1. BACKYARD TO CLOSET
  2. #128|2024年の流行とは?「ト..
2024-04-20 42:11

#128|2024年の流行とは?「トレンドとATW」から考える洋服トーク。

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─[ INDEX ]───────────

今週は自分たちが10年間手放せないアイテムをお互いに紹介しながら流行やトレンドについてアレコレと今夜もバックヤードからお届けいたします。

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに横、SAF ONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
まこちょん持ってきた?
持ってきましたよ。
持ってきた?
はい。
どうする?一斉に出す?
あっ、そんな感じで出しましょうか。
出す?
はい。
え、ちょっと待って、一着やな。
今日二着持ってきました。
まあいいや、二着ね。俺一着やけど。
一着ですか、もちろんもちろん。
いくよ。
はい。
せーので、はい。
これと、これです。
ちょっと見せて。
はい。
これ岡ちゃんも持ってませんでした?
持ってます、一緒に持ってます。
一緒の、とこれと。
これすごいね。
そうなんですよ。
いやいや、全然何しようかわからんよ。
ほらね、ラジオを聴いてる人はね。
一応ね、一応説明して。
これね、実はね、10年間手放せないものって何があるかなというね、話をこの前しよってね。
そうそうそうそう。
次来るとき持ってきてみたいな。お互い持ってきて見せ合おうぜみたいなね。
そうそうそう、そんな話になってね。
話になって、まあ今日に至ると。
今日に至ると。
まこちゃんこれ何?
それね、実はね、10年間どころか20年ぐらい前に大学の頃僕大阪におったんですけど、その頃によく行ってた古着屋で買ったビンテージのコート。
へー。
ショップコートみたいな、メカニックコートみたいな。
そうやね、フロントもチェンジボタンで。
そうそうなんですよ。でちょっとグレー、デニム?何だろうな、シャンブレーっぽい。
デニムやね。
デニムの。
ブラックデニム。
はい。
ライトオンスのブラックデニムのショップコート。
ショップコート。
かっこいいねこれ。
ありがとうございます。
なんかタグにマンチェスターやら何やら書いとって。
イギリスの。
イギリスの。
へー。
まあ結構古そうねこれ。
そうですね、相当古そうな。
03:02
50年代ぐらいかな。
うーん。
タグあるわ。
そう、そうなんですよ。そこにマンチェスター何やらって書いててね。
うーん、なるほどね。
これは多分50年代ぐらいのものじゃないかも。
あ、ほんまですか。
うーん。えーかっこいい。
そうなんですよ。これおかちゃん見せたことなかったかもしれない。
ないないない、見たことない。見たことない。
いや、着たらいいのに。もっと。
なんかあの、スロー&ステディに来る時はスロー&ステディで買った服にしようと思って。
小学生みたいだなって。
これもうこの手放せないものって言ったらこれがね、やっぱ浮かんだんで持ってきたんで。
20年前ぐらいに古着屋さんで。
古着屋さんで。大阪の。
なぜこのアイテムが。
なんかね、その古着屋さんがね、すごい僕の中で結構洋服での転換点みたいな。
転換点?
なんていうんですかね。そのターニングポイントじゃないですか。
あーそういう人がいたんだ。そういう店があったんだ。
そういう店があって。
今もあるの?
今はね、古着は置いてないんですよ。
なんかね、当時も古着とジャズのレコードを。
かっこいい。
そうなんですよ。販売、両方置いとって。
へー。
で、今はその古着はなくてレコードを一本でやってたんですよね。
あーなるほど。洋服はやめてって。
そうなんですよ。
あー。
そこで本当にね、ヨーロッパの、イギリスで買い付けされよってね。イギリスとかフランスとかでね。
買い付けされよって。
じゃあレコードのついでにみたいな感じだからね。
そうそうです。それこそサッカーのユニフォームとかもね。
そのヴィンテージのイギリスやから。
あーそこから?
はい。で、ユニフォームがあるって言うんで最初のめり込んで。
そこからヨーロッパの古着にハマっていたきっかけになった。
あーなるほど。
お店。
そういうことなんやね。
シードっていうお店なんですけど。大阪にある。
種。
種は種っていう。
まあシードがシード、まこっちゃんがシードを産んでくれたやな。
あ、そうですね。まさにね。今すくすく育ってますね。
育ってますね。
じゃあ、僕まこっちゃんってこのお店来る前、ユニフォーム好きっていうのは知ってたけど、結構アメリカモノメインなんかなと思ってたら。
その来る前からヨーロッパの古着みたいなのは好きになってたんやね。
そうですね。本当にそこのシードでヨーロッパの古着を買い出したっていうのがきっかけかな。
まあほぼほぼそこでいつも買い物しよったんで。
えーそうなんじゃ。
なんかほんと雰囲気あるし結構いい感じにエイジングしてるね。
ねーそうなんですよ。なんかペンキとかもついとってね。
なるほど。じゃあ自分がこのヨーロッパ古着みたいなものに目覚めた一着から手放せんってこと?
そうですね。本当に。そこの人がね、洋服の師匠じゃないですけどみたいな感じの方でしたね。
06:08
えーなんか着こなしも教えてくれたってこと?
そうですね。古着のいろいろとか。
古着のいろいろとか。
で、週1回くらいちょっと手伝ったりもしよってお店を。
そうなん?働いてたってこと?
まあなんか雑用じゃないですけどね。販売までできないんで。
全然知らんわそれ。
そうですよね。いろいろ教えてもらってみたいな。
そうなんじゃ。じゃあアパレルちょっとやってるやん。
まあ本当にかじってるぐらいですけどね。
いやいやいやいや。えーそうなんやね。
それは思い出の一着やね。
そうそうそうなんです。そこで買った服ね。
で、もう一着はこのフランクリーダーの。
フランクリーダーの。これ何年前かな?8年前ぐらいかな?
そうやね。7年8年前ぐらいのスタンドカラーのストライプ。
ブルーベースの白のストライプが入ったリネンシャツ。
リネンシャツ。これ自分で買ったんじゃなくてね、プレゼントでもらったんですよ。
そうですね。覚えてるわ。
で、これ最初ね、まだこういう形に慣れてなくて。
ちょっとロングの丈でね。
そうやね。
で、ノーカラーのスタンドカラーのシャツで。
どう着たらいいんだろうみたいな。当時はあんまり着こなせてなかったというか、着てもなかったんですけどね。
そう?
そうなんですよ。最初の方ね、どう着たらいいんだろうっていうのがわからなくて。
で、時が経つにつれて、フランクリーダーを知るにつれ、この良さがどんどんわかってきて。
いや、こういうことだったんじゃなみたいな、フランクリーダー。
こういうことだったんだな。
なんていうんですかね。
これはこう着るものだと。
そうそうそうそう。こうだったんだなみたいな。
そんな難しいもんじゃないけどな。
当時の僕にはね、結構ハードル高かったんですけどね。
わかる、それはね。確かに。
で、今となってもこれがフランクリーダー。フランクリーダーといえばこの形、このストライプの感じが、ザ・フランクリーダーというイメージが僕の中に出来上がった、その一着ですね。
じゃあ言ったら、フランクリーダーを知るきっかけとなった一着みたいな。
そうですね。本当のフランクリーダーを知ったような。
いや、偽物ないけど。
本質を理解できた一着かなと。
わかる。それはわかる。
僕もお店始めたすぐは好きでやってるんやけど、やっぱり着方、形が今までと違った洋服やからね。ちょっと戸惑ったよ。
やっぱりそうだったんですか。
09:00
最初の半年、ワンシーズンはどう合わそうかなっていうのはちょっと悩んだよね。
悩みますよね。
でも悩むべきものではないって気づいて、そのまんま普通のシャツ、普通のジャケットと同じように着たらいいんだってわかってから悩まなくなってきたけどね。
そうですよね。逆にこれじゃないとっていうぐらいの感じにね、この形。
この話延々続けたらもう僕が紹介できるのも終わりそうやから、ちょっと僕の先を。
お願いします。
これあれやね、おかちゃんのベスト、フランクリーダーのディアレザー?
そう、鹿川のね。フロントが鹿川で後ろがウール。
これってあれですよね、おかちゃんフランクの別中で作った形の。
10周年で作ったベストのベースとなった。
これかっこいいですね。
なんか、革のベスト、スウェードのベストってこれを買った当時、まこちゃんとよく似た感じで、もちろん持ってなかったし、
着方が難しいというよりかは、結構ハードなんかなって思ってたのよ。
レザーやからっていうね。
でも、もともとナチュラルカラーのレザーにブラック色のせてるから、徐々に色が抜けてくるよね。
最初買った時真っ黒だったものが、今も本当にグレー、薄ベージュみたいになってるでしょ。
ブラックだったんですか?
これ真っ黒だった。
そうなんやね。
そう。だからそういう経年も経て、どんどん好きになってて。
これだけはね、ほんと手放せないっていうか。
やっぱ素材も、ただの鹿革っていうことじゃなくて、やっぱフランクのね。
フランクのディアレザーといえばね。
そうですよ。アルプスで千年以上続く、もう本当に古い、もう最古の舐め仕方で革を作るっていうね。
ちっちゃいちっちゃい田舎さんがあるんですけど、ドイツではもうそこだけなんですよね。
その家族経営でやってるところの田舎さんが作ったスペシャルなディアレザー。
ほんまやね。
ボタンももう1920年ぐらいのアンティークボタンよね、これ。
アンティークのね。
だからまあ素材、パーツ、あとやっぱり経年とか考えたら手放せんよね。
もうね、二度と手に入らないよね。
そう、そうなんよね。
本当にね。
全く同じものを作ったとしても、やっぱその時その時で革の色合いとか雰囲気とかも変わってくるだろうし。
だからもうスペシャルやね、僕の中では。
10周年だね。
大好きやから素材を変えて作ったっていうぐらい僕の中では思い入れのある。
それこそ一着よね、これは。
いいですね。
いいよね。
12:01
ちょっと気になったんですけど、岡ちゃんって洋服の師匠みたいな人いるんですか?
師匠?
はい。
すごい飛んだな、話になって。
そうですね。
師匠は18で洋服屋入ってるから、けど15歳ぐらいから通ってたお店で就職することになるよね。
そうかそうか。
15、え?中学3年って何歳?
15。
15だよね。
15歳ぐらい、15、6歳で通い始めたお店で就職するんやけど、そこのオーナーさんと、あと今もすっごい仲良くさせてもらってるけど、
今アパレルは引退されて農業してるんですけど、コーチのYさんね。
はい、いつもお世話になってます。
あの人とかに基本的な着こなしを教えてもらってるね。
そうかそうか。
特にオーナーさん、最初働いたところのオーナーさんっていうのは東京の文化服装学院出て、徳島に帰ってきてお店を開いたんだけど、
はい。
僕が知る中でも圧倒的に早かったんよね。
トレンドを察知する力っていうか。
洋服に対する造形もすごい深くて、音楽もめちゃくちゃ詳しくて。
だから音楽もそういうサブカルチャー部分とか、あと洋服のことも何もかも教えてくれたその人やね。
きっかけ的にすべてね。
そうだったんですね。
そうですね。
やっぱ影響ありますよね。最初にいろいろ学んだ人ってね。
ターニングポイントになった人っておるよね。
ですね。
師匠、そうやね。
結局これ目の前に3着あるけど、
ありますね。
なんで着続けるんだろうっていうね。
いろいろ洋服はある中で、なんで手放せるのだろうっていうことを考えた時に、
この2着はまさに自分を変えてくれたとか、自分がその起点となったっていうか、
新しい世界に足を踏み入れるきっかけとなった1着ずつじゃん。
そうですね。まさにね。物がというよりは買った場所であったり、人であったりっていう思い出があるものですね。両方ともね。
そうよね。
2着とも。
僕もそうやから。
あれなんかな。手放せんくなるって物っていうよりそういう思いなんだな。
僕らは結構強い方だと思いますけどね。
なんなんだろうな。でもよくよく考えたらこの3着とも1着ヴィンテージやし、その大きな流行りに乗ってないっていうのはあると思う。
まあ風変的なものですよね。どれもね。
そうやね。
色とかも重要かなと思うんですけど、結構合わせやすい。何でも合うような色なんで両方とも。
15:06
確かに。
という前提はありつつ、やっぱりそういう思い入れの部分が大きいかなと思いますけどね。
これがほんまにみんながみんな着てる一斉を風靡したような洋服だったら、たぶんこうはなってないよ。
そうかそうか。そうやね。ちょっと全然思い浮かばなかったですね。探してる時は。
その時その時に買った当時の流行っていうのがやっぱあるんじゃない。流行に乗ってる乗ってないっていうのが僕の中で大きいかなと思う。
流行ね。そもそも流行ってどういうことなんですかね。流行り?流行り物?
流行り物。だから言ったらわかりやすく言ったらそのエアーマックス95ってめっちゃ流行ったでしょ。
めっちゃ流行りましたね。
あのイエローグラデーション。
中学校ぐらいかな。95年にね。
でもそれをじゃあなんだろう。いまだにね95に関しては大好きな方がいて、95年にリリースした以降9回ぐらい復刻されてるんだけど。
すごいね。
でも手放せない一足にはなりにくいんじゃないかなと思うよな。
それもそうですね。
なんか買えたとかそういう付加価値っていうか希少なものを手に入れてるっていう満足度が高かったり当時はね。
そうかそういう見合いが強いですね。
あとは当時買えんかったから買えた。買ったよみたいな。それはそれでいいんやけどなんだろうな。
なんかこうタイミングが結構発生すると思うよ。
その流行ってたアイテムをタイミングずらしてきたら履いたりしたらいまだに履いてんのとか。
ああそういうことね。
そういう目で見られるんちゃうかなみたいなのがあったりして。
そこまでめちゃくちゃ有効したものはね。やっぱり流行ったものはちょっと過ぎたら。
そうなるよね。
そういう意味でなんか普遍的っていう言葉もちょっと怖いんやけど。
なんかこうそういうところでに大きく左右されてないこの三着みたいなものはやっぱり思い出とかそういうのを加味して手に手放せなくなりやすいのかなと。
そうかそうか。
思うけどね。
そうですね。
まこっちゃんは?
流行。
トレンドについて。
トレンドね。トレンドなんだろうな全く意識してないわけではないと思うんですけど。
18:02
けどそんなに追っかけてることは全くないですね。むしろなんだろう大体ここで勝てるんで。
ここが流行の最先端ですけど僕の中では。
最先端では絶対ないけど。
先端にはないけど。
そうなんですか。
どうなんですか逆におかちゃんこそ業界の人じゃないですか。
業界の人。
ファッション業界。やっぱり流行ってものは敏感に捉えてるんですか?
言ってもねでも鈍感っていう言い方も変やけどなんか肌で感じる空気感みたいなのは僕大事にしてて。
だからそういう意味でトレンドを全く追ってないわけでもないし。
今年の2024年1月かなパリコレがあったやん。
2024年秋冬のパリコレのコレクション動画なんかも見たし。
そうなんですね。
だから全体的な大きな流れとしてはそれこそビッグシルエットであるやん。オーバーサイズね。
オーバーサイズはみんなそういう界隈の人たちが今年終わるとか絶対終わるってずっと言ってきて息が長いのよ。
いつぐらいから言われてるんですか?
2,3年前くらいかな。
結局オーバーサイズっていうのはどういうことかって言ったらそれこそこちら知ってるでしょ2号ね。
エイプ作った人。
2号とかファレルね。
ファレル・ウィリアムス。
ファレルが2023年ルイ・ビトンの。
そうなんですか?ルイ・ビトンやってるんですか?
ビトンやってるのよ。2号はケンゾーやってるのよ。
ニュースになってたでしょ。
だから今まで大局にあったメゾンブランドとストリートカルチャーっていうストリートブランドっていうのが
もう本当に3年前くらいから結構メゾンとストリートみたいなのが融合して
ストリート色が結構強くなってるっていうのがトレンドの一個なんよね。
確かにそんなイメージありますね。
あるでしょ。でもそれが何か2024年秋冬とかで言われてるのは
少し前から言われてるんですけど
クワイエット・ラグジュアリーって言ってちょっと元に戻りつつあるっていう。
シンプルで生地感だったりドレップの美しさ、パターンの本当に秀逸さみたいなことを表に出すような
わかりやすい言い方で言ったら小じんまりとしたスタイルっていうのが多く出てきて
ルっていうのが今の大きな流れ。
ストリートカルチャーを融合したそういうものも継続して走ってるけど
それと一方で元あったメゾンブランドの形みたいなのがやっぱり戻りつつあるっていう流れもある。
21:07
それはやっぱり流行のサイクル的なものがあるんですかね。
結局右左なのよ。ファッションって。
と言いますと?
太かったら細くなるよ。
逆になるんですね。
ワイドパンツが流行ってたら次細いのよ。細くなってくるのよ。
で細いのがすごい流行ったら今度ワイドがくるのよ。
確かにちょっと前までね細いパンツの人。
スキニーがあれだけね。
めちゃくちゃ流行ってましたね。
めっちゃ流行ってたじゃん。
でも今はもう圧倒的にワイドパンツの方が主役の座を奪ってる状態でいるでしょ。
だからそうなるのよ。
真逆ですもんねまさにね。
でもそのエアマックス95のようにね。
ゼロにはならんのよ。
だからスキニーとワイドパンツで例えば82とか73だったものが逆になるだけで。
3とかその3割4割の人は継続して履くのよ。
そうかそうか。変わらずね。
でメインの流行りではなくなったっていう感じが起こるだけで。
そういうことか。
そうそうそう。
流行に関してはだから僕はそこまで詳しく調べたりもせんし。
なんだろうなどっちかっていうとこっちはもう意識しないわけではないと思うよ。
まあねしてないこともないですね確かに。
ないよね。
だって10年前のとか15年前自分が好きって着てたサイズ感考えてみ?
サイズ感はね確かに全然違うかもしれない。
でパンツのレングス感もそうなんよ。
今結構短いばっかりですからね。
でどこら辺で履くかとか。
ウエストの位置。
10年前15年前って結構落として履いてたでしょ。
腰履きとかね。
あったでしょ。
そういうパンツの履く位置サイズ感みたいなのは無意識でトレンドの影響は受けてるよ。
そうだったんですね。受けてました。
そりゃそうだよ。
だって80年代に流行ったこの肩パッドみたいなスーツ。
もう今なんかその80年代がリバイバルみたいな流れも結構前からあるからそういうのもあるんやけど。
誰が好んで着るかって気に入るでしょ。
まあそうっすね。選ばないっすね。
だから髪型にしてやってそうで。
10年前の髪型20年前の髪型じゃないでしょ。
昔ベッカムヘアしてましたからね僕。
もう引かんだったら。
そうなんですよ実は。
ほんまやな。
24:00
もう今となったらめちゃめちゃ懐かしいなあれ。
懐かしいね。ほんまにねそういうことか。
だから影響は受けてるけど
僕が思うのはね
その流行をメインにおいて
物を選んだりとかスタイリングしたりっていうパターン
っていうかそういうファッショニスタって言われる最先端に行く人たちよね。
そういう人たちもおるじゃん。たくさん。
で僕の場合はそのサイズ感だったり細かいところはもちろんトレンドを意識するっていうか
それはもうそうトレンドの影響は受けるけど
何だろう塩コショウ程度にトレンドを考えてるのが僕って感じ。
ああそういうことですね。
そこで自分の選ぶものを左右されたりはあんまりない。
したりはしないっていう感じかな。
僕がトレンド流行をどう考えておくかってなったらそういうことになるのかな。
けどめっちゃ詳しいですね。
詳しいはないよ。
めちゃめちゃ追ってるんじゃない?実は。
いやいや追ってないわ。追ってないわというか。
でも最低限だよ僕のそういうトレンドに関する意識って。
でもそれぐらいは頭入れとかんと今どうなってんのかがわからんまま
まあそれもそうか。
だって僕のセレクトがもしかしたら無意識でトレンドになってるかもしれない。
ああそういうことね。
だからそのカウンターじゃないけど
さっきワイドに対してスリムとか
例えば長いものに対してショートとかね
そういうカウンター本来の意味ではないけどカウンターカルチャーっていうか
そういう右左の作用があるのが洋服やから
だから自分の立ち位置がどこら辺に居るのかっていうのはやっぱり確認しとかんと
ああそういう意味で。
そういう意味でやっぱ多少は頭に入れるっていうか
そうかそうか。
それを踏まえた上で自分の色を出していくってことですか?
そうそうそうそう。
お客さんにスタイリングする時に
サイズ感とかはやっぱり今の時代に合わせてあげないと
周りから格好悪いって思われたら辛いでしょ?
まあそうやね。
例えば10年前だったらこの子の体型だったらMサイズだったものが
今だったらLサイズになってるとかはある。
そうかそうか。
それはもちろん人に見られるもんやから
それは大事なんかなと思うよ。
そうですね。やっぱり洋服ですからね。洋服屋さんですからね。
一応お客さんとして洋服を買うってなったら全くみんだろうね。
ああそんな気はしますね。
27:01
全然全くみんと思う。
逆に閉ざされた情報を遮断した状況になりそうですよね。
突き詰めていきそうなんでね。
いやいやだから多分僕が洋服屋さんじゃなかったら
同じものをずっと買いを狙う。
ああそういうことね。
今の感じでだったら。
ああそうかそうか。フランクのジャーマンレザーばっかりとか。
ずっと買うとか。
確かにね。
もう体が大きくなってサイズが合わんからサイズ大きいの買うわとか。
もうそんな感じじゃない?
そうかそうか。それはイメージできるかもしれない。
なんかずっと同じ格好してるみたいな感じじゃない?
まあそれもかっこいいですけどね。
いやまあどうなんだろうね。
僕はそっちが好きってだけで。
だからまあ本当に捉え方みたいなのってあるで。
付き合い方。
付き合い方ね。
あるからそれぞれでいいと思うけどね。
そうかそうか。
でもなんかどうなん?
やっぱ面白いよね。
こういう定期的に10年選手みたいなのをこうやって出すって。
そうやね。
じゃあ改めてクローゼット開いて隅から隅までゆっくり見ながらこのベスト選んだやっぱり。
用気あるでしょうしねおかちゃん。
いや僕はそんなないのよ。
あそうかあんまり変えてないって。
変えてないしスタッフにあげたりするから。
必然的にこういう10年選手みたいなのが集まってるオールスターみたいなクローゼットになってるね。
なるほどね。
だからそのオールスターの中で。
MVPを決めながらねその中の。
それで今日何を選ぶかっていうのは。
楽しかったね。
ほんまですか。
いい企画。
いい企画よね。
定期的に持ち寄りましょうよ。
ほんまやね。
僕も久々に。
僕初めて見たもん。
これね。
なんだよ。
こんな引き出しあるのに。
着てこいよ。
やっぱフル&ステディ行くし。
いやいやビンテージやから。
似たようなの買ってるやん。
でもこれかっこいいやん。
これはね一生着れるなと。
そうやななんかすごい泥染めじゃないけど泥染めみたいになってるね。
なんかねたぶんほんまにこう作業で使いよったんか汚れやらペンキやらがね至る所ついてるんで。
名前も書いとるしね。
名前はタグね。
タグ。
あのここの襟んとこにね手書きでペンで書いてるんで。
なんていう人が着てたのこれ。
名前なんだろうな。
なんか書いてません?
ピク。
30:02
ピク。
違う違う違う。
あの一番大事なとこに別のタグ貼ったのよ。
読めん?
読めない。
ほんまやね。
全然わからん人が。
これ置きにほらバンバン着ようかな。
いや着いよ。
結構こういうビンテージみたいなのかなり持ってんの?
いやけどねほんとこれとあと何があるかな。
結構ねジャケット系はありますね。
けどねあんまり着てないんですよねもうそれは。
けど持ってるのがあるんですよ。
ツイードのジャケットとかね。
それもビンテージのとか。
サイズが合わんってこと?
それはそうですねちょっとねきついかな。
ちっちゃい。
ちっちゃいんですよね。
でそうですね結構今も着れるのはそれぐらいかな。
他はねジャージとかを買い寄ったんでね。
ほんまそのイメージのものにある。
たまにこういうのも買っててっていう。
それが今も残ってるんですよね。
なんか歴史を感じるね。
服のですか?
いやなんかこういう洋服から
まこっちゃんの昔のこと?
僕の歴史をです。
なるほどなるほど。
なんちゃ言わんじゃん。
そうそうそうやねあんまりこう
自分から言うことないかも。
まこっちゃんの口癖教えちゃうか?
そうなんですよ。
いやいやいやそうなんですよちゃうよ。
早めに教えてって言うことも。
まこっちゃんそうだったん?そうなんですよ。
早よ言えよ。
全然言うてないんやね。
もう全然聞いてないし。
そうかそうか。
いやいやだってジャズのレコードとビンテージって
かっこいい店やねそれ。
そうなんですよ。
最近全然行けてないんで。
どれくらいのオーナーさん何歳くらいの方なの?
今いくつくらいかな50くらいになるんかな。
でも結構若いんやね。
そうですねと思うんですけどね。
だって通い寄ったん何歳くらい?
20年前なんで僕が20くらいだったんで。
30ちょいくらいだったと思うんですけどね。
ちょうどその頃にオープンされてて。
向こうのお店も。
ジャズとビンテージ30歳で。
すごいねかっこいいね。
そこでジャズも聞くようになってし。
だから俺まこっちゃんがジャズ聞くことも知らんもん。
店で流したりね。
いいね。
色々教えてもらってね。
また行ってみよう。
また行ってみよう?
ちょっと行きたくなった。
33:00
奥さん連れて僕結婚したんすわって。
そうなんですよ。
なかなか直接報告もできて。
だってお師匠さんでしょ?
お師匠さん?
お師匠さんでしょ?
そうですそうです。
そういう人には会えるときにやっとったほうがいい。
僕の教えてくれた人2人とも元気ですけど。
びっくりした。
でも伝えれるときに伝えたほうがいい。
そうですね。
これを着に行ってこよう。大阪なんでね。
これを着て。
ほんまやね。
覚えてますって。
あの時買ったやつですよって。
それは嬉しいだろうな。
喜んでもらえたら。
嬉しいと思う。
僕もたまにあるのよ。
ほんまですか。
むちゃくちゃたまにないけど。
何年間にいっぺんないけど。
僕が前の前のお店。
10代とか。
お客さんとして来てた人が。
もう長らく。
10年20年会ってなくて。
覚えてます?僕のこととかって。
来てくれるんですね。
それこそお子さんと一緒に来たら。
ちょっとね。
泣くもんね。
泣いてもらえないけど。
嬉しいのよ。
そうやって独立されたって聞いたんで。
調べて来てくれたんですね。
辞めたと思ったとか。
お店辞めてたから。
当時働いてた。
当時働いてたお店ももうないから。
そうかそうか。
そういう意味では。
たまこを探して来てくれたりしたら。
クッとなるよね。
そうですね。
確かにね。
うちの店にもね。
昔の知り合いとか来てくれたら嬉しいですね。
嬉しいでしょ。
そういうことですよ。
行きたかったんよみたいなね。
泣きますね。
僕も。
単純な。
あれらしいよ。
華麗らしいよ。
涙もろくなる。
その華麗ですか。
僕らは若い時から涙もろいから。
ちょっと危ないよ。
もうね。
ほんまに今42歳、41歳でしょ。
あと5、6年したら泣きちゃうじゃん。
毎日泣きちゃう。
毎日ね。
一日人泣きしようかもしれない。
やばいよ。
そんな感じかな。
そうかそうか。
じゃあまとめてみ。
まとめてみましょうか。
ちょっとまとめてみ。
思い入れのある。
それこそ
オールタイムウェアですよ。
オールタイム?
ウェアですよ。
もうやめとこ。
36:01
英語わからんけん。
やめとこ。
ずっと10年間、
10年以上前に買って
持ってきたわけですよ。
やっぱり
蓋開けたら
想像通りというか。
想像通りでした。
そういう思い出の
品を持ってくるんだろうなって
思ってた。
やっぱりね。
想像通りだったよ。
そういう意味で
流行っていうのはあるけど
トレンドっていうのはあるけども。
うん。
はい。
やっぱり流行は
ちょっとは
感じつつも
やっぱり普遍的なものでね
アイテム。
思い入れの強いものは
ずっと一生
生きていくんかな。
これからも先ね。
まとめ弱い。
まこっちゃんまとめ能力低いな。
まとめる苦手なんですよ。
だから
なんていうんだろう。
だからトレンド
も含めてファッションやから
洋服やから
意識しないとか
追っかけないとか
そういう意固地な話ではなくて
どういう
割合で
トレンドを意識しながら物を選んでるか
っていうことがそれぞれの個性になっていく
わけですよ。
僕とかまこっちゃんの場合は
塩コショウ程度。
けど
それがね、例えば
それがメインですよ。物選びのメインですよ
っていう方もいらっしゃる。
だからそれの
レイヤー、グラデーション
こそが洋服選びの個性に
つながる。
そういうことだと思う。
そういうことがわかったよね。
自分たちの洋服選びの
基準がやっぱり
そういうのやるとわかるよね。
改めてね
持ってきた服見たら
この形がねとか
一切ない。
確かにね。
ディティールがとかじゃないですもんね。
逆に
それで言えば
この逆パターンやってみる。
と言いますと?
大好き。クロゼットにはある。
けどなぜか着ない。
そういうパターンね。
手放したくないんだよ。
あなたは
ここにいてほしいんだよ。
でもなぜか
着ない。
それはもうサイズアウトしたとかじゃなくて
それは
なぜか着ないじゃなくて
着れない。
着れないじゃなくて
着れるのになぜか着てない
シリーズ。
それもありそうやね。
けど手放したくはない。
だからそれを
39:01
解明していくことで
話していくことで
着れないものがなくなっていく
可能性がある。
その理由が
わかればね。
僕も出すわ。
で教えて。
なんで着れんと思う?
これはこうだからっていう
理由が
なんでかっていうと
お母ちゃんに似合ってないもん。
凄い冷静に
こんなもんないですよとか言ってくれんの。
なるほどね。
そうそうそうそう。
だからそういうことを
僕に教えて。率直な意見ちょうだい。
客観的に見れるみたいですもんね。
これはさすが。
確かにお母ちゃん苦手そうとか。
これはまこっちゃん
こういうことじゃないとか。
色と被ってるもんとか。
緑なんだねそれはね。
そういうのをちょっと言い合うっていう。
確かに自分一人だったら
一生クローゼットから出てこないですもんね。
だから一回出してみような。
それは着てくる。
あえてね。
その時はもう着てくるとここまで。
これですと。
それで違和感あったら
あーなるほどってなるかもしれない。
あー確かに金かもって。
そういうことみたいな。
それは逆に見てほしいかもしれない。
俺も見てほしいわ。
ほんまですね。
やろうやろう。
いいですね。
そういう感じで。
今日のまとめ言うていいですか。
まとめたよ俺。
最後に一言まとめていいですか。
今日のつまりは
ATWってことですね。
ATW?
どういうこと。
オールタイムウェアですね。
さっきおかちゃん言ったけど。
略しただけ。
あってるかあってないかわからんからやめたのに。
まあいいわ。
そんな感じで。
バックヤードトゥークローゼット
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バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です。
聞いたあと
クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店
お待ちしております。
42:11

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