2025-12-23 36:31

Ep.099 無敗キャリア戦略と心理的資本《個人のキャリアと日本の未来をゲスト森本さんと語る》Part1

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きづきくみたてファシリテーターこと森本さんを三たびゲストに迎え、無敗キャリア戦略と心理的資本について語ってもらいました。

◆参考

1. 無敗キャリア戦略 – 失敗を最小限に抑え、常に安全な選択肢を持ちながらキャリアを形成する考え方。森本さんのオリジナル。

2. 心理的資本(HERO) – 希望(Hope)、自己効力感(Efficacy)、レジリエンス(Resilience)、楽観性(Optimism)の4つの心理的要素

3. BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング) – 企業が特定の業務を外部の専門企業に委託すること

4. ポータブルスキル – 異なる職種や業界でも応用できる汎用性の高い能力やスキル

5. セーフティネット – キャリアにおいて、万が一の際に安全を保障する backup プラン

6. 形式知化 – 個人の暗黙的な知識や経験を、他者に伝えられる明確な形式や言葉で表現すること

7. ミッドライフクライシス – 40代前後に訪れる、人生の方向性や価値観に迷いや不安を感じる心理状態

8. 人的資本経営 – 企業が従業員の能力や可能性を重要な経営資源として捉え、育成する経営手法

9. 社会感情知性(EQ) – 感情を理解し、適切に活用する能力

10. 非認知能力 – 学力や知能指数では測れない、人間の潜在的な能力や資質

 

◆ゲスト

森本 康仁 (Yasuhito Morimoto) @c_mory_

元小学校教員。セブ島での3年間の経験を経た後、日本に戻り企業の組織課題を支援。2022年末に会社員をやめて独立。時を同じくして軽井沢に転居した。現在は屋号「きづきくみたて工房」にて人と組織の成長の支援に取り組む。「今時代が必要としている学びの場の創造」がテーマ。 ​​■きづきくみたてnote 森本康仁

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授/跡見学園女子大学兼任講師。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版。近著に『決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術』(ソシム)。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

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決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

まさき (Masaki Endo)

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。2023年から6年ぶりに企業の勤め人になる。

合同会社エンドオブオーシャン

*番組の更新情報はTwitter (@endofocean) でも配信しています。よろしければフォローください。

*番組へのおたよりは、こちらのGoogle Formsからお願いします!どうぞお気軽に〜! https://forms.gle/L1Ti3AbhDaxv274VA

サマリー

今回のエピソードでは、森本さんが無敗キャリア戦略について話し、特に独立することがキャリア形成に与える可能性を考察します。また、個人事業主としての体験を通じて、キャリアのセーフティーネットの意義も紹介されます。無敗キャリア戦略と心理的資本について議論し、将来のキャリアに対する不安への対処方法に焦点を当てています。フリーランスや企業研修の現状にも触れ、業界のニーズに対応するスキルの重要性が強調されています。森本さんと共に無敗キャリア戦略と心理的資本を深く掘り下げ、キャリア形成におけるマインドセットや成長を促す心理的資本の概念(希望、自己効力感、レジリエンス、楽観性)が重要であることが訴えられています。エピソードでは、無敗キャリア戦略と心理的資本についての議論が進められ、キャリアの方向性や自己理解の重要性が際立っています。

森本さんの自己紹介とバックグラウンド
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び、投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは私、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンス支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげです。
はい、ということでお届けしていきますが、今回から何回かにわたってですね、森本さんゲスト会ということでお届けしたいと思います。
はい、ということで森本さん自己紹介お願いします。
はい、みなさんどうもこんにちは。前回も出させていただいたんですけれども、今回3回目ですかね。
SONOSTA また出させていただくことになりました森本でございます。
簡単にだけ自己紹介をしますと、もともと小学校の先生をしていたんですが、その後フィリピンで3年ほどいろいろな教育事業に携わりまして、
3年経ったら日本に帰ってきて、民間企業中心に企業向けの企業研修とか理念浸透の様々な施策等をやりながら、
2022年末に個人事業主になって3年が経ったというそういう人でございます。どうぞよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
森本さんはそう今言っていただきましたけども、過去2回ぐらい出て、どんな人かっていうのは過去喋っていただいているので、興味がある方はですね、ぜひそっちを聞いていただければと思うんですけど、
今回はですね、森本さんが最近いろんなことをやっていて、フェイスブックとかで発信している話が面白そうだったので、ちょっと教えてくれないかなと思ってゲストに呼びましたという感じになっております。
で、何回かですね、テーマリストを作ったので、それに沿ってなんとなくお話ししていけるといいかなと思っています。
ということで、第1回のテーマは30代中盤から私のキャリアと今の仕事についてです。
はい。
これはどんな話になりそうでしょうか。
さっきも申した通り、2022年末に独立しまして、個人事業主、今年法人も作ったんですけれども、3年ほどやらせていただいて、個人事業主だからこそいろんな会社員自体できなかった、いろんな例えば海外に行って何かを学ぶとかですね。
今回も漫画を書いてみるとか、いろんなことをやらせてもらったので、それを通じて見えてきたことがいっぱいあるなと思いまして、そんな話をしていけたらと思います。
はい。じゃあお願いします。ということなんですけど、どういう感じで聞いていくと話しやすいのかな。あんまり考えてなかったんですけど。
そうですね。私は私でしゃべりたいことがあるんですけど、最近見えてきた、こうやってやるとこれから先の時代キャリア形成ちょっと今までよりもうまくいく可能性を高められるんじゃないかなって私なりの仮説があってですね。
それについてしげさんやまさきさんの感覚も聞かせてもらいながら、これはいけるかもねとかちょっとこれはダメかもねっていうのをつかめたなと思っているっていうのが前提ですね。
だから我々の年代40前後ぐらいですけど、聞いてる人も多分そういう人が多くて、いわゆるそのミッドエイジークライシスとかミッドライフクライシスみたいなのがありますね。
今後どうしようかって悩んでる人結構3,40代多いんじゃないかなと。特に森本さん個人事業主としてやってさらに法人化もされるということで、こういった動きに関心があっても、
そもそもどうやってそれやるんですかとか、やった後不安じゃなかったですかとか、その辺で興味がある人は結構多いんじゃないかなと、きっかけとかですね。
その辺伺えればとは思うんですけど、森本さん的にどういった点話したいとかってありますか。
そうですね。私、独立したのはほんとちょうど40ぐらいだったんですよね。
キャリアのセーフティーネット
40になるまでこうなりたいみたいなことは思いつつも、ちょうどコロナになったのもあって、会社をどのタイミングで辞め独立するのかみたいなことを悩んでたんですよ。
当時はやっぱ不安でいっぱいでですね、お世話になった先輩には辞める辞める詐欺いつまで続けるんですかとか言われてたんですよね。
辞められなくて不安な気持ちはめちゃくちゃわかるんですけど、今になって思うと全然もっと早くからも辞められたかもしれないし、辞めてた方が結果はいろいろ得られたものが多かったなって。
しげさんもね、そんな話を。
似たような経験を私もしましたね。
そうですよね。
でも辞める前の不安はめちゃくちゃわかるんですよね。
今になって思うとこう考えれば、そこら辺の不安はそんなに大きく変えなくてもいいかもなっていうのが見えてきたっていうのもあります。
それ聞きたいですね。
ちなみにまさきさんも会社員から独立して。
そうですね、フリーランスになって僕はまた会社員に3年前ぐらいに戻ってるんで、僕は戻った派ですけど。
なる時は不安だったとかはありましたか。
フリーランスになる時。
まあ不安はありますよね。
仕事来るのかなみたいなのとか食っていけるのかなって不安はありましたけど、
まあでも僕は30代前半ぐらいだったので、まあまあいっか適当でってその時はあまり考えずになったって感じでしたね。
いやなんかこれ私掴んだこの、もしかしたら本当にこの論理でうまくいくかもしれないのって、
例えばしげさんお子さんがいて、これからどうやって仕事していくんだとか、
当然本人の問題なんだけど、親としてもいろいろ思うじゃないですか。
私今回これがいいんじゃないかなって思ってるのが、
無敗キャリア戦略理論みたいなものなんですよ。
無敗キャリア戦略理論。
無に敗北?
そうそう、負けることはないって言うんですね。
勝つっていうのは結構難しいなって思うんですけど、負けないっていうのは結構なんとかできるんじゃないかって私は考えてることなんですよ。
今まさに私負けない状態をもしかしたら構築できてるんじゃないかなって。
そこからちょっと喋ってみようと思うんですけど、
私30くらいの頃に小学校の先生辞めて、セブ島っていうところに行って、
正直今になってみるとよくわからないような会社に転職してるんですよ。
それ現地のフィリピンの会社なんですね。
先輩が、私教員時代にビジネススクールに行ってたんですけど、
その先輩がこれからフィリピンで人材育成授業やるって言うから、
私も学校の先生よりももっと大きなチャレンジをしたいなと思ってたし、
日本の今後の人口動態を考えるとフィリピン人材をたくさん育てて日本に入れていくっていうのはめちゃくちゃ意義があるし、
フィリピン側はフィリピン側で雇用が足りないって問題もあるので、
日本の問題とフィリピンの問題一緒に解けて素晴らしいんじゃないかなって思って、
先輩の授業にこれ乗っかってったんですよね。
私的にはもう学校の先生続けるのはちょっと正直いろんなものが見えすぎて、
もう続けるのはないなって思ってたんですけど、
なので私的にはごくごく自然なチャレンジだったんだけど、
多くの人からよく公務員辞めてそんなことやろうって思ったねって言われたんですよね。
でも私にはもう全然賞賛があって、
というのがまず一つ目の無敗の理論なんですけど、
学校の先生っていつでも辞められるんだけど、
おそらくいつでも帰ってこれちゃうんですよ。
だから今特に学校の先生も全然足りませんみたいなニュースあちこちで見ると思いますけど、
一番自分の人生が下に落ちた時に失敗した時に、
落ちた時は経済的にどれぐらいの報酬になり、
やりがい的にどこぐらいになるのかっていうことを考えた時に、
私どんなに落ちても公務員なんで、
世の中の年収的にはおそらく中の中とか、
そこら辺には収まるだろうし、
別に全然嫌な仕事でもなかったんで、
喜んでやりますみたいな。
落ちたところで大して落ちないっていう保険が効いてるんですね。
セーフティーネットがあったってことですね。
キャリアのセーフティーネットが。
もちろんこれは時代によって本当にその仕事大丈夫なんですかってのは分かんないんだけど、
今後どんだけAIを発達したところで、
小学校の先生は多分亡くならないんじゃないかなって私は読んでいます。
なるほど。
なのでこれ1個目の安全セーフティーネットですね。
これってもしかしたらいろんな人にもいけるんじゃないかなっていう気もしていて、
1社目にとにかくまず一生懸命頑張って入りますと。
そこで周囲からのいろんなパフォーマンスを評価してもらって、
もういなくならないでくださいって言われてる状況が仮に作れたら、
やめてもいろんなチャレンジしても戻りゃいいだけだからなってなれば、
そんなに不満を抱えなくていけるんじゃないかなって思ってるんですけど、
例えばお二人の前職、戻りたいか戻りたくないかは別としてですよ。
今こんだけ人手不足になって採用困ってる状態であれば、
あの人たちだったら戻ってってなるんじゃないかなって思ってるんですけど、どうお考えですか。
でもそれは確かに僕も過去いくつか大きい会社とか中ぐらい小さい会社とかありますけど、
確かにそこの中で一定評価されてる人だったら戻りたいといえば戻らせてもらえる可能性はあるとは思いますが、
一方で公務員と違ってある民間企業っていう意味だと、
どこまで戻りたいって言った人が有能だとしても戻せるかっていうのは、
ケース倍消すかもねっていう気はちょっとしますけどね。
私の場合は森本さんと同じ感覚はかなり持ってましたね。
銀行で12年ぐらい働いて、
辞めてもう一回いかなかっても、自分がいた銀行に戻れるかどうかは別として、
別の金融機関とかリース会社とかだとこれまでのキャリアは生かせるので、
職は何とか見つけられるかなっていうそこの感覚はありましたね。
専門性が生かせる会社はいっぱいあるって話ですよね。
そうそう。どんだけ落ちても大して落ちないっていう感覚が得られれば、
割とチャレンジしやすくなってあるっていう。
なるほど。
そういう感じ。
でもそれは確かにあると思うんだけど、
専門性または資格っていうのが今の条件に一個入ってるなって思いました。
まさにまさに。そして人柄も評価されないと。
もちろんそうなんだけど。
僕とかのキャリアは専門性も資格もなかったから結構怪しいなって思いました、今の理論は。
そうですよね。その前提としてもうキャリアがここから先多分どんどんどんどん変わっていくっていう社会になってると思うんですよ。
最初に入る会社をもう一回戻ろうと思ったら戻れるような条件を持ってるかっていう視点で決めに行っちゃうというか選びに行っちゃうというか。
それを21に入れってこと?
そうそうそう。それは本人がやりたいかやりたくないかもちろんあるんで、絶対全員それやったほうがいいってわけじゃないんですけど、
一個その観点を持っていざとなったら戻れる職場がどうかを条件の中に一つ言いとけば、いろんなやりたいことにチャレンジしやすくなる。
なるほど。
そうですね。なので何を持って専門性っていうのがあるかってあるんですけど、
例えば総務業務とかでも人事であったりとか経理であったりっていうのは他の会社に行っても使えるスキル。
ポータブルスキル。
無敗キャリア戦略の提示
ポータブルスキルになるし、営業とか企画とかマーケティングも他の端全くやったことない人採用される人はそういうことが経験ある人のほうが採用しやすくなったりするのかなと思うので、
言語ができるわかりやすいこの業務やったことがありますみたいなのがあって、ある程度それで年数があって、
その業界のことも最低限の用語とかわかってて、こういう感じですねっていうのがあればポータブルスキルとして、
本当にもうどこも就職なくてバイトで食いつくしかない、までは落ちないなっていう気はしますね。
そうですよね。バイトで食いつくでも全然それはそれで私はいけちゃうんだけど、いけない人も多分きっといっぱいいると思うんですよ。
これは今後若者たちに、なんか俺何やったらいいのかわかんないですけど、どこの業界で何の仕事したらいいとかちょっとまだつかみきれないんですけどって悩める子たちがいっぱい出てくるじゃないですか。
私が勧めたいのは何やりたくなるかわかんないから、いつか戻りたいなと思ったら戻れるようなところを一個視点に入れておくといいんじゃないみたいなことは一個伝えたいなと思ってます。
そうですね、確かにそれはありますね。
これ一個目の無敗と表現しているものなんですけど、もう一個私会社員辞めて3年ほど独立してやってて、またもう一個無敗カードを手に入れたなと思って勝手に思ってるんですけど、本当にいくかどうかわかんないですよ。
勝手に思ってるんですけど、企業研修って例えば単発で発注するともちろん提供する側の会社の価格単位を言うんですけど、相場的には1日50万とか60万とか、もうちょっと安かったり高かったりする、そのくらいの相場のものだと思うんですよね。
これを私、本当にありとあらゆる業界のありとあらゆる人向けのありとあらゆる研修を自分で教材作って自分でファシリテーションしてるわけですよ。
つまり50万の研修を10本分だったら500万とか、ちょっと私の人件費仮に500万でやろうとしたらもっとかかるからじゃあ1000万だとしても、研修を50万の研修を20本俺がやればもうペイされると思うんですよ、私の人件費。
それはもう常にAIが教材作ってって言ったらパカパカパカってAI出してくれるので、コンテンツ制作能力もそこまでは必要ない。
どっちかというとデリバリーファシリテーションスキルが大事にはなるんだけど、それさえ持ってれば、研修をただただ提供するだけじゃなくて、そこから先の費用対効果まで考えて、こういう人たちにこういう研修やったらこのくらい稼げるようになりますよとか、
もちろんそんな簡単なシンプルなログ計算式じゃないかもしれないけど、エンゲージメントこういうふうに上げられるんじゃないだろうかみたいなこと言ってたら、100社ぐらいあったら5社か10社かもっといっぱい取ってくれるんじゃないかなと思ってるんですよね。
だからフリーランス続けてもいいけど、いざとなったら会社に戻るもコロコロであり、つまりこれは何を言ってるかっていうと、外注される相場感と自分の年収を対比し、外注する際に必要としているスキルセットと自分が提供できる問題解決スキルのこの対比で考えたときに、
自分を雇った方が得っていう状態だけ自分がキープできれば、いつでもどこでも雇ってもらえるのではないんだろうかって。これまた底辺がほぼ無敵状態に私はなってるんじゃないかなと思うんですけど、だから40ぐらいまでにこの状態を頑張って何とか作って、企業は何に外注してるのか、それ上にどれくらいの格がついてるのか、それをどうやったら自分が提供できるようになるのかってことを20代30代でガーッとやって続けてれば、
そこから先はお金にはもちろん働き続けなければいけないんだけど、雇用的にはずっと大丈夫っていう状態を維持できるんじゃないかっていうのが私は考えてることなんですよね。当然高度なスキルがないとできないから、すぐにはできないかもしれないんだけど、目指しにいけばいけんじゃないかなって思ってるんですけど、どう感じます?
フリーランスとしての成功
今聞いた率直な感想としては、まあそうなのかなって思うんだけど、でも森本さんの生存者バイアス結構入ってるんじゃないかなって今思っちゃったけど。
もちろんそれもそうだと思うんですけど。そうですね、私は結構森本さんに近い感覚は持ってて、今BPOっていう表現が結構増えてるじゃないですか、ビジネスプロセスアウトソーシャルっていう業務の一部を切り出す。
一昔前ってコンサルで一緒くたにされてた気がするんですよね。ある意味研修とかも社内研修でやってて、内部で先輩とか上司が教えてたみたいなところも結局社内コストがかかるし、クオリティーもそこまで高くないっていう時にもうそのままこれ外注してやったほうがいいんじゃないかっていう風になってるような気がしてて。
なるべくそのコア業務に会社が集中するために今BPOとかを結構多くの会社がやってるし、それをチャンスとしてフリーランスが活躍してる場が多い気がする。それとマーケティングとかPR業務、広報業務とか一部会計とかですね、財務もそうですし、そういった研修とか組織のあり方みたいなワークショップとかも。
やっぱりその社内でワークショップできる人がいたとしてもあえて外注することによって少し緊張感というか慣れ合いにならないみたいなのがあったりするじゃないですか。
だから社内で私はこれある程度できるっていう状況を一つ作っとけば、それをフリーランスになった時にBPOとしてこれできますっていう風に自信持って言えればそこのロジックは成り立つし。
聞いてる方で森本さんのキャリアをご存じない人のために補足すると、もともと今のフリーランスになる前に研修会社にいたっていう整理でいいですかね。
わかりやすく言うと研修会社にいました。
実際に組織周りのワークショップとか。
そうですね。
LEGOを使ったワークショップをやってました。
なのでそれを慣れ合いにしてて、フリーランスになったらもちろんそのノウハウはポータブルスキルなので持てて経験も詰めるし。
でもそんなに実績があったらどっか戻る時にこれできますっていうのが比較的わかりやすく示せる感じですかね。
そうですね。
なのでちょっと確かに生存者バイアスはおそらくあるっていうことも資格してるし、それなりのスキルセットがないと私が今ペラペラ喋ってことできないんで。
そうですよね。
高度専門人材と呼ばれるものになってないとできないかもしれないんだけど。
でも目指せばいけないわけでもない気もするんですよ。
自分の専門領域、何やってるのかわかんないですけど、マーケットとかPRとか財務関連とか経営関連とかいってたら、それなりの経験積んでたらまあまあなスキルになる気がするから。
今思ったのはでも森本さん別に大学卒業するときは教師になろうと思ってたってことは企業向けの研修やろうと思ってないじゃないですか。
企業向け研修をやる力がついたっていうのは今から振り返ったプロセスの結果を得たものじゃないですか。
最初から今の話を聞いて企業向け研修を俺は例えば教えるのとか得意とか好きって思ってもそう選べるかっていうとなかなかそうはならないですね。
間違いなく間違いなくならないですね。
結果的に今振り返るとこういう理屈が成立しそうであるっていう話ではあるんですけど。
ただ独立しようかなとか転職して大丈夫かなっていう不安があると。
この不安とどう対峙したらいいかっていう点でいうと一番落ちた時にどこまで落ちうるのか。
落ちた時を高めようとする時にどういう対策をしておくといいのか。
ここまで対策できていればほぼノーリスク。
ちょっとそのね1年チャレンジするのか3年チャレンジするのかちょっとそれは様々だと思うんですけど。
チャレンジ期間が仮にうまくいかなかったとしてももう1回復帰できるからリスク取りまくり取れる範囲でチャレンジし放題みたいな状態になるからあんまり忘れなくていいんじゃないかなっていうのが今になって見えてきたことなんですよね。
なるほど。
そうですね。
研修の重要性と挑戦
なので研修的なものが社内でもいいんですけど社外があればなおいいですけどそういう経験ある人はかなり強い気がするんですよね。
提供できるコンテンツがあるじゃないですか。
それをやっぱり対外的にやるのはハードル結構高いと思うんですけど。
私とか結構銀行員自体も社内勉強会を若手と勝手にやってたりとか読書会を勝手にやってたりする中で結果的にそういうノウハウが積み上がってきてですね。
それを社内の安全性が心理的安全性があるようなところでやるのを起点に結果的に今結構な時間の割合を研修に時間割いてますけど私は研修やる方ですね。
仕事の割合でってことですね。
依頼されるからってことですか。
依頼されますね。
ニーズもあるってことですよね。
そこもやっぱり結局難しいのが思うのに例えばなんかファイナンスのことをやってくださいって言ったとしても
その一般的なファイナンスっていうのは研修会社が抱えてる課題が本当に何でどういう感じのコンテンツがいいですかみたいなところ結構丁寧にヒアリングしてカスタマイズしていってこういう感じですっていう風にやると
相手にとっても満足度がある程度高いから次に繋がるっていうことがあるんで
その工場生産的になんかこれやりますって言った時にははまらないケースもあったり
そこの調整コストは結構かかるんですけどその調整コストはある意味価値でもあるし
そのパターンを結局今度もなんですけど
ディープテック向けのスタートアップファイナンスの登壇してくださいって言われて
やっぱり私自分の持ってるスキルとか経験だけじゃいきなりちょっときついんでしょうね
なんでそれも言うようにカスタマイズとか勉強が必要じゃないですか
一回まさきさんと以前研修ご一緒したんだけどその時とか金融機関向けキャリア研修とかやりましたから
その時にやったことないしみたいなことがあった
それをただインプットしてコンテンツにすることによって結局知見が形式化されて
自分自身もそれを蓄えていって次の時にこういうのもできますよっていうメニューが増えていく感じはあるので
するとさっきおっしゃった無敗理論の一つとしてカスタマイズもできるし
メニューとして何でもできますっていうレストランよりこれとこれとこれがありますっていうほうが相手も反応しやすいじゃないですか
そういうコンサルティング的に企業の課題をしっかり聞いてこっちが提供できるものをやるっていう
このスキル自体はすごい活かせるし研修でそれでやっていける
その実績があれば戻ることもできるっていうのは理論としてはあるかな
なんか今聞きながら思ってたんですけど
しげすさんも森本さんも仕事に関して来るものを拒んでないんじゃないかと
それはどういうことかっていうと全くトンチンカンな仕事を依頼されたら断ってると思いますよ
だけど例えば金融だったり研修だったりっていう接続ポイントがあるものであるんだったら
残りの要素の部分が未知であってもやってみるかっていうマインドになってるんじゃないかなと思ってて
その条件とかがちゃんとしてればね
それをやることによってそこの領域の知見が手に入るじゃないですか
最初苦労する代わりで次からはそれもメニューに入ってくるじゃないですか
そこを拒んでると多分広がりとか深まりって出ないから
キャリアとマインドセット
実は僕森本さんの話聞きながら
これを聞いた人がこういうことをやればいいのかって安直には思わないと思うんだけど
でもそう聞こえるなと思ってたんだけど
でも実は来た時に実は難しいこともやってみようみたいなのがだいぶ入った結果だよねって今思ってたんですよ
まちがいない
そうですね
なのである程度の専門領域あったらそれだけで食っていきますっていうよりも
それを軸にいろんな相談が来て
当然それに対してカスタマイズしてコンテンツに料理に仕上げる必要があるので
そこはそこでしんどさはあるんですけど
それを楽しめる人っていうのは強いなっていう
森本さんとか私もどちらかというと楽しめるタイプですよね
そうなんですよ
だから究極はやっぱマインドセットの話なんじゃねえのって話しちゃったんだけど
大きく影響を与えるでしょうね
なのでちょっと一個紹介したいフレームがあって
人的資本経営の文脈の中でも一つ掲げられる新しい資本というか
別に新しく言われてるわけでもないんだけど
まだあんまりみんな気にしてない心理的資本っていうのがあるって言われてるんですよね
その心理的資本っていうのは4つのコンセプトで説明されるんですけど
ヒーローと呼ばれていて
HEROですね
Hが希望
Eはエフィカシーなんで自己効力感
でレジリエンスRですね
レジリエンスと楽観性オプティミズム
この4つでヒーローと評され
心理的資本が高い状態って言われてるんですけど
この4つが高ければ社会がどんだけ変容していっても
自分の人生がいろいろ揺れ動いても
多分何らかに向けて新しいことにチャレンジできるようになり
そこから何らかの新しい学習から価値が生まれて
キャリアが何らかそれなりに良いレンジの中に収まるっていう
そういうイメージを私は今持ってるんですよね
なるほどね まさにそうじゃないですか
そうですよね まさきさんが言ってくれたのはそういうことなんじゃないかな
そういうことですよね
逆に言うとさっき言ったキャリアで
これだったら言い方として
食いっパグれないみたいな道があったとしても
今言ったマインドセットがないと結局は苦しいんじゃない?
心理的資本の重要性
いや本当その通りだと思うんですよね
だからまさに自分が子供がまだいないんですけど
子供がいてキャリアについて何か言うことがあるんだとすると
ここら辺の心理的支援が高まるように
自分自身もフィードバックするし
その子もこのテーマで色々探してごらんみたいなことを言いながら
そのね10代なんてめちゃくちゃ色んな刺激を過剰に浴びるんで
楽観的であれって言ったって楽観的であれなかったなと
当時の自分も思うんだけど
でもこういう考え方があるんだなっていうのを持ちながら
時間を過ごしてもらう仕事を選んでもらうのはいいんじゃないかな
みたいなことを考えてましたね
でもどうなんですかしげさんちょっとなんか
思春期の娘さん?思春期ですよね
しげさん 思春期っていうのは小学生ぐらい?
上の子は小6ですね
小6と今小3の女の子2人とも女の子ですけど
まさに受験みたいな感じですかね
そうですね今は中学受験ですね
もうだからあと数ヶ月後とかに受験ですから
そうですよね
それってなんか親としてこの学校行きなとか
なんか言ったり
もしくは本人ここ行きたいとか言ってるんですか
そうですねそのオープンスクールというか
オープンキャンバスみたいなやつね
そうその中学版みたいなのをやったりはするんで
まあ4つか5つとか見に行って
でまあ娘はなんかダンスをずっと5年ぐらい
もっとかな6年ぐらい習ってたんで
まあそこは強いところがいいとか
学校でうちの小学校はコテ期待っていう
ブランスバンドの練習を全員やるのがあるんですよ
でそういう中でいろいろ練習して
なんかドラムに興味があるみたいな感じで
よく学校の昼休みとかで
ドラムで練習してるみたいなんですよね
で家にも電子ドラムパッドとか買ったんですよ
でそういうのがあって部活でこういうところ
なんか音楽の発表を見て興味あって
行きたいみたいなのがあったりして
でまあもちろん当然その偏差値の問題もあったりはするので
とか学校がきれいとか近いとか
そういうのも大きな要素になってるので
まあもちろんその偏差値的な制約はあるんですけど
そこ高いから行きたいっていうよりは
その総合的な判断で
ここ行きたいなっていうのはなってますけど
どうしてもやっぱり行きたいとか人気あるところとかは
結果的に偏差値が高くなる傾向にあって
でもそれに向かって頑張りたいなっていう
そういう感じですね
まあでも本人結構前向きに
勉強してあそこ行くぞっていう状態にはなってる
そうですね
ただまあおそらくですけど
私が住んでる場所がですね
クラスの7割か8割ぐらいが
中学受験する感じなんですよ
割が多い気がしますね
で最寄りの公立の中学があるんですけど
そこに確か去年進学した子が9人とかなんですよね
ほぼみんなが受験だから
そういった私は意図はしてなかったんですけど
環境にいるとやっぱり受験がするのが当たり前だし
なんか受かりたいみたいな
そういう気持ちになってるみたいですね
なるほどね
ただ別にそうしたいからそこに入れたわけじゃないんですけど
結果的にそうなってるみたいな
ただまあなんか究極思うんですけど
もちろん受かってくれたら嬉しいし
それ頑張ってるんで受かってほしいと思うんですけど
人生は結局いろんな連続じゃないですか
受験が受かるとそれでハッピーじゃなくて
それは終わったらまた次いろんな人間関係とか
別の進学とか進路とか
就職してからも働いてる仕事とか
人間関係とかっていうのがたくさん
永遠に続きますね生きてる限り
私も若い頃は希望のするところ大学行けてるとか
就職できたら人生が楽しくなるんだとか思ってたんですけど
結局そういうわけじゃなくてついに行く人の悩みはあるし
課題はあるしそこにやっぱり立ち向かって
長い目で見ていい人生生きたなっていう風に感じれたら
それは素晴らしいかなと思ってて
頑張ってほしいですけどこれで人生全てで
そう逆に思わずに
一つだけ娘に言ってるのは
試験終わってもっと勉強しなきゃよかっただけは思わない
でも全力でやって落ちたらそれは全然いいし
限界までやって落ちたらそれはしょうがないと
ただ終わってからもっと勉強しなきゃよかったって
絶対後悔だから後悔は後からするもんで
今だから全力でやっといたら結果はついてくるし
それはそれでどうなるかは分からないけど
この経験自体はこの中学時期に限らず将来にとって
大事な経験になるから悔いがないように頑張ってって
それだけは言ってますね
オニはそれを聞いてその気になっている?
ちょっと嫌がってますね
そればっかり言われるのでもうちょっと
まっすぐ受け取れないんですよあんまり
直接の親だと距離も近いし
そうなんですよだから応援はしてるし
当然でも受かって欲しいと思うけど
まあ精一杯やってやればそれが財産だから
そのプロセスの方を僕は結構大事にしてますね
むしろあんま勉強しなくたったけど
ちょっとなんとなくやったらたまたま得意な分野が出て
実力以上のところに受かっちゃった方が
僕は危険だと思ったんですよ
あとで苦労する
あとで苦労するって本当にその実力に見合うところに
行かなかったら僕は大学院の時その傾向があったんですけど
これはちょっとやっぱあれぐらいの難易度があって
実力で受からないと入ってから死ぬなみたいな
それは仕事もそういうのがあるじゃないですか
そうなんですね
だからむしろ本当にしっかり頑張って
自分の実力に見合うところで頑張るのがいいかなとは思ってますけどね
すごい分かります
だからやっぱり幸せになるために何が大事なんだみたいな
研究がいろいろなされて
だいたいやっぱりこのEQと呼ばれるものだったり
社会感情知性とかと呼ばれるものだったり
非認知能力と呼ばれるものが非常に重要であると
言われているんですけど
さっき私が言ったようなヒーローもその中のものだし
キャリアは本当に長い長いマラソンのようなものなので
だいたい60年ぐらい
仕事の満足度と成長
40年から60年ぐらいのレンジのマラソンぐらいなので
いろんなことがあるであろうと
その時にやっぱ心理的資本が高い状態でありながら
最低落ちる状態は高い状態にして
落ちてもそんなに沈まない状態を構築した上で
やりたいことをとことんチャレンジするっていうのが
今私が今まさにこの3年やってたことかなっていう感じですね
それは何ですかごめんなさい
自分がってことなのかそういうことが大事だよって
人に教えようとしてたのかどういうこと
今まさに私はそれが実感できてるし
これから先本当にここから先どうしてたらいいんでしょうって
みんな多分悩んでると思うんだけど
ここだけ狂ってなければ何とかなるんじゃないかっていう感じを
今私は持ってる
なるほど
じゃあ迷ってる人がいたらそういうアドバイスをしたい
まあそうですね
だからむしろまさきさんと森本さんにも
ちょっと私の相談事項みたいになっちゃうんですけど
私の場合森本さんと同じく会社辞めて
自分で会社作って何とかやれてますと
これは本当にありがたいことだなと
感謝の味持ちになってすごいありがたいなと
何とか仕事もあるので
いい意味で忙しくてありがたいなと思ってます
たださっきの研修の話の延長ですけど
仕事をやっぱり取るためには
顧客の課題とか何解決するっていうことが
しっかりやっていってそれを詰めれば詰めるほどですね
毎日の満足度が上がっていく
ありがたいなと思うんですけど
だんだんクライアントワークというか
顧客の要望に応える仕事を
結果的に割合が増えてきて
となった時にこれ本当に自分やりたいんだっけみたいな
一周回ってやってきて
結構この前とか難しい
それ私やるんですかみたいな
研修の相談が来たりするんですよね
でもヒーローに近い感じで何とかやるかみたいな感じで
何とか試行錯誤しながらコンテンツ考えて
プロット考えて先方に投げて
フィードバックもらってこんな感じでいきましょうかみたいな
キャリアの方向性の探求
やってるんですけど
だんだんこれ何やりたいんだっけみたいな
そういう
例えば記事の執筆とか動画出演とかも
幸い相談としてくるんですけど
そういうのやればやるほどですね
基本相手の要望に応えていくんで
自分何やりたいんだっけっていうのが
一周回って増えてくる感じが
ちょっと見失いつつある感じがする
そうですね
妻とかはもうそれ断っていいんじゃないみたいな
もうそろそろその水準でしょみたいな
チャットGPTに相談したんですよ
自分の全キャリア突っ込んで
で村上さんは今までは
さっきの人的賞とか自分のスポットを広げるために
いっぱい受けてきたのはそれは正解ですと
結果的に正解ですと幅広がってきた
ただそれをやりすぎた結果
自分を見失ってるっていう状態になるのは
よくあることなんですみたいなアドバイスをくれまして
今はむしろ絞っていったほうがいいみたいな
なんだかんだで手を広げるんじゃなくて
本当にやりたいこと以外は絞っていきましょうみたいなことを
言われて確かに例えば僕で言うと
もう少し読書してインプット増やしたいみたいな
もうできてなかったりするんで
本末転倒なんですよ
そういう今僕状態ですね
迷子になりつつありますね
私も似たような悩みを最近違うハイパフォーマーからも聞いた
聞いたんですか
だからやっぱあんまり活躍できてない人たち
ちょっとこれは厳しい言い方になっちゃうかもしれないけど
活躍できてないような人たちのキャリアの悩みと
いろいろできるが故に困るっていう人たちの
2つ両方聞くなって感じですね
正直全然違いますよね
僕から見ると森本さんはやっぱすごく
自分がやりたいこととクライアントというか
相談してる企業側が並んでることがマッチしてるんで
結局その解決すること自体が自分のやりたいことや
満足度につながってて
すごい究極な気がするんですよ
僕はちょっとそこがずれてるわけじゃないんですけど
それなんで私に頼むのみたいな
ちょいちょいあるんですよね
めちゃくちゃ面白いからこれ掘りたいんですけど
掘っていくと時間結構経つからこのまま喋っていいですか
とりあえず30分以上経ったので
1回この辺で終わっておきますか
第1回はこの辺で終わります
ありがとうございました
36:31

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