1. 哲学の楽しみ方を探求する〜それ哲ラジオ
  2. #49 中世は暗黒時代だという誤..
2022-10-12 37:47

#49 中世は暗黒時代だという誤解は、なぜ起きたのか?

「それって哲学なの?」といった身近なテーマをきっかけに、哲学の楽しみ方を探求するラジオ番組です。


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00:00
♪~
はい、それ鉄ラジオ今日も始めていきたいと思います
よろしくお願いします
よろしくお願いします
このラジオは身近なテーマをきっかけに
哲学について楽しく学んでみようという番組です
哲学好きの弟と哲学に馴染みのない兄の
兄弟二人でお送りしていきたいと思います
改めまして兄の関野強生です
弟のハヤトですよろしくお願いします
さあ前回は難しかったヘイゲルでしたけれども
今回はちょっと時代を遡って中世の話をしてくれるということで
どんな感じになっていくんでしょうか
はい、そうですね
このラジオをこれまで古代のゲリジュラー哲学
ソクラテスとかプラトンとかエスレスとかやって
前回仏教とか思考用に行って
近代ですねデカルトとかカントとかヘイゲルっていうのをやって
まだ途中で優意識を挟んでみたいな感じで
いっそり期待してたんですけれども
実は古代のゲリジュラー哲学からデカルトまでっていうところも
すっぽり抜けてましたと
時々話として中世はとかキリスト教がみたいな話はあったと思うんですけど
今後より近代か近代とか現代に近づいていくにあたって
やっぱり西洋哲学っていうのをやろうと思うと
キリスト教っていうのがどういう風に思想的にとか
哲学的に捉えられていたかみたいなところを知っておいて
損はないというかやっぱり大事だなと思ったりするところがありまして
なるほど確かに何の気なしに神から個人みたいなね
勝手に比較したりとか作ったりとか確かによく
うまく説明はできない感じするもんねこっちはね
そうそうそう
僕らもさ別にキリスト
日本自体がそもそもキリスト教の県ではないし
僕らは別にキリスト教徒ではないから
そういった人たちが考える神みたいなのって
どこまで行ってもイメージでしかないというか
本当のとこには当然ならないんだけれども
でもやっぱりこの西洋の人たちはそういうキリスト教のある生き方というか
文化の中でやっぱり物事を考えたっていうところがどうしてもあるので
それをある程度知っておくとか理解しておく
あるいは今後やろうとしているキルケゴールみたいな人がいたときに
やっぱり哲学者も神との関係性ということをすごく大事にしていたりするので
そもそも神みたいなものをどう捉えてきたのかということは
03:00
せっかくだしちょっと触れていきたいなと思っていて
いつもみたいに一人の思想で4,5回やるじゃないですか
そうだね一人で
今回は一人分みたいなところで中世の思想みたいな感じで
2,3人くらい振り上げながらやっていこうかな
中世って言っても1000年くらいあるから
1000年をやり尽くすこともできないので
ほんとにさらっと触れていきたいなというふうに思っています
なるほど中世に生きた哲学者その人というよりは
ある程度時代感とか暗黒時代とか神の世界観みたいなものを捉えていこうねという感じかな今回
そうね代表的な人とか
中世の哲学者といえばこの人だよねみたいな人を取り上げながら
軽くさらっていこうかなという感じですね
今回は第一回導入みたいな感じで
タイトル的にも「中世は暗黒時代だ」というのは誤解だみたいなことを話していこうかなと思っているんですけど
はいそっかまあ誤解だとね
そうそうそこは誤解だよっていうことなんだけど
兄貴もさやっぱりこれまでは何回か言っているけれども
暗黒時代みたいな言葉ってやっぱり使うじゃない?
そうだねなんとなく使ってるよね
なんかどんなイメージ中世のイメージみたいなのある?
そうだねこれは読んでない人には申し訳ないんだけど
最近有名なというか人気になった漫画で
「魚人産ののち」っていう地球の運動についてという漫画があるんだけれども
知らない
知らない?
それこそこれはフィクションっぽくはしてるんだけれども
中世のキリスト教漫画の中では「シー教」って書いてるんだけど
その中でいわゆる天道説を舞台にそれに見せられてしまった
各社というかいろんな人たちの物語なんだけど
地道説だって言われてる時代で天道説を取り扱うことがこんなに危険だったのか危ないことだったのか
すぐに遺憾扱いされて死刑されちゃったりとか
そういう中でどうやって自分たちの考えてきた集大成というか
その当時で自分たちが編み出して自分が編み出したものをどうやって残して
それがたまたま運命のいたずらで次のバトンがタッチされて
結構すごく熱い物語だからぜひぜひおすすめなんだけど
そういう遺憾をすぐ殺しちゃったりとか
06:01
例えば魔女狩りもあったかな
こいつは魔女だみたいなとか
結構そういう感じだったりとか
あと暗黒っていうだけあって暗いものを開くっていうのも
個人というもの理性との対りごとして
やっぱりバカだったんだなみたいな
俺たちはアホだったんだみたいな
もちろん自分はそう思ってないけど
そういう感じってあったのかなっていうイメージ
そうだよねありがとう
僕もそんな感じで別に誰かに言われたわけじゃないし
中世ヨーロッパのこととかそんな調べないじゃん基本的には
だからなんかわかんないけど
すごいきつい人というか
意見違うこと言ったらすぐ殺されるとか
迫害されるみたいな
すげーやべー時代だったんだろうなーぐらい
今たまたま漫画で「ち」って言ったけど
結構いろんな小説とか漫画とかさ
結構題材にされるもんね魔女狩りとかさ
その言葉自体は結構使われたりとかしてるから
そういうイメージがあるのかもしれないね
騎士道みたいな感じで騎士が活躍したとかいろいろあると思うんだけど
それも全部誤解ですみたいな話があるので
今日はその辺りの話をしていこうかなと思っております
そんな感じでいろいろ話していくんですけれども
まずそもそも中世みたいなところって
逸佑みたいな話なんですけど
確かに
ふわっとしてると思うんですけど
ざっくりねさっき宣伝館ぐらいで言ったんですけど
ローマ帝国の末期
あくまでは西洋の話なんですけど
だいたい5世紀始まりぐらいから
東ローマ帝国が滅亡するコンサンツロップ
1490何年かちょっと忘れてた
15世紀末のだいたい1000年間ぐらいを中世っていう風に呼んでいます
はいはい長いね
この言い方自体はもうすでに15世紀とか16世紀ぐらいのイタリアにはあったらしくて
自分たちよりも前の時代に対して間だから中だもんね中世っていう感じで
いわゆるその余分な時期というか
あんまり歴史が発展しなかった時期みたいな感覚っていうのは
結構当時からあったんだよみたいなことが言われたりします
さっき兄貴が言ってくれた通り中世のねなんとなく現代的なイメージって
みんな地球が平らだと思っていたんだとか
お風呂にも入らなくて暮らしは不潔で
09:02
腐ったもんでも何でも食べていた
そうなんだそれは知らなかった
教会がねキリスト教の教会がすごい権威を持っていて
科学でも摘取していたみたいな
さっき魔女狩りみたいな話もあったけれども
何のティーもない女性たちが魔女だとか
疫病こいつらが原因だとか言っても何万人巻き破りにされたみたいな
そういう話ってあると思うんですけど
実はこういう説っていうのは今のねそういう考え方もありますっていう話ではあるんだけれども
文化上構築された中世だからもうイメージでしかなくて
基本的には20世紀までに歴史学の専門家によって否定されていることです
なるほどなるほど学術責任とか歴史責任調べていくとそんなことはないよと
あくまでお話だよみたいなとこか
そういうことそういうこと
当時の文献とか漁っていくと別にそんなことはなかったっていう風に言われてますと
もちろん野蛮だったり暴力的な時代っていうのもあったんだけれども
1000年間ずっとそうだったっていうかそんなことはなくて
せいぜい8世紀頃
300年くらいは確かにそういうあんまり良くない時代もあったと思うんだけれども
残り700年もそうかというとそうではなかったですと
なんか調べた人がいるらしくて15世紀より前に
魔術の使用を理由に処刑された女性っていうのが何人いたかってのを調べた人がいるらしいんだけれども
その場合1人は認められたんだって
でも1人しか逆に言うといなかったんだって
それも極端な気がするけどね
逆に何万人ってなったらそういった記録とか情報が残っているはずだけれども
そうか確かにね
例えば処刑した側にはそういう記述
それらしい記述暗号が残っているだろうみたいな話か
だから本当に1人しかいなかったかどうかっていうよりは
数万というと1兆体した時にそこまで広くもなかろうみたいな
お話はあったし
また教会とかね
さっきあの当時の知識人も兄貴が言ってくれたような天動説、死動説って話もあったと思うんだけれども
地球が丸いっていうことは普通に知っていたらしいです
だからそのもちろん一部地球が平らだみたいなことを言った人もいるかもしれないけれども
それが当時の常識だったとか
科学水準が一気に0まで戻ったみたいな感じではない
あくまでそれぞれの立ち位置、建前みたいな話なのかな
12:05
みたいなところがあったと言われています
じゃあこういう中世のイメージ、僕らが最初に言っていたイメージって
どうしてできたんだっけみたいな話でいくと
これも実は専門家が作っていますみたいな話があって
一応僕が読んだ本の中で言うと
ブルクハルドっていうスイスの歴史家の人がいて
ブルクハルドさん僕も初めて知ったんだけれども
この人は1818年から1897年、19世紀かな
スイスに生きた人なんだけれども
結構歴史のあるバーゼル大学という大学の先生、教授ですと
話で言うと今後僕が結構好きだし取り扱いたいという人が
ニーチェ、僕も結構信仰が深いような人で
全然権威ある人なんですけど
この人が書いたイタリアルネッサンスの文化っていう本があって
これが結構日本で広がった時に
中世というのは野蛮な時代だとか
14世紀、15世紀のアルネッサンスというのに
古代文明を再発見して
啓蒙の時代とかであったじゃないですか
啓蒙思想とかというのを経て
人間が知的になっていったっていう
そういう歴史観とかある種世界観っていうのが
広がっていったよみたいな風に言われたりしますと
なるほど、これも渡辺一人の一冊の本伝みたいなイメージがあるんだよね
もちろん他にもいろんな歴史家の人が
このブルーク・ハルトさんの書いた本を読んだ人がとか
いろんなのもあったと思うんだけども
そういうイメージっていうのも結局は100年前ぐらいか
250年前ぐらいの専門家の話から
結構根付いちゃってるものがあったりしますよと
なるほど、はいはいはい
せっかくだからどんなことが書いてあるのかみたいなところを
少しだけ引っ張ってくると
実際に書いてあることがですね
中世には意識の両面
両面っていうのは世界に向かう、外に向かう面と
人間自身の内面、内側に向かう面の両方っていうのが
共通するベールの下で眠っていましたと
そのベールっていうのは信仰
宗教への信仰と信じるということと
子供のような偏見と妄想によって
おられたものだ、みたいなことを言っていて
このベールっていうのが初めてイタリア、ルネッサンスにおいて
空中へ吹き飛ばされて
15:01
それによって人間っていうのは精神面で個人となったし
自己を個人として認識するようになりました
みたいなことを書いてますね
はいはい、なるほどなるほど
言っていることはわかるとは思うんだけど
理性とか個人、個性みたいなものは
眠らされてましたよ、みたいな
宗教の信仰とか偏見とか
でもこういう中世ってそういう時代だよねっていう
雰囲気がするじゃない?
まあするし、いわゆる暗黒時代って本当そういう感じだもんね
自分がどうこうじゃなくて
やっぱりそういう価値観、世界観の中で
人がそういうふうにある意味は洗脳っていうとね
強い言葉だけども
そういうふうになっちゃってたっていう意味でのベールって話だよね
ベールを被ってた
あと、世の中は正しく見れなかったよみたいな表現ではあるんだけど
うちらがいう暗黒時代はまさにこのブルクハルト
一体このイメージだよねっていうことなんだね
そうそうそうそう
で、やっぱりこれを大学の歴史学の教授が言ってるんだったら
そうかなって思っちゃうじゃん
思うね、絶対思うと思う
そうやって教わるんだもんねだってね
そうそうそう
本にもそう書いてあるみたいな話でいくと
じゃあこのブルクハルトがそういうね
中世=暗黒時代のイメージを広げた
なんか悪の文芸だみたいな話かっていうと
実はそれもちょっと違っていて
はいはいはい、あ、そうなんだ
なんかこれも他の場所ではこう書いてあったよみたいなところなんだけれども
なんか中世っていうのは
今日の世界の当時でいうと19世紀の時代の少年時代であって
我々が受け継いだものの中で真に価値あるもの
例えば理性とか個性とかそういったものっていうのは
この時代に根差しているみたいな言葉も残ってるんだよね
はいはい、なるほど
だから別に別にというかやっぱりその
一部分だけを切り取ってやっぱり広がってしまうほどの怖さであったりとか
うんうんうん
なんとなくこうやっぱりわかりやすいイメージ
ルネッサンスで花開いて
我々は今エリセイテキだけど
暗黒時代の人たちは愚かな野蛮だったみたいな
うんうんうん
やっぱそういうのっていうのは広まりやすいけどやっぱり
謝ってることも多いよねみたいな
なるほどね、ちゃんと本読めばこういう風に書いてるんだね
あくまでそっちを否定するとか
あっち行けってわけじゃなくて
そこも自分の一部なんだよっていう
少年時代は経て今は自分たちがあるんだよっていう
言い方はしてたってことなんだね
そうみたいだね
ちょっと僕もそのまま本を全部読んだわけじゃないからあれなんだけど
ただこのイタリアル・ルネッサンスの文化っていう本に書いてあるというよりは
他の本に書いてあることとか
18:02
なんか講義録みたいなものは結構大学の教材と残っていて
そういうとこにあるよみたいな話だから
なるほど
全部やっぱり見て判断するっていうのも普通は無理じゃないやっぱり
難しい、確かに確かに
そうそうそう
っていうところもあって
中世=暗黒時代みたいなところも
やっぱり一つのイメージだし
ちゃんと調べれば調べるほどそこまでひどいもんじゃない
みたいなことも言われているし
学術的みたいな話で言うと
やっぱ20世紀にはそこは結構否定されている
はいはいはいはい
話なんですよっていう感じですね
なるほどそっかもうそこはあれだけども
さっきの例えば魔女狩りにしても何万人とかじゃなくて
修行としては一人だから
きっとその間ではもう少ない方なんだろうねだったりとか
そういうのをきちきちとやっていった結果
あくまでもそんなにお話とかストーリー的に語られてきたほどはひどくないよね
っていうのが20世紀くらいにはもう
この学術的にというのもね
今のブルーク・ハルトの話聞くと
それこそそれを全面信用するかしないかは一旦置いておいて
そういう話にはなってるよってことなんだね
そうそうそうそう
だからもともと思われたみたいに
あちこちで当たり前のように魔女狩りが行われていたみたいなことは違うよね
はいはいはい
なるほどねまあ確かにそういうね
次の啓蒙時代とか愛の時代を乗り越えるとかね
意味でそういう否定的なある意味ネガティブなね
もしくはなんかの対立構造の相手方を否定するっていうのは
強いエネルギーを生むだろうから
そういう意味でね何か必要だったのかもしれないですね
そうだね
やっぱり実はこの辺も結構ヘーギルに影響されてるというか
やっぱりヘーギルの影響が大きいところもあって
前回その伝承法の話をしつつ
ヘーギルの歴史みたいなことは話せなかったんですけど
ヘーギル自身がやっぱり歴史っていうのは
その完全性に向けてどんどん発展していくものだみたいな話があった時に
やっぱり過去の時代を乗り越えて現在とは良くなっていくっていう
だからこそ過去っていうのが今よりも低いものみたいなやっぱり感覚っていうのが
まあ新法史観とか
そのある種歴史がどんどん良くなっていくみたいな流れの中で
やっぱどうしても気持ち的にはあるんだよね
はいはいそうか前回そうだよねヘーギルその辺の話はしなかったけれども
ヘーギル自身はそういう感覚があったの?
構造になるよねみたいなそのいわゆる優劣みたいな
乗り越えられる前のものはちょっと劣
乗り越えた後のものは優みたいなさ
21:01
そういう感覚はやっぱヘーギル自身も持ってた感じなのかな
そうだねやっぱりより良いものへみたいなところがあるし
その再立しているとか矛盾しているものが統合されるみたいな
また次より上位の概念にいくっていうのはあるから
ああはっはっは
だからそういう意味でいうとやっぱそのオロから中世からルネッサンスを経てて輝かしい近代へみたいな
そういう物語というのがやっぱりあったんだけれども
実際ねそういった大きな物語みたいなものもすごく批判をされていて
例えばいずれ取り上げたい風光みたいな哲学者20世紀に活躍した哲学者がいるんですけど
彼らとかも結局そのルネッサンスが生み出したと言われる西洋的な個人主義とかそういう価値観みたいなものが
やっぱりナチスとかそういう第二次世界大戦に繋がるようなやっぱりものを生み出してしまったみたいな
そういった批判とかもやっぱりしているんだよね
なるほどそういう大絶高度の生み出し方によってはナチスみたいなものも生まれちゃうよね
人種そういうところに来ちゃうとみたいな
人種差別とかやっぱり我々というか自分たちというのが優れていて
より劣っているものを支配するんだみたいなやっぱり対立関係に入れ込んじゃうとそういうことも起きるから
単純にルネッサンスっていうのが啓蒙的な思想であってゼンダーみたいな
そういう理解も危うい理解だよねみたいな
考え方っていうのもやっぱりある程度一般的になってきているし
あとこれが僕も教科書に書いてあったのを覚えてるんだけど
カロリングルネッサンスみたいな12世紀にもそういういわゆるルネッサンスとか文化的な豊かさっていうのが起きたよみたいな
そういう話とかもある種再評価されるようになっていて
はいはいはいそうなんだ
ルネッサンスってのは15世紀からだっていうよりは12世紀くらいから少しずつ文化っていうのが発展していって
15世紀を迎えたんだよみたいなそういうパツッと切れるものじゃなくてちゃんと続いているっていう続きのものだよみたいな
なるほど
そうそうそう解釈とかもやっぱり一般的になってきているらしいです
はいはいはいそっか確かにそうだよね一時代というかねそこで一気にバーンってなったわけじゃなくて
ちょっとずつそこそね3世紀くらいかけながらルネッサンス的なものがゴールとしてのそのイタリアのルネッサンスみたいな感じで考えるとね確かにしっくりくる感じするね自然な感じというか
そうだからやっぱりねそのまあ哲学とか思想に限らずかなぁとは思うんだけれどもそれこそ僕らのなんか中世=暗黒時代とか野蛮みたいな考え方ってなんかどっから来てんだっけみたいな
24:06
はいはい
まあそれこそさソクラデスの時とかにもやったけどそれででも確かめたことあるみたいなこととかちゃんと考えたことあるっていうかないことをさいっぱい僕ら思ってるじゃない
そうだね確かにそれこそ一時情報にね当たってるものなんての方が少ないだろうしね
大学教授がいたとかで納得したもんねとかテレビでやってたとか
そうそうそう本当に一時情報に当たろうと思ったらそれは無理というか研究者になっちゃうからそこまでやっぱりやりきれないまでもやっぱり一定そういった考えとか自分がやっぱり前提条件なしで信じてることが本当かとか
なんか時代によって更新されてるんじゃないかみたいなことを知るっていうのもやっぱり結構大事だなと思ったりしますと
ただ一方で専門家で間違うというかその人の知識レベルだったりとか時代の背景の中でやってるからやっぱり間違えることもあるよね
たぶん今常識になっているとか科学的に正しいとされていることとかもあとの人から見たらなんかあいつら300年後の人から見たらあいつらあんな幼稚なこと信じてたんてありえないみたいなことがあるかもしれないんですよねやっぱり
はいはいはいそうね
だからこそやっぱりそこに安易に言語をしないというか自分の頭で考えるってことはやっぱり大事だしそれが哲学なんじゃないかなっていうのは思ったりしてます
なるほどそうだね確かに先ほど一時情報は無理にしてもねたぶんいろんな情報があった時にそれっぽい情報があった時に必ずたぶんそれにこれはヘイゲル的な意味で対立する情報
本当にそれと真っ向否定するようなものもあれば半分賛成みたいな多分意見も多分いろんな情報があるはずだからねあえてそっち取りに行くっていうだけでも違うかもしれないですね
そうだね
T情報取れないまでも
やっぱりねその両極端でねやっぱり中世ってのは本当は理想の世界でとかっていうとそれはそれで間違えるとは思うんだけど
逆にもしかしたらそういう情報を切り出してきたら中世のこんなに素晴らしい時代だったっていうこともできるかもしれないし
うん確かに
だからその両方の中でここまでは言えるとかさっきアイラって言ってくれた通り一人っていうのは逆に怪しいでしょみたいな
うんうんうん
でも数万人っていうのも怪しいとしたらその間ってどの辺なんだろうねみたいな考えてるとか
まあ確かにそうだよねそれも確かに数万人なんだよって教科書で言われてたらさ信じちゃうけど
27:07
もう一個ね例えば他の人はいや一人って言ってるんだよとか他の人はまあいや言うて5000ぐらいだよとかって言ってるって情報があったとして
でまあ今は教科書では数万って言われてるけどねとかそういう理解の仕方をしとくっていうね
そのそれが絶対的な答えじゃないよっていうことをまあ意識しとくみたいな感じなのかな
そうだねそうだね
うんなるほどねまあなんかそうはねすごくなんかレベルの下がる話になっちゃうけどなんかダイエットとかにもなんかアツするかなみたいな
どういうこと
例えばほらバナナダイエットがいいですよとかリンゴダイエットがいいですよとかもだしやっぱり糖質制限がいいとか
あと一方でやっぱり脂質脂肪をとらない方がいいよそっち制限した方がいいよとかっていろいろあるしそれがやっぱり特にね科学的に言われたりするわけじゃん
なんかね科学的にはその例えばその糖質制限をしてこういう風にしてなんかそうするとその結局脂肪をとるよりもその体質がこういう風に改善されてみたいな
言われるんだけどねそういうのじゃあどっち信じるのとかねじゃあその脂肪制限は悪なのみたいなね
なんかそういうところでなんかちょっと感じよねダイエットするとかさ筋トレして筋肉をつけていくとか脂肪を減らすとかって時の方法論みたいなね
それもあると思うのあると思うしやっぱりねあの言う人に言わせれば結局科学みたいな学術的みたいなところも
もちろんねその妥当性とか不変性とは言ってあるとはいえ一つのやっぱり思想であったりそれも一つの理想とか思想であって
科学的に証明されているからといってじゃあ本当に正しいかって分からないし
もちろん科学というのは仮説でしかないというのが前提だから科学的統計的にこれがいいって言われたものがやっぱり自分に聞くかどうかっていうのもまた別問題だし
そういうまあある種の科学哲学というか健全に科学っていうのはまあ疑うじゃないけど
ちゃんと見るみたいな面もやっぱ大事だよね
うん確かになあそっかまあだし今回そうだよね確かに暗黒時代とか中世を理解するって言っても確かに一旦ここの誤解みたいなとこを解いてからスタートしないとそこそ理解がおかしくなっちゃうみたいな部分があるってことだもんね
一回目でこれやってくれてるのは
そうだねだしなんかそうじゃないとさ中世の中にもそういうちゃんと物事を考えられる特別な人がいたんだみたいな感じになっちゃうと思うんだけど
そうではなくて普通に生きる中で例えば神っていうものをどう捉えたらいいんだろうとか
30:09
あと次回でももうちょっとちゃんと話していくんだけれども
全員がキリスト教一色でその世界の中でなんかこうピュアに生きてましたってことは全然なく
まあそれこそ当然ヨーロッパの外にはそれこそイスラーム帝国みたいなものもあるしオスマン帝国みたいなものもあったりとか時代によってはして
結局異教徒というかキリスト教以外の人ももちろんいるわけだよね
うんうんはいはい
そういう人たちにキリスト教がめっちゃいいからキリスト教に君をなれよって言ってもなるわけないじゃない
まあそうねそこは
だからそのためにロジックというか論理でキリスト教を強くしていくかとか
キリスト教内部の大列にあってもどうやって論争をしながらキリスト教っていう思想を強く鍛えていくかみたいなことってのはやっぱり行われていたりするから
うーんなるほどそっかそっかそうだよねキリスト教って一言で言ってもそうだもんねローマも東西に分裂しているわけだし
そうそうそう確かにそっかそっか
いろんな宗派とかやっぱりある中でやっぱり思想的にはどういう風に積み上げていくかとか
あとはやっぱりここまでは思想でいけるけどやっぱりここから先ってことは御朝とか復活とかはやっぱりロジックでは捉えられないものがあるんだけど
それでもちゃんと線引きをしてここまでは理性の力で言えるけどここから先は無理みたいなことをちゃんと表現するとか
うーんそのがやられてきてるんだ
そうそう今回で言うとすごく有名な人みたいな形で5世紀頃に活躍したアーヴスティンズっていう人と
13世紀まさに12世紀ルネチサンスの後時代に活躍しているトマスアクイナスっていう2人を中心に触れていこうとは思ってるんですけど
はいはいはい
名前多分あんま聞いたことないよね
そうだねなんかざっくりどんな感じしたとかってネタバレになる別にいいよね
別にアーグスティンズで言うともともとはキリスト教徒じゃなかったんだけれども
キリスト教徒に回収して逆にいろんな論理とかを詰め上げていった人みたいな感じで
結構ねこの人次に取り上げようと思ってるんですけど時間の捉え方とか考え方とかがすごいっていう風に言われてる人なのね
へーそうなの
なんで時間かって言うと神って永遠性とか
要は無限なものと人間とか地上が有限みたいなところでいくと神と人間の関係を考えるにとって時間っていうものを取られないと神の永遠性に近づけないよねみたいなことを考えたりします
33:13
うわー哲学っぽくなってきた
そういうのを5世紀今から1500年くらい前に考えてる人もちゃんといますよとか
あとトマス・アクリナスっていう人がもともとヨーロッパではちゃんと伝わられてなかったアリストテレスの哲学とか思想っていうのをキリスト教にある種取り入れて
そういう論的な理性を用いて神の存在をまさに証明するみたいな
デカルトとかの時にもらったと思うんですけど
それの源流というかほぼ近いようなことを行ったりする
はいはいへーそうなんだ
みたいな感じでだからデカルトとかも別にデカルトっていう超天才が個人の個性の座を開いたとかではなくて
やっぱりこういう色の思想的な詰め合いがある中で時代に互足した時に花開くみたいなことってあると思っていて
はいはいなるほどなるほどそうかそういう種をちゃんと蒔いてきた人って感じなのかな
そうそうそうトマス・アクリナスがエヴァエルソン中世の大哲学者というか
ヨーロッパ中世における本当代表的な思想家哲学者みたいな風に言われてる人ではあるんだけれども
なるほど確かにどっちも教科書で見たぐらいの人っぽいなぁとは思う
多分その思想の中身とかまでは確かにあんまり出てなかったと思うから
今日ね僕が話すのもそんなにこうなんだろうな全体像っていうよりは本当に一部有名な考え方とか
今取り上げて意味がありそうなところとかを抜き出す感じになっちゃうんだけれども
それだけでも中世で千年間無知妄々な人々が地に這いつくばってキリスト教の世界で生きていたみたいな
そういうのじゃないよねっていうのは伝えられるんじゃないかなと思うので
その時代の雰囲気とその中でこういう人たちがいたんだよみたいなとこも含めてって感じなのかな
そうですねっていうような話を今日はだからあんまり深く思想に入り込むよりは
こんなことをちゃんと考えていた人がいたんだねみたいな感じで気軽に聞いていただけるような感じにしていきたいなと思ってます
了解そうねちょっと前回ヘイゲルでね頭ちょっと絞った感じあるから
少しお話みたいな感じで楽しませていただけると助かるかな
そういうのをちょっと折り混ぜていかないとこっちもね身が物無くなっちゃうので
36:04
でも今日ちょっと話したところでその中世ってそんな話もあるんだみたいな感じてもらえたかな
そもそもやっぱりハエトイ言ってくれた通り多分この今回でいうとブルクハルトとかそういう一般的なイメージっていうものがやっぱりつながってきてというか
それをそのまま理解してたんだなとかあとは多分ねそれを元に最初も言ったけどそのいろんな本とか漫画とかで
結構そういうなんか代前やっぱりなりがちだと思うんだよね
結構物語でさ色んな物語でなんかこう多分その間接的なイメージっていうのもたぶんすり込まれてるんだろうなーみたいな
思ったよだからなんか今回はそこをねちゃんとそういう歴史的な哲学的な面で一旦そこをねクリアにするっていう意味で
そのスタートラインに立った感じがしますね
そうですね、なんでちょっとフラットな感じで多分聞いていただけるとなんかイリスト教の影響方考えた人の話だからなんか学ぶ価値がないとかってよりは
そんな中でもこんな風に考えた人がいるんだとか意外とそういう考え方って現代でもつながるよねみたいなことも楽しんでいただけるかなと思うので
なんでちょっとねそんな感じで今回気軽にぜひ聞いていただけたらなと思うのでまた次回もよろしくお願いします
はい了解ですでは次回もよろしくお願いします
はいありがとうございます
37:47

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