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2024-04-27 30:55

#129|洋服業界の闇と未来「廃棄と寄付」から考える洋服トーク。(前編)

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今週は、昨年末、欧州連合(EU)で進んでいるの洋服の廃棄に対する規制について。洋服業界のブラックボックスとも言えるこの問題にBTCが真正面からバックヤードトーク!後半、徐々に熱を帯だした岡崎を見かねて、マコがとった行動とは?そんなアレコレを今夜もバックヤードからお届けいたします。

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、
閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに横、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
はい、じゃあ今日もですね、お便りいただいてますので、そちら紹介しますね。
愛知県のカエルさんからいただいております。
118回放送会ではお便りを採用いただきありがとうございました。
気に入ったものを長く着ていくためには、着続けるに足る理由が必要で、
そこには作り手、売り手、ブランドの背景が大きく関わっていることを改めて認識しました。
さてヨーロッパでは、医療品の廃棄を減らすため大きな動きが起こっているようですが、
まだまだ大量生産、大量消費を背景としたセールありきの売り方が目立つように感じます。
もちろん作り手、売り手をはじめ関わる人全ての人に生活があるので、
全部が全部否定できるものではないのはわかります。
そこでこれらの問題を解決するような売り手ならではの販売手法はどのようなことが考えられるでしょうか。
ぜひお二人のご意見をお聞かせください。
まあね、いつかは話することになるんじゃないかなって思ってたことなんですけどね。
この間ね、店にね、高校生の男の子が来てくれて。
へえ、高校生の子がね。
そう、ご家族で一緒にね。
なんかインスタグラム見てきたっていう。
へえ、珍しいですね、高校生がね。
そう、高校2年生って言ってたけど、そこまで若いお客さんはやっぱりうちでも少ないっていうか、ほぼいないから高校生は。
そうですね、17歳とか16歳とかそのぐらいの。
そう、大学1年生の方は結構複数にいらっしゃいますけど、高校生って少なくて。
話していく中で、とあるビンテージのパンツを勧めたんですよ。
2万円少々するんで、普段の話を聞いてるとね、やっぱりこう、いわゆるファストファッションって言われる洋服が多い。
まあ高校生と言えばね、着てるイメージはありますけど。
03:01
部活もサッカーやっててみたいな。
スポーツマン。
そう、で、体も大きくなっているからね。
どうなんね、変わっていくでしょ。
そんな感じで話しながら、すごいね、顔もちっちゃくて首も長くてこんがり焼けてて、なんかすごいね、大人さながらのすごいスタイルいい彼で。
だからなんかパンツ、このパンツ似合うだろうなと思って、このパンツなんかもね、先々で本当に似合うと思うよって言ったの。
だから試しに履いてみていいですか?みたいな。いやもう全然試すのはいくらでもって言って履いてもらって。
で、ご両親もいたからさ、顔もちっちゃいし、その時ねすっごい太いパンツ履いてたの。
あ、もともと着てた、履いてたパンツ。
で、あのベルトでギューって締めて、でかなり大きめのTシャツをインして、でスタジャンみたいなの着てたんです。
なるほどなるほど、イメージできました。
そのパンツのシルエットを少し細くするだけでずいぶんスッキリ見えるからさ、みたいな。
だからこういうパンツを履くとこういう見え方になるよみたいな説明しながら、ずいぶん気に入ってくれたんです。
もう明らかにね、ほんとに2、3歳ちょっと年上に見えるっていうか。それだけね。
それに履き替えただけで。
ね、ご両親もすごい良いじゃん、まあまあでも普段買い履くから考えたら高いよねみたいな。
ここでですね。
もちろんそのつもりで僕も進めてたから楽しいと思って。
でも彼がさ、お小遣いをね、頑張って貯めるから貸してくれみたいな。
貸してくれじゃないけど買いたいみたいな話になってて。これでも長く履けますよねみたいな良いものですよねみたいな話をしてくれて。
もちろん長く履けるよっていう流行とかそういうことじゃなくて、ヴィンテージっていうかヴィンテージ、デッドストックやから。
今は結構流通があるけど、これからどんどんどんどん数も減っていくもんやから、少し値段も上がってくるだろうしねって言って。
本当に定番的なアイテムやからみたいな。結果お父さんが買ってくれて、お小遣いから半分自分で返せよみたいなすごい微笑ましい感じで買ってくれて。
帰りにすっごい喜んでくれてて。それ見た時にね、すごい反省したよ。
反省したんですか?
なんでこんな話するかって言ったら、若いうちはいろいろ着なあかんからそんな高いものいらないよみたいな意識で僕も進めてしまってて今までね。
若いうちにいろいろ経験しとったらね、いろんなもの着ていいと思いますけど。
でも思い出して僕らが高校生の時ってまあまあ値段する洋服買ってたじゃん。
06:04
まあ確かに。買ってたかも。
買ってたでしょ。僕の場合めちゃくちゃバイトして、すごい値段のするものとか買ってたのよ。で未だに着てるものもあるんよね。
あるある。
自分はそうなのに、なんか時代に合わせてそんな感じのマインドで話をしてる自分に反省した。
なるほどなるほど。
いやいやいや待ってくれと。自分はいいもの欲しかったし長く着れるって思って買ってたし。
確かにそうやね。
って考えたらなんかその性別とか年齢とか全く関係なくやっぱりうちに来てくれた以上、差をつけずじゃないけど熱量をもってしっかり伝えるべきやなって改めてね。
そう反省した。
そうかそうか。いいものはいいものやと。
そうそうそう。そんなこと思ったよね。
ああいい話ですね。
でしょ。なんか僕もちょっとこう勉強になった。
ちょっと意識変わりますよね。
改めてね。
ちょっとねこのお便りにも確かに通ずる話ですし。
そうそうそう。
このEUの規制の話。おかちゃんやってるメンバーシップの記事でも書いてましたよね。前にもね。
書いてた書いてた。
このでの話題ね。
書いてました。
医療品の廃棄、捨てられてる服。正直かなり深刻な問題っていうのもずっと言われてますし。
このEUの規制っていうのもちょっと知らない方もかなり多いと思うから軽くちょっと説明したいんですけど。
ちょっとマコちゃんここ読んで。
これですね。世界中で現在廃棄されている洋服は9000万トン。着数にして約3000億着となっている。めちゃくちゃごっつい数字ですね。
もうすごい数字でしょ。
産経新聞、2023年12月6日の記事によりますと、
欧州連合EUはアパレル事業者に売れ残った医療品や靴の廃棄を禁止する規制を導入することで大筋合意したと発表した。
環境への負荷を減らすためにリサイクルを強化する。正式に承認されれば規制発行の2年後に適用される。
中小零細企業は対象外で中堅企業は6年間の移行期間を設ける。っていう記事があるんですね。
中小零細企業。
何て言いましたか?
ゼロ細企業。
失礼しました。
こういうことがヨーロッパでは起こってます。
いいことですよね。
いいことです。
いいことっていうか、これに関して今日のこの問題。
09:03
この衣類の廃棄するしない。みたいな話については結構一方的な話をしてしまうと良くないというか。
一方的な。
僕の中ですごくすごく考えてたことなんです。
だから慎重にちょっと喋っていきたいなと思うんやけど。
いいこと、これができたから何かが解決するっていうことでは現状ないんですよ。
まだまだ始まったばっかり。
まだ正式採用、承認にもまだなってないんじゃないかな。
もちろん承認されるだろうけど、そこから2年6年っていうラグがあるから。
実際そういう動きになってきつつありますっていうことですよね。
大筋合意っていうだけですもんね。
改めて考えたらさ、日本の人口って何人?
日本の人口が大体1億2千万ぐらいですよね。
ですよね。世界人口で言っても80億ちょっとでしょ。
その全人口が80億に対して3000億着。
桁が違いすぎてもう分からんすね。
僕たぶんメンバーシップでも記事書いたし、きっとツイッターかなんかでも動画流したし、
ことあったんじゃないかなと思うんですけど、長い長い海岸があってね。
どこの海岸の土、砂を掘っても洋服が出てくると。
言うてましたね。
そんなのがもう永遠続く。続いてる海岸線とか。
もう海岸線が洋服で潰れてしまってるところとかね。
もう本当にいろんなところで大問題になってるんですよ。
もう全部埋めてしまうんですね。捨てられた服は。
そんなに臭いものには蓋をしろみたいな。
そういうことになってますよね。
そもそも廃棄ってなんでこんなことになってるんですかね。
なぜ廃棄がこんなに増えてるんですかね。
捨てるぐらいだったら寄付とかね。できそうなものかなと思うんですけど。
そこがネックなんです。そこが大きな勘違い。
ああそうなんですか。
恵まれない人たち、国に、発展途上国に洋服を送るなんてことってあるじゃん。
そうですね。事前事業とかでよく聞くような。
送られる側もユニクロとかザラとかGUって知ってんのよ。
12:05
わかってるんですね。
わかってるんですよ。
言ったら向こうの人たちだってさ長く着たいわけよ。
ああそうかそうか。
だから結果寄付されてもそういう洋服が残るのよ。
残るというのはみんなが選ばないということですか。
選ばれない。
ああそうなんですね。
寿命が短いの知ってるから。
ああそうかそうか。
だから結果寄付して。
もう金からって言って古い例えばファストファッションの洋服を大量に詰め込んでみんな送るけどそんなものみんな向こうの人も選ばないのよ。
ああそうなんですね。
だから残って結果捨てられてるの。
寄付された先でまた残って捨てられてるっていう。
そういう連鎖が悪循環がすっごい起こってるの。
ああそういうことなんですね。
そういうことなんですよ。
例えば送られてきた洋服の中でバイヤーみたいな人もいてさ。
へえ。
洋服の中でいいものをピックして商売にしてる方もいるの。
寄付したものを。
そうそう。
まあ仕入れてじゃないですけど。
そうそう。でそういう方は当然もちろん知ってるから。バイヤーとしても選ばない。
で寄付される側の人たちっていうのも知ってるから選ばない。誰も選ばない。
そうなんですね。やっぱりそれ耐久性だったり。
もともと安いものって知ってるからね。
だから本当にここに来てみんなに言いたいのはちょっと強い言い方になるよ。
ちょっと強い言い方になるけど国が違う発展途上国だからって舐めたらダメ。
そこに住んでる人たちのセンスとかその知識とかはネットがあるからさ。
もう知ってんのよ。だからユニクロ送っとけばユニクロっていうかユニクロだけじゃない。
例えば本当に切れないボロボロのものでもいいや。捨てるよりいいわって送るけどそれが結果ゴミになるっていうことを
ちゃんと頭に入れた上で何を送ってあげるかっていうのもしっかり考えてほしいのよ。
そうですね。確かに自分が気なくなったから寄付しとけば丸く収まったみたいなイメージ。
さっきのマコちゃんの話じゃないけどその蓋をするじゃないけど
目の前から寄付っていう形で送っちゃったら自分のクローゼットはきれいになるよね。
でも寄付したっていうなんとなくの気持ちが何かいいことしたみたいな感覚になるじゃん。
それがボタンの掛け違いなんよね。送るならちゃんと送らなきゃいいもの。
いいものっていうかそれは新品のものを送れとは言わんよ。
15:03
でもやっぱりこれだったら長く着れるよね。向こうの人たちにこの良さを伝えるぐらいの気持ちで送ってもいい。
そうかそうか。結局着てもらえないと意味ないですからね。
そうそう。結果廃棄されてる。
そこでまた廃棄か。
もちろん在庫処分という側面とか不良在庫という側面が大部分やけども
やっぱりその世界中から発展と上国に向けた寄付。洋服の寄付っていうのもやっぱりすごい問題になってる。
ほんとですね。寄付したから丸く収まってるんかと思ってましたけどね。
違う。
全然違うんですね。
そうそういうことないよ。
そこまで繋がってるんか。
そうです。食べ物とかにも言えることでしょ。
そうですね。僕も飲食店やってますけどね。この前というか飲食店する前はスーパーとかでね。
スーパーで働いてたね。
大きい大型スーパーでアルバイト。空き時間あったんでね。アルバイトとかしよったんですけどね。
大きいスーパーなんでやっぱり品揃えをね。量を揃えておかないと売れないと。
ちょうど働いてた部門がお肉とかを売ってて。結構賞味期間が短いというか。
早めに売り切らないといけない商品。毎日の作業の始まりにまず売れ残ったものを捨ててたんですよ。
物凝ったままになってるんでね。前日の売れ残りが。
それを引っ込めて。
引っ込めて。まずそれを捨てるところからが仕事の始まりだって。
その次にその日にバーンと入ってきたまた大量の商品をピシッと並べて。
だからまさに一緒ですよ。
思いましたね。
だってね。この問題って色んな洋服ブランドに関わる僕たち全ての人たちに関係することじゃない。
でもわかりやすく説明するために名前を出すけどユニクロさんね。ユニクロって今売上ベースでどれくらい売ってるか知ってる?
売上ベースすごいんでしょうね。すごいっていうイメージはありますけど。どのくらいなんですか?
2兆7千億。
ごっつい。
意味がわからんでしょ。
国の予算ぐらいあるかと思った。
国の予算。それぐらいのレベルよね。
桁がもう。
店舗数が3600店舗近く。
3600。世界中にあるってことですよね。
18:00
はい。
ごっつい。そんなことになってるんだ。ユニクロって。
売上は売上利益ともに増益増収を本当に毎年更新してますよね。
見ましたね。過去最高みたいなニュースでね。
それって裏返してはどういうことかっていうと、みんなが求めてるからでしょ。
そうですね。僕も買う側の立場なんで。やっぱりちょいちょいユニクロにも僕も行くんですけど。
おしゃれなやなとか思ったりもするんですけどね。やっぱりニーズに沿ったものを置いてるってことですよね。
だから結果ね。そこまで大きい日本の企業としてそこまで大きく成長して大量の雇用を生んで経済をそこまで回してるっていう素晴らしい側面もあるじゃん。
そうですよね。日本代表する企業ですから。
でもその一方でさ、みんながそうやって安くていいもの欲しいってみんなが世界中で思うからそこまで行ってるってことじゃん。
そうですね。そういうニーズがね。
だから切り離して考えるっていうのは難しいけど、いいところもたくさんあるよ。
安くてユニクロとかファーストファッションの洋服をきっかけに洋服好きになれるとか。そういうこともあるし。
そうですね。
いろんな良い側面は持ってる。でもそれが加速度的に進んだ結果こういう海外発展途上国で大量に埋め立てられるっていうようなそういう影を落としてしまうっていうね。
そうかそうか。いいことばかりじゃないですね。
だからね。そんなこと考えたらコメントでね。僕たちお店やってて僕たちのお店の努力その気をつけてることもろもろありますよね。
それはそんな話1回2回じゃないし。マコッちゃんと喋った。
そうですね。結構ね。
なんかフランスでこれ決まったっていう時に僕もなんかすごい考えてなんかマコッちゃんにお酒飲みながら喋ったこともあるだろうし。
でもねあのやっぱりあえて言うとその海底洋服を買うっていう海底側のみんなの意識ってのがやっぱり大きく動いたからそうなってて。
だってね本当にこう一流企業の頭のいい人たちがたくさんいるわけですよ。その人たちが商品をプロダクトしてリリースするわけでしょ。
でそこにヒット商品が生まれてっていう。でみんなが買ってっていうことやから結局売れなかったらそうなってないわけ。
そうですね。
だからやっぱりその洋服を手にする人一人一人の意識っていうのがここへ来てすごい大事になってくるんじゃないかなって思う。
21:05
もちろん僕たち、僕もファッションっていう衣類を司る洋服業界にいるからさ。僕は僕ですごい考えてることは後で喋るけど。
そうですね。僕もね立場は海底側なので。
洋服においてね。
洋服においてはね。やっぱり全体の海底側の意識が変われば売り手の意識も変わるわけですからね。
欲しいものが変われば売りたいものも変わるし全体の底上げが底上げというかね意識の変化が必要なんですね。
そうなんです。結果ねもうこれ本当にひっくり返すような話ですけど夢も希望もないような話に取られるかもしれないんですけど
今回の問題って本当に根本解決って不可能だと思うんです。
まあそうですね。
で不可能っていうか不可能って言ったら嫌やな。不可能って言いたくないからいろいろ僕もこういうバックヤードであれこれあれこれ喋りながら記事にしたりしてるんですけど
発信を続けてますからね。
やっぱ大きなところが大きな力を持って何かを変えないとやっぱり難しくて。
そうですね。
僕Tシャツ作ってるじゃん。ロンティー出したでしょ。
いいですねあれ。
いいでしょ。めっちゃいいでしょ。作った時にコットン産業。面化産業についていろいろ勉強したり生地屋さんとか縫製工場もいろんな人に話聞いたりとかっていうのが僕のブランドのスタートなの。
でTシャツ作った時に思ったんやけど面化ってすっごい同じように影を落としてて環境被害健康被害もろもろの大変な問題を抱えてるんですよコットンも。
そうですよね。
だから3年間無農薬っていうオーガニックコットンにしていこうぜって国で管理したりちゃんと行政が入ってしっかり健康被害とか雇用体制とかを見直していかなあかんねってそんな話10年15年前からしてるのよ。
もうずーっと聞いてますよね。
でもそうだねって言いながら今全世界で作られるコットン面化のうちオーガニックコットンの比率ってどれぐらい行ってると思う15年一部で言われ続けてきました結果。
これお母ちゃん前にも言ってたよねめちゃくちゃ少ないってね。
そうめちゃくちゃ少ないよ。
確かもう数パーセントでしたよね。
そうそう。
一桁分ぐらい。
24:00
一桁も言ってないです。
言ってないんか。
今現状0.7パーセント。
そんだけか。
そういうこと。
なんかほんとねみんなオーガニックコットンいいっていうのわかってても。
だから結局オーガニックコットンはイコール着心地がいいわけじゃないのよ。
ああまあそうかそうか。
例えば化学繊維が入ろうがコットン100だろうが着心地っていうことに関してオーガニックコットンが優位性を持って買たれることなんてないのよ。
ただ無農薬で作られて植物としての力本来持つ力を糸にしたときに100パーセント乗ってくるイメージ。
だから吸水性とかはオーガニックコットンの方がいいのよ。
でもオーガニックじゃなくても吸水性を高めることはできるし。
化学技術性とかでね。
だからそういうこと考えたらなかなか15年世界中で言われ続けてきてまだ1パーセントにもなってない。
だから今これから規制が入ってって世界中で例えば廃棄ダメですよって規制がかかっていったとしても何か利権とか何か大きな力でグレーな抜け道みたいなのが作られてさ。
なんかそんな気がして仕方なくて。
それだけどこかで儲かってるところもあるし。
廃棄っていう形じゃなくて例えば大量に寄付をすればそれでオッケーになるとかね。
けど結果寄付した先で捨てられるのにさっきの話のでっかい番が起こるかもしれないし。
寄付してるんで僕うちは廃棄してませんって言ったらそれでいけるのかとか。
もうすごい大変ないろんな問題抱えてるよ今回のこの規制にしても。
そうですよね。本当にわかっててもやっぱりこうなかなかできないっていうのが大きいですね。
難しいよね。本当にこれ難しい。
なかなかね。
そうなんや。まあまあまあそんな話をね延々してもね。
延々とね。
まあコメントでその僕らの努力みたいなね話もあったでしょ。
そうですね質問ではね売り手側の意識はと聞かれてましたもんね。
まこっちゃんは?
僕はねまあ僕そば屋でやってるんですけどなるべくその使う食材ですかを他のいろんなメニューに使えるようにしてますけどね。
まあいろんなものにこう使えるようになっとけば。
いろんなものに使えるっていうのも?
例えばネギ使ってるんですけど。
まあこのセイロそばには刻んだネギがある。
でカモナンバンとかにはこう丸く切ったネギがあって。
27:00
カモセイロにはちょっと細く切ったネギがあるっていう感じでこう。
そうしたらロスも少なくなるし。
確かに確かに確かに。
あとはヤマトイも使ってるんですよ。
市場で仕入れてあらかじめ吸っておくんですよ釣り鉢でこう。
でトロロ状にして。
でそれを吸ったやつを一食分ずつ小分けに入れてそれ冷凍してるんですよ先に。
トロロ状にして冷凍できるんじゃない?
できるんですよ。
でそれをその日使う分だけ。
解凍して。
解凍しておいたらロスなくね吸いすぎたっていうこともないんで。
確かに確かに。
そしたらロスも減るっていうこともやってますし。
あとはお蕎麦自体もねやっぱり売れ残りとかねやっぱりどうしてもある時はあるんで。
その場合はそのお蕎麦も巻かないように置いておくんですよね。
冷凍かなんかしてね。
そう冷凍するんですよ蕎麦も。
でそれもみんなでご飯巻かない食べるときに冷凍から出してきて。
そうだねまこっちゃんのお店の巻かないは常に365日蕎麦ってことね。
蕎麦です。
たまに蕎麦がないときは別のもの食べたりするんですけど。
ストックがないときは。
ストックがないときは。
そうなんかね毎回じゃないですけどストックできるときはもうストックしといて巻かないでみんなで食べるようにっていう風にしてますけどね。
はいはいはい。
そんなとこかな。
そういうことはやってますけどね。
ちっちゃい店ですけど。
まこっちゃんもじゃあ結構いろいろやってるもんね。
まあそうですね。
できることはねやっていかなあかんなと思いながらやってますけどね。
確かに。
そのロスをなくすっていうのはそういう廃棄を減らすっていうこともあるし自分たちのためにやってるもんね。
ああそうですね。
それもありますね本当にね。
これもったいないですしね。
そう。
お金かけてますから。
そりゃそうだね。確かに。
おかちゃんもあります?
っていうかあれやね。めちゃめちゃあるんちゃうんですか。
おかちゃん常日頃言うてますもんね。こういうこと。
そうなんよ。ど真ん中のコメントなんで。
やってるっていうかそれこそスロー&ステディブっていう話やから。
一個一個ちょっと喋っていこうか。
ちょっと長なるんちゃう?
まあまあ長くなるね。
まあまあね。
次回喋ろっか。
次来週。たっぷりと。
たっぷりとね。
じゃあ来週たっぷりと披露させていただきます。
今回ねちょっと本当にこうど真ん中すぎて。
ど真ん中すぎて言葉が出ない。
逆にね。
バックヤードトゥークローゼット。
この番組ではあなたの洋服に関するお悩み、何でも募集しています。
30:00
お便りはエピソード概要欄にあるURLから。
またスロー&ステディが展開するメンバーシップでは
この番組のアフタートークをはじめ
あらゆる限定コンテンツが月額500円でお楽しみいただけます。
興味のある方はそちらもぜひエピソード概要欄からアクセスください。
なんかすごいこう難しかった。
スロー&ステディプレゼンツポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット。
話はまだまだつきませんがそろそろ閉店のお時間です。
聞いた後クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店お待ちしております。
30:55

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