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2024-12-29 45:10

そこあに「ライジングインパクト」特集 #868

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「そこあに」868回目は、「ライジングインパクト」特集です。 原作は、鈴木央によるマンガ。1998年〜2002年週刊少年ジャンプにて連載。既刊17巻。 アニメ版は監督 難波日登志、脚本 土屋理敬、キャラクターデザイン 押 […]
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ディープじゃなく、そこそこアニメを語るラジオ、そこあに。
そこあにー。
そこあにも、年内最後の配信となります。
はい。
今年も1年、ありがとうございました。
今年といえば、YouTubeを本格的に始めた年となりました。
YouTubeのチャンネル登録、そして高評価のご協力、よろしくお願いいたします。
はい。ということで、いきましょう。
今日の特集は、
ライジングインパクト特集です。
監督のナンバー・ヒトシさんをお迎えして、お話をお伺いします。
今回は、ライジングインパクトのナンバー・ヒトシ監督にお越しいただきました。
ナンバー監督、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。ナンバーです。
はい。ライジングインパクトは、ネットフリックスにて、
2024年6月22日よりシーズン1、8月6日よりシーズン2が配信されて、
全26話が視聴できます。
今回はですね、今年最後のソコアニ配信というところで、
ぜひ長期休み、冬休みの期間に見てほしいアニメとしてもお勧めしたくて、
本作を特集することにしました。
というところで、前置きはさておき。
ナンバー監督、お久しぶりです。
お久しぶりです。本当にご無沙汰しておりました。
本当ですよね。ソコアニに出ていただくのは本当にお久しぶりで、
またこうやってお話、お伺いできるの嬉しいです。
こちらこそ取り上げてもらえる作品を作れたんだなという実感が湧いてます。
お声掛けしたい、したいと思いながら、
作品がどんどん進んでいくこの時代という。
本数多いですからね。
相変わらず減ることがない業界になってしまいましたが、
お願いいたします。
相変わらずナンバー監督、止まることなくお名前をお見かけするので、
さすがだな、ベテランだなと思いながら応援しております。
ありがとうございます。もう働かざるもの食うべからずでやっておりますので。
はい、というところでですね、早速ライジングインパクトのお話聞いていきたいなと思うんですけれども。
ライジングインパクト、まずこの原作がですね、1998年から2002年まで
週刊少年ジャンプで連載された漫画作品。
ちょうど私も中学生とかでジャンプっ子だった頃で、
自分が漫画で読んでいた作品だと思いましたし、
これがまたこの2024年の今アニメ化されたというのは驚きでもあったんですけれども、
どういった経緯でこれがアニメ化になったのか、
またナンバー監督がどんなタイミングでこの本作に参加されることになったのかというところからお話聞いてもよろしいですか。
ライジングインパクトがなぜ今っていうところは、私も詳しくはわからないところなんですけれども、
仕事をいただいて受けたという形になるんですが、
実際にあの、連載中の漫画も自分は読んでまして、面白い作品だなと思いながら、
03:00
途中で終わってしまったりとか、途中でまた復活するような不思議な漫画で大好きだったんですけれども、
急にアニメ化するっていうお話をいただいたのが、自分が2021年ですね。
ちょうどその前の作品で、トムちゃんは女の子っていう作品の監督をやらせていただいてて、
そのシナリオを作ってる途中で、次回作はこれどうっていう風に振っていただいたのがきっかけなんですよ。
もともと、だから先ほども言いましたが、読んでもいて興味もあったし、
フォーコンモノも最近自分はやってないな、ちょっとやりたいなみたいな欲もあったりして。
で、その時にレイディウスの社長から、ライジングインパクトを作る時の座組として、
キャラクターデザインは丑山さん、シリーズ構成、メイン客ホームは土屋さんをお願いする予定だっていう話を聞いて、
もうこの二方と仕事ができるんだったらありがたいなと思って、
ぜひやらせてくださいとこちらからお願いした感じですね。
丑山さんって私もすごく大好きで、
本作品では、これもネットフリックス作品ですけど、悪魔デザインとか結構気楽なお仕事もされる方が、
ライジングインパクトみたいな王道少年漫画のキャラクターデザインって確かにすごい惹かれるものがありますし。
土屋道次郎さんは結構コンモ作品とかそうですよね。
コンモも結構やられていて、
私もガッツリお二方と組んでやるっていうのが初めてだったので、すごい楽しみであり、
もう絶対にこの二方とやりたいと思ってお願いした形ですね。
メインスタッフでいうと音楽の横山勝さんっていうのはまた豪華で。
本当に豪華ですよね。
ありがたかったです。
ちょうどその前の友ちゃんも横山さんにお願いしていて連作になったんですけども、
余計そのおかげで意思の疎通もしやすくてやりやすくて、いろいろ発注もさせていただきましたし、
横山さん自身もライジングインパクトが好きで、
ライジングインパクトをやるならこういう音楽で作りたいみたいなテーマ曲みたいなものを発注する前から作られるような、
もう本当にノリノリで作っていただいた感じです。
そうなんですね。この後も聞きたいなと思っています。
ライジングインパクトすごい音へのこだわりを私はすごく感じて、
音楽にしてもちょっとキャラクターが急にチビになったりとか、
そういう描写もあるからパターンがシリアスな曲もあればちょっとコミカルな曲もあったりして、
そういうのもすごく面白いなと思いながらやらせていただいていたので、
なんかどんなやりとりがあったのか気になります。
本当に横山さんの方にそのシーンそのシーンに合うようなイメージを伝えて作っていただいたので、
06:03
すごい良い曲を次々と出していただいて、
うちはとしては本当にやりやすかったです。
そんなスタッフ夫人で、本当大人から子供まで楽しめる作品だなと思うところで、
冬休みにぜひ家族で見てほしいなって思うエピソードが一つあって、
うち上野子がもう6歳になったんですよ。
大きくなりましたよ。
その上野子と一緒にライジングインパクトを見てた時に、
ガウェインがゴルフのショットを打って、
次の一打を打つために岩に登っていくシーンがあるんですよね。
そこで岩に登っていくところでうちの子が、
おーって反応して、大人の目線から見ると、
そういう感じか、みたいな気を手温めた見方をしていますけど、
子供はやっぱりこういう展開で熱くなっちゃうんだなと思いながら、
その反応を楽しく見ていて。
それは嬉しいですね。
でもそれを考えると、やはり鈴木仲間先生が素晴らしい原作を書かれた時に、
テレビ放送じゃないんだっていうところが、
自分の最初はきっかけありまして、
じゃあ配信用に作るにはどうしたらいいんだろうってところから、
実はこの作品は始まってて、
配信じゃない時点っていうのも、
テレビと違ってあるのは、
配信用に作るにはどうしたらいいんだろうっていうところから、
実はこの作品は始まってて、
配信じゃない時点っていうのも、
テレビと違ってあるのは、
CMが間に入って邪魔されないとか、
本編の長さが自由に変えることができるっていう利点があって、
そうなると今までテレビシリーズだと、
その30分の尺の中に収めるために、
削らなければいけなかったところも、
あえて入れながらちょっと膨らましながら、
ものが作れるのかなっていうところが、
すごいやりがいのあったところですよね。
この今回の配信という作品に。
ただ一つ、自分の中で、
結果的に鈴木中馬先生に言われて、
ああそうかと思ったことがあって、
最初配信作品ということで、
結局お金を出して見ることができる、
大人向けな作品に作った方がいいのかなとか、
普通の無料でテレビでチャンネルを回せば、
いつでも見れるっていうものではないので、
ちょっとアダルトというわけではないですけども、
対象年齢を上げて想定しながら、
自分は作ろうかなと初め考えていたんですよ。
その後で鈴木中馬先生とか、
就営者の方々とか、
会ってお話しする機会があって、
顔合わせとかあって、
09:00
お話をさせていただいたときに、
ジャンプ作品であるということを忘れてはならないと。
子どもたちがこれを見て、
ゴルフやりたいでもいいし、
友情を温めたいと思うのもいいし、
戦いたいと思うのもいいし、
とにかく子どもたちに向けて、
作れたらありがたいみたいな話をいただいて、
そこから一気に、
目から鱗が落ちるというか、
気持ちの中でどうしようって悩んでた部分が
すっと溶けて、
これはジャンプ作品として、
正々堂々とツポコンものを作ればいいんだ、
というふうに切り替えることができたんですよね。
そういう意味でいうと、
お子さんが見て、
これいいって言ってもらえるのが本当に嬉しいです。
この作品を作って。
もっと皆さんに見てもらいたいと本当に思います。
本当に私たちも同じ思いですし、
子どもに見せて、
反応を親が楽しめるよっていうこともね、
私は伝えたい。
ありがたいです。本当に。
少年たちに向けてとはいえ、
どうしても週刊少年ジャンプの読者層っていうのは、
当時とは変わってるんじゃないかなとか思ったりはするんですよ。
そこの事実は変わらないのかなと思って。
そうですね。
アニメ化にあたって、
やはり少年たちに向けて、
少年少女たちが夢を見られるようなという方針というふうに、
今おっしゃいましたけれども、
アニメ化にあたって、
絵柄であったりとか、
店舗感の取りというのも、
時代に合わせてアニメの何ですかね、
作り方も変わっているのかなと思うんですが、
そのあたりは、
ナンバー監督としてはどこに、
要は、
令和世代アニメに合わせるのか、
連載当時のアニメの店舗感だとか、
理屈感だとかを意識されていたのかというのは、
どういったご相談があったかと聞いていいですか。
まず、キャラクター、絵柄に関して言えば、
今風にリライトするっていうよりも、
昔の絵を、
キャラクターとしてデザインを、
分集しながら作れたらいいなというふうには思ってまして、
先ほど言ったデザイナーの押山さんとお話しした時にも、
押山さんも昔のデザイン、キャラクターたちを使ってやりたいと。
鈴木仲間先生自身もデビュー作だったので、
今描かれている絵柄とは実は若干違いがあって、
鈴木先生の作品であれば、
今風の鈴木さんの絵に寄せた方がいいのか、
それとも昔のままでいいのかとか、
その辺も話をさせていただいて、
やはり当時連載を読んでいた人たちの中で、
擦り込まれているキャラクター、デザインというものを
分集した方が喜んでもらえるのかなという話にはなりましたね。
その中で押山さんが結構苦労されたのが、
12:01
実はガウェインのデザインでして、
原作を見ればすぐわかると思うんですけど、
おいこれ小学生かよ、中学生かよ、
みたいなキャラクターがいっぱい出てくるんですよ。
ジャンプを読んでいた身としてはよくある。
あるあるというか。
筋肉ムキムキなんだ。
誰だこの等身の高いやつはみたいな。
これで小学生かよみたいなのが周りいっぱいいる中で。
これで中3みたいなおじさんみたいなのもいるし。
それなどに、ガウェインはリアル小学生等身。
下手すればプニプニで二等身。
他とのキャラの対比の差が大きすぎて、
世界観としてうまく存在に馴染まないんじゃないかというところで、
押山さんも苦労されて、
漫画のデザインよりはちょっと等身高くしたりしつつも、
最終的に今ご覧になっているような等身に寄せたというところもあって、
結構初めは苦労されてましたね、その辺は。
絵柄やノリ的なものでいえば、
令和の今ではありますけれども、
その当時の雰囲気をできる限り、
この作品の中に取り込んでアニメ化したいなというふうにはやってましたね。
ガウェインの等身、確かにちょっと上がってる。
なんかそこのバランスだけでも、
当時感と現在のアニメファンたちが見られる感じが、
うまくバランス取られてるんだなとすごく思いました。
漫画って結構嘘つけて、
ゴルフしてスイングしてる時には等身が伸びて、
それ以外の時には縮んでいたりとかも平気でしているんですよ。
ただアニメでそれをやり始めちゃうと、
じゃあこいつはどのくらいの身長のキャラクターなんだってことに、
やっぱり映像作品だとなってしまうんで、
その辺の整合性を取るのに結構苦労、
押山さんされていたのかなとは思いましたね。
画面が二等身になったりするわけじゃないですか。
こういう描写って最近なかなか見ないというか、
見ないしこんなにもたくさん小さくなったり大きくなったりっていうのは、
ギャグともまた違う。
当たり前のように小さくなったり大きくなったりするって、
それこそ今の人たちがわかるかなと思いながら言いますけど、
ハイスクール鬼面組じゃないですけど。
昔はよくあったんですよね。
ああいう表現がね。
本当にジャンプの中で他の作品でも。
そうなんですよね。
これをどうやって他のスタッフの方々、
それこそ鬼面組って言って、
わかるかな、わかんないかなとかいう世代の方々が、
今アニメを作ってるんだろうなと思ったので、
一話の生監督が描かれた絵コンテをお借りしたんですよ。
そうなんですね。
そうなんです。
ちょっと興味があって見せていただいたんですけれども、
なんだろうな、すごく自然に絵コンテの中で、
15:02
ここはチビになるのねっていうのがうまく、
ここはチビ、ここは等身大みたいなのがうまく表現落とし込まれていて、
これはベテランのなせる技なのかしらとか思いながら、
拝見させていただいたんですよ。
絵コンテって見たことがある人とか、
最近はね、ブルーレイとかの特典で付いていたりもするので、
見たことある人も多いのかなと思う。
文字情報でいろいろ伝えたりとか、
あるいは原作のページを引っ張ってきて、
いろいろ手法があるんだなというふうに見てますけれども。
安場監督はどういうふうに意識しながら、
このSDキャラ、チビキャラと等身大キャラとかって運んでいってるんですか。
基本、ライジング・インパクトは原作がありますので、
原作でガウェインが小さくなってたら、
そこのシーンはもちろん小さくしますし、
あとはそのシーンの流れの中で違和感のないように、
大きくしたり小さくしたりっていうふうにはできたらいいなと思ってやっていましたし、
最終的に出来上がったフィルムで、
その辺を違和感なく見れるようにしているのは、
たぶんKUNOさんの演技だと思うんですよ。
本当にそれまで普通に喋っていたガウェインが、
二等身キャラになったらプニプニプニプニ、
テリフを言うようなところもあったりとか、
そのアフレコも、じゃあプニプニだから後で撮りましょうとかではなくて、
その一連の流れの中で演技をしていただいてますから、
その辺がやっぱり流れとして、
違和感なく映像化されているところなのかなとは思います。
私だけの力というよりはやっぱりみんなで、
それを違和感のないように作り上げたんじゃないかなと思ってます。
KUNOさん、あそこ分けて撮ったりしてないんですね。
してないんです。
いやもう本当にすごかったです、KUNOさんは。
ありがたかったです。
キャスティングもなんだか、
今までのナンバーさん監督作品を思い出すようなキャスティングであったり、
あるいは鈴木中馬先生の作品と縁のある方と、
ちょっと彷彿とさせるキャスティングで、
でもその中でも、
ランスロット役の花森優里さん、
本当に素晴らしくて、
ブルーピリオドの時の花森さんのお芝居も大変センセーショナルだったなと思うけれども、
今回のランスロットも、
男の声優さんを当ててもいいキャラクターかなと思うところ、
キャスティングの方針とかってどういう風に考えられたかってあれば教えていただければ。
キャスティングに関してはほぼほぼ、
ガウェインとランスロットが決まればこの作品は決まるなっては思ってはいたんですけども、
結構な数の方をオーディションさせていただいて探したんですよ。
18:04
最終的に何人か絞り込んだ中に、もちろん久野さんや花森さんはいらっしゃったんですけども、
自分は実はこの二方とは初めてで、どのくらいの演技に幅がある方達なのかなとか、
そういうところに自分の中での自信がなかったのと、
他にもやはり難しい役ではあったんですよね。
ガウェインは福島弁を喋らなきゃいけないとか、
初めはネイティブでやれる声優さんはいないかとか、
そういう相談もさせていただいたりもしたんですけども、
ネイティブに話せるように練習しておられて、
さらにそこに感情を乗せつつ、
かっこよくもぷにぷにであったりも、
本当にシリアスからギャグまで何でもこなせる、
そんな幅のある役をこなせる役者さんが果たして、みたいなところで、
最終的になかなか自分の中で決めきれてなかったですし、
花森さんに関してもダンスロットっていうのが、
先ほど男性でもできるキャラとおっしゃっていただいた通り、
オーディションの方でも男性の方も呼んで試してもみましたし、
何人かやらせていただいた中で、
どうしてもダンスロット独特の繊細さ、
その中ですごい力強いというか、
精神的なものを感じさせるようなお芝居ができる方、
本当にそんな難しい役ができる方がいるのかなと、
それで言いながら年齢も若く感じなきゃいけないとか、
悩んでいたら中場先生がオーディションの方にも参加していただいてて、
もうこれは久野さんと花森さんがいいと、
先生自身からの一押しでキャスティングを決めさせていただきました。
で、この二方は中場先生の方も他の作品でご存知だったということもありますし、
ちょうど作品の音響監督の方もこの二方のことはよくご存知で、
この二人なら絶対に大丈夫と太鼓板を押してくださったので決めさせていただいたという感じですね。
ガウェインはもうアフレコ1話、
初っ端聴かせてもらった瞬間に、
本当だこの人しかいないわって納得しましたし、
2話で登場した花森さんも、
ランスロットの繊細さとかその辺もうまく表現されていながら、
彼女以外ランスロットを想像つかないやって思うようなお芝居をしていただいて、
感覚したというか、この二人に決めてよかったなと後で思いました。
21:02
花森さんのお芝居私も本当に大好きで、
女性の若さ、ハイトーンというか、
音域の音なのにすごく少年なんだなって思うところが。
本当に本当に繊細さというか、
女性でありながら中性的な、
ちょっと色気もそこに加わるようなご演出をなされていて、
あと芝居が本当にうまくてよくて、
ランスロットがこうスランプに陥って苦悩しながらも立ち直るみたいな話数の時でも、
自分の中にランスロットを入れ込んで、
そこから湧き上がる感情を持って演技するっていうことがなされているのが、
肌から見ててわかるぐらい、
全身全霊を込めて芝居をしてくださっていらっしゃって、
素晴らしい声優さんだなと思いました。
本当にキャスティング豪華だなとも思っていて、
ライバル校が2つ出てくるわけですが、
そこのトッププレイヤーというのが、
スウェスターアメリカ校が梶雄貴さん、
そしてイギリス校のブリスタンが江口拓也さんというところで、
おや、何だか色んな作品を思い出すなとか思いながら。
何か某作品では主役級の方々が。
何だかそことそこがそういう絡み方してるんだ、
みたいなことを思いながら見てしまうダメなアニメファンであります。
まあでも本当にそういうの抜きにして役に合う人を探したら、
最終的にその方々になったっていう、
ちょうどまたタイミングよく収録もできるという風に言ってくださったので、
お願いしたっていう形ではありますし、
江口君とは本当に久しぶりで、5週間以来かな。
わあ、なんかエモいですね。
いやもう本当に、
久しぶりに会ってびっくり。
青年の役だったのが、あんな太い声に代わり。
確かに。
初期の頃でしたからね。
その後のもう活躍を見れば、
いやこちらからもう頼み込んで、
ぜひとも参画してくださいっていう、
そんな感じの素晴らしい役者さんになってくださって、
ありがたいなと思っております。
ちょっとここ近年、ゴルフアニメっていくつか続いているな、
みたいな風に感じているんですよね。
密かなブームになっているようにも思うんですけれども、
このライジングインパクト、先ほど2021年からみたいな風にお話されてましたけれども、
制作中からそのゴルフアニメ出てきてるな、みたいな感じってありました?
まだその頃はあまり。
バーディウィングはシーズン1は放送してたんじゃなかったかな。
ただやっぱり、他作品見ちゃうと影響を受けちゃうんで、
自分は見ないようにやっぱりしちゃうタイプなんですよ。
24:01
あんまり他の作品の影響を受けない中で、
結局人間がやることだから、
似たような絵が出てきたりとかしちゃうのかもしれないですけど、
そこを意識しすぎちゃうと、
寄せてる寄せてないっていう中での自分の葛藤が邪魔なので、
見ないようにしながらやってました。
ゴルフ自体は流行り始めてるとプロデューサーに言われて、
そうなのかって思ったぐらいで、
自分の中ではあまり意識はしてなかったですね。
安徳ご自身はゴルフってご経験は?
ないです。
ないんですよ。
これを持って打ちっぱなし行ってみたとかもないんですか?
いや、本当に一度行きました。
取材のためにみたいな。
そうなんです。実際にやっぱり経験しなきゃとか思って、
行ったはいいんですけど、
飛ばない飛ばない、手は痛くなるまで本当に大変でしたね。
ゴルフいろいろ取材もされたのかなと思いますけど、
ゴルフ描写の中のこだわりとか、
やっぱり私はさっきインパクト音とか、
タイトルにもなってますし、
いろいろ考えたところがあるのかなと思うんですけれども、
こだわりのポイントを教えていただけますか?
最終的に音は甲賀さんが作ってくれるものなので、
甲賀さんの方にお願いしてこういうふうにしたいっていうふうには
お話はしましたけど、
普通のインパクト音ではない音で、
実際にセリフで西野キリアがガウェインの
インパクト音を聞いて済んだ音、
それをどう表現するかっていうところで、
音響さんと相談しながら作ったっていう感じですね。
音を聞いてもらえれば分かると思うんですけども、
ちゃんとドライバーショット、
本当にアイアンショットでパターンの音と全部、
音を作り分けて使っていますし、
今回の配信作品は実は音がすごく重要で、
5.1チャンネルで音自体も作ってはいるので、
その辺の音のこだわりはものすごくありますね。
聞いていただいていい感じになっているのであればありがたいんですけども。
ぜひいいスピーカー環境で聞いてほしいですね。
本当にそうしていただけると、
画面も高画質な画面になっていますし、
環境がもしあるのであればいい画面で、
いい音で聞いてもらえるような作品にしたいと思って作っています。
ガウェインのライジングインパクト音ももちろんいいですし、
ランスロットのポーンっていう美しい音もすごく印象的だなと思います。
そうですね。本当に済んだ音で。
キャラクターに合ってて。
でもそれに対して急に来るプニプニ音とか。
27:03
あれもドラえもんの足音じゃないですけど、
プニプニって言いながらキャラクターが動くのが。
かわいいですよね。
かわいいです。
これはもうお願いもしてなかったんですけど、
1話からプニプニの画面の時に、
この3本人がプニプニって言いながら。
あれアドリブなんですよ。
そうなんですね。
声でも言うんだって。
言うんだってこっちも思って。
それがすごいハマったのでそのまま使わせていただいたんですけども、
そういう皆さんのプラスアルファがどんどんどんどんこの作品を
良くしてくれたっていう感覚がすごくありますね。
あとはちょっとこれも専門的な用語になりますけど、
イメージ背景だとか、
自分が平成時代に見ていたアニメによく使われていた手法の上に
その久野さんがプニプニって自分で言っちゃうとか、
なんでしょうね。
今風のアレンジングが加わって、
本当に見事なバランスになっているなっていうのを
お話を聞いていると感じますね。
狙ってやってるわけではなくて、
基本的にそうなったって感じだとは思いますけど、
良いバランスになっているように思えてもらえるんだったら
ありがたいですね、本当に。
さっきお話しいただきましたけれども、
Netflixだからこそ尺を気にせずに作品を作れるというところであったり、
あと本作はオープニングがないっていうのも
割り切った作りだなっていうふうに思ったりもしました。
あとはタイトルロゴもすごいかっこいいじゃないですか。
ネットフリックスシリーズ。
ありがとうございます。
あの辺りもなんでしょうね。
どういうつかみを狙っていったんですか。
一番初めにネットフリックス作品であるっていう風にタイトルが出るのは、
どの作品もやっていることで、
それをライジングインパクト風に文字が出るようにさせていただいたりとかは
させてもらってますが、
そこにゴルフのかっこよさとか面白さが
音としてプラスされているようにしたかったというところはありますね。
オープニングカットと、あとはエンディングももう黒バックでっていう。
あれも結構どうしてと思いました。
それもどうしようか悩んだところで、
ちゃんとテレビフォーマットにそぐわなくてもいいっていうところがあったので、
オープニング、エンディングを必ずつけなきゃいけないのかというところが悩みどころで、
配信は12話とか13話とかシーズンごとに一挙に配信されると。
そうなると、続けてみる人にとっては、
同じものを何回も何回もっていう風に気持ちが途切れて途切れて、
1つ終わった、2つ終わったっていうよりは、
30:01
続けて1つの長い大河ドラマじゃないですけども、
大きな流れのシリーズとして見てもらうにはどうしたらいいかとか、
そんなことも考えながら、
じゃあオープニングなしでもいいのかなとか、
その辺も相談しつつでは、もちろん勝手にはできないので、
しつつではあったし、
そうなると、じゃあ絵はいるのかいらないのかとか、
そんな感じで、
最終的には今回はない状態で行こうかなというところで落ち着きましたし、
エンディングというかテーマ曲ですよね。
それも素晴らしかったので、
下手に絵で邪魔することもなく見せるには黒バックで、
テロップも結構な枚数にやっぱりオープニング内部になってしまうので、
それをちゃんと見せたいというところも、
これに関わってくれたスタッフ一人一人の名前が
ちゃんとわかるようにしたいというところもありましたし、
結果論ですけどもこういう形で、
じゃあ音楽のバックに絵があったバージョンはどうなんだろうというのは、
最終は一番ラストにちょっと音楽と絵をミックスさせて、
その雰囲気を出したというふうにはさせていただいています。
視聴者としてはNetflixでアニメを見るとき、
確かにオープニングを飛ばすボタンを押しちゃうんですよね。
なので何でしょうね、そこでこだわりというか、
そこに固執しないでオープニング切っちゃおうって思えるところって、
提案できるところがナンバー監督の柔軟なところなのかなとか思ったりもしますし、
実際すごく見やすかったし、
最初のNetflixシリーズブーって画面の豚さんのマークが入るのが、
緊張感を一瞬解いてくれて、またお話に入っていける。
すごくいい役割を果たしてくれていたなというふうに思ったりもしたので、
とてもいいなと。
そう言ってもらえると。
原作について改めてちょっとお聞き直ししたいなと思います。
25年前ですよね、漫画連載されていたのって。
当時もさっき読まれていたというふうにお話しされていましたけれども、
改めて読み直された時って、
どんなことを意識しながら監督は漫画を惑っていかれるんですか。
読んだ時の感動を思い出すっていう行為の方が強いかもしれないですね。
読んでいて感想が変わったとか、そういったところはあったりしましたか。
リアルタイムだと次どうなるんだろう、みたいな感じで読んでいるじゃないですか。
読み直すとなると、ラストまで知っている状態で読んでしまうっていう、
その部分の違いがあって、
読み直すとなると、ラストまで知っている状態で読んでしまうっていう、
33:01
その部分の違いがあって、
それを次どうなるんだろうっていう期待感とか、
そういうふうな思いを本編の中で落とし込むには、
自分の中でこれすごかったな、次どうなんだろうなって思った、
あの感情を思い出しながら、
次どうなるんだろうなって思い出しながら、
それを読んでしまうと、
次どうなるんだろうなって思い出しながら、
これすごかったな、次どうなんだろうなって思った、
あの感情を思い出しながら、
作りたかったっていうところがちょっとあったんですね。
そういう意味で、昔を思い出しながら作ったっていう感じですね。
西野キリアが好きで、自分が。
そうなんですね。好きなキャラだったんですね。
大地さんの声も良かったかなと本当に思ってました。
ちょっと年上でツンってしながらも、
ちゃんと愛情を持って引っ張っていくっていう感じの演技をしていただいて、
すごい良かったと思うし、今回の作品はもう、
一人一人の役者さん全員に得ることだと思うんですけど、
本当にいい芝居をしていただいたなと本当に思ってます。
ありがとうございます。
本当、南場監督、色々な作品に携わられているなという風に思うんですけれども、
今回のスタッフの年齢層っていうのはどれぐらいの方々が主だったんですか?
今回のスタッフの年齢層。
でももう、どうだろうな。
幅は広くはなりましたけど、若いは若いと思いますよ。
平成アニメっていう言い方をずっとしてきましたけれども、
SDキャラ、カードとかイメージ背景とか90年代的な表現を、
いろんな多様というか引き出していくにあたって、
スタッフの皆さんにどういう風にイメージ共有をしていったのかなっていうのは、
色々な現場を経ている南場さんだからこそのコツというか、
何かあるのかなって聞きたくなりました。
別にコツというものはないかなとは思っているんですけども、
個人的に言えるのは、その作品を作ろうとした時に集まってくれたスタッフっていうのは、
良い作品を作ろうと思って集まっている人たちで、
その人たちの中にもそれぞれのアイデアであったりとか、
方法論であったりとかを持っている方々がいらっしゃると思うんですよね。
それをうまく引き出させて、
作品の中に反映することができればいいなと思って、
毎回作ってはいますね。
それはもうこの作品に限らずなんですけど。
皆さんが好き勝手している感が、
この作品の中にもたくさん感じられて、
キャラクターがみんな良いキャラしてるなっていうやつばかりだから、
きっとこのキャラが好きなスタッフさんがいるんだろうなとか、
みんなが誰かを推してるんだろうなと思って。
36:03
ダンスロット好きな人がいれば本当にこう、とか、
いろいろ言いましたけどね。
ダンスロット好きな方もいらっしゃれば本当に、
箱押しの方もいらっしゃったし。
クロンミネとかもいいキャラしてますよね。
クロンミネいいですよね、本当に。
もう初めなんだこいつっていう感じで登場させながらも、
ちゃんと落とし所を見つけて、先生は作られていて。
原作を読んでいるほど、どうしてもエピソードが凝縮されるじゃないですか。
フェスタとかもっと悩んでいる時間が長いように、
漫画を読んでいることは感じる。
こういうシリーズ構成していくときの凝縮の仕方って、
難しいのかなと思ったりするんです。
そういうバランスで考えました?
難しいと本当に思います。
この作品に限らないですけども、
どうしてもテレビシリーズの中に収めるとなると、
原作全てが入らないという問題は、
どの作品も出てくるところだと思いますし。
今回一緒に仕事したいと思った土屋さんですよね、シリーズ構成の。
どういうふうにするのかなと思って見たんですけども、
やっぱりシリーズを通した主人公は誰であり、
その主人公の成長端としてこの作品をどう捉えるかっていうところを、
土屋さんはすごく考えていらっしゃって。
そういう意味で言うと、もちろん他のサブキャラというか、
他のキャラクターたちの過去話であったりとか、
そういうふうな悩みであったりとかも、
丁寧に拾うこともできるんですが、
そこをしすぎると肝心な主人公が薄くなってしまうとか、
その辺のバランス感覚はやっぱり土屋さんの中で長年、
いろいろな作品で培ってきたものが反映されているんだと思います。
特に一番初めの3話か、ミシのキリアと初めて出会って、
本当にゴルフ場に出て練習してみるっていうくだりがあるんですけども、
あの辺は実は原作にないアニメオリジナルで、
そういう意味でもちゃんとガウェインがゴルフを覚えていく過程をちゃんと見せて、
成長していくところとかもちゃんと描きたい、
っていうふうに土屋さんは考えてくださっていて、
そうなってくると、
余計じゃあ他全部入るのかって話になってくると、
どうしてもじゃあ削るところはどこだろうっていう話にはやっぱりなってしまうので、
そこでぶれないように、
この話はガウェインの成長端であるっていうところを踏まえて構成するっていうところが、
土屋さんのベテランタグという、
今回私が参加したかった理由でもありましたね。
みんなキャラクターが立っていて、
39:00
ちゃんとリーベルが気持ち悪くありや先生のことが大好きだったりとか。
本当にその辺も忘れないように、
ちょっとずつ眩しながら。
眩されてました。
本当に当時の原作ファンの方も今のアニメファンの人も、
子どもも大人も見てほしいなと思うシリーズに仕上がっているので、
ネットフリックスでしか見られないっていうところがね、
ちょっと見づらいと思っている方もいるかもしれませんけれどもね。
この期間にぜひ。
ではよかったらぜひ見ていただきたいと思います。
もう他にも独占で作品は他にいっぱいあるから、
そちらもぜひ見ていただきたいと思います。
ナンバー監督本当に聞きたいお話は尽きないんですけれども、
そろそろお時間になってきたところ。
それでは最後にこのライジングインパクトの作品ファンの皆さん、
そしてナンバー監督のファンの皆さんに向けてメッセージをお願いできますか。
もうスタッフ一丸となって、
良い作品に楽しんでもらえる作品にしようと思って作った
ライジングインパクト。
まあネットフリックス独占配信ではあるので、
地上波とかでは流れることがないとは思うんですが、
ネットフリックスに入って見ていただけると面白いので、
ぜひよろしくお願いいたします。
本当にね一気に気持ちのいい作品だと思いますので、
私からもお勧めしたいですし、
ぜひお子さんの反応を私に教えてくださいと思います。
はい、というわけで今回はライジングインパクト
ナンバーひとし監督をお迎えしてお話を伺いました。
ナンバー監督ありがとうございました。また来てくださいね。
ありがとうございます。こちらこそです。
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お送りしてまいりましたそこあにです。
はい。
年内最後に懐かしい監督とナンバーさんとインタビューで撮れて
終わり良ければ全て良しという感じで良かったんじゃないかと
今年も何とか乗り越えました。
そうですね。
ナンバー監督にはサイドBの方にもご参加いただいてますのでね。
42:01
そうですね。
ライジングインパクト以外のお話を聞いております。
いろいろとね。
ということで今年は終わりです。
でも終わってない。
はい。
そうですね。
はい。
そうです終わってないです。
いきましょう。
来週の特集は。
はい。
来週は2024年秋アニメ最終回特集です。
はい。
正月休みはなくやりたいと思います。
既に毎回恒例皆さんの楽しんだ作品ベスト3のアンケートも行っております。
アンケートもお待ちしております。
そしてその中から一作品感想もお待ちしております。
投稿なんてさっきは。
そこあに.comでメニュー版の投稿募集より投稿をお待ちしております。
ライジングインパクト特集は立ち切れ線香さん、まきさん、にわっちさん、つねしんさん、黒うどんさん、ひひさん、
明日から本気出す予定さん、にこにゃんさん、ゆーしーさん、銀髪さん、さいこさん、なおすけさん、きょうこさん、プラスさん、かまほしさんのサポートにてお送りいたしました。
今回もサポートありがとうございました。
それではまた来年お会いいたしましょう。
お相手は私、くむと。
なせひとみでした。
良いお年を。
良いお年を。
そこあにわ。
ホットキャストウェーブの制作でお送りいたしました。
45:10

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