SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び、投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは私、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンス支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげです。
はい、ということでお届けしていきますが、今回から何回かにわたってですね、森本さんゲスト会ということでお届けしたいと思います。
はい、ということで森本さん自己紹介お願いします。
はい、みなさんどうもこんにちは。前回も出させていただいたんですけれども、今回3回目ですかね。
SONOSTA また出させていただくことになりました森本でございます。
簡単にだけ自己紹介をしますと、もともと小学校の先生をしていたんですが、その後フィリピンで3年ほどいろいろな教育事業に携わりまして、
3年経ったら日本に帰ってきて、民間企業中心に企業向けの企業研修とか理念浸透の様々な施策等をやりながら、
2022年末に個人事業主になって3年が経ったというそういう人でございます。どうぞよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
森本さんはそう今言っていただきましたけども、過去2回ぐらい出て、どんな人かっていうのは過去喋っていただいているので、興味がある方はですね、ぜひそっちを聞いていただければと思うんですけど、
今回はですね、森本さんが最近いろんなことをやっていて、フェイスブックとかで発信している話が面白そうだったので、ちょっと教えてくれないかなと思ってゲストに呼びましたという感じになっております。
で、何回かですね、テーマリストを作ったので、それに沿ってなんとなくお話ししていけるといいかなと思っています。
ということで、第1回のテーマは30代中盤から私のキャリアと今の仕事についてです。
はい。
これはどんな話になりそうでしょうか。
さっきも申した通り、2022年末に独立しまして、個人事業主、今年法人も作ったんですけれども、3年ほどやらせていただいて、個人事業主だからこそいろんな会社員自体できなかった、いろんな例えば海外に行って何かを学ぶとかですね。
今回も漫画を書いてみるとか、いろんなことをやらせてもらったので、それを通じて見えてきたことがいっぱいあるなと思いまして、そんな話をしていけたらと思います。
はい。じゃあお願いします。ということなんですけど、どういう感じで聞いていくと話しやすいのかな。あんまり考えてなかったんですけど。
そうですね。私は私でしゃべりたいことがあるんですけど、最近見えてきた、こうやってやるとこれから先の時代キャリア形成ちょっと今までよりもうまくいく可能性を高められるんじゃないかなって私なりの仮説があってですね。
それについてしげさんやまさきさんの感覚も聞かせてもらいながら、これはいけるかもねとかちょっとこれはダメかもねっていうのをつかめたなと思っているっていうのが前提ですね。
だから我々の年代40前後ぐらいですけど、聞いてる人も多分そういう人が多くて、いわゆるそのミッドエイジークライシスとかミッドライフクライシスみたいなのがありますね。
今後どうしようかって悩んでる人結構3,40代多いんじゃないかなと。特に森本さん個人事業主としてやってさらに法人化もされるということで、こういった動きに関心があっても、
そもそもどうやってそれやるんですかとか、やった後不安じゃなかったですかとか、その辺で興味がある人は結構多いんじゃないかなと、きっかけとかですね。
その辺伺えればとは思うんですけど、森本さん的にどういった点話したいとかってありますか。
そうですね。私、独立したのはほんとちょうど40ぐらいだったんですよね。
40になるまでこうなりたいみたいなことは思いつつも、ちょうどコロナになったのもあって、会社をどのタイミングで辞め独立するのかみたいなことを悩んでたんですよ。
当時はやっぱ不安でいっぱいでですね、お世話になった先輩には辞める辞める詐欺いつまで続けるんですかとか言われてたんですよね。
辞められなくて不安な気持ちはめちゃくちゃわかるんですけど、今になって思うと全然もっと早くからも辞められたかもしれないし、辞めてた方が結果はいろいろ得られたものが多かったなって。
しげさんもね、そんな話を。
似たような経験を私もしましたね。
そうですよね。
でも辞める前の不安はめちゃくちゃわかるんですよね。
今になって思うとこう考えれば、そこら辺の不安はそんなに大きく変えなくてもいいかもなっていうのが見えてきたっていうのもあります。
それ聞きたいですね。
ちなみにまさきさんも会社員から独立して。
そうですね、フリーランスになって僕はまた会社員に3年前ぐらいに戻ってるんで、僕は戻った派ですけど。
なる時は不安だったとかはありましたか。
フリーランスになる時。
まあ不安はありますよね。
仕事来るのかなみたいなのとか食っていけるのかなって不安はありましたけど、
まあでも僕は30代前半ぐらいだったので、まあまあいっか適当でってその時はあまり考えずになったって感じでしたね。
いやなんかこれ私掴んだこの、もしかしたら本当にこの論理でうまくいくかもしれないのって、
例えばしげさんお子さんがいて、これからどうやって仕事していくんだとか、
当然本人の問題なんだけど、親としてもいろいろ思うじゃないですか。
私今回これがいいんじゃないかなって思ってるのが、
無敗キャリア戦略理論みたいなものなんですよ。
無敗キャリア戦略理論。
無に敗北?
そうそう、負けることはないって言うんですね。
勝つっていうのは結構難しいなって思うんですけど、負けないっていうのは結構なんとかできるんじゃないかって私は考えてることなんですよ。
今まさに私負けない状態をもしかしたら構築できてるんじゃないかなって。
そこからちょっと喋ってみようと思うんですけど、
私30くらいの頃に小学校の先生辞めて、セブ島っていうところに行って、
正直今になってみるとよくわからないような会社に転職してるんですよ。
それ現地のフィリピンの会社なんですね。
先輩が、私教員時代にビジネススクールに行ってたんですけど、
その先輩がこれからフィリピンで人材育成授業やるって言うから、
私も学校の先生よりももっと大きなチャレンジをしたいなと思ってたし、
日本の今後の人口動態を考えるとフィリピン人材をたくさん育てて日本に入れていくっていうのはめちゃくちゃ意義があるし、
フィリピン側はフィリピン側で雇用が足りないって問題もあるので、
日本の問題とフィリピンの問題一緒に解けて素晴らしいんじゃないかなって思って、
先輩の授業にこれ乗っかってったんですよね。
私的にはもう学校の先生続けるのはちょっと正直いろんなものが見えすぎて、
もう続けるのはないなって思ってたんですけど、
なので私的にはごくごく自然なチャレンジだったんだけど、
多くの人からよく公務員辞めてそんなことやろうって思ったねって言われたんですよね。
でも私にはもう全然賞賛があって、
というのがまず一つ目の無敗の理論なんですけど、
学校の先生っていつでも辞められるんだけど、
おそらくいつでも帰ってこれちゃうんですよ。
だから今特に学校の先生も全然足りませんみたいなニュースあちこちで見ると思いますけど、
一番自分の人生が下に落ちた時に失敗した時に、
落ちた時は経済的にどれぐらいの報酬になり、
やりがい的にどこぐらいになるのかっていうことを考えた時に、
私どんなに落ちても公務員なんで、
世の中の年収的にはおそらく中の中とか、
そこら辺には収まるだろうし、
別に全然嫌な仕事でもなかったんで、
喜んでやりますみたいな。
落ちたところで大して落ちないっていう保険が効いてるんですね。
セーフティーネットがあったってことですね。
キャリアのセーフティーネットが。
もちろんこれは時代によって本当にその仕事大丈夫なんですかってのは分かんないんだけど、
今後どんだけAIを発達したところで、
小学校の先生は多分亡くならないんじゃないかなって私は読んでいます。
なるほど。
なのでこれ1個目の安全セーフティーネットですね。
これってもしかしたらいろんな人にもいけるんじゃないかなっていう気もしていて、
1社目にとにかくまず一生懸命頑張って入りますと。
そこで周囲からのいろんなパフォーマンスを評価してもらって、
もういなくならないでくださいって言われてる状況が仮に作れたら、
やめてもいろんなチャレンジしても戻りゃいいだけだからなってなれば、
そんなに不満を抱えなくていけるんじゃないかなって思ってるんですけど、
例えばお二人の前職、戻りたいか戻りたくないかは別としてですよ。
今こんだけ人手不足になって採用困ってる状態であれば、
あの人たちだったら戻ってってなるんじゃないかなって思ってるんですけど、どうお考えですか。
でもそれは確かに僕も過去いくつか大きい会社とか中ぐらい小さい会社とかありますけど、
確かにそこの中で一定評価されてる人だったら戻りたいといえば戻らせてもらえる可能性はあるとは思いますが、
一方で公務員と違ってある民間企業っていう意味だと、
どこまで戻りたいって言った人が有能だとしても戻せるかっていうのは、
ケース倍消すかもねっていう気はちょっとしますけどね。
私の場合は森本さんと同じ感覚はかなり持ってましたね。
銀行で12年ぐらい働いて、
辞めてもう一回いかなかっても、自分がいた銀行に戻れるかどうかは別として、
別の金融機関とかリース会社とかだとこれまでのキャリアは生かせるので、
職は何とか見つけられるかなっていうそこの感覚はありましたね。
専門性が生かせる会社はいっぱいあるって話ですよね。
そうそう。どんだけ落ちても大して落ちないっていう感覚が得られれば、
割とチャレンジしやすくなってあるっていう。
なるほど。
そういう感じ。
でもそれは確かにあると思うんだけど、
専門性または資格っていうのが今の条件に一個入ってるなって思いました。
まさにまさに。そして人柄も評価されないと。
もちろんそうなんだけど。
僕とかのキャリアは専門性も資格もなかったから結構怪しいなって思いました、今の理論は。
そうですよね。その前提としてもうキャリアがここから先多分どんどんどんどん変わっていくっていう社会になってると思うんですよ。
最初に入る会社をもう一回戻ろうと思ったら戻れるような条件を持ってるかっていう視点で決めに行っちゃうというか選びに行っちゃうというか。
それを21に入れってこと?
そうそうそう。それは本人がやりたいかやりたくないかもちろんあるんで、絶対全員それやったほうがいいってわけじゃないんですけど、
一個その観点を持っていざとなったら戻れる職場がどうかを条件の中に一つ言いとけば、いろんなやりたいことにチャレンジしやすくなる。
なるほど。
そうですね。なので何を持って専門性っていうのがあるかってあるんですけど、
例えば総務業務とかでも人事であったりとか経理であったりっていうのは他の会社に行っても使えるスキル。
ポータブルスキル。
ポータブルスキルになるし、営業とか企画とかマーケティングも他の端全くやったことない人採用される人はそういうことが経験ある人のほうが採用しやすくなったりするのかなと思うので、
言語ができるわかりやすいこの業務やったことがありますみたいなのがあって、ある程度それで年数があって、
その業界のことも最低限の用語とかわかってて、こういう感じですねっていうのがあればポータブルスキルとして、
本当にもうどこも就職なくてバイトで食いつくしかない、までは落ちないなっていう気はしますね。
そうですよね。バイトで食いつくでも全然それはそれで私はいけちゃうんだけど、いけない人も多分きっといっぱいいると思うんですよ。
これは今後若者たちに、なんか俺何やったらいいのかわかんないですけど、どこの業界で何の仕事したらいいとかちょっとまだつかみきれないんですけどって悩める子たちがいっぱい出てくるじゃないですか。
私が勧めたいのは何やりたくなるかわかんないから、いつか戻りたいなと思ったら戻れるようなところを一個視点に入れておくといいんじゃないみたいなことは一個伝えたいなと思ってます。
そうですね、確かにそれはありますね。
これ一個目の無敗と表現しているものなんですけど、もう一個私会社員辞めて3年ほど独立してやってて、またもう一個無敗カードを手に入れたなと思って勝手に思ってるんですけど、本当にいくかどうかわかんないですよ。
勝手に思ってるんですけど、企業研修って例えば単発で発注するともちろん提供する側の会社の価格単位を言うんですけど、相場的には1日50万とか60万とか、もうちょっと安かったり高かったりする、そのくらいの相場のものだと思うんですよね。
これを私、本当にありとあらゆる業界のありとあらゆる人向けのありとあらゆる研修を自分で教材作って自分でファシリテーションしてるわけですよ。
つまり50万の研修を10本分だったら500万とか、ちょっと私の人件費仮に500万でやろうとしたらもっとかかるからじゃあ1000万だとしても、研修を50万の研修を20本俺がやればもうペイされると思うんですよ、私の人件費。
それはもう常にAIが教材作ってって言ったらパカパカパカってAI出してくれるので、コンテンツ制作能力もそこまでは必要ない。
どっちかというとデリバリーファシリテーションスキルが大事にはなるんだけど、それさえ持ってれば、研修をただただ提供するだけじゃなくて、そこから先の費用対効果まで考えて、こういう人たちにこういう研修やったらこのくらい稼げるようになりますよとか、
もちろんそんな簡単なシンプルなログ計算式じゃないかもしれないけど、エンゲージメントこういうふうに上げられるんじゃないだろうかみたいなこと言ってたら、100社ぐらいあったら5社か10社かもっといっぱい取ってくれるんじゃないかなと思ってるんですよね。
だからフリーランス続けてもいいけど、いざとなったら会社に戻るもコロコロであり、つまりこれは何を言ってるかっていうと、外注される相場感と自分の年収を対比し、外注する際に必要としているスキルセットと自分が提供できる問題解決スキルのこの対比で考えたときに、
自分を雇った方が得っていう状態だけ自分がキープできれば、いつでもどこでも雇ってもらえるのではないんだろうかって。これまた底辺がほぼ無敵状態に私はなってるんじゃないかなと思うんですけど、だから40ぐらいまでにこの状態を頑張って何とか作って、企業は何に外注してるのか、それ上にどれくらいの格がついてるのか、それをどうやったら自分が提供できるようになるのかってことを20代30代でガーッとやって続けてれば、
そこから先はお金にはもちろん働き続けなければいけないんだけど、雇用的にはずっと大丈夫っていう状態を維持できるんじゃないかっていうのが私は考えてることなんですよね。当然高度なスキルがないとできないから、すぐにはできないかもしれないんだけど、目指しにいけばいけんじゃないかなって思ってるんですけど、どう感じます?
今聞いた率直な感想としては、まあそうなのかなって思うんだけど、でも森本さんの生存者バイアス結構入ってるんじゃないかなって今思っちゃったけど。
もちろんそれもそうだと思うんですけど。そうですね、私は結構森本さんに近い感覚は持ってて、今BPOっていう表現が結構増えてるじゃないですか、ビジネスプロセスアウトソーシャルっていう業務の一部を切り出す。
一昔前ってコンサルで一緒くたにされてた気がするんですよね。ある意味研修とかも社内研修でやってて、内部で先輩とか上司が教えてたみたいなところも結局社内コストがかかるし、クオリティーもそこまで高くないっていう時にもうそのままこれ外注してやったほうがいいんじゃないかっていう風になってるような気がしてて。
なるべくそのコア業務に会社が集中するために今BPOとかを結構多くの会社がやってるし、それをチャンスとしてフリーランスが活躍してる場が多い気がする。それとマーケティングとかPR業務、広報業務とか一部会計とかですね、財務もそうですし、そういった研修とか組織のあり方みたいなワークショップとかも。
やっぱりその社内でワークショップできる人がいたとしてもあえて外注することによって少し緊張感というか慣れ合いにならないみたいなのがあったりするじゃないですか。
だから社内で私はこれある程度できるっていう状況を一つ作っとけば、それをフリーランスになった時にBPOとしてこれできますっていう風に自信持って言えればそこのロジックは成り立つし。
聞いてる方で森本さんのキャリアをご存じない人のために補足すると、もともと今のフリーランスになる前に研修会社にいたっていう整理でいいですかね。
わかりやすく言うと研修会社にいました。
実際に組織周りのワークショップとか。
そうですね。
LEGOを使ったワークショップをやってました。
なのでそれを慣れ合いにしてて、フリーランスになったらもちろんそのノウハウはポータブルスキルなので持てて経験も詰めるし。
でもそんなに実績があったらどっか戻る時にこれできますっていうのが比較的わかりやすく示せる感じですかね。
そうですね。
なのでちょっと確かに生存者バイアスはおそらくあるっていうことも資格してるし、それなりのスキルセットがないと私が今ペラペラ喋ってことできないんで。
そうですよね。
高度専門人材と呼ばれるものになってないとできないかもしれないんだけど。
でも目指せばいけないわけでもない気もするんですよ。
自分の専門領域、何やってるのかわかんないですけど、マーケットとかPRとか財務関連とか経営関連とかいってたら、それなりの経験積んでたらまあまあなスキルになる気がするから。
今思ったのはでも森本さん別に大学卒業するときは教師になろうと思ってたってことは企業向けの研修やろうと思ってないじゃないですか。
企業向け研修をやる力がついたっていうのは今から振り返ったプロセスの結果を得たものじゃないですか。
最初から今の話を聞いて企業向け研修を俺は例えば教えるのとか得意とか好きって思ってもそう選べるかっていうとなかなかそうはならないですね。
間違いなく間違いなくならないですね。
結果的に今振り返るとこういう理屈が成立しそうであるっていう話ではあるんですけど。
ただ独立しようかなとか転職して大丈夫かなっていう不安があると。
この不安とどう対峙したらいいかっていう点でいうと一番落ちた時にどこまで落ちうるのか。
落ちた時を高めようとする時にどういう対策をしておくといいのか。
ここまで対策できていればほぼノーリスク。
ちょっとそのね1年チャレンジするのか3年チャレンジするのかちょっとそれは様々だと思うんですけど。
チャレンジ期間が仮にうまくいかなかったとしてももう1回復帰できるからリスク取りまくり取れる範囲でチャレンジし放題みたいな状態になるからあんまり忘れなくていいんじゃないかなっていうのが今になって見えてきたことなんですよね。
なるほど。
そうですね。
なので研修的なものが社内でもいいんですけど社外があればなおいいですけどそういう経験ある人はかなり強い気がするんですよね。
提供できるコンテンツがあるじゃないですか。
それをやっぱり対外的にやるのはハードル結構高いと思うんですけど。
私とか結構銀行員自体も社内勉強会を若手と勝手にやってたりとか読書会を勝手にやってたりする中で結果的にそういうノウハウが積み上がってきてですね。
それを社内の安全性が心理的安全性があるようなところでやるのを起点に結果的に今結構な時間の割合を研修に時間割いてますけど私は研修やる方ですね。
仕事の割合でってことですね。
依頼されるからってことですか。
依頼されますね。
ニーズもあるってことですよね。
そこもやっぱり結局難しいのが思うのに例えばなんかファイナンスのことをやってくださいって言ったとしても
その一般的なファイナンスっていうのは研修会社が抱えてる課題が本当に何でどういう感じのコンテンツがいいですかみたいなところ結構丁寧にヒアリングしてカスタマイズしていってこういう感じですっていう風にやると
相手にとっても満足度がある程度高いから次に繋がるっていうことがあるんで
その工場生産的になんかこれやりますって言った時にははまらないケースもあったり
そこの調整コストは結構かかるんですけどその調整コストはある意味価値でもあるし
そのパターンを結局今度もなんですけど
ディープテック向けのスタートアップファイナンスの登壇してくださいって言われて
やっぱり私自分の持ってるスキルとか経験だけじゃいきなりちょっときついんでしょうね
なんでそれも言うようにカスタマイズとか勉強が必要じゃないですか
一回まさきさんと以前研修ご一緒したんだけどその時とか金融機関向けキャリア研修とかやりましたから
その時にやったことないしみたいなことがあった
それをただインプットしてコンテンツにすることによって結局知見が形式化されて
自分自身もそれを蓄えていって次の時にこういうのもできますよっていうメニューが増えていく感じはあるので
するとさっきおっしゃった無敗理論の一つとしてカスタマイズもできるし
メニューとして何でもできますっていうレストランよりこれとこれとこれがありますっていうほうが相手も反応しやすいじゃないですか
そういうコンサルティング的に企業の課題をしっかり聞いてこっちが提供できるものをやるっていう
このスキル自体はすごい活かせるし研修でそれでやっていける
その実績があれば戻ることもできるっていうのは理論としてはあるかな
なんか今聞きながら思ってたんですけど
しげすさんも森本さんも仕事に関して来るものを拒んでないんじゃないかと
それはどういうことかっていうと全くトンチンカンな仕事を依頼されたら断ってると思いますよ
だけど例えば金融だったり研修だったりっていう接続ポイントがあるものであるんだったら
残りの要素の部分が未知であってもやってみるかっていうマインドになってるんじゃないかなと思ってて
その条件とかがちゃんとしてればね
それをやることによってそこの領域の知見が手に入るじゃないですか
最初苦労する代わりで次からはそれもメニューに入ってくるじゃないですか
そこを拒んでると多分広がりとか深まりって出ないから