じゃあ、次聞くこととしては、若干方向変わりますけど、経済学を学ぶと何か儲かるんでしょうか、みたいな話をちょっと考えたいなと思うんですけど。
そうですね。これも有名な話であるんですけど、さっき言ったハル・バリアンという人がいまして、
この人は2003年からGoogleのチーフエコノミストなんですよね。
ハル・バリアンはどれくらいそういうかというと、彼のミクロ経済学の教科書がグローバルスタンダードで、コースワークで使われるぐらいの経済学者なんですよ。
コースワークって何ですか、収支でいろんなことを横断的に学びましょうっていうやつですね。
ミクロ経済学の教科書、ハル・バリアンが出してる。だからもうトップ中のトップですよ、経済学者の中でも。
そのハル・バリアンが2003年にGoogleに転職したみたいな感じで。
アカデミアの世界からGoogleに行っちゃったんですか。
Google、2003年とかに。
もう時も抜かれましたね、これは。あのハル・バリアンがGoogleに行ったみたいな。2003年くらいのGoogleですよ。
2003年くらいのGoogleってまだYouTubeを買収してないぐらいですから、2006年とかでしたから、だからもう広告検索って。
ちょっとどころ高い人はYahoo使わずにGoogle使ってるみたいな、そういった時代ですよね。
そうですよね。
その時に広告のマッチングシステムとかアルゴリズムっていうのをハル・バリアンが主導していったっていう。
へえ。
なんで彼自身もオークションとか理論やってたんで、それをGoogleでバンバン活用できるみたいな話になってますし。
ジョン・リストっていう、今の本当にスター・プレイヤーの経済学者がいるんですけど、
彼はUberとかのマッチングのところの仕組みに携わってますね。
へえ。
なので、いわゆる市場とかマッチングとかオークションとかの分野っていうのはめちゃめちゃ経済学対象いいんですよ。
そういう人たちの学者レベルがビジネスの現場に行って実証をしていくみたいな、社会実装をしていくみたいなことをやってて。
そういう意味でいうと経済学っていうのはビジネスで儲かるっていうところに大きく貢献してるし、
例えばAmazonとかって確か数年前の記憶ですけど、経済学博士号を持ってる人が150人ぐらいいるんですよ、Amazonに。
へえ。
データ分析を使うからみたいな。
はいはい。
そういうことを踏まえると、経済学ってGAFAの文脈でもすごい今ビッグデータの文脈で使われてますし、
これ儲かるっていうふうには言えるんですけど、ただ一般人がそのレベルに行けないじゃないですか、どう考えても。
はい、だと思いますよ。
だって別に一人で最初から最後まで読んで100%わかりますっていう人は別に読書会そんなに来るインセンティブないですもんね。
まあそうですね。
面白いですね。
となってくるとやっぱりあれですよね、なんか例えば一般の人にもうちょっとこの経済学の、経済学じゃなくてもいいですけど、
自分の取り組んでることの面白さを知ってほしいと思う人はいかに読書会したくなるような情報の出し方だったり、
あるいは読書会やってくれたら都内なら著者行きますよとか、なんかそれぐらいのことは言ったほうが得な気がしますね。
はい、それはありますね。
ですよね。
そういうのもっとやったらいいのにな。
それはあれかもしれないですね、逆にといったらあれですけど、やっぱその経済学者の方で本書くぐらいにもうこうなんか知名度もあったりという人は、
多分意外とあんまり読書会はやってないから、もしかしたら読書会の意味とか価値がわかってない可能性がありますね。
まあ確かにそれはありますね。
その人たちはだってすごすぎるわけじゃないですか、さっき言ったその仮面みたいのぴゅっぴゅって突破して、なんかこう生産側に回れちゃってるから。
まあそうですね。
あんまりわかんなくて困ったことはないのではないかという。
それは確かにあるかもしれないですね、それはある意味難易度高い学問ですからね。
うん、ですよね。
はい。
ちょっと、なんかしんやさん逆にこの本書いてる人たちの中で、なんかそういう話をしたら、
あ、じゃあちょっと読書会自分も行き、自分の書いた本の行きたいですみたいな人、いそうな気がしますけどね。
まあでも過去、ひろのさんも読書会2回ぐらいお呼びしましたし。
あ、そうなんすか。
結構いろんな。
著者の、著者を呼ぶみたいな形で。
そう、何度もやって、当然そのね、経営学でいうと入山先生とかも呼んでますし。
ああ、なるほど。
あの、著者を呼んだ読書会は何とか、あの、まあ斎藤、
まあ名古屋大学にいるマクロ経営大学専門の斎藤誠先生とか、ちょっとお亡くなりになりましたけど池尾和人先生とか、
池尾のですね。
一応読んだりしてはいるんで、
はい、まあ多少、経済学者ネットワークは多少ありますね、結果的に。
なるほど、素晴らしい。いいですね。
じゃあちょっと、あの、なんかこう、そういう読書会とか参加してみたいという人がいたら、
しげさんのツイッターなり、あ、今Xっていうのかな、とかもしかしたら見てたりするとそういう情報が出てくるかもしれないですね。
はい、そうですね。
はい、わかりました。
じゃあ、まあそういうところから経済学とかに、はい、少しずつ、
何でしょうね、自分ごとなり自分の関わるものとして興味を持ってったり、
まあそういうことを思ってるしげさんみたいな人とかいろんな人と接点持ってくと、
たぶんそこの学びとかもたぶん面白くなってく可能性はありますよね。