言っちゃうしやっちゃうし、黙ってられないんですよね。
そうなった時に、これっていいことではないよなーって思ったりして。
それはなんでいいことじゃないと思ったんですか?
なんかチームってそういうもんじゃないじゃないですか。
見出しちゃってるような気もしたし、やっぱり一番は自分が違和感あったので、こんなはずじゃなかったっていうのとか、
もちろんじゃあイメージして、新入社員ですっていうふうにできたかって言ったら、きっとできなかったんだろうけど、こんなにもできないのかと思って。
だからどこかで自分の中にマウント的なところとかあったし、それがすごく嫌だった。
そういう自分がまたいることが嫌だったんですね。
あと本当にじゃあ施設長とかそういう肩書がなくて、働いてて心地よかったのかって言ったら、
その場所がとか人がじゃなくて、自分自身がやっぱり違うって思っちゃったので、
体に合わないことはやっぱり体に良くないし、気持ちにも良くないから、結局2ヶ月で辞めて、
当時その辞めた後も飲みに行ったりとかした上司だったね、年下の男性がいたんですけど、
ちょっと辞めたいんですけど、うんですよねって言われて、
ですよねだったんですか?
そうそう、いやそうですよね言うと思ってましたって言われて、
いやーごめんなさい、ちょっとなんかいろいろ売りそうでって言ったら、いやーそう思いますよみたいな。
でもだからたった2ヶ月しか働いてないんだけど、その後も1回2回飲みに行ったりとかしてて、
なんかずっと人には恵まれてる感じがしますね。
まあ本当に24年勤めてたとこも、今も何人かに連絡取ったり、
あとはこの役やってくれないみたいなのもあったりもするんで、そういう意味では本当にラッキーですね、ありがたい。
ありがたいですね。
で辞めて、それがもう辞めた年の暮れというかね、11月の終わりで、
さあ来年からどうしようと思った時に、もうなんか自分で自分を雇うしかないんじゃないかなっていうのが、
2020年の2月に株式会社ニーラを立ち上げたっていうところでした。
でもちょうどコロナが始まった頃でもあって、緊急事態宣言が出た時に、その病院の人たちって当然休めないじゃないですか。
一番ピリピリ忙しい時ですね。
で、その時に自分が家にいてそれをテレビで見てるっていうのが、なんかもういたたまれないし、
すごい、金払いたいとか、すごい良かったとか言ってくれて、
あ、そうなんだ、なんて思って、そこに価値を置いてなかったから。
そうか、価値を提供してる感覚もなかったんですかね。
なかった、なかった、なかった。
いたたまれず、いてもたってもいられず。
そうそう、なんか役に立てないかなぐらいな、もうそれだけ。
ところが、うっかりそれがサービスの原型になっていたっていう、ありがたい。
やってみたら、そういうのが帰ってきて気づいたみたいな。
そう、当時アクセラレーターというか、プログラムに入ってて、
こんなことしたんですよね、なんて話したら、え?って言われて、それサービスになるよねって言われて、
え、そうなんですか?みたいな。
あまりにも普通に自然にやっちゃってたことだから、本人は気づいてないですね、その価値に。
相談援助業務っていうのが精神保険福祉士のメインの仕事ですよね。
ですね。
ってなって、あらら、これだよ。
なりますね。
で、2020年の6月にハグっていうサービスを出した。
ですよね、だから。
でも、じゃあ出したから順風満帆かって言ったら、そうじゃなくて、
やっぱり独立型って言われる働き方とか、今もやっぱり少ないですしね、そうやって働いてる人は、この業界では。
福祉の方で独立型みたいな人、あんまり見たことないですね。
ないですね。で、多くは、青年貢献とか、福祉事業所の研修をやったりとかしてるから、
私も研修とかはやってますけど、相談業務をメインで、直接お金をもらってっていうのは、まだ稀。
あんまり聞いたことがないタイプの起業の仕方をされてるんですね。
だから実験的でもあり、少しどうやってんのっていうのはよく聞かれるし、稼げるのとか、お客さん来るのとか、どっちかというとネガティブな意見も多いですけどね。
でも、そこに行き着いたわけですね。気がつけば自分は。
そうですね。だから値段をつけるのもすごく苦労したし、ほんとに吐きそうになりながら、値段を決めたり。
へぇー。そんなに苦悩を伴った料金制定だったんですか?
いやー、そうですね。なんかホームページとか、いろいろ手伝って、今もサポートしてくれてる人がいるんですけど、
この自分で値段を決めるってことは、自分の価値を決めることだから、絶対に安くしたらダメって言われて、
まあそれはそれこそ、ソーシャルハイブの小野田さんからも言われることですけど、
とにかく下げたらダメ。価値は上げていくものだし、あるものだからって。
で、そういうふうに言われたことがなかったから、なんていうかな、病院に勤めてるときは、それできて当たり前だから。
けど、税金を納めてる人が、税金を納めてない人を見たときに、めちゃめちゃ怒るみたいな。
やっぱり、仕事っていうものがその人にとって、どういうものかっていうのがそこですべて出るというか、
好きでやってる仕事だったら、たぶんそういうことをやってない人に対して、
出ない可能性の方が高いんじゃないかみたいなことを言ってて、
そこも関係してるんじゃないかなとか。
そうですね。
1つの仕事を捉える鏡としてとか、仕事だけじゃないですかね、
誰かがやってないことに対して、自分がどう思ってるのかみたいな、
鏡にもなるのかなと思って、今の話も聞いてました。
そうですね。
わがさんにとって、目に見えるもの、見えないものっていうのは、
私、何回か冒頭から出てたと思うんですけど、
そもそも見えるものって何なのかとか、見えないものって何なのかとか、
その境界とか基準って、どういうふうに感じてますか?
私が見なりとか発言とか、けっこうちょっと強烈だったりするので、
すごく大胆で、強くて、負けず嫌いで、みたいに見られることが多いんですけど、
一方で、もちろんそれも私なんですけど、
すごく慎重だったり怖がりだったりするんですよね。
で、それは意外って言われるんだけど、
けっこう日常の中で、さっきサラリーマンを辞めて落ち込んだときも、
ものすごいグルッグルッグルッグルッ、
頭の中をネガティブな思いが駆け巡る日々だったりとかするし、
でもそれは、それこそ目に見えないものだし、
人にそうは見られないんだなとか、
なんかやっぱり、人は見たいように見たり、
見えない文脈のことってすごくたくさんあると思うんだけど、
そういう情報はあんまり拾わない、買ったりもするんだなとか、
ルービックキューブとか、ああいうこうカチャカチャカチャカチャカチャカチャやると、
色がどんどんどんどん変わっていく感じって人間ってあると思うんですけど、
でもなんか一面が一色みたいな状況の固定的な見え方の方が、
多く見られる、固定的に見られる派手な人、キャラ濃い人、強い人、
なんかそういうあたりがすごく違和感あったりするし、
まあそう見せてるのも、まあ私なんですけどね、とかはすごく思いますし、
インドがすごく好きなんですよ、いきなりインドの話しますけど、
そこにも絡むんですね、見えるもの見えないものとにかくでも、
そうそう、でインドが好きなんだけど、ものすごくインドに行くと、
習慣の違いにおののくんですよね、