1. ブックカタリスト
  2. BC015 アフタートーク
2021-07-06 34:37

BC015 アフタートーク

apple_podcasts

おたよりコーナーを始めました

最近、非常にたくさんのコメントなどをいただけるようになってきて嬉しかったので、お便りコーナー的なものをアフタートークで話すようにしてみました。

ハッシュタグ#ブックカタリスト をつけてTwitterで呟いていただいたコメントは全て確認させていただいております(ありがとうございます)

試しにやってみたお便りコーナーなんですが、これのおかげで前回紹介した本を再度振り返ることができるようになり、これまでよりもさらにもう1段階1つの本について掘り下げることができるようになったと感じています。

今後も#ブックカタリスト付きのタグは可能な限り紹介させていただきます。

また、Twitterでのコメント以外にも、このページにコメントをつけていただいたり、このメールに返信していただくことでも、ごりゅごと倉下にご連絡いただけます。

ご活用ください。



This is a public episode. If you’d like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe
00:00
ブックカタリストアフタートーク。今回は、「実力も運のうち能力主義は正義か?」を収録した後のアフタートークです。
はい、お疲れ様でした。この本も結構疲れました。まとめるのに結構疲れましたね。
珍しくなんですけど、何て言うんだろう、読書メモが長い。
これでもだいぶはしょったよ。
全体をメモしても足りひんから、一番面白いところはどこかなと思って、やっぱり最後だなと思って、最後を重点的に撮ったんですけど。
結構、ページのドックイヤーっていう箸を折ったところ、行差がありますね、この本は。
すごいですね。ちなみに、俺はDMMの70%オフセールの時に買いまして、DMM本がまだいっぱいあって、読み切れていない。
逆に聞いてしまったら、聞いてから読めばやっぱり読みやすいからいいですかね、そういう意味では。
関係の付けどころがわかるんで。
今の話で言うと、言ったらやっぱり真ん中はある程度飛ばして読もうかなって思えているので。
そういうふうに読めると、確かに効率良くという言い方はあまり良くないけど、そういうふうに進められるかもしれないですね。
そういう感じで読んでいただければ。後半の議論は特に慶長に値すると思うので。
そうですね。後半は見てて、やっぱりサンデルさんはすげえんだなっていうのを思い知らされる感じですね。
そうですね。
最近、たくさんコメントをいただけるようになりまして、ツイッター上で。
ありがたいことです。
思いついた新しい試みなんですが、お便りコーナーみたいなやつ。
ラジオっぽい。
アフタートークの中で緩急をつけるという意味でも、コメントなどを紹介しつつ。
全部言えるかわかんないんですけど、コメントを紹介しつつ、そこに質問などがあればそれにも答えていきたいなと思っております。
今回は前回のHow to Take Smart Notes 以降のものということで、そのあたり順番に紹介していきます。
まさき泉さんから、これはあれですね。
Book Catalyst 13回のアフタートーク。
Learn BetterとHow to Take Smart Notesからのらしたさんの新刊、すべてはノートから始まるの。ラインを原始しました。
今まで紹介された本を混ぜた話が聞けると面白いのではないかなと思います。
近いじゃないですか。近いと思うんですよ。たぶん。わかんないけど。
あれじゃないですかね。本が出たららしたさんがらしたさんの本を紹介するっていう。
それは全然ね、それは自分の書いた本ですから出来ますけども、どれくらい需要があるか。
需要があるかわからないので、そういうのを聞きたいという方はコメントをください。
03:02
確かに今ですね、俺の中でもなんですけど、ノートとか学び方とか書くことみたいなのはだいぶ熱いテーマなので。
そういう意味でもすごくいい流れなんじゃないかなと。
そうですね、確かに。
発売日って決まったんでしたっけ?
7月26日かな。
収録時点からほぼ1ヶ月後。
そうですね。たぶん当日に電子書籍版も出るという話を小耳に挟んでおります。
見つければすぐに。たぶんこれが配信される頃には予約ができる可能性もあるってぐらいですかね。
紙版はもうできますね。
これが放送してる時にはできてると思います。
気になる方はぜひそれも読んでみてください。
ゴー藤田さんから、夜眠る前に聞きました。わかりやすく面白い話でした。
僕が読んで興味を持ったところと感想が全く違っていたのも新鮮。
ゴーさんはカーソルメンバーの方なんですけども。
興味を持ったところと面白いところが違うっていうところで、
僕とゴルフさんと全く反対のご意見だったんですよね。
全体のアウトラインがわかりやすくて、英語もわかりやすいという印象だったっていう。
英語のわかりやすさはたぶん僕らの語彙力の問題だと思うんですけど。
難しい単語が多かったですね。傾向としてやっぱり。
それは別にして、あの本のアウトラインは2回見てもちょっとわかりにくい。
読み終えた後に見てもちょっとわかりにくいですよね。
ゴーさんが言っていたのは、緩急をつけるのに十分なアウトラインだったみたいな印象のことを言ってましたよね。
どこをちゃんと読んで飛ばせばいいのか。
自分の欲しい情報がどこに書いてあるのかがはっきりわかるアウトラインっておっしゃられて。
それは確かにそうやなと思うんですよね。
的確に名前ついてたんで、ここの章に何が書かれているかはタイトルに書いてたんで、それは間違いなくそうなんですけど。
でもさっき、全体としてこの本が何を言いたいのかはやっぱりわからなかった。タイトルの疑問に答えていないというか。
アウトラインとして優秀かもしれないんだけど、流れるような構造ではなかったっていう印象なんですよね。
だから、その辺が何をアウトラインに期待しているのかっていう違いがあって、それが感想の違いになったんだろうという話でしたけども。
この辺は結局、人がどう本を読んでいるのかって全くわからない。
俺とラフィサさんが意見が同じすぎたので、逆にこれはすごく刺激を受けたというか、そうかそういうふうに考えたりもするんだって。
なんか本読み上級者の意見かなっていうような気がするんですけど。
うん。的確にポイントだけ抜き取る練習をされてるんだろうなという。
僕は本当に最初から頭から読んで終わりまで読まないと全体像がわからない、鈍い立場なので。
06:01
あと物語として順番に読みたいんですよね。どうしても俺も。
だから訓練を積んでない。僕はアウトラインの中から必要なものをピックアップする訓練をしてないんで。
だからアウトライン読み力が多分低いなと思うんですけど。
でもそのアウトライン力の低さとか、もう一人読んでる時って絶対わからないんですよ。比較する対象がないから。
そう。なのでこういう意見をもらえたのがめっちゃ。そういうふうに本当に考えもしなかったみたいな印象があって。
そうか、飛ばす前提で読んだらこういうアウトラインって優秀なんだなって。ひょっとしたら著者がそれすら考えていたんだとしたら。
いや、あると思いますよ。
うん。そのすごいなーっていうことを気づかされてくれた。気づかせてくれた。
たぶんあの著者の方アカデミックの方なんで、論文的なものが意識されてるんではないかとは思ったんですけど。そうは言っても僕にとって読みづらいので。
それは事実ですからね。
僕が書く本のああいうアウトラインではないんだろうなというのは思ったんですけど。でも一つの在り方としてそういうのはあるというのはあれです。
だからさっきも言いましたけど、違う意見の方がいいんですよね。
同じ意見で固まっているだけよりも、それって違うんじゃないですかっていう意見の方が遥かに面白いんですよね。
アカデミックな人は大量に読むためにはもう飛ばさないといけないですからね。そういう意味でもそういうことを考えていたり、そういう読み方ができるとかが普通にしてしまうとかそうなってくるのかもしれないですね。
確かに。
続きまして、こだまみつしさんでいいと思うんですけど、最近聞き始めたポッドキャスト、読んだ本の復習に最適だな。むしろどうせ読むならここに掲載されている本を読もうとか思う。
新しいポッドキャストの使い方ですよね。でも合理的かなという気はしますけどね。復習がもうセットになってるってことですからね。
確かに1回読むより何回も読んだりとか聞いてから読むとかそういうことをできるってめっちゃ時間効率がいいというか。
言ったらポッドキャストはながらで聞けるので、ながらで大体の雰囲気をつかんだ上で読んでもらうって言ったらこの本がより読まれるようになるはブック型レッスンの目的でもあるので。
そうやって選んでもらえたらすごく本界に尽きるというか、まさにこういうことがやりたかったんだよっていう感じですね。
ブック型レッスンで聞く、その本に興味を持つ、その本を読む、読んだ後でもう1回ブック型レッスンを聞くぐらいの流れが多分面白いはずです。
そうですね。さらに言うともう1回そこから語れるといいんですけどね、そういうことについて。
そうですね、確かに。
そういうようなものを作っていくとかっていうのも良いのかもしれないですね。
あとはですね、これ面白かったんですけど、かずほさんから読書メモはやっぱり面倒なかなかできない。一家に暮らしたさんが1つあれば、サポートしている人がいればできるかも。
09:03
でも、一家に暮らした1台はさすがに無理ですけど、おっしゃられたようにやっぱり僕もこの番組があるから頑張って読書メモを撮っているっていうのは少なからずあるんで、他者って必要やなと思いますね。
そうですね。コメントをくれた方でもくれた方じゃなくてもなんですけど、今はゲスト出演というのも歓迎しているので、紹介してほしいですね。そのために読むという体験を1回やってみると、俺は1回だけでもめっちゃ身になったので。
1回目になると、これって価値があるんやって実感できるから、次回以降モチベーションが湧きやすいっていうのは多分あると思うんで、1回やってみるっていうのは確かにあれですね。やっぱり1人だけでこの読書メモの意欲を盛り上げようっていうのはなかなか難しいと思うんで。
次戦、他戦問わず何かあればゴリゴクラスターなどに連絡をいただければ、どういう時間帯にしようとかいろいろ調整は必要にはなるんですけど、ぜひゲストの次戦もお待ちしております。
あとゲンブさんからですね、ブックカタリストハウトゥーテイクスマートノーツを聞きながら舵を進めます。やっぱりポッドキャストの強みはこのながらができることですよね。
そうですね。僕も普段ほとんど聞きませんよ、ポッドキャストは。人のポッドキャストは聞かないんですけど、家事してるときと散歩してるときだけはチャンスですね。ポッドキャストチャンスタイム。
俺はね、それで言うとなんですけど、ポッドキャストを聞くという行為ができるおかげで散歩ができるようになった。
なるほど。
ただ運動ができないんですよね。今は毎日歩いてスーパーまで買い物に行って、その間ポッドキャストを聞くということで、ただ歩くだったらできなかったことを三つ重ねることで、歩くと運動と買い物とポッドキャストを重ねることで習慣化することができた。
あれ、不思議というか不思議じゃないんですけど、散歩しようとか思っててもできないんですけど、イングレスを始めた途端に大量に歩くようになるんですよね。
歩くを目的化できる人って多分少ないんですよね。
そうですよね、きっとね。確かに。
一応、高校の頃とか陸上部で走ることというのを目的として走ってはいたんですけど、やっぱ違うんだろうなっていう、その頃とは。
大人になったらやっぱり無理でしょうね。何かの目的性が付随してないと、それを取るモチベーションが湧いてこないというのは強くありますね。
まあでも、動機づけされ慣れしすぎてる?ゲームとかで。
そういうのはあるかもな。
だから、目的に何かをしづらい体になっているというのはありますね。
で言うとね、俺意識的になんですけど、お風呂に毎日必ず入って、スマホなどは一切絶対持ち込まないというのを習慣化するようになっていて。
ああ、そうか。逆に言うと、それまではずっと持ち込んでたわけですね。
12:02
ただ風呂に入る時間というのは、つまんないなという言い方はあれなんですけど。
風呂でKindleを読むのが気分がいいとか、そういうふうに思っていたのをまるっと変えて、真逆に風呂は何もしなくて、ただ考えるだけということをやるようにしたら、
気分的なものなんですけど、すごく良かった気がして、思いつくというか、まさにやることがないから考えるしかやることないんですよね。
今日やったこととか、ずっと考えることとかを考える時間を意識せず作れるようになって。
なるほど。
これは良かったなって思ってますね、そういえば。
デジタルデトックスという意味ですね。
うん。だから散歩はポッドキャストを聞くために行って、逆にお風呂は何もしないこと自体が目的になっていてっていう。
なるほど、面白いな。
難しいんですけど、どっちも自分的には結構オススメで、すごくこれのおかげで、かろうじて健康健全な生活が送れている。
ちなみに聞きますけど、お風呂にメモ帳とか持ち込んだりはしてないんですか?
それすらもあえてやらないようにしようと思っていて、もし大事だと思ったら脳内れんこです。
まあそれしかないですね。
これは忘れないようにしよう、これは忘れないようにしようってずっと頭の中で考え続けて、お風呂から出てくる。
僕も一時期お風呂にメモ帳を持ち込んでたんですけど、結局同じことになりましたね。なんとなくその形になりましたね。
なんか上手く言えないけど、その時間は書く、記録するんではなくて、ただ考えるみたいなことを重視しているというのかな。
はい、あとですね、森山ひとしさん、じんさん、今回のブックカタリストは大変参考になった。
今のところ私自身は読書ノートはブロガーを非公開で書いている。メモはGoogleドキュメントで書き始めたばかりだ。やり方を今一度検討しようかしらという。
まあね、読書メモどう取るか問題は知的精査の技術とはなる課題なんですけど、やっぱりブログの位置記事的に取っておくと、
ネットワーク型のリンクが作りづらいというのが完全にありまして、
やっぱりスクロップボックスかオシリアンかロームリサーチを使った方がいいんではないかなという気はふつらふつらとしますね。
本の一冊のことを覚えておくんだったら位置記事でいいと思うんですよ。
うんうん、確かに。
それをうまく次につながるような何かにするためには、前回の話で言った位置ノートを一個のものにするというのをしないといけないなと思いますね。
最初は1ページのノートに取っておいて、細かく後で分割していくというやり方が僕の中ではあっているんですけど、それがやりやすいのが一応スクロップボックスなんで、基本的に僕はスクロップボックスで取ってますね。
昔はエヴァノートに1冊の本に1個の全部のメモをそこにくし出しする形で残してたんですけど、最近は全部スクロップボックスですね。
15:01
俺も同じですね。手法としては同じで、1冊の本をガーって順番にメモを書いて、そこから必要なものを切り出していって、うまくまとめきれないものはその1冊の本のメモの中に残っているみたいなイメージかな。
うんうん、そんな感じだよ。
で、やっぱり1日2日でできるものではなく、時間をかけてちょっとずつやった方が結果的に苦労せずたくさん覚えることができるのかなっていうのは思いますね。
あとやっぱり切り出す、さっき書いたものから切り出すときにやっぱり他の自分が書いたノートとの関連性も頭に浮かんでくるんで、だから機械的な作業じゃないんですよね、この切り出しっていう作業は実は。
結構知的作業が発生してて、頭使ってるんで時間もかかるんですけど、でもだからこそ価値があるものがそこにできるなという感じはありますね。
ですね、確かにタイトルつけるはめっちゃ意識するし、あと適当な文章だったやつをちゃんと読みやすいように直すとかも時間はかかるんですけど、やっぱこれをやることがイコール結局書くことなんだなっていうか、次書くときのためのものなんだなっていう。
それはありますね。
なんか雑なメモをまとめることにもすら多分知的行為としての価値はあるんじゃないのかなって思うようになりましたが。
ありますね、確かに。
なのでやっぱあれか、自分だけのメモじゃなくてある意味で言うと人に見える形にしておくことは方法としてはいいのかもしれないですね。
僕はほぼ公開しないにしろ他人が読める文章を意識して書くっていうことは多分必須に近いと思いますね。
そうでないと多分2ヶ月先の自分ですら利用できないものになってしまうんで。
忘れる以前に適当に書いていたってことは多分適当なままで終わらせてるんですよね。
1回ちゃんと考えないといかんのだなっていうのは思っていて。
確かに確かに。
今回すごいいっぱいコメントをいただいておりまして。
ミヤッチさん、ブックカタリスト拝聴しました。
ナレッジワークの取り組み方についてとても参考になりました。
個人的にも経験がありますが、読みにくい文章は何度も反復して解読して自分の考えと擦り合わせるので、それだけで書いてある内容の理解度は必然的に上がりました。
なるほど、そうですね。
だからわかりやすい文章が本当に役に立つのが問題ですね。
これはずっと考えてて正しいんだろうかっていう。
これね、だから難しいんですよね。
でも全くわからない文章って読もうとしないわけで、だからわかりにくかったらいいかっていうもんではないんですけど。
だからわかりやすさと読みやすさっていう2つの軸があって、読みやすくはあるんですけど、それがそのままわかりやすさに結びついてる必要は多分ないんだろうなとは思いますね。
そうか、読みやすさの方が重要っていう言い方ですね。
18:01
読みやすさがないと何度も読めないんで、何度も読むことが必要なんですけれども、文を取れたからといってそこのある構造がすぐにわかるもんではなくて、ちょっと考えなきゃっていうものの方がいいなっていう意味で言うと、
How to Take Smart Notesはまさにそのような作業を必要とする本なので、これ結局どうしたらいいんやろって考えざるを得ないんで。
めっちゃ考えた。結局どうだったんだろうっていう結論を探しながらもう一回読んだっていう感じで。
これは文章書きのジレンマというかね。あんまり投げやりではよくないけど、あんまり丁寧に結論をわかりやすく示したらいいかっていうと、多分そうでもないんだろうなという気はしますね。
文章を短くするとか余計なものを省くとかっていうのもそういうところにつながるんですかね。いらんもんがあった方が、書いておいた方が親切かもしれないけど短くする。でもちょっと違うな、それも難しいとこですね。
ここはね、答えづらいところがあって。
現代で受けやすい文章っていうのは基本的にわかりやすい文章で、ひねくったところとか考える余地がないとか、読者が頭を使わなくていいように書く文章なんですけど。
考えなくていい文章が良くないっていうのはなんかわかる気がする。
そうじゃないんだよね。だから、考えなければいけないけど、読みやすい文章であるっていうバランスでしょうね。目指すべきところは。
それは必ずしもわかりやすいとはつながらないぞっていうところですよね。
そう、だから、例えばHow Toもそうですけど、知的生産の技術もカードの書き方はめっちゃ詳しいんですけど、そのカード全体をどう運用していくかは技術がないんですよね、あれ。
だからどうしたらいいのか考えざるを得ないんですよね。だから、1から10まで丁寧に説明してくれるわけじゃなくて、実践に必要な部分だけは丁寧に書いてますけど、そのカードをどう保存したらいいのかは自分で考えなさいみたいな結構なぎやりな感じなんで。
そういう部分は多分いるんでしょうね。読者にパスを渡す的な感じの書き方が。
今回のサンデルさんとかの働けない人、生産者になれない人はどうしたらいいのかとかっていうのも、そういう見方をすると、やっぱり考えさせるために何も書いていない。
っていうことも考えられる。
議論にとって必要じゃないから、やっぱりこれを書いてしまったらわかりやすくなるではないのか、でも簡単になるかもしれないけど、これはでも本質とずれるから触れていないとかっていうことなんですかね。
っていうことかな。議論が混乱するからですよね、きっと。
っていうとわかりやすくするためとも言える。
うん、でもわかりやすくしないと話がまとまりきらないから、なんせ本にはページ数という限界があるんで。
どこかで議論を切断せなあかんっていうのがあって、そこの線引きが著者の価値観の表れでもあるんだけど、だからさっきの話で言うと不備ではあると思う。議論として不備ではあるけど。
21:03
でも彼が言いたいことはそこじゃなくて、能力主義が横暴してるぞっていうところなので、だから論点としてはだいぶ遠い方にいるから省いたということだと思いますけど。
そうですね、これの本で言うと消費と生産っていうものを一つの共通点を考える方法としてアイデアを出してるっていうイメージで、別に結論を言ってるっていうことでもないですもんね。
逆に言うと、じゃあみんなで共通点を考えようっていうフォームを設定したら、じゃあ働けない人はどうしたらいいんですかって議論をそこの共通点に向けて投げることができるわけだから。
だから別に議論は閉じてないんですよ、別に。働けない人は省いたらええって言ってるわけじゃないんですよ。
見つけないですもんね、それはもちろん。
議題として設定したらいいっていうだけの話なんです。だから別に論として全体として議論はされてないけど、彼の主張そのものが働けない人を省いているわけではないというのはありますね。
そうですね、そういうこともあるかもしれない。なんかいろいろ書くことも難しいなというのを思い知らされますね。
あとですね、NTWMachineDaysさん、How to take smart notes。
なるほど、自分は何か最終形を意識しすぎて考えるのをやめる癖があるなと思った。
Atomicでも考えて書き留めておいて、あとで再試行はとてもいい手法に思えました。
はい、非常によくわかります。これは非常によくわかるんですよね、僕も。
なんかちょっと思いつくじゃないですか、アイディアを。それが2、3個、5、6個集まったときに、それらがちょっと関係性を持てたりするんですね、その思いついた6個ぐらいが。
そうすると本の構成を考えたくなるんですよ。そういうときに、例えばABCDEFがあったときに、例えばFをタイトルにしてABCを下の開項目に置くのか、むしろBをタイトルにしてその下にABを置くのかっていろんなパターンが考えられるんですよね、その思いつき入れ。
5個だけでも組み合わせ多いですからね。
で、めんどくさくなってやめるんですよ。本来はそこの思いついた要素について個別に検討していって、検討した結果として出来上がるアウトラインについて考えたらいいはずなんですけど、先に全体像を検討したくなってきて、で、めんどくさくなってやめるんですよ。だからこれは本当に良くないです。
先に全体像を見たくなってしまう。
全体像を決めた上で個々の要素を考えようみたいな感じになるんですけど、今までそれで成功したことは一回もないですね。途中で本当にめんどくさくなります。
アウトライン癖がつきすぎているみたいなイメージですかね、その用語で言うと。
古きアウトライン癖ですよね。アウトライナーはむしろ個別から考えましょうって促してくれるはずなんですけど、やっぱり最初に全体像を決めて考えたくなる。全体像を決めないと考えられないかのように思ってしまうっていう感じが昔はあって、今はもうほぼなくなりましたけど、それで挫折した企画はいくつもありますね。
これもまた多分思うのが、上下関係階層構造を作っておくと整理された気がして楽なんですよね。
24:06
さっきも言ったように、項目をFならFを立てて、ABCDをその下に行くと、非常に収まった気がするんですよ、それは。で、収まった気がするんだけど、でもこのパターンじゃないのもあるよなとか思いついたんですね。で、それを思いついちゃったらもう無理なんですよ。
それを探求せずに、つまり収まりが悪くなるんですね、思いついた瞬間に。で、本当に収まりが一番いいのはどれかみたいなことを考え始めてて。で、それがいかに決着するかっていうと、文章を書くしかないんですよね、本当は。アウトライン見てるだけでは、収まりがいいかとかなんかわからないんで。
そこをね、わかってなかったんですよね。なんかアウトラインを操作してたら良い構造が見つかるみたいな妄想があったんですけど、いやそうじゃないんだと。文章をまず書くんだっていうことを最近発見した次第です。
なのでやっぱ、How to take smart notesの方法でいうと、一個一個のことだけをきちんと考えて、最終形を考えるのではなく、それすらも終わってなくてもいいですよね、大事なことは。
あとだから、さっきのパターンでいうと、企画案、タイトルFとタイトルGを思いついたら、それぞれについてちゃんと一個ずつカードを記述すべきだったんですね、アウトラインじゃなくて、このテーマでこういう風に書けるって文章にすべきだったんですよ、僕がやるとしたら。
そうしたら、ある程度の見分けがついたはずなんですよ。これは育つなとか、これは育たないとか。それをアウトラインを組み替えただけでなそうとしたのが失敗だったんで、やっぱり文章として書くっていうことが非常に重要ですね。
書いてみないとわからないとかも言ってますからね。書かないとわからないし、書いたことでわかるし、書いてみないとわからないし。
っていうことですね。
書くことがいかに偉大かですね。
はい、だいたいこんなもんかな。もしですね、こういった感想などいただければ積極的に紹介しますし、質問とかもあれば、ここで答えられるものは答えていきたいなと思っていますので、ご意見、ご感想、質問よろしくお願いします。
シャープ、ブック、カタリスト、カタカナでつけてTwitterで投稿していただけると、全部2人とも見つけます。
はい、よろしくお願いします。
次回の本を何にしようかっていう話なんですが、同じくですね、このNTWマシンデイズさんから英語読習法の話が聞きたいという意見をいただきまして、個人的にもやっぱりめっちゃ良い本だったというのと、今自分が目指している方向としてやっぱりこの学習的なものはすごく興味があるので、
これが一番良いのかなと思いつつ、もう一個ですね、軽めの本だったんですけど、暮らしのための料理学っていうNHKの本だったかな、土井よしはるさんが書いている料理が堅苦しすぎるというか、今料理というものをもうちょっと日本の料理ですね、テーマとして。
27:08
これか。
これも良い本だなと思って、一応ですね、俺は理系の料理という本を2014年頃に書いておりまして、業界の一端にもいるとは言えるので、そういうことを考えてみてもいいのかなと思いつつ。
これはあれですね、テーマとしては、やっぱり日本の伝統みたいな話とかにも結構踏み込んでいるので、割と思想強め、さらに日本人という概念がかなり強めのものなので、
意見としてはちょっと偏っているって言い方じゃないのかな、ちょっと強い意見ではあるんですが、読んでいて心が救われる感じというか、そういうのは結構あって、そういう意味では非常に良い本だなと思っています。
あとは、何回も紹介したいって言っている、生命はデジタルでできている。これがですね、読みながらメモを取るという手法を再度やったら、だいぶ分かるようになってきまして。
やっぱり、ただ読むだけでは特に分からない分野は全然分からなくていいんだなって。
一回読み終わって、今度は読みながら書くっていうのを最初からやっていくと、こういうことかっていうのがだいぶ分かってきて。
ちょっと前に何か話してたと思うんですけど、RNAワクチンのコロナワクチンの仕組みみたいなのの翻訳のテキストっていうのが、イスカリーバさんっていうSF作家がやってたっていうやつを、何か先週ぐらいだったかな、こうふと思い出してもう一回読んでみたらですね、前よりもめっちゃ分かるようになりまして。
基礎概念みたいな用語とかがある程度分かってきてから読むとこんなに変わるんだっていうことを思い知って、やっぱり学ぶことは勉強、バックグラウンドがあるとこんなに違うんだ。
当時もこういう難しい概念をコンピューター的な目線ですごく上手に教えてくれるっていう翻訳記事だったんですよね。
ただ、数ヶ月経って読んで、こんなに俺全然分かってなかったなっていうことをすごくよく分かって。
これもね、多分書いて覚えたからなんですよ。
そうでしょうね、きっと。
っていうのもあって、その辺りもありなのかな。
とはいえ、一番いいのはやっぱり英語読習法なのではないかなと思っておりまして。
シリーズ感ありますよね、流れ的に。
さらにですね、ちょうど暗記でそのNGSL1800号を一通り見るところまで行った。
おーすげー。
1日10を繰り返し2800超えました。
30:01
へーすごいな。
やっぱね、地道に積み重ねるということは偉大ですね。
偉大ですね、それを間違いなく。
最近、明確に英単語への理解っていうか、上手く言えないんだけど、毎日やっていてだいぶ概念、概念じゃないな。
日常に馴染んできたっていうのか、毎日英語を読んで見て聞くみたいなことをやっていて。
なんか一段階英語の印象が変わったなって。
まだ読めるとか聞けるとかにはかなり遠いんですけど、
一時ほど違和感がないというか、割とナチュラルに接することができるようになった。
ページ開けたら英語ばっかりだから、うってなるっていうことがだいぶ減った。
減りましたね。
あとね、自分の場合かもしれないけど、耳から聞けるっていうのがやっぱ偉大なんですよね。
なるほどね。
今までの俺たちが学生時代の頃って、やっぱ目だけじゃないですか、ほとんど英語の学び方って。
それが暗記のテキストとスピーチを組み合わせると、書いてある文章を読ませられるんですよね。
まあまあ高い精度で。
だからどんな文章でも暗記をやっているときに、例文を自分がいいと思った例文、好きなように喋らせられるんで。
それを聞いているというのも、かなり良い影響があるんじゃないのかなっていう。
個人的な興味としては英語特集法かな。
なんとなく流れ的にもちょうどいいし。
そうですね。そういう感じで直接本とは関係ないけど、ちょうど英単語をやっと小学生にならない、幼稚園児ぐらいのレベルの語彙だと思うんですけど、
身につけてできたので、それも含めてちょうどいいのかなと。
はい、そうですね。
NGSLは、ちなみになんですけど、幼稚園児が知っているような、例えば象とか牛みたいなそういう単語が出てこないし、
逆に子供が知らないクソ難しい単語も出てきていて、
あくまでも英語圏の人が日常で目にすることが多い単語っていう偏った単語だなっていう。
まあそういうことも踏まえてなんですけど、でも2800を覚えて、かなりやっぱり知らない単語じゃなく、
これやったやつだ、あ、真剣ゼミのCMみたいな、ああいう現象が増えてきて。
でも、やっぱり英文とか英語が表示された瞬間に感じる苦手意識が減るだけで、多分だいぶ違いますよね、きっと。
やっぱりそうですね、あ、この単語出てきたっていうのがめっちゃ増える、2800知るだけで。
その嬉しさが次また新しい単語を覚えようという動機づけに繋がってくる。
そうそうそう、なるんですよね。それはすごくいいループにはなってきているなと。
まあそれも踏まえて英語読習法を次回説明話せたらいいかなと考えております。
はい。
はい、そんな感じですかね。
あとは、くらしたさんの本の宣伝などをもう一度最後に。
33:05
発売日とタイトル、発売予定日タイトルあたり。
7月の26日頃に発売される正解者新書。
正解者新書から出るすべてはノートから始まるという新書。
ノート術というかノート論というかみたいな。
どっちに位置づけたらいいのかわからない本ですけど、
まあおそらくここで話してきたような書くことの大切さが前編にわたって論じられている本でございますので、
よろしければご予約していただけると、初版部数が上がったりする。
予約大事なんですよね、出版業界はね。
ある程度期待できるというのはすごく大きいんですよね、予約段階で。
売れそうだっていうと、営業の人たちにも強く言うことができる。
初版が増えると、配本される書店の数が増えて、
そうすると売れ上げが上がる可能性が出てきて、
で、重版される可能性が上がるっていう。
売れれば売れるほど売れやすくなるんですよね。
そうそう、そういうことです。
もし興味がある方は予約をしていただければ。
早ければ早いほど嬉しいです。
ということですけど、一応僕が書いた本の中で一番面白く書けてると思うんで。
素晴らしいですね、それは。期待しております。
ということで、今回はマイケル・サンデルさんの
実力も運のうち能力主義は正義か?についてのお話でした。
では次回もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございます。
34:37

コメント

スクロール