まさきからしげさんに銀行以外の金融機関、他業種参入、ネット銀行、についての質問をして教えてもらいました。
◆参考リンク
この差って何?地方銀行と第二地方銀行の3つの違い | 起業家バンク
SaaSとは | クラウド・データセンター用語集/IDCフロンティア
Apple Cardに銀行口座 キャッシュバックを貯蓄、利息も: 日本経済新聞
◆パーソナリティ
しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm
株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。
■決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門
まさき (Masaki Endo) @mskpogo
ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。
*番組の更新情報はTwitter (@endofocean) でも配信しています。よろしければフォローください。
*番組へのおたよりは、こちらのGoogle Formsからお願いします!どうぞお気軽に〜! https://forms.gle/L1Ti3AbhDaxv274VA
00:07
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び 投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私は行動会社End of Ocean代表で、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンスを支援したり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげです。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それではですね、今回最終回ということで、テーマというか、銀行や金融機関について質問コーナーということで、
私まさきからしげさんにいろいろ質問していこうと思います。
はい。
さっきもね、ドラマの話とか、半沢直樹か、銀行のカルチャーとか質問しましたけど、そんな感じで聞いていこうと思います。
あくまでしげさんの分かる範囲とか、知る範囲での答えで答えていただくって感じなので、中には分かんないとか、専門外ってこともあると思うので、
気になった方はぜひ調べていただくなり、周りにいらっしゃる金融機関で勤めてた方とかに聞いていただけたら、
このポッドキャストきっかけで学びが広がる機会もあるんじゃないかなと思うんで、そんな感じでお願いします。
お願いします。
いうところなんですけど、しげさんのキャリアはさっきお話ししていただきましたけど、僕は全く金融機関とかに関わらないで仕事人生も歩んできた感じなんですけど、
なのでどっちかっていうと個人目線での質問とか、あるいは一般的な知りたいこととしての質問だったりするんですけど、
例えば1個、今回3回話してきた中であんまり出てこなかった話として、銀行以外の金融機関というのがあるなと思ってて、
例えば僕名前よく聞くので、なんとか信用金庫とか。
ありますね。
あとなんだ、なんとか信用組合みたいなのもありますかね。
ありますね。
あの辺って例えば口座作れるじゃないですか、普通に個人とか小規模事業者とかで。
でも銀行と何が違うんだろうとか僕よくわかんないんですけど。
そうですね、いわゆる地域金融機関という言い方をするんですけども、信用金庫、信用組合、そして地銀。
厳密に言うと地銀、地銀っていうのも第一地銀と第一銀っていうのがあるんですよね。
厳密には。
第一地銀協会と第二地銀協会っていうのがあって、そもそもの出世は別なんですよ。
当然やっぱり地銀と信用組合と信用金庫は全部違う。
03:03
何が違うんですかっていうと、まず法律が違います。
銀行は銀行法をベースにしてるって。
基本的には株式会社の営利法人です。
でも信用金庫や信用組合っていうのは、実は株式会社ないんですよね。
違うんですよ。
マジか。
非営利法人です。
信用組合の場合はやる組合なんですよね。
共同組合、共同組合です。
なので、まさきさん誰ですか、信用金庫もしくは信用組合の口座って持ってたりしますでしょうか。
ローカル系の信用金庫の口座は1個持ってて、うちの親とかは結構それ使ってますね。
僕も口座は持ってるけどほとんどお金使ってないけど。
なるほど、それはバイトでそこで払い込むから使ってくれとかそういう感じですか。
いやいや、単純に僕が子供の頃から親が口座作ったっていう。
なるほどですね。
例えば信用金庫は信用金庫法っていうふうにあって、歴史的な背景もあるんですけども、
当然銀行って株式会社ので株主がいるわけじゃないですか。
信用金庫は株主いないですね。
誰なんですかっていうと、まさきさんが口座持ってるってことは多分信用金庫の会員のはずなんですよね。
会員が出資者になってるっていう共同組織ですね。
ヒエール法人です。
マジか。
そうなんですよ。
これ実はあれですよ、そういうふうに分かりづらいですけど、第一声明って保険会社は株式会社なんですけども、日本声明は株式会社じゃないんですよ。
知らんかった。
総合会社って言うんですよ。
総合会社って何ですかっていうと、保険に入ってる人が会員で出資者なんですよ。そういう仕組みです。
だから日声は上場してないんですけど、第一声明は十数年前に組合から株式会社に変わって上場してますね。
してますよね、ちょっと調べます今。
でも株式会社ではあるってことですね。
してますね、よかったです。
なので、同じ政府でも違いますし、今で言うと地銀と信用金庫とは全然違うのと。
あと信用金庫の場合は地域性が決まってはいるので、そこをまず入れる、会員になれる、その預金コーナー作れるのもその地域っていうふうにも決まってるし、そういう地域縛りがより強いですね。
知らなかったっす。誰でも彼でもは作れないんですね。
06:00
そうですね。めちゃめちゃローカル色が強いですね。
いやいやいや、墨分けっていうか仕組み分類はそうなってるとして、やってることはほぼ一緒なんですか?
外から見たら極めて近いですね。ただ規模で言うと地銀が大きくて、次に信用金庫で、最後に信用組合っていうその規模の大きさの違いもありますね。
うーん、なるほど。なんかさっき第3回とかで出てきた、たとえばしげすさんの前勤めてた大きい銀行が作った商品を買って運用するみたいなのは、それはまあ結構ちっちゃめの信用金庫とか組合もやったりするんですか?あんましない?
いや、えーとね、ほぼやんないんじゃないですか。やっぱ地銀とかになりますね。特に地域性が強かったりするので、なんていうか、有定信用組合とか信用金庫よりも結構金融承認複雑なんで、
たとえばその、私がやってたプロジェクトファイナンスとかって、プロジェクトファイナンスで契約書30本ぐらいあったりして、結構そういう多少わかる人がいないってやっぱり結構厳しかったりするんで。
あー、なるほどですね。
信用組合とか信用金庫は多分そういったところのノウハウを強めるっていうよりも、やっぱ地域にどう密着するかっていうところに力を入れてますね。
そうなってくると、ビジネスモデル的にも取り扱える商品とかもすごく限られてくるじゃないですか。
そうですね、はい。
だから、今回のこのその下で出てきてる話だと、普通にお客さんから口座作ってもらってお金集めてそれを融資するとか、それ以外何かあるのっていう感じがしましたけど。
えーと、あんまりないんじゃないですかね。そこまでは。
で、少なくとも3年前の時点で、私は某信用金庫さんとお取引するためにやり取りしてたんですけども、まずメールが使えなかったですね。
やば。ちょっと待って。
電話です、やり取りは。
あとFAXとかもしかして。
おっしゃる通りで、決算して送ってほしいって言われて、メールいいですかって言ったらちょっとメール無理なんで、FAXお願いしますって言われました。
やばい。
で、皆さんFAXお持ちですかね、家に。ないですよね。
ないでしょ。
家電さえも多分ない家の方が多いんじゃないですかね。
携帯だけじゃないですか、今。
はい、なんで私びっくりしましたけど、コンビニ行ったら当然行けるんですよね。
で、コンビニでコピーコーナーに行くとFAXの機能が入ってるんで。
あの、ウィーンって印刷するんですよ。それがFAXになるんですけど、電話番号を押して、1枚50円です。
なので、決算書の10ページくらいあったら、10ページ送られて500円かかります。
で、ブーブーブーブーって音が鳴るんですよね。
10回も送れてないですか。そっから2、30分かかるんですよ、ウィーンウィーンウィーンって。
09:03
それとら、今通話中ですみたいな感じで、もう一度お願いしますみたいな感じで。
この作業何回やるのみたいな。
あれっすよね、全く持ってそのテクノロジー、メールなんてテクノロジーの入り口でもないと思うんだけど、
全く入れる気がないってことですよね。
そうですね。なので、しかもExcelで送ってるわけじゃないですから、紙のFAXですからね。
そっから手打ちで分析してるのかちょっとわからないですけど。
えー、それなんかどうやって仕事してるのかの想像すらつかないですね、もはや。
あのただ、ちょっと今はもちろん会社によってわかんないですけど、私が取引があった銀行自体でも、地銀とかでも、
メールアドレスは会社に一つとかってありましたね。
やば。
部署で一つとか。個別にいないんで、部署に送ってくださいみたいな。
これいいんすかって。部署の人全員見れるんですよ。あ、そうですみたいな。
やっぱそれって、さっき言ってた通り経緯とか成り立ちとかお客さんの対象とかもそうなんですけど、
ローカルに紐づいて足で営業してみたいなスタイルでやってるから、
全く持ってそのデジタルに新しくお客さん取ってくるとかデジタルにやり取りするっていう必要性がないから、
全く入れないんですよね。
地域の中小企業とか町工場とかが多いんで、
やっぱり自転車で行ってお話を伺うとかが大事なコミュニケーションになってくるっていうのがあって、
むしろメールとかはネガティブかもしれないですね、そういう意味では。
なんかでも結局日本の人口で特に地域で減ってたり、活力ある企業が地域で減ってたりすると、
そもそもお金集める相手もいなきゃ貸してもいないみたいな状況になってくるじゃないですか。
だからその信用金庫とか賃金もそうなのかもしれないけど、
基本的にお客さんが減ってって、
なんか自利品にしかならないのではって思うんですけど。
そこがですね、例えばですけど株式会社の場合はやっぱり出資者がいるんで、
出資者に利益を還元する所有と経営の分離が存在してるんですけども、
信用金庫とか組合の場合は会員とか組合員が、
そういうことか。
そのなんていうかお金出してる人たちなので、
彼らの満足を満たすのが大事ですよね。
利益とかを追求するってよりも、
そのユーザーの、だからコープに近いですね。
どっちかっていうと、コープもそうじゃないですか、組合なんで。
セイキョウです。
セイキョウです、セイキョウ。
コープとセイキョウ。
で、ガンガン利益出すってよりは、
その分、組合の人ってやっぱり地域の金融機関使うことによって、
良い条件でお金貸してくださいとか、そういうところにインセンティブがある感じですね。
なるほどな、だからさっきね、
日本の大きい銀行とかも結局大蔵省に紐づく社会主義的な話ありましたけど、
この信用金庫とかその地域系の金融機関って、
そもそもこれもそれ自体が資本主義の構造から、
12:02
いや、もちろんやってることはお金の貸し借りなんだけど、
構造とかインセンティブはちょっと資本主義からずれてますね。
そうなんですよね。
そういうのがあって、
なるほどね。
関連で言うと、江戸時代の金融の仕組みから多分来てるんですよね。
始まりがあって。
始まりがですけどね。
で、江戸時代とかって、
ちょっと待ってくださいね、記憶ベースで喋ってますけど、
五条項だっけな、そういう金融の仕組みがあるんですよ。
うんうん、なるほど。
五項かな、五条項かな、そういうのがあって。
はいはいはい。
何かって言うと、経済が発展するためには、
まとまったお金がやっぱり必要になってくるんですよね。
で、例えばですけど、
毎月1万円貯めて100万円貯めるまでにはやっぱ10年近くかかるじゃないですか。
はいはい、確かに。
そして100万円貯まって初めてできるっていう風にやるとすごい時間かかっちゃうんで、
当時金融の仕組みとして、
100人まず集めて、全員1万円出しましょうと。
それをくじ引き引いて、
誰か1人に100万円全部もらえるみたいなことをやるんですよ。
するといきなり。
宝くじみたいな。
宝くじみたいな話そうです。
そこから100万円もらった人がそれを元にでかいことできるじゃないですか。
なるほど。
で、それを毎回やっていくっていうことは、
どっかで確率的には100万円はもらえますねと、
貯める必要はなくてみたいな。
まあ確かに。
いきなり。
それがやっぱり金融のプールして、金融の仲介機能になってたんですね。
へえ。
そういう風にして地域として、
いったんじゃあ今、皆さん地域でこういうの建てたいから、
こういうのを作りましょうと。
そのためにはこんだけ必要なんでお金を集める。
けど皆さんその分こういうメリットがあるんで、
皆さん出してくださいみたいなことを金融的にやってた仕組みが、
江戸時代とかって結構あるんですよね。
うん、なるほど。
そういう金融のお互いの誤助制度みたいなところがあって、
そっから来てるんですよね、もともとが。
なるほど、これかな、今ググって出てきた頼もし子とか。
そうです、頼もし子とかですね。
まさにそういう仕組みですね。
頼れる母と子供の。
そうです、頼もし子。
講座の子って書いて。
おっしゃるとそれです。
はあ、頼もし子。
いやいや、なるほど。
だからその誤助的な金融が、
例えばさっき言った地域の信用金庫とか、
信用組合とかのベースにはあるってことなの?
そうなんですよね。
無人です、あと無人口というか。
無人ね。
無人っていうのがあって。
実はこれやっぱり金融の知識で、
やっぱり100万集めるの大変なんですけど、
みんなで集めればすぐバンと集めてでかいことできますよねと。
それに協力していって、
でもこれってみんなの利益になるんでっていう、
そういう発想から来てるんですよ。
だからそうか。
そういう意味で言うと、
さっき言った、
なんでしょうね、
その世界の、
例えばグローバルなデジタルなトレンドとか、
お金の流れがめちゃくちゃ変わってて、
例えばじゃあ日本の金融機関とかも、
15:01
それに対応していかないと成り立たないよみたいなの、
僕なんかは見えるんだけど、
それとは結構違うロジックとかで動いてる世界っていう感じで、
今だにっていう。
だからやっぱり今の会員の方、
高齢者とかそういう地域の人が多いんで、
そういう人たちの満足をどう満たすかっていう話になってきたときに、
IT化してDX化してそれに効率していきましょうっていうときに、
メール取り行き先の人本当に使うんでしたっけみたいな話になってくるとか、
そういうのあるかもしれないですね。
なるほどっすね。
いや、納得しました。
だから僕はこの後、
信用何々とかを個人として使う確率ほぼゼロだと思いますけど、
そういったところがこれから5年10年でどうなっていくのかっていうのはちょっと、
気になるところではありますね。
そうですね。本当に相互扶助の地域での関わりっていう役割が大きいんですね。
ありがとうございます。
次の質問なんですけど、
これ前のそのスタの5日の回かな、話した、
多業種からの銀行参入っていうのが金融ビッグバンの後でしたっけ?
認められるようになったっていうので。
ソニーとかセブンとかですね。
ですよね。
で、その多業種からの銀行の話は今回あんまりしてないと思うんですけど、
例えばセブン銀行とかわかりやすいと思うんですけど、
あれとかも今回話してきたような、
みんなからお金を集めてそれを貸してっていう基本的な銀行的な部分もやってたりするのかとか、
いわゆる小売りから始まった銀行特有ならではのなんかことってやってたりするのかなっていうのは。
なるほどですね。
まずその小売りで言うとイオン銀行とか、
そうだね、イオン銀行も忘れてた。
セブン銀行とか、
はいはい、わかりやすい。
あとはローソン銀行で、
俺結構最近4年ぐらい前にできたんですけども、
セブン銀行はもう3つの機能、
金融仲介と融資の信用創造と決済で言うと、
ほぼ決済に特化してますね。
確かに。
手数料ビジネス。
なるほど。
なのでセブン銀行とかって一応預金コーナー作れるじゃないですか。
作れます、僕も持ってますよ。
預金集めれるんですけど、それを貸し出しとかにやってるのは極めて少なくて、
なるほど。
そういう運用にしてますね。
でもそうですよね。
だって変な話、そこからお金集めてこなくても小売事業とかで自分たちで収益とか上がってるから、
それを貸すっていうビジネスをやっても、
しかもその金利とか低い中でやってもどこまで儲かるのかって言うと、
18:00
そうなんですよ。
あんまりやるインセンティブないですよね。
で、セブン銀行自体は一つはATMをセブンに置いて利用者の利便性を高めるとか、
あとは2Bもやってるんで、
たぶん私の振る舞う新生銀行はもう新生銀行のATMって存在しないんですよ。
昔はあったんですけど、全部セブン銀行に取って買ったんですよ。
でもそれはほんとみんなそうだなと思ってて、
いろんな銀行口座持ってる人多いと思いますけど、
セブン銀行のATM行けばだいたい対応してるんで、
手数料ちょろっと取られるけど、だって24時間空いてるし、
使いやすいし、
いわゆる普通の銀行のATMより100倍便利だわみたいな感じでありますよね。
だから昔、ちょっとあんま記憶ないですけど、
20年前、学生の頃とか、私水穂銀行がメインバンクでしたけど、
水穂銀行のATM探してましたもんね。
どこにあるかなみたいな。
そういうのがもうコンビニ行けばいいですし、
やらなくていいっていうのが結構大きいし、
そこからできるだけ2Bのビジネスもやってるわけなんですね。
2Bに使われたらその分手数料をセブン銀行に払うっていうビジネスモデルですから。
そうですよね、確かに確かに。
それでもう成り立ってるし、銀行が払うするとATMのメンテナンスとかそういうのいらないわけなんで。
サースに近いですね。
そうですよね、セブン銀行ATMっていうサービスを他の銀行は手数料払って使わせてもらってるっていう感じだし、
エンドユーザーはセブンに行けばどの銀行のお金も出し入れできるっていう。
そうですね。
なるほどですね、そういうことか。
古くからある銀行とは結構収益モデルもやってることも違いますね。
そうですね、なんで銀行みたいに貸し出しみたいなのをそんなにしないんですか。
例えばイオン銀行は住宅ルームはやってるんですよね。
ただ中小企業向けに融資は多分してないと思うんですよ。
なんでですかっていうと金融の機能の中に情報生産機能っていう極めて大事な機能があるんですよね。
情報生産機能何かっていうと一言で言うと目利きのことで、
銀行は預金者からお金を集めて貸し出しをすることにあたっていろんな会社の業種を見ますとするとですね、
非常に分析ノウハウが溜まるわけじゃないですか。
こういう会社はこういうお金の流れでビジネスで倒産しやすくなるとかわかってくるんで、
情報生産のノウハウがあって、いわゆるこれが強みだっていうのが金融で、やっぱり情報扱ってるんですよ金融は。
確かに。
第2回で投資銀行が自己繁盛投資をやったっていう話をしたんですけども、
21:01
これも完全に情報生産機能で、そういうノウハウを誓うことによってできてくると。
でもセブン銀行とかイオン銀行って貸し出しにおける情報生産機能ゼロなんですよね。
それで貸し出ししてもらうとやっぱり火傷しちゃうっていうのがありますね。
そっか確かにそうですね。
なるほどな。持ってる情報も違うから、そこの強みが生きないことはやってもしょうがないって話ですね。
そうですね。
納得ですわ。
それよりは安全資産の国際で運用しましょうみたいな発想になってますね。
で収益っていえばさっき言った通り、他の銀行にATMを使わせるとかで一定の手数料が入ってくるから、
要するにセブンイレブンだったらセブンイレブンがあちこちにあってみんなセブンイレブンに行ってくれさえすれば、
自ら使ってくれる人はいっているから。
で例えば別のコンビニだとATMが使えないけどセブンイレブン行けばあればっていえばセブンイレブン使おうかっていう風になるっていう。
確かにそうですよね。
そこの相乗効果も見込みますね。
さらにそのATM単体での収益とは去っておいて今言った通りで、それによってセブンイレブンに来てくれてセブンイレブンとしての売り上げが上がれば、
それもシナジーとして意味があるので。
まさにおっしゃる通りですね。
やっぱそう考えるとセブン銀行便利だけどそのビジネスモデルって見ても強いなって今思いましたね。
だから結構もう15年前ぐらいとかからは新生銀行はセブン銀行だとATM手数料無料で引き落とせるっていうのがあったんですよ。
なるほど。
みんな新生銀行ユーザーセブンイレブン使ってましたよ。
なりますよね。
なります必然的に。
セブン銀行行ってセブンイレブン行って金下ろしてくれみたいなことを日常会話で使ってましたからね。
ただそのうちあれですよね。
しげさんのいた会社はそこが元々だからそこは一旦置いておいて、一般のエンドユーザーの観点で見たら、
でもこれセブン銀行行くんだったらいつもセブン銀行の口座にしておけばそっちの方が手数料も安いじゃんって。
そうですね。
僕だったらなります。
そうですね。
だからセブン銀行の口座開こうってなると思うし、そっちで全部まとめようってなりますよ。
そうですね。
あとはイオンで言うとイオンモールとかあったりして、イオンモールには当然イオン銀行のATMがあるんで、
ポイントとかね、イオンのクレカでやるとポイントが多くつくとかあるんですよ。
前その人たちでポイント会でイオンでまとめるとインセンティブあるって言ったけどね、金融機関もまとめちゃえばよりそこのポイントが相乗しますもんね。
そうですね。だからそういうあったりするので、ビジネスモデルとしては活かしてる強みとかもう全然違いますね従来型の銀行とは。
いやーでもそれを聞いてるとやっぱりなんかこれからその人が減ったりしてく中でも、やっぱ小売はコンビニとかもそうだしイオンモールとかも絶対に残るだろうし、やっぱ人々の集まる場になるよなって思うんで、
そこに紐づいた金融って強いなって思いますね。
24:00
そうですよね確かに。
そうですね、あと前回、銀行内でのその何銀行から来たとかの不毛な対立みたいな話ありましたけど、多分この多業種参入銀行はそんなバカなことは多分なさそうだなって思ってて。
そうですね、あんまりそういうのは多分ない、新卒プロパワーも少なそうですからね。
いやっていう意味で言うとわかんない、まあちょっとこれから若い方でなんか銀行ってものに興味があるんだったらそういう最初から、
あの多業種銀行とかとかもなんか入ってみたりすると、なんか旧来の銀行とは全然違う組織体系とかありそうだなって思いましたね。
そうですね、ちょうど先週ですかね、Appleが銀行に参入するっていうニュースが出ましたね。
まあ厳密にはその、日本じゃないんですけどアメリカではAppleカードっていうのがあるんですよね。
それとそれとゴールドマンサックスと一緒にやってるんですけども、そこでなんかデイリーキャッシュと呼ばれるキャッシュバックっていうのをなんか受けれるみたいな仕組みがあってみたいな感じで書かれてますね。
まだ日本ではないんですけど、カードの次はその銀行の連携ですけどっていうのがニュースで出てましたね。
いやでもそうですよね、それこそApple銀行とかGoogle銀行とか、これから日本とかでもいつの日か、税とか法律とかも含めてなんか展開されていくとかになったら、
僕みたいにやっぱりインターネットとかデジタルが好きで、そういうのの商品、製品使いたいっていう人が、じゃあもうApple銀行でお願いしますとかGoogle銀行にしますとかになっていく可能性全然あると思うんですよね。
そうですよね。特にAppleで買い紋得しますとかっていう人にとっては。
そうですよね。Apple銀行で買えばなんかいろいろお得とかになれば、銀行で買えばというか、そこで決済すればとかになったら。
そうですね。
ありますよね、全然。なるほど、ありがとうございます。
で、あと最後の質問としてはネット銀行っていう話もちょっと聞きたいなと思ってて、例えば僕だったら楽天銀行とかも口座を持ってるし、
すみしんSBI銀行とかネット銀行とかも口座を持ってるんですけど、あれも2000年代以降ぐらいにいっぱい出てきたっていう印象なんですけど、
そうですね。
もうネット銀行とか視点が最初から存在しないじゃないですか。
だから僕みたいな個人ユーザーに口座を作ってっていうことは積極的にやってるし、もちろん法人向けにもやってるんだけど、
でも一方で店舗がないから、店舗で売るとかそういうコミュニケーションはゼロじゃないですか。
でもそれでもいろんな利便性があるから、このエンドユーザーが口座を開いてお金をそこで入れたり日常の決済に使っていくっていうのって、
多分どんどん進んでるんだろうなと思うんですけど。
そうですね。
その辺りでしげさん的には。
27:01
やっぱり従来型の銀行っていうのはフルサービスで、銀行とかって昼間ってまさきさん最近行ったことあります?
あんまり、この間ちょっと用事があって行きましたけど。
びっくりしたら混んでるんですよね。何を銀行に並ぶんだと思うぐらい。
そうそう、よくわかんなくて、時間の無駄だなとか思いながら並びましたけど。
で、私の記憶だとうちの祖母とかはATMが使えなかったんで、よくわかんないっていうので窓口で毎回お金を下ろしてましたから。
それは世代とかデジタル経験が少ないから使えないってことですよね。わからないってことですよね。
で、あとはその税金の払い込みとか、今ではコンビニできたりしますけど、
一昔はやっぱそれを銀行でやってるとか。まさきさんってATMで送金したことあります?
ありますあります。まあちょっと仕事柄とかでもありますよ。
で、ネットバンキングできる前ってやっぱそれもなかったんで。
私も覚えてますけど、社会で1年目の頃の家賃は、昼休みになんか混んでる銀行のATM並んで振り込んでましたもん。
いや、ほんとあれなんか無意味ですよね。
それのためになんでこの30分とかを無駄にしてるんだろうっていう何にもならない時間。
でもね、ネット銀行だったら自分でパソコンとか、今だったらもうスマホで1分で終わりますからね。
そういうのをやりだすのが、ペイペイ銀行の前身のeバンクとかで、当然その店舗もないし人も違うし提供するサービスも変わってくるならば、
既存の銀行からそこをやるっていう、私実際にそうやりましたけど、ゼロからネットバンキングでドリブンっていうか、
ゼロからベースで店舗もない前提で多分作ったほうがビジネスとしては機能しやすいっていうので、
そういうところでeバンクとか、eバンクは楽天銀行か、eバンクは楽天。
そうですね、ジャパンネット銀行がペイペイ銀行で、eバンクが楽天銀行になったっていうところで、
結局これ見てても、もともとeバンクも、ジャパンネット銀行もネット系の独立系の特化でしたけど、
楽天参加に入る、ペイペイ、Yahoo! Zホールディングスの参加に入るみたいな中で、
前傾させていくっていう方向に進化していった感じだと思いますね。
確かに確かに、なるほど。
そうですね、確かにペイペイ銀行とか完全にそうですよね。
僕が最初講座作った時、ジャパンネット銀行でしたけど、
気がついたらペイペイ銀行になってて、もう名前が完全にペイペイにひも付いてるっていうことが、
誰でもわかるようになってますからね。
私だって会社作ったのが、その時まだジャパンネット銀行だったんですけど、
その数ヶ月後にペイペイ銀行に変わりましたからね。
ギリギリ最後のジャパンネット銀行ですよ。
なるほどな、確かにその意味で言うと、ネット銀行として独立単体でやってるところもあるかもしれないけど、
今の日本でエンドユーザーが口座を持ってるところが多いのは、
30:01
おそらくZホールディングスとか楽天みたいな大きいITプラットフォームの中にあるネット銀行を持ってるケースが多いですね、確かに僕も。
そうですね。楽天で言うと2005年の時にKCカードとかを買収したりとか、
もともとEC、2000年前半はECだけだったんですけど、そこから急に金融の楽天証券とか、
Eバンク買収したりとか、KCカード買収したりみたいな感じで金融風にやってやる楽天経済券、ポイントで役みたいなビジネスモデル作ったんですけど、
当時は結構理解されなかったみたいですね、マーケットに。
でも今だとやっぱりそんだけ流通路もたくさんあって、決済機能を自ら持って、全部経済券でやってきますっていうのはすごく腑に落ちるし。
そうですよね、だからそれこそペイペイ使うんだったら、前のその下でカードの話も出たけど、例えばペイペイ銀行に紐付けるとかでもいいし、楽天だったら楽天銀行にとか、
で、そのお金の流れを全部つなげていけば、その人がどれだけ、例えば給与口座とかも紐付けたら、
どれだけお金が入ってきて何にどれだけお金を使ってどういう方法で決済してとか分かると、
その人がどれぐらいお金を借りる能力あるとかまで全て算出できちゃうから、なんかいろんなデータも取れますよね。
ただですね、実はですね、一個だけまだ規則権益がありまして、何かっていうと、税金を納められる銀行口座で決まってるんですよ。
へー。
だから私が新生銀行に行ったときに、新生銀行で鹿児島がどっかのプロジェクトをやったときに、当然銀行ですから銀行口座全部新生銀行にするわけなんですよね。
それで当然そこに送金するしみたいな。でもそのどっかの地域が税金を納めるためのなんちゃら銀行の資格があるんですけど、
それを持ってないみたいな感じだったんで、それとは別に単独で某メガバンクの銀行を使って、その税金を納めるだけためにそれをやったとかありましたし。
でもそれは確かに僕もありますあります。なんかネット銀行を作ったらこれこれの引き落としには使えません。
そうですそうです。
何々にはできませんとか、公共系のとかはなんかあって、結構うわマジかよみたいな。
そうですね。あとは銀行の借り入れするときにも、例えば日本政府金融機構から借りるときにはネットバンクじゃダメなんですよ口座が。
はいはいはい、なるほど。
ちゃんと地域金融機関の口座でじゃないと借りられないですね。それ地味な危機が起こってます。
まあだからまあもちろんね、いつの日か5年とか何年かしたらなくなってくのかもしれないけど、まあ現時点ではそういうのあるよっていうことですよね。
ただ公共系は最近あのページって使ったことあります?
ありますよく使ってます。
あれめちゃくちゃいいですよね。僕全部もうページに変えましたんで、だいぶ楽になりました。
ページっていうのは使ったことない方に説明すると、ネット銀行とかなんかそのページに対応している銀行だったら公共料金とか税金の支払いをページっていうのがその銀行口座の中にくっついているので、
33:05
それを使うと銀行口座にあるお金から直接引き落としてピュッてすぐ払えるっていう。
そうですね。だからコンビニとかに持って行くような公共料金とか税金のやつがあると思うんですけど、そこにページの番号書いてるんですよね。
そのページの番号をネットバンクに置けばもうコンビニ行かなくてもネットバンクできます。
本当そうなんですよね。そうそう。さっき言った銀行の店舗行くってのが一番だるくて、まあコンビニならまだ少しマシかと思って、でも店舗に行くのかっていうそれだけのためにって思ってたのが、
やっぱページになったら忘れないさえしなければ別に自分で払えばいいし、パソコンの前で1分で終わるんで。
そうですね。で、領収書はなくても払い込み講座に履歴残るんで、むしろコンビニであってその判件みたいにもらうって、それをメモするよりも全然楽っていう感じですね。
そういう意味で言うとネット銀行はまだね、ちょっと兼役というか難しい部分もあったりはするけど、基本的にはどんどん便利にはなってるっていう。
そうですよね。
理解しました。
はい。
終わりました。
はい、ということで今回は僕からいろいろ銀行とか金融機関に関して質問をしてきました。
はい、ということで4回にわたってお届けしてきた銀行と我々の生活についてシリーズはこれでおしまいになります。
はい。
はい、ではお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
この番組が楽しかったという方はAmazon MusicやApple Podcast、Spotifyなどで番組フォローをお願いします。
また番組のレビューをいただけると励みになります。
気が向きましたらぜひレビューはお願いします。
番組の感想はハッシュタグアルファベットでシャープそのスターをつけてツイートしていただければ嬉しいです。
Googleフォームで匿名でも感想を送りいただけます。
リンクは概要欄からご確認ください。
それではまたお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
35:00
コメント
スクロール