はい、皆さんこんにちは。株式会社10X CFOの山田です。この10X.fmは、10Xを作るミッションに、小売チェーン、KECプラットフォーム、ステーラーを提供している株式会社10Xのメンバーが、キャリアや日々の出来事を学び、プロダクトに対する思いを包み隠さずリアルにお届けしていくポッドキャスト番組です。
今日は、いつもの山田の部屋の企画ということで、外部ゲストをお呼びしています、estieのCFOの上田さんに来て頂いています。上田さん、今日よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
すみません、急にお呼び立てしてしまって、慣れない感じだと思うんですが、是非、ザックバランに会話しながら色々お伺いできればと思っています。
はい、普段聞いてますけど、こんな事実上で喋れないと思うんで、お手柔らかによろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
じゃあ、結構ご存知の方も上田さんかなり活躍で、お名前もあれなので、ご存知の方もいると思うんですけれども、ちょっと最初簡単に上田さんの自己紹介をお願いしてよろしいですか。
はい。今、株式会社estieというですね、商業用不動産の業界に特化したスタートアップのCFOをしております。
去年の2022年の9月にですね、estieに参画をしまして、10月よりCFOをしております。
はい。
それ以前なんですけども、山田さんと同じですね、フィラデロフィアにあるボートンMBAに留学をしていたりですとか、あとキャリアとしてはすみません、新卒でIPDですね、投資銀行で、ファイナンスのアドバイザリー、その後プライベートエクイティのキャリアが10年ほどありまして、直近はですね、ペルミナというグローバルのファンドの香港オフィスおよび東京オフィスで、
4年半働いてまして、そこからestieに参画をしています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
結構なんか最近というか、この3、4年ぐらいやっぱりPD業界からスタートアップ、これからも増えてきている中で、私は勝手ながら上田さんを最後の大物と言い続けて、楽しみにしてたら本当に、ちょうど1年ちょっと前ですもんね、に移られてきて。
そうですね。
非常に。
はい。
もう完全に業界の人に聞かれたら恥ずかしいので、大物というのは脚色されているというベースで聞いていただけたらと思いますが、まさにPDからCFOになられた大物で言えば、ラクセルの永見さんですとか、様々な初先輩がいらっしゃいますし、その永見さんもオートの先輩ですしですね。
はい。
山田さんは僕より後にオートに卒業されているもののですね、やはりCFOとしては先輩でいらっしゃってですね。
はい。
そんな方々に影響を受けて、ここにやってきたという感じです。
なるほど。ありがとうございます。ちなみに1年ちょっとさえ、どんな感じですか、PDからスタートアップ、かなり環境違うと思うんですけど、ここまでのご印象とか。
そうですね。個人の経験、体験としては、実はあんまり変わらないという感覚がありますね。
おー。
何かと言えば、直近のペルミラの時に割とスタートアップ、これちょっと日本ですとあまりやってなかったんですけども、日本国内外問わずなんですが、レイターステージの投資の担当を私がしていたので、割とスタートアップの経営陣含めてですね、方々と接する機会が多かったというのが一つと、もう一つはやはり先ほど話した通り、特にMBAの同僚、同級生、先輩、後輩、あとは投資銀行業界も含めてですね、
はい。
投資銀行業界も含めてですけども、割とこれまでご一緒させていただいた方々が、金融業界PEからですね、スタートアップのCFOに転じるというケースがたくさんあって、その方々にかなり私もインタビューというかですね、話を聞かせていただく機会が多かったので、あまりそのギャップというのは感じなかったのかなというふうに思っています。
了解です。ありがとうございます。
実際にも日々の仕事という意味でさっきおっしゃった通り、そんなに個人として大きく。
はい。
めちゃくちゃ大きな変化があるわけじゃないっていう感じだったんですけど、今ってどんな上田さんがされている仕事でいくと、CFOって言ってもすごい幅広いと思うので、主にどの辺がフォーカス領域だったりされるんですか?
はい。
そんな特異なことをしていないと思ってまして、とはいえですね、スタートアップの在り方も多様なので、僕におけるCXOの在り方ももちろん多様だったと思うんですけども、
はい。
その中でもCFOの仕事。
CFOの仕事って割とパッケージ化というか、モジュールとして確立されている気はしていて、私の仕事もその範疇の範囲でないのかなと思っています。
具体的には、山田さんもかなり手がけられているであろうFP&Aですとか、予算事業計画策定といったところ、あとは2点目としては資本政策ですね。
資本政策の中にSO制度ですとか、あとやはり資金調達、将来的にはエグジットも、エグジットというか、
基礎の投資家にとってのエグジットオプションであるIPOですとか、場合によってはM&Aとかですね、そういったところを模索するといったところが2点目。
あとは3点目がステークホルダーマネジメントですね。これは具体的には基本的にはボードのマネジメントですとか、基礎の投資家のマネジメント。
この辺りが最も魂というかオーナーシップを持ってやっているところになりまして、ただ実際の時間の使い方でいうと、
そこが何超多いかというわけではなく、実際、兼務というかですね、私の役員としての鑑賞範囲がコーポレートの範囲ですので、
コーポレートオプション内、我々ですと10人程度いるんですけども、その中のチームビルディングとか人事評価、採用、
この辺りにかなり時間も使いつつ、特にそのコーポレートの中で、当然財務経理、IR、M&Aみたいなところは私が直接見てますけども、
自分のかなり鑑賞として見てますので、PRに関するところは割とPE的に言えばハンズオンでやっているというイメージですね。
散発的に営業事業開発にたまに参加すると、そんなイメージです。
はい、なるほど。ちなみに、CXOとしての鑑賞領域みたいな、今どちらだとファイナンスがありコーポレートがありっていう話だと思うんですけど、
経営戦略的な議論とか、プロダクト側、もしくは事業側に対して、CXOの立場でいろいろとコメントなり意見なりしていくみたいな、
こういうのはこういうので、ボードメンバーとかのディスカッションの中でインプットされているようなイメージだったりする。
ありがとうございます。まず会議体で言うとですね、社内の経営会議というのがあって、私はまだ取締役ではないですけど、
社内の取締役。
メンバーが3人いまして、社長とビジネス鑑賞の取締役と、あとはCTOである開発部門の取締役と、こう3人プラス私というのがいわゆる経営陣の4人になっていて、
その4人での会議体というのが月曜の朝と金曜の午後にあるんですね。そこで情報共有ですとか意思決定をするということがメインになってきますかね。
あとは、厄介のアジェンダを精査し、
厄介に議論して、ないしは厄介のレコメンデーションを社内的に仕決定する場として、我々内部の呼び方なんですけど、投資委員会というのがあって、今、投資委員会に資する事業というのが2つ、ないしは1つ、場合によってちょっと違うんですけど、ありまして、そこにもう私も入っているという状況ですね。
基本的にはその会議体の中で気づいたこととか、意見があることは入れていくみたいなスタイルという感じですか。
はい、オフィシャルにはそうです。
オフィシャルには、はい。
クラスになるんですね。
で、そこにおける、いわゆるDXですとかソフトウェア提供をやっているんですが、そういう立場のものとしてですね、実はオフィスへの出勤というのをかなり重視しているんですね。
なので、どこでどんな会議を行われているかとか、会話を行われているかというのはもう完全にフィジカルに見える化されているし、立ち話しみたいなことは相当大事にしているので、
ナッチングみたいな、これっぽいことになっているんじゃないのとかですね、そういうアンオフィシャルな会話、あとは当然スラック上の会話ですね、を含めて様々な、かっこよくと統制をしているというようなことだと思います。
なるほど。
なんか、それは何でお伺いしたかというとですね、結局、やっぱりPEから投資先に関わるときって、やっぱりどうしても、どちらかというとやっぱりオフィシャルな取締役会とか経営会議接点で吸い上げる、吸い上げて意見するみたいな、
多いじゃないですか、どうしても、っていうのに比べて、やっぱり中入られる、その差分っていうのは、やっぱり実際あられるのかなっていうのは、ちょっとお伺いしてみたかったところで、
なんか私もテンエックスファイって、やっぱりそこは結構、大きな意味での戦略的な方向性とか財務的なコントロールするっていう意味では、そんなにPE時代のやったことはすごい変わらないなと思うんですけど、
やっぱり取れる一時情報とか、実際にじゃあメンバーがどういう感情で、どういうふうに考えて動いているのかって見えるので、やっぱりちょっとこう、
見る、書く、
あとどれぐらい強くちょっとスタンスを取れるか、逆に言うとそれだけ見えてるからこそ、時に結構強くスタンスを取りやすかったりするみたいなのもあると思っていて、
なんかその辺のPEで投資を決められてた時と、こうスタートアップの中入られてみたいなのの、なんか上田さんなりの変化ってあったりしますか?
そうですね、そこで言うとですね、私プライベートエグいって主に2社で経験していて、先ほどの直近のペルミランの前のアドバンテッチパートナーズっていう会社で、
プライベートエグ業務やってた時は、それこそ今の会社とほぼ同規模の中堅、中小企業への投資もやっていたんですよね。
当時はまだしかもジュニアというか若手だったので、それこそ人番に張り付いてこいみたいな感じで、
ニュース情報を取ってこいとか、あるいはオフィスタイルの場以外で投資を聞かせてこいというエクスペクテーションがあったように思っていて、
なのでそのボードレベルの役回りとですね、現場回りの役回りと、
今両方同時にやってるような感覚なので、その意味でもあんまりPEでの経験と実は大差ないなっていう感覚が実はありますね。
なるほど。よくわかりました。ありがとうございます。
じゃあちょっとすみません。冒頭これぐらいにして、早速メインのアジェンダ3つ、4つぐらいお伺いしたくて、
最初ちょっとまさにさっきおっしゃったFP&A周りのところをお伺いしたいなと思っていて、
特にその事業計画作ったりとか、あとはそれをベースに多分月次でとかでモニタリングされてたりすると、
思うんですけど、その辺をどういうふうに意識して進められてるのかなっていうのをお伺いしたいですと。
ちょっとこれ背景的に言うと、我々例えばNXっていうと、当然その年次の事業計画を作っていて、
特にこのNXと1年みたいなものは一定月次でしっかり精度高いものを作りながら、
あとプラス2年、3年みたいな計画がそれに付随してついていて、
実際売上側のフォーキャストと、あとやっぱりコストが結構コントロールしやすいので、
かなり精緻に作っているというような形なんですけど、
ちょっとこの前もちらっと伸び話で議論させてもらいましたけど、
なかなかとはいえスタートアップって特にトップライン、売上の計画って不確実性も高いし、
どんどん環境が変わっていって、やっぱこっちだこっちだみたいなのもある中で、
結構PE時代ほど精度高いものを作ってガチガチに追いかけることの難しさもあると思いますし、
そこまで必要性みたいなのって、
ちょっと難しいなと、ただもちろん最終的にはIPOとかに向かってどんどんその擁立の精度を上げなきゃいけないみたいなのもあるので、
なんかそのスピード感とかスクラップ&ビルドの重要性と、