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2025-11-27 06:16

#357/12月は追い込みよりも、手仕舞いと助走を

#習慣 #習慣化 #12月 #師走
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サマリー

12月には、年末の忙しさを避けて手仕舞いと助走を意識することが提案されています。今年の疲れを引きずらず、来年に向けた準備を今から始めることが重要です。

12月の過ごし方
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、カレンダーを眺めて言うと、いよいよ最後の一枚が近づいていますね。
つまり、12月が近づいているということです。
すると、世の中はシワスという名の通り、なんだか急に咳立てられるような空気に包まれていきますよね。
この時期になると、僕たちは無意識のうちに、今年中にあれもこれも終わらせなきゃとか、ラストスパートをかけなきゃと、自分自身を追い込みモードにしてしまいがちなんじゃないでしょうか。
でも、今日はあえて逆の提案、逆の発想をしてみたいと思います。
12月は追い込みよりも手仕舞い、そして振り返りよりも助走の月にしませんか、そんなお話です。
かつての僕は、12月というとやり残したタスクをリストアップして、それを気合で消化しようとしていました。
まさに自分を追い込んでいたわけです。
でも、そうやって無理やりゴールテープを切ったとしても、結局その疲れを翌年の1月まで持ち越してしまうんですよね。
年始をすっきり迎えるどころか、疲れ果ててスタートダッシュなんて切れない、そんな経験がありました。
特に今年は、僕自身が体調を崩して療養していた経験からも、無理な追い込みは禁物だと痛感しています。
だからこそ、今年の12月は、お店がその日の営業を終えて静かにノレンを下ろすように、広げ過ぎた風呂敷を畳んでいく、いわゆる手締まりの意識を持ちたいと思っています。
新しい大きな仕事を詰め込むのではなくて、中途半端になっているものを整理したり、もうやらないことを決めて捨てたりして、心と時間の余白を作る作業です。
そしてここからが今日の本題のもう一つです。
その手締まりでできた余白を使って何をしますかということなんですが、多くの人はここで一年をじっくり振り返ることをしがちですよね。
もちろん年末に振り返りも大切です。でも真面目な人ごと振り返りがいつの間にか反省会になっていませんか。
今年はこれができなかったとか、あの目標が満たすだったとか、原点方式で自分を採点してしまう。
そうすると新しい年を迎える前になんだか気持ちが重くなってしまいますよね。
だから僕は提案したいんです。12月は過去を振り返る時間よりも、来年やりたいことを今すぐ始めてしまう時間に使いませんか。そんな提案です。
助走の重要性
よくキリがいいから、来年の1月1日から新しいことを始めよう、そう考えますよね。日記をつけ始めるとか、運動を始めるとか、新しい勉強を始めるとか。
でも1月1日にせーのでゼロからスタートするのは、実はすごくエネルギーがいることでもあります。
お正月特有ののんびりした空気の中でいきなりエンジンを全開にするのは結構ハードルが高いと思いませんか。毎年のお正月思い出してみてくださいと、そんな話です。
だからこそ12月のうちにこっそりとフライングスタートを切ってしまう。これを僕は助走の習慣と呼んでいます。助走です。
例えば来年からランニングを始めたいなら、12月のうちにウェアを着て5分だけ歩いてみる。来年から新しい勉強をしたいなら、今のうちにテキストを買って最初の1ページだけでも読んでおく。
そうやって小さく60%くらいの力でウォーミングアップを始めておくんです。そうすれば1月1日はスタートの日ではなくて、すでに始まっている習慣の通過点になります。
もう始まっているから、今日もやるだけという状態になれば、三日坊主のリスクもぐっと減るはずです。
追い込みで疲弊するのではなく、手締いで身軽になる。そして反省で足を止めるのではなく、助走で未来へ動き出す。
人生は壮大な実験です。来年という新しい実験を、この12月から少し早めに楽しんでみるのはいかがでしょうか。
さて、あなたが来年まで待たずに、今日から小さくフライングスタートできることは何ですか。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。この後も良いチャレンジを。それではまた三日後にお会いしましょう。
06:16

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