
「そこ☆あに」739回目は『ヒーラー・ガール』特集です。ゲストに入江泰浩監督をお迎えしたインタビューをお届けします。
Studio 3Hz制作のオリジナルアニメ作品。2022年4月4日より放送中。
今回は歌唱6「私の下僕におなりなさい・ロシア料理でいい夢を」まで放送された段階でお話を伺いました。
「第三の医学、ヒーリングーー
歌で病気やケガを直す“音声医学”。
そして歌うことで医療行為を行う人たちを、“ヒーラー”と呼んでいる。
烏丸音声治療院で働く見習いヒーラー、藤井かな、五城玲美、森嶋響。
高校1年生の3人は効果後、烏丸治療院で一人前のヒーラーを目指して修行中!
帰国子女でC級ヒーラーの資格を持つ矢薙ソニアも加わり、
少女たちは夢に向かって、今日も癒しの歌をうたいます!」
日本のTVアニメでは珍しいミュージカルという演出に真っ向勝負する本作。なぜミュージカルアニメを作ろうと考えたのか、近年のミュージカル的なアプローチのアニメタイトルも挙げながら、入江監督のミュージカル観をたっぷり語っていただきました!
そして、作品ファンの皆さまから集まった質問にもガッツリお答えいただいています。たくさんの熱い質問を投稿いただきありがとうございました。(那瀬ひとみ)

■ TVアニメ「ヒーラー・ガール」公式サイト https://healer-girl.jp
感想
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00:00
そこあには、HOTCAST WAVEの制作でお送りいたします。
ディープじゃなく、そこそこアニメを語るラジオ、そこあに。
そこあに。
今週は、久しぶりのインタビュー会です。
現在放送中のアニメ、ヒーラー・ガールより、入江康博監督をお迎えしてお話をお伺いしました。
そこあにとしては、結構久しぶりのインタビュー会だったんですね。
私が一緒にお伺いしたのも、めっちゃ久しぶりだったんですけど、そうですよね。
そうね、確かに対面で、今回現場に行って、実際に入江監督とお会いしてお話を伺うことができたんですよね。
最近、オンラインインタビューが多かったから、確かにそういう意味でも久しぶりの、なんかいいですよね、息を感じられる、空気感を感じられるインタビューになりましたね。
はい、とても良かったです。
すごい、濃いお話聞けてるなと思うし、もちろん作品の話もなんですけれども、個人的にはこう、
昨今のアニメのミュージカル感みたいなところを入江監督とお話できたのが、すごく楽しかったです。
はい、聞き応えのあるインタビュー、たっぷり1時間になっております。
そして今回はですね、入江監督への質問を事前に募集させていただきました。
たくさんね、こちらも濃い内容の質問が集まりましたので、できる限りたくさん読ませていただきました。
送っていただいた皆さんありがとうございました。
それでは行きましょう。今週の特集は。
ヒーラーガール特集です。
今回は現在放送中のテレビアニメ、ヒーラーガールより入江康裕監督をお迎えしてお話を伺います。入江監督今日はよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。実は入江監督はそこには初登場ではなくて、気づけば10年が経ってしまったんですけれども。
そうですね。
コードブレーカーという作品で以前お話を伺ったことがあります。
はい、2012年の作品ですね。それで登場させていただきました。
ありがとうございました。その実は。
なんかこうして10年ぶりにこの番組もまだやってるというところもあり、お会いできてすごく嬉しいですし。
ヒーラーガールはコードブレーカーと比較するなら全然毛色の違う作品になるので、どんなふうにお考えになって作品作られたのかなというのをちょっとお話し聞いていきたいなと思っております。
はい、よろしくお願いします。
現在アニメは第6話ですね。私の下僕におなりなさい。ロシア料理でいい夢を。こちらまで放送されたタイミングでお話を伺っております。
03:06
最初はいかがでしょうか。視聴者からの反響とかってどのように受け止めていらっしゃいますか。
そうですね。見始めてくださった方たちっていうのが話数を重ねるごとにどんどん増えてきて、楽しんでくれているんだなというふうなのがすごい強く伝わってきているので、すごい嬉しいですね。
感想って歌の部分にやっぱりみなさん驚かれてたりするんですかね。どこを楽しんでいるなというふうにご覧になるのかなと聞いてみたいです。
見た感じだとやはりミュージカル特有のいきなり歌うというふうな部分と、あとは歌で治療行為を行うという設定の奇抜さと言いましょうか。そういうふうな部分でみんな驚きつつ楽しみつつみたいな印象ですね。
ミュージカルアニメ×日本産のしかもテレビアニメってすごく珍しいんじゃないかなというふうにやっぱり思うところもあって、ただちょっと今回こうやってお話を聞くにあたって日本産ミュージカルとアニメの掛け合わせって意外とないわけじゃないのに、
どうしてこんなにヒーラーガールってすごくミュージカルに真っ向勝負をしているように私は思っていて、ちょっと考えるとやっぱりミュージカルはディズニーのアニメの印象が強かったのかなとか振り返ると思ったりするんですよね。
そんなディズニー的なミュージカルっぽさもあり、しかも日本のテレビアニメの系譜もちゃんと辿っているようなこの作品がすごく不思議な面白さがあるなというふうに思っていたりするんですね。
そんなこの作品の始まりというか、企画の経緯みたいなところを伺ってみたいなと思うんですけれども、まずこの作品っていつ頃から始まっていたんですか。
イレ監督の頭の中では結構昔からあったんですか。
ミュージカルっていうもの自体はアニメーションでやりたいっていうふうなのはずいぶん昔から考えてました。
それこそミュージカルに興味を持ち出したっていうふうなのは、1998年か99年くらいのプリンスオブエジプトという作品があって、それまでのディズニー作品とちょっと違う形でミュージカル、劇中でキャラクターたちが歌うっていうふうな映画を見て、
なんかそれまでと違う印象で、これはすごく自分の中で踏み落ちると言いましょうか、歌っているっていうことがすごく感動できる形として受け止められて、ミュージカルっていうふうなのをアニメーションでやるっていうのはこういう切り口っていうふうなのは自分的にありだなっていうふうに強く感じた。
その辺がスタートにはなっています。
プリンスオブエジプトってドリームワークスが作っているアニメーションミュージカルなんですけど、さっき私が言ったようなディズニーミュージカルとちょっと毛色が違って、ちょっとイメージ違うかもですけど、キャッツとかみたいな本当に歌をメインにみたいな感じの作品なわけですよね。
06:03
歌って踊るみたいなキラキラっていう感じとはちょっと違うニュアンスなのかなと思っていたんですけれど。
プリンスオブエジプトのミュージカル描写っていうふうなのとディズニーのミュージカル描写っていうふうなのは、自分の中で少なくとも自分の中で大きく違うなっていうふうに思ったのは、空想の中の出来事っていうふうなもの、そのイメージっていう風なのを拡張するのがディズニーのミュージカルだとしたら。
あと感情であるとかそういうふうなのを拡張するのが
ディズニーのミュージカルアニメだったとしたら
プリンスオブエジプトっていうふうなのはあくまで
起こっていること
すべてそこの瞬間起こっている出来事
まやかしであったり
あとは天変地異を神の力で起こしたりっていうふうな
実際に起こっていることを
ミュージカルの音楽に乗せて描写していくっていう
そういう実在感と言いましょうか
そういうふうな部分っていうふうなのを
強く感じまして
そこのところが今までの自分が見てきた
ディズニーのミュージカルの捉え方と
ちょっと違うなっていうふうに感じました
そこのところがやはり
これまでと違うものがあり得るんだ
っていうふうに感じたのが大きいなと思います
もちろんディズニーのミュージカルっていうふうなのも
すごく好きな作品もありますし
とても優れた描写だと思います
ただそれだけではない他の選択肢があるっていうふうなのに
気づかされたっていうのが大きかったと思います
本当そうですよね
私も結構ミュージカル好きでいろんな作品を見るし
本当に頭から最後まで歌いっぱなしのミュージカルとかも
実はあるのに
なかなかどうしてもミュージカルに触れる機会が少ないっていうのが
大きいとは思うんですけど
ミュージカルのイメージみたいなものって
こういうものでしょうみたいなのが
なんとなく視聴者の方にあるのかな
視聴者というか自分自身にも含めてあるのかなって思うところで
そこに入江監督はヒーラーガールっていう作品で
これはどう見えますかみたいなふうに
ご提示をいっぱいされてるように思えて
本当ヒーラーガール
描くは描くは印象が違うというか
そこがすごく面白いなと思って見てるんですよね
ミュージカルっていうふうなのやはりディズニーも違うし
ドリームワークスも違う
舞台もあれば実写のミュージカル作品っていうふうなのもあって
それぞれに方向性であるとか
描写のどこに重点を置くかっていうふうなのは変わってくると思います
ですのでミュージカルとはこれであるっていう正解っていうふうなのは
観客一人一人の中
あとはミュージカルを作る人たち
それぞれの中にあるっていうふうに考えておりますので
じゃあ自分がそういうふうにミュージカルを作ろう
しかも12話にわたって21分くらいのエピソードを作れるってなった時に
やはりいっぱいいろんなバリエーションであるとか
09:00
いろんな表現であるとかっていうふうなので
幅を持たせたいなっていうのは最初の段階で強くありました
でそういうふうになった時に
じゃあどういうふうなところで幅を持たせるか
先ほどおっしゃられたいろいろな表現っていうふうな部分になると
これはちょっとまた話がずれてしまうかもしれないんですけども
ヘルシングって平野幸太さんの漫画ありますよね
あの中で
少佐でしたっけ
あ、メガネをかけた
あのキャラクターが戦争を始める時に
諸君戦争を始めようとか言って
雷撃戦が好きだ追撃戦が好きだ
何々は大好きだみたいな
そういうふうなのいろんな戦いを列挙するシーンがあったかと思います
あれを読んだ時に
あ、これはこれだけたくさんの種類っていうふうなのを提示するっていうふうなのは
まあ戦争ではなく
戦争ものとかロボットアニメではなく
ミュージカルでもそのくらいたくさんのバリエーションを
次々と打ち出していくっていうふうなのは
すごく表現のメソッドと言いましょうか
表現のやり方としてすごく正しいなって感じたんですね
あのページとかを見て以降
いろいろなお話を考える時に
いろいろなバリエーションっていうふうなのを
視聴者に投げかけていくことで
とても作品自体が面白くなるんじゃないかっていうのは感じました
っていうふうなのがあって
じゃあ今回のヒーラーガールで言うと
例えば1話ではカナのソロっていうのがまずありました
で2話の方ではソニアとカナのデュエットからのリア
師匠へのスイッチっていうふうなのがあった
で3話になると冒頭もそうですし
運動会のところもそうですし
いろんなキャラクターの掛け合い
で4話になると3人のこのコーラスユニゾンみたいな
そういうふうなので
エピソードごとに歌ってる人数であるとか
シチュエーションであるとか
そういうふうなのをいろいろ変化させるっていうふうなので
ひょっとしたら見ている人にとっては
そんな大きな差ではないかもしれないんですけれども
作る方としては明確に違うよっていう意思を強く持って
その違いっていうふうなのをエピソードごとに表現していければ
観客視聴者を飽きさせることなく
楽しませることができるんじゃないかなっていうふうに感じて
それでもしひらがるを見てエピソードごとに
すごいいろんな表現っていうふうなのを
感じていただけているのであれば
こちらの意図っていうふうなのは伝わったんだなっていうふうに感じておりますね
他の作品名をちょっと出して恐縮なんですけれど
例えばその自分が思いついた日本産アニメで書けるミュージカルの中に
例えばラブライブの劇場版であったりとか
最近だとレビュースターライトとかも
音楽と作品を掛け合わせているんですけれど
なぜかあれをミュージカルというよりかは
劇場版ラブライブは劇場版ラブライブだからみたいな
個別の感覚というかに留まるところがあった気がしていたんですね
12:03
それに対してほんとひらがるって
こんな手もあるあんな手もあるっていう見せ方のおかげで
すごく総合的なミュージカルアニメだって
ちょっと初めてという言い方は強すぎるかもしれないですけど
感じられず作品として新しいなってすごく思って
こんなふうに日本でもミュージカルがちゃんとできるんだよなっていうことに
すごく嬉しさを感じたりしていますね
ラブライブであるとかレビュースターライトであるとかっていうふうなのは
それぞれ作品ごとにこの方向を強く視聴者に届けようっていうふうなのがあるんだと思います
例えばラブライブで言うとキャラクターたちがアイドルとして
学園で歌を歌っていくそして学園の危機を救う
そして仲間との友情を深めていくっていうそちらの方のことがすごく強くある
レビュースターライトになると今度は謎を含めつつバトルをしつつ
キャラクターたちのそういうぶつかり合いであるとかっていうふうなのに歌を絡めるっていう
そういうふうなものがあってそちらの見せ場に相当するものっていうふうなのが多分強く印象付けられた
結果ミュージカル的な表現手段表現手法を使ってはいるけれども
ラブライブはミュージカルというよりはラブライブとしての大きな太い幹があると
そしてレビュースターライトの方っていうふうなのはミュージカルという形式っていうよりは
むしろ舞台であったりそういうバトルであったりっていうふうな
そちらの方を強く印象付けるというふうな形になっている
なった時にヒーラーガールっていうふうなのは医療行為っていうふうなのはあるんですけれども
必ずしも毎回病人が現れてそれを治療してっていうふうなのを繰り返しているわけではなくて
そうではなく主人公たちがヒーラーを目指しているっていう大きな部分はあるんだけれども
それ以上にキャラクター同士の関係であったりキャラクター同士が出会った人たちと
どういうふうなコミュニケーションをとっていくか
それ自体が歌ってはいないけれども癒される部分であったり
田舎に行ったりした時っていうふうなのは特に病人は出ていないんですけれども
でもエピソード自体が主人公たちも癒されるし
見ている人たちもこういう風景の中いいなっていうふうに思うっていう
そちらの方がメインになっているというふうになった時に
じゃあそういうふうなのをエピソードごとにやっていくってなった時に
正直レビュースターライトであるとかラブライブほどの
強い大きな軸っていうふうなのが見えにくい作品っていうふうなのは確かにその通りなんですよ
その辺は自分でもすごく感じていて
ただそういうふうな大きな太い軸っていうふうなのがなかったとしても
この作品全体を通して視聴者っていうふうなのがすごく癒される印象になる
15:00
見てて楽しいなもっと見たいなっていうふうなそういうふうな気持ちになるっていうふうな
そっちの方がメインな視聴者に対する湧き起こってほしい感情
湧き起こしたい感情っていうふうな部分になっておりますので
その辺でじゃあそれがどうしてミュージカル的な部分になるかっていうふうな話を
現時点で何か回答を出すとしたら
そういう太い軸っていうふうな分かりやすい明快な軸っていうふうなのがない分
全体として歌で楽しんでいるっていうふうになったら
ミュージカルっていう要素ミュージカル的な演出歌っていうふうなのが
一番結果的に一番前面に出るというふうな作用があるので
ストーリーラインとかいうよりも
ストーリーラインであるとかあとは大きな見際なんだろうっていうよりも
ミュージカルを見たっていうのが最前列になったんじゃないかなと
ただそれは作品として弱点でもあるんですけれども
ただこの作品においてはそれをやはり目指したいなというふうに思いましたので
結果的にミュージカルという印象になったのは狙い通りだなっていうふうには感じますね
すごい納得のいくお話ばかりで面白いなと思いながら聞いています
ちょっとここまでは監督のミュージカル感みたいなところを伺ってきたんですけれども
今回の先ほどからちょっとお話にも出てますけど
なぜミュージカルをやるにあたって医療っていうものを組み合わせようとされたのか
その着想の本作のストーリーの着想のきっかけっていうのを教えていただけますか
一番最初にミュージカルものがやりたいんだよというふうに
ユカワさんに
バンダイのプロデューサーそこにも出ていただいたことあります
ユカワさんに行った時に私が漫画を描いているハロウィンパジャマという作品を
ミュージカルで魔法少女的なものでミュージカルでやりませんかって言ったら
魔法少女っていうのはやっぱり今すごく多いし
特別感っていうふうなのは出しにくいんじゃないかな
ただミュージカルっていうふうなのは歌っていうふうなのはやはり
映像と歌アニメーションっていうのは映像と音ですから
その大きな柱としてミュージカルっていうふうなのは他でまだあまり手をつけていないから
それは視聴者にとってとても新しいものとして映る
魔法少女は新しいものではないかもしれないけども
ミュージカルっていうのは新しいものとして映るはずだから
その部分でミュージカルものとして何かお話を考えるのであれば
話に乗るよみたいな感じがあって
じゃあその時にどういうミュージカルにするべきかってなって
歌いながら何かをするってなったらマクロスであるとか
あとはシンフォギアであるとかっていうふうな
いろいろ作品を歌いながら何をしてるかなっていう
どういう作品があるかなってリストアップした時に割とみんな戦ってるんですね
またここに来て歌いながら何か敵を倒したり戦ったりっていうふうなのをやると
18:01
これまた魔法少女ものと同じでまああるよねと
じゃあそれ以外の選択肢って何だろうっていうふうなので
ゆかあさんと後はうーんっていうふうにやってポツポツと
歌いながら昔のファンタジーものでも何かありそうだよねみたいな
何か違うんだよねっていうふうな感じでやってゆかあさんの方で
何かこう歌でミュージカルっていうふうなのは
歌聞いたら気持ちよく癒されると言いましょうか
そういうふうな部分があるんで何か戦ったり倒したりではなく
歌を聴かせることによって劇中で相手それを聞いた人たちを癒すみたいな
そっちの方向の何か切り口ってないかなっていうふうなのを考えて癒す
癒すだけだとすごくハッピーな気分に幸せな気分になって
それってあまり見た目として分かりにくいんですよね内心の部分ですから
じゃあそうではなくもっと目に見える形のってなった時に
医療行為人を治すとか
そういうふうな怪我したのを人を治療するとか
そういうふうな部分であれば医療アニメっていうふうなのは過去にもありましたし
あとドラマとかでもあるから歌とそういう医療っていうふうなのは
今までこう合わさった作品っていうのはあんまり記憶にないよねというふうになって
そっちの方向で何か物語っていうふうなのを練り込んでいけば
面白く新しいもの観客の人たち視聴者の人たちっていうふうなのが今まで
体験したことのない見たことのないものになるんじゃないかなみたいなところで
そういうふうな流れで医療物と歌を合わせるにはどうしたらいいんだろうっていうところから話が始まって
話具体的なストーリーを詰めていく方向になったみたいな感じですね
そこから今のヒーラーガールに着地するまでの間がすごく気になるんですよ
やっぱり歌で人を治療するってすごくファンタジックなイメージというか
ホイミーじゃないですけどぽーっと光が灯ってみたいな感じに見えてしまいそうなんですけど
この作品ってすごく現実味もあってそこのすごいバランス感さじ加減があるからこそ
この作品がファンタジーものに分類されず日常ものとかそっちにある
もしかしたら自分の世界にもヒーリングっていう技術があるかもしれないって思えるところになってるのがすごいなっていうふうに思うんですよね
いやそこってどうやって考えていったんですか
医療とか癒すっていうふうなのと歌っていうのを合わせた時に
その段階で現実世界を舞台にするかファンタジー世界を架空の世界を舞台にするかっていう選択肢をまず行う必要が出てきました
ファンタジー架空の世界であったとしてもヒーリングで癒しながら歌うっていうふうなのはまあまあでもあまり他にもなかったねっていうふうなので選択としてはあったんですけれども
21:08
ただそこでファンタジー世界ではなく現実の
例えば普通に乗用車が走っていたりとか学校に通う生徒がいたりとか大人の人が電車に乗ったりとか
そういう空間の中でっていうふうなのが自分としてすごく作ってみたいというふうに感じたし
むしろファンタジー世界の中で歌ってすごくキラキラーとして人を治療するっていうふうなのは
まあ多分100人いたら勝ったりたくさんの人がそっちを選択するんじゃないかなと
そっちになるとそれこそありがちなものになっちゃいますよね
見たことある感じになっちゃいそうです
そうですね
ただそれに相当する作品っていうのはないほとんどないんですけれども
多分そっちの方が作りやすいだろうなっていうのは感じていたんですね
ただ現実世界のところで歌うっていうふうになると難易度はすごく上がるだろうなと
街の路地であるとか道端でいきなり歌いだすっていうふうなのは
言ってしまえばミュージカルがどうしても抱えている
こう笑ってしまうというかそんな歌うわけないじゃんという
フラッシュモブとかもある意味痛い部分
見ていて恥ずかしくなっちゃう部分っていうふうなのがあるんで
それをファンタジー世界だと緩和されるだろう解消されるだろうなと思いつつも
ただ現実の中でやるっていうふうなのは
なかなか他の人も手が出さないだろうと
ただ先ほどフラッシュモブは痛いとか笑っちゃうって言ったんですけれども
ただそういうふうな気持ちがあると同時に
やはりすごく感動的な気持ちになるっていうふうなのは間違いないんですよ
ですのでこういうふうなのでそういうふうないきなり歌いだすことで
最初驚いている人たちがやがて拍手をするっていうふうな
そういう流れっていうのはすごく素晴らしいなと思いましたんで
そうなった時にファンタジー世界ではなく現実世界っていうふうなのを舞台にして
ミュージカルをやる街の中でいきなり歌い出すっていうふうなのは
なんとか方法を見つけて実現し得るんじゃないかっていうふうなのは感じましたので
その辺でファンタジー世界ではなく現実世界でっていうふうなのをやって
なんとか頭を絞って絞って解決策を見つけることができれば
他の人が思いつかなかったような
こう見終わった後にこの手があったかこのやり方があったかっていうふうなものに
たどり着けるんじゃないかっていうのは感じておりました
まさにそこが本当に癖になるところですし
例えばカラスマチリオイの舞台が実在するとか
この世界にちょっと行ってみたいと思うし
行ける仕掛けをたくさんしてらっしゃるから
本当にどんどんどんどん話数を重ねるごとに
ハマっていってしまうなっていうふうに思う作品なんですよね
ただですねカラスマチリオイのモデルになった社養館であるとか
24:00
青森県の社養館であるとか
それ以外の聖石桜が丘っていうふうなのは何かこう
聖地巡礼であるとかそういうふうなのをしてほしいなっていうよりは
自分の中で作品の中で具体的な
姿っていうふうなのを自信を持って表現するために
全く一から架空の都市を作るのではなく
現実にあるところをモデルにすればその部分のリアリティと言いましょうか
その部分の作品の中映像の中での現実味
本当にそこにそういうふうなのがあるんだよっていうふうなのを
作り手として安心できる提供したときに自信を持てると
いうふうな部分で実際にある空間であるとか
建物であるとかっていうふうなのを使ったっていうのがありますね
それが結果的にこういうふうな社養館があるなら
ちょっと行ってみたいな舞台があるなら行ってみたいなっていうふうなのは
もうあくまで見た人たちの行動力
瞬発力の部分なのでそれはもう実際に
関西のほうからバイクで社養館に行ってる人から青森まで
かけて行ったりとかそれ以外のもっと遠隔地から
いろいろな手段で社養館を訪れているっていうふうな人たちを見ると
その行動力に本当素晴らしいなと思うし感覚するし
もう本当それ自体はそういう視聴者の人たちの
パワーだなというふうには思いますね
本当にそういう熱心なファンの方がいっぱいいる作品だなということも思ったので
この番組こうやってインタビューさせていただくときに
リスナーの方から質問を寄せていただいて
監督に直接答えていただけるときはお願いしたいというふうにしてまして
今回質問を募集させていただいたので
ここからリスナーからの質問を基に
作品をちょっと深掘りしていきたいなと思っています
本当にこういう質問がいっぱい来まして
どうしても読めない方もいるかなと思うんですけれども
できるだけ読ませていただきますね
それじゃあまずはお一人目お願いします
まずはマヤギスさんからのお便りです
ヒーラーガールは各回で違う魅力があるのがとても面白いです
特に3話は歌いながら話が進んでいたのがとっても楽しくて
この回で完全にヒーラーガールの魅力に取り憑かれました
ミュージカル部分では歌とお話のセリフを合わせていて
尺が決まっているアニメでは作るのが難しそうに感じました
ヒーラーガールを制作していて
監督が特に難しいと感じた部分はありますか
レイミちゃんのヘアスタイルがポニーテールやお団子でまとめていたり
オールバックになっていたりと話数ごとに結構違っていて可愛らしくて大好きです
この場面ではこういう髪型にしましょうとかは監督が考えているのでしょうか
はいありがとうございます
いや第3話に取り憑かれた人多いんじゃないかなというふうに思いますね
27:04
まさか歌いながらって言っても
これ作品見てない人はどんな感じなんだろうなと思ってますでしょうし
まさかこういう進み方をしているだろうとも想像できないんじゃないかなという感じだと思うんですけれども
ちょっとミュージカルの作る工程みたいなところかなと思います
監督が特に難しいと感じたところとか教えていただけますか
はいまずマヤギズさん3話をとても気に入ってくれてありがとうございます
あのエピソードはやはりキャストの方たちも収録であるとか大変でしたし
音響監督の郷さんも歌ではあるんだけれどもやはりセリフでもあるということで
その再配っていうふうなのがすごく熱心にされて
とてもいい結果になったなと思っております
でミュージカル部分でこう作る時の大変さに関してなんですけれども
結構あの尺が決まっているっていうふうなのは確かにあるんですけれども
本作割とこのミュージカル部分をどのくらいの尺にするっていうふうなのは
現場の判断である程度自由に
1エピソードが21分くらいその中で収まっていれば
まさか21分以上の歌い続けるような1曲みたいなのは存在しないんで
例えばあるエピソードの中でこのシーン歌いますってなった時に
その尺っていうふうなのが他のシーンのセリフであるとか
物語っていうふうなのを圧迫しない程度の尺であれば
それが1分だろうが5分だろうがバランスとして調整は可能であったというふうなので
尺は決まって結果的には決まっているんですけれども
ある程度作品のキャラクターの感情であるとかお話を伝えるための
ベストな尺っていうふうなのをこちらで選択できたっていうふうなのはありますね
ただその中でそのシーンでのセリフそのシーンでの歌詞であるとか
そのあたりをどういうふうに曲に載せていくか
歌が先なのかそれとも絵が先なのかっていうふうな選択っていうのは
話数によっていろいろと変わってきました
歌の方を先行したものもありますし
絵の方を先にこんな感じですっていうふうなのをやって
曲を作ってもらって絵の方を微調整してっていういろんな作り方で
一番ベストなシーンになるように選択がなされて作っていったっていうのはありますね
フレキシブルだなってすごいなと思う部分と
管理がすごく大変じゃないかなと思う部分
大変だったと思います
特に音楽周りの人たちはエピソードによって
例えば3話で使う予定の曲を前倒しで1話でメドレーとして使ったりっていうふうなのを
運動会でそのグッズをソニアが取ったなーらとかいうふうなのは
30:03
結構いろんな話数でも使っていたりしますし
というふうなのがあるので
全部を使うのかそれとも部分使うのか
その部分で使ったところに
違う歌詞を載せるってなったときに
その歌詞をフルで作る必要があるのか
どのくらいの長さが必要なのかっていうふうなのが
かなり複雑に込み入った感じになっているので
音楽周りの管理をする人たちはかなり大変だったとは思いますね
こちらはこういうふうな感じでやりますか
やりたいですっていうふうなのを投げて
通らなかったら他の手段を考えようっていうふうに考えていたんですけれども
大抵通ってしまいました
しまいましたって言ったら通していただけましたので
すごく理想とする形
ここに歌を作りたい
ここで歌わせたいっていうふうなのが
かなり話数を行ったり来たりしながら
曲が上がるたびに
こういう曲であればここのところにも使いたいっていうふうな感じで
結構自由に
作ることができたなっていうのは感じていますね
なんかお話ぶりを聞いているとすごく監督は
質問は難しいと感じたところと書かれてましたけど
楽しい作業だったのかなと思いながら聞いてますけど
そうでもないのかな顔が
そうですね
険しい
え?険しい?
お顔が急に険しくなったように見えたので
難しい部分っていうふうなの
なんかあったかなっていうふうに考えたときに
全く自分自身もミュージカルものを作るっていうふうなのが初めて
ミュージカルはたくさん見ていたし
歌のレッスンとかで歌うときにはこんな感じだなっていうふうなのを
少しずつ勉強はしていったんですけども
実際に映像作品として作るのは初めてでしたんで
何が難しいかすらわからない状態
こういうふうなのをやったときにどれだけ大変なことを
作曲家さん作詞家さんそれを管理する人たちに
強いることになるのかっていうふうなのを
全く知識としてない状態で作っていきましたんで
難しいこと
これやると超大変だろうなっていうふうなのは
あまり考えずにできたっていうのはあります
ただ映像を作るときにやはり歌詞に口を合わせたりとか
歌ってる最中は止め口ばくでずっとやるわけにはいかないので
通常の会話シーンよりは動かすことになるだろうな
っていうのは感じていたんですけれども
多分ミュージカルものでなくても
例えばバトルものであるとかロボットものであるとか
それこそアイドルものであるとかってなったときに
その作品の中で一番大切なところに
労力、カロリーっていうふうなのを追加さなきゃいけないっていうのは
どの作品でも必ずあるものだと思いますから
その部分で大変にはなるけれども
この大変さは
この作品にとっては必要不可欠であるというふうなスタンスでやっていったので
33:05
その部分の大変さは読めたんですけれども
ミュージカルで音を作る音楽をどのくらいたくさん作るっていうふうな大変さは
読めない分言ってしまえば好き放題やらせていただいて
多分それを受け取った人たちは
とても大変だったとは思いますが
実現、現実のものとして実現してくださったのは
本当ありがたいことだなと思います
そんな気を回しすぎたらね
素敵な作品、面白みのあるものっていうのはできないものですから
新しい作品がだからできたんだなっていうのをすごく思ってます
特にミュージカルアニメーションを作ることに
もっと詳しい人が近くにいたら
止められてたかもしれない
っていうふうなストップが入った可能性はあります
そこはこうそうしたということにしておきます
幸いにして日本国内でこれだけミュージカルっていうのを
迷わすっていうふうな作品はそんなになかったので
っていうのはありますね
で、レイミのヘアスタイルに関してなんですけれども
これは作品の中で実はある一定の法則がありまして
その法則にのっとってレイミの髪型っていうふうなのが
変わっていってますので
その法則が何なのかっていうふうなのは結構発見して
割と簡単に見つかるとは思いますけれど
っていうふうなのは答えとしてありますね
分かりました
見ていかないと
あとちょっとこの見た目のビジュアルの部分出たので
合わせて聞きたいなと思ってるんですけど
衣装の質問もちょっと来てまして
カラスマ診療所はちょっと聖火隊っぽいイメージとか
本坂治療院は巫女さんみたいなイメージなのかなと思ったんですけど
あのあたりの制服のデザインとかっていうのは
どういうイメージで作られたんですか?
カラスマ治療院の服を考えるときに
全く他に前例がないと言いましょうか
アイドルのグループであれば
多分たくさんの作品が作られてますから
それとかぶらないように
だけれども作品ならではの
独自性を持った衣装という風なのが
アプローチの仕方としてあると思うんですけども
じゃあ医療行為であるという風になったときに
先に思いつくのは看護師さんの服装であったりとか
歌を歌うという風になると聖火隊であるとか
そういう風なので
あまりアイドルの人たちが着ているような装飾が多いものっていうのは
医療の現場になかなか合わないだろうなという風になって
そうなると医療現場に合うような装飾が少ない
だけれどもこの作品で適した
この作品ならではの
それを見たら一発でこの作品と分かるようなシルエット
そういう衣装って何だろうって考えたときに
最初いわゆるナース服と言いましょうか
看護師さんが着ているような服装を考えたんですけども
あれはもう機能備の最たるものなので
アニメーションで見たときに
36:00
そんなに面白いシルエットを作ることが難しいなと考えたんですね
そうなると選択肢としては聖火隊の方の服装になるだろうな
聖火隊関係の色々な服っていう風なのをネットで調べたときに
やはりある一定の機能備
機能的なものっていう風なのがあるなっていう風なので
動かしたときの面白さっていう風な
そもそも聖火隊ってそんな動き回るものではないので
動かしたときの面白さっていうよりは
ずらっと並んだときの総合さであるとか
規則正しさの方が優先されてるなと感じたんで
何かでももっといいアイデアないかなって考えて
そんなときに天使にラブソングをっていうミュージカルが
舞台のミュージカルですね
それの動画をYouTubeで見たときに
すごくいろんなバリエーション
基本的なシルエットは今回のヒーラーガールのカラスマ治療院の
ああいうヒラヒラとした感じの大きなドレープと言いましょうか
そういう風なローブ的な部分なんですけれども
袖があったりつながっていたり
あとスカート状のものがあったりっていう風なので
バリエーションを出しつつも
身振り手振りをしたときのひるがえる袖口の
ふわっとした感じ
ふんわりとした動きっていう風なのが
すごく舞台上で映える
多分舞台上で映えることを考慮して
作られたデザインだという風に感じて
この方向であればアニメーションにしたときに
そのシルエットの変化であるとか
動きとか揺れ戻しっていう風なので
視覚効果っていうのはとても高くなるんじゃないかという風なので
カラスマ治療院の服装っていうのは
その方向でまず決めましたね
ほの坂治療院のソニアたちの服装に関しては
カラスマ治療院と被らない方向で何かないかなと
いう風に考えてスケッチをいくつかしたんですけれども
そんな中でほの坂治療院っていう風なのは
おばあさん先生がやっているということで
洋風なものっていうよりは和風な方に
振った方が面白いんじゃないか
カラスマ治療院とも被らないし
っていう風になったときに神社で
かぬしさんとかみこさんであるとかが
着ている服装っていう風なのを見て
これをアレンジすれば
かなたちと同じように袖口のたもとと言いましょうか
あれのひるがえりであるとか
いう風なのの面白いシルエットになるだろうし
普通に立っていてもその袖口
かなたちの服装もそうなんですけれども
袖口の折り返しとかの面白い服装になるだろうし
他の作品とも被らない感じになるんじゃないか
っていう風なので
じゃあほの坂治療院の方はそういう風にしようみたいな
現状その2つの
カラスマ治療院とほの坂治療院の2つが
メインに出てきておりますので
39:00
おそらく他の治療院があったとしたら
また違う服装っていう風なのがあるんだろうな
っていう風な形で
治療院ごとに違う服装にしたっていう感じですね
当番組の新番組あおたがいっていうやり方を
してるんですけどその時に男のヒーラーはいないのかな
みたいなコメントが来てて
でも仮面試験で男性いるじゃんと思ってたから
男性の制服どんなんかなとかもちょっと思ったりしますね
男性のヒーラーが仮に出てきたとしたら
カラスマ治療院では女の子しかいないんですけども
何かのきっかけで
カラスマ治療院に男性のヒーラーが来た場合
やはりカラスマ治療院では
あれとカナたちと同じローブ的なものを
着ることになるだろうなと
ただカナたちの服装とリアの服装っていう風なのは
ちょっと違っておりまして
大人が丈が長い
タッパがある分身長がある分
リアの服装っていう風なのは
膝下まで大きく隠れるような
長い服装になっております
ですのでそれに合わせて男性が来た場合も
あまり足は出さない感じになるんじゃないかと
いう風には考えてますね
それこそ天使にラブソング王の舞台では
いろいろなバリエーションがありましたので
その中の男性向けみたいな
かつカラスマ治療院との縫い方と布と
そんなに変わらないような
そんなのを着ることになると思いますね
次の質問を読ませていただきます
お願いします
続きまして金猫さんからのお便りです
ヒーラーガールは
毎回物語に沿った挿入歌が使用されていますが
曲作りについて
作詞の松井陽平さん
作曲編曲の高橋涼さんとは
どのように打ち合わせをされたのでしょうか
またエピソードなどもあれば教えてください
作画について今のところ
一人第一原画界が多いですが
作画陣を育てるという意味合いもあっての
体制なのでしょうか
入江監督が日頃行っている
アニメーション制作について
アニメーターの立場を向上させる活動を
このヒーラーガールに
どのように取り入れたのか
お聞かせください
続きましてアニメ様ファンさんからのお便りです
いつもヒーラーガールを楽しく拝見しております
今のところ全話数の絵コンテンツが
入江監督で一人原画の話数ばかりです
現在の日本商業アニメの
一般的な作り方とは少し違う気がしますが
具体的にどこが違うのでしょうか
またその制作体制を
整えることができた要因がありましたら
ご教授ください
ありがとうございました
まず松井さんと高橋さんに
曲と詩という風なのを作っていただく
その打ち合わせに関してなんですけれども
まず脚本から歌になる
42:01
歌唱するシーンという風なのを
ラフコンテで私は起こしました
その段階で既存のいろいろな
オリジナルミュージカルの曲であるとか
ポップスであるとかという風なのを
そこにはめ込んで
一つのミュージッククリップ
ミュージックビデオのような感じ
それがミュージカルシーンになるような感じの
ライカリールと言いましょうか
ラフコンテを作りました
それを高橋さんと松井さんにお見せして
大体こういう風な展開のシーンになります
仮の曲ははめていますけれども
曲としては全く違うものにしてください
歌詞も例えば日本人が歌っていたりとか
英語の曲があったり
いろいろな曲があったんですけれども
歌詞とかも無視していただいて
このシーンで伝えなきゃいけない歌詞
このシーンで盛り上がるような曲という風なのを
作り直してください
あくまでこれはこのシーンに
こういう風な曲を付けたら
どういう風な印象になるかという
シミュレーションするためだけのものなので
という風なのでお見せして
曲を作っていただいて詞を付けていただいて
という風なそんな感じの流れでやりました
というのが絵を先行したシーンですね
そうでなく曲を先行したシーンに関しては
もうこれはたくさんアニメが作られていく中で
オープニング曲というのは
1分30秒というのが決まっているので
曲が先にあったらそれに絵を付けるという風なのは
そんなに珍しいことではないので
そっちのものに関しては通常通りの
こういう曲なんだな
じゃあこういう風なカット割りにしようみたいな
形にはしていきましたね
ただやはり先にこっちでラフコンテを作ってという方が
割合としては多かったなという風になっております
一人作画一人原画に関してなんですけれども
たまたま今回はそういう風にした方が
作りやすいと言いましょうか
ようなそういう風なスケジュール感だったので
それを選択したと
人を育てるという意味合いもあっての体制なのでしょうか
という風にご質問があるんですけれども
例えば一人で1エピソードの原画を
作画を全部やったことによるメリットという風なのはあります
ただそれが全てではないしそれが最高ではない
例えば10人の原画マンで作って
エピソードを作画するという風なことによる
メリットという風なのもあります
例えば一人でやった場合は
その人がそのエピソードの中で
全てを管理することができる
どこに重点的にあるか
どこをカロリーを減らすかという風な管理もできるし
それを対応する制作の人というのも
そんなに多く人数が必要ではなくなるという風な
メリットがあります
ヒーラーガールでも例えば序盤のあたりは
少ない原画マンで特にやっておりますので
制作振興の名前という風なのも
45:01
2人くらいにしかなっていないという風な形
という風なメリットがありますが
例えば10人の原画マンでやった場合
それだけたくさんの人が
1つの作品に関わることによって
いろんな人が参加するメリット
新人も参加することができるし
ベテランの人も参加することができる
ひょっとしたらまだ技術的には未熟な人も
1本丸ごとではなく10分の1の量であれば
そこで自分の力を向上させていく場になる
という風なメリットがありますので
人を育てるという点からすると
どちらもメリットがある
どちらでもやり方としてあり得る
ただ今回はたまたまそういう風な1人で
多くのシーンを担当する
1エピソードを全部担当するというのを選択した
という風な感じですね
たまたまだったんですね
作品にミュージカルというところもあって
1人に委ねた方が相性がいいとか
そういうところもあったのかなとか
勝手に思ってたんですけど
それに関しては特にミュージカルだから
という風なのではなく
例えば1人に任せた方が
エピソードとしていいものになるという風なのは
ミュージカルに限らないと思いますね
例えばその1エピソードの中での
恋愛ものだったとしたら
全ての20分の中でのキャラクターの
感情の流れという風なのを
1人の人がコントロールしたりすることによって
統一感という風なのが生まれますから
ロボットアニメであろうが
格闘者であろうがという風なので
ある種の流れの統一を
1人で管理することのメリットというのは
どのジャンルであったとしてもあると思いますね
ありがとうございます
それでは続きまして
ひひさんからのお便りです
カナたちがヒーリングを行うときのシーンは
作画と歌唱がうまく合わさっていて
各話のテーマに沿って演出を変えていて
毎回楽しみです
ヒーリングシーンはカナたちの成長に合わせて
グレードアップしていくのでしょうか
今後のヒーリングシーンの見どころなどありますか
現実描写とヒーリングのシーンの切り替えがスムーズでないと
違和感が出ると思います
本作では非常にうまく
ヒーリングシーンに映っているように思えるのですが
演出上で気をつけていることがあればお聞かせください
毎回チャレンジングにミュージカルに
いろんでいる感じがしています
特に第3話お掃除ランランランでは音程をつけて
伴奏なしでセリフを言うシーンが印象に残っています
歌唱に映るのかと思ったらずっと無伴奏
試験結果を待つ緊張で変になっている3人という
演出意図だろうかと思ってみたりしました
この無伴奏のセリフの演出の狙い
あるいはアフレコ時のこぼれまだしがありましたら
お聞かせください
ありがとうございました
かなたちの成長に合わせてグレードアップしていくか
というふうな部分なんですけれども
今後どういうふうなヒーリングシーンがあるかに関しては
本作はオリジナル作品なので
48:00
見てのお楽しみというふうな感じになりますね
その次の現実シーンから
ヒーリングシーンに入る切り替えに関しては
これはやはりとても気にしながら
やっていかないといけないなというのは
当初から感じていました
やはりいきなり歌い始めることの違和感というふうなのは
すごく強く誰でも感じると思いますので
そのあたりは歌ごとにシーンごとに
こういうふうな形でスムーズに入ったほうがいい
いきなり入ったほうがむしろいいというふうなのを
いろいろ選択しながら選んで表現していきました
最後のお掃除ランランランの3話の部分なんですけれども
これはおっしゃる通り緊張で変になっている3人
というふうなのが意図としてあるんですけれども
試験結果で緊張した結果
どういうふうな表現で
本作ならではの表現があり得るか
具体となってもひたすらダウンしてしまって
運動会とかもヘロヘロのまんまみたいな
表現方法もあったかと思います
それ以外もあったかと思います
ただそんな中で本作でないとできない
ヘロヘロな感じっていうふうなのは何だろう
ってなった時に歌い続けてしまう
声発声 会話 喋りっていうふうなのが
全部節がついてしまうっていうふうなのが
本作ならではのヒーラーならではの表現として
できるんじゃないかっていうふうなのがあったので
あえてそういうふうなのを選択したっていうふうな感じですね
方針状態がああなんだっていうのすごく面白かったです
なかなか多分他の作品ではやらないできない
表現方法だと思いますので
何かすごくヘビーなことがあった時に
もうひたすらダウンしてしまって
運動会でもヘロヘロになって走れないとか
いうふうなのは他の作品でもできるだろうと
ただ本作でないとできない
他の作品ではできないことってなった時に
もう全部会話を歌ってしまうと
節がついてしまうっていうのは
これは本作でないとできないだろうっていうふうなので
選択した感じですね
3話のところの節がついているのって
あれは演者さんのアドリブなんですか?
基本的にはアドリブですね
ポニアが歌い出すところからは
作詞で作曲された楽譜がついているシーンになっていますけど
それ以前のところっていうふうなのは
大体この時こういうふうな気持ちなので
それを感情に乗せて節をつけて
歌うように喋ってくださいっていうふうなので
何回かテストをしながら
もうちょっと歌う感じとか
もうちょっとセリフとして残す感じ
っていうふうなのをやりとりをしながら
かつ既存の曲をなぞらないように
っていうふうな感じで
アフレコの段階で
アドリブといって間違いないでしょうね
そういうふうな形でやってもらいました
演者さんたちどうでした?
楽しげだったのか悩ましげだったのか
絶対そうだけど楽しそうです
51:00
なかなかやはりそういう機会は普通ないので
かなり悪戦苦闘はされていたと思いますけれども
やはり徐々につかんでいって
いい形で楽しんでやってくださったなと思いますね
本当楽しいエピソードに出来上がっていたと思います
大好きなマッスーです
ありがとうございます
本当にたくさんの質問をいただいていたんですけれども
次で最後にさせていただこうかなと思います
お願いします
続きましてかんぱんまんさんからのお便りです
ヒーラーガールは実況コメンタリーとともに
毎週楽しんでいます
歌の持つ力をまっすぐに突き詰めることが素晴らしいです
いくつか質問したいことがありお尋ねします
まずヒーラーが歌っているときに見えるイメージは
かなり自由に設定できると思いますが
逆に何でもありだと難しいと思いました
どういうところからイメージソースを演用しているのか
あるいはこういう表現は避けようといったルールのようなものは
あらかじめ定めていらっしゃいますか
そして日常シーンの多い作品ですが
実際に食事をするシーンは省略されていることが多く
やはり作画カロリーを減らしたり
演出的なメリハリをつけるための工夫だと思います
他にもこういう作画や演出の工夫があれば教えてください
最後にアニメーション監督として
またジャニカ代表理事としてお多望な中
ヒーラーガールの実況コメンタリー動画をアップされるなど
アニメ演出の啓蒙に励まれており素晴らしいです
ハロウィンパジャマは偶然コミケで同人誌を買わせていただいてから
クラウドファンディングも多少ながら応援させていただきました
現在ハロウィンに向けて短編を制作中とのことで
同型の至りです
ぜひまた何らかの形で応援させてください
再度のクラウドファンディングなどの計画はありますか
どうぞよろしくお願いいたします
はい、ということで
ジャニカ日本アニメーター演出協会ですね
の福里城伊礼監督お務めになられているという背景もあって
こうやってアニメーターの育成についてとか
熱心な質問もたくさん来ていたんだなと思うところです
はい、かんぱんまんさんからの質問
まず一つ目はさっきの質問にもちょっと続けるところがありますね
イメージ空間のイメージソースとか
どういうふうに考えられていましたか
はい、イメージ空間に関しては
いろいろな風景、いろいろな状態っていうふうなのを
盛り込むことは可能だと思います
ただ現時点ではある一定の描写にとどめているという形にはなってますね
このあたりは最終回まで見ていただいて
イメージシーンというふうなのを振り返っていただけると
その意図というふうなのを察していただけるかと思うんですけれども
やはりある一定の法則というふうなのが
ヒーラーのイメージの中にあってほしいと思いましたし
54:04
それは視聴者の人たちというふうなのが
目に映ってもう0.1秒でどういう状態であるというふうなのを
理解してもらえるように
そういうふうなのを選択しているというふうなのがありますので
ある一定の意図を持ってそのシーン
そのイメージシーンの描写を選択しているというふうなのは
現時点で言える感じですね
食事のシーンに関しては
例えば6話では食べるシーンという
食べるカットというのを作っていたりしているんですけれども
5話ではいただきます、ごちそうさまというふうにすぐやっています
そのあたりはそのエピソードの中で
食事をするというふうなのがどれだけ必要か
意味があるかというふうなので
食べたり食べなかったりというふうなのを
チョイスしている感じですね
作画を省略するからというよりは
そのエピソードの中で
食べることが何か重要なキーになっているのであれば
もちろん食べさせますし
そうでないのであれば
その食べている時間というのを
他の描写に尺を使うというふうな形で
選択しているというふうに
そういうふうにすることで
エピソード自体のリズムとかテンポというのは
コントロールできるかなというふうに感じておりました
尺画や演出の工夫があればということですけど
今後の見どころというか
ここには着目してみると面白いかもみたいな
アドバイス的な意見もぜひ教えてほしいですね
尺画や演出に関して
本作ではやはり歌っているシーンというふうなので
口パクを合わせたりとか
歌っている時にどういうふうな振付をするというのが
重要になってくるんですけれども
アイドルアニメだと例えば振付というふうなのが
明確にあったりする
それに対してヒーラーのシーンというふうなのは
そういう明確な振付というのは存在しない
だけれどもただ立って歌っているだけでは面白くない
となった時に
どういうふうな身振り手振りをすることによって
そのシーンがより引き立つものになるのか
というのは常に考えてやっていましたね
例えばソニアがカナに歌う時に
まぶたのところに手を添えて
それは歌詞にもリンクしているというふうなので
ソニアの気持ちであるとか
優しい感情というふうなのを表現できると
思っておりますし
他のエピソードでも歌詞にリンクした身振り手振り
というふうなのを心がける形で
絵を作っていくというのはありました
そして最後ですね
ハロウィンパジャマもお読みになっていただいている
というところで
入江監督のとてもファンの方なのかなと思いますけれども
いかがですか
最後のクラウドファンディングなどの計画は
という期待をされているそうです
まずハロウィンパジャマに関しては
今今年のハロウィンに向けて
5分6分くらいの短いものを作っているんですけれども
57:01
ハロウィンパジャマに関しては
完全に自分で好きにできる
私専用のおもちゃみたいな感じがありますので
そこでコントロールできるところで
今後もいろいろやっていきたいな
というふうに考えております
ただクラウドファンディングに関しては
今後は例えば長い尺の作品を作るときに
どこかのメーカーさんと組んで
お金を調達して
さらにプラスアルファとして何か
さらに盛り込みたいというときにはするかもしれないけれども
クラウドファンディングだけで
ハロウィンパジャマを今後やるというふうなのは
今のところは考えていないところですね
とはいえ今後もいろいろやっていければ
というふうに考えていますし
ハロウィンパジャマというふうなのは
ミュージカルというふうなのをアニメーションでやったら
どうなるだろうというふうに考え始めて
実現するための階段の一つ
一歩目に相当する作品だったと
今でも考えておりますので
このあたりでとてもこれからも
大切な作品として作り続けていきたいと感じていますね
イリア監督のツイッターとかをたどると
Amazonでね 購読して読むことができるんですよね
なので気になる方はぜひぜひ
ヒーラーガールの一つの
とっかかりになったような作品ですので
手に取っていただけると良いかと思います
ありがとうございます
ちょっと後半どんどん駆け足になってしまって
申し訳なかったですけれども
たくさんの質問をお寄せいただき
皆さんありがとうございました
ということで
ここから第7話から後半に入っていくのかなと
思うんですけれども
ヒーラーガールの今後の見どころというところで
このインタビューを締めたいかなと思うんです
伊礼監督今後の見どころ
そしてファンの皆さんにメッセージをお願いできますか
今後7話からのエピソードっていう風なのは
これまで以上にキャラクターたちの
いろいろな面であるとか
いろいろな歌であるとか
いろんなシーンっていう風なのを
描いていくことになりますので
1話から6話以上に楽しめる内容になると思いますので
ぜひお楽しみに
毎週待っていていただければと思います
これまで見続けていただいた方は
7話からのエピソードっていう風なのを見て
さらにこの作品を好きになっていただけると
考えておりますので
その部分楽しみにしていてください
よろしくお願いします
はい
たくさんのお話をお聞かせいただき
本当にありがとうございました
後半も楽しみに視聴していきたいと思います
というわけで今回は
ヒーラーガールの入谷康裕監督に
お話をお伺いしました
入谷監督ありがとうございました
はい
ありがとうございます
そこあに
そこあにサポーターズ募集
そこあにの運営を応援していただくサポーター制度
そこあにサポーターズ
1週間1ヶ月のチケット制で
応援していただいた方のお名前を
番組内でご紹介いたします
1:00:01
好きな作品の特集に合わせての
スポット応援も大歓迎
チケットはそこあに公式サイトから
ご購入いただけます
サポーターの皆様には
毎週特典音声そこあにサイドBをプレゼント
お送りしてまいりました
そこあにです
入谷監督ご協力いただきまして
本当にありがとうございました
ありがとうございました
いやー楽しかったです
聞きながら込み上げる思いもあって
すごくいい取材でした
はい
なんとなくお察しの方もいるかもしれないですけど
私結構ヒーラーガール
公式的な文章いろいろ書いてまして
サイト内にある文字のあたりとか
あとはパッケージになるときのお手伝いとかも
ちょっとさせていただいておりまして
そんなご縁でね
今回入谷監督に再会して
もうこうなったらお願いするしかないなという
取材に行って取材の依頼をするっていう感じでね
いいですね
でもまあいい流れだったんじゃないかなと思いますし
本当に今期の中では
意外とまだ見てないという人も
多い枠なんじゃないかなと思うし
それで言ってお勧めしたい作だったので
とてもいい機会になったんじゃないかなと思っております
音楽好きな方もね
今後ラムスチーアニメ知りたいという方にも
まだ間に合いますので
見ていただければいいなと思っております
というわけで来週の特集をご紹介します
来週の特集は
新ウルトラマン特集です
はい
だいぶ毛色が変わって
しかもそこ兄ですけれども
特撮もねたまにはやったりしますので
話題作ですから
いろいろなご意見ご感想あると思います
コメントお寄せいただければと思います
コメントの宛先は
sokoani.comまで
メニューバーにあります投稿募集から
お待ちしております
ヒーラーガール特集は
たちぎれせんこうさん
おおめいざいだんさん
まきさん
よるさえあればいいさん
bさん
にわっちさん
つねしんさん
ふくさん
めがねぞくせいのっとイコールまけぞくせいさん
たけさん
ひひさん
あびまるさん
あのくももってかえりたいさん
きんねこさんのサポートにてお送りいたしました
サポーターの皆様には
毎週アフタートーク
そこあにサイドBをお届けいたします
今週もサポートありがとうございました
それではまた次回お会いいたしましょう
お相手は私なせひとみと
米林あき子でした
1:03:55
そこあにはホットキャストウェーブの制作でお送りいたしました
01:04:00
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