2025-02-05 31:17

#26「循環と発見の旅路」(株式会社TORNOS 山田 浩徳②)

今回の語り手:株式会社TORNOS 代表取締役 山田 浩徳

HP : ⁠https://trns.co.jp/⁠


内容:社名の循環性が示す企業理念/移動と人間の本質的欲求/sence of wonderの提供と価値創造/日常と非日常の往来/海外文化に見る循環的エコシステム/文化横断による相対的視点の獲得/当たり前の再定義/伝統風習を残していく/多様な文化を生む日本の包含性/宿泊体験で伝播していく地域性/自分たちの魅力に目を向ける/旅と直感と身体性


ようこそsocial hive WAITING CAFE 点描の弧へ。

ここは東京文京区本郷三丁目駅の裏にある、小野田総合法律事務所併設シェアオフィス『social hive HONGO』のメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。

毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かがふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。

まるで世界の見え方がほんのちょっと、変わってしまうような。

※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。


聴き手 : ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠岡田壮麻(スタートアップ支援家)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表)

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://niila.info/index.html⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか 

小野田総合法律事務所 : 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠HP:⁠⁠⁠⁠https://www.ot-lawoffice.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


X [Twitter] :⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ social hive HONGO(@socialhiveHONGO)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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Welcome to social hive WAITING CAFE Tenbyo no Ko.

This is the WAITING CAFE where members of "social hive HONGO," a shared office attached to Onoda Law Office, located behind Hongo 3-chome Station in Tokyo's Bunkyo Ward, stop by.

Every week at this time at WAITING CAFE, one of our members stops by to share an interesting story.

It may be a story that will change the way you see the world just a little bit.

サマリー

株式会社TORNOSの山田浩徳氏が、社名の由来や循環の重要性について話しています。彼は旅と移動の本質について考え、新しい体験が人生に与える影響を深く考察しています。山田氏は、日本の地域文化や宿泊業が果たす役割についても詳しく掘り下げています。彼は地方創生の重要性と多様な文化の維持を強調し、宿泊施設が地域活性化のハブとなることを目指しています。また、旅を通じて地方の魅力を発見し、地方移住を促進するビジョンについても考察されています。さらに、身体感覚を重視した旅の楽しみ方を通じて、日常の中に潜む良さを再発見する重要性が説かれています。

00:07
ようこそ、socialhive WAITING CAFE 点描の弧~。
ここは東京文京区、HONGO3丁目駅の裏にある法律事務所併設シェアオフィス、socialhiveHONGOのメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かが、ふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで、世界の見え方がほんのちょっと変わってしまうような、そんな話が聞こえてくるかもしれません。
socialhive WAITING CAFE 点描の弧~、新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
社名の由来と循環の重要性
本日のご来店者は、前回に引き続き株式会社TORNOSの山田さんです。
山田さん、社名の由来を教えてもらってもいいですか。
社名の由来はですね、英語のツアー、ターン、1ターン、2ターンとかの語源になった単語でして、
で、ギリシャ、旧ギリシャで使われてた、なんか現場で使うコンパスが、それがくるくる回るところからターンとかツアーっていうのができて、それでそれをTORNOSって言ってたらしいんですよ。
で、そこを使わせていただいたっていう感じですね。
なんでそれにしたんですか。
人と物と金と情報がぐるぐる回ったらいいなっていうので。
はい。
なるほど。
で、そうですね、なんかその語源にもなってるんで、いいなと思って。
社名選ぶのも半年ぐらい考えましたね。結構いろいろ練りになって、これだってなってって感じでした。
これだっていう決め手は何だったんですか。
結構そのトラベルとかの語源だったり調べたりとか、調べていく中で一番しっくりきたというか、これいいなみたいな。
で、TORNOSっていうのは4文字だし、ちょうどその時っていうわけじゃないんですけど、4文字系のスタートアップがめちゃくちゃサービス名で多かったイメージが強くて、
メルカリとか、なんか4文字系が結構多かったんですよ。
カタカナで。
カタカナで。
確かに。
はい。
アスクルとか。
そうですね、なんかそんな感じだったんで、あ、4文字でいこうみたいな。
なんか循環させるみたいなのが山田さんっぽいなと思いましたね、人といろんな物、情報と。
そうですね。
ですね、なんかそれもしっくりきてっていう感じですね。
旅の本質と移動の重要性
最初の方でスポーツの所持率が低いっていう話とか、あとそもそもコロナで一旦みんなストップして、旅がストップして、で、再開しつつあって、そしたらインバウンドの方がもっともっと盛り上がってて。
そうですね。
ちょっと日本人でさえも日本国内の旅行に宿泊費がかかりすぎたりとか、結構その後ろ向きな要素しか日本人的にはないんだけど、
それでもやっぱり旅の効果をさっき、さっきというか最初の方でおっしゃってた、良いものとして捉えてる人ってどのぐらいいるのかなって、
私はすごくその旅しないと、体調が悪いって言ったらお下手だけど、自分の中がうまく回っていかない気がしてて、さっきもそのいろんなものが循環するっていうのと近いんですけど、
あんまり日常の中に旅という要素を入れてる人が少ないなっていう、私の体感的な感じで、割とそこら辺が日常にない。
はい。
っていうのはどんなふうにお考えですか?
いや、僕が思うのは多分、旅ではないかもしれないですけど、ちょっとした移動も捉え方だとは思うんですけど、
人間のその本能的に多分一箇所に留まり続けること、多分不可能なんですよね。もう多分頭がちょっとおかしくなっちゃうというか、
確かに。
同じ部屋にじゃあ365日ずっといれますかと、家から一歩も出ずにって言われて、それが耐えられる人って多分一人もいないと思うんですよ。
いるかもしれないですね、ひょっとしたら。もう家から一歩も出ないみたいな。
まあね、まあね。
基本的には多分普通であれば難しいかなって僕は思ってて。
なんでかって言うと、やっぱり人間ってずっと移動する種族だったんで、狩りしたりとかっていう。
だから本能的にどこかに行くっていう、赴くっていうことをずっとやってたと。
旅っていうのがちょっと赴くときに、例えばいつも同じルート通ってたけど、今日はなんか知らないけどこっちのルート通って、普段見えないその世界を一瞬だけで触れるというか、それを強制的にやるのが僕は旅だと思ってますよね。
反強制的に。
で、新しいことの知見が増えていくっていう。
好奇心とかが多分今なくなってきてるんじゃないかなっていう。
確かに。そこですよね。
で、あとはその情報が昔はなかなか多分吸収ができなかったんですけど、デジタルが発達して、それが別にいかなくてもある程度のなんとなくがわかっちゃうっていう状況にもなったから余計に人が動かなくなったのかなとか。
っていうのは感じますね。
むしろそのコロナの影響と言いながら、とどまり続けてるみたいなところまだありますもんね。
そうですね。ですね。結構とどまってる人多いと思いますね。
外に行けばいいのにって思いながら。
循環みたいなところがやっぱりあんまり良い効果を体感できてないからなのかなとか。やらないからわからないしの負の連鎖っていうとか。
そうですね。
そんな気はして。
そうですね。だから多分外、海外に行ったことない人からすると、なんで日本にこんなに外国人来てんだろうって多分不思議だと思うんですね。
それは多分自分が行ってないから多分わからないというか、日本で普通にあること自体が海外からするとちょっとありえないみたいな。
たまにテレビとか出ますけど、定時で電車がずっと動き続けるなんて、海外からするともう絶対ありえないみたいな。
そこはありえないポイントですね。
もうありえないですね。
ディレイ、ディレイ、ディレイ。
ディレイにすら言わないです。遅れてても。多少10分、15分はもう遅れと捉えないみたいな。
で謝らない。
そうですね。日本だともう2、3分遅れた瞬間もうすいませんみたいな。
アナウンスがすごい早いよね。
すごい謝りすぎだよっていうか。
っていうのとかも多分海外からする、人からするとすごいと思うけど、日本人からすると別に普通みたいな。
それも中にいると気づけない。
そうですね。
です。
だからこう、飛躍しすぎかもですけど、誹謗中傷とかの、それは別にどこの国でもあることだし、別に日本だけが取り立てて多いわけじゃないけれども、目線を変えられないっていうか。
そうですね。
その、サークルから出られないっていうか。
そうですね。
自分のエリアから、外に出て目線を変えようとか、違う考えを見よう、景色を見ようみたいなことが、匂いも違えば、ご飯も違うし、なんかもったいないなって、誰目線なのかっていうのはありますけど、もっといろんなことあるよって。
そうですね。
センスオブワンダーと体験
それに気づくのが、山田さんの言うアハ体験みたいな。
はい。
言うところなんですけど、なんかセンスオブワンダーっていう言葉を使ってましたっけ。
はい、そうですね。
なんかそのあたりの言葉の意味とかもうちょっと詳しく聞いてもいい?
そうですね。センスオブワンダーっていう、なんか金銭に触れるみたいな感じなんですけど、要は自分たちが運営してる宿とかを通して、なんとなくあ、いいなみたいな、そういった感情に訴えるじゃないですけど、そういったことを感じられるような宿作りだったりとかサービスを提供していけたらなっていうのをビジョンに掲げて活動してるっていうような感じですね。
それをいろんな人に体験してもらいたいという。
そうですね、はい。そうすると何か新しいことが生まれたり、その人の人生のなんて言うんですかね、またなんか新たな点になるのかなとか。
点になるっていう。
そこで経験したことがその人にとって人生のなんかプラスになって、なんか違う方向を見たりとかっていうようなことが提供できたらそれほど嬉しいことないなっていう。
それが山田さんの言うセンスオブワンダー。
そうですね。
新しい気づきとその方の次のある指針みたいな。
とか、そういったものをなんか止まってもらったりサービス提供して体験してもらってみたいな。
これ山田さん自身がいろんなところでそれを体験したってことですか?
めちゃくちゃ体験してますね。
どういうセンスオブワンダーだったんですか?
どういう、これ言葉で話すのすごい難しいな。
一番最初に行った海外はどこですか?
海外は韓国ですね、僕一番初に行った。
でも子供の時行ってるんで、そんなのは感じずたま行ってただけなんで。
それを感じたなっていうのは大学の東南アジアにバックパッカーで行った時とかですかね。
なんか困ってる時に助けてくれる人がいたりとか。
あとはめちゃくちゃ貧乏旅行してたんで、ほぼ現地の人の生活スタイルの中に馴染んでいこうとしてたんですよ。
っていう中での気づきだったりとか。
なんかそんなことをすごいやってて。
海外隣りだった時もずっと屋台、地元民が行くような屋台でしかご飯を食べなかったんですよ。
もう毎日腹下してましたけど。
でもほんと現地の生活食事なんですよね。
そうですね。
で、1日500円しか使わないみたいなの決めててやってたんですよ。
で、そのアっていうのが良いこともあれば悪いことも含めてなんですよ。
で、いろいろやりました。バスでスリにあったりとか。
あとはエアコンがあることがどんだけ恵まれてるかとか。
本当当たり前ですね。
当たり前なんですけど。
そうじゃないですね。
そうじゃないなって。
なるほど。
扇風機だけでもめちゃくちゃありがたいなっていう。
確かに。
しかも蒸し暑いんで向こう。
それだけでもありがたいなっていう。
なんかそういう経験通してなんか日本の良さもわかるみたいなのがやっぱり僕の中では体験じゃないですけど。
なんかそういう経験ですよね。
あといろんな文化に触れられるっていうのもいいなっていう。
ラオスに行った時はその卓発の文化があって朝お坊さんが歩いて町に入り歩いてそれにお供えをしていく。
食べ物あげたりとかするんですけど。
お昼にお寺とかもあるとそのいただいたものをみんなにシェアするっていう。
地域文化の重要性
だから入ってきてご飯食べて帰りみたいなのがあったりとか。
こんな日本じゃ絶対あり得ないじゃないですか。
っていうようなそういう経験も含めてっていうところですね。
面白いです。
人力の社会保障制度みたいな。
そうなんですよ。
再分配されてる。
これなんかすごい良いエコシステムだなと思いながら。
日本のそんなお寺に行ってご飯食べて帰りになんかないじゃないですか。
なんかそこら辺がすごい。
しかもそのお金じゃなくて物なんですよね。
米とか果物とか野菜とかあげるお供えするんですよ。
っていうのを毎日やってたりとか。
お渡ししてる人もこれは循環に回るっていうのを分かってお渡ししたりする。
そうですね。
だしあとは向こうの仏教徒のお坊さんはめちゃくちゃ厳しいんですよ。
肉、確か女性と手を触れちゃダメだったりとか。
あと肉食べちゃダメとか。
そういったのもあったりするので。
日本の仏教のお坊さんよりも圧倒的にその規律を守ってるというか。
日本はね、その規律を破るためにね、
バラとかボタンとかっていったりするわけじゃないですか。
桜とか肉のこと、花に叩いてるのは。
そういうことなんですか。
っていうところを垣間見たりとか。
そうですね。
そういう文化を触れるのはめちゃくちゃ自分にとって貴重でしたね。
天秤の子、新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
宿泊業って地方創生みたいなところで、
地方と宿泊みたいなローカル性みたいなところってどう感じてますか。
正直、今日本って人口減少していってる中で、
その地方を残していくっていうことがすごい難しくなってきてると思うんですよね。
年を負うごとに。
なんですけど、そこにあるちっちゃな村とか町とかが、
束になったものが僕は日本っていう国だと思ってるんですよ。
そういったところには、歴史だったりとか文化だったりとか、
見える者まわりの目に見えない風習だったりとか、そういったものもあると思って。
でもそれが束になったのが日本っていう国を僕は構成してると思ってて。
で、これがなくなるってことは、もう二度と生まれないわけですよ。
これほどもったいないことがあるのかなと思ってて、
いや、これもったいなさすぎるよねと。
これを守ろうと思ったら、どんなことができるのかなと。
宿泊業の役割
ってなった時には、内から産むか、外から人を引っ張るかしかない。
ってなったら、外から人を引っ張りたいよねと。
引っ張っても何かお金を落とすようなことが、
仕組みづくりできないとダメだよねってところで、
じゃあ宿だったら、そういったものを提供できるハブになるんじゃないかなっていうことで、
宿泊業で地方を活性化させていけたらいいなみたいな。
っていうところで活動はしてるんですけど、
じゃあなんでお前東京とか軽井沢でやっとんねんという話なんですけど、
それはもう普通にキャッシュを作って、
どこかのタイミングでちゃんと貢献できたらなっていうふうには思ってますね。
じゃあそのための今準備段階。
今準備段階ですね。
お客さんは海外の人が圧倒的なんですか?
これもうエリアによってバラバラですね。
軽井沢はほぼ日本人です。
7、8割日本人で3割あるかなぐらいが外国人って感じです。
片山東京に関してはもう9割外国人みたいな。
宿泊施設の今9割ぐらいが海外の方なんですか?
海外ですね。
東京は特に。東京は何か所ぐらいあるんですか?
管理してる武器もちょっと20件ぐらいですかね。
民泊の。
民泊が多いですね、都内は。
で、う、みたいなちょっとあれとか。
9割。
9割。
それもやっぱり多様な文化をなくさないための活動っていうことなんですか?
そうですね。1回なくなってしまったらもう多分二度と生まれないんで、
その伝統とか風習ってものはもう消えたら終わりなんで、
それを何か僕らはいくら頑張っても守れないことの方が多分多いとは思うんですけど、
それでも何か守れるところがあるんであれば何か残していきたいなっていうのはありますね。
皆さんは何でそれを残したいと思うんですか?
多様な文化の継承
いや、純粋に多分海外たくさん行ってみて、やっぱ日本いいなって思ったからですね。
それしかないですね。
どんなところが日本っていいなって感じてます?
いや、何だかんだいろんなことを受け入れるなって。
日本って良くも悪くもなんですけど。
受け入れるっていうか。
なんか、適応能力多分日本人かなり世界の中でもトップクラスだと思ってます僕は。
適応っていうのはどんな感じの。
この社会の構造に対する適応だったり、新しいものを取り入れた時の適応力っていうのは僕日本人ピカイチかなって思ってますね。
逆にどんなところでそれをそう思ったんですか?
海外だとこれ拒むみたいなのが。
例えばあることが起きた時に拒むとか、自分たちの文化にはない時なんですけど。
例えば明治維新の時とかって、いろんなものを吸収していったじゃないですか。
アジアの中でも唯一。
他の国はそれをしなかったせいで欧米列強とか言われてましたけど、
日本だけアジアの中ではほぼ植民地されずに残っていったっていうのは、新しいものをどんどん取り入れていってそれに順応していったっていう。
それ今もそうなのかなって僕は思ってて。
海外はでも、デジタルの部分で言うと海外の方がもっと適応能力あるかもしれないですけど、
なんだかんだ、持ってきて日本ローカライズドする力というか、それに適応する力は日本めちゃくちゃ強いなっていうのは感じますね。
持ってきてかつローカライズドする力もある。
そうですね。
オリジナリティも作れるってことですか?
オリジナリティって言うと、そんな感じはなんかしますよね。
料理が多分そうですよね。各国の料理が日本にはあって。
いわゆる日本人の好みに合うようになってて、でもその国の人たちが食べても美味しいってなるみたいな。
あれってすごい。逆に海外行くと、あんな選択肢ないですよね。
ないです。全くない。
何にするっていうのがない。
ないですね。確かに。
いわゆる例えば、その国に行ったらその国のものか、もう食べないかみたいな。
食べないか。
究極。
なるほど。
日本は今日はじゃあ、ファーストフード、じゃあ今日はお食、今日は韓国料理みたいになるから、すごい選択肢がある。
そうですね。
確かに。
確かに。だからこそ多様な文化がある国。
そうですね。多様なものを受け入れて、例えば生まれたらお寺か神社行って、結婚式の時は教会行って、また死ぬ時は寺、神社行くって。
こんな国ないですからね、他の国って。
見事に分けてる。
見事に分けてるっていう。聞いたことないんで、海外で。
確かに。そうですよね。で、喧嘩しないしね、そんなもんですね。
面白いと思ったら、それで神様信じてますかって言ったら、だいたい信じてない人ばっかりいる。
そうです。
いい感じに取り入れて遊んでるような感じですよね。
だから突き詰めると、神社と寺の違いもあんまりよく分かってないみたいな。
御朱印もらえたりするしね、どっちも。
そうですね。っていうのも含めて、適応能力と言えばいいんですかね。
応用力。
応用力というか、そこら辺すごい日本は強いなっていう。
なるほどね、確かに。
あと、外国人が来て、確かに人混みが、例えば渋谷行ってもが隠版で多いっていう。
いうものの、困ってたら何だかんだ助けてくるみたいなとこだったりとか。
海外だってもうみんな仕方なんで、こっちから声かけない限りは。
あとはなんかちょっと詐欺的な輩が近づいてくる。
狙われちゃう。
困ってる。こっちあるよみたいなね。
なんかわざわざね、道分かんないって言ったら連れて行ってあげたりもしたりするじゃないですか。
海外だとあんまりああいうの正直ないかなっていうイメージはありますね。
なるほど。
ついでもやっちゃいますもんね。
ですね。
困ってるかなと思って近づいていく。
はい。
やっぱりいろんな日本の良さが見えてきてると思うんですけど、
それをやっぱ伝えていくっていう立場にトミオスっていうのはなってくるのかなと思うんですけど、
どういうふうに伝えていくといいかなっていうのがありますか?
そうですね。
まずは僕たちが運営してる宿とか。
で、そういった経験だったりとか環境を整えられたら一番ベストかなと。
で、まだまだその会社が全然大きくない状態なので、ゆくゆくはなんかそういったホテルだったりとか。
そういうのを作れたら嬉しいなって。
作っていきたいなっていうふうには思ってます。
そこでいろんなセンスオブワンダー、アハ体験ができる。
そうですね。
やっぱその地元の多様な文化っていうか。
そうですね。そこはやっぱり大切にしたいなっていうのはすごい思ってて。
なんかあそこ行ったらこんな経験できたよっていう。
っていうのでお客さん来てほしいなっていうのが思いますね。
で、地元があそこってこんなもんあるんだ。
地方に行かないとわからないことって結構あるじゃないですか。
例えば何があるかなこの近辺で言うと。
例えば軽井沢の隣に三与田っていう場所があるんですよ。三与田町っていう。
そこって麦チョコの発祥地らしいんですよどうやら。
全国区のお菓子ですね。
そうですそうです。
おいしいですね。
とかっていうのも行ってわかったっていうか。
行かないとわかんなかったし、そこは縄文土器が出てくるんですよ。
縄文人ってあんな寒いとこ住んでたの?とか思いながら逆にマジかと思いながら。
あったかいイメージありますね。
地方の魅力を発見
あったかいイメージあるじゃないですか。
こんな寒いとこ住んでたんだと思いながら。
気温が若干その時代がどうなのかわかんないですけど。
そこら辺を行けばわかるんで。
逆に言うと行っても、僕も1年行ってわかったってことなんで。
それを何か提供できたらめちゃくちゃ面白いなっていうのを思ってますね。
トルノスさんもこの具体的な構成みたいなのってどんな感じで住んでいくんですか?
具体的な?
そうです。今はとりあえず軽井沢でやっていってて、来年は藤吉田、山名高校川口校でちょっといろいろお話をいただいてるんで、
そっちで事業拡大していきながら、関東近郊でまず拠点作りをしていきながら、自分たちの宿も作っていきながらみたいなことが今後できていけたら一番いいなっていう話はしてますね。
自分たちのその宿も作っていく?
そうですね。
でもそうですね、日本のいいところを日本人が語れてないんだろうなっていうのはすごく思ってて、
それは海外に行かなきゃわかんないってことではなくて、日常の中で人とか物とか文化とか、それぞれいいところを見つけようっていう意思がないと見つけられないのかなとは思ってて、
日本って遅れてるよねとか、ネガティブな情報ばっかりが入ってくるし、あとインバウンドの方に押されてしまって、日本人は豊かではなくなってしまったんだっていう後ろ向きな気持ちとか、報道、メディアとかあるから、
でもなぜそんなに人が来るのかってやっぱり魅力があるからだし、そこにもっと自負というか自信というか持って、
でもそうは言っても日本人が日本国内はあんまり旅行もしてない。海外のみならず。
だからその県その県にすごい面白いことたくさんあるのに、都道府県制覇したいなと思ってるので。
僕も全部行けてないんで、ちょっと制覇したいなっていうのはありますね。近々。いろんなとこ行ってるんで。
その県にしかないものたくさんあるから、私は東京に住んでるんで、むしろうらやましいと思ってます。地方もネガティブに言われちゃうけど、そんなことないと思う。
知らないだけで本当は知ったらすごい魅力がいっぱい、山田さんも小川さんもおっしゃる通りあるのかもしれないですね。
伝えていくためにはまずそれを知っていくための動きがあるとだいぶ変わりそうですね。
そうですね。そういった地方に宿作っていって来てもらって、あ、いいな。ここもうちょっと知りたいなみたいな形で、
なんかもっと地方に移住者が増えたりとかって言ったらもう最高の形なんじゃないかなとか、っていうふうなことは思ってますね。
身体感覚で体験する旅
旅に行くと自分の体のなまり具合みたいなのがあるというか感じることもあって、そのセンスオブワンダーっていう話で思うんですけど、
初めての土地とか、たとえば一人で歩くでも友達と歩くでもいいんですけど、
夜道とか、あとは新しいとこに行く好奇心ももちろん大事なんだけど、一方でここ行ったらよくないんじゃないかとか、
センスというか直感みたいなところって、体で意識で感じるっていうよりも体の感度みたいなのがやっぱり問われるんじゃないかなと思うし、
いかに体を使ってないかっていうことは旅に出るとよくわかるなという気もしますし、
あと本当にぶらぶら歩くとかでも、すごくその土地その土地の良さとか、あとは偶然の出会いみたいなことも起こるし、その土地の食べ物とかもそうですし、
体全体を使うっていうのがやっぱり旅の醍醐味だったりもするのかなって思いますね。
なんかそこで起きている、頭だけで起きていることじゃなくて、身体感覚も含めた体験。
むしろそっち、多分血管指向への活性化とか、まあ一時ワーケンション、今ちょっと言わなくなったような気がしますけど、
多分その良さっていうのは、体を移動して物理的な移動と、さらに景色とか空気とか食べ物とか変わったときに起こる身体感覚への影響みたいなのが良いものにつながっていくんだろうなって。
なるほど。じゃあそこも含むセンスなんですね。
そんな気がしますね。感受性みたいな。
なんかいろんな楽しみ方ができそうですね。
本日のカフェの営業はここまでになります。
今回カフェに立ち寄ってくれたのは株式会社トルノスの山田さんでした。
事業内容について興味のある方はぜひ概要欄からご確認ください。
概要欄からはソーシャルハイブ本郷を運営している小野田総合法律事務所のホームページもご覧いただくことができます。
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そして番組ではお便りを募集しています。
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明日はどんな自分をデザインしますか。
それではまたのご来店、お待ちしています。
ソーシャルハイブウェイティングカフェ天秒の子
新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常
31:17

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