2023-05-04 33:52

Ep.058 影響を受けた漫画《著者が語る「マンガでわかる決算書ナゾトキトレーニング」》後編

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引き続き漫画版ナゾトレについて、ジャンプ漫画はじめ作品群からインスピレーションを受けた話を訊きました。

◆参考リンク

マンガでわかる 決算書ナゾトキトレーニング | 書籍 | PHP研究所

一歩先の企業・株価分析ができる マンガでわかる 決算書ナゾトキトレーニング 単行本(ソフトカバー) – 2023/3/14 (amazon)

インドの神様、ガネーシャのおはなし

夢をかなえるゾウ 【5冊合本版】 Kindle版 (amazon)

ヒカルの碁 – Wikipedia

NARUTO -ナルト- – Wikipedia

NINKU -忍空- – Wikipedia

桐山光侍×岸本斉史の対談がUJに、次号「忍空」が新作読切で登場 – コミックナタリー

呪術廻戦 – Wikipedia

地獄先生ぬ〜べ〜 – Wikipedia

両面宿儺 – Wikipedia

鬼滅の刃 – Wikipedia

商業向け漫画作品 | Lennon’s Loupe

NAKATA UNIVERSITY – YouTube

第3部 スターダストクルセイダース | ABOUT | 「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータルサイト

インベスターZ – Wikipedia

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。2023年から6年ぶりに企業の勤め人になる。

合同会社エンドオブオーシャン

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00:08
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び 投資金融経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、合同会社End of Ocean代表でお金にまつわる人間心理に興味があるまさきと 金融業界で10年以上働いたのち、今はスタートアップのファイナンス支援をしたり経済メディアで寄稿したりしているしげえです。
はい、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
それではですね、引き続き漫画版《決算書ナゾトキトレーニング》の話をしげさんに伺っていきたいなと思うんですけれども、
はい。
今回その、書籍版が2021年の冬に出て、そっから前回お伺いした通り、いろいろ漫画家さんと組んでやるみたいなことも含めて漫画版という形になったんだと思うんですけど、
これ作ってる中でここ難しかったなぁみたいなのってどんなことですか?
一番最初の設定のところは結構難しかったですね。
その前作は先輩と後輩の2人の対話でよかったんですけども、どういうストーリーにしようかみたいな枠組みがあるじゃないですか。
でもコンテンツはもうできてる。言ってみればアプリケーションはもうある状態なんですよね。
はいはいはい。
で、OSが漫画になるんで、漫画活ストーリーも変わる。じゃあこのストーリー最初どうしようかみたいなところは一番最初の山でしたね。
ほうほうほうほう。つまりストーリーとしてちゃんと読者が面白いと思うものを作るのに結構苦労したってことですか?
細かいストーリーは漫画家の枕さんが全部考えてくださってるんで、
やっぱ漫画家すごいんですよ、その辺は。漫画家ほんとすごいと思うんですよね。絵だけじゃなくてストーリーも全部セリフも含めて考えますから。
その前提としてはやっぱり設定みたいなのがあって、例えばですけど、私も今回この漫画版にするにあたって何冊かビジネス書の漫画版読んだんですよね。
はいはい。なるほどなるほど。
で、多くの場合、やっぱそのビジネスで会社に通ってるみたいなシーンがあって、
普通にオフィスでこういう課題が出てきてそれをどう解いていくかっていう、そういうシーンが多いんですよ。あとコンサルで入るとか。
あー結構それテンプレなんですね。
テンプレなんですよ。複数読んでそういう感じだったので、ビジネス系は。
はいはい。
で、そこはちょっと面白くないなと。面白くないっていうか、なんていうか、面白くないのは我々が面白くなってるんですよ。
まあわかりますよ。その本画って意味じゃなくて、それそのままやるんだと、もうちょっとなんか工夫したいなって思ったってことですよね。
そうですね。で、やっぱりマクラさんもその辺のクリエイティビティみたいなところを大事にされてる人なんで、ちょっと別の視点入れたいねみたいな話になって。
で、まあ言ってもいい、ポツアンなんで言ってもいいと思うんで言うと、一番最初はガネーシャってご存知ですか?
03:09
あのインドかなんかにいる像の神様みたいなやつですよね。
詳しいですね。ガネーシャでわかるんですね。
まあそれぐらいわかりますけど。
で、それ夢を叶える像っていうビジネスショーがあるんですけど。
はいはい、タイトルは知ってますよ。
それにガネーシャってまさにおっしゃる通りインドに出てくる神様みたいなのが出てきたんで、そのガネーシャがなんかにいろいろ、ガネーシャはドラえもんみたいなもんですよ、言ってみれば。
で、それでできないかみたいな話に最初なったんですよね。で、となった時にガネーシャって著作権誰にあるんだっけみたいな話になったんですよ。
あーなるほどね。
で、神様ですよねと。
はいはい。
インドの神様ですよねと。
はいはい。
それをなんか容易に使っていいのかなみたいな議論になったんですよね。
まあしかもね、今の時代ってやっぱそういう宗教的なこととかグローバルのこと、まあ仮にこの本が日本で売るだけだとしても、日本にもねその宗教を信じてる方とかいる可能性は全然あるわけだし。
そうなんですよ。
やっぱそういう配慮はきちんと持たないといけないってことですよね。
そうですよね。安易にその宗教的な文脈を踏み込んだ時に、ちょっと我々は無知だったせいで、実は何かしら問題が起きたって言った時に、取る必要がないリスクじゃないですか。そこまでして別にガネーシャに断る。
断るですよね。
はい。で、夢を叶える像ですかね。それ自体はもう20年ぐらい前のビジネス書なんで。
なるほど。
今とやっぱりだいぶ時代が違うし、やめようかみたいな話だったんですよね。
なるほど。だから現実に世の中にいる神様とかはやめようぜって。
やめようと。でもそれは創作でいこうみたいな感じになって、じゃあどんな感じでいきましょうかと。
普通のオフィスの状態で主人公いて問題があって解いていく。これはちょっと何ていうかよくありがち。ある意味定番なんですけど、違うなと。
で、そこでインスパイアーっていう表現を私は使いたいんですけど、例えばみたいな、光の子あるじゃないですかみたいな感じになって。
はいはい。光の子、一応リスナーの方、知ってる方も多いと思うけど説明すると、少年ジャンプの2000年代前半ぐらいに連載されてた漫画で、
主人公の少年がクラッカーなんかから囲碁の五番を取り出したら、その五番に取り付いてた大昔の囲碁のすごい名人みたいなのの霊がいて、
それに主人公の少年が取り付かれちゃって、その霊に教えてもらいながら囲碁を強くなっていくっていうストーリーですね。
まさに綺麗な、すごいですね。何の仕込みもなくてそこまで綺麗に光の子を。
読みましたからね。
まさきさんとかも、世代ジャンプとか。
06:00
僕は世代なんで、ジャンプで読んでたんでわかりますよ。
私もリアルタイムで当時ジャンプで読んでましたから、光の子。
で、みたいな感じで、なんか目には見えないけれどもそういう人が教えてくれて、
最初ちょっとヘラチョコな感じなのがオフィスで成長していくみたいな感じはどうですかみたいな話を、
これ僕が提案したんですけど、
なるほど。
で、それはちょっと面白いかもねみたいな話になって、
じゃあその要請どうしましょうかと、何にしましょうかみたいな。
2人マネッキーとファーって出てくるじゃないですか。
いますね。
で、光の子とサイっていう結構イケメンが出てくるんですけど、
まずガネーシャにしろ、こういうマネッキーみたいにしろ、
ちょっとやっぱり非常にベテラン的な雰囲気がありがちじゃないですか。
で、それプラスちょっとこういった、今回のファーみたいな可愛らしい感じみたいなのを対比で当てることにする。
かつ、ちょっとファーは抜けてるところがあるみたいな。
この細かい設計は真倉さんがやってくれましたけど、
そういうのをざっくり考えた感じでしたね。
いやー、今ね僕は聞いてて、
確かになんかクラで何かから出てくるってどっかで見たような話だなって思ったら、
光の子だわっていう、すごい今僕は納得しました。
なんですよ、そっかもうファイナンス全書みたいな感じで、
お金も勉強してきたみたいな感じとかも、
まあその文脈ですね。
ただまあ、これも例えばですけど、
ナルトって漫画あるじゃないですか。
これも同じく少年ジャンプで、
主人公が忍者の見習いみたいなんだけど、
ちょっとすごい狐の妖怪かなんかの力が封じ込められてって、
その主人公がいろいろありながら仲間と強くなっていく忍者アクション成長ストーリーみたいなやつです。
忍者アクション成長ストーリー。
で、あれとかもいろんなインタビュー読んでると、やっぱり忍空っていう前に、その前にまたあったんですよ、漫画家。
ありましたね、忍空。わかりますよ。
わかります?空手と忍術を合体した忍空っていう格闘技でみたいな。
あったな、忍空。
あれもやっぱりナルトの先生のインタビュー見てると、やっぱり対談してたんですよ、忍空と。
すると、実は僕は忍空の通行知りたかったんで、自分でそれインスパイアして書いてます。
はいはいはい。
書いてあったり、最近で言うと呪術回戦とかっていうのは。
これもジャンプ漫画ですね。
ジャンプ漫画ですし、もう一人の名前何て言うんでしたっけ。
僕呪術回戦読んでないんでわかんないですけど。
でもあれもあれですよ、ナルトみたいな感じで、ナルトは狐が、ヨコが、ヨコって言うんですけど、狐がいられてるじゃないですか。
09:05
それと一緒に呪術回戦も、そういう日本初期に出てくる妖怪がいるんですよね。
だから有名な妖怪ですよ、日本初期に出てくる映画ですから。
待ってくださいね、斜めなんだっけな。
スクナです、スクナ。
両面スクナっていうのが出てくるんで、両面スクナが主人公の中に眠ってるっていう、そういう設定なんですよ。
両面スクナって昔あったヌーベーっていう妖怪の漫画があるんだよね。
ヌーベーありましたね。
あれも小学校かなんかをテーマにした、妖怪と戦うみたいな、学園物みたいなやつですよね。
だからヌーベーには両面スクナ出てくるんですよ。
だからそういう伝説的な妖怪なんですよ。
なるほど。
アニメスカイ戦は、いわゆる両面スクナが復活するようになった時に、主人公がそれを体に取り込んで、普段抑えてるんですけど、
なんかの様子で両面スクナが前に出てくるみたいな感じになって、ナルトっぽい要素あるじゃないですか。
めっちゃっぽいですね。
最近流行った鬼滅の刃とかも、ジャンプ漫画たくさん読んでる人からすると、鬼滅の刃も騎士感があるんですよね。
昔見たことあるなみたいな。
でもそれは聞いたことあります。
セインとセイア的な要素があったりとか。
そういうのって漫画っていろんなインスパイアがあるのかなっていうふうに、僕は勝手に思ってまして、
実際自分が全く知識がない時に出てくるんですよ、そういうのが。
出てくると自分が読んだ漫画からインスパイアが結構多くなってくるっていうのがありましたね。
なるほどですね。
まあまあそりゃそうだと思いますよ。
そうなんですよね。
で、ここのヒカルの子的なインスパイアを受けて出てきて、
喋るとか、細かい設定で言うと、
このファーとかマネッキーは他の人見えてるのか見えてないのかみたいな議論もあったんですよ。
ああ、はいはいはい。
我々の内輪でですよ。
はいはい。
ヒカルの子とサイは見えてない。
そうですね。主人公のヒカル君以外には見えてない。
じゃあヒカルとサイが喋ってる時って周りどう見えてるんだろうみたいな細かいツッコミがあるわけなんですよ。
とか、まあまあいろいろそういう細かい矛盾みたいなところを何とかいろいろ議論したりはしましたね。
うんうん。
っていう、読んでる人多分誰もわかんないと思うんですけど。
確かに。
はい。
言ってしまえばストーリーとしてジャンプに連載するわけじゃないから、
まああんまり細かいところはふわっとしてても、
そうですね。
読者がファイナンスのことをちゃんと勉強できればまあいっかみたいな。
そうですね。
とは思いましたけど。
おっしゃる通りなんですけどね。
はいはい。
なるほど。
はい。
なるほどっすね。
まあじゃあその辺結構その設定というか、
まあそういった世界観というか、
なんかそういった部分作るのはなかなか大変だったけど、
12:02
まあ面白い感じもあったんすかね。それは。
そうですね。あの難しさと同時に面白いのがあったのと、
あと出来上がってみると、
あのね、まくらさんの後にリンク貼ってもらいたいやつけど、
ヤングジャンプに連載してたあの学校の先生の漫画とかって、
超写実主義っていうか、
まあリアルな絵じゃないですかどっちかっていうと絵のタイプとしては。
はいはい。
なんで他で言うとどんなタイプの絵と言えばいいんすかね。
リアル系の漫画ってことですか。
まあそうですね。
絵としては、まあどっちかっていうと、
ギャグシーンがないスラムダンクとか、
バガボンドみたいな、そういうタッチのよりの絵だったんですけど、
やっぱりこの漫画ではかなり表情とか含めてギャグテイストに
してくださった感じですね、まくらさんが。
やっぱそれはこの読者に伝えたいこととして、
そのシリアスさよりもギャグっぽいのが重要という話だからですか。
まあ楽しく読んでもらうっていう文脈と、
あとは謎解きトレーニングってちょっと入れてるので、
これ編集者からのアドバイスで、
結構謎解き要素を入れてくれみたいな。
1章で言うと、
これ1章の任天堂の謎解き要素どこにあったかって
まさきさん読んでて分かりました?
えっと今言われてみるとそんなに分かりませんでした。
分かんないですよね。
これタイトルにもあるんですけど、
任天堂が1.2兆円の現金何で持ってるんですかっていうのが主題なんですよ。
あーなるほど。
そこが一応謎解きポイントなんですね。
はいはいそういうことか。
なんで結構最初の方にファーがKに
任天堂って1.2兆円も持ってるんだよみたいな感じで、
そんなに?みたいな感じで何でか分かるみたいな話で、
そこから実は話が展開していくようになってるんですよね。
うんうん、なるほど。
でそれだから謎解き、まさにだから
Kの自宅で任天堂を採証する瞬間に
第一声がファーのその問いかけから来てるんですね。
あー確かに書いてますね。
1.2兆円もキャッシュ持ってるって知ってるって。
そうですね。
はい、言ってますね。
であとはメルカリとかスラックとかソフトバンクとか
他の全部謎解きというか、
こういった謎があるみたいなところから一応解いて入ってる
そういった文脈にちょっと逆テイストも入れる
そういう設定になってましたね。
うんうんうん、なるほど。
いやーそういうことっすね。
確かになんか言われてみると謎解きっていう部分
僕あんまり意識しないで読んでましたね。
そうですよね、確かに。
まあまあ見方によってはそんな意識しないでも読めるっていうことは
悪くないのかもしれないですけど。
そうですね。
ちなみにその文脈で言うとこれちょっと漫画じゃないですか。
で内容もちょっとギャグテイストですし、
表紙の絵もなんていうかちょっと面白そうな
15:03
そうですね。
謎解き的な表現出してるんですけど、
読んでもらった人から一人言われた感想が
村上さんとはじめにがめっちゃ硬いっすみたいな。
あーはいはい、なるほど。
はじめにがガチじゃないですかみたいな。
これから楽しく漫画読むはじめにじゃないですよって言われて
全く意識してなかったんですけど、
そう見えるんだっていう発見でしたね。
しまったと、もっとギャグっぽく楽しくっぽく書けばよかったって思いましたね。
でも別に編集者の方もそこにはあんまりコメントしなかったってことですよね。
全くされなかったですね。
これ本当に出来上がる直前に書いたんだ、はじめにと終わりには。
そうなんですね。
なるほどな。
でもやっぱり漫画を期待して読んではじめにこれだと、
ちょっともうちょい軽いタッチでもよかったかなって今思いましたね。
これさっき話題に出た他のビジネス書の漫画版とかどうなってるんですか。
どうなってるんですかね。
はじめになんかないのかな。
ありますけど、そんな軽いタッチじゃない僕印象ですけどね。
だから僕が書いた本ぐらい、はじめにぐらいの内容な印象ですけどね。
なんかそうなってくると、いやもうこれそもそも論なんですけど、
ビジネス書の漫画版って誰がターゲットなんですかね。
やっぱり活字離れは増えてると思ってるんですよ。
私何冊かこの本を検訪させてもらったりしたんですけど、
漫画なら読みやすいですっていう声かなりもらいましたからね。
そうなんだ。
だからやっぱり今スマホが普及して、
いろんな情報が素早く入るようになってきてる現代。
あと漫画っていうのはもう市民権得てるじゃないですか。
そうですよね。
そういう意味では、本読むよりもそういった漫画の方が入りやすいっていうニーズは間違いなくあると思いますし、
だからこそこれだけ本屋に行けばビジネス書の漫画があるのかなっていう気がしますね。
なるほどっすね。確かにな。
文字だけだと読むの嫌だけど漫画なら読んでもいいかっていうのは、とりわけ日本だとあんなかもしれないですね。
やっぱり読む人は本読みますけど、
全体的な傾向でいうと活字離れの方が多いと思うんですけどね。
だってYouTubeとか動画で学ぶとかすごい伸びてるじゃないですか。
例えばですけど、オリエンタルラジオの中田さんのYouTube大学とか。
ありますね。
見てて、例えばあれって、ハンター×ハンターとかジョジョの解説とかしてるのがあったりするんですよ、動画として。
ジョジョの解説は一応見たんですよ、第3部解説は私。
すげえ面白いんですけど、やってることは本当に本当に解説なんですよ。
18:02
第3部で城太郎が出てきてどういうシーンがあった、こういうシーンがあったみたいな。
漫画を再現してるだけなんですよね。
でもそれを匠のトークとホワイトボードを使って、面白く喋ってるみたいな感じで見せてる動画なんで。
あれ見るなら別に漫画やればいいんですけど、やっぱり本より漫画、漫画より動画の方がとっつきやすいんだなと思いましたね。
確かにそうなんでしょうね。そういうことか。
はい。
なるほどなるほど。ちなみにまた別の質問として、この本が無事に出版されて、これが達成できたなみたいなこととか、これはちょっとまだやり残したみたいな思うこととかなんかありますか。
そうですね。達成したこと、やり残したこと、そうですよね。
でも1冊目が対話型の本を書かせてもらって大変ありがたく、2冊目が漫画ということで大変ありがたく、そろそろ普通の本も出したいなって思いはありますけどね。
つまり著者の一人称というか対話ではなく、何て言うんですか、何対っていうのかわかんないけど。
普通の本ですよね。
普通のビジネス書ってことですか。
だからそうですね。私で言うとこの漫画で1章と2章の間にコラウムみたいなのが入ってるじゃないですか。
入ってますね。
あれが普通の本じゃないですか。
そうですね。
こういう普通の本みたいなところも書いてみたいですね、それは。
なるほど。ちなみに余談ですけど、それを書くとしたらテーマはどういうことなんですか。
実は要はもう仕込みはあるんですけども。
まだ出せないけど、仕込みはあるんですね。
仕込みは一応仕込んではいるんですけど、でもやっぱり私の場合は企業分析がベースになってくる。
ファイナンスを使った企業分析をベースになってくるんで、これまでビジネスインサイダーとかマグマグとかで書いてきた内容っていうのを再編集して、
ストック的な情報としてご提供するという、そういう感じになるかなと思ってますけどね。
なんかそうだ、それで一個思ったんですけど、この本の設定で主人公が、
メインはその会社で上司というか女の先輩にこの会社調べてこいとか謎を出されて答えるっていうパターンが多いんですけど、
一応サブストーリー的なものとしておじいちゃんが死んでおじいちゃんの株を引き継いだみたいなのあるじゃないですか。
ありますね。
これなんか僕、要するにどの会社の株が上がるかみたいな観点で捉えることも別にいいですよみたいなことなのかなって僕は勝手に思ったんですけど、
どういう意図なんですか、これは。主人公が株を持つっていうのは。
21:01
ありがとうございます。
本当に細かい、このレベルの細かい設定は結構枕さんが考えられてるんで、そこの意図が私と枕さんで完全に合ってるかどうかわからないんですけど、
やっぱり一つは、マーケティング視点で株の分析の本だっていうのは手に取ってもらいやすいのはまずあるんですよね。
確かに今言われてそうだ。この副題に一歩先の企業株価分析ができるって書いてある。
そうなんですよ。もともとは一歩先の企業分析だったんですよ。で、株価分析って入れませんかみたいなご相談があったっていうのがあるんですよね。
編集者さんから。
そうです。で、私はちょっとこれ本当に株の本なのかって言われたら、ちょっと果てなところがあるじゃないですか。
正直あります。
正直ありますよね。
ただ一応PBRとかPERとか話はしてはいるし。
そうですね。だからいわゆる株式投資とかでよく出てくる用語というか考え方は十分入ってる。
というので、あと一冊目書いたときにAmazonレビュー見ると、こういう企業で株の分析の見方は知らなかったって書いてるのが何個かあったんですよ。
なるほど。
これは株ですごい役立ちそうだみたいなっていうコメントをもらってて、一冊目にそれをこっちは訴求しなくても読者は勝手に株の分析っていうふうに捉えてくれたんで、
これはもういいだろうというふうに思ったっていうのがまずあって、株っていう文脈も当然入ったほうがマーケティング上いいと。
そういったときに、じゃあこの会社どうやって選ぼうかっていうときに、遺産相続でおじいさんがたくさん株投資しててこの株持ってるねっていうふうにやると分析しやすいじゃないですか。
それは実際1章任天堂、2章メルカリ、5章英材はその文脈なんですよね。
はいはい。
おじいちゃんが持ってた株ポートフォリオだから分析した。
そして3章4章6章は教えたさんからのクイズっていう。
先輩のね。
先輩の教えたさんからのクイズ。
言われてみればそうか。
なるほどなんかね先輩の印象が強すぎてそのおじいちゃんの株の方完全に忘れてましたわ。
そうなんですよ。
だから実は1章2章ってもう完全おじいちゃん持ってる株だから任天堂とメルカリを分析してるんですよね。
おじいちゃんメルカリの株買ってたんだっていう。
買ってたんですよ。
任天堂はまあ分かるけど。
で5章もなんでおじいちゃんエースの株持ってるのみたいなカラー入ってるんですよ一応。
確かに。はいはい。
ただ6章のうち3章がおじいちゃんの話で5章が教えたさんっていうのは私も今気づきましたね。
24:03
そんななんていうかそこまで全体図バランスとってなかって結果的にそうなったという感じですね。
なるほど。はいそうなんですね。
いやなんかやっぱ結構この株価分析みたいなことって言い始めると結構僕何ですかねその投資みたいな観点で言うと結構微妙になってくるなと思ってて。
はい。
なんかその言ったらあれなんですけどその学びとか自分のキャリアに活かすとかならいいんだけどなんかこの株上がるかどうかみたいなその特に安直な話になってくると結構本質ずれてくるじゃないですか。
わかります。めっちゃわかりますね。
結構悩ましいですよねその辺って。
なので結構あれなんですよ細かいんですけど
A財の一番最後147ページなんですけどもKが最後から2コマ目の手前のところで
うわーやっぱすごいや。じゃあA財の株はまだ手放さない方が良そうだねっていうセリフがあるんですけども
それに対してマネッキーはその辺りは自分で判断せ
未来は自分の頭を使って予想することに意味があるからのっていうところのセリフは結構議論しましたね。
あーなるほど。
はい。
まあそうですよね。本質的にはお前が自分で決めろよっていう話なんで。
基本このほうはそういうスタンスなんですけど、Kはやっぱそういうような安直な、安直って言い方あれですけど
ですけどちょっと釘刺してるっていうそういう実は構成になってるんですよね。
なるほどっすね。
ただ読んだ人の感想をもらったので村上さんとこれ一生任天堂を足してますけど
これも一生任天堂株買えってことですよねって言われたんですよ。
私全くそういう意図ないですよ。全くないんですけど、あれ見せられたら村上さん買えってことしかないじゃないですかって言われて
そう読み手としては捉えるんだっていうのは。
まあそう受け取る人もいるってことですね。
はい。でもちゃんとだってジェットコースター見せるじゃないですか任天堂。
はいはいはい。
でスイッチこの後ずっと行く。だってWiiの時もWiiUですごいドーンと落ちてるみたいな示してますから
決して任天堂が絶対儲かる株って言ってる人は全くないんですけどね。
うん。
はい。
そうですよね。だからねこの辺って本当なんかいわゆる投資のための勉強本みたいなやつってもうなんか
基本的にはうーんっていう話が大体多いんですけどでもやっぱ
多くの人がまあね投資とか株価の本読むってことはどうやったら上がるんですかどうやったら儲かるんですかって
いうもう発想で読んじゃってるんですよねはっきり言ってね。
そうですね。
まあでもこれって大昔からそうだと思うんですよね多分もう。
27:00
はい。
1970年の時からずっとみんな多分そうで。
まさにそうであの逆に見方を変えるとこの本その企業分析みたいなタイトルで売ったとしてもターゲットぼやけるんですよね。
うん。
誰が買うんですかみたいな話になっちゃう。
そうなりますね。
すごい企業分析する人がニッチじゃないですかなんで企業分析するんですかっていうと一番多いのは株投資をしたいからっていうニーズが一番で。
であとはあの企業で会社でM&Aとか投資をするからデューデリジェンスと言われるそういったのが必要だから読みたいですって人も当然いるみたいなところがあるんですけど
やっぱりそのマーケティング上大きなその大きな池にターゲット狙うとしたら株っていう見せ方はあの私はそこまですごいなんていうかめちゃめちゃ関心あるわけじゃないですけど。
まあでも本を作って売る立場からしたら。
そうです。
マーケットの広いところに出さなきゃしょうがねえじゃねえかっていう。
そうです。だからタグ付けですよね。これ何の本なんですかっていうときに株式投資の本なんですっていうことなのか企業分析の本なのですかって全然印象変わってくるんですよね。
いやそうだと思います。まあだからそういう意味で言うとこのしげさんの本に限らずこういったテーマを扱うとまあどうやってもその株式投資とかにかませざるを得ないってことですよねおそらく。
そうですねやっぱりちょっとそういう要素がないと本当にマニアックな専門書になってしまうっていうことですね。
いやーむずいっすね。じゃあどうですかしげさん3冊目とかまあ3冊目じゃなくてもわかんないけどなんか今後本とか書くときにはそのマーケティング上の理由で投資とかにやっぱり絡めるのはしょうがないなって思うのか。
いやもうちょっとなんとかそういうんじゃなくてもう僕が本当に書きたいことだけ書きますみたいななんかあるんですかイメージ。
まあでも一応私のスタンスはなんていうかやっぱり出版するっていうことは基本商業出版でみんなにたくさん読んでもらって。
そうですね。
売れるっていうふうに思われてるから出版社から相談機来るしこういう得る機会があるんで基本的にはそういう思いに沿う形で作りたいなと思ってはいますし
メッセージインサーターとか他の私記事書いてますけどそれも結構こういう記事書いてほしいとかこういうふうにやってほしいみたいなところが結構あったりするんですよね。
でそれも当然僕はそれに沿う形で書いてきたっていうのがあるんでまあそこがいわゆるビジネスとしてのクリエイティブの文脈でやっていくのか
30:04
ガチアーティストとしての自己表現なのかみたいなところの結構な差はな気がしましたけどね。
で僕自身はそのガチアーティストななんていうかそのこれを自分が訴えてこれを書きたいんだみたいなところはまあゼロじゃないですけど
難しいところですねやっぱりそういう機会を得られるのはビジネスとしてニーズが潜在的にあると見込まれてるからそういう機会をもらってるっていうのが一応僕の今のスタンスですね。
これ今話してて完全な思いつきですけど例えば逆に今日ジャンプの話とかしましたけど商業漫画として例えばこの企業とかベンチャーとか何でもいいんですけど
そういうのを取り上げるのに監修とかで協力とかだったらある意味ではコンテンツとして面白いものを作るっていうところに関われる可能性はありますよね。
だから有名どころで言うとドラゴン桜の著者が書いたインベスターZとかは株の漫画で面白くてみたいなところは。
そうですよね僕も読みましたよインベスターZとか。
あとはハゲタカとかハンザーノオキとかもやっぱりそういう裏で専門家が監修とかで入ったりもしたりはしてるんで
そういう形で何か貢献が今後それを私に組むのかという話があるんですけど書かれたらそれはそれで面白いかなと思いますし
僕もこういう本とかもと言い方難しいんですけど全く自由にこれ本書いててると結構それそれきついんですよね。
今回も前回も制約があるじゃないですかこういう枠組みでこういうコンセプトでこうみたいな。
そこのところを枠組みを作ってくるところを含めてとかターゲットを含めてマーケティングを含めてみたいなところ自身は結構面白いと思うので
それ自身はまあやりがいはありましたけどね。
アーティストとかってマーケティングっていう視点逆にないんですかねちょっとわかんないですよねその辺が。
でもアーティストの方にもいろいろいるんじゃないですかね。
本当に自分でこれ表現したいんだみたいなまでいっちゃうと多分マーケティング要素なくなってくるじゃないですか本当に表現したいまで。
ちょっと私の今のこの仕事の取り組みではあくまでそういったビジネスの文脈でしかまだできてないかなという気がしますね。
最悪本当に表現したいことがあればブログで勝手に書くっていう感じですかね。
確かにお金とかマーケットと関係ないところで書けばいいですもんね。
そうそうですね。
なるほど。
それがね本当にそんなに自分が書きたいことが書いたのがめちゃめちゃマーケットニーズがあるみたいなのがなればそれはめちゃめちゃありがたい話でめちゃめちゃラッキーだと思いますけど。
確かに。
そこの交差点できる人の方が少ない気がしますけどね。
確かに。
いやー面白い。
33:00
ありがとうございます。
ありがとうございます。
では今回までですね2回にわたってしげさんが出版された漫画でわかる決算書謎解きトレーニングについていろいろ伺ってきました。
ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう。さよなら。
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