中学の公民で中央銀行は出てきますかね、銀行の銀行、政府の銀行、中央銀行っていう3つとか。
あと需要曲線、供給曲線も一応私の記憶だと中学の公民でしたっけ、現代社会でしたっけ。
公民か何か現代社会かなんだけど、現代社会高校かな、公民でしたっけ、まあ何か出てきますよね。
需要曲線と供給曲線が経済学のまさにエッセンスの入門オブ入門みたいな感じで出てきて、
で、高校で人によっては政治経済とかちょっとやると、それを知って、
あ、で、そこまでは多分数式とかそんなに出てこない認識なんですよね、高校ぐらいまでは。
出てこないですね、はい。
ところが、大学の経済学ってなった瞬間、教科書とか見ると、だいたい数式の嵐になってくるという感覚がすごくありまして。
大学もよるんですけど、結構数式の嵐ではありますね、確かに。
はい。というところがあって、やっぱ基本的に数式が出てくると、
うおー、これはちょっと無理ってなる人が一般的に多いのかなという印象がありますね。
確かに。
うん。
うん。まあそういう意味で難しいという印象があるということですよね。
そうですね。し、あとやっぱり経済とかお金に興味ある人はやっぱり自分に結構密接だから、
まあそれこそ就活とか始めるとね、どこの企業に入るのがいいんだろうとか、それこそ世の中の経済状況次第で。
リーマンショックみたいなことがあったら就活は大変だし、全体的に景気が良いときなら就活は楽だしとかで、
かなり自分ごとに大学生とかでも紐づくと思うんですけど、
はい。
経済学ってなった瞬間に、やっぱ自分との接点がなくなる人が多いと思うんですよね。
確かにそうですね、はい。
うんうん。やっぱその辺がはい、経済学って遠いものというイメージが、まあ一般的にも多いでしょうし、
まあ私自身もそんなに近いという印象は、まあ正直そこまでは持っていないなというところはあるんですけれども、
はい。
はい。今回は、でもこの経済学というテーマはしげさんの持ち込みなんですけど、
はい。
しげさんはそもそもなんで経済学に興味を持ったんでしょうかというか、まあ過去なのかそれが今なのかどっちでもいいんですけど。
まあ過去を振り返ると、たまたま大学経済学部に入りましたね。
うんうんうん。なんか前、昔のそのスタでも話しましたよね。
話しましたね。で、おそらく文系で経済学部を選ぶ人って、それ結構消去法が多いかなという印象があるんですね。
どういうことかっていうと、まあ法学部ってやっぱり文系の中でも難易度高いし、
やっぱ法律とか学びたいとか、政治学びたいとか、あと弁護士とかを目指すみたいな感じで、法学部を選ぶ人がいるのかなっていう気はしますと。
そういう経済学者の中のスタープレイヤー。
で、僕はバーナーキーという経済学者が好きで、今でもFRBの議長で。
やってましたね。
はい、直近昨年ノーベル経済学賞も取りましたけど、バーナーキー。
そういう推し活がありましたね。
バーナーキー対する推し活みたいな。
経済学そのものの知見とか、ストーリーとかわかることとかも好きだけど、その中のスター推しみたいなのもあるわけですね。
ありますあります。
なるほど、おもろいな。
でもそれって普通にプロ野球好きな人がね、大谷選手好きとか、誰々選手好きとか、となるじゃないですか。
そうですね、枠組みも好きだし、中の個別プレイヤーも好きっていうのはありますよね。
ありますよね。
それに近しい感じでしたね、今振り返ると。
なるほど、おもしろいですね。
それは確かに。
なるほどなるほど、納得です。
いやーおもしろいな。
そんな経済学推しを今も続けているしげさんなんですけど、
今日経済学というテーマを話すにあたって、
そもそもですね、ただ聞いてる方もですね、ここまで聞いたところで、
でも結局経済学は何なのかという話はまだ何もしてないんですけど、
そもそも経済学というあたりをですね、何かわかりやすいかどうかともかくとして、
何か端的に言うとどのような、何を研究してるんですかね経済学は。
そうですよね、経済学って結構そのイメージ、まず経済って何なんですかって結構難しいじゃないですか。
非常に難しいですよ。
経済学何なんですかっていうのも難しいと思うんですけど、
難しいですね、額ついてるけど。
いろいろあるんですよ定義は。
僕いろんな経済学の本を読んで経済学とか調べたんですけど、
さすが。
一番個人的にしっくりくるのは、やっぱり経済学っていうのはまず生産、物を何を作るかですね。
生産、分配、作った物をどう分けるか。
そして消費。
この生産分配消費について、いつどこで誰が何を生産して、
いつどこで誰が何を分配して、
いつどこで誰が何を消費をするのか、
というのを限られた資源の中で、
効率的に使うにはどうすればいいのかっていうのが経済学ですね。
なんで経済的っていうこと言うじゃないですか、これは経済的ですねって。
そうですねよく言いますね。
多くの場合経済的っていうのはエコですねって言いますよね。
確かにおっしゃる通りエコっていう文脈で使われますね。
これはなんていうかエコに良いとか、効率的だっていうとか、
当然これは経済学エコでエコノミクスなんでこのエコから来てるわけなんですけれども、
そういうですね、やっぱり限られた資源の中で我々は生活をしてるわけじゃないですか。
値段が下がれば下がるほど需要が増えていくっていうのは、この消費者行動理論を分析することによって導かれると。
我々の日々の行動の意思決定を学問することが経済学なんです、実は。
そうなんですね、なるほど。
いくらお金あって何しようかなっていう、言ってしまえばわりとしょうもないことを日々僕も含めて人は考えていると思うんですけど、
しょうもないことも研究対象とすれば学問になっていて、それが経済学の一部であるミクロ経済学だと。
おっしゃるとおりです。
つながっているということなわけですね。
おっしゃるとおりです。
面白いですね。
これが経済学の消費者の理論なんですけど、消費の理論があれば生産の理論というのもありますね、当然。
消費者は多くの場合個人ですよね。
生産者というのは多くの場合企業です。
生産者の理論というのは企業の理論で、企業がどのように行動するのか。
企業はリージョン最大化なんですけども、これを解き明かすのが生産の理論になってきて、
企業はどのようにしてリージョン最大化をするのか、どのようにして売り上げ費用を払っていくのかっていうのを考えて、
これが右肩上がりの共通直線の理論的背景になるっていう。
そうなんですね。
そうです。だから企業の行動がどう、なぜこういう行動をするのかというのを分析する。
消費者がなぜこういう行動をするのか、なぜこれを購入するのかっていうのを分析する。
これミクロ経済学です。
それを聞いて、今日最初の方で中学で重要曲線と供給曲線が出てきたって話をしたんですけど、
それとか中学校とか高校とかで単に曲線だけ出されて、どっち下がりがどっちって覚えましょうとか言われても、
全然あんまり面白くないし、何それみたいな、グラフの高点が移動しますみたいな話で、
何やそれって思ってたんですけど、やっぱり今の話を聞くと、
我々とか企業の行動を分析するとそうなってくるんですって、それが背景にあるって聞くと、
なるほどって思いますよね。
ありがとうございます。そうなんですよ。
だから説明の順番があれは悪いって思いました。
いきなり覚えろって言われても知らんよって思いましたね。
そうなんですよ。だから全部右肩下がりの重要曲線、右肩上がりの供給曲線も、
裏ではいろんな経済学者が頑張ってですね、いろんな研究して、いろんな数式を頑張って解いて導き出してるっていうのがありますと。
でこれミクロ経済学。マクロ経済学っていうのは一国全体ですね。さっきの個人とか企業だったんですけど、一国全体。
見たときのGDPですね。GDPっていうのは消費と投資と政府輸出と輸出と輸入の5つに分解されるんですけれども、
これどういう風になってるのかっていうのがマクロ経済学。
ただこのミクロ経済学、マクロ経済学ってこの2,30年の進化が半端ないんですよ。
で公務員試験のミクロ経済学、マクロ経済学って今から20年前と全く違うんですよ。
なんなら30年前とも一緒なんですよ。ただ世の中の経済学はめちゃめちゃ進化してまして、
例えば行動経済学であったりとか、そういったいろんなデータの実証分析とかもめちゃめちゃ広まってきてて、
従来型の経済学をさらにですね、アップデートさせていって、究極的な世の中の経済事象を解き明かしていくっていう、探求するそういう学問になってますね。
なるほど、そうなんですね。そこでミクロ経済学はあんまり2,30年変わってないけど、マクロ経済学は結構変わってるってことですか?今の話では。
ありがとうございます。ミクロ経済学をマクロ経済学、マクロ経済学は特に現実ではもうめちゃめちゃ進化してるんですね、この2,30年で。
理論がってことですか。
理論も実証もめちゃくちゃ進化してるんですけど、公務員試験に出てくる教科書は2,30年前から何も変わってないっていう。
そういうことか、なるほどなるほど。だから、その試験として扱う対象としてはなぜかあんまりアップデートされてないんだけど、
理論とか現実の最先端はすごい変わってますよっていう話ってことですね。
資格試験ですけど、公務員会計士とかも経済学っていう科目があったりとかするんですけども、あと中小企業支社の人も経済学の科目があって、
当然公務員試験にも経済学っていう科目はあるんですけど、2,30年前から変わってないんですよ、内容が。
ただ現実の経済学はめちゃめちゃ進化してますんで。
そうなんですね、面白い。
そうなんだ、じゃあその辺がなぜ変わってるかみたいな話も、今日時間があればまたぜひ話していただきたいなと思います。
はい。
なるほどね、ミクロ経済学とマクロ経済学。
ちなみにあれですか、ミクロとマクロ分けないとそこは学問としてうまくいかないっていう、
そういうことも実証なり研究の蓄積で出てるってことですよね。考え方をそこは分けないとどうもうまくいかないってことですよね。
ただもう十数年前からマクロ経済学っていう学問はなくなったっていう意見もあるんですよ。
そうっすか。
どういうことかっていうと、マクロ経済学も結局ミクロ経済学をベースにしてるんで、実質応用ミクロ経済学って感じなんですよね。
マクロ経済学も。昔のマクロ経済学は、ミクロとマクロって言ってるんですけどぶつ切りだったんですよ。境界があったんですよね。
実はもう一個ありまして、大学院に入るとコースワークっていうのがあるんですよ。
そこで学ぶのが、ミクロ経済学、マクロ経済学、そして計量経済学っていうのがありますね。
計量経済学っていうのは、ミクロとマクロはまだ理論的なんですけども、
それでデータに当てはめてモデル化したものをデータで統計的に回帰分析とかをする。
それは計量経済学っていうのがありまして。
この3つをしっかりと学ぶことをさえ立ち込まれますと。
今、やっぱりデータ、ビッグデータとかいろいろ言われてる文脈の中で、
統計学の一種なんですけど、計量経済学っていうのがあって、
統計学との違いは、計量経済学では、経済学で作った数式のモデルがあるんですけど、
その数式のモデルに数値を実際当てはめて、そのモデルの概然性を確かめるみたいな、
そういった学問になってまして。これがまたきついんですよね。きつかったです。
それはやっぱりあれですか、計量経済学もないと、
理論だけで終わってしまうと言うと表現は悪いですけど、
そういう要素があるからなんですか?
そうですね。今はすごく細分化されてるんで、分量が進んでるっていうのはあるんですけど、
大学院としての研究者になるための大学院の授業としては、
ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学は基礎として免許みたいなもんですね。
最低限の免許としてまず学びましょうと。
なるほど。
その上で、ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学っていうのを理論に分解していくみたいな感じですね。
なるほど。ちなみにさっきしげさんが言ってたコースワークってなんだろうと思って、
今ググってみると、複数の分野や科目などを横断した体系的カリキュラムに取り組むことみたいな書き方をしてますね。
そうですね。経済学はグローバルスタンダードで、大学院の授業って大体決まってるんですよね。
アメリカだろうが、イギリスだろうが、日本だろうがってことですか?
アメリカ初ですけどね。基本アメリカ初ですけど、
大学院のマクロ経済学の教科書、ミクロ経済学の教科書、計量経済学の教科書っていうのがあって、
それのグローバルスタンダードが決まってるんで、そのレベルを日本で後追いしていく感じですね。
なるほど。
この3つをしっかりと学ぶことによって、経済学の専門論文っていうのが読めるようになるための基礎が目につくっていう、そういうイメージです。
本当に経済学のアカデミアに入っていく、本当に運転免許みたいなものであって。
所得が増えれば消費が増えるし、所得が減れば消費が増える。
まさきさんこれに対して何か疑問ありますか。
一般的に考えたら普通じゃないかなと思って。
例えば年収300万円だったらちょっと車は買えないなと思っても、
年収500万になったら車を買う余裕も出るかなってなって、
車買おうってなったら当然消費額が増えるんじゃないという気がしますしね。
そうです。そうなんですよ。
ただ経済学者は過去いろいろ考えてきて、まさにその通りなんですけども、
一つのライフサイクル理論っていうのがあって、
例えば今の所得水準で消費が決まるなら家は買えないわけなんですよね。
はいはい。
じゃあなんで家買えるかっていうと、
ライフサイクルの中で将来これだけ稼げるだろうっていう前提があるから
家を買えるわけじゃないですか、借金して。
なるほどね。35年ローンとかそういう話ですね。
35年ローンですね。
35年間自分にはこれぐらいの収入があるはずだとか増えるはずだっていう予想を
家買いたい側も立てるし、金を貸す側もその予想が妥当だというね。
そうです。
共通認識を持つから貸すって話ですよね。
となると実は消費っていうのは今の所得だけで決まるもんじゃなくて、
将来の所得も含めて決まっていくっていう。
まあ確かに言われてみればそうですね。
ライフサイクル仮説っていうのは今から50年ぐらい前に学者考えて、
それを実証していく、やったりとか。
なるほど。
消費はですね、所得だけで決まるんじゃなくて、金融資産にも営業はあるんで、
やっぱり株価が上がれば金融資産が増えて消費が増えるっていうこともあれば
っていう理屈で考えるけど、実際に実証したらどこまで本当に株価の上昇っていうのが
消費の刺激になるのかっていうところ。
例えば国によっても変わってくるわけですね。
アメリカはそれの相関高いんですけど、日本はそんなに高くないとか。
この消費一つ取ってみてもめちゃめちゃあるじゃないですか。
ありますね。
しかも今話したような問いの一個一個がかなりいろんな要素があったり、
かなりいろんな見方とかいろいろ深く見てこないとわからないから、
この一個の問い答えるだけでもかなり大変な気がしますね。
そうです。なので最初の論文の一番最初何が始まると先行研究からしますね。
こういう消費ではこういう研究やりました、こういう研究やりました、こういう研究やりましたと。
その上で一方でこの謎はまだ解き明かされてないと。
この論文ではこの謎を解き明かしていきます。
こういうこういうこういう感じでそういうふうに分析していく。
僕たちさっき言った銀行の貸し付けとか銀行行動論で、
銀行はなぜ貸し付けをするのか、どういったときに貸し出しをするのか、
っていうのをモデル化して研究するみたいなことをやってましたね。
なるほど。だからましげさんの研究にも先行研究が当然あったし。
新しいプロダクトを出し、それがデファクトスタンダード的にみんなにバンバン普及していく中で、
人々の心理だったり行動体系だったり、お金の流れだったり、いろんなものが変わっていく中で、
それが新しく今度は研究対象になっていくって感じですよね。
そうですね。
なるほど。だからそういう意味で言うと常に変化してるから。
そうです。
例えば、さっき東ドイツと西ドイツって話がありましたけども、
例えば現実には東ドイツと西ドイツにはなってないわけじゃないですか。
統合しましたからね。
そうなってくると、例えばその研究はあくまで過去の研究ってことになりますよね。
そこから結局、それは過去なんですけど、
他の隣接した国の状況とか、結局そこって何がいいかと言うと、
社会制度が大事だっていう話だと一言で言うと。
だから経済の発展において地理的な要因が大きいっていう議論があったわけなんですよね。
昔言うとナエル川とか、四大文明っていうのは川の近くにあることが大事だっていう。
とか、例えばシンガポールとか香港とか小国とかでも、
大きく港に近ければ発展するっていう議論があるわけじゃないですか。
なるほど。
土地がめちゃめちゃ大事だっていう。
実際にそれで大きく発展してきたっていう事実もあるわけじゃないですか。
確かに、そうですね。
それ事実なんですけど、
じゃあ東ドイツと西ドイツって何であんな差があるんですかとか、
韓国と北朝鮮っていうのは隣国なのにめちゃめちゃ差があるじゃないですかみたいな。
そうですよね。
じゃあ地理的だけじゃ進めていけないですよっていうのが必然的に見えてくるわけなんですよね。
確かにそうですね、言われてみれば。
それとやっぱり社会制度なりが大事になってくるし、
じゃあどういう社会制度にすれば経済って伸びるんでしょうかっていう問いも出てきますよね。
あれですね、やっぱり一個問いが出てきて掘ってみると次の問いがポコポコ出てくるから。
そうです。
これは良くも悪くも終わらないですよね。
終わらないです。
終わらないです。
なるほど。
その上で例えばさっきの序盤の方の話に戻ると、やっぱりしげさんみたいに大学院に入って何か興味持って研究しようっていう人は、
でもそれでもやっぱり一個に一応選ばないといけないじゃないですか、時間は限られてる。
それこそその人の時間も有限だし。
そうです。
エネルギーも有限だし。
はい。
それ大変っすねって思いました。
知りたいことはいろいろあるけど研究するんだったらちゃんと一個絞んなさいっていう。
そうですよ。だから知りたいのとやっぱり研究って本質的に違って、やっぱり研究者っていうのは生産者なんで。
なるほどね。
新たな価値を提供する人がいるじゃないですか。
なるほど。
だからこれ学んで楽しいな、学んで楽しいなっていうのは楽しいんですよ。楽しいっていうある前提で、やっぱり研究者とは一線を画しますね。