2022-12-23 31:23

Ep.047 Amazonの歴史と現在《変革する者Amazon》Part1

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Amazonの発展の歴史を振り返りながら、過去の新規事業や買収の結果などを考えてみました。

◆参考リンク

amazon時価総額、創業27年で200兆円。ベゾスはいかにして“ECの巨人”を成長させてきたか | Business Insider Japan

Amazon.com

フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング(2022年版)

アマゾン時価総額、20年以来の1兆ドル割れ-悲観的な見通し響く – Bloomberg

【アマゾンCEO交代】べソスの後任、アンディ・ジャシー。AWSを400億ドルの事業に成長させた男の経営手腕 | Business Insider Japan

アマゾン

AWS – Amazon.com

Amazonマーケットプレイスとは?利用の際の注意点や返品、解約についてもご紹介します! | ART TRADING

Amazon 、プライム会員特典を拡充:サブスク収益の鈍化で「顧客維持」に傾注 | DIGIDAY[日本版]

ロングテール戦略とは? Amazonが売上げをアップしている方法

フルフィルメント by Amazon(FBA) | Amazon出品サービスの配送方法

Amazonのあの駄作を振り返る。Fire Phoneは記憶よりもさらに駄作だった | ギズモード・ジャパン

Amazon.co.jpの短時間配送サービス「Prime Now」が3月31日をもって終了。スーパー「ライフ」が引き継ぎへ【やじうまWatch】

List of mergers and acquisitions by Amazon – Wikipedia

Amazon、ロボットメーカーのKiva Systemsを7億7500万ドルで買収 – ITmedia NEWS

ニューヨーカーの圧倒的な支持を得たホールフーズマーケット | NPOローハスクラブ

Netflix

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。

合同会社エンドオブオーシャン

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00:07
SONOSTA、知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び、投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、行動会社End of Ocean代表で、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと、
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンスを支援したり、経済メディアで寄稿したりしているしげです。
はい、この2人でお届けします。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回、というか今月のテーマはAmazonです。
Amazonですね、はい。
Amazon.com、アメリカの企業ですけれども、
これ、なんでAmazonを取り上げようと思ったかっていうのを、いくつか理由はあるんですけど、
しげさんが移行されているビジネスインサイダーでも、しげさん以前Amazon取り上げられてて、
しげさんが昨年出された書籍でもAmazonのことも取り上げておられるっていうこともあるんですけど、
実は最近このポッドキャスト、そのスターがどこで一番聞かれてるかっていうのを調べたら、
Amazonミュージックで他のプラットフォームに比べて聞かれてるってことが分かりまして。
結構意外ですよね。
SpotifyとかAppleのポッドキャストとかならよく聞く印象ですけど、
なぜかAmazonが一番聞かれてたんですかね。
はい、っていうことが分かりまして、
どうも僕らのポッドキャスト、Amazonミュージックのポッドキャストコーナーの割といい感じの位置に置いてもらってるってことが分かったっていうのもあったんですけど、
なんかそんなこともありまして、じゃあちょっと面白いんで、今回はAmazonを取り上げてみようということになりましたと。
そんな経緯でございます。
で、このAmazon.comという会社について、今回第1回はAmazonの歴史と今みたいな話を簡単にしていきたいなと思うんですけど、
Amazonの創業者はまずみんな知ってると思いますけど、ジェフ・ベゾスですね。
で、ジェフ・ベゾスというといろんな文脈で出てきますけど、よく出てくる話としては、世界で一番お金持ちの人みたいな感じで。
実はこれ、フォーブスのランキングによると、実は2022年の時点だと2位らしいですね。
そうなんですね。
1位がイーロンマスクになったらしく。
イーロンマスク、4月時点でしたっけこれが2020年の。
ちょっと今はわかんないんですけど。
Twitter買収しちゃったんで、そう影響ありそうですけどね。
なんでそんなジェフ・ベゾスが富豪ランキング1位とか2位なのかっていうと、
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これはAmazon.comの株を彼が今だと10%ぐらい持ってるらしいですね。
なのでAmazonの今、時価総額がいくらでしたっけ。
大体130兆円ぐらいですかね。
大体130兆円ぐらいか。
なのでその10%とか持ってたりするから、それだけの大富豪だということなんですけど。
なんですけど、そのジェフ・ベゾスという創業者の話をしてしまうと、
それだけで分量がありすぎてですね、ちょっとAmazonのこと話す前に、
今回の収録全部終わっちゃいそうなんで、
ちょっと今回はジェフ・ベゾスの話はしないですということを最初にお伝えしておきますと。
あくまでAmazonという企業、Amazon.comという企業とかの話をしていきたいなと思ってます。
ちなみにAmazon.comのCEO、最高経営責任者、実はもう今ジェフ・ベゾスじゃないっていう話ですよね。
そうですね。昨年の夏ですかね、8月か9月ぐらいにベゾス退任してますからね。
そうですね。2021年の7月にアンディ・ジャッシーという後継者に変わっているので、
そういうこともあるので、Amazonの話をしていくのが今回メインということを最初に断っておきますと。
そうですね。私、昨年ビジネスインサイダーで2021年7月か8月ぐらいに記事書いたんですけども、
そのときもベゾスが退任するっていう理由でその記事を書きましたね。
なるほど。ある意味そのAmazonという会社の歴史の中のベゾス時代の終わりというか。
そうですね、はい。
創業から20何年やってきた彼が退任するということで。
ということで、一応今はジェフ・ベゾスは一応退任したという感じなんですけど、
で、このAmazonっていう会社、これ皆さん絶対、絶対とは言い切れないか。
Amazon嫌いな人は分かんないけど、
でもAmazonで物買ったことある人の方が多いんじゃないかなと思いますけど。
もちろんこれ聞いてる方多分、海外の方もいらっしゃるかなと思いますけども、
多くの方は日本在住だと思うので、Amazon COJP、日本のAmazonの方で物買ってる方が多いかなと思いますけど、
もちろん本拠地はアメリカにある会社なので、そういう部分ではありますけど。
今回は日本じゃなくてもAmazon本体っていうか、Amazon.comという会社、
Amazonの話をしていくということになってます。
で、このAmazonなんですけど、僕いろいろ調べてて思ったのは、一言で言うとこの会社って顧客第一主義を掲げてるテクノロジー企業っていう感じかなと、
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僕は理解したんですけど。
しげさんはどんな印象で捉えてます、Amazonっていう会社の全体像。
やっぱり私もカスタマーフォーカスっていう意味合いが結構昔からイメージとしてはありますね。
顧客満足っていうのは、どの会社でも当然そういうことは掲げてるケースが多いんですけれども、
Amazonがそれで有名になるということは、それだけ徹底してるというのがあるんじゃないかなというふうには思いますね。
僕もそう思いました。
なので、Amazonが具体的にどんなことをやってきたのかみたいなことを今回は話していこうかなと思うんですけど、
もちろんAmazonのやってきたことを全部話してると時間なくなっちゃうんで、
僕としてはポイントは2つかなと思ってて、Amazonのこれまでを見てくる中で。
その2つっていうのは何かっていうと、1つはどんな新規事業をやってきたかっていうのが1つ。
もう1つはどんな会社を買収してきたかっていう。
この2つの観点で見ていくと、Amazonが何を目指してきたのかみたいなのが結構わかりやすいのかなってちょっと考えました。
で、早速いくと、結局Amazonの始まりって要するに、本をインターネットで買えるみたいなところが始まりだったから、
ネットの小売っていうのがAmazonの始まりの事業であり、今もみんなが認識してるAmazonの中心事業なわけですけど、
でもそこに留まらない新規事業をめちゃくちゃやってきたのがやっぱりAmazonっていう会社の特徴なんだよなってすごく思ってまして。
いろんな事業あると思うんですけど、いろいろ調べててて思ったのは、当たり前ですけど、やってきた新規事業が全部成功してるとかではなく、
当然いろいろやって、いっぱい失敗した中で、すごいホームランを何発か打ってるっていう印象だなっていう感じがしました。
で、そのホームランの事業みたいなんで言うと、これ僕の理解なんで、アナリストの方とかによって見方は全然違うと思うんで、
あくまでその下におけるまさきの認識という感じで聞いていただきたいんですけど、僕の思うホームランした事業っていうのは3つあって、
1個目がAWS、Amazon Web Serviceですね。
で、2つ目がAmazonのマーケットプレイス並びにそこに関する広告ですね。
で、3つ目がAmazon Primeですね。
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僕はこの3つかなっていうふうに捉えてます。
で、一応簡単に、すごく簡単に説明すると、AWSはインターネットサービスを作ったり提供している企業に向けて、
インターネット上のサーバーとか計算リソースみたいなのを、重量課金制とかまだ決められた形で、
Amazonの持ってるリソースを貸し出すというか、それを提供するようなサービス。
で、マーケットプレイスは、さっき言った通りAmazonで我々が物を買う時って、
Amazon自身が直売してる物と、そこがマーケットプレイスになってて、いろんな出品業者が出してるのから買えるっていう風によく見るとなってるっていう話で、
そっちの、最初はAmazonは自分たちで在庫持って自分たちで売ってただけなんですけど、途中からそのマーケットプレイスっていうのを始めて、
それによっていろんな事業者がAmazon上を市場の形で物を売れるようになったと。
これがマーケットプレイスで、これもすごく成功してて。
で、かつそこに紐づいて、そこの中で多分皆さんもAmazonの商品検索してみると、前の方に出てくるやつ、上の方に出てくるやつとあんまり出てこないやつは結局あれ、上の方に出てくるやつは広告が、
で、広告でお金を出品事業者が払ってれば上の方に出てくるっていうことで、そこでも広告事業っていうのが成立してるっていう。
これもすごい。マーケットプレイスと広告がセットになってすごいところだなっていう。
で、3つ目のPRIMEは、それこそPRIME会員っていう制度で、もともとはPRIME会員になってれば、
1年間にいくらか払えば配送が早いですよとか無料ですよっていうとこから始まってて、
今では使ってる方も多いと思いますけど、PRIMEビデオっていうそこで映像コンテンツが見れたりとか、
あとはそのPRIMEDAYっていうPRIME会員の特売があったりとか、
なんかこの辺り。このPRIMEは年会費の形で収益が上がってるし、
同時にというか、そこの中でPRIME会員になることでよりAmazonで買い物をみんなするっていう効果とか、
ビデオとかによってよりAmazonっていう生態系というか、そこに引き付けられるようになるっていう、
やっぱそういう効果があるのかなという、この3つあたりが僕はAmazonのやってきた中での
すごい成功してる新規授業なのかなと思ってるんですけど、どうでしょうしげさん今の話のあたりとか。
12:05
しげまる 2つありまして、まず1点目がPRIMEなんですけれども、
まさきさん一番最初にPRIME会員入った記憶とかっていつぐらいとかって何ですか。
まさき まさき さすがに僕大学生とかの時は入ってないと思うんで、20代後半ぐらいじゃないですかね。
しげまる 10年前とか。
まさき そうっすね。10年前はわかんないけど、でもそんなもんだと思います。2015、6年とかかな。
しげまる なるほど。
まさき わかんない。もうちょっとだね。全然覚えてないですけど。
しげまる 私はたぶん2010年前後だった記憶があるんですよね。で、私入った頃PRIMEビデオとかしてなかったんですよ。
まさき はいはいはい。
しげまる あとからこれPRIME入ってるとビデオつくのみたいな感じで踊れた記憶はあるんですけど、
当時は10年前以上ですよね。だから2010年前後とかリーマンショップ前後とかその辺りですけれども、
今みたいに即日配達とかって普通じゃなかったんで、2日3日待つのが普通だったんですよね。
で、PRIME会員になんかあれなんですかね、無料企画なんかあったんでしょうかね。なんか入って、夜なり日中に申し込んで、次の日来るっていう時のスピード感にはびっくりしましたね。
やっぱり昔は本とか買うのでも2、3日待つのが普通だったんで、それなら本屋行くかとかいう感じだったんですけども、
Amazon Primeでは即日来ますし、私結構Amazonは2008、まあわかんない4、5年ぐらいから使ってたと思うんですけども、
当時はロングテールっていう現象がですね、非常に有名だったので、ロングテールっていうのはやっぱり二八の法則で、
普通の書店っていうのは売り上げの8割っていうのは2割の本で稼いでるみたいな感じなんで、
ヒット商品ばっかり売ってるわけなんですよね。品ぞれあんまりないんですけど、Amazonは逆でロングテールっていう形ですごい長い尻尾っていう意味ですけれども、
そういったなかなか売れない商品でも積み上げていくと売り上げになりますねと。
当然、倉庫の問題とか書店だと店舗の大きさがあるんですけども、それ関係なくいけるんでっていうのであって、
実は私の記憶では2000年半ばとかのAmazonってみんな専門書を買うとか、そういう本屋じゃ買えない本を買うためにAmazonで買ってたんですね。
なのでベストセラーをAmazonで買う理由とか全くなかったんですよ。なぜかというと本屋に行けば売ってるし、本屋ってその場ですぐ手に入るみたいな。
ただAmazonプライムができてからはいわゆるヒットの売れてる本とか、本屋でも並んでるような本とかもAmazonで買うとか、Amazonで予約するみたいな感じが極めて普通になった記憶がありますし。
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2011年か2年ぐらいにKindleが日本でも発売されたんですね。日本語版Kindleが。もうその時も買った瞬間本を読めるみたいなのは結構びっくりしましたね。
というのがちょっとAmazonの記憶で。もう一点目がですね、先ほどまさきさん2点目に挙げていただいたマーケットプレイスと広告なんですけれども、
AWSとも通じるんですけど、Amazonのすごさってマーケットプレイスを作るだけじゃなくて、フルフィルメントバイAmazonというのがあって。
ちょっとご存じのない方に一応ご説明するとですね、通常の場合っていうのはECなりですね、D2Cでやると、自ら在庫を持って梱包して発送して送金とか全部そういうのが発生するんですけども、
このFBAを使うとAmazonにですね、商品を送っておけばですね、売れたら勝手にAmazonが梱包して相手に送ってくれて支払いの管理も全部してくれるみたいな感じになってて、
これは私は別に業種として使ったことないんですけども、これ相当楽だと思いますね。1個起こるのに相当手間かかったりやり取りするとか送付先どうとかいろいろあったりするんで、
それをもう全部Amazonがやってくれると。AWSもフルフィルメントバイAmazonも結局もともとAmazonが自らとしてサーバーたくさん持ってたとか、そういうサプライチェーンを抑えてたっていうところ、これを実はその外部の方にも使ってもらえることによって、
顧客満足度も上がるし、自らのビジネスも伸びていくみたいなところ、その辺りが抜群にうまいなっていう気はしますね。
そうですよね。本当そうだと思います。やっぱり単に物を売るじゃなくて、その生態系の中に他の会社とかも含めて取り込んでいきながら、事業を成長させていくっていうことが恐ろしくうまいというか、そういう会社なんだろうなと思いますね。
そうですね。あとはやっぱり他のね、GAFAとかマイクロソフトと比べて圧倒的にリアルでの攻めがうまいなと思ってまして、Googleも基本ネットでほぼ完結してるようなサービスですし、Facebookとかも基本ネットで完結するし、マイクロソフトもソフトウェアっていうところで、
Appleはちょっと違いますけど、Amazonってその辺物流であったりとか、AWSであったりとか、その辺も全部抑えてきたりとかやってる。リアルとネットの融合っていう点では、やっぱりピカイチな気はしてますね。
うん、確かに。そうなんですよね。という感じでいろんな新規事業を組み合わせながら成長してきたAmazonという認識なんですけど、さっき言った通り失敗というか終わってる事業っていうのも実は結構あったりして、いっぱいあるんですけど、ちょっと今回取り上げてみようかなと思ってるのが2つぐらいあって、1個目がFire Phoneっていう。
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おだしょー うん、覚えてますよ。
アマゾンが出した携帯電話ですね。2014年ぐらいに成り物入りで、そのジェフ・ベゾスとかプレゼンしたんですけど、数年で消えたというのがありましたと。で、もう1個はPrimeNowっていうサービスで、これはさっき言ったプライムに関連してるんですけど、注文してからもう1時間とかで来るよみたいなやつなんですけど、
調べた範囲だとサービスは結構2021年とかに終了してるようで、失敗って言っちゃうと多分これ違うんだと思うんですけど、始めたけど別に終わってる事業も結構あるんで、その辺りも含めてどんどんチャレンジをしてるんだよなって思ってて。
で、やっぱこれもその、何でしょう、失敗しました終わりましたっていうか、やっぱ全部検証してるっていう感じがすごくしてて、アマゾンって事業に関して。だから、そうやってみて、まあうまくいかなかったら終わるけど、そっから必ずなんか学びを得るなり知見とかを次の事業とかに必ず活かしてるなっていう感じがすごくしてて。
例えばさっき言ったその、アマゾン作ったファイアフォンっていうスマホは失敗したんですけど、でも、例えば今アマゾンで販売してるあのKindle Fireタブレットとか、そういったものとか、あと、まあそのアマゾンエコーですね、あの声でいろんなことができるデバイスとか、まあやっぱそういうプロダクトとかサービスにはやっぱりつながってるんだろうなってすごく感じるので、
まあそのあたりもやっぱり、何ですかね、新規事業を通じて検証をしていくっていう姿勢がすごくある会社なのかなと思ってます。
そうですね、そのあたり、あの多分皆さんほぼ記憶ないと思うんですけども、まあiPhone、Androidがですね、まあ2010年以降ですかね、まあだいぶ伸びてきて、スマホという新しい概念も出てきてくる中で、まあ今あったファイアフォンありましたし、実はマイクロソフトがですね、Windows Phoneっていうですね、あの携帯出してるんですよね。
で、あの当然Windows Phoneも皆さんご存じないと思うんで、まあ残念ながら撤退したということではあるんですけども、まあそのあたりですね、あのKindleはファイアフォンを撤退してますけども、まあKindle Fireとか、私のタブレットとかっていうのがですね、あの私も当時10年ぐらい前に買いましたけど、まあ格安でしたんで、まあそういうのとかあったりとか、
あとはあの結局Amazonの場合、まあ多分目指したことは、Amazonはあのやっぱり2007年iPhone出てから、買い物があのPCのブラウザだけじゃなくて、スマホから買えると、入り口だと、でそれをApple、まあGoogleがほとんど押さえてるっていうところで、まあ自ら当然ね、あのファイアフォンみたいなのがあったら、そっから直で入り口いけるし、
当然Amazonは、あの、プライムビエオとか音楽とかもたくさんやってるっていう中で、まあプラットフォーム自体を押さえるっていうのは極めてわかりやすい戦略ですし、非常に重要な戦略だったんですけども、まあちょっとやっぱりですね、その辺は先行したAppleとGoogleにちょっと勝てなかったかなという感じですかね。
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はい、まあでもそういう感じで、まあなんか必ずここはやる価値があるところだっていうところには全力で突っ込んでいくっていうのがやっぱり、これがその企業が小さい時じゃなくてでかくなってもやり続けてるっていうのがAmazonの凄さなんだよなっていうのが結構ありますね。
はい。
いくつかピックしていきたいと思うんですけど、まああとまあそもそも買収なんでするのって、まあこれはあの僕が言う話じゃないかもしれないですけど、まあいろんな目的あると思うんですけど、まあAmazonで見てると目的は2つなのかなっていう感じで、まあ1個は自社、Amazonがこれからやろうとしてる事業に関してまだその自分たちが知識ないところで、まあその知識を得るための買収だったり、
それに通じた人を社内に取り込むための買収かなっていうのが1つと、もう1個はもう競合だから買収しちゃえっていう、それもやっぱAmazon結構やってるなと思ってて、まあその合わせ技みたいなのもあるかなと思うんですけど、
なんかそういう観点で見ていくと、まあどんな目立った買収があったかで言うと、例えば1999年にPets.comっていうあのペット関係のECサイトみたいなのがあるんですけど、ただこれはですね、出しといていきなり言うのもあれですけど、ITバブルの時に買っちゃった感が結構あるんで。
おだしょー まあ株価高かったしね、当時のITバブルで。
おだしょー 株価が高くなるというか、成長を続けてるっていうことになると思うんですけど、まあその歴史の中で言うと、例えば2005年にMobi Pocketっていう会社を買収してるんですけど、ここが要するにあのKindleの元になってるわけですね。
おだしょー あ、そうなんですか。知らなかったです。
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おだしょー なのでその電子書籍システムを作ってる会社としてMobi Pocketを買収して、でKindleにそれがつながってったはずだと思ってます。
おだしょー なるほどですね。
おだしょー これはオーディオブックのサービスのAmazon版ですね。
おだしょー これもAmazonの買収した会社だったんですね。知らなかったです。
おだしょー そうみたいですね。95年ぐらいにできてて、2008年にAmazonが買収してるようです。
おだしょー あ、そんな老舗なんですか。
おだしょー 2009年、Zappos。これはまさに競合買収者への例だと思うんですけど。
おだしょー 有名ですね、Zapposみたいなの。
おだしょー Zapposは靴のECですね。靴を販売するオンラインショッピングなんですけど、Amazonからしたら、やっぱそのZapposがすごいユニークなやり方で成長してて、それがめちゃくちゃ脅威だと思ったので、もう最後は買収しちゃったというのが。
おだしょー この辺も書籍とかいろいろ出てるんで、興味ある方は調べていただけると面白いかなと思います。
おだしょー 2012年、Kiva Systemsっていうのがあって、これはあれですね、Amazon Roboticsに今なってますね。
おだしょー そうなんですね。
おだしょー 要するに倉庫とかでのロボットでの仕分けとかああいうのを目指すときに、当然社内にはまだナレッジがなかったので、そのKiva Systemsっていう倉庫ロボットの会社を買収して、そっから今のは自動倉庫みたいなのを作り上げてったっていうのがこのKiva Systemsですね。
おだしょー あと2014年、Twitch。これも有名ですね。
おだしょー 私よく見てましたよ。
おだしょー よく見てました。
おだしょー ゲームのね。
おだしょー ゲームのライブ配信。
おだしょー ライブ配信の動画サイトなんですよね。
おだしょー これも2011年とかにできた会社なんですけども、伸びてる中でもAmazonが買収しちゃったということで、これはAmazonとしてはやっぱりそのコンテンツ並びにそのコンテンツを配信するプラットフォームっていうのを取り込みたかったっていうことなのかなというふうに認識してますね。
おだしょー これも有名ですね。2017年ホールフーズマーケット。
おだしょー リアル店舗の。
おだしょー そうですね。
おだしょー スーパーですよね。
おだしょー ホールフーズはアメリカとイギリスで展開してる食料品ストアなんですけど、これはもちろんAmazon自身も主にオンラインとかで食料品とか売ることにはどんどん取り組んでたんですけど、ある意味ではこれも競合、食品を売る場所という意味では競合の買収とも言えるし、
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でもその実店舗が欲しかったっていう意味では自分たちに持ってないものを取り込んだっていう感じがホールフーズの買収からはあるのかなと。
で、あとすごい最近、2022年はiロボット、ルンバですね。自動家のロボット掃除機のルンバを買収しちゃったというのがありましたね。みたいな感じで、結構Amazonは買収によって事業を成長させてきたとか、やっぱりそういう歴史もあるんだなというのを見てると思いますね。
しげさんそのあたりでありますか。
Amazonの一つのキャッチフレーズとして、エブリッシングストアっていうのがあるんですけれども。
ありますね。
あらゆるものだっていうところで、そう思うとこれまでKindleであったりAudibleの全身のあるものを買収をしたりとかですね。
Twitchっていうゲームをやったりとか買収したりっていうところで、その辺のコンセプトはかなりしっかりしてると。
有名な話ですけども、Amazon最初に本のECから始めたんですけども、別に本に対してそんなに関心なかったみたいなんですね。
どっちかというと品質が同じで、どこで買っても値段は一緒。
さらに物持ちがいいし、郵送にも合うっていう形で、その辺のすべての要素を当てはめると一番大きさも分かりやすいですし、やりやすかったのが本だったと。
なので本から始めたというふうに言って、そこで本だとうまくいったんで、じゃあもう少し広げていこうかという、そういう戦略を取ってきてですね。
結構興味深いのが、Netflixとかも今は皆さん動画で有名ですけど、2000年前半とか1990年代後半できた頃ってDVDの配達とかだったんですね。
その頃に実は結構Netflix最初結構手こずったのが、当時VHSのビデオからDVDにちょうど一個置きだったんで、そもそもみんなDVDの機械持ってなかったみたいな課題があったんですよね。
で、日本は比較的マーケットが大きかったんですけど、なんでかっていうと、プレイステーション2が2000年に発売して、みんなプレイステーション2を買うとDVDを見れるみたいな感じになって、どんどん伸びてきたっていうのがあるんですけども、
そこからNetflixはDVDは結局動画に変わっていくっていうことは見込んでたんで、そっちに前振りしたっていうやり方をして、
で、実はでも今一部まだ残ってるらしいんですよ。Netflixの中でその配達がDVDの連達配達が残ってるらしいんですよ。事業としては。
でも一方でAmazonはですね、エイブリッジングストアという通り今本から始めたんですけども、本に限らず、今ね本当に食用品とか家電とかもですね、すべてやってるし、それをやるためにインフラもすべて抑えにいく。
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で、その中で当然一緒じゃ無理なんで、買収しながら成長していくっていうところで、本当に大きくなってるし、ルンバとかね、新しいある程度大きい会社とかも買収してるんで、
次の一手っていうのはですね、その辺の自動のAIの倉庫管理とか含めて、多分考えてるんだろうっていう印象がありますね。
はい、という感じで今回はAmazonの歴史と今という感じでザーッと見てきました。
はい、ではまた次回以降も聞いていただければと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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