2025-04-25 39:16

Ep.091 これからストーリーはどうなる?《漫画トリリオンゲームの感想》後編

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引き続き漫画の話をしています。主人公たちが株価をどう高めるのかや、今後の展開予想などにも触れました。

◆参考リンク

トリリオンゲーム 1 | 稲垣理一郎 池上遼一 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック

主幹事証券会社とは?IPOにおける役割や探し方・選び方を解説

上場審査基準概要(プライム市場) | 日本取引所グループ

IPOは審査が厳しい?上場審査の基準や通過のポイントを解説 | Startup JAM

IPO(新規公開株式)とは?|用語解説

IPOにおけるロードショーとは?事前準備や流れ、必要資料を解説

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授/跡見学園女子大学兼任講師。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版。近著に『決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術』(ソシム)。 ■ファインディールズ Fine Deals Inc.会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

まさき (Masaki Endo)

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランス。2023年から6年ぶりに企業の勤め人になる。

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サマリー

漫画『トリリオンゲーム』は、上場を目指すストーリーが展開され、登場人物たちが証券会社や上場基準について議論しています。特に、プライム上場の厳しさや日本の証券取引所の流れについて考察がなされています。ポッドキャストのエピソードでは、漫画『トリリオンゲーム』のストーリーの進行について議論し、キャラクターの進化や時価総額の成長に焦点が当てられています。また、ジェンダという企業の買収戦略が成長の鍵である点にも触れられています。エピソードは、漫画『トリリオンゲーム』のストーリー展開と今後の展望について考察しており、特にドラゴンバンクとの競争、企業戦略としての買収戦略、メディアやプラットフォームへの参入がテーマとなっています。漫画『トリリオンゲーム』のストーリー展開やキャラクターの関係性については、特にドラゴンバンクとの戦いが注目され、その後の展開に対する懸念が語られています。

トリリオンゲームの上場について
はい、ということで引き続き、漫画トリリオンゲームの話をしていこうかなと思ってるんですけども、結構前半でもいろいろ話したんですけど、前半で話しきれなかったこととして一個、僕がしげさんに詳しいと思うので聞いてみたいのが、
何巻だっけ、6巻だっけ、7巻だっけ、そこら辺で上場させようって話になるじゃないですか、トリリオンゲームを。
あの辺の上場に向けて証券会社のパイレーツ証券っていう、あやしげら証券会社で行きますけど、あそこのやつと一緒に上場に持っていくみたいな話があって、あの辺ちょっといろいろしげさんに聞きたいんですけど、
なんかこの漫画のトリリオンゲームだと、プライム上場を目指すか、スタンダード上場を目指すか、グロース上場を目指すか、まずなんか上中下がありますみたいな、まずそんな話を説明されますよね。
そうですね、はい。 いやいきなりプライムを目指しますってパイレーツ証券の宝田だっけが言って、春はそれで行こう、お前とやるよってことになるんですけど、実際問題、なんかそのスタートアップがいきなりプライム上場を目指そうってあるんですか。
あんま聞いたことないですけどね、まあいわゆる暗がいっていう形でまずはグロースから入って、そっちに変わるっていうのはあるんですけど、いきなりとかってあるんですかね。
例えば今調べながらやってますけど、マザーズの時価総額が確か3000億だったと思うんですよ。
マザーズってあの現グロースですね。 現グロースですね。
当時マザーズ、はい。 だからいわゆる日本初ユニコーンっていわゆるメルカリって言われてますよね。
確かに。
で、時価総額が、上場時が確か3000億だったと思うんですけど、メルカリって。
そうですね。2018年に上場。
で、最大3700億とかになってるんで、それでマザーズなんで。
確かに。
で、今は多分もうメルカリって暗がいしてるんじゃないですかね。
今は、今はプライムですね。プライムに移行しましたね。
はいはいはい。プライムは旧東証一部、まあ一番上ですよね。
大きい会社の来るところで。
で、まあこれ聞いてる方であまりこの辺知らない方のために補足をすると、
昔マザーズって言ってたのが今グロースになってて、昔東証二部が今スタンダードで、昔の東証一部が今プライムですよね。
そうですね。
基本的には。まあちょっと違う部分もあるけど、ざっくりはそういうことで。
で、多くのベンチャースタートアップで上場しましたっていうのは、現在で言うとそのグロースに上場して、
そこからいくつかの条件を経ていくと、プライムっていう一番上のところに蔵替えできると、より信用もついてったりとか、まあそういったことがあるって話ですよね。
そうですね。で、一応私のフルスの新生銀行は、日本長期信用銀行が98年に倒産して、2000年くらいに新生銀行に生まれ変わって、当然非上場ですよ当時は。
で、そこから上場を2004年にしたんですけど、その時いきなり東証一部だったんですよ。でもそれはもう元々デカいんで、できる技なんですよね。
で、JALとかも一回倒産してるんで。
あの稲守さんが再生に入ったやつ。
ああ、そうですね。
ありましたね、JAL。そうだ、一回再生した。
最近の人知らないかもしれないけど、JAL一回倒産してますからね。
2010年とかですよね、確か。
2010年です。で、再上場したんで、その時も東証一部だったんですよ。
まあそうですよね、だってJALがマザーズとか言われてもなんか疑問を感じますもんね、JALがね。
まあそういう元々デカい企業が一回倒産なりなんか非上場になって再上場するとかで一部上場は、今でプライム上場っていうのはあるかなと思うんですけど、
スタートアップからいきなりっていうのは、たぶんエニーカラーとかも確か2005とかで上場してるんですけど、確か当時マザーズでしたから。
証券会社の審査とその厳しさ
まあその後は、みんなでもその後は暗買いするんですよ、結局自画創愚2005とか行くと暗買いするんですけど。
それはもうほんと、暗買いは1年とか2年でできるもんなんですか?
暗買い、はい。
あ、そうなんですね。
この漫画に戻るといきなりプライムなんで、相当ハードル高いと思いますし、当然そのいろいろ厳しさがあるんで、体制的には結構しんどいなっていう気はしますけどね。
まさにこの漫画でも、2年分の監査受けてますか?とか株式総会の議事録とか何とかちゃんとありますか?とかめっちゃ言われますけど、
でも、現実のプライム上場って多分ここに描かれてないこともっともっといっぱい言われますよね。
もっと言われますね。で、これ漫画とね、2日中でこの作品はフクションですって何かが出てきますからね、そういう。
はいはいはい。そうっすよね。
今、あの、生成AIにスタートアップが最初からプライム上場ってできるんですか?って言ったら一般的には考えられませんって。
まあそうでしょうね。
地味に否定されましたね。
はい。厳しく否定されました。
はい。
あの、プライム上場の基準を満たす実績はほとんど持っていませんとか。
まあそうだろうなみたいな感じですよね。
まあここちょっと僕、あのね、私もちょっとそういう上場とかに関わってたんで、いろいろ面白かったんですけど、
リンリンってね、3人目の社員とメンバーですよね。
隠しリンリン。社長。社長になった新入社員。
リンリンが行ったときすごい存在感が薄かった印象があったんですよね。
この上場シリーズが始まる前までは結構キリ姫対ハルみたいなところでしたし、
別の女性キャラとかで出てきたりとかアナウンサー出てきたりとかしてて。
ああ、アナウンサーいましたね。確かに。
リンリンの存在感がえらい薄かったなと思ってたら、
ここでやっぱりリンリン的な役割とかキャラクターが出てくるみたいなところで、
すごくしっかりしてるっていうところは結構面白かったですし、
なんか知らない前にリンリンとガクの恋愛模様まで行き出して。
確かに。
やっぱキーパーソンだなと思いましたね。いいときどうなるかと思いましたけど。
確かに。
ありましたね。
はい。
確かに。
いやーこれあと、僕この上場編読んでて、
何が上場審査で一番大変なのかっていわゆる東商じゃなくて、
日本取引所?日本証券取引所?JBX?
あのゲストに出てくれた飯田さんのフルスですけど、
そうですね。
そこが一番厳しいのかと思ってたんですけど、
この漫画だと証券会社本体の審査部がラスボスって書いてあるって、
態度の悪そうなおじさんが出てきて、宝田に嫌味を言うわけですけど、
実際こういうもんなんですか?証券会社の審査部がラスボスなんですか?
この後にもう一回東商の日本証券取引所の審査があるんですけど、
まずは証券会社の上場審査を問わないといけないっていうのは実際そうですし、
上場するときって証券会社の担当者がつくんですけど、
その担当者と審査はまた別の人たちなんですよね。
ガバナンスと言いますか、その関係性上。
ガバナンスでそこは別れてるのか。
利益相反があるんで、実際に私自身も話聞いてるとかしてると、
証券会社から言われるのは、うちの審査だとこれじゃ通らないんでっていうのは、
確かにそういうのは結構あったのかなっていう印象はありましたけどね。
なるほど。
例えばですけど、某N村証券とかはめっちゃ厳しいみたいなんですよ。
この審査が。
そこの方が厳しいっていう噂は聞きますね。
そこで乗り切れば東商はいけるでしょうみたいな感じは聞いたりはしますけどね。
そうなんですね。
そこはでも難しいですよね。
僕もちょっとあんま分かってないんで補足していただきたいんですけど、
証券会社のこの上場の漢字、主漢字みたいなののビジネスモデルって、
基本的には上場する、発明がつく、で、時価総額が決まる、うんちゃらくんちゃら、
そこのに応じて何か手数料が入ってくるっていうことだと理解してるんですけど。
基本は調達額ですね。
調達額の大体8%ぐらいなんですよ。
調達額。
IPをするじゃないですか。
IPをしたら新規調達、イニシャルパブリックオファリングなんで上場調達しますよね。
その調達に対して引き受けて金額でそれをまた投資家に得るわけじゃないですか。
一旦だから証券会社引き受けて、それを個人投資家とか機関投資家に売るんですけど、
その時に調達した、例えば100億調達したとしたら、そのうち8%の8億円が証券会社の手数料になるんですよね。
っていう仕組み。だから審査通って、ちゃんと引き受けして上場して、
株式を売らないと証券会社のお金入ってこないんですよね。
そうっすよね。だから厳しいのは倫理的には良いんだろうけど、一方で厳しすぎてもそこから売上が入ってこないことになるって話ですよね。
でも結局ゆるくやって、上場審査で落ちちゃうと、メンツ的なものもありますし。
信用があってことか。
そうです。だからすごい上場できる証券会社がいると上場できる審査会社に行くじゃないですか。
上場させるためにはその辺しっかりやらないと通せないですよねっていう風になってしまう。
なるほど。だから厳しくなるという。ここを通すからには100発100中上場してもらわないと。
逆に言うと、証券会社の審査通ったのに、証券取引所の審査落ちるってどういうことだっていう風になっちゃうんですよ。
はいはいはい。
新規上場時の調達額
審査ってやっぱ保守的な人が立場上保守的にならざるを得ないんで、結構固い形でいくと思いますけどね。
なるほど。だからこの漫画で言うと、この引受審査部に出てくるこのイチャモンつけてくるおじさんが、
まさにこういうすごい厳しくやるっていうのが実際、こんなに嫌味かはさておきとして、スタンスとしてはこういうもんなんじゃないかっていう話なわけですね。
そうですね。実際その後の証券会社との審査って結構シンプルに終わりましたもんね。
そうですね。漫画だとこのガラスボスっていうことになってたんで。
ちなみに話それるっていうか、さっきの話の新規上場時の調達額100億みたいなのって、
その100億の元になる株は新規に割り当てて発行するってことですよね。ほとんど。
そうですね。100億調達ってスタートアップじゃないですけど、まずない企画なんで。
メールから言うとかそういうのは別ですけど、基本的に新株発行になりますね。
2つあって、既存の株主が市場に売るパターンと、本当に新規を第三者割り当て増資をするっていうパターンが当然あるということですね。
だから第三者割り当てをすると、それまでなかった株を発行するから持ち分は薄まるって話ですよね。
持ち分を薄まる代わりに会社がお金を調達できるっていう感じですね。市場から。
そうですよね。持ってる人の売りに出す場合は薄まらないけど、持ってる人のやつを新しい世の中の個人とか機関投資家に変えるようにするってことですよね。
そうですね。発行会社としては安定的な株主の機関投資家が欲しいんで、いわゆる一方VCは早めに売りたいんですよね。
メール機関があるんですぐに売れても売れないですけど、ある程度まとまった持ち分っていうのを機関投資家に持ってもらうので割り当てるんで、ロードショーっていう形で投資家周りとかを世界中にしていって、
投資家探していって、どういう海外戦略なのかみたいなところを漫画でも話してますけど、やるっていう感じですね。
だから結構ね、大変ですよね。上場するって言っても。
そうですよね。この漫画のトリビオンゲームの場合はどうしたんだろう。普通に進化部発行したのかな。そこは書いてなかったかな。そこまでは。
時価総額の変動
このパイレーツ証券はいくら入ったんだろう。
ロードショーしてるんで、でも石油で調達してましたよね。石油王のところで。
そうですね。石油王のところになんか行ってましたけど。上場審査承認パーティーをして、その後で中東に行ってましたね、確か。
そうですね。
はいはいはい。ロードショーでハッタリで株価を上げるっていうのはこれも現実にはやらんだろうって話ですけど。
はい。でもなんかあれですね。よく今改めて思ったらあれですね。一番最後の9巻で時価総額1兆になってますね。
発行済み株式数が5億弱で2150円については時価総額1兆になってましたね。忘れてましたけど。
じゃあ1兆ドルはまだ遠いけど、1兆円には来たんですね。
そうですね。1兆円にはなってますね。
うーん。なるほど。確かに。はいはいはい。なるほどですね。
これ結構後半ストーリーの展開早いんであれですね結構。忘れるじゃないですけど結構あれですね。
なんか細かいところ忘れてましたね私も。
はいはい。
そうですね。
まあでも、まだ逆に言うと時価総額1兆円なんで、1兆ドルに行くためには先が長そうですね。
まあそうですね。1兆円の、メルカリも行ったときMAX1兆円まで行きましたから。
うーん。
もうちょいもうちょい。
メルカリってちなみに1兆円行ったけどまた時価総額は下がっちゃってるってことですか?
下がってます下がってます。
今見たら2700億ってなってますね。随分下がりましたね。え?
なんで?えっと。
え?こんなに下がるもんですか?
まあでもそうですね。ちょっと株価の推移見てもらえば言ってますが、確か2021年9月だったと思うんですけど、そっかピークでしたね。
ほうほう。
私本書いたときですから。
21年の11月とか12月は結構高い。
そうですね。
その頃7000円とかでしたよね。
そうですね。
今1600円ですから。
1600円ですね。だいぶ下がりましたね。
はい。ピークでしたね。
私の本出したときはピークでしたね。
で、その本出したときにメルカリ開発したのにそっからの見方下がりがやばいですね。
なんかこれってちょっと漫画からはそれますけどやっぱり時価総額が高くなって、もうこのスタートアップ上り上司だってなってから、
例えばこのメルカリで言うと時価総額、まあ株価というか時価総額というかが何分の1かに3年ぐらいでなっちゃうわけですけど、
これってなんかビジネスがうまくいってる、いってないじゃなくて、やっぱ市場の期待ほどにはビジネスが伸びてないじゃないかみたいなことがやっぱり背景に大きいんですかね。
そうですね。だからUUUMとかもわかりやすいですけど、UUUMも時価総額言っとき1000円を超えたんですよ。
でも当時は時代の長寿でしたから、めちゃめちゃいけんじゃないかっていう感じが、まあ今もう上場廃止とかで。
確かに。2020年の頭には3800円だった株価が今500円とかですね。
私が見ると6000円までピーク。2019年1月6000円までピーク。
本当だ本当だ。最大にしたら6000円になってる。
6000円が500円になってますね。
530円ですから。なのでこの頃は1000円を超えてましたね。
やっぱこれってその時にはすごい期待があるってことなんですかね。
やっぱり業界もあると思ってて市場規模ですよね。
ますます市場が大きくなるなら売り上げが伸びていくっていう風に思うじゃないですか。
この頃のUUUMの頃はYouTube市場がもっとでかくなるとか、もっと収益得れるっていう前提があったと思うんですよ。
なんで伸びると思ったし、メルカリの時も理由数と言いますか、中古の売買マーケットが急にでかくなって、
メルカリ業界でもっとこれ利用者増えるんじゃないかと思ったけど持ってるより伸びなかったってことかなと思いますけどね。
一方でテスラとか結局NBAとか伸びてますけど、
買収戦略の重要性
EVCでかかったし、NBAで言うとやっぱり精製AIとかのところの反応体の設計のところがマーケットでかかったよねっていうところで伸びてるっていう。
そういうところかなっていう気はしますね。
NBAとかもそうですけど、やっぱり精製AIとかその時代の進んでいくところに対して、
彼らのGPUがないとそれが動かないっていう圧倒的な強いポジションにいるじゃないですか。
やっぱりさっき言ったメルカリなりUUUMなりの株価が上がったので、
この市場はもっと伸びるんじゃないか、彼らはそこでもっといけるんじゃないかっていう期待をベースにした株価なり予想だったから、
それが外れたら一気に何分の1になっちゃうっていうのがこの数年の株価だと思うんですけど、
NVIDIAとかみたいな圧倒的な強みを持っていると、そう簡単に崩れないよねみたいなこと。
もちろんそれでも過剰な期待が集まって高くなりすぎたらそれはちょっと根が付きすぎになるかもしれないけど、
基本的にやっぱりビジネス上強みを持ってるなって思うんですね。
それで言うと、このトリリオンゲームの彼らにはもうこれ、
今週のポイントキャストの前半の話にも通じますけど、
なんかその株価が上がり続けるような圧倒的な強みってここから先何を持つんだろうなっていう。
なんかこのまま行くとバブルだ。
時代の長寿としてバブルを誘導する以外勝ち目があるんだろうかみたいな感じがありますけど。
そうっすよね。
最近ですけど、ロールアップ型のM&Aとかって言葉聞いたことあります?
ロールアップっていう言葉ですね。
今ちょっとロールアップ戦略っていうのはちょっと流行ってるんですけど、
いわゆるM&Aしまくって成長するっていうパターンなんですよ。
最近一番それ伸びてるのがジェンダっていう会社があるんですけど、
ジェンダってご存知ですかね。ジェンダって調べてもらっていいですか。
あのGENDA、ジェンダっていう会社ですね。
そうですね、GENDAって読みそうなんですけど、ジェンダが正しいみたいなんですけど。
ジェンダが今めっちゃ伸びてるんですよ。
伸びてるってのは売り上げですか?
時価総額も伸びてますね。
ジェンダすごい成長してるって言った方が正しいですかね。
はいはいはいはい。
まあっていうのにすごく今をときめく会社なんですけど、
何をしてるかっていうと、ゲームセンターとかを買収しまくってるんですよ。
なるほど。
エンタメ系を買収しまくってるんですよね、ジェンダっていう会社が。
今日たまたまですけど、この撮影前、家族4人で娘2人いますけど、
カラオケ行ったんですよ、近所のカラオケ。
はいはいはい。
びっくりしたんですけど、アプリ入れたら、アプリ入れてくれって入れたらジェンダでした、親会社が。
なるほど。
このカラオケを買収してんだと思ったんですけど、
そうやって買収して成長するっていうのは、昔言ったらライブでは先駆けなわけなんですよね。
そうですね、確かに完全にそうですね。
当時本当にライブドアが塾とか買収しましたから、塾とかプロレス団体買収したりとか、
買収しまくって成長しまくったじゃないですか。
それで成長していくっていうロールアップモデル。
言ってみれば楽天とかも金融機関とか結局買収したりしてますし、ソフトバンクも結局そういう感じですね。
そうですね、だってソフトバンクもボーダホン買収してとか、
そうですね、Tモバイル参入ですもんね。
そうですね。
なんでこの話を言うと、トリリローンゲームに戻ると買収戦略なんですよ、彼の強みって。
はいはいはい、確かに。
いろんな会社買収していってる、参入していってるじゃないですか。
で、それでコアビジネスを作っていくみたいなところなので、
ソフトバンクも結局今ってソフトバンクの企業価値のほとんどがアームになってるんですよね。
ああ、あの半導体の設計でしたっけ?
そうですそうです、設計、NVIDIAよりさらに上のところですね、設計のところ。
NVIDIAは結構GPU作ってますけど、ファブレスなんで自ら作ってる、製造はTSMCがやってるんで、
さらにNVIDIAのTSMCが下にあって、その上にNVIDIAがあって、さらにその上にアームがあってっていう状態になってて、
ソフトバンクは売らなかったですけど、結局上場させて、10%だけ上場させたんですね。結構上層が付いたりしてるんで。
で、そういうやっぱりその買収戦略の成長っていうところで、どっかでかいツイッター、今通信やってますけど、狙ってるっていうのが強みかなという気がします。
買収戦略の考察
ああ、確かに。そうか確かに、買収戦略で得たお金を継ぎ込んでまた買収するっていうのを確かにやってますね、今のところ。
基本なんかもう前突っ込みみたいなことやってますよね、戦略として。
確かに、だから、そっかそっか。
ドラゴンバンクにも追いつくくらいですもんね、それで。
確かにそうか、なんか別に技術的な強みどうこうとかよりも、買収戦略で勝てる会社を買収して、また次買収するっていう戦い方で、
なるほど、伸びてるから、まあじゃあこの先もそうするような気がするって感じですかね。
そうですね、だからちょっと漫画に戻ると、結局あの咲かせる、咲かせるって言うんですか、花のいいコマースみたいになった後に、結構うまくいきました。で、それを、あれ売ったんでしたっけ?
事業売却みたいな感じですかね。
そうですよね、そうですよね。もともと花屋さんに売りましたよね。で、その金を全部突っ込んで芸能事務所買ったじゃないですか。
で、芸能事務所を先に押さえて。
GoPro。
GoPro。で、芸能事務所を押さえた理由は、やっぱそれがあればメディア行けるからっていうので、テレビに参入するために先に芸能事務所を押さえといて、押せるという4つの可能性を先に押さえるっていうやり方ですよね。
で、それがあるんで。で、そのやり方もあれですよ、確か。自分がやったビジネスっていうのが、あの、ドラゴンバンクに前されたときに、結局芸能人を使ってCMさせられて負けちゃったから、やっぱそこを取らないと勝てないんだっていう風に春が思って、先に芸能事務所を押さえて。
で、芸能事務所を押さえて上でメディアに行って、ソーシャルゲームかどっちか忘れましたけど、ソーシャルゲーム行って。
ほぼ並行してみたいな感じでしたね。
そうですよね。で、ソーシャルゲーム結局買収ですよね。もう全額も全突っ込みみたいなことをして、ゲーム会社買収でしたよね。
そういう。
ただまあ、そう、あのゲーム会社は最初は当て馬だったんだけど。
そうそう、当て馬でやって、ただあれで結局芸能事務所がいるんでCM作って売れる、人気出るし、でもそれまたドラゴンバンクに真似されるというか似てることをされてみたいな。
そうですよね。
確かに。
で、次はメディアだっていう話になって、で、そういうときはドラゴンバンク持ってなかったんですよね、テレビ、メディアって確か。持ってませんけど。
そうですよね。
で、あの、何でしたっけ、DXみたいな、なんか恐竜のアイコンみたいなとこに出資して、結局自分たちのものにしたっていう。
ああ、そうですね。
そうですね。
だから。
最初は持ってなかったけど。
そうですね。だから、あれもソフトバンクのやり方ですね。結局メディアの、そっちに出資してやるっていうやり方も似てますけど。
で、まあそういう、結局、ロールアップって言うんですけど、M&Aとかのロールアップで買収戦略で強くなっていって。
ただ当然、ちゃんと戦略思ったよりありましたよね。そういうふうに先にタレントを押さえて、メディアを押さえて、ゲームを押さえて、次に通信までいくっていう順番。
メディアへの展開
確かに。
まあ言ってみれば、サイバーイジェントが通信に入ったらもうマジで本当にサイバーイジェントみたいな感じでしたよね、この。
そうでしたね。
会社が。
だから、まあそうなってくとそうですね。ここから先は何を買収するのか。前半の時に金融かなと思ったけど、でも金融も結構そう簡単でもなさそうだなとか話をしましたけど。
そうですね。
はいはいはい。まあでも多分ね、100…あ、違う違う違う、1兆ドルいくんだったらやっぱITの王者になる必要があるような気がしますけどね。何がしか。
まあいわゆるプラットフォーム的なものですよね。もうちょっと取らないと。
そうですよね。
ちょっと100兆は厳しいかなっていう感じですよね。
1兆ドルはなかなかいかないですよね。
まあトヨタでさえいってないですからね。
そうなんですよね。世界最強の一番自動車作ってる会社でもそれだけだともはやいかない世界なので。
グローバル企業との競争
そうですね。
まあいかない世界っていうか、あの、ガファムがおかしいっていう話かもしれないですけどね。
まああの、確かAppleが世界で初めて自家製が100兆超えたんですけど、あれ2018年ですからね、100兆円。
そうですよね。
で、今もう300兆超えてますからちょっとわけわからない世界ですよね。
確かに。
そうですね、まあ確かに。
確かiPhoneであった時のAppleの自家製は15、6兆とかだったら20兆いかないぐらいだったんですよ。
ディズニーとかでも20兆円ぐらいしかないんで、やっぱり相当厳しいですよね、100兆って。
そうですよね。
ネットフリックスで今30、40兆なんですよネットフリックスが。
ネットフリックスでさえも100兆いかないんで、まあ厳しい世界ですよね。
確かに、まあ十分すごいと言えるのかもしれないけど。
すごいレベルの高い話ですけどね、そのやってることは。
まあそうですよね、でもやっぱり、いやー、そうですね。
はい、ということで、まあちょっとこれから先のトリリオンゲームがどうなっていくかをちょっとファイナンスのプロと一緒に考えてみましたということで。
まあでも我々も別に一読者なので、ちょっとあと何年ぐらいで完結するのかわかんないですけど、ちょっと引き続き漫画を読んでいきたいなと思います。
はい、ちょっと最後に触れてない点で言うと、ガーファームで見たら、結局Google、アルファベットとメタの売り上げの90%以上広告なんですよね。
あの2社は広告会社なんですよね。
メディア、検索プラットフォームで得る広告か、SNSを経て得る広告かっていう。
確かに確かに。
で、プラットフォームで持っているのは、ガーファームの中でのこの2社は広告の会社ですと。
で、Appleは6割がiPhoneの売り上げなんで、実際のiPhoneのプラットフォームにした会社。
そうですね。
で、Amazonは売り上げはECが多いですけど、利益はほとんどがAWSになっていて。
サーバーですね、はいはい。
ECの物理を抑えつつサーバーでいけてる会社。
で、マイクロソフトは分かりづらいんですけど、3つに分かれてて。
結局、プロダクティビティっていうんですか、いわゆるオフィスさんのサースみたいなやつとか。
あとはクラウドサービスですよね。
そうですね。
Azureです。
Azureですっけ。もう1個なんかあるんですよ。
ちょうど3分室ぐらいなんですよ。
で、それがやっぱり世界のトップになってるんで、
なんかそれのどれかを抑えないとなかなか100兆いかないかなっていう気もしますね。
うんうんうん。
はいはい。
っていう話でしたね。
すいません最後に補足ですけど。
そうですよね。
マイクロソフトはあれか、はいはい。
Azureとかみたいなクラウドと、あとビジネスプロセッサーと、
サーフェイスなどのハードウェア、OSなどのパーソナルコンピューティングか。
まあ確かに、OS売ってサーフェイス売ってますからね。
ああそうですねそうですね。
うーん、まあ確かに。
そういうレベルでグローバル、ただいずれにしても共通点はグローバルの覇者だってことですよね。
まあ完全そうですよね。
日本だけでもないしね。
もうやっぱ日本だけだとどうやっても100兆円企業までいかないんだよな。
ちょっといかないですけどね。
それがポイントですよね。
それちょっと逆に、ちょっと楽しみですけどね。
どういう絵を描いたら。
確かに。
日本の発祥で。
そうですよね。
ドラゴンバンクに勝ったところで、ガファムとの戦い。
確かあれですもんね。
あのプチプチのゲームをやった時に、
売上げの30%はAppleとかGoogleに抜かれるんだよねって話してましたからね。
ああそうですね。
あれあるんじゃんみたいな。
そこのプラットフォームはおるやんけみたいな。
そうですよね。
で、第1話でね、Google、Amazon。
なぜかGoogle、Amazon、マイクロソフトでなぜかApple出てこないんですけど。
3社を出してますから。
そうですね。
まあだから、あの辺の巨人が存在する世界ってことになってるんで。
そこの巨人にどう並びにいくのかっていうのは気になりますね。
そうですよね。
いやー不思議ですね。
ちょっと楽しみですね。
楽しみですね。
だからそう考えるとあれですね。
トリリオンゲームを読むことで興味を持って、
こういうビジネスとか企業戦略とか調べるのもいいですし、
企業戦略とかファイナンスとか分かってくると、
この漫画の読み方も面白くなるっていう部分がありますよね。
そうですね。
少年漫画的な発想。
ちょっとこれは少年漫画じゃないですけど。
国内がドラゴンバンクの時に結局、国内の戦いじゃないですか。
次に世界に行くじゃないですか。
いろんなスポーツとかもそうですけど。
世界の巨人について戦いに行くみたいな感じが分かりやすい漫画のストーリーですけどね。
アマゾンとかアップルとかそういうところにどう勝ちに行くかみたいなのが。
確かに。
そうですね。
あ、だから。
少年漫画のストーリー。
そうですね。
なんかそのうちそこら辺の、
現実では日本企業が残念ながら多分実現できないであろう、
そのIPプラットフォーマーをちょっと勝ちに行くような話になるかもしれないですね。
そうですね。
だからまあ今風で言うとやっぱ中国の会社なのかアメリカの会社なのかで、
アメリカの方が強いですけど、
そっちに中国行ったりするんでそこと組んでどう倒すかとか、
そういう話が漫画っぽい展開ですよね。
確かに。
そうですね。
ストーリーの課題と展開
なんか一方で難しいのはスポーツ漫画とかもそうですけど、
いわゆる編にしたらなんか読者がついてきにくくなって、
漫画としてはなんかいまいち勢い落ちるってありますよね。
ありますね。
国内編の時の方が面白かったっていう漫画って要素があるから、
ちょっとそこが難しいとこですよね。
僕キャプテン・ザバザナ好きなんですけど、
あれ国内編と海外編の展開全く一緒なんですよストーリー。
国内編で結局ヒューガー・コジローライバルじゃないですか、
ライバルなんですけど、ヒューガー・コジローマックス王になったら、
そのキーパーの若島が出てきて、最強のキーパー揃ったって戦う。
海外編も少年ジャイアンの時ですけど、
ユース編の時ですけど、ジュニアユース編の時か、
西ドイツが敵でキーパーだけは分かったんですけど、
ミューラー出てきて、まだフジが揃ったみたいな感じで戦うんで、
全く展開一緒なんですよね。
そういう展開の複雑になりすぎるか、
またほぼ似たような話になるかのどっちかという気がしますけどね。
そうなんですね。そうすると漫画としての盛り上げが結構難しいんで、
だからこれ今僕すごい勝手な予想ですけど、
多分この漫画一番盛り上がるのは、
やっぱりドラゴンバンクを倒すところまでだと思うんですね。
なぜなら最初からラスボスとして出てくるじゃないですか。
そうですね。
やっぱり漫画としてを考えると、
やっぱりドラゴンバンクに勝って、
僕の予想では、今日話してて思ったんですけど、
そっから先の世界編は、
3ページぐらいで、
そしてその後も、
リリオンゲームは海外で伸ばしたって言って、
ありますよね。漫画業界の終わり方ですよね。
そこはカットした方が、
漫画としては熱いまま終われそうな気がしましたね。
いや、あの、ちょっとあの、
いやすいません、
稲垣先生が海外編の脚本もめっちゃ面白いの考えてたら、
申し訳ないんですけど、
今の僕としげさんの会話からだと、
そうした方が漫画としては、
面白く終われそうな気がしちゃいました。
そうですね。
わからないですけど。
今はもうちょっと、漫画として見ると、
王道の敵だったと思った、
ドラゴンバンクとかキリ姫、
最終的だったけど、最後手を組むとかも、
面白い漫画のストーリーですよね。
兄弟の敵を倒しに行くので、
それで倒した方が漫画としては綺麗ですね、最初の敵から。
ここから全然知らない敵が出てこられたら急に困りますもんね。
いきなり里山寺みたいな人とか出てこられても困りますからね。
漫画の終わり方と今後の期待
お前そんな最初のうちにおらんかったけど。
そうですね。
困りますよね。
確かに。
ちょっと読者もついていけないですよね、
世界観にというか、今までいなかった人みたいな。
そうですよね。
いきなりティム・クックとか出てきても、
なんかそんな気もしてきたな。
ということで、ちょっとわかりませんが、
引き続き漫画単行本で読んでいきたいなと思いました。
はい。
じゃあそんな感じで、
前後編にわたって、
漫画トリリオンゲームの話をしてまいりました。
今後もこんな感じで、
漫画の話とかをゆるく時々やったりもしていきたいなと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ今日はここで終わります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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