2022-05-06 25:53

Ep.019 儲からない?Spotifyのビジネス構造《SpotifyとPodcast》Part1

spotify apple_podcasts

スウェーデン発の音楽プラットフォーム企業Spotifyに着目し、決算資料などを元に、そのビジネス構造を紐解いていきました。

◆参考リンク

Spotify

Spotify、音楽配信1位独走でも「4億ユーザー獲得してようやく黒字」のビジネスモデルに潜むリスク | Business Insider Japan しげさんの記事その1

iPod – Wikipedia

iTunes Storeとは – コトバンク

Napsterとは – コトバンク

Napster,そしてP2Pの本質 – CNET Japan

結局、「漫画村」は死んでないのではないか:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) – ITmedia NEWS

スポティファイCEOが語る生い立ち、経営哲学、倒産の危機 | ダニエル・エク「我々は誰よりも早く変化してきた」

PODCAST REPORT IN JAPAN ポッドキャスト国内利用実態調査2021

オトナル

有線放送とは?お店のBGMとして利用する方法と「U MUSIC」とは

Spotify Premium – Spotify (JP)

Hi-STANDARD | ハイスタンダード

新しい音楽を楽しめるのは30歳まで?

YouTube Premium

Amazon.co.jp: Amazon Music Unlimited

完全競争とは – コトバンク

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。ダイの大冒険のアニメ化が嬉しくて、ダイの大冒険だけを語るPodcastを始める。

合同会社エンドオブオーシャン

Cast a Radio 「ダイの大冒険」を語る – DRAGON QUEST -ダイの大冒険- のアニメを語り合うPodcast

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00:07
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び
投資・金融・経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。 語るのは、私、高度会社エンドオブオーシャン代表でお金にまつわる人間心理に興味がある
まさきと 金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップファイナンスを支援をしたり経済メディアで寄稿をしたり
しているシゲです。 はい、この2人でお届けします。よろしくお願いします。お願いします。
今回のテーマなんですけど、一言で言うとSpotifyとPodcastみたいなテーマでお話ししたいと思ってます。
なんでこのテーマかっていうことで言うと、当然この僕もシゲさんもポッドキャストっていう
メディアというか番組を作って配信しているから、ポッドキャストっていうのに興味があるっていうのもありますし
あとやっぱその中で言うと、いろんなもちろん企業が出てきますけど、ポッドキャストって考えたときにやっぱSpotifyってめちゃくちゃ
関係があるなみたいなのが最近色々調べてて分かったというかいう部分があり、加えてと言いますかシゲさんがビジネスインサイダーで
記事を連載されてるんですけど、そこでちょうど3月30日に公開された記事がまさしくSpotify特集だったんですよね。
そうですね、はい。
はい、っていうこともあるので、そのビジネスという観点でSpotifyを捉えつつ、そこにポッドキャストっていうのがかなり関わってくるっていうことがなんとなく
見えてきたので、その辺りを2人で話していきたいなと思ってます。
ただ最初にお断りというか、僕らも例えばその公開されている情報とか、企業の開示であったりとか、
あとはいろんなメディアのニュースサイトとかで情報を集めた上で、こうじゃないかなとか思って語ってるっていう話になるので、
どこまで正しいかということに関してはちょっとわからない部分があるってことは最初にお断りしておきます。
ですので、もっと興味持ったという方は是非ご自分でいろいろソースを渡って調べていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
はい、というところで進めていきたいんですけど、
今回はですね、まずそのしげさんが会計とファイナンスで読むニュースで書かれていた部分でちょっと聞いていきたいんですけど、
はい、まずSpotifyっていう企業がどんな企業なのかって正直僕はあんま知らなかったんですけど、
03:01
なんかSpotifyってそもそもなんて言ったらいいんですかね、どんな企業でどんな部分がビジネスの中心にあるかみたいなところをちょっとしげさんに教えていただきたいんですが。
ありがとうございます。そうですね、Spotifyのビジネスを結論から言うと、聞き放題かけるストリーミングかける無料でもいけるっていう、この3つのビジネスっていうので音楽に革命を起こした、音楽の聞き方に革命を起こしたというもので、
例えば私とかまさきさんの世代は、ウォークマンとかMDっていうのがあって、それで音楽を聞くっていうのが普通に経験していくことだと思うんですね。
ちょっと先週たまたま20代の若手と喋ることがあったんですけど、結構驚いたのが、ラジカセとかコンポを知らないんですよね。
コンポってそもそも何ですかみたいな話なんですよ。CDをカセットに録音するとか、MDに録音してそのMDをどうするんですかみたいな感じなんですね。今の20代って。
初めて持った音楽機がiPodみたいな。そういう世代なのでだいぶギャップがあって、我々とかまさきさんは、僕はレコードはさすがに、父親が一部持ったりしてましたけど、CD世代ですよね。
そうですね。音楽はCDで買ったり借りたりで聞きましたし、あとラジオをカセットテープに録音して次の日聞くみたいなことはやってました。
なるほど。それはたぶん徐々に我々カセットテープからMDに変わって、MDウォークも聞いたも、たぶんおそらくまさきさんもその世代っていう感じですかね。
そうですね。僕は個人的にMD持ってなかったんですけど、結構実はねカセット時代が長くて、カセット時代が終わったらもうパソコンになりました僕は。
パソコンってことはiPodとかAppleのそういう感じ?
普通にiPodとか持ってなかったんで、頑張ってラジオの出力とパソコンの入力つないで頑張ってパソコンにラジオ撮ってみるみたいなこととかはちょっとやりましたね。
逆にだからスキルが高いんでそういうことができたっていう感じですよね。
でも音楽は何で聞いてたかな。まあでもやっぱCDが多かったですかね。僕結構長くCDプレイヤー使ってたと思います。
それはミニコンポとかCDラジカセとかで言うとどういう聞き方されてましたでしょうか。
ポータブルCDプレイヤーとか使ってました。
いわゆるCDウォークみたいなやつですよね。
そうですね。あのちょっとした振動で音が止まったりして、ディスク大変だなみたいな。
それでイヤホンで聞くような感じが多かったかな。
そうですそうです。懐かしいですね。
そうですね。自分の好きな音楽を聴きたいときはCDを変えるとか、シングルだと本当にもう1,2曲しか聴けないみたいなそういう感じでしたよね。
うん、ですね。
06:00
なるほど。私も同じくそういう感じで、その後2003,4年だと思いますけどもAppleがiPodを発売したのとiTunesでiTunesストアで音楽を変えるっていうのでやっぱりだいぶ音楽に革命が起きて。
結局MDとかでも好きな曲を入れるとしても結局入れるの10曲とか20曲入れなかった気がするんで、そんなぐらいじゃなかったんですけどもiPodを通じるとそれこそ1000曲とかを1つに入れれるみたいな感じで持ち運べるし。
はいはいはい。
っていうのができたのが2000年代前半。
で、その流れで音楽っていうのは基本的に買ったりとかするっていう流れが出てきたと。
はいはいはい。
Spotifyはその当時ですねAppleが2010年ぐらいまでは支配的で音楽デジタルメディアの85%がAppleが牛耳てたっていうようなそういう時代があったと。
で、その中でSpotifyはストリーミングだと。
その音楽をダウンロードして聞くんじゃなくてもうストリーミングで聞き放題にするんだと。
あとはSpotifyはスウェーデンの会社なんですけども当時ですね海賊版の聞き放題みたいなP2Pとかで結構流行ってたらしいんですよそれが。
うんうんうん。
ダメなんですけどね。
Napsterとかですよね。
そうですよNapsterがもともと90年代後半にあってでそれとまた別になんか別のPirates.comかなんかそういうのがあったらしいんですね。
まあありましたよねあの時代P2Pで。
たくさんありましたよねそういうP2Pが。
ありましたありましたまあ基本全部違法。
全部違法ですねだからまあ今で言うと漫画村みたいな感じですよね漫画でいうところの。
はいはい。
で音楽を聞くっていうことに対してまあAppleはそれを買い切りでちゃんとアーティストに還元するレコード化して還元するという仕組みを作ったと。
はいはい。
とはいえ買い切りでそれはまあだいぶやっぱりAppleの方で駆逐されたところもあったんですけどもスウェーデンでやっぱりそういった海賊版がまだあのはびこってたと。
うんうん。
その中でまあ代表のダニエルエッグという方ですねSpotifyの創業者がいわゆるストリーミングかける無料で聞ける。
でそれを広告を使って広告配信をしてその代わり無料で聞けます。
で無料で聞いた分というのは著作権発生するのでちゃんと著作権をアーティストやレコード会社にも還元をしますと。
いわゆるテレビモデルに近しいのを。
はいはいはい。
まあ2006年にSpotifyを作って。
そんな前なんですね。
そうなんですよ2006年ですね。
16年前なんですね。
16年前なんですよ。
で元々ヨーロッパの会社なんでヨーロッパでだいぶ普及して2011年とかにアメリカにも進出して日本には2016年にまあ入ったのでまあ日本結構後発なんですね国としては60番目ぐらいに。
うんうん遅い。
であのとはいえ今AppleもiTunesからApple Musicに変えてストリーミング機器放題にやってますしAmazonプライムをストリーミングで提供してますしGoogleのYouTubeもあの有料課金で提供したりしてるっていう中のもう完全に音楽ストリーミング戦国時代ですね。
09:09
ラインミュージックもあったりと。
まあそうですね。
スポティファイっていうのは世界シェアトップですねまあ30%ぐらいを音楽ストリーミングで確保してて競合がまさにGAFA、テンセントとかいうまあ本当にも世界のトップクラスの会社と中でまあトップシェアを握ってるっていうそういう会社がスポティファイです。
はいはいいやーちょっと今聞いた中でまずそもそもヨーロッパというかスウェーデンの会社だったんだっていうのがね結構驚きっていうかなんかアメリカじゃないんだっていうのはありましたけどね。
そうですよねやっぱりシリコンバレー系のイメージなんですけどもでもスウェーデンはスカイプとかIKEAとかH&Mとか結構グローバルな企業を排出してる会社なんですよね。
ああ確かに。
それはそうですね。
まあやっぱりテック系ですごくスポティファイ自体もやっぱりあのシリコンバレーとは全然違うカルチャーの会社みたいですね本とか読んでると。
なるほど。
でまあ結局そのビジネス会社から今15、6年が経ってまあ世界一まあシェアに関して言えば世界一のその音楽聴き放題サービスっていうのを提供してるっていうことなんですけど。
これじゃあえっとさっきあれですよね無料と有料のスポティファイがあるってお話だったじゃないですか。
はい。
でえっと一応なんかサービス名としては無料がスポティファイフリー月額制がスポティファイプレミアムっていうことですよね。
はい。
でえっとまあ音楽まあ多分これを聞いてくださってる方もスポティファイで聞いてるっていう方も多分あれですよね日本でも確かあのオトナルさんっていう会社さんが確かの日本のポッドキャストレポートみたいの出されてたんでまあ後でリンク貼っとこうと思うんですけど
そこの中で確かスポティファイでポッドキャスト聞いてる人が50%ぐらいっていうデータが出てたと思うんで。
ああそんなになんですか。
そうですそうです。
なるほど。
なんかね1年前ぐらいとだとまだアップルの方が多かったんですけど最近もスポティファイが逆転したみたいな話があって。
だからまあちょっと音楽ではないですけどポッドキャストに関してもまあスポティファイで聞くっていう人が今日本でもまあ多分そのアメリカとかでもすごい増えてるっていう話があるなと思ってて。
ただあれですよねあのこのポッドキャスト例えばこの僕らの番組聞くんだったらそのスポティファイフリーでも別に全然問題ないというか単にスポティファイをポッドキャスト聞くツールとして使うだけだったら関係ないよって話で。
そうですね。
その音楽を聞き放題にするのにはプレミアムに入ってくれっていう話ですよね。
そうですね。
なのであのまあ無料の場合はいわゆる音楽を無料で聞けるんですけどあの基本シャッフルなんですよ。
12:05
だから選べないんですよ。
思い出した。
そうですね。
そうだそうだ僕もスポティファイで音楽聞こうとしたらなんかアルバム順番に再生できなくてあれって思った。
そうですね。
一番大きいのはやっぱりまずシャッフル。
じゃあシャッフルどうなのかっていうと例えばアーティストのアルバムがあったらそれはアルバムは選べるんですけどアルバムの曲はシャッフルで流れる。
もしくはスポティファイでリストっていうのがあって世界中の人がなんかそのリストを作ってるんですね。
ミスターチルドレンリストとかミスターチルドレンが好きそうな人が聞くと好きなリストみたいなのがめっちゃ来ちゃって。
すると確かにそれを聞くと例えば90年代に流行ったJ-POPリストみたいなのがあってそれをポッと押すと無料だとシャッフルなんで勝手に流れてくる。
有線に近いですね。
昔カフェとか喫茶店で流れてたような。
あとは広告が流れるので6曲か何曲か聞くとラジオの広告で30秒ぐらい流れてしまうというのが無料ですね。
だからちょっと聞いてみようとかちょっと流しておくだけならいいんだけどその好きなアーティストとかに没入して聞きたいみたいになるとスポティファイフリーの方だとちょっときついよねっていう話ですね。
そうですね。あの曲ピンポイントで聞きたいというのは選べないのが一番大きな難しさであってですね。
ってなってくるとプレミアムに入ってくれっていう話になってくるんですけどこれ今プレミアムって国によって値段は違うと思うんですけどいくらぐらいなんでしたっけ。
日本だと1000円弱ですね980円ぐらいでヨーロッパと10.99ユーロとかなんで1000円前後っていう感じですね。
アメリカもまあ10ドルぐらいとか。
そうですね。
でちなみにというかグローバルでなのかなこのプレミアムに入ってる人って何人ぐらいいるんですかね。
ありがとうございます。
まず全体ですねスポティファイのユーザーが世界中で4億人いらっしゃるんですよね。
すごい。
この4億人でどういう数字かというとネットフリックスの有料会員2億人です。
ツイッターの広告とかを見るようなユーザーも2億人ぐらいなんですよ。
ツイッターとネットフリックスのユーザーの合計月額の合計ぐらいの数なんでかなりですよね。
そのうち有料会員は2021年第4四半期時点の月額の平均でいうと1.8億人ですね。
すごいですね。
じゃあ半分ぐらいは有料ユーザープレミアムユーザーってことですか。
43%が全体のユーザーのうちの有料ユーザーになってますね。
その割合すごいですね。
何かいわゆるフリーミアムサービスとかってお金払ってる人10%ぐらいじゃねっていう印象があったんですけど。
そうですね。
40%ってめちゃくちゃ高いですね。
かなりだから逆に言うと別の見方する。
15:02
例えばApple Musicとかっていうのは同じストリーミングで聞き放題なんですけども無料ユーザーとか存在しないんですね。
あ、そうか。
会員はその有料のみっていう。
3ヶ月無料とかプランはあるんですけど。
まあまあありますよね。
得点はあるけど。
っていうのがあったりしてるのでその辺がやっぱり違いとしてあえてそのフリーミアムっていう入れ方をスポットファイやる。
無料でも聞けるけれど条件は制限されてしまってる。
よくありますね。
クックパッドとかもそうですしドロップボックスとかも分かりやすい昔からあるネット特有のフリーミアム。
うんうん。
なんですけど実質はやっぱり43%も有料会員の我々がいるのでフリーミアムですけどかなりみんな有料会員として。
だから有料会員で言うとNetflixに近しい会員数ってことですね。
はいはい。
なるほど。
で、そっか。
あと一応プレミアムだとさっき言った広告が入らないとか順番に聞けるとかもあるしあと音質も良くなったりとかオフラインで聞けたりとかまあいろんな便利機能が使えるから。
そうですね。
ちゃんと音楽聞きたかったらまあプレミアム入るよねっていう話ですよね。
そうですね。
特に私も両方使ったんですけど無料と有料。
あーはいはい。
でも最初に入ると勝手になんか1週間ぐらい有料プランなんですよ無料の値段で。
あれですね。
体験させちゃうわけですね。
体験させちゃう。
いい体験をさせちゃう。
あのねリストが素晴らしいんですよ本当に。
はいはい。
いろんな曲も選曲もいいし違うアーティスト入ってたのもやっぱりこういう好きな人ってあるからリスト。
はいはいはい。
それはまあ自分でこの曲聴きたいので選べるんですけど無料になった瞬間リストの題名わかるんですけどリストの中身全く見えないんですよそもそも。
あーそこで制限かかるんですね。
そうですよだからせめてリストの中身見ればいいんですけど例えば90年代に流行ったJ-POPとかで言うと本当にシャッフルだけじゃなくてもリストさえ見れないんで何流れるか全くわかんないみたいなそういうちょっとやっぱストレスは感じましたね。
なるほど。え、ちなみにしげさん今時点はプレミアム入ってるんですか入ってないんですか。
えー今は僕は無料ですね。
あー無料で。
僕でも逆に言うと例えばですけどあの。
はい。
まさきさん知ってるかおかしい昔あのハイスタンダードっていうまあ今もいるんですけどあの。
はい。
あのパンクというかロックバンドがあって。
はいはい。
あの20年前とかよく聴いてたんですごい好きだったんですね。
はいはい。
20年とかだったんで1回メジャーデビューしてすぐインテリアに戻ったようなバンドだったんで。
はいはい。
さすがにないかなと思って。
うん。
たんですけどスポティファイにあって結構驚いたんですよ。
はい。
ハイスタンダードとかいるんだと。
うん。
でそことかはもうなんていうかシャッフルで僕は十分でしたね。
あー。
十分っていうのはもうだいたい曲知ってるし。
はいはいはいはい。
これでピンポイントで聴くっていうよりも聴いてて懐かしいなっていう聴き方なんで。
うーんなるほどなるほど。
はい。
そういうことか。
はい。
なるほど。
まあでもやっぱ音楽がっつり聴くっていうのが日常にある人はまあプレミアムに入ってるだろうっていうかまあだから世界中で1.8億人もそういう人がいるってことですもんね。
18:01
そうですね。
あとやっぱ音楽体験としては新しかったですね。
例えば私iTunesあと今で言うAppleのミュージックですけど。
はいはい。
昔買った曲があってその曲を聴いたりとかはまあちょいちょいするんで。
まあそれはそれで懐かしいんですけど。
はいはい。
スポティファイの聴き放題ストリーミングっていうのはもう全曲行けるんで。
はいはい。
勝手にシャッフルだとしてもなんか知らない曲を自然と入ってくるみたいな感じの。
あー確かに。
そうですね。
それはまさにこのサブスクでかつリストがいっぱいあってどんどんリコメンドしてくれるっていうシステムがあるからこそ成立する聴き方ってことですよね。
そうなんですよ。
昔統計があったんですけど。
はい。
30歳を超えると新しい音楽を聴かなくなるっていう傾向があるデータが出たんですよ。
いやーわかるわ。
わかります?
多分あんま聴いてないと思います今新しいの。
で私は全くそうで。
YouTubeとかたまに音楽聴くとしても結局知ってる曲を懐かしむっていう聴き方なんですね。
いやほんとそう。そうなんすよ。
昔学生時代聴いたとか懐かしいな社会人のこれ聴いたなみたいな。
そうなんすよ。
だから全く新しい曲入ってこないんですけどスポティファイのシャッフル機能は自然と新しい曲が入ってきたこの曲いいじゃんみたいな聴き方ができるので。
あーなるほど。
音楽体験全然いわゆるiTunesiPodの頃と全く違うなっていうのはわかりましたね。
今聴いてて僕もやっとわかりました。何が違うんだろうって思ってたんですけど買うだと知ってる曲を買うだからもう自分が好きだから買うにしかならないけど。
こうやって流れてくるんだったら新しく出会うっていう体験ができるんですもんね。
そうなんですよね。
これは全然違うな。
そうなんですよ。だからそれなんでその体験に価値があってみんなスポティファイ聴いてる。
ただこれちなみにアップルでもアマゾンでもYouTubeでも似たようなことは確かできるんで。
ですよね。YouTubeのお金払って音楽聴くやつとかあとAmazon Music Unlimitedとか入ってる人も結構いるかもしれないけどほぼ一緒ですよ。
ほぼ一緒ですから。なのでここでポイントが4億人のユーザーそのうち有料会員が1.8億人いる中でスポティファイって儲かってるんですかっていう大きな議論があるんですよね。
なるほど。そうですよね。確かに。会社としてとかビジネスとして儲かってるのかっていうのは確かに気になりますけど、そのあたりは実際どうなんでしょうか。
結論を先に言うと、2016年に創業して。
2006年。
2006年に創業して、2021年最新の期で初めて営業黒字化して利益率1%。
当期純利益で見ればまだ赤字という感じで。
4億人のユーザーを抱えてまだ利益がちゃんと出てないっていうのは、いかに厳しいマーケットかっていうのを痛感しましたね。
なるほど。ちなみに当たりますけどスポティファイってもうとっくに上場してるんですよね。
21:00
スポティファイ上場してますよ。2017年か8年ぐらいしてますね。
まあまあでもとっくにと言ってもまだ4年ぐらいってことですよね。
そうですね。
なんか一般論として上場してるのに赤字だったら株主とか文句言いますよね。
そうなんですよね。一応スポティファイはまずユーザー数が右肩上がりっていうのがまず大きいですね。
結局プラットフォームビジネスに近しいんで、いかにマーケットシェアを取るか。
あとストリーミングのマーケットも年々伸びてるんですよね。
実は音楽業界って2010年ぐらいまで右肩下がりだったんですよ。
それが2012年以降になって、実は音楽業界が右肩上がりに上ってきたんですよ。
面白い。業界が右肩上がり下がりっていうのはその業界全体の振り上げというか、
ビジネス規模的な話ですよね。
ビジネス規模的にずっと2010年まで完全に右肩下がり。
それはいわゆるレコード会社とかの物理的なCD販売がずっと落ち続けたんですよね。
ですよね。
今はどうなってるかっていうと2012年を境目ぐらいに右肩上がりに実は増えてて、
それのドライバーは明らかにストリーミングなんですよ。
ストリーミングでみんな課金するんで、
結局CDを年間1枚も買わなかった人が毎月1000円払うと年間で1万2000円ですよね。
そうですね。確かに。
アルバム4枚分ぐらい買ってることになるんですよね。
買ってますね。確かに。
となると実は世界でそういう動きになってるんで、
マーケットが回復をしてる。
ただ先ほどあったように、
Apple、Amazon、GoogleといったGAFAがSpotifyの強豪なので、
サービスも似てくるし、金額も結局900円ぐらいでみんな前後してるわけなんですね。
そうですよね。
なのでいわゆる経済学という完全競争に近しい。
そのうち競争がすごく厳しくてなかなか利益出せない。
利益出すためには値段上げたいけど値段上げたら他社に取られるし。
だからもうギリギリ。
かつ何が厳しいかっていうと、
Apple、Amazon、Googleっていうのは他のサービスがありますよね。
確かに言われてみればそうですね。
明らかに音楽保管サービスなんですよ。
はい、確かに。
AppleにとってはApple Music聴いてもらうのも大事なんですけど、
それ以上にiPhoneが売れることが大事になりますし、
Amazonにとってはそれ以上に、
もしかしたらそのECとかAWSとかっていう文脈で使ってもらうの大事。
その中で音楽もサービスもありますよ。
GoogleのYouTubeも一緒ですね。
まあそうですね。
ただSpotifyは音楽がメインの事業で勝負してるという、
そういったところがなかなか利益が出づらい。
4億人いても利益が出づらいという課題があるということですね。
だから他の事業でカバーするから
ここは損かぶっても人気取れればいいということができないってことですよね。
24:03
そうですよね。
他社はそれをやってくる。
かつSpotifyの一番の厳しさは結局iPhoneとかAndroidで聴こうとした時に、
AppleやGoogleにいわゆる処罰代ですよね。
プラットフォームフィーを。
以前は3割とかですけど、今は15%下がったみたいですけど。
そうですね。確かにそうですね。
でも払わなきゃいけない。
払わなきゃいけないっていうのがあるし、
かつ結局Spotify自体は他社のレコード会社の音楽を使って配信してるっていうサービスなんで、
限界率70%なんですよね。
デジタル系ビジネスなのに70%の減価って何かおかしくねえかって今思ったんですけど。
そうなんですよ。そうなんですよね。
これちなみに今有料の話なんで、無料に限っていけば限界率9割です。
もうほぼ減価で出してる。
ほとんど広告でもらった収入で音楽をタワーで配信してるんですけど、
それの配信したとさけんで9割持ってかれるっていうのがSpotifyのPLになってますね。
それすごいですね。
結局僕とか誰でもいいですけど、ユーザーが1000円ぐらい払ったらそのうち700円ぐらいはアーティストとかに配分されると言えるし、
そのうち何で課金するかとかにもよりますけど、場合によってはAppleとかGoogleとかにお金が出たりもしてるし、
これはきついですねSpotify。
そうなんですよね。なのでちょっと赤字っていうのが今日のSpotifyのメインの伝えたいことだったというところですね。
なるほど。じゃあちょっと今回第1回目としてはSpotifyはこんな感じのビジネスで今こんな感じだよっていう話をしてきました。
じゃあまた引き続き話していきたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
25:53

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