ようこそ、socialhive WAITING CAFE 点描の弧~。
ここは東京文京区、HONGO3丁目駅の裏にある法律事務所併設シェアオフィス、socialhiveHONGOのメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かが、ふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで世界の見え方がほんのちょっと変わってしまうような、そんな話が聞こえてくるかもしれません。
socialhive WAITING CAFE 点描の弧ス新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常
本日のご来店者は、前回に引き続き、一般社団法人ピーペックの代表、宿野部武志さんと、事務局長の宿野部香里さんです。
じゃあ、1回目2回目とですね、Visionとどういったことをやられているかということでお伺いしてきたんですけれども、今までの話にも出てきた、ちょっとあの食べられない時期があったというところと、ちょっとVisionのところの話で第二創業みたいな話もあったと思うんですけど、ちょっとそちらの話をですね、どういった経緯でそこまで来たのかみたいなところをぜひお伺いしたいんですけど、いかがですか。
まずは社会福祉士になるために、専門学校1年通って、なんとか社会福祉は取得しました。
で、その後社会福祉協議会で、ソーシャルワーク、あとボランティアコーディネーターの仕事をやっていたんですね。
で、社協でのそのお仕事を1年半ぐらいやっている時に、血圧がちょっとすごく高くなっちゃって、ドクターストップかかって、ちょっとやめざるを得なくなってしまって、で、その時に何やるかなって思ったんですけど、
実はそのちょっと前から勝手に法人なく腎臓病を持つ方の悩み聞きますみたいなホームページ立ち上げていって、それは自分がお世話になった看護師さんと一緒に立ち上げてたんですけど、なのでまずは腎臓病っていう自分の疾患領域で確保しようと思って、そこで立ち上げたのが株式会社ペーシェントフットっていう名前の会社なんです。
ペーシェント患者さんの足跡って言うんですか?
患者であることっていう、なんとかフットっていう患者であることっていう意味で、それは事務局長が命名したんですけど、それをやっていて、で、私じゃあ何やるかってなった時に、相談は受けられるかなと、腎臓病を持つ当事者だし、一応社会福祉の資格持ってるので、相談無料じゃなくて何分以下だとかできますというのと、
あと、透析患者っていうのが精神疾患になる方すごく多いんですね。これはもうデータとしてもしっかりあって、で、なんですけど、大きな病院に行くと、まあ医療福祉相談室だったりとか、そういったところに専門職がいて、相談を受けられるんですけど、日本に4千数百箇所、透析施設があるんですけど、そこにソーシャルワーカーとか相談職がいるっていうのはほとんどないんですね。
それは、診療報酬上も特に取れないので、いないんですけど、診療報酬ってことは勉強してない時期で、そこを何とか当事者であり、ソーシャルワーカーである私が、各透析クリニックと契約をして、透析してる人の悩みを私が聞きます。
そこに常駐はしないけれども、相談を受けますって契約を取ったらどうだろうというので、料金表を作って、都内の透析施設を回って営業に行ったんです。
お一人でですね。
お一人で、アポ取って行ったんですけど、で、委員長先生と話しするんですけど、いや、それは素晴らしい考えだねと。
いや、もう確かに透析患者は悩み多いし、メンタル不調の方多いから、それを当事者であるソーシャルワーカーの祝部くんに聞いてもらうのはすごくいいよねって、共感はしてくれるんですね。素晴らしい。
だけど、これ診療報酬だよ、点数取れないので、これをやったらある意味持ち出しになるんだよねっていうことを聞いて、そういうことなんだと思って、だから契約できないんでごめんねっていうので。
結局、1件も契約しなかったです。
もうそれと、最初にお話した製薬企業で目を合わせてくれないお話に割とすぐ繋がります。学会で繋がった製薬企業の人にすぐに営業かけに行ったんです。とにかく患者の話を聞いてくださいみたいな、講演します、しょうがないなって感じで呼んでくださったんです。
それがきっかけぐらいで来るようになったので、そのぐらいですね、2014年ぐらいから企業さんに呼ばれるようになってきました。
企業もその単発で、しょうがないからって今言いましたけど、とりあえず一回呼んでみてもいいかなっていうので、試しに行くんですけど、
僕はたぶん、ある意味いい感じで期待を裏切ったと僕は思っていて、こんなにもう大変なんです。助けてくださいみたいな、なんか涙ながらに話すようなイメージをたぶん持ってたんだろうなと思うんですけど。
患者さんがね、自分の治療の体験とかつらい話をしに来るんですよ。
そういうことはあったらしいんですね。年に1回そういう機会を設けるとかってのがあったって聞くんですけど、泣かすようなことを、どうやって笑わすか逆に、ある意味笑わすまでいかないですけど、
どうその、もっと自分の仕事に誇りを持つとか、いうような気持ちになる、なんかもっとこう病気を持つ人と関わりたくなるような、もっと知らなきゃいけないんだなって気づかせるようなことを僕は主眼にしてたんで、
そこを話して、1回体験ということで聞いてもらうんですけど、そこからかなりリピート。
もう全員、それってもうここにいる何十人が聞く話じゃなくって、もっとこう、当時の言葉で患者視点っていうものを企業文化にするぐらいにしなきゃいけないという意味では、
研修の一環として、あと管理職研修、全社研修、新入社員研修にそのぐらい入れるべきだっていうことで、リピートがどんどん増えていって、業界って結構狭くて、
何々社で築信さん話したみたいだけど、うちでも話してもらえる、そういうことがすごく広がっていって、今はもうかなりの数社役企業では話しするようになって、業界団体のアドバイザリーにも入らせてもらっているので、
最初は本当にどこの誰かわからない、まあでも熱心だから一応聞いてみようっていうところから話し始まったかなと思うんですけど。
前向きに話してたら今に至るって感じなんですね。今の自分の状態。
そうですね。他企業の人に感謝もしてますし、やっぱりお薬のおかげで今こう生きてられる生活できているっていう現実ありますし、
ただ、もっとこういうような病気を持ちながら生活をしていく中での課題として、こういう課題があるので、もっとこういったお薬があったらいいんじゃないかとかいうことも提案したりするようになると、今度はコンサルティング契約とか、アドバイザリー契約とかっていう形で、もっと関わるようになってきたと。
その間に国の方で、Aメロっていう国の研究機関の方で、患者市民参画ってPPI大切だよねっていうことが出て、そこからもうライフサイエンス企業で加速度的に問い合わせが来て、僕だけじゃなくていろんな資管を持つ方におつなぎっていうか一緒に出るっていうようなことが増えて現在に至っている感じですかね。
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お母さん、今までの話聞いてみていかがですか。
でもその、やっぱりご自身の当事者性っていうのはすごく大事だけれども、一方で、そこだけでは突破できないところが第一段階にあって、その診療報酬をご存じなかったっていうのは、本当に、私は病院に勤めてたから、もうそれだけになんか、それを前提に物事を進めるっていうのがもう叩き込まれてるけど、そうじゃない世界からすると、そうかって思うし、
見えることって本当にいる世界で違うんだなっていうのと、さらにその、ね、かおりさんがその学会でアプローチする方法を考えるそのアイディアが、やっぱり私もそのどっちかって言ったら近いというか、その当事者性だったり、その専門職っていうことは、どこか深くわかってるけど、どこか全く見えてないみたいなところがあって、
その営業活動とか、お金の話とか、経営戦略みたいなところは立てられない方だから、わー、二人羽織みたいな。
いや、まさにおっしゃる通りで、私ずっと人事総務でいて、で、あとはこう、一応こう、人前で話すっていうことをやっぱするのはやってきているんですけど、あの、経営戦略とか、経理的なこととか、営業とかっていうのは全くやったこともなく、あの、不得意なんですけど、
彼女の場合は、営業もやってるし、で、広告代理店でその、まあ、CFOもやって、あの、秘書もやって、経営戦略もやってたので、ほんと、私ができないところっていうのは、彼女がすべて担っていて、もう彼女が立てた戦略のもと、操り人形のごとく、私は、あの、あそこにいつ行ってこいって言ったらわかりましたって言っていって、
話するとかいう感じで、僕の、僕らのこと知ってる人は、なるほどねって今うなずいてる。
なんか役割分担がすごくうまく綺麗にはまってるって感じがしますけどね。
そうですね。役割分担が明確に分かれているので、あの、活動、一緒に活動がしやすいというか、そこをお互いのは両分立ててやっている感じなので、
いかに当事者の、当事者性があっての事業をずっとやってきたので、いかに当事者の人たちが、あの、祝述だけではなくて、他の疾患の方にこう、変わっていくっていうか、いろんな、
がんの患者さんの時もあるし、いろんなパターンの企画をご提案して、実際にやってるんですけど、その人たちがいかにしっかり思いが伝えられる、かつきちっと事業としてお金も満足していただいて、お金もいただける形にするかみたいなのは、もう完全に私がずっと得意でやってきた感じなので、
イベントやったりとか、前の代理店の時が企画立てて、自分で企画立てて、それを売りに行くみたいなところだったので、いい癖をつけてもらってたというか、知らず知らずにその癖がついてたので、わりと不自由なく今の仕事も、なんとなくこういうことやりたいんだけど、みたいな相談が舞い込んでくるんですよ、企業さんから。
ゴールがそこなんだったら、こういう方法で、こういうふうにやったらいいですよ、みたいなこと言って、じゃあそれだとつって、そろばん弾いて、これいくらです、みたいな形でやっていくっていう感じですね。
すごい。そこの経験もこの領域でまた生きてきてるんですね。
そうですね。あと、うち両親が商売をやっていたので、園芸店なんですけど、その目の前でずっと物を売るっていうことを見て育っているのも、今役立ってるかなと思いますね。
そういう形でお二人がガッチリ噛み合って回り始めたっていうところなんですけども、この第二創業みたいなところで、またちょっとなんか悶々とする日々を迎えるまでのちょっとこのプロセスもお伺いしていいですか。
はい、そうですね。本当に医療に、主に医療に病気を持ちとの声を届けるっていうことっていうのは、まだまだ開拓の余地はあるし、進めなきゃいけないっていうところで、今もやって今後もやっていくわけなんですけど、特にさっきちょっとお話した治療と仕事の両立支援だったりっていうのは、もう取り組みたいっていうのはずっと思っていて、そこをどういうふうにしていくかなって思ったときに、
そもそもP-PECっていう組織は、今メンバー理事含めて14名いるんですけれども、コロナの前にできてる団体で、オンラインでの業務が前提なんですね。各地にいるんです、日本各地にいて。半分ぐらいが病気を持つメンバーなんです。
で、実際自分たちの組織の中での働き方っていうことを見たときに、病気を持つ者と持たない者がどう仕事を一緒にできるか。病気を持つメンバーも、暑い寒いとか気候の問題とか、あと気圧の問題とか、お薬治療のタイミングだったり。
時期的、また日によっても体調、日の中でも体調が変わる。そういった中で、今P-PECでは仕事始めるときにスラックを使って、毎朝1から10段階で今日の体調っていうものを全員に共有してから仕事してるんですね。
で、例えば、私は今日ちょっと4だったんですけど、一応5がセンターであって、結構みんな5以上のときは少ないんですよ。
ですけど、そこの体調を一緒に仕事するメンバーで共有しながらやるっていうような仕事の仕方だったりとか、あとフルフレックスでの勤務形態だったりとか、できるだけ病気があっても働きやすくするワークスタイルにしてきているんですね。
で、この一つのやり方っていうのは、そのままでは難しいかもしれないんですけど、一般企業においても、例えば少し前にXでバズっていた会社っていうのは、それぞれの組織で一番アウトプットが出たピーク、より仕事がみんなできたところが基準となって事業計画を立ててるんじゃないかと。
なかなかしんどいですね。
しんどい。それがなんか基本で立ててるのは、それは辛いよねっていうポストがすごくバズっていて、なんかそこって僕が企業にいたときも人事にいましたけど、サブログ協定の申請とか組合とのやり取り、僕はしてたんですね。
はいはい。
だから1ヶ月何十時間の残業とかも普通に申請くるんですけど、それってもう私はできませんって言えないじゃないですか。
次のモデルがいつ出すからもうスケジュール決まってて、もうその中でみんな最高潮のアウトプットを出さないと実現できないのを前提で立ててる。
なるほど。
それって短距離層であればですけど、会社生活って短距離層じゃないから、そこを長距離で走っていくことが今も人手不足だったりとかいう中ではすごく必要じゃないかと思ったときに、
私たちの働き方をもうちょっと工夫すると企業でも取り入れられるんじゃないかなと。
ちょっとまた長くなっておられそうなんですけど、企業の人に聞くとですね、もしそれを1から10段階で毎朝共有してってやると、おそらくみんな7とか8をつけるだろうと。
実際企業の人は言われたんですね。
なぜなら体調悪い。
9とか10です。
9とか10をつける。
9とか10でしたっけ。
それはそうしないと、もし今日体調悪いなと思って率直に5とか6とかやっちゃうと、それは自分の自己管理能力の欠如じゃないかっていう評価を下されて、今後のキャリアに影響を及ぼすから正直にかけないと。
はいはい。
無理やりもう8とか9でかかざるを得ない。
でもそれって長距離で考えたときには、本当に長期でその会社で働きたいと思える働き方なのか、かつしっかり本当の意味で長期でその会社の成長を促す働き方なのかって思ったときに、それは実は違うんじゃないかっていうふうにちょっと思っていて。
そういった意味では僕たちの働き方をちょっと工夫をして取り入れるっていう働き方を作っていけるのかなっていうのを小野田さんと話してるときに思ったんです。
それは病気を持ちとの働き方を何とか働けるようにしたいって思いから始まってるんですけど、もう今や病気のことだけじゃないんですよね。
だからいう意味では今の話の可能性として、日本の働き方をある意味変える可能性を秘めたポテンシャルを今私たちと担ってると思っていて、そこを今ゴリゴリ言語化しようかなと思ってるところで。
なるほど。
なのでフィールドが医療からまた変わるって、メンバーにも今までの仕事相手先顧客も変わる、表現の仕方も医療の中だったら専門用語、相手も医療の中の人なんで、私たちの中の言葉で全然ことが足りていたのでそれで通じてたんですけど、
それでは通じない、もっと広い人たち、病気っていう言葉すら普段全く考えてないような方たちにも伝わるような発信をしなきゃいけないとか、そういう方たちが顧客に変わっていくみたいなところで、私たちとしてはまたゼロから事業をスタートするぐらいの気持ちなので、第二創業みたいな。
じゃあもう事業1から。
今までのがゼロになってやらなくなってそっちに移すって意味じゃないんですけど、今までのに乗っかるというか広がるっていうか広げるっていうか、どちらにしても新しいことも始めるので、新しいと感じられることも始めるので、そういう意味で私たちの中で第二創業みたいなことを初心に変えらなきゃいけない部分もたくさんあるなと思っているので。
1から今までの医療という枠を外して、すべからく皆さんが働きやすい世界を作るみたいなところでの新しい創業期が始まってるっていうところですね。
僕もう一つ第二創業っていう新規制で言うと、やっぱり今まで病気を持つ人がどう働くようにするかっていうのは、外から入るっていうようなアプローチで、さっきちょっと申し上げた障がい者雇用率を2.7%上げましょうとか、合理的配慮が義務化ですよとか、国の方からある意味強制力をある程度持った圧力って言った表現ちょっと不適切ですけど、そういったものがあった。
企業からすると結構大変なプレッシャーがあったりとか、病気を持つ方、障がいを持つ方との対立構造に陥りやすいっていうのがよく見られたんですけど、対立構造になるっていうことがすごく良くないことだなって当たり前ですか思っていて、私たちは外からの圧力っていうかそういった規制も必要な部分もあるんですけど、
そもそも中の組織の中の畑を耕したいなと思ってるんですね。だから今病気でない方がいっぱい働いてるわけですけど、その方々が病気になっても働き続けられるっていうようなことが当たり前の働きにしておいて、そこを耕しておくことで、
そしたら外から病気を持つ方が入っても、病気になっても働きやすい、働けができてるので育ちやすいと思ってて、そこのまず企業文化という畑を耕す方のアプローチをこれからやっていきたいっていうのは、それも新規制としてはあるかなって思ってますね。
それが耕すってことなんですね。
そうですね。結構この表現を使っていて、畑を耕すっていうふうに、これみんなで耕す。そこに私たちがサポートをしていくっていうところのアプローチ。
はい。
大平さん、今まで聞いてみていかがですか。
そうですね。第2創業とかっていうイメージを持つにも、きっとそのストーリーがたくさんあったと思いますし、でもそこら辺の抵抗感みたいなのは内部でなかったのかなとか。
流れっていうのは変化、いい意味で変化って必要だし、あとやっていけば、見えてくる世界も変わってくるから、特に私は一人でやってるので、そういう体験は少ないんですけど、よく周りの方たちに聞くときに、見えてる世界観が変わってきちゃったときに、すごく大変な思いをしてるという話も聞くので、
はい。
10人、14人とか、その人数の多さだけじゃなくて、やっぱりチームがあるっていうことは、見える世界が変わってきたときに変化が内部の中でも大きくあるんじゃないかなっていうのが、どうやってこう、なんていうのか、合わせていくのかなって。
もうそこを本当に、まさに大事にしなきゃいけないところだと思っていて、なので、第二創業っていう考え方自体は結構早くメンバーに言っていて、小野寺さんと話しているっていうことも、実は昨年のうちに伝えていて、まず昨年の12月、1月か、まず話した。
12月。
12月に方向性についての話をもう1回してるんですね。
やっぱり今おっしゃったように、これまでこういったビジョンできてたのが、ちょっと方向性とビジョンも少し変わっていくということって、メンバーからしたら大きな変化ですし、取り組みの気持ちも影響するので、それについてまず昨年のうちに話して。
で、先月、4月、4月に小野寺さんにも参加してもらって、Zoomでメンバーに対して、さらに具体的なビジョンについての説明と、あと私たちがどういう経過をたどってこういう考え方に来たのかっていう、小野寺さんとの関わりも含めて小野寺さんに話してもらって。
あと客観的に見たPPECの可能性っていうのを話してもらって、それを4月にやったんですね。ただこれはまだ何回か話を丁寧にしていく必要があると思っていて、話し続ける必要があるかなというふうには思って、まさにそこの課題感をすごく強く私たちも持ってた感じですね。
じゃあもうご自身でご自身の会社をある意味耕してる最中というか、土台を作ってるというか。
そうですね。そこにやっぱりトップの思いだけを先行して、こうやるからついてこいっていうことは私たちの働き方ではないと思っているので、そういう考え方で他の企業の畑を耕すことはできないと思っているので、まず自分たちの畑をしっかり皆で握り合って耕していくということはまずやらなきゃいけないことだと思いますね。
幸い、ピーペックのメンバー、この言葉では言ってないですけど、さっき言った全員例外的っていう感覚とか価値観みたいなのは全員握れてるはずなんですね。ずっとピーペックが言ってきた考え方が四字、漢字四文字に変わっただけなので、全員例外っていうだけなので。それがビジョンなわけじゃないんですけど、全員例外が。
全員例外ってビジョン?
キャッチコピーというか、短い言葉で表すならっていうだけの言葉なんですけど、そこはブレてないし、私たちが目指しているものもブレてなくってやってきたことをワッと広げるみたいな感覚なので、そこはあんまり変わっちゃう。
説明の仕方が悪くて変わっちゃうって受け取ったメンバーも最初はいたんですけど、もう一回きちっと説明したら理解をしてくれて、変わるんじゃなくて、強いて言うなら変わるんじゃなくて広がるんだよっていうことを理解してくれたからは全然みんな逆に早くもっと進めてくださいみたいな感じで、お尻叩かれて今逆にこっちが焦ってる。
考え方はわかった。具体的に何やるんですか?やることをもっと知りたいですっていうところで、そこにまだ具体的にこれやるっていう両立支援の方もまだ具体的には出せてないので。
あなたの仕事はこれとこれみたいにそこまではまだ言ってないので、逆にお尻叩かれて。
すごい、なんかメンバー自らこううずうずして早くやりたいみたいなとこまで来てるんですね。すごい、いい耕し方ができてますね。
でも本当に結構みんな個性と強みがあって、オンラインなので、オンラインで働き方っていうのは特に病気を持つ者にとってはありがたいんですよね。
わざわざ体力使って体調悪いのに電車乗って階段登ってとかそういうこともないので、本当に働き方としてはすごくありがたい。
一面、ただリアルに合ってない。リアルに合うってすごく逆に重要だなっていうのはより強く感じることもあるので、そこは今完全にできているっていうふうにもちょっと思ってなくって、
そこ、距離的にもやっぱり遠くにいるメンバーもいるので、そこをどう現実の距離を縮める、心の距離を縮めるようなことをもっと工夫できないかなっていうのは、なんか模索ずっとしてるところではありますよね。
引き続きそのあたりは課題として取り組んでいくっていうフェーズなんですね。
じゃあ、和賀さん、本日のお話ですね。聞いてみていかがでしたでしょうか。
1回目のところだったかなと思うんですけど、おじしんが一人っ子でっていう話がされてて、私も一人っ子なんですけど、結構その飽きっぽいっていうところも共通してるなって思いつつ、
でも飽きっぽいっていうところ、私はあまり悪い、以前はちょっと悪いことのようにも思ってた時があったんですけど、変化に柔軟に対応できるっていうふうに考えるようになって、
全部こう十分にいいように考えるんですけど、でもやっぱり比較的それって理解されにくいことがあったりして、
特に組織の中とか、私もずっとサラリーマンで来たので、この間言ってることと違うじゃないですかって、特に管理職になってからはつつかれたりもしたり、結構その説明をはしょっちゃったりとか私はしちゃっていたので、
その辺はやっぱり今回聞いてきて、その丁寧に説明するっていうことと、言い方、相手がどういうふうに受け取ってるかをきちんとキャッチして伝えるってことが重要じゃない、重要じゃないっていうか、その悪い意味じゃなくて重要だし、
そういうことをしないままにチームっていうのは成り立たないよなって、そう改めて思って、高谷さんっていうことはおそらくそういう一見無駄なようなことを省かないみたいな作業なんだろうなと思って、そう思いましたね。
ちゃんとなんかその無駄と思えることも一つ一つちゃんと時間とってやっていく、すごいなんか根気のいる作業ですね、高谷さんって。
そうですね、でも物事ってそんなに大きくガラガラガラと変わらないので、結構でも積み上げていった先にパッて転換するときもあるので、どっちでも言えないですけど、高谷さんっていうのは確かにそうだなと思って聞いていました。
確かに。どこの組織にもなんか必要そうですね、高谷すじきというか。
本日のご来店者は、一般社団法人ピーペックの代表、祝延健さんと、事務局長の祝延香里さんでした。
事業内容について興味のある方は、ぜひ概要欄からご確認ください。
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