2022-05-13 23:48

Ep.020 Spotify、驚きのキャッシュリッチの秘密《SpotifyとPodcast》Part2

spotify apple_podcasts

Spotifyの財務におけるCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)の特徴と、音楽ストリーミング事業の課題を考えていきました。

◆参考リンク

運転資金とは?必要な資金の計算方法と目安、調達方法

アマゾンをもしのぐSpotifyの資金繰り力。営業赤字で上場に踏み切った裏事情と今後の業績左右する不安材料 | Business Insider Japan しげさんの記事その2

サブスクリプションとは – コトバンク

PL(損益計算書)で何がわかる?BS(貸借対照表)やCFの違い、5つの利益も解説

音楽レーベル・音楽出版の市場シェア・売上高ランキング・市場規模の分析 | ディールラボ

不良在庫とは何? Weblio辞書

CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)

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◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。ダイの大冒険のアニメ化が嬉しくて、ダイの大冒険だけを語るPodcastを始める。

合同会社エンドオブオーシャン

Cast a Radio 「ダイの大冒険」を語る – DRAGON QUEST -ダイの大冒険- のアニメを語り合うPodcast

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SONOSTA 知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。 語るのは私、コード会社エンドオブオーシャン代表でお金にまつわる人間心理に興味がある
まさきと 金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップファイナンスを支援をしたり経済メディアで寄稿をしたりしている
私芸です。はい、この2人でお届けします。よろしくお願いします。お願いします。 では引き続きSpotifyについて話していきたいと思います。
ということでさっきまでSpotifyのビジネスの状況について話してきたんですが なんかこれ補足というかここがSpotify特徴だよみたいなのってあったりしますか?
そうですねあの先ほどの話で言うとやっぱりSpotify自体はビジネスとして 利益率特にあらりのところが非常に低い
減価はとてもかかるビジネスなんでなかなか利益が出ない。実際昨年時点でまだ 当期準利益では赤字という課題があると。ああそうですよね
一方で実はビジネスモデルとしては非常に面白くて Spotifyは 利益は生んでないけどキャッシュは生んでるというそういうビジネスモデルなんですよね
キャッシュを生んでるっていうのは会社って売り上げがあって費用があってその余った分が利益になるんですけど
利益とキャッシュはイコールじゃないって話ってことですか? 利益とキャッシュはですねイコールじゃないんですよね
ああなるほどはいはい これ例えばですけどバイト経験ね皆様ある人多いと思います
例えば4月1日からカフェでバイトをしたとします1ヶ月 働きましたバイト代5万円もらえますと
多くの場合5万円もらえるのは5月の末とかだと思うんですよね ああそうですね5月25とかまあなんかそんな感じですよね5月31とか
4月末締め5月25日払い給料日ですと 会社からしたら4月でもう5万円のバイト費用を費用計上するんですけど
実際にキャッシュを払うのは6月なので1ヶ月ずれてると 確かに一方我々もらう方からすると
はいでも4月働いたんで個人事業者のそこに売り上げが立つわけなんですね そうですね実際お金入るのは5月末なん下旬なんで
4月5月の2ヶ月間っていうのはバイト代が入ってこなくて そこを何とかしのう必要があると
はいこれが運転式の考え方ですね 確かにだから払う方は8遅ければ遅いほどありがたいしもらう方は
遅くなれば遅くなるほど辛いから早く払えよっていう話 そうですねそうですよね だから本当に厳しい場合は4月バイト払って5月になってゴールデンウィークで遊ぼうと思ってたと
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ただバイト代入ってくるの5月末なんでどうしようかという時にもう親に言える前借りですね バイト代はもう5月末に入ってくるから
払うから前借りさせてくれっていうのでお前にお願いして バイト払ってるししょうがないねと手前でキャッシュを得るみたいなそういったことは
皆さんもしかしたら経験あるかもしれないという話ですね あるかもしれないですね確かに確かにそれをSpotifyに当てはめると
実は確かにSpotifyは利益は出してないんですけども 2016年からずっと年間でみればキャッシュを毎年生み続けてるっていうそういう会社になってる
っていうのが特徴ですね なんでだろうそこなんですよ
でまずSpotifyのビジネスは あのいわゆるサブスクリプションモデルと言われる月額課金になってると
でおそらくリスナーの皆様も月額課金のサービスを使うときに年払いにすると 2ヶ月安くなるとかって普通にあったりしますよね
あるあるですよねどのサービスでもだいたいありますよねそういうの そうですねとなると向こう1年間各地に使ってもらえる代わりに安くなる
Spotifyからすると結局長年のユーザーはもう年間契約にして毎年更新の方が トータルの費用が低いんで
あーそうですね そうしようという風になるんですね まあ確かになりますね
PLで言うと1年間前払いでもらったとしてもその1年間分を PL 計上は会計上してはいけなくて
ちゃんと月が減る中で進捗に応じて売り上げを計上していくっていうことを PL 上ではやるんですけど
あの PL ってのは損益計算書だから 1月1日に例えば僕がSpotify1年分契約しまーすって本来だったら1000円を12回払うとか
1万円でいいよ じゃあ1万円払いますって言っても1月にSpotifyから見たら売り上げ1万円にはならないという話ですよね
あくまで1ヶ月分だけで 800円とかなんのかな そうですね800円だけ計上する
ただお金で見ればもう1万円入ってくるっていう そうですよね確かにあるじゃん1万円みたいな 1万円ある
だからやるキャッシュっていうのは手前に入ってきてそういう会員が大きいらぼいほど手前に入ってくる
しかもSpotifyは過去ですねずっと会員数右肩上がりなので 常に手前でキャッシュをもらえる状態
もしくは月曜かきなど確実にもう月額でお金が入ってくるので 実はキャッシュは相応にリッチっていうビジネスモデルですね
これすごいですよね 例えばですけど僕がなんかスーパーに行って買い物する時とかに
何ですかね物をもらう前にお金を払うとかありえないじゃないですか その場でやり取りするけどでもSpotifyに関しては僕は
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1月に1万円払って2月から12月はまだ聞いてもいないのにもうお金払っちゃってるって ことですもんね そうですねそうですね
でこのあたりはまあDellとかAppleも似たようなことをやってていわゆるAmazonもですけども 販売前予約とかであるじゃないですか発売前予約
先にもうお金カードで決済しちゃうみたいな あーまあありますねまあ確かにそういうサービス
結構そういうのが得意なビジネスはまあAppleとか特にね新商品であるとすごく注目されるので 例えば4月末にiPhone新しい発売します
それをもう4月上旬にリリースしたり予約受付開始ですってやっちゃうと 予約受付するってことはそれでもう
多くの場合はクレジットカード決済するんで アップルってのはお金がもう入ってくるっていうまあ仕組み まあちょっと多少今の話とカード決済のキャッシュのラグがあるんですけど
まあまあまあでも原理的には結構近いってことですよね そうですね まずそれがサブスクリプションのこれは別にSpotifyに限らず他の会社もそういうところがありますね
はいはいまあそうですよね さっきあの以前の会で言った通りSpotifyは原価で70%ぐらいかかっててそれを主にレコード会社やアーティストへの通訳権
そうですよね 決済プラットフォームフィーなんですけども これですね決算書を読み込むとおそらくですけど年に
1回から3回にまとめて通訳権量を払ってる思われるんですよね どういうことかというと今年1回今月
例えばなんでしょうまあサザンとかミステアチュールのアーティストが再生これだけされたんで じゃあこれに対する通訳権っていうのは今月こうだっただから翌月払いましょうって
いうわけではなくてそれと手間かかっちゃうんですか 毎月 面倒くさいですよね
で結局レコード会社ってこの3つでほぼマーケット閉めてるんですよね なのでおそらくですけど
どんとも半年とか4ヶ月まとめてお支払いするという仕組みになっている と決算書を読み込むと思われますね
えっと今まとめてっていうのは後払いってことですよ後払いですね だから例えば僕っていうユーザー一人しかいないと仮定して僕が1月に
こんだけの曲聞きました2月に聞きました3月にこれだけ聞きました4月に聞きました っていうのをスポッティファイのシステムで全部カウントしてて
僕っていう人はこれだけ聞いたから 契約上これだけ何百円って算出されるからそのレコード会社さんなのかアーティストなのかに
こんだけお支払いしますっていうのをまあ年に3回ぐらいやってんじゃねえかっていう話 そうですねそうですねとなるとスポティファイっていうのは1年間の契約とか月額で
手前ですごくお金をもらうんですけど そうですよねそれのお金の対価としてストリーミング配信の音楽を提供してる
はいシーデーに対する支払いっていうのが4回ずつ後とか半年後になってるんですよ ああすごいのはいでこれ例えばあの我々が昔 cd 屋さんとかをイメージしてもらって仮に
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経営するならば cd 屋さんを経営するにあたってまずは cd を仕入れる人があるじゃないですか そうですよねお店並べないといけ並べないといけないで当然仕入れた
お金っていうのは翌月とかに払うわけですね 払いますよねまあトン屋さんとかそのレコード会社当然シールとも払う
シーデー先に払うお金さっき出て行く話です 当然ですよねきついですね1円も入ってこないけど仕入れるためお金を払う
ねで当然すぐに売れるわけじゃないんで在庫としてお店に並べていく期間がありますよね で何なら3年5年経っても売れなかったらそれ不良在庫不良在庫になりますただ本ですもんね
ターンの損 ただあんまり仕入れなかったらお店に来たとしてもこの cd 屋
品取ればいいなと思って帰りますよね帰っちゃうんで何たくさん仕入れる必要があると 本当そうですよねはい
ただ売れるのはいつ売れるかわかんないんでわかんないですよね 入金は後になるんでめちゃくちゃこの中冷静に考えると cd 屋さん大変な商売ですねでしたねっていうか今
あんま残ってないかもしれないけどそうですね大変な 商売なんですよね当時ね家賃とかに商売だなぁかかりますかそうですね当たり前ですけど
人はバイトがかかりますからめちゃくちゃ大変だなそれぞれどうしてもその本屋もほぼ一緒です けど
つい仕入れとしてお金が発生して払ってちょっと本屋は仕入れと別案考え方ですけど なんか本屋はちょっと変本とかそうですねまぁちょっとちょっと
チェーンのイコールじゃないけどまぁまぁでもあらゆる 例えばリアルの小売店で物を仕入れて売るっていうケースにおいては今みたいなそうですね
キャッシュ大変になる問題が必ず出るってことですよでこれのやる c 例 期間在庫期間
そっから売れて売れてから入金するまでの時間っていう一連の流れをキャッシュ コンバージョンサイクルっていう専門用語ですね
キャッシュコンバージョンサイクルはい ccc っていうふうに言うけど価値の文字を取るとですね はいなるほどで多くの場合小売とか洋服とか cd とかもです
のキャッシュコンバージョンサイクルはやっぱり まあ30日から60日かかるケースが多いんですね
あーはいビジネスを始めて仕入れてそのお金を出て在庫としてあって最後お金入って くるので1ヶ月は2ヶ月かかっちゃうさっきのバイトの例
前回バイトないんですけど4月にバイト始めてもお金入ってくるの5月末なんで実際に 2ヶ月かかっちゃうんですね
はいそういうことですよねその間運転資金がいるっていうビジネスなんですけど スポティファイのキャッシュコンバージョンサイクルを計算すると
-140にチャンスよおかしい 何マイナー本来のビジネスだとプラス何十日しかならないものがなぜか-130日
マイナスです マイナス100層で134日なおねこれどういうことかというちゃくちゃですね
支払いその著作権とかのやる仕入れですね在庫仕入れ払いをする140日前にもう 先に書きお金が手元にあるっていうビジネスモデルっていうのが
はいはいスポティファイです でさっき言った通りそこがマイナスが大きくなるってことはさっきの僕がユーザーだった例とした時に
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そのプレミアム年額払いみたいなドカンと払ってくれる人がかなり割合として多いってことですね そうですね
そうですね多いし だって毎月払うより得じゃんその方が そうですね
でまあ著作権料を払うのはやっぱり四五月平均とか半年に一回なんで その間もずっと月額課金お金がチャリンチャリンチャリンチャリン入ってくるので
そういう全てを面で合わせると 実はスポティファイっていうのはさっきのレコCD屋さんと比較すればいいんですけどまず
仕入れが存在実質しませんと配信して配信 だからその在庫リスクゼロですよね
ゼロ 全部ストリーミング流せます で手前で仕入れなくていいですよね
その代わり配信されたら後から4ヶ月遅れとかで 著作権料を払えばいいというこれがスポティファイのビジネスのモデルの恐ろしさですね
これ凄まじいビジネスですね 凄まじいビジネスです 本当に最初からこんな全部思いついてたのかな
わかんないけど どうなんですかね そうですね 私もあの今の話は別に本を読んだとかではなくて
決算書を分析して調べるとなんかおかしいなと思ってみるとなんかすごい数字出てきて 例えばまぁデルとか
アマゾンとかもなんですがキャッシュコンバージョンサイクルがマイナスっていう ケースはあるんですよね
ああはいその先行役とか含めてですけど アマゾンはそのキャッシュコンバージョンサイクルがマイナスで有名なんですよね
そのマイナスでも3,4人にしちゃうんですよ アマゾンでさえも有名なアマゾンでさえも
スポティファイはその3,4倍なんでも本当に文字通り桁違いですね すごいですねこんなビジネスあるんだって感じですね
そうですね なのでスポティファイは確かに赤字が続いてはいるんですけども
キャッシュベースで見れば利益は生んでなくてもキャッシュはもう2016年からずっと売れ続け出し続けてるし
会員数が右肩上がりになればなるほど手前でもらえる しかもサブスクリプション積み上がり方なので既存ユーザーがいるかつ毎年増えてくるんで
常に手前でお金をもらえて後から支度金を払うっていうそういうビジネスになっています これすごいなだからあのよくまあ形容語っていうかの黒字倒産という言葉
ありますねだから決算書上としては売り上げ引く費用は黒字なんだけどさっきのその キャッシュコンバージョンサイクルが長いせいで会社の運転資金が尽きて倒産しちゃいましたって
ありますけどありますね スポティファイ真逆ってことですね赤字リッチってことですよね
そうなんですよね
で黒字倒産ってあの結構珍しいように見えるときこち実は普通にある話で例えばです けど
コンサルティング会社とかがあの自治体から案件とかを仮に受けたとするじゃないですか 自治体とか結構その3月締めて4月払いとかあるんで1年間
案件やってまとめて4月とかほとんど4月になるとした時に 1年間人件費は稼働しているのは全部そうですよ自分で持つ必要があるんですよね
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ですよねはいそれが民間企業ならば多少その契約条件をあの3ヶ月に1回にしてください とかってまぁできたりはするんですけども
なかなかそれができないケースもあったりはするのでするとやっぱりその資金繰りが苦しくなる っていうのは
実はのさっき言った氷とかじゃなくてコンサルティング会社とかでも普通にある話 っていう
だから必ずしも全物を扱うかどうかではなくそうですねこうそういうビジネス構造はまあ世の中 たくさんあるよって話ですねそうですねだから黒字倒産もあの結構あったりはする感じですね
だからその逆のこの spotify の話っていうのは非常に珍しいってことになるんですかね そうですねだからよくあるのが別で言うと資金繰りの観点で一時ですね10年
ぐらい前ですかね 焼き牛丼とかのお店がですね東京焼き牛丼
ありましたねめちゃめちゃ店舗増えましたよね 僕んちの近所にもありましたよね 入ったことないけど
ブームかなのかわかんないですがあれの仕組みも結局 新店舗を作ることによって金融機関からお金を借りるんで前でお金をもらえるわけなん
ですね それで運営をしていきます資金繰り苦しくなったらまた店舗を開発してお金をもらって
それでやる運転あの自転車創業的にやるとか まあ
のばとかもそれと同じましょうね自転車創業で資金繰り苦しくなって留学費を手前でもらって やりますか1年分もらえますとかってやってあれですよね
のばって何十回分チケットとか1年間分みたいなそうですよね消費者っていうか ユーザーっていうかお客さんから先払いでもらっといてそうですよね
それでやってたんだけどまぁ結局倒産しちゃってみんなもうそれが紙くずになってふざけるな 金返せみたいなそうですねなんか再建者集会とかでねその学生が留学するために手前で
お金払ってでもそれのお金どこ行ったんですかっていうふうにやっぱ詰めるわけですよ それはスポティスポティスの場としてはいわゆるお金として他にも使っちゃってるんで当然ない
わけなんですよないですよねないですないです っていうその前借りビジネスとしてのそのリスクとしやパソコンなんですね一歩
逆転しちゃう逆転とかそのキャッシュの入りがずれちゃうとですよねに資金ぐるくるしくなる だから成長し続けるさっきと焼き牛丼も常に店舗を増やしていく
あーほんとだばもう常に店舗を増やすことによって手前でキャッシュを これキレイな形で借りれたりしてそれで資金繰りを回して他にもちょっと使って回していく
みたいなことをやるはいはいはい スポティファイはそれが実際にユーザーが右肩上がりで増えてるし
手前で買い付からもらえるからナチュラルにできるっていうそういう強みがありますね そうですよねなんかさっきのそのの場とかの例みたいに無理をしてやってるわけではなく
自然にてかもうそういうビジネスの状態に到達してるっていうことですもんねそうですね これやばいなでまぁスポティファイの凄さはそのガンファーを相手にして
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ストリーミングシェアトップっていうのが大きくて その状態まで行くのに相当きついと思うんですよだから例えばラインとかもラインミュージック
っていうので似たようなサービスやってますけど 圧倒的にシェアがないとやっぱそこ単体ではなかなか儲かりにくい
そうですよねはいまぁあとその例えばレコード会社とかに対する交渉力で言っても うちはシェアトップなんだからうちとの付き合い大事にしてくれよっていう言い方ができるから
そのさっきのね支払いも例えば回数減らすとか後に回すっていうのはやっぱりシェアが 高くないと強く出れないですもんねそうなんですよね
であのスポティファイの歴史書いてる本があるんですけどもそれを読むとやっぱり当時 かなりレコード会社との交渉が難航したみたいでしたね
はいはいはいですしあのアップルが当時なんていうかまぁ言い方あれですかなんていうか ちょっと介入したというか邪魔したというか
アップルからするともうiTunesかけるiPodっていう万直なビジネスがある中で ストリーミングとかされるとダメになっちゃうんでレコード会社にちょっとそういう
圧力みたいなことをかけた的な あーなるほどことが本当かどうかわかんないですけど書かれてましたね
まあまあまあまあまあまあでも差もありなんて感じですよね まあそうですよねはいはいでただ実際スポティファイのリスクは
まああの今みたいな仕組みなんですけど結局アーティストがアップルにも アマゾンにもスポティファイにも曲を下ろしているというところがあるので
そこの差別化どう済んだ問題っていうのがあったりとか先日もですねあの一部 昔からスポティファイには音楽はもう提供しないって言ってアーティストがアップルには
出すけどスポティファイには出しませんという風にやられちゃうと 聞いてからするとあのアーティストってスポティファイで聞けないのじゃあアップル行こうぜっていう
風になっちゃうリスクが ありますよね持ってるっていうのが
スポティファイの別のプラットフォームビジネスとしての弱点ではありますね はいはいはいなるほどなるほど
そうですよねはい確かにまあ別にどこでも聞ける どのサービスでも聞けるんだったらまあとりあえずじゃあスポティファイ使っておこうってなるけど
まあね好きなアーティストがいなくなったらやもうこれアップルミュージックとか アマゾンミュージックを聞き放題の方がいいじゃんってなっちゃいますよね
そうですねでそれがやっぱり同じ動画ストリーミングで まあ見放題のネットフリックスの決定的な違いで
ネットフリックスの前はやる自前コンテンツですね イカゲームとか全裸監督とかそういうなんかありますよねいっぱい色々あってもネットフリックスでしか
見れませんと しかもネットフリックスあの毎年1.5兆円以上の投資をコンテンツにしてるんで
めちゃめちゃクオリティ高い 高いですよね1話のドラマがあの映画1本分くらいかけてるって噂がありますからね
はいありますねとなると ディズニープラス入ってフール入って見放題の映画入ってるけど
ネットフリックスしか見れない奴があるから ネットフリックスも入るかというそういう選択肢になるわけなんですけども
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音楽の場合はアップルミュージック入ってるしかつスポティファイも入ろうかっていうのは そんなにならないかなという気がしますね
ならないですよだって被ってたらもういいよってなりますよね ほとんど被ってますからねはいという意味でまぁ
実はネットフリックスでも2011年の頃にそれに気づいたんですよね 動画ストリームがある時に結局自分たちはケーブルテレビとか映画配給会社の映画の
コンテンツのプラットフォームなんですけども そこの蛇口を止められたら自ら客離れていくし
結局人のコンテンツでビジネスやってる時は厳しいと だからもう自前コンテンツにバッと振るし
ネットフリックスしか見れないコンテンツを提供していくんだっていうところにも早くに 結構まぁ
突っ込めましたし 日本で言うとやっぱりあの芸人の的吉さんっている人あるじゃないですか
あの人は火花っていう小説を確か何期生か何か撮ったと思うんで 書いてらっしゃいましたねあれが当時2016年とか1年ぐらいの時にネットフリックスが
制作権取ったんですよね 結局それは衝撃で映画でもなくてテレビでもなくて
ネットフリックスがそれ撮ったんだと ネットフリックスをオリジナルにしてユーザーを
獲得したとか すごいだからまぁ今よりだいぶ前からそういうことをネットフリックスはガンガンやってた
やってましたね でもスポティファイは自分たちだけでアーティスト囲い込もうとかはあんまりやろうとし
なかったのかできなかったのか まぁ一つはできなかったというか3大音楽の
まあソニーとアニバーサルとかがめちゃめちゃ強いじゃないですか 基本レコード会社に所属しているもしくはインディーズとかなんですけど
アーティストとしては多分そこまでめちゃめちゃメリットがないですよね 自分の音楽がスポティファイしか聞けないっていうことは まあ確かに届くところが少なくなってしまうみたいなところがあって
そうですね あーだから音楽と映像結構違いますねそういう意味では そうですよ似てるストリーミングと見放題聞き放題
欠額課金という仕組みは一緒なんですけども 実は全然ビジネスの形態が違っているっていうのがありますねはい
違いますね という中でスポティファイ今後どうしていくのか やっぱりnetflixみたいにオリジナルコンテンツが大事になってくるんじゃないかと
当然思うと思うんですけどそこで 今回のもう一つのテーマであるポッドキャストにスポティファイが力を入れてるし
前回の話でいうと実はポッドキャストのユーザーの50%がスポティファイで聞いてると このあたりはですね
次回詳しくお話できればというところですかね はいじゃあ今回はここまでにしたいと思いますお聞きいただきましてありがとうございました
ありがとうございました
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