないけど。
ここは僕まだ勉強中で、ちゃんと理解したいと思っているんだけど、
あくまでも今、例え話をやってるから、いろんな状況あるじゃないって思います。
でもこれは完全にトレードオフだよっていう話で、
今ここちょっと突っ込みたいんだけど、
いいよいいよ。
それで言うとさっきのラプラスの悪魔の、確かに話を聞いた時は静止画をイメージしてたんだけど、
そのラプラスの悪魔があらゆるものを観測できますという時に、
もちろん位置とスピードを同時、その瞬間に同時には把握できなくても、
そのあらゆるものの今の位置、もしくは10秒前の位置と、
あと10秒後である今の位置っていうもの、その2点だよね。
今わかれば、その位置とスピードどっちもわかるから、ベクトリウムがわかるから、
その後、その2点が、1点じゃなくてね、2点わかることでその先の未来も永遠もわかるんじゃないかなって想像したんだけど、
それは素人考えなのかな。
めちゃめちゃいいね。
めちゃめちゃ常識、古典力薬の常識に捉えてる。
これやっぱQOSの人の考え方、これ。
QOSの人の考え方、いやめちゃめちゃ面白い。
つまり、今の話はね、2点がわかればその間の動きとか速さがわかりますって言ってるじゃない。
で、それがあらゆるものに対応すれば、さっきのラプラス、論破されなくて済むんじゃないって反論しちゃう。
そう。で、思うと思うんだけれども、仮に例えば、僕らが普段生きてるレベルでは、
例えば家から駅に行きますっていう時に、このルート通るよねってのがあったりするじゃない。
でも、例えば極小のハエとか、もっと言うと光の粒とかフォトンって言うんだけど、そういう世界だとした時に、
仮にA地点とB地点にあったって言った時にも、どのルートをどう通ったかっていうのがわからないって話なんだよね。
で、これが面白いんだけど、これちょっと別の話ではあるんで、次回やるんだけれども、
やっぱり速度みたいな話を考えた時に、基本は高速が最大であると。これは相対性理論の話だけれども。
なので、高速みたいな上限をつけた時に、ここからここに行ったらこの時間で行ったんだったらこのくらいの速さであろう。
要は直線距離をたどればっていう話はあるんだけれども、実はそれを超えるような働きがあるんじゃないかとか、
実は直線じゃなくて、いろんなところを曲がって動くよねとか、
と言うと、光って粒でもあり波でもあるって言ったじゃない?
言った。
言った時に、波ってさ、どこにあるかってわかる。波はどこにありますかって言われたらさ、わからなくない?
確かに。
なんかあっちにもこっちにも広がってますみたいな。
そうだね。
言った時に、どこに、この2点間がわかっても、その間でどのルートを通ったかっていうことがわからない、実は。
でね、じゃあそれをめっちゃ細かく区切って、もう瞬間瞬間でやるとかさ、
じゃあ2点間の距離ってもう極限まで細くして、それを取ればいいと思うかもしれないんだけど。
思う思う、2点じゃなくて、それを増やせば、
あらゆる世界の物質だよね、光もなんでもいいけど、電波でもなんでもいいけど、
あらゆるそれの挙動を知った上でそれを知れば、まだ悪魔いけんじゃね?って思っちゃう。
でしょ?これがね、めちゃめちゃ面白くって、実は、2点間を取るって観測することじゃないですか。
うん。
今どこにあるかっていうのを把握するわけだからね。
うん。
実は、観測をするとそこを通ったということがわかるんだけれども、
うん。
それは、実は事故的にしかわからないっていう実験があるのね。
そうなんだ、ほうほうほう。
うん。つまり、観測をしない間は、なんかあっちにもこっちにも通ったように見えるのに、
その観測できるポイントをやった瞬間に、そこしか通らなくなるっていう、
うん。
そういう二重スリット実験と言われるようなやつがあるんだけど、
ほうほうほうほう。
実はそういうふうなことも実験で証明されていて、
あー。
うん。
その、要は2点間でも100点間でもいいんだけど、
そういう観測をすることで、そこを通るようになるとしか言えないみたいな、
はいはいはい。
そういう世界があるんですよね。
うわー、ちょっともう弱ってきたね、この悪駒がね。
なるほどね。
いやー、そう、ちょっと下手にできた。
うん。
だからさっきのその、2点じゃダメやけど、
例えばその2点間を超極小にした上で点を増やしていけば、
うん。
その、たとえば光だったりいろんなものも、
うんうんうん。
えっと、なんだろう、挙動がわかるっていうのは、
うん。
その、なんだろう、もう、
うんと、必ず螺旋状に動くとか、
うん。
必ずこの範囲を波打って動くみたいな、
うん。
これはこっちの、なんだろう、観測する側というか、
うん。
それをこう知りたい悪魔側だよね、今回で言うと。
うんうんうん。
悪魔側の希望的観測に過ぎないって話なんだ。
そういうことです。
もっと言うと、それができるというか、
そういうふうに、えっと、なんだ、
地続きになっているとしか、なっているという世界観だから、
そういう想定をしたんだよね。
うんうんうんうん。だから本当はもっとカオスで、
どんだけ点を取ろうと、
うん。
えっと、なんだろう、動き自体がカオスかもしれないし、
仮に動きが、
うん。
必ずこの螺旋状っていうふうに、
うん。
その、なったとしても、
うん。
あの、それは観測した、あなたが観測したからであって、
そう。
量子力学の実験と証明
実際はそんなふうに動いてないからね、
みたいなことが全然あり得るよっていう、
うん。
ことが証明されてるって話だよね。
そうそうそう。
かなりそのミクロの原子とか数値レベルではそうなっているよということが、
もう判明している。
はい。
はい。
なんかその、
うん。
確かにフォトンが波でありみたいなものを、
うん。
去年か一昨年、ニュートンの雑誌買いましたみたいな。
あーはいはいはい。
言ってたね。
うん。その実験見た気がする。
なんかこの、
うん。
あの穴とか開けといて、
この瞬間光がバッてやるとここに、
その瞬間だけその位置が分かって、
でも、
そうそうそうそう。
必ずなんかこっちになんか変だけど寄っちゃうよねみたいな、
うんうんうん。
この実験やってた気がする、なんか。
まさにそれはそれ、二重スイート実験だね。
あーそうなんだ。
うん。
うん。
っていうところで、
なんかそういうこともやっぱり証明が、
あの実験でもできるし、
数式でもやれるっていうところで、
うん。
その今言った、やっぱりその位置とスピード、
その両方をやっぱり取るっていうことができないんだということが、
うん。
もう証明されちゃいました。
未来予測の限界
っていうような話なんだよね。
なるほどねー。
うん。
うわー大丈夫かー。
あと、
死にました。
死にましたね。はい。
はい。残念ながら。
へー。
はい。なので、
そうなるとね、もっとこれ何かっていうと、
要は、僕らはさっきね、
現在の位置、
ビリヤードの話に戻ると、
今ね、玉がここにあって、
クッションはこのくらい下手っててって、
全部今の状況をきれいに整理すれば、
未来が想定できるようにっていうふうに考えます。
うん。
でも今言ったみたいに、
現在の状態を完全に修正するのは不可能なんだよね。
うんうんうんうん。
そうするともうその位置とスピードって両方が揃わないから。
うん。
逆に言うと、
現在が本当に止まってる静止画で、
位置だけだったらいいんだけど、
うん。
それだとやっぱりもう写真と一緒で、
これが、
この風景が30年前の写真なのか、
100年前の風景なのかってもう分かんないじゃないですか。
うんうんうんうん。
写真自体がきれいであれば。
うん。
うん。っていうふうなのと一緒で、
それがやっぱり現在の状態を知るってことにならないんだよね。
はいはい。なるほどね。
うんうんうんうん。
っていうふうなところがあり、
だからもしかしたら聞いたことがある方がいるかもしれないですけれども、
漁師力学とかって確率でしか存在を明かせないんだとかさ、
確率的なものとしてしか語れないんだみたいなことって、
もしかしたら聞いたことあると思うんですけど。
前も話したシュレディンガーの猫的な話だよね。
そろそろ観測するまで生きてるか死んでるかみたいな話っていうような話もここから来ている。
うんうんうん。
こういう発想から来ているっていう話なんですよね。
うん。
うん。
で、これってある種、じゃあ我々も未来を知ることができないのかとかさ、
我々の認識とか科学力は限界あるのかみたいな話なんだけれども、
科学に限界があるというよりも、
そもそもどうやら僕らの生きている宇宙とか世界っていうのはそういうものらしいっていう、
量子力学と哲学の交差
そういうような世界の在り方のアップデートなんだよね、これって。
はいはいはい。さっきのQOSだと、そんなーってなるけど、
そうそうそうそう。
別にそんな気を落とすことじゃないです。そういうものだから、みたいな。
うんうんうん。
うん。感じで。いや、分かんなくて当然ですよーみたいな。
あ、そうそうそう。
もし分かるっていうことが理由的に不可となったんですねっていうことが分かったみたいな。
あーそうそう。あなたたちの言う分かるって違うからねっていう話ね。
そうそうそうそう。そういうことそういうこと。
うんうんうん。
っていう風な感じなんだよね。
あーすごいねー。
うん。
今でちょっとこうやって話すだけでも、ある意味そのね、やっぱりニュートンっていうか、
僕らの常識にある、やっぱり未来は予測できるとか、
現在っていうものは、頑張ればちゃんと全部理解できるっていう発想っていうのは、
やっぱりもう、実はQOSなんですよみたいな。
うんうんうん。
これだけでも結構衝撃かなって思ったし、いや僕は結構衝撃だったんだよね。
はいはい、まあまあねー。
みたいなところもあるので、
でもね冒頭の話に戻ると、やっぱりそのね、ソウジのこれは世界観にちょっとだけ紐づけると、
やっぱりこうなんだろうな、世界っていうものがあるんですね、固定的に、
例えばさ、このものがあってとか、何ていうのかな、
未来が繋がっていて、例えば始まりと終わりが確定できるみたいな。
だから発想って僕らあると思うんですよね。
宇宙はこの一点から始まっていつか終わるかもしれないとかさ、
人生ってのはここから生まれてここで死ぬんだ、それでおしまいみたいな感じってあると思うんですけど、
そもそも始まりの一点みたいなもの、点だよね、やっぱり時間みたいなものをとられたときに。
そうね。
で、あるのないのっていうと、多分ないんだよね。
あー、はいはいはい。
うん。
だから世界っていうのはそんな止まったっていうか、この瞬間でも捉えることができないから。
うんうんうんうん。
で、ソウジってさ、生きるのも死ぬのもある種地続きだよみたいな話とかさ、
ある種の、何ていうのかな、あんまり時間論として言ってはいないけれども、
やっぱり区切るみたいなことじゃなくて、やっぱり全部繋がっている。
だから時間も空間もとか存在的にも含めて繋がっているってやっぱり発想があるので、
そのタオがね、すべての始まりってのは老子の発想だけど、ソウジはそういうふうには言わないんですよね。
多分言ってないはず。
はいはいはい。
っていうふうな、万物の根源が何かとか、世界がこの瞬間から始まったみたいな発想じゃない世界か。
そうね。
そういうところが、やっぱりこの量子力的なところにはあるんじゃないかなって思うんですよね。
うんうんうんうん。
はい。みたいな感じでね、今回ラプラスの悪魔が死にましたというね、
ハイゼンベルクの覚醒性原理というのを話したみたいですけど、どうでした?雰囲気感ちょっと伝わりました?
うん。だけどパソコンでいうとさ、今OSなくなってるだけだからさ、今コンコツなんだよね。
パソコンとしての機能を今果たせていないからさ、早く新しいOSをインストールしてくれって、バイオス画面しか出てないんだけどみたいなさ、今なんもできない。
初期化。初期化されちゃいましたね、確かにね。
早くOS入れて、アプリなんもインストールできないよみたいな。
なるほどね。ごめんごめん。確かにね、それは申し訳ないんだけど、
それ難しいのが、量子力学っていうOSみたいなこと言ったんですけど、このOS実はまだまだ不完全で、フェーズA、B、C、D、E、いっぱいあって、
どれが正しいかわかんないですけど、お好みのやつ入れますよみたいな感じなんだよ、OS的には。
リラックスみたいなね。
リラックスはさ、レッスンはそんな感じなのか。
大元はあるよね。
そう、そう。バージョンがいっぱいあるんで。
しかもどれにも良いとこと悪いことはありますけどねみたいな、結構そんな感じなんだよね。
なるほどね、そっか。
なので、ちょっとね、そういうところはね、僕も正直わからない部分もあるので、一旦次の話で、
僕の中で面白いと思っている冒頭、途中でお伝えした、it from a bitのやつね。
その物とかっていうものは情報からできているっていうのも、実はこれも一個のOSというかそういう発想がありますよ。
で、これだと、これはこういう部分はうまく証明とか説明できるけど、これはちょっと弱いですねみたいな、
そういうふうな学説みたいのがあるんだよね。
はいはい、まあAndroidとiOSぐらいの感じね。それがもっといろいろ分かれてるみたいな。
そうだね。Androidの中に、どっち本体なのか違いかも、サムスン製のものもあればソニー製のものもあればみたいな、そんなイメージがあるんで、
その中の一つを次回ご紹介していってと思っておりますよと。
それで多分わかったとはならないと思うんだけれども、
なんとなく今回の量子力学と哲学っていう、確かに世界観が広がるかもねとか、
僕らの世界の見え方って量子力学って感じであればアップデートできるかもねみたいな。
これが伝わるとなんか嬉しいなと思っているので、
ちょっとね、今回の物って確かに今の状態って確定しないんだとか、
そういうなんとなく不思議なふわっとした感じを持ちつつ時間を受けいただけると、
イメージ湧いてくださるかなと思う。
面白そうだね。なるほど。
今回は科学的な観点からだけど、確かに冒頭言った通り掃除とかさ、手伝いとかさ、
そういうことと繋がるときの負に落ち具合が多分こういう物理感覚っていうの?その直感っていうかさ。
それを身体感覚を持つことで、やっぱり総合理解深まりそうみたいなのも分かる気がする。
そうそうそう。やっぱりどうしてもね、哲学でどこまで行ってもある種、
自弁というかさ、やっぱりその人はそう考えたんでスネになってしまいがちなんだけれども、
実はその人、例えば僕はね今好きで勉強してますって言ってたホワイトヘッドとかも、
なんか見れば見るほど、めちゃめちゃ量子理学の世界となんかフィットしないみたいな。
実際そういう風な研究をされてる方もいるみたいなんだよね。
物理学的な方で。
だからまさにこのラプラスの悪魔だけどさ、
やっぱ物理学とかは馴染みないからあれだけども、
多分普段のさ、ご飯食べるとか目標に向かって進むみたいなさ、あれを実現するのだみたいな時も、
やっぱりこの2点間が分かればここに繋がるはずとかさ、思ってるなと思ってね。
それはもちろんマクラとかで、僕らの普段の生きてる世界では全然いいんだけれども、
そんなにブレないというか、うまく着地することもあるよねっていうね。
そうそうそう。
それはやっぱりいわゆる原子とかがたくさん集まって、それが平均という要求を取ると安定するって話なんだけど、
原子1個とか素粒子1個。原子より素粒子じゃない。
レベルでいくとそのぐらいブレるよっていう話があって。
っていうところの話を、今後おっしゃるとよくないんだよね。
逆に、それこそ本とかもわかんないってことですかとか、
未来に対して逆算して、こういうふうに頑張ろうって意味ないんですかとかっていうのが別の話なんだけれども。
確かにそういう意味で、今日途中でチラッと入った虚無主義的になるみたいなのも確かにあるかもね。
どっちかに寄り過ぎるというか、適応する場所を間違えるというか。
そうなんだよね。結局その後未来なんか想定できないから何やっても無駄だとかさ。
量子力学と哲学の交差点
結局今の状態がわかんないんだったら、戻れる必要はないとか、
今に対して向き合う必要はないとかって言っちゃうとやっぱ違うよねみたいな話があるんで。
虚無主義はあれか。ラプラス側で出てきたけれども、合成運営だみたいな。
これ量子力学的な世界観でもあり得るのか。
どっちでもあり得る。どっちでも引き付けられる。
っていうのがあるので、あくまでもこれはすごくちっちゃい世界の所有主の世界において物のものというか、
物理的に捉えるとそうなるよっていう話であって、ただそれがやっぱりその世の中の根本的な素材じゃないですか、
所有主とかって。
ってことは僕らの世界っていうものも、やっぱり前提としてはこういう予測不可能な、
未来っていうものがわからない、不確定であるっていうことからできている。
世界なのってことがわかっててもいいかもねっていうような話ですね。
わかりました。今回はニュートンガンのデカイトアンインストール編ということを、
次回の新OSインストール編ということをその辺り深く聞いていくと。
インストールはできないかな。こんなOSもありますよ、ベータ版ですけど編ぐらいかな。
新しいOSをインストールする要領が来ましたよっていうところで、
次回その辺の話聞いていきたいと思います。では引き続きよろしくお願いします。
お願いします。今回もありがとうございました。
56:59

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