途中で終わってしまったりとか、途中でまた復活するような不思議な漫画で大好きだったんですけれども、
急にアニメ化するっていうお話をいただいたのが、自分が2021年ですね。
ちょうどその前の作品で、トムちゃんは女の子っていう作品の監督をやらせていただいてて、
そのシナリオを作ってる途中で、次回作はこれどうっていう風に振っていただいたのがきっかけなんですよ。
もともと、だから先ほども言いましたが、読んでもいて興味もあったし、
フォーコンモノも最近自分はやってないな、ちょっとやりたいなみたいな欲もあったりして。
で、その時にレイディウスの社長から、ライジングインパクトを作る時の座組として、
キャラクターデザインは丑山さん、シリーズ構成、メイン客ホームは土屋さんをお願いする予定だっていう話を聞いて、
もうこの二方と仕事ができるんだったらありがたいなと思って、
ぜひやらせてくださいとこちらからお願いした感じですね。
丑山さんって私もすごく大好きで、
本作品では、これもネットフリックス作品ですけど、悪魔デザインとか結構気楽なお仕事もされる方が、
ライジングインパクトみたいな王道少年漫画のキャラクターデザインって確かにすごい惹かれるものがありますし。
土屋道次郎さんは結構コンモ作品とかそうですよね。
コンモも結構やられていて、
私もガッツリお二方と組んでやるっていうのが初めてだったので、すごい楽しみであり、
もう絶対にこの二方とやりたいと思ってお願いした形ですね。
メインスタッフでいうと音楽の横山勝さんっていうのはまた豪華で。
本当に豪華ですよね。
ありがたかったです。
ちょうどその前の友ちゃんも横山さんにお願いしていて連作になったんですけども、
余計そのおかげで意思の疎通もしやすくてやりやすくて、いろいろ発注もさせていただきましたし、
横山さん自身もライジングインパクトが好きで、
ライジングインパクトをやるならこういう音楽で作りたいみたいなテーマ曲みたいなものを発注する前から作られるような、
もう本当にノリノリで作っていただいた感じです。
そうなんですね。この後も聞きたいなと思っています。
ライジングインパクトすごい音へのこだわりを私はすごく感じて、
音楽にしてもちょっとキャラクターが急にチビになったりとか、
そういう描写もあるからパターンがシリアスな曲もあればちょっとコミカルな曲もあったりして、
そういうのもすごく面白いなと思いながらやらせていただいていたので、
なんかどんなやりとりがあったのか気になります。
本当に横山さんの方にそのシーンそのシーンに合うようなイメージを伝えて作っていただいたので、
続けて1つの長い大河ドラマじゃないですけども、
大きな流れのシリーズとして見てもらうにはどうしたらいいかとか、
そんなことも考えながら、
じゃあオープニングなしでもいいのかなとか、
その辺も相談しつつでは、もちろん勝手にはできないので、
しつつではあったし、
そうなると、じゃあ絵はいるのかいらないのかとか、
そんな感じで、
最終的には今回はない状態で行こうかなというところで落ち着きましたし、
エンディングというかテーマ曲ですよね。
それも素晴らしかったので、
下手に絵で邪魔することもなく見せるには黒バックで、
テロップも結構な枚数にやっぱりオープニング内部になってしまうので、
それをちゃんと見せたいというところも、
これに関わってくれたスタッフ一人一人の名前が
ちゃんとわかるようにしたいというところもありましたし、
結果論ですけどもこういう形で、
じゃあ音楽のバックに絵があったバージョンはどうなんだろうというのは、
最終は一番ラストにちょっと音楽と絵をミックスさせて、
その雰囲気を出したというふうにはさせていただいています。
視聴者としてはNetflixでアニメを見るとき、
確かにオープニングを飛ばすボタンを押しちゃうんですよね。
なので何でしょうね、そこでこだわりというか、
そこに固執しないでオープニング切っちゃおうって思えるところって、
提案できるところがナンバー監督の柔軟なところなのかなとか思ったりもしますし、
実際すごく見やすかったし、
最初のNetflixシリーズブーって画面の豚さんのマークが入るのが、
緊張感を一瞬解いてくれて、またお話に入っていける。
すごくいい役割を果たしてくれていたなというふうに思ったりもしたので、
とてもいいなと。
そう言ってもらえると。
原作について改めてちょっとお聞き直ししたいなと思います。
25年前ですよね、漫画連載されていたのって。
当時もさっき読まれていたというふうにお話しされていましたけれども、
改めて読み直された時って、
どんなことを意識しながら監督は漫画を惑っていかれるんですか。
読んだ時の感動を思い出すっていう行為の方が強いかもしれないですね。
読んでいて感想が変わったとか、そういったところはあったりしましたか。
リアルタイムだと次どうなるんだろう、みたいな感じで読んでいるじゃないですか。
読み直すとなると、ラストまで知っている状態で読んでしまうっていう、
その部分の違いがあって、
読み直すとなると、ラストまで知っている状態で読んでしまうっていう、