2025-02-12 32:32

#27「主体的な旅が彩る人生」(株式会社TORNOS 山田 浩徳③)

今回の語り手:株式会社TORNOS 代表取締役 山田 浩徳

HP :⁠⁠https://trns.co.jp/⁠⁠


内容:現場主義と組織運営/働くと景色が増える企業文化/旅の本質と主体性/地域性を理解した宿づくりの実践/幼少期の体験が育む世界観/教育機会の創出と社会発展/異文化体験と気づきの連鎖/空間設計における非日常性/スラム街で見た資本主義の現実/リスクを楽しむ旅の哲学/ライフとワークが一体化した事業展開


ようこそsocial hive WAITING CAFE 点描の弧へ。

ここは東京文京区本郷三丁目駅の裏にある、小野田総合法律事務所併設シェアオフィス『social hive HONGO』のメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。

毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かがふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。

まるで世界の見え方がほんのちょっと、変わってしまうような。

※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。


聴き手 :⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠岡田壮麻(スタートアップ支援家)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表)

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://niila.info/index.html⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか 

小野田総合法律事務所 : 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠HP:⁠⁠⁠⁠https://www.ot-lawoffice.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


X [Twitter] :⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ social hive HONGO(@socialhiveHONGO)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

*ご感想は 「#点描の弧」 でお願いします。

BGM:zippy(作曲家。X [Twitter]:zippy@zippy_zippy_)

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Welcome to social hive WAITING CAFE Tenbyo no Ko.

This is the WAITING CAFE where members of "social hive HONGO," a shared office attached to Onoda Law Office, located behind Hongo 3-chome Station in Tokyo's Bunkyo Ward, stop by.

Every week at this time at WAITING CAFE, one of our members stops by to share an interesting story.

It may be a story that will change the way you see the world just a little bit.

サマリー

株式会社TORNOSの山田さんは、主体的な旅や新しい宿泊体験の創出について話しています。特に、修学旅行の受け身な形からの脱却と、より参加型の旅の価値を提案しています。旅を通じて主体性を持つことの重要性や学びの機会を広げることについて説明しています。また、宿を運営する中で得た経験から、異なる文化やローカルな状況への理解が深まったことが強調されています。主体的な旅が人生を彩るというテーマのもと、旅を通じての学びや体験の重要性について語っています。特に、困難やリスクを楽しむ姿勢が旅をより深く豊かにすることに繋がると強調しています。

00:07
ようこそ、socialhive WAITING CAFE 点描の弧~。
ここは東京文京区、HONGO3丁目駅の裏にある法律事務所併設シェアオフィス、socialhiveHONGOのメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かが、ふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで世界の見え方がほんのちょっと変わってしまうような、そんな話が聞こえてくるかもしれません。
socialhive WAITING CAFE 点描の弧スス。新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
新しい宿泊体験の展望
本日のご来店者は、前回に引き続き株式会社TORNOSの山田さんです。
山田さん、共同の話にも出ていたSENSE OF WONDERを広げていくために、各地のローカルなものを伝えていくために、まず東京で神戸伊沢でキャッシュを作った上で、各地域に向かっていくという話がありましたけど、
具体的にどういうふうにそれを進めていきたいというふうに感じていますか。
今、ありがたいことにいろんなご依頼を受けているので、それを丁寧に対応していきながら、少しずつ事業を拡大していけた先に自分たちの思い描く宿だったりとか、
のも作っていけるのかなというふうに思っているので、実際来年は富士吉田市に進出しますし、あたりにも進出する予定なので、関東近郊はこういった形で広げていきながら、
地方の案件だったり、そういった案件も対応できたらいいのかなというふうには思っています。
なんかあの、山田さんって、たぶん現場が、なんか人との出会いとかってすごい大好きじゃないですか。
はい。
なんかどんな現場で生まれるような宿を作っていきたいという。
現場で。
それスタッフととかってことですか。
でもいいですし、ご自身でもいいです。
そうですね。最近その軽井沢がスタッフがたぶん40、50名ぐらいいるのかな今。
僕も全部大きく言ってないんですけど、たまに、本当にたまに現場に行くことがあるんですよ。
そしたら、僕のことを代表だと思ってわからない人がいるようなシチュエーションになってて、
そういった時に、他の人たちがあの人代表だよって言ったら、え?みたいな感じもあったりして、なんていうんですかね。
でも現場に行かないとわからないこともあるし、実際たまにちょこちょこ現場に行って、見て回ってっていうことはしてるんですけど、
そういった時にスタッフと交流したりとか、実際現場入ると製造をやったりとかっていうこともしてるので、
そういうのをやると、同じ膝で物事見れるし、これこうした方がいいのかなとか、なんかそういう話もできたりするので、
そういったことは積極的にやっていってますし、あとは、もしどこか行くってなった時には、自分の宿と比べたいんで、いろんな宿泊まってみたりとかっていうことはしたりしてますね。
そういう、なんかいろんな現場を見ていたり、こう体験したりする中で、感じるものってありますか。
感じるもの。そうですね。
本当かどうかわかんないですけど、例えば現場のスタッフから言うと、めちゃくちゃ働きやすいとかっていうことは伝えてもらってて、
で、なんでかなっていうところでいろいろ話聞いてると、その軽井沢にいるメンバーたちが日々マニュアルの改善を行ってたりとか、
とにかく何かミスが現場で起きた時は、現場の責任ではなくて、こちらが経営者側の落ち度だというところで、どうやったらそれが改善できるかっていうのをずっとやっていってるんで、
それがなんか現場の人たちからするとすごいありがたいみたいな話は伺ったりしました。
僕がやってるわけじゃないんですけど、メンバーが頑張ってるんで、そういったフィードバックもらえたなっていうのはあるし、
あとはそうですね、他より給料が若干高いんですよ。軽井沢でも。
っていうことで応募をたくさんいただいてっていうところで。
なるほど。なんかその給与を高めに設定するっていうのは何か思いもあるみたいな。
給与を高めに設定するっていうのは、もちろん経営的戦略の見せももちろんあるんですけど、
それだけじゃなくて、僕たちがやってる宿って、一泊本当に夏とか年末年始とかで18万以上するんですよ。一泊で。
食事も何もついてないんですよ。すどまりで。4人で18万とかなんですよ。
民泊ですもんね。
一棟菓子で。そんな宿をやってるんで。
すごい履歴。
そうですね。もちろん安い時はもちろんありますけど、その半分期換算期によってって形なんですけど、
そういった宿をやってるので、そのスタッフに対してもちゃんとした給料支払ってっていうところで、モチベーションもちろんキープしてもらう。
プラスアルファ、例えばそういった宿を自分からまた止まってみれるようなチャンスが生まれるんじゃないかなと。
そんだけ給料与えてるとっていうところもあって、
そうですね。うちの会社で働いてたら、他の会社で働いてない景色が見えるとか、
っていうのが提供できたらめちゃくちゃいいなっていうのは思ってて、給料をちょっと他社さんよりたぶん2割くらい高いのかな、たぶん。
ですね。そのエリアで言うと。
なんか品すればどうするっていうか、やっぱりその自分が働いてる会社で起きてることを、また違う自分がコンシューマーになって体験できるかっていうのはすごく大きいなと思ってて、
やっぱり比較するとか、自分が体験してみないとわからないことっていうのはたくさんあるから、
それはすごく、給料っていう本当に目に見えるもので、わかりやすい指標で、それだけで来てると思うけど、
でもそこに付随するものもたくさんありそうだなっていうのを聞いてて思いました。
もちろんその額面的なね、とか時給でそれにたくさんある求人の中からどう選ぶかはそれ個人の問題ですけど、
さらにそこから高いだけじゃない何かを得られるみたいなのは、その会社の持つコンセプトみたいな大事なことなのかな。
なんか企業文化とか、その組織風土みたいなところも含めてですよね。
うん。
なんかどんな組織風土にしたいとかってあります?
組織風土。そうですね。風通しがいい会社では常にありたいなっていうのと、
あとはそのエリアでのトップランナーであり続けたいなっていうのは描いてますね。
それはどういう要求なんですか?
そうです。これも普通に経営的視点でいうと、面を取れればやれることが増えるなっていうのがあるので、
面を取りに行きたいなっていうところで今カルーザーでやってて、
で、実際夏までで言うと管理都市20棟ぐらいになるので、ベッドの数で言うと多分80から100ぐらいになるので、
かなり大きな宿の大きさになるのかなと思ってるので、やれることの幅が広がってくるのかなっていうところと、
そうしたらメリットも出しやすくなるのかなっていう。
なるほど。それによってよりこうセンスオブワンタに近づいていくみたいな。
そうですね。そんなことができたらなっていうふうには思ってますね。
なるほど。
主体的な旅の提案
で、僕がずっと旅っていうことを話してるんですけど、旅って多分主体的に動かないと旅って始まらないと思ってますからね。
で、それで言うと僕が変えてほしいなっていうのが、修学旅行。
あれとも完全に受け身で、学校はもうただツアーに行ってるみたいな状態なんで、
ディズニーランド行ってなんかおいしいご飯食べてみたいな仲間との思い出作りみたいな感じになってるんですけど、
もともとの修学旅行って学ぶを収めるじゃないですか。学ぶを収めるためにディズニーランドかなって思うところはちょっとあったりして、
であれば主体的に自分たちでどこに行ってこれを見てきて確かめてきた。
なんかそういう主体的な修学旅行のツアーを自分たちで作っていくっていうのはあった方がいいのかな。
そうしたら多分受け身では見れない部分も見れるのかなとか。
例えばディズニーランドに修学旅行では組み込まれたとしても、
自分たちが計画していくディズニーランドの価値と、ただ受け身で受け入れるディズニーランドの価値って多分僕全然違うと思ってて。
ルートを考えるとか。
そうです。まさに。
時間と、予算と。
なった時に修学旅行だとね、貸切の新幹線で行くみたいなのがあったりするかもしれない。
ひょっとしたら今日、収録日12月26日ですけど、今日JALは飛行機が飛んでなさそうな感じですよね。
システム障害。
そうなんですか。
そうなった時に、じゃあどうしますかっていう大体案だったりとか。
陸路なのか。
そうですね。
どうやったらいけるだろうみたいな。
果たして行くのが正しいのか、それとも目的地を変えちゃうのかとか、ここら辺とかを多分考えていくのが僕は旅だと思って。
ほんとほんと。
なので、修学旅行の僕が仕組みを変えるだけでも、日本人がパスポート持ってないとかって言われてるんですけど、多分持って海外出てみたいな、いろんなもの見てみたいなっていうチャンスは増えるのかなっていうふうに思ってますね。
自分で組み立てていけるぞみたいな感覚を持つ人が増えるかもしれないですね。
そうですね。で、見てきて、全然違ったなみたいな。それに何か変わるみたいなことも全然あるのかなと思うので。
確かに。私の場合は、自分で考えていくツアーのほうが断然面白いけど、時々場所によってはツアーに参加すると、何か知らないけど、皆さん文句言ってる人が多い。
そうなんですね。
例えば、ちょっと時間が融通がきかないとか、バスのこととかホテルのこととか、誰かに作ってもらったものに対して、ありがとうっていう気持ちももちろんあるんだろうけど、
でもそうじゃないネガティブな方に目を向けやすいみたいなことはあるのかなっていうのはすごく、
自分が1ツアーの参加者だとしても、そういうのを聞こえてきたときに、なんでそんなに言うのかなっていうのは。
それは修学旅行とか、パッケージされたものって送りがちで、サービスとかって、自分としては副修行だけど、
そうすると、もっとこうしてくれたらよかったのにとか、先にそれが出ると、本当はありがとうと思ってても、なかなか伝わらない。
ソーシャルハイブ、ウェイティングカフェ、天秤の子。新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
僕もいろんなところ旅行行ってるんで、この前カンボジア行ったときは、キャリーケースを預けてたんですよ。日本から出発するとき。
中国経由でカンボジア行ったんですけど、カンボジア着いたらキャリーケース開けられてて、それこそお知り合いから頂いたちょっと高額なサングラスが盗まれてたと。
その空港の飛行機に預けてたもの?
預けてたやつです。
亡くなってる。
15万円相当が盗まれてて。
ピンポイントでそれだけ?
旅の概念と主体性
もうそれだけです。ケースはあったんですよ。中身だけないっていう。やるんだったらどこと盗めよとか思いながら。
これも一つだなっていうので諦めてって感じなんですけど、それも含めて旅というか、盗まれてももう苛立ちはなかったですね。
まあ、しゃあないわっていう。これも一つだわっていう。もうちょっと行き過ぎて麻痺してるかもしれないんですけど、ひょっとしたら。
経験しすぎて。
経験しすぎてて。っていうのもあるかもしれないんですけど、でもまあそれも含めて、じゃあその時どういうことするかっていうのも変わってくるし。
確かに。旅というものの概念をどう捉えるかっていう話ですよね。
主体的に作るものなんか、受けるサービスなのかっていう、この違いがすごく隔たりがあるような。
そうです。
感じがしますね。
だから旅への抵抗感が強い人って、もしかしたらそこがあるのかもしれないですよね。
そうですね。
主体性とか考えることとか、あとはトラブルの対応力?
そうですね。
なので、うちが運営してる施設で言うと、どっちかというとツアーに組み込まれてる宿じゃなくて、お客様自ら見つけて泊まりに来る。
なので、自ら動いてきてるんで、そこに対してしっかり自分たちのビジョンが伝わるようなコンセプト作りがどうしたらいいのかなみたいなことは伝えてて。
っていうことは常に考えながらやってますね。
宿のコンセプトとデザイン
逆に私自身は民泊、日本では1回ぐらいしか体験したことなくて、家具とか内装とかでこだわりとかあったりするんですか?
そうですね。一応インテリアコーディネーター入れてっていうところで、一応統一したコンセプトでっていうことはやったりしてます。
どんなのを大事にしてるとかあるの?
インテリアコーディネーターさんがそれぞれコンセプト決めて作ってらっしゃってて、じゃあこの部屋はこういう作りにしよう、この部屋はこういう作りにしようっていうところでちょっと違うテイスト入れたりとか。
あとはその建物を見て、じゃあログハウスだからログハウスに合ったようなデザインにしようかとかっていうことは考えてます。
で、僕はどっちかというとそれはお任せしてて、どうやったら非日常感を演出できるかってことを念頭において、それをコーディネーターさんに伝えて表現してもらうみたいな。
非日常感っていうのは、例えば軽井沢だったらどうなってる?
今あるのはシアタールーム入れてたりとか、そうですね。
うわ、こんな家理想だわみたいなとか、こんな家に住みたいみたいな。
映画見たいみたいな。
ですね。っていうことをしたりとか、あとサウナ入れたりとか。
はいはい。
そうですね。そういったことやっていきながらっていうとこですね。
非日常だって。
そうですね。もう宿はどんだけ非日常を演出できるかっていうとこなんですけど、そこで忘れちゃいけないのは寝る場所だよっていうとこですね。あくまで宿は。
圧倒的に寝てる時間長いですね。
そうですね。そこを阻害せずに、どんだけゆっくり楽しんでもらえるかっていう。
あと、エリアによっても話が変わってくるんですよ、これが。
軽井沢ってどっちかというと、家族でゆっくり断乱するために来るみたいな、やっぱ別荘地なので、中で過ごすことの方が圧倒的に多いんですよ。
じゃあ片井さん、東京はどうかっていうと、どっちかというと外をずっと出ずっぱりみたいなことがほとんどなんで、帰ったらすぐ寝れるとか、安眠できる場所みたいな。
なるほど。
なので本当にその用途によって、エリアによって全然作っていく宿が変わってくる。
そうか、じゃあ宿もその周辺の状況に合わせてローカライズをされるんですか、自然と。
自然と。手段的にじゃあこれやるか、これやるかとか。
じゃあやっぱ自然と周りのローカルな状況を理解しておかないとできないってことですね。
そうですね。
なんかその辺はどうやってキャッチアップしてるんですか?
実際泊まりに行ったりしてますね、新しいエリア行くときは。
行って泊まって体験してみて、なるほどねとか、こうなんだとか、じゃあこれうちのエリア取り入れようかとかっていうことはやってますね。
なので必ず行ったら4,5箇所は泊まってますね、必ず。
高いものもあれば安いとかも含めて。
一通りの宿を泊まっていくみたいなところ。
そうですね。
あと周りのものをどうやって探したりしてますか、そのローカルのもの。
これはもうやっぱり自分で動いて取りに行くしかないなっていう。
なるほど、やっぱり自分でそこを組み立てて取りに行くんですね。
そうですね。
歩いて。
歩いてとか、いろんな人に聞いてとか、もうそれしかないですね。
山田さん自身がすごい自分で組み立てる旅を本当にしてるんですね。
そうですね。なので例えば今回富士吉田、来年から富士吉田ですけど、行ったら必ずほうとういろんなとこ旅行ったりとか。
なるほど。
ってなるとお客さんにここおいしいよって伝えられるし、軽井沢だったらもう行きつけのそば屋があるんですけど、そこ以外行かなくなったんです、僕は。
で、オススメするとみんなおいしいって言ってくれて。
っていうようなそば屋さん行ったりとか。
某有名店ではなくて。
その路地裏の名店的な。
そうですね。そことかなり有名店とかあるんですけど、ちょっと軽井沢からちょっと離れてるんです、駅からは。
なんですけど、もうみんなそこ連れて行って食べてます。
やっぱりそういうこと伝えてくっていうのも楽しいポイントなんですか。
教育と学びの機会
そうですね、楽しいポイントだし。
あとはね、そのガイドブックに載ってるようなあれではないので。
で、実際そこ以上においしいなって僕も思ってるんでオススメしてっていうですね。
本当になんか好きなことが授業になってるなっていう感覚がすごいしますし、山田さんも楽しんでるなっていう感覚は。
そうですね。楽しまないと多分ここまでやってきてないですね。
確かに。
自分が。
そうですよね。顔面麻痺になってもやるには楽しいことだからですよね。
そうですね、まさにそうですね。
ライフとワークが分かれてないって感じ?
ですね、そうですね。だからちょっとガンガン働きすぎるってとこもあるかもしれないですけど。
たらいてるのかなんなのかですね、本当に。生きてるのかなんのか。
そうですね。多分ずっとこれやってんじゃないかなって思ってます。死ぬまで。
はい。めちゃくちゃ楽しんで。
ワクワクするんで常に。
いいですね。
常にですね。
そこはすごい感謝ですね。両親にも感謝ですね。ちっちゃい時からいろんな世界見せてもらったんで。
それが結構今影響してるのかな。
ベースですね。
ベースがあって。
垣根をやっぱりさげるって話でいくと、若いうちにどんどん経験していく。
いやめちゃくちゃ大事だよな。だから可愛い子に旅させるっていうのは。
本当。
まさに多分こういうことで本当にどんどんいろんな経験させて、多分見ると視野が一気に広がるんで。
例えば人間の学校で読み書き計算ができるからこそ多分いろんなものができるわけであって。
それができなかったら多分自分の世界ってめちゃくちゃちっちゃいと思うんですよね。
なんでちっちゃい時にいろんな経験させてもらったらめちゃくちゃありがたいなっていう。
なんかあの体験良かったなって浮かぶことあります?
ちっちゃい時じゃないんですけど大学の卒業旅行で、卒業旅行じゃないその都内で行った時ですね。
アンコールワットに行ったんですよ。カンボジアの。
行った時にわぜるあの大学院生が来られてて研究で。
でその方がいろいろ話してる時に自転車でアンコールワット遺跡を回ってたんですけど
止めるたんびにもう5歳とか6歳ぐらいの子がうわーって集まってくるんですよ。
小学1年生低学年の子が集まってきてギブにワンダラーって言ってくるんですよね。
で僕はあげなかったんですけど高くない。
まあ500円で生活してたんで1、2ドルあげると相当くしどかったんで。
死活問題。
死活問題だったんであげなかったんですけど
その中で話してると午前晩と午後晩に分かれてと。
その小学生がと。
シフト生なの?
シフト生なんですよ。子供が多すぎて。
で午前中に学校行った子は午後から何をするかというと
親のためにゴミ漁ってくず鉄拾いをしてると。
それが午後晩か午前晩間に分かれてるだけであってやってることはほとんど変わんないと。
小学校1、2年生が家族を養うっていう衝撃的な経験をして
そこからずっといろんなことを考えてて。
僕就職活動したとき宿やるじゃなかったんですけど
金融系を受けてたんですよ僕。金融機関を。銀行保険商社。
受けてて、お金を増やして貧しい国に行って学校を作りたいっていうのがあったんですよね。
今はもう貧しい国って言い方が正しいかどうかわからないんですけど
そういった機会を与えたいなと思ってて。
で今宿だったらそれができそうななんとなく感覚が今あって自分の中で。
で要はそういった学びができてない人たちに学ぶ機会を与えたら。
今僕めちゃくちゃ人間って機会損失してるなと思ってて。
読み書きソロ版ができるだけで視野ってめちゃくちゃ広がるじゃないですか。
選択肢の幅が人生の。
これ多分与えてないだけで多分イーロン・マスクとかビル・ゲイズが埋もれてる可能性あるなと思ってて。
彼らにそういう学ぶ機会を与えたら人間はもっと多分先に行ってる可能性あるんじゃないかなと思ってて。
それがないのめっちゃもったいないなって思って。
で宿でそういったエコシステムを作れたら
親がちゃんと働いて子供に学校行かせてみたいな。
でその学校から飛び立ってた。例えばゴーグルショーが飛べた。
それほど僕は面白いことないなと思ってて。
なので僕ゆくゆく宿をやりながら最後学校を作りたいなって思ったりします。
日本で?
いやもう海外。別に日本でもいいですし海外でもいいんですけど
そのやっぱり学ぶ機会を与えたいなっていう。
そこからなんかノーベル賞とか本当にね。
なんかすごい人が生まれたらそれほど嬉しいことないなっていう。
っていう経験を旅行で、旅を通して。
現地に行って感じたことによって得た資産みたいな感じが生まれてますね。
資本主義と旅の経験
そうですね。本当に日本って資本主義って言われるんですけど
タイのバンコク行くともっと猛烈に資本主義を感じます。
だってタイのバンコク駅から走り始めると
線路の横が全部差別擁護なのかどうかわからない。
本当にそういった集落なんですよね。
このトタン屋根でブルーシート貼ってみたいな。
スラム街みたいな。
スラム街みたいな状態なんですよ。
だけどその駅からたった2キロぐらい離れた場所は
デパートにBMWとかベンツが並んで売ってるんですよ。
でも日本ってそんな場所ないじゃないですか。
そもそもスラム街なんてありますかっていう。
そういった見た光景のレベルの。
わかりやすい形。
わかりやすい形の。
だってもうパンツ1枚で
もう歯磨いてるところ電車が通っていくんですよ。
だけどそこから出て2キロ行った先に
高級車がデパートで並んで。
日本でデパートにまず高級車が並んでることがないじゃないですか。
そもそも。
そういうのが並んでて、それを買う人がいると。
いやーこれはちょっと強烈だなっていうのがあって。
そういう経験も取り通して得れたんで。
その辺ももしかしたら学習の機会っていうところにつながってるのかもしれないですね。
そうですね。
多分あれはもっと猛烈でしたね。
もう鮮明に覚えてます今も。
20年ぐらい前の記憶ですけど。
すごいっていう。
主体的な旅の楽しみ
山田さん、山田さんから今日会った話で主体的な旅を自ら作るみたいな話がありましたけど、改めてその辺りどう感じましたか。
そうですね。私もだから、なんで山田さんの話聞いてて共感できるかなと思うと、やっぱり自分の小さい時の体験も大きくて。
例えば小学校の時はよく両親の実家がある九州に1人で飛行機乗ってたんですよね。
母が羽田で送ってくれて、受け取り先がおばあとかあといとことかが待っててくれたりして、
その間はCAさんの近くの一番後ろの席に座ってて、時々話聞いてくれたりっていう、純一人旅みたいな体験が何回かあったり。
やっぱりそこで起きる他の人が助けてくれる温かさとか、一人旅だけど別に一人じゃない感覚みたいなこともあったり、
あとは困った時にどうするかっていうことも比較的自分で解決するっていう風に親から教わってきたっていうか、
そういうのは自分で考えなさいとか、誰かがやってくれるっていう発想にはあんまりなかったので、
そのあたりはもしかしたら、いわゆる学校で教えてくれることっていうよりも、体験的に生きていく上で学んでいく知恵みたいな、
っていうものの方が生きていく中では大事なのかなってすごく思う。
なんか旅って楽しむものみたいな文が書いてあるんですけど、生き方を学ぶ一つの教材というか、課題みたいなものにもなりうるっていうことですかね。
結構旅先でぼーっとしたりするっていうのは、逆に言うと旅に行かないと生まれない時間だったりもするし、
余白とか余裕とか余暇とかっていうことって、日常を離れないと生まれなかったりするのも、本当は日常にあったら一番いいんだけど、
そのあたりがね、やっぱりお金がないとか給料が低いとかできない理由にもたくさん旅って起こりがちなんだけど、
工夫して、例えば安いアドもたくさんあったりするし、チケットも探せばいくらでも安い方法が入手できたり、
でもそのリスクもあったり、でもそれも一旦全部引き受けて楽しむ、ネガティブなことも拝するっていうかな、
包括的に取り入れて楽しむみたいなのが、楽しみっていうのはポジティブなことばっかりじゃないんじゃないかな。
いいですね。なんかリスクを楽しむって言葉が出てましたけど、それが旅の醍醐味かもしれないですね。
そう、私もよく海外行ってとか日本でもトラブルというかね、不足の事態が起こると、そう来たかと思って、ちょっとニヤニヤしちゃいますよね。
楽しんでますね。
そうか、そう来たらどうしようかみたいな、だからそこで怒っちゃったり、こんなはずじゃなかったりって、なんか立ち止まることもあるけど、
受け身よりは自分で変えていくっていう姿勢の方が、もしかしたら変えられるかな。
主体的により旅を楽しめそうですね。
そんな気がします。
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明日はどんな自分をデザインしますか。
それではまたのご来店お待ちしています。
ソーシャルハイブ ウェイティングカフェ 天霊の子
新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常
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